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12月27日 天径さんより)
山下さん
長野のてんけいです。
お返事、大変遅くなりましてすみませんでした。
山下さんのご活躍はメール・HP・現代農業
で拝見させていただきます。
お米の全国食味交換会や地域での活性化
など、自分の農業も忙しいところ、
よくこれだけいろいろやるなあと、
マジでびびります。
やっぱり、山下さんの熱意なんですね。
今年のうちの稲作は、昨年よりは収量はとれたのですが
米ぬか除草、とろとろ2回代掻きなど、試みたのですが
水路の水が切れてしまったりして、田んぼの土が
見えてしまったのが原因か、それともタイミングが
あっていないのか、とにかくコナギにいじめられました。
とっても、とっても、出てくる、このすさまじい草の力には
参りました。結局、攪拌除草機3回押しに手取りで
3回ほどやるはめになってしまいました。
でも、1枚だけ春先にくず大豆をまいたところは
稲の生育も一番良く、草よりも稲の方がしっかり
と優先できたように思いました。
それから、40グラム苗も大苗を植えたところほど
稲の生育も良かった気がします。
小苗のところはどうしても、植えた当初の水位が低い
ため、草も多かったです。
それから、鶏糞を遅くまで追肥で追い込んだために
食味が落ちました。
やっぱり、米づくりは奥が深いです。
やればやるほど、課題が見えてきます。
でも、山下さんの活動を通じて、刺激をうけたり
ヒントなるものがあったりして、とても勉強になります。
来年は今年の失敗を教訓にチャレンジしてみます。
山下さんも体調には気をつけて下さい。
来年もよろしくお願いいたします。

てんけい農園 小宮山 天経・奈穂
tenkei.nouen(アットマ)nifty.com
http://homepage1.nifty.com/tenkeinouen

(12月21日) 
(やまちゃんから四方さんへ
2月の中旬に,お米の勉強会を三田で開く予定です。
題して「村を元気にする百姓」

中津隈さんをゲストに呼んでいるのですが,彼だけじゃなくて,井上さんにも,綾部の仲間のことをぜひしゃべってほしいなと思っています。
近いし,それに今はまだ暇でしょう。
出来れば,綾部の連中,大勢来て下さい。
んなもので,もし来れるようでしたら,その時にでもどう?
中津隈さんにことづけてもいいし。
P.S ところで四方さん,ヘルニアの持ち主だったのですか?
難儀なこっちゃね

(四方さんからやまちゃんへ)
ハイブリッド米頂きたいです!が、
はい!2月迄我慢致します。

出来れば,綾部の連中,大勢来て下さい。との事、こちらも了解致しました。
 
P.S ところで四方さん,ヘルニアの持ち主だったのですか?
難儀なこっちゃね
そうでも無いです。ヘルニアにも色んなタイプがあって、私の場合筋肉をつける事で解消されるそうです。過去、MRIとか云う躰の断面を撮るレントゲン等もやって検査してますが、そういうタイプだそ〜です。ほんでもって気張ってマラソンも走っています。
それから、症状あるなし、程度も含めて、人はみんなヘルニア持っていて、それが何時出るかどうかだと、整形外科の先生が云ってました。
癌もヘルニアも一緒です。
躰、が資本です。
 

(12月20日)
こんばんは、しかたです。

お米交換会のおかげで、我が家の食卓は毎夜色んなお米が登場し、大変盛り上がっております。
はっきり言えるのは、皆さんのお米、全部おいしい! シンプルすぎて済んません。 うまい!
 
炊飯器を2つ用意してお父さんの育てたお米と、皆さんが作られたお米を同時進行で頂いております。
だけど、粒の大きさとか、炊きあがった時の香りとか色とか、これがどうの、あれがどうのと云う以前に、本当に美味しく頂いています。
 
思うに、皆さん(私も含めて)が直販されている夫々の消費者であるお客様は多分こんな風に、作った皆さんの顔を、声を思い浮かべながら、満足してるのかな〜と考えると、とても嬉しい。
 
姫路市の田寺さんの,ハイブリッド米(MH2003)、希望します。送料着払いで,4合お送りください。
ハイブリッド米に付いては、収量がたくさん取れる淡泊なお米と云う以外、食べたことも見たことも有りません。是非この機会に頂戴出来ればと思います。
 
また、山下さんからお借りしているビデオ、まだ全てを見る事が出来てません。厚かましいですが、年始には返却出来る様に思っております。甘えてばかりですみません。どうぞ宜しく御願い致します。
 
メール、ありがとうございました。

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ヘルニアに負けず、マラソンを走り続ける   四方 英喜
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
zizii(アットマ)wonder.ocn.ne.jp  
〒623 0343 京都 綾部 志賀郷 野上1番地
/FAX  0773(49)9026
携帯   090 1020 6011
 
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こんばんは、なにかと気ぜわしい年末です。
ハイブリット米興味はあるのですが、わたしはとりあえず今はパスです。
今、自分のなかでパニック状態です。
お米の交流会でいただいたお米でおいしかった方と連絡をとらしていただいて
皆さんの栽培方法を教えていただいて、自分に応用できないか考えています。
とりあえず、うまいコシヒカリを作りたいです。

このあいだ京都の奥村さんにヒノヒカリ送っていただきまして食べました、うまいの
一言でした。
ほんとうのお米の味、香り、風味。
ちょっと感動です。
すこしでもあの味に近づきたいです。
では。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.


クン炭できてますか ハイブリッド米一度食べてみたいです。送っていただかなくても朝日米持参でいただきに上がります。確保だけしておいてください。
日時は追って連絡します。    岡山  赤木歳通

(12月19日)
兵庫県姫路市の田寺卓太さんが,ハイブリッド米(MH2003)を試食用に12キロ送ってくれました。
12月2日のもみすりのため,お米の交換会には間に合わなかったものです。
もしご希望でしたら,送料着払いで,4合お送りします。
2月の中ごろ予定の「お米の勉強会」(仮テーマ,村を元気にする百姓)に持っていきますので,
その時にもお渡しすることが出来ます。

(12月15日 新潟県の安部さんから)
私は,水田200アール,畑(梨,野菜)30アールを作付けしている兼業農家です。
畑のほうは,ほとんど父母がやっています。
除草剤を使わない農業に興味があります。
資料を送ってください。

(12月13日 日本自然農業研究会の姫野さんから)
おもしろそうな催しでいいですね。
今、昔からの共同体が壊れてしまって、ある意味
壊れた方がいいというのもあるけど、でもばらばら
でつまんなくなってます。
新しい共同体を作っていかなくてはいけない時が
きていると思います。
都市生活もそうですが。

まず、自分の田んぼ。次は隣近所。それから地域。
と広げて考えていきたいですね。
農業を通してそれが出来るとすばらしいです。
農業こそ、それが出来るのかな。

           姫野祐子

(12月12日 やまちゃんからグループ送信「お米の勉強会の企画について」)

お米の勉強会の2月例会が,「村を元気にする百姓たち,集まろう」,てなかんじの
テーマになりそうです。
「まわりの村人も元気が出るような農業が出来るといいな」
「おらが町や村の活気が出るにはどうしたらいいか,一緒に考えたいな」,
そんな気持ちです。
きっかけは,お米の勉強会の主宰者の村山日南子さんから,
僕の隣町の夢前町の衣笠愛之さんを,ゲストに呼んで話を聞きたいので,
紹介してもらえないかと言うことでした。
衣笠さんは,30代後半の(?)元気のいいあんちゃんで,就農した時は,
自分の持ち田はほとんどゼロでしたが,今は,20ヘクタールくらいの田んぼで,
稲,麦,大豆を中心にやっています。
除草剤も使わない無農薬稲作は,4ヘクタールほど,
「草取りは,夏休みで帰省中の大学生が一杯いるから,彼らに頼んでやってもらってます」
「だけど,関心は地域全体の農薬量をどうしたら減らせるかなというほうに関心が
あって,殺虫剤,殺菌剤を使わなくてもこれくらいできますますよという,地域の人
に対するモデルになればいいなと思っています」
「よしゆき君,田んぼの水がなくなってたので入れておいてあげたよ,とよく声をかけられます」

村の人に信頼されているから,「今度自分のうちの田んぼ作ってくれよ」と声をかけら
れるようになるのでしょう。
近いうちに30ヘクタールの大台に乗りそうだといいます。
ただ,彼の経営が大きくなればなるほど,その裏では,もう田んぼを作ることが出来
なくなったと,離農する人がいます。
「会社つとめの息子が,百姓をするのはごめんだというてな」とか。

衣笠さんは,自分の経営だけがひとつ飛びぬけて大きくなってもつまらないと思っています。
そこで,この秋から,次のようなことをやりだしました。
堆肥をいれて播床を準備するところまでは,機械装備のある衣笠さんがやります。
種をまいて,育て収穫するのは,近所のおじさんおばさんがやります。
それを,直売所を作って売ろうというのです。
取り分は,衣笠さんが3,おじさんおばさんが7

衣笠さんから,まわりの村の人も元気にという思いや工夫がびんびん伝わってきました。
そこで,村山さんに「せっかくだから」と,最初に言ったようなテーマ
「まわりの人も元気が出る農業がしたい」
を提案しました。
今のところ,ゲストとして声をかけようと思っているのが,
京都府綾部市の中津隈さん
それと,兵庫県三田市(JA兵庫六甲)の「農協市場館パスカルさんだ」のかた
中津隈さんは,奥さんの里の綾部で新規就農,秋祭りやクリスマスイベントの仕掛け人です。
「パスカルさんだ」は,去年開館した直売所ですが,出品する生産者の会員が480人
と一気に倍近くなり,売上高も5億円近くにまで。
大きいことイコール必ずしもマルではないし,僕なんかは,あんな立派な建物立てちゃって大丈夫かいなと,人事ながら心配してしまうのですが,でも,その志やよしです。
直売所や,生産組織の運営のノウハウを聞きたいな。
また,JA六甲は,学校給食に地元の米や野菜をという取り組みを意欲的にやっていま
す。三田市は,その中でも量が一番多いそうです。
田舎で,学校給食に,地元のおっちゃんおばちゃんが作ったお米や野菜が出てくるよ
うになったら,給食の風景は変わるぞ−,おっちゃんおばちゃんの表情も変わる
ぞー,子供とじっちゃんばっちゃんとの関係も変わってくるだろうな,
みんな,そうなったらいいなと思ってる,消費者も、生産者も,
みんな思っているのに,だけど事態はなかなか変わらない。
良くあることだが,学校給食については,動き出したら,山が崩れるように,なだれ
をうって変わっていきそうな気がしています。

以上のようなことを,ゲストの話を聞きながら,一緒に考えていく集まりになったら
いいなと思っています。
日時は,2月中旬の土曜か日曜日(未定)
場所は,兵庫県三田市,「パスカルさんだ」の近くの集会所

あらましをお伝えして,ご意見や情報があれば教えてもらいたいなと思い,グループ
送信しました。
最後になりましたが,時折お送りする「メール通信」,不要だ,迷惑だということでし
たら,恐れ入りますが,ご連絡ください。

(三田村さんとやまちゃんのメールの交換)
(12月7日 やまちゃんから 「今日三田村さんの米にたどり着きました」)

おいしかったよ
米の味のことなんか言ったことがない娘(小4)が
「しっかりして、甘いね」と言いながら食べてました。
実は、東京の時の友達が、6年程前旭川の奥の愛別町に移り住んで、きこりをやっています。
そのころ、3年続けて、1月の一番寒い時に、北海道に行ってるんです。
雪に埋もれそうなあばらやで、薪ストーブあたりながら、ごろごろするだけの旅行。
だから、まり子も北海道に、特別の思いがあるのです。

北海道のお米だからなと思いながら食べて、失礼しました。
家内も「こうばしくて、甘いね」といってました。

(12月9日 三田村さんから「食べ終わりました」)
 嬉しい感想を頂きありがとうございます。我が家も昨日を持って皆さんのお米を食
べ終わりました。食べる順番は色々と作戦を練りました。基本は朝ごはんに。こしひ
かりが約半数なので一日おき。ミルキークイーンは最後に。などなど。それだけでも
楽しめました。お米の味はどれも美味しかったです。お弁当を持ち農外収入を求めに
行っているので、冷めた時の味も確かめました。ごはんをこんなに楽しめるとは、世
話役の山下さんには感謝しています。あえて一種類だけ再チェックしたいのは、ヒノ
ヒカリでした。
 皆さんのメッセージを読み、どんな田んぼか見に行きたくなりました。安全なお米
作りに頑張っている皆さんの姿に、少しでも追い付きたいです。
 
 北海道に来られていたのですね。愛別町は「きのこの里」として町おこしをしてい
ます。秋の祭りでは、ジャンボ鍋できのこ汁を作り何万人と人が集まると聞いていま
す。自然豊かな町です。
 これから北海道は雪に閉ざされ、厳しい季節になります。一番寒い時は当地でもマ
イナス25度以上にもなります。早朝の気温ですが、パリッと張り詰めた空気を感じ
ます。真冬日(最高気温が氷点下)も大寒を中心に一ヶ月ほどあります。全国の天気
予報で示される札幌市などの気温は都市型の気温で、農村部よりは暖かいです。
 機会がありましたら寒さを体験に来てください。

ふれあい体験農園みたむら
〒069−1211 北海道夕張郡由仁町岩内1614
三田村雅人
TEL/FAX 01238-7-3636
E-mail eco-farm(アットマ)topaz.ocn.ne.jp
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/


(川上さんとやまちゃんのやりとり)
(12月6日 やまちゃんから川上さんへ)

人のお米を食べ、また我が家の米に戻ったりしながら、
今日川上さんのお米いただきました。
おひつに移しながら、なるほど言われるように少し硬そうだな、
粘りも他のコシヒカリに比べて、少ない感じだな、
と、つまみ食いをしながら思いました。
暖かいうちはそうでもないですが、さめるとやっぱり固いでっすね。
なかなかつらいところですね。
砂質土壌のせいでしょうか
野菜は、砂質の方が(粘土質より)水はけがいいので甘味が出ると言うのにね
肥料の違いは、畑の場合はすぐ出てくるでしょうが、水田は時間がかかるかもしれま
せんね

それとも、早場米のせい?
川上さんのメモを見ると、8月25日に刈り取り、7月25日ころの出穂でしょうか?
暑さまっさかりの登熟ですね

勝手な感想を言わせていただきました

(12月7日 川上さんからやまちゃんへ)
こんばんは、わたしの食べていただいてありがとうございます。
やっぱり米質の固さは、お客さんからも言われています。

いくつかの原因があると思うのですが。
@ 土壌が砂地であるため
A 基盤整理のときに、必要のない暗渠排水がつけられてしまったため
B 有機質の肥料のせいか登熟が周りの田んぼより遅く、水の欲しいときに
   水を入れられない(8月10日で揚水が終わってしまう)
C 自分が使っている肥料がいけないかも
   (元肥、油粕 骨粉 魚粕 米ぬか    穂肥、JT有機肥料)
   堆肥(稲わら、籾殻、落葉樹、米ぬか)  緑肥、レンゲ(堆肥のできなかった所に蒔く)
D 天候が原因(登熟期が猛暑になってしまうためか、山下さんの考えどうりです)
E 作付けている品種が原因なのか

こんなことが考えられます。

作物を作ることのむずかしさにぶちあったたかんじです。

今は来年度作の作付け計画、肥料設計、堆肥づくり、コンバインの整備、田んぼの耕
耘などをしてます。
来年こそ自分でもうまいと言えるものを。

これからもご指導お願いいたします。

では。

(やまちゃんから川上さんへ 「またまた勝手なこと言わせていただきます」)
ミルキークイーンと混植なんてどうでしょう

(12月8日 川上さんからの返信)
おはようございます。
メールありがとうございます。

ミルキーとの混植も考えています。
割合など来年から実験してみるつもりです。
あと豊コシも作付けてみます。

京都の奥村さんが特別にわたしに「ヒノヒカリ」送って頂けるそうです。
たのしみです。

まだまだ、ほんとうに米のことを考えて作りはじめて3作では田んぼは変わらないで
す。
少しずつ変化はありますが。

この辺では、今年いっぱいでたんぼを廃作してしまう方が多いです。
わたしのところにも作ってくれと来てます。
あとは、土をいれて畑にしてハウスを建てるそうです。
よく最近、「田んぼなんかよ」ということをよく聞きます。
たしかに町の行政でも田んぼより、施設栽培を推進しています。
収入的にも田んぼは少ないのですが、わたしはできればうまい、安全、できるだけ
安いものをお客さんに食べて頂きたいです。
古代から作られている米ですもの、10年ぐらいではなんにもわからないですね。

なんか朝から変な話です。
今日は米の出荷があるので、籾すりをします。
籾摺り機の掃除からです。
では。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.


(12月7日 岡山の赤木さんから「おいしいけど、もうわかんない」)
交換会のお米、ゆっくりといただいています。家族も含めてなんだかもうわからんちんです。でもこれだけはたしか。いずれのお米もしっかりとしておいしいです。それぞれの地域にそれぞれの米があってよいとは、井原先生のことばですが、私の岡山ではやはり朝日米でふんばろうとおもいます。消費者の反応を見ながら旭風・旭晴を増やしていきます。こしひかりは早すぎて作れません。志を同じくするひとの米をいただいてみて、井の中の蛙であったことに気がつきました。山下さん・中村さん・本岡さんのお米、他に森の熊さん、ミルキークイン、ゆめごこち、まだまだこれから楽しみです。 じゃあまたね 

                                    岡山  赤木歳通

(12月5日 MBSの木田さんから丁寧なお便りが届きました。「お米の交換会」にMBSの「やりくり総合研究所」の番組としての参加の件ですが、その前のメールのやりとりとあわせて掲載することにします)

11月22日 木田さんからやまちゃんへ)
> これって
> それぞれのコメを食べてみて
> どうするのでしょうか。
> 評点をつけたりするのでしょうか。
> ちょっと
> 切り口を考えているのですが
> どんな評価方法なのか教えてください。
> それと実際に始めるのと
> 終わる日程はどうなっているのでしょうか。
> よろしくお願いします。

11月23日 やまちゃんから木田さんへ)
お便り差し上げねばと思っていたところでした。
(中略)
さて、お米の交換会のことですが、
点数をつけるとか、もうちょっとイベントとして盛り上げる方法も考えられたのですが、
今回は、ごく地味路線でやっています。
百姓は、自分のお米しか食べたことが無くて、自分のうちのお米が一番だと思っています。
それはそれで、ひとつの「真理」だと思うのですが、
だけど、これだけお米が流通にさらされている「今」、それだけでは通用しませんよね。
まずは、「井の中の蛙」で満足するのをやめて、ほかの人のお米を食べて、自分のお米
がどんなものか知ろうじゃないか。
(これって、とても勇気がいることのようです)。

さて、そこから何が出てくるか?
ホームページをとうして、わいわいがやがや、にぎやかに意見交換ができるといいな、
位にしか考えていないのです。スミマセン

ですので、11月19日にお米を発送して、今ごろ毎日、今日は誰のお米を食べよう
かなと始まっているころだと思われます。
他人のお米を批評するのは、とっても難しいことだから、どんな声が、HPに返ってく
るのか、楽しみでもあり、不安でもあります。
皆さん、とても、厳粛な気分で、このイベント迎えようとしてくれているみたいです。
ありがたいことでした。
「お米」を「商品」として考えるようになった日本の百姓(農業経営者)の「お祭り」ですかね。
他の業界にとっては、あたりまえのことなんですが、、

アメリカやオーストラリア、中国のお米が、スーパーや米屋さんの店頭に堂々と並び
始めるのは、とどめようが無いでしょう。その中で、稲作農家としてどう生き残って
いくのか、その努力のひとつともいえます。
お米の味ではっきりしているのは、多収を狙いすぎると食味が落ちること、特に、欲
をかいて、穂肥、実肥を入れすぎた「なんやこれ、新米かいな」と言う米もあります。
残念ながら、顔の見えない関係では、どうしてもそうなってしまいがちです。

なんかごちゃごちゃとまとまりの無い文章になってしまいました。
木田さんが、番組で取り上げてあげようかと言う気持ちはとってもありがたく、
ただ、それに添うような形で、僕の側が少しも動こうとしてないな、そんなこんなの反映かもしれません。
もし、木田さんの中で、イメージが焦点を結ぶような感じになられたら、
取り上げていただけるとありがたいです。
もし、いまいちのりきらなければ、また、次回と言う機会もあると思っています。
では、乱文ごめんください。
                        
12月5日 木田さんからやまちゃんへ)
いろいろと考えました。
正直言って、「消費者も、損をしないように経済の仕組みを知り賢くなりましょうよ」
という番組の狙いと合わす方法を考えました。
本音を言えば、試食会、もしくは評価をつける形がありがたいのは
山下さんが想像の通りで、大潟村や、滋賀の肥料商組合がやったような
品評会だったらやりやすいのは事実です。
とくに、山下さんたちは、こだわりの農家だから消費者には分かり易いと思います。
私も、中国、ウルグアイ、オーストラリアなどどこでも用意するつもりでした。
まあ企画内容の理屈付けは、なんとでもなるような気もしましたが、
ちょっと辻褄合わせの面も出てきて
もしかすると山下さんたちの思いと違うことになるような気がします。

いろいろいいましたが、やはり我々としては何らかの方法で評価して欲しかった、
今の状態で無理をしても仕方がないというのが結論です。
だから、今回皆さんがやってみて、どう考えたのか、次は評価が欲しいと考えるのか
待ってからにした方がいいと判断しました。
偉そうなこといっていながら、断念で申し訳ありません。残念です。
ただ、おわかりとは思いますが、放送する以上、ある程度分かり易い形を考えないといけないのです。
ご理解を。

とにかく、なんとか新しい、いい動きは放送という形で世の中に伝えたいのです。
それに山下さんの動きをなにか形にしたいと思っています。
以前お話したように、「我々をどんどん利用してください、こちらも利用しますから」の
スタンスでいきたいと思っています。
また何かあれば、教えてください。

(12月4日 若林さんから。藤本さんと佐藤秀雄さんとの出会いについて、送ってくれました。
昨日、僕が書いたことへのコメントのかたちでかいてくれたのですが、実は、若林さんのメールを読む前に、書き直してしまっています。酔っ払いながら書いたもので、、、、だから、若林さんが引用してくれた文章、削除訂正されてしまっているのがあります。あしからず。)


こんにちは 若林です。
山下さん不耕起稲作の詳細な書き込み有り難うございます。
実は私も藤本さんから電話を頂き少し書こうと思っていました。
内容はほとんど同じです

そこで、山下さんの書き込みに藤本さんから電話で教えて頂いたことをつけくわえ
ます。
実は藤本さんと一緒に山形へ行く予定でしたが、途中に公用が入り行くこと出来ま
せんでした。
今度の件で色々人生を感じました。山下さんを含めて脱サラをした人は強い。

私の付け加えるところは、<>で示します。

(12月3日 鯖江の藤本さんが電話くれました。不耕起無農薬稲作が見えてきまし
た、と弾んだ声です)
<藤本さん とてもうれしそうでした。>

現代農業10月号で、山形の佐藤秀雄さんの
「不耕起なのにトロトロ層が出来た」「不耕起トロトロ層を冬から作って草を抑える」
の記事を覚えていませんか。

 <私も10月号を読みました。>

僕は、あの記事を見た時、これはすごい技術(農法)みたいだなあ、ひょっとする
と、寒冷地や湿田地帯の稲作を変えるかもしれない、と思ってしまいました。

 <私もそう思います。時代についてゆけない。分かりやすく翻訳してくれる人が
必要です。>

藤本さんと佐藤さんは、「大地の会」などの縁を通して、知り合い、
昨日まで、藤本さん、佐藤さんのところを訪ねてこられたそうです。

  <そうだったんですね。やはり経験と以前からのつながりがあったんですね。>
 
以下、藤本さんから電話で聞いたこと、記憶で再現してみます。

「循環型農業を考える時、不耕起栽培は究極の理想ですが、水田では、除草剤(ラウ
ンドアップ)の使用なしでは考えられませんでした。
雑草を抑えるトロトロ層は、<藤本さんの所では>代かきをやることによって、機
械的に作り出していました。

今度、佐藤さんやその仲間の人のところを訪ねて、実際の田んぼを見せてもらいま
した。
冬のあいだから、田んぼに水をためておくことによって、田んぼの表土が粒子の細
かいとろとろふわふわの泥になるらしい。
 
その泥が盛り上がっていって、<数cmのトロトロ層を作りだし>わらや雑草の種を
覆い、草を抑えてくれる。
どうも、微生物と、ミネラルと、<天然の>塩の力がかかわっているようだ。
<特に海のミネラルである塩については、微生物の関係から、もういちど注目すべ
きと考えておられる。>
<10kg/10a程度を何回かに分けて施用するそうです。>

<微生物は、地域に生息する土着菌を使用している。>
<その採取のしかたは、>
田んぼの土をストッキングに入れて水でこしたものから作っている水ボカシなんで
すが、
ドラム缶がパンパンに膨れ上がって、まんまるになるほど増殖しています、、、、」
<電話からものすごい。すごいエネルギーが伝わってきました。>

<このトロトロ層の増殖のポイントは、窒素の入っていないグアノを使いうことで
す。>
<特に、この中の燐酸が重要だそうです。>
<窒素を切ることが微生物の種類と勢いを制御するそうです。私は勉強不足でまだ
理解していません。>


藤本さんの話し、再現しようとしたのですが、ゴメンナサイ。
うまく再現できません。

<私も電話ではなかなか理解できません。私が書くよりうまく要点を表しておられ
ます。>
<その他に、>
<うまく行けばトラクターなど資材費が節減出来る。生産費が下がる。>
<荒起こし、上代を省略出来、省力的である。>
<労力の係らない分、作付け面積の増加の可能性がでてくる。>
<まあ、あたりまえの蛇足ですが。>
また、いずれ、ぜひ。

<ぜひ我々にも理解出来るまでホームページつづけて教えて下さい。>

藤本さんから佐藤さんへの提言もあったり<おそらくプール育苗のことが中心と聞
きました。>、
お二人の今後の交流がとっても楽しみに思われました。
また、藤本さんの実践(<無除草剤不耕起稲作への>チャレンジ)がとっても楽し
みです。
<電話では、冬場にも水を貯めておく必要があることから、水管理しやすい場所で
試みられるようです。>
<もうすでに燐酸の多いグアノや天然の塩等の資材は注文されたそうです。>
<本当に両先生はえらい。私なんか一生費やしても到底たどり着くことが出来ない
。いや、自分一人ではその糸口でさえわからない。>

僕の表現力の足りない分、現代農業10,11月号、そして、このあとも連載され
はずの記事を、ぜひご覧ください。

<現代農業もえらい。金をはらってもその価値は余りある。現代を生きている実感
。良い名前ですね。>
<両先生の出会いは日本農業が変わる気配を感じます。このホームページは記念と
してずーと残して欲しい。>

 ご一緒できなかった言い訳みたいになりましたが、私はともかく無農薬(無除草
剤)で稲が作れるようになってから次ぎのステップを踏もうと考えています。
私の今の実践レベルでは、微生物の話しは理解しようとしても限界がある。
まず、次年はプール育苗、ぼかしの水田での作成、雑草の無農薬防除。
ここまでたどり着いたら海の塩を使う不耕起稲作へチャレンジして行こうと思いま
す。

私も最終的には不耕起までゆけたら良いと思っています。
そのために、誰からも批判されないような安全地帯にある田を借りて、密かに実験
したいと計画している。
幸か不幸かその田圃は私の地域では湿田で、以前コンバインがはまったという因縁
の田圃ですが。


山下さん。つたない私見を付け加えた事をお詫びします。
私は藤本さんが自分一人に電話されたような気がしなかった。
両先生出会いをぜひ皆さんにと思いました。

h-waka(アットマ)pref.ishikawa.jp

若林 平慈
076−283−0073

(12月3日 鯖江の藤本さんが電話くれました。不耕起無農薬稲作が見えてきました、と弾んだ声です)
現代農業10月号で、山形の佐藤秀雄さんの
「不耕起なのにトロトロ層が出来た」「不耕起トロトロ層を冬から作って草を抑える」
の記事を覚えていませんか。
僕は、あの記事を見た時、これはすごい技術(農法)みたいだなあ、ひょっとすると、寒冷地や湿田地帯の稲作を変えるかもしれない、と思ってしまいました。
藤本さんと佐藤さんは、「大地の会」などの縁を通して、知り合い、
昨日まで、藤本さん、佐藤さんのところを訪ねてこられたそうです。

藤本さんも、冬のあいだ、水尻を閉じて田んぼを乾かさないようにしていますが、
「今まで、トロトロ層を作るには、代かきと言う機械的方法に頼るしかありませんでしたが、
田んぼによっては、冬の間水を張りっぱなしにしておくことによって、自然の力でトロトロ層を作り出すことが出来るのじゃないか。
かぎは、微生物とミネラルにありそうです。
不耕起での無農薬稲作が見え始めてきました」
「今年から実践してみます。
循環型の稲作、自分のところで取れたものだけで再生産していく農業が、究極の目標ですが、
それが見え始めてきました。」

お二人の今後の交流がとっても楽しみです。
藤本さんからは、もっともっといろんな話を教えていただいたのですが、
その話は、いずれ、藤本さんのこれからの実践を教えてもらいながら、
ご紹介できればと思っています。

僕のところは乾田地帯、冬のあいだは用水が完全にストップしてしまいます。
だから真似のしようもないのですが、でも微生物の話など、とても興味がそそられることがいっぱいです。
土着菌の採取法は、田んぼの土をとってきて、ストッキングに入れて水でこす「水ボカシ」
ドラム缶が、再利用不可能なほど、パンパンに、まんまるに膨れ上がっているそうです。
現代農業10,11月号の記事をぜひご覧ください。
連載は、これからも続くみたいです。
これは、きっとすごい技術(農法)だぞ!?と、僕は、人事ながら楽しみにしています。

(12月3日 奥村さんから「山下さん、光栄です」)

今回のすばらしい「全国お米交換会」のお世話、大変ご苦労様でした。おかげさまで、全国のお米が食べられて、そのうえ大変親しくメールをいただけて非常にうれしく思うとともに参考にさせていただける情報がいっぱい詰まっていました。
 これからは妻(慶子といいます。)の言葉を送ります。
 「奥村さんの考え」と言われましても、素人の私たちが「化学肥料、農薬を使わずにお米を作ろう。」と思ったところから話は、始まります。
 まず、「レンゲを播こう。」ということになって、今回も参加されておられる「一灯園」に教えていただき
にいきました。播き方、田植え前の作業の進め方など教えの通りにしましたが、ただ、播く前に一度耕し、野菜作りに使っているEMボカシを併用することにしました。これは良い土を作るという思いからです。当初は秋に一度だけいれていました。量については稲の様子や収穫量を見ながら、ふやしていきました。除草については、ほとほと困りまして「現代農業」で見つけた、「米糠に除草効果がある。」という記事に恐々でしたが飛びつきました。米糠を入れて2日もすると、田んぼ全体が糠床(お漬物の)のようになって、あたり一面臭います。稲がダメになっているのではないかた、日に何度も見に行くありさまでした。
 三年目の今年、本当に草が少なくなりましたし、有っても、土が「トロトロ」になったので、引っ張るだけでとれます。ただ、深水を保つことと、水面を覆う浮き草にも関係があると思います。光が遮られますから。けれども、来年もこの結果になるか、科学的根拠が何もなく、ただ感じだけ、私たちには、わかりません。
 作付け面積が少ないので、稲の様子はよく見ています。昨年までの肥料の量では植付けから分けつの頃が弱いように思えました。私の田は、盆過ぎから地力が出てくる特徴があります。これは父が従来通りの稲作りをしていた頃から、そうでした。「穂肥えはやらない。」これは、今も守っています。
 山下さんの計算では、大変なチッソ量になるようですが、盆頃まではしっかりしていますが、それほど、利き過ぎているような田ではありません。
 「穂肥えをやらないのか?」と、尋ねられるくらいです。8月の終わり頃から様子が変わります。穂が揃った頃には、通る人が「美しい、みごとな田やね。」と、言うくらいになります。昨年の収穫前の長雨にも全く影響されませんでした。
 ここ2年くらいで、やっと、自分の作り方、そして、結果としての収穫量が出てきたのです。
 食味についてですが、野菜にEMボカシを使って作ってから、非常に美味しいと思い、また、言われます。米糠も味に関係あると思いますが、大量に投入できるのもEMの分解力ではないでしょうか。
ともかく、いろんな人から聞いたり、本からひろったりと、改めて尋ねられると困ってしまいます。
 矛盾する点も多々あるでしょう。「土」を大切にし、「楽しんで」農業をしようと思ってる毎日です。
                
               京都・一乗寺           奥村 陽・慶子
 
 (12月3日 Byやまちゃん)
しばらくお休みして、舌の感覚をリフレッシュしようか、などと思いつつ
今日のお米は、福井県鯖江市の藤本さんのコシヒカリ。
無農薬有機肥料と、無農薬無施肥の2種類のお米が提供されたが、うちにきたのは有機肥料のほう、
食べてみると、なんとなんと甘い甘い、今までで一番甘味のあるお米じゃないかと思う。
舌の置くにじわーっと甘味が広がる感じ、
これは、僕の舌の感覚がわからんちんになっているせいじゃないと思われる?

(12月1日 Byやまちゃん)
お米って、不思議なものだ。
食べれば食べるほど、わけがわからなくなってしまう。
食べるお米、食べるお米みーんな美味しく、甘くなってしまう。
もう完全にわからんちんになってきた感じだ。
食べ比べれば食べ比べるほど、泥沼に入っていく感じだ。
原点に戻るために、時々我が家のお米をはさんでいるのだが
今日のこと
「あまくておいしいね」
「これは、我が家のあっさりコシヒカリでした」
「あじゃあ」
しばらく休戦状態にするほかないかなあ(?)
これは我が家だけのことだろうか?

11月30日 やまちゃんのイセヒカリは6時間水につけておかないとだめですかの質問に答えて)
一燈園農事研究所の松下です。
イセヒカリの件ですが、私もやってみました。1時間程度水に浸したものと、
6時間程度水に浸して出来たごはんは、その差が歴然と出ました。
6時間程度のごはんは、粘り・香り・甘みがしっかりと出ますが、1時間ものはそこ
まで
行きません。食べ比べてしまうと絶対6時間ものですが、1時間ものでもそこそこ
だと思いますが・・・。最近の炊飯器はたいがいタイマ−が付いているので、
朝ごはんは前の晩に、夕ごはんは朝食のあとにセットされてはいかがでしょうか。
しかし、毎日となると確かに面倒です。この面倒さが硬質米を衰退させていった一因

もしれませんが・・・。
今日、静岡の杉本勇さんの豊コシをいただきました。ご本人はもう少し粘りがほしい

書いておられましたが、私を含めたのうけんの職員の、共通した感想は粘りも十分有
り、
味にコクがあり good でした。

(11月30日 川上さんから)

おはようございます。
一燈園の連絡先ありがとうございました。
早速連絡して購入予約しました。

最近私たちのやってる、産直のグループでコシヒカリを作ってる方が多くて
地域的なことで苦戦してます。
まず、新潟のコシが高くても本物なんだというイメージなんですね。
ひどいお客さんなんて、千葉でお米作れるの千葉は落花生でしょ、そんな感じです。
いまはすこしでも、そんなことをなくすため各お店でわたしが立って、説明してま
す。
週末また出かけます。

きょうは寒くて霜が降りました。
田んぼレンゲ蒔いたんですが、雨が多くてあまり発芽しませんでした。
もう一度まこうかな、でも遅いよなー、なんて思ってます。
今日は堆肥の切り返しでもしょうかな、でもコンバインの整備もまだ途中だ。
なんだかんだで、忙しいです。
ではまたです。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.


(11月29日)

(やまちゃんから奥村陽さんへ 昨日食べました)

とっても美味しかったです。
4年程前に、岡山の見知らぬおばちゃんからいただいたヒノヒカリ
米ぬかエキスで作ったお米だそうですが、
「コシヒカリがヒノヒカリに負けるはずない」と思いながら食べてびっくりしたことが
あるのですが、それに近いように思いました。
甘味があって、「まるまる、ピカピカ、しこしこ」(井原さんの言葉)のご飯でした。

ところで、奥村さんの「お米の自己紹介」によると、
秋に魚粉、油粕、米ぬかのぼかしを150キロ散布して、レンゲ2キロを播種、
レンゲの花盛りを待って、4月下旬に緑肥としてすきこむ。おなじボカシを150キ
ロ散布。
田植え後、抑草の目的で米ぬかを210キロ散布するそうですね。
ぼかしのチッ素成分を仮に3パーセントとすると、チッ素が約13キロ入ってます
ね。
それプラス、レンゲのチッ素成分。
ウワ−、すごい量を入れてるなあ、こんなに入れて大丈夫なんかいなと思ってしまう
のですが、、、、、
奥村さんの考えを教えていただけませんか。
レンゲは、チッ素を持ち越して食味を落とす恐れがあるといわれますが、
でも、おいしかったなあ。
僕のお米が奥村さんのところに入ってないのが残念でした。

(11月28日)

京都、綾部の しかたです。
お米交換会の準備と発送、山下さん、関係者の皆さん、大変ご苦労様でした。
そして、参加させてもらって、ありがとうございます。

恥ずかしながら、我が家では、まだスタート出来ずにいます。
どうしたら一番いい方法で食べられるか、思案を巡らしておったのです。
届いたお米さん達は只今、神棚に鎮座状態で、家族で少ない知恵を出し合って、そし
て、ようやく結論を出しました。
それは、いつも食べてる家のご飯と同時進行で食べられたら、きっと私達も、お米の
色んな事が分かるはず!と。
その解決策は、炊飯器をもう一つ今日、調達(借りました)した事です。
いよいよ本日からスタート致します。
皆さんのお米作りの心意気は、まづ、添付の説明文章から大いに感じさせて頂きまし
た。
わが家の家族構成は5人で、奥さん・子供3人(高校生2人、中学生の女の子1人)
と私。
その高校生の男の子が2人、彼らのお茶碗は常々どんぶり鉢。8合を夕方炊いて翌朝
にほぼ無くなる、そんな毎日です。
いつも通り8合必要ですので、2つの炊飯器で4合づつ炊きます。そして、各人がお
茶碗2つ用意して今晩から食べる予定です。

また、併せてありがたい事は、家族が全員集合して、夜の食卓を囲む事が確実に出来
る。つまり、お米交換会が我が家の、家族の会話・団らんに大きく貢献する事は明白
です。新米百姓の私にとって父の仕事を更に理解してもらう、願ってもないチャンス
と見ました。

北海道の三田村さんからは早速お便りを頂戴して、これはいかんと少々焦っておりま
すが、いよいよ本日から四方家ではスタートダッシュ致しますので、提供頂きました
皆様、どうぞ今暫く、時間を頂戴致します。


(11月28日)
こんばんは、メールありがとうございます。
豊こしひかり、興味あります。
何度ももうしわけないのですが、一灯園というところの連絡先わかりますか。
よろしくです。

今朝までに6種類ほど、食べましたがみなさんのお米それぞれに、特徴が
あっておいしいです。
特においしいとおもったのは、今朝食べた山下さんの「ヒノヒカリ」です。
米つや、香り、食感はっきりとした味だと感じました。
最近デビューする種類なんかおいしいんだけど、感動するおいしさのものがないです
ものね。

いろいろご面倒かけますが、よろしくです。
でもこのような交流会がなかったら知らなかったことばかりです。
ほんとうにありがとうございます。
では。
KAWAKAMI
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(やまちゃんから)

お褒めいただき、有難うございます。
いい気になって,京都の奥村さんの「ヒノヒカリ」を今日食べていやになってしまいました。
とても美味しいのです。
そのくせ、僕の倍くらいの収量があります。
川上さんのところには奥村さんのお米は行ってないようですね。
秋にぼかし150キロ、レンゲをまいて緑肥、また150キロのぼかし、
田植え後210キロの米ぬか
折々にEM1号を入れているとはいえ、信じがたくらいの施肥量です。
この件については、奥村さんにまた問い合わせてみるつもりです。
 
さて、一灯園の住所ですが
京都市山科区四宮柳山町8
TEL075−594−0888
です。
水稲については、たくさんの品種の種籾を、昔から通信販売しています。

(11月27日 皆さんのお米、美味しいなあ Byやまちゃん)
今日は「イセヒカリ」を食べてみようと、お昼ご飯の後お米を研ぎました。
何せ、硬質米とやらで、6時間以上水につけると、粘りと甘味がしっかり出るらしい。
今日は、僕がごはん当番、メニューは、牛の筋とダイコンの煮込み。
味見をしながら、ビールの栓を抜いてしまったから、もうだめ、ご飯が炊き上がったころには、
ご飯の食味比較どころではなくなってしまいました。
家の人の評価では、香りや粘りもあるし、甘いお米だそうです。
来年、ひとまち作ってみようと思っていたので、一安心。
ただ、6時間以上つけておかないと、このお米の良さが出ないとなると、
いまどきの、忙しい主婦が、仕事から帰ってきて、ばたばたと夕飯の支度をするのにどうかな、
売るのに、ちょっと考えてしまうなあ、と言うことでした。
お米をといで、1時間程度つけておくくらいでどうなのかな、それでちょっと試食をしてみたいなとも思いましたが、残念、もうお米がありません。
一灯園の松下さん、そこらはどうなんでしょうか。

さて、昨日のことです。
家内が、おひつにうつしながら「さて、今日のお米の品種はなんでしょう?」
「舌ざわりから言うと、コシヒカリみたいやなあ」
「ピンポーン。では、誰のお米でしょうか」
「あっさりコシヒカリやなあ、一昨日の綾部の四方さんのコシヒカリに似てるなあ。同じ綾部の人の米?」
「ブー、山下農園のコシヒカリでした」

僕も、あまり舌には自信のあるほうではありません。
タイプで言うと、花より団子、質より量、好きな食べ物は、懐石料理よりカツ丼
そこで、家内のメモをもとに、今まで食べたお米の感想を書いてみます。
一番最初に食べたのが、熊本の後藤さんのもりのくまさん、
「コシヒカリに比べると、こしはないけれど、味がこく、かおり、こうばしい甘味が強く、おいしい、おいしい」
(もりのくまさん、友人の岡田和男さんにもらった時にも感じました。ヒノヒカリのほうが、腰があるのじゃないかなあ、奥村陽さんのヒノヒカリも食べなくっちゃあ)

次の日は、同じ兵庫県の中村さんの「豊コシヒカリ」
「炊き上がりには、やっぱり普通のコシヒカリに比べると、こしがなくやわらかい。粘りがあり、一致団結している感じ。かおり、甘味がありおいしいヨ」

続けて、静岡の杉本さんの「豊コシヒカリ」
「中村さんのより、炊き上がりの腰がある感じ、その分、中村さんのより粘りはひかえめかな?
あっさりした、くせのない味」

原点に戻ってみようと、わが山下農園の「ヒノヒカリ」
「粘りはないが、しっかりしている。香りが高く、味がある」
「なかなかいい線いってるでないの、これなら大丈夫だよ」と、自画自賛の一幕でした。

そこで、昨日の四方さんのコシヒカリの一幕でした。
みんなおいしいお米ばかりで、評価はなかなか難しいものです。
市販のお米と食べ比べてみれば、一目瞭然なのでしょうが、、、、
しかし、僕は(我が家は)コシヒカリの食感に毒されているのかなあ、と言う思いがいつも頭の片隅にあります。あのぷりぷりとした舌ざわり、おコメおコメした感じ、ついあれと比較してしまいます。
昔、うちではおばあちゃんが歯が悪いこともあって、いつもやわらかい、べちょっとしたご飯を食べていた記憶があります。
つまるところは、好みの問題なんだろう、けどなあ。
御茶ノ水女子大の「食味検定法」にありましたね。
「どちらのおコメのほうが硬く感じますか?あなたが好きなのはどちらですか?」

(11月24日)
こんばんは、寒くなってきました。
ぐずついた天気でたんぼがぐちゃぐちゃです。
れんげ蒔いたんですが、芽が出ないです。

みなさんのお米食べさせていただいてます。
みんなおいしいです。
とくに、気になったのは豊コシヒカリです。
わたしはじめて聞く名前です。
いったいどんなのなんですか?
極秘のものなんですか?
教えていただけますか。
では。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.

(やまちゃんから)
さすが、みんな手をかけたお米、美味しいですね。
さて、豊コシヒカリ、これは、井原豊さんが選抜育成された品種なんです。
コシヒカリの中から、一枚増葉する株(出穂の遅い株)を発見、
それを、選抜していって、9年ほどかけて固定させた品種です。
もっと詳しく知りたい時は、追悼集「井原死すともへの字は死せず」をご覧ください。
種籾は、一灯園から発売されています。

(11月23日)
お米届きました。出張していたので、今日確認いたしました。のうけん職員みんなで
おにぎりにして、食べ比べてみたいと思っております。
お疲れ様でした。そして、有り難うございました。
松下 平蔵

(11月22日)
今日お米が届きました。ダンボールに擦り傷が出来ていて、
長旅に耐えてご苦労様と思いました。
ダンボールを開けて圧巻。「わー入っている、入っている」すごいなー。
まず山下さんのお米から明日炊く予定です。

 当地区担当の宅配の方が、先日送ったダンボールがそのまま帰ってきたので、お客
さんに送ったお米がクレームか何かで送り返されたのかと、心配してくれたそうです。
事情を説明したところ「おもしろい事をやっているね」と言って安心してくれました。

 取り急ぎお米の到着の報告です。お手数掛けました。

ふれあい体験農園みたむら
〒069−1211 北海道夕張郡由仁町岩内1614
三田村雅人
TEL/FAX 01238-7-3636
E-mail eco-farm(アットマ)topaz.ocn.ne.jp
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/

(11月21日)
有り難うございました。
沢山のお米どうして味見するのか現在検討中です。
皆さん有り難うございました。(BY若林)

(11月20日)
 先程皆さんのお米受け取りました。ありがとうございました。
山下さんにはいろいろと御苦労お掛けして、本当に感謝しています。
面識のある人もお噂だけの人も、個性豊かなお米の袋を前にして、舞台の幕が開く前
のワクワクした気持ちになっています。
どうやって食べ比べるのがいいだろう、便りは食べてみてから読むほうがいいのだろ
うか.....と。
感想はまた書かせてもらいます。
ありがとうございました。
*********************************
Nakano Youichi & Nobuko
中野 陽一
e-mail: nakano.youichi(アットマ)nifty.com
山梨県北巨摩郡高根町五町田
*********************************

(11月19日 お米を詰め替えて発送しました.全部で24人、程よいにぎわいでした.
本岡さん、中村さん、赤木さん夫妻のお手伝いで、楽しく、あっという間に終わりました)

こんばんは お米の詰め替えお世話様です
すごく たのしみです 自分の実力が解るのは少しこわ
い気もしますが .....!
ありがとうございます。

さて この前 電話での話 
無農薬田の収穫の苦労
 コナギが びっしり生えてしまった田んぼの収穫は
大変だった。 
  ぼくは収量も多く無いしヒエも無いので楽勝かなと思
い 古い五条刈のコンバインで刈始たら しばらくで 
ブー 気にせず詰まったわらや草をとって 再スタート
 またブー あれおかしいなー?? わけも解らずまた
スタート またブー なんどやってもだめ しょうがな
く 新しい五条の五条のコンバインで出直し それでも
またブー いったいどないなってんねんやろー????
どうしょう? いちかばちか スクラップ直前の四条刈
コンバイン
でやってみよか  意外や意外 すいすいあっ
という間に 収穫おわり どないなってんねんやろ?
  
 結局 奇数刈の場合刈り取り部の一条になってるとこ
ろが 下草が多いと流れきらなくて 詰まると解った 
とりあえず ナギを生やさないのが第一だが 無農薬田
の刈り取りには 偶数刈のコンバインが良いことが判明
した一日でした。  みなさんさんご参考まで!


**************************************   
  中道農園  中道唯幸
520-2422 滋賀県野洲郡中主町比留田2458
 tel 077-589-2224  fax 077-589-3302
  メール tanbo(アットマ)ocome.com
 ホームページ http://www.ocome.com/
**************************************


 お米の交換作業大変でしたね。ご苦労様です。楽しみに待っています。
 外は雪景色で、寒いです。
 自然塩の問合せについては、もう少しお待ちください。すみません。

ふれあい体験農園みたむら
〒069−1211 北海道夕張郡由仁町岩内1614
三田村雅人
TEL/FAX 01238-7-3636
E-mail eco-farm(アットマ)topaz.ocn.ne.jp
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/

昨日はお世話になりました。来年もこの企画が催されるのならお手伝いにまいります。こんどは旭晴を持参しようと思います。田んぼが少しは乾いたようなので麦まきを、と思いましたが朝から雨になってしまいました。
もっともっと話に花を咲かせたかったのですが、またの日を心待ちにしています。できればいっこんやりながらがいいですね。
食糧の安全・環境破壊の防止・生命の尊厳が私の農業生命です。これを社会に訴え働きかけることでもって、自己実現を達成し、あわせて好きな百姓ができればと、こんな思いで国家公務員をやめることにしました.青いと自分でも思いますが、取り戻しのきかない時間がどんどん過ぎてゆくことを考えて
決断しました。苦しくてもがんばるしかない。
またお会いしましょう。
                          岡山市 赤木


昨日はお世話になりました。
これから毎日色々なお米食べられます。
さすがに、良い品質のお米です。
炊くときの水加減とか評価の仕方難しいそうだ。

(左から赤木さん、山下、本岡さん 撮影BY中村)
                中村 弘直
http://www1.ocn.ne.jp/~hironao/index.htm

(11月17日 Byやまちゃん)
山梨の中野さん(陽だまりブレンド)、石川の若林さん(コシヒカリ)からお米が届きました.
全部で25人くらい、大にぎわいになりました.
19日に、本岡さん、中村さん、それから岡山から赤木さんがお手伝いに来てくれます.
20日か、21日に届きますので、どうぞお楽しみに.

(11月16日 小長谷裕宝さんより、食味試験の方法について、また新しい情報が届きました.
とてもなじみやすい方法のように思われます.)


ところで、再び食味試験の方法なのですが、
お茶の水女子大の食味試験の方法は、二者択一方式をとっている様です。
まず同じように洗米したお米を同タイプの(赤/青のシールを貼った)釜で炊きます。


1.ご飯の外観についてお尋ねします。
    白さがきれいなのはどちらですか。    赤    青
    お米がより輝いているのはどちらですか。    赤    青
    お米の形が整っているのはどちらですか。    赤    青
2.ご飯の香りが強いのはどちらですか。    赤    青
    どちらの香りが好きですか。    赤    青
3.ご飯のより硬いのはどちらですか。    赤    青
    どちらの硬さが好きですか。    赤    青
4.ご飯がより粘るのはどちらですか。    赤    青
    どちらの粘りが好きですか。    赤    青
5.ご飯の味はどちらがより好ましいですか。    赤    青
6.総合的に判断して、どちらが好みですか。    赤    青

--
KONAGAYA Hirotaka (G4)
kona-ufo(アットマ)mwb.biglobe.ne.jp
Arigato-Bye be.


(11月14日)
お米、6個届き、だいぶ役者が出揃いました。
小長谷さん(コシヒカリ)、静岡の杉本さん(豊コシヒカリ)、京都の奥村さん(ヒノヒカリ)
京都府綾部市の三人(井上、中津隈、四方、コシヒカリ)です。
以下、今日届いたメールです。

 こんにちは、山梨の中野です。
”お米の食べ比べ”参加の件、15日の閉め切りに1日遅れますがお待ち頂けますか

メールを見ていたら皆さん自信作のようで、送るお米何にすべきか迷っていました。
今年我が家はブレンド米の柱になる中生のコシヒカリ、ひとめぼれが登熟不稔で品質
悪く、刈り場の稲姿良かったはなの舞にしようか、それとも"山梨武川米”で根強い
人気の農林48号がいいかなと。
でも、やはり消費者と共に今年1年食べ続ける”ひだまりブレンド”にします。食べ
比べですからね。
ブレンド比率は、コシヒカリ50%、ひとめぼれ25%、はなの舞5%、どまんなか
5%、豊コシヒカリ5%、農林48号10%です。
これから”お米の自己紹介文”書きますので、明日(15日)の発送になります。
詰め替えセットですが、可能でしたら、山下さん、熊本の後藤さん、福井の藤本さ
ん、千葉の斎藤さん、長野の大塚献三さん、
どなたでも結構ですがあったら”ミルキークイーン”、”スノーパール”、”豊コシ
ヒカリ”、”イセヒカリ”、“ミネアサヒ”をリクエストします。
よろしくお願いします。
*********************************
Nakano Youichi & Nobuko
中野 陽一
e-mail: nakano.youichi(アットマ)nifty.com
山梨県北巨摩郡高根町五町田
*********************************

初めてお便りします。岡山の赤木です。11月19日のお米交換会には、なんとか参加させていただきたいと思います。
2町少々の麦まきがまだできてないのが、ちょっと気がかりです。
持参米は井原先生育成の旭風です。私の栽培している朝日米より粘りが強いようですね。
また開始時間をメールしてください。

                                               赤木 歳通

お米交換会の成功を祈ります。 
本日、マニュアルの通り、クロネコヤマトで発送しました。14日に着くそうです。
 私は、今まで、「アキニシキ」、「アキヒカリ」、「キヌヒカリ」等を作ってきました。
「アキニシキ」は、父の時代からつくってきました。食味は良かったが粒が小さく、量がのりませんでした。「アキヒカリ」、「キヌヒカリ」は収穫時期が早すぎて私の田んぼには合いませんでした。ちなみに、私の田んぼはどうゆう訳かわかりませんが、父の時代から、盆過ぎから良くなってくるのです。
 先日、山梨の中野 陽一さんからメールを頂きましたが、本年度の米作りの締めくくりである、
秋田起しとレンゲの種まきが終わらんことには、心が落ち着きませんでしたので、今まで、失礼
していました。それも、昨日、終わりました。お役に立つかどうかわかりませんが、私の実感をお知らせします。
 お米が送られてくるのを「一日千秋」の思いで待っております。
         京都一乗寺に住まいする。   奥村 陽

(11月13日
滋賀の中道さん(ゆめごこち)、北海道の三田村さん(オリジナルブレンド米)が届きました。
兵庫県加西市の中村さんがお米を届けてくれました(豊コシヒカリ)
また、岡山の赤木さん(井原さんが育成した『旭風』)、京都府綾部の中津隈さん(コシヒカリ)から、電話で参加の申し込み。


(やまちゃんから斎藤さんへのメール)
前回のメールは、若干舌足らずでしたので、補足です

斎藤さんの提案、
僕はとってもいいと思ったのです
だけど、今、その提案をそのまま掲載しても
なしのつぶてになる可能性大と思ってしまったのです

来年になって、去年はこうだった、さて、今年はそれを踏まえて
どうしようかな、と言うふうにみんなの意見をお願いしたほうが、
声が集まりやすいのではないかなと思ったのです

僕の判断があたっているかどうか、わかりませんが
まあ、そう、思ったのです

斎藤さんの、今年の総括、待ってます
中道さんも、そのうち、書いてくれそうですので

(折り返し斎藤さんからやまちゃんへのメール)
今晩を千葉の齋藤です、到着の連絡有難うございます、お世話さまです。
どんなお米が来るのか楽しみしています。

報告会の事ですが、山下さん言われるよう来年の方が良いかも。
皆さん、今一段落て処ですね。それぞれこの一年、頭の中では考えるモノ
あると思いますが、今は一休みて感じですね。
田んぼの土だって、休みは必要ですからね、土中の微生物もこれから冬
眠に入るのかなー。それとも寒さに負けず頑張るのもいるでしょうね。

俺もそうだけど、ひと決まり付くとやれやれと思い一種気がぬけます。
皆さんもそう言う感じかもね。(でも来年に向けて仕事は色々ありますね。)

でも、年が明け暖かさを感じる様になると、またムラムラと体の中からエネ
ルギーが沸いてきます。
だから、山下さん皆さんの気を考慮して適当な時に「インターネットで研修会」
を開催してはどうでしょうか。一同に集まって行う研修会と違った成果がある
のではと感じます。聞く話は、ウッカリすると右の耳から左の耳へ抜けてしま
い、さてなんであったかなー。
其処へいくと、メールは文章になっているので読み返しが利くし、その人に
問い合わせも出来る。ここがインターネット良い所では。

何か言いたいこと言ってすいません。
今、今年の整理中です、声がかかったら即発信できるよう頑張ります。
とは言っても、それがナカナカなのですねー。

それではご免下さい。

   千葉県長生郡一宮町一宮9122番地
       齋 藤   繁 雄


(11月12日)
千葉の斎藤さんのお米(コシヒカリ)が届きました
小長谷さんから、新しい(もうひとつの)食味検査法が、FAXでおくられてきました。
御茶ノ水女子大の『検査法』で、とってもシンプルで、なじみやすい方法でした。
メールで送りなおしてくださいとお願いしました。


山下農園さんへ
 
お米の交換会が忙しそうですが、お元気ですか。お祭りの様な、にぎやかな風景と
楽しそうな食事会の様子が目に浮かび、このどんな結果がでるのか楽しみにしています。コメの
味だけでなく
この取り組みの感想も含め)

MBSの木田さんとのやりとりは、興味深いです。「米の流通実態、コメの世界の倫
理観、奇々怪々の度し難い連中の居る世界、情報公開とモラルの関係、王道を歩く意
味」などの言葉は、
消費者としてしかコメ問題に関わってこなかったためでしょうか、恐ろしいほどの現
実を包含しているようで、考えの及ばぬ世界になっています。これからすこしづつ、
食糧の生産について考え学んでみようと思いました。

                                      北角牧子



こんばんは、届きましたか。
なんかはずかしいです。
すごいお米がエントリーしてるんだろうな。
なかにはわたしみたいな米も!
みなさんのお米たのしみにしてます。

ところで山下さんシャフルするのたいへんです。
よろしくです。
では。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.

(11月11日 Byやまちゃん)
千葉の川上さん(コシヒカリ)
石川の東さん(コシヒカリ)
福島県いわき市の児玉さん(ミルキークイーン)のお米が届きました。
児玉さんから、スノーパールのお米が、5袋とどいています。
希望の方、先着順でお分けしますので、ご連絡ください。

(11月9日 Byやまちゃん)
ぼちぼちとお米が届き始めました.
鯖江の藤本さん(コシヒカリ)と、熊本の後藤さん(もりのくまさん)、
それから一灯園の松下さん(イセヒカリ)です。

(11月6日)

山下さんこんにちは、ご無沙汰して申し訳ありません。千葉県一宮町の齋藤です。
日頃は「除草剤を使わない稲つくり」のHPの管理、農作業の忙しいなか大変ご苦労様です。私の方はHPを楽しみに見るだけで、メールも送らず失礼いたしております。今後も日々忙しいとは存じますが、HPの方も宜しくお願い致します。
 
さて、兼ねてから連絡を頂いてる「全国米交換会」私も遅まきながら是非参加させた下さい。全国のお米を食べられるて中々あるもんではないですね、それも、同じ志をもって育てたお米。自分のお米がどの辺の位置にあるかてのも興味深いです。いがいに農家て、意識しないと他人のお米はなかなか食べられないです。11月11日ごろ発送致しますので宜しくお願いいたします。
 
今年の作柄と草
収量的には、9俵半て処(うちの方ではまあまあの出来です。)
私は、有機無農薬に切り換え今年で6年目ですが、雑草には毎年頭を痛めて(特にコナギとオモダカ)おりましたが、今年はバッチグーです。その辺の除草剤をふった田んぼよりきれい。ぜひとも恒久的技術として確立したい。
方法は、後日改めて報告させていて出来ます。
 
 
一つ提案なんですが。
今年上手くいったから言う訳ではありませんが、皆さん田んぼ方も一段落したと思います、そこで今年の成果の報告会をネット上で行ったらどうでしょうか。成功例・失敗例など、研修会等で一同に集まり実施する事も一つの方法ですが、主席出来ない人もいると思います。その点メール上とかFAXであれば、時間に縛られづ皆さんが参加出きると思います。そしてそれぞれの皆様が、十分咀嚼し来年度への「除草剤を使わない稲作り」に更に磨きをかけ、誰でも出来る技術を早く確立したいと思います。
 
日々忙しい中、今回の交換会、HPの管理にご苦労を頂きありがたく思っています、ネット上での報告会も検討していただければと存じます。
これから、日一日と寒さが増してあいりますが、どうぞお体にはご自愛を頂き益々のご活躍をご祈念申し上げます。  それではご免下さい。
 
   平成12年11月07日
 
 千葉県長生郡一宮町一宮9,122番地
     齋藤 繁雄
 TEL&FAX 0475−42−3665
 E−mail shigeo(アットマ)mobara.ne.jp

(やまちゃんから斎藤さんへ返信)
やあやあ、おひさしぶりです
百合田さんや倉持さんから、時々うわさは聞いていて
斎藤さんも、「いざ書こうとすると身構えてしまって、、、」とか言ってるから、
ゆっくり待っているといいよ、って言われていました.
 
斎藤さんのお米、楽しみに待ってまーす
 
「今年の成果の報告会」のこと、いいですね
ただね、この間、福井の塚本さんがお手紙で
「この頃は、田んぼのことを考える気がしません.
気持ちのほうが疲れているのか、飽きているのか
そんな感じです.しばらくお休みです」
と書いてよこしてくれましたが、よーく、その気持ちがわかるのです.
ぼくも、そうなんです。
滋賀の中道さんも、似たようなこと言ってたな(?)
 
んなもので、「お米の交換会」で、ああだこうだと遊んで
また、来年になって、年が変われば、むくむくと、自然と気持ちがもたげてくる
それまで、難しい話は休眠しておきたいな
そんな気分なのです.
 
でも、よかったなあ
お便りが無いのは、うまく行ってないからなのかなあ
なんて、心配していたのですよ
中道さんも、「来年につながる成功ができましたよ.
またそのうちまとめます」と言ってたし、楽しみです.
実は、一番悩みが深いのは
「草も抑えたけど、稲のできのほうもしっかり抑えてしまったなあ.
なんでなんだろう」
と、ちんぷんかんぷんの僕なんですよ.
頭、抱えてます.



 ご飯の好みはね10人と色ですね。そして食べ物味オンチも多いよね。
播磨地方で一番作り易く正にご飯と言う感じの金南風ね。

腹白ですので嫌われものですが、人に寄って根強いものが有ります。
豊コシヒカリは、ヒシの粘りは少し少なく感じます。
コシヒカリはこの土地では少し粘りが有りすぎます。

何と言っても作り易いし収量も多いね。
ミルキークイーンつて知りませんが、12月の現在農業で
へ゛ったりでしたね。

いろんなお米待ち遠しいです。

中村 弘直
http://www1.ocn.ne.jp/~hironao/index.htm


(綾部の四方さんから)
お世話掛けます。

参加させて頂く京都、綾部・志賀郷の四方(しかた)です。
”土壌のことや、肥培管理のことを、ぜひ、教えてもらえると、参考になるなと思いまして”
のレベルに達していない”新米お百姓さん”の四方ですが、
どうぞ、忌憚(きたん)のない意見を頂戴致したく参加させて頂きます。
しかしながら、前にも書きましたが、心配は、家族も含め、私にもそんな繊細な味覚を持ち合わせているだろうかとのとまどいです。
解決策を入手いたしました。今日、田んぼを借りている地主さんの一人に、おいしいお米の基準を聞きました。
曰く、”そらー四方はん、冷めた時に、おいしいと思うお米がほんまもんや!”と聞きました。わたしは(家族も含め)これで皆様のそれぞれのお米のおいしさも感じたいと思っております。
リクエスト聞いて頂けるなら、熊本の後藤さんのお米、鯖江の藤本さんのお米、小松の東さんのお米、志賀の中道さん、そして、姫路の山下さんのお米をリクエストさせてください。顔が見えるお米が是非食べたい、それが願いです。
どうぞ宜しくお願い致します。
しかた、でした。
 
(やまちゃんからメール発信) 
静岡の杉本さん(野良びよりさん)から、電話がありました.
WINDOWS−MEにグレードアップしたところ、パソコンが駄々こねて、動かなくなってしまったそうです.
それで、電話してこられました。
 
今年、井原豊さんが残された「豊コシヒカリ」をはじめて作りました.
食べてみると、今までのコシヒカリと、別物の感じ.
お米お米しているというか、一粒一粒が、つぶつぶ、プチプチした感じで
今までうちのお米になれた消費者がとまどっているくらい食感が違うのです.
甘味は、正統コシヒカリよりも格段に甘いです.
 
<<え、そうなんですか、僕(やまちゃん)の印象と反対だなあ.
甘味は豊コシヒカリのほうが強いかなと思ったけど、炊き上がりの舌ざわりは、普通のコシヒカリに比べて
やわらかいなあと思ったのですよ>>
 
近所で3人、豊コシヒカリを作っているのですが、みな同じです.
だから、他に豊コシヒカリを作っておられる方があれば、ぜひ、食べ比べさせてほしいと思っています.
 
<<僕は、豊コシヒカリも出したいけど、晩生のヒノヒカリにしようかなと思っているのですよ.
迷うなあ>>
 
いや、ヒノヒカリも、食べてみたい品種なんです.
こちらは、今まで、ひとめぼれやコシヒカリなど、早い品種ばかりなので、
晩生のお米にも関心があるのです.
 
お米の食味は、土壌(土質)に大きく左右されるでしょう.
だから、「お米の自己紹介」のところで、土壌のことや、肥培管理のことを、
ぜひ、教えてもらえると、参考になるなと思いまして
 
<<ほんと、そのとおりですね.
杉本さんから、提案がありましたと、皆さんに連絡してみます>>
 
以上のようなやりとりがありまして
かくして、ご連絡差し上げた次第です.
小袋の中に入れる「メッセージ」に、自分の田んぼの土や、肥培管理のことなど、
触れていただけるとありがたいです.
何せ、お米は大地にできるもの、人間さまは、ほんのちょっとお手伝いするだけですものね.
でも、そのお手伝い次第で、こんなにも違うのかと思い知らされてもいるのですが

(11月6日)
こんばんは、メールありがとうございます。
いいにしろ、悪いにしろ評価してもらうということが、今のわたしに大事なことだと
思います。
また、ほかの方のお米いただいて、あっおいしいどんなふうに作ってるのかな
教えていただきたいなとか、なにかが始まると思うんです。
山下さんに全部おまかせで申し訳ないです。
今週中にお米送ります。
では。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.

(やまちゃんからさっちゃんへ)
川上さんが一番最初に参加しますと返事くれたでしょう.
「自分の米がどんなものか知りたいです」と
うれしかったです。

前に、川上さんが、メールで相談されていましたね
「お客さんから、お宅の米は硬いといわれた」と
「土質(砂質)のせいだろうか、肥料が関係しているのだろうか」
メールでの関係だけじゃなく、お米を食べると、また、なんかぐっと知り合いになれたような気がして、いいなと思います
それで、また、何かの集まりのときに会えるといいですね
楽しみにしています 


(11月5日)
こんばんは、メールありがとうございます。
なんか、山下さんのホームページ見ていてわたしの米なんかを交換会
にだしてもいいのかなと思っています。
でも、せっかくの機会ですから参加させてもらいます。
砂地の米がどんなものか、くらべていいただくのもいいかと。
また、いろんな方のお米を食べてみるのも勉強かと思います。
15日までに送らせていただきます。
では、たいへんですがよろしくです。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.


(11月3日)
(加西の中村さんから)

いや雨ばかりでこの所仕事にならないね
まあよく降りまだ霜降りませんね。
やはりこの天候おかしいよ..きつと何か有るよ

お米交換会お世話掛けます。
近くですので、持つて行こうと思っています。
以前
11月26日に道元講といつて秋の取り入れの中
各所で集まりお詣りしていました。
その日の夜に食べる米として1人4合集めて皆たへていたとか
今でもその枡有りますよ。

それぐらいにお米食べ無き駄目だね。
何時もコンバインの上でパンかじつている。
こんな稲作農家だもの,,,正に米余りですね

http://www1.ocn.ne.jp/~hironao/index.htm
     中村 弘直

(石川の若林さんから)
胴割れ米が入っています。が、
恥をしのんで参加します。
送料(金1060円)と返信用(名札)はクロネコのものを同封します。

お米のリクエストですが、
特に藤本さんのお米が食べたいです。

このメールを有機認証を目指している友達に見せてもかまいませんか。
とききながら、本当はみせることをお許し下さい。が正確な気持ちです。

私の友達に私のお米の乾燥をお願いしています。
藤本さんとも稲葉さんとも紹介済みです。
番場君といいます。東君とも交流があります。
おねがいします。
また、実際送るかどうか参加するかどうかは詳しくメールします。

さて、大豆の井村さんとの連絡の件ですが、その後を報告します。
まだ、合ってはいませんが、携帯でお話できました。
メールをまだ送っていないと言っておられました。

さて、なかなかの好青年、電話の対応など、すてきな印象をうけました。
取引も東京のオルガニック・フーズ協会といっておいでました。
私も一皮むかなくっちゃと言うところです。
このまま掲示板に載せないでくださいね。笑。

JASの認証を受けられるようです。
東京の協会では普通栽培との距離について厳しいようでした。
河北潟なら大丈夫でしょう。

私のところは 厳しい事を言われたらおしまいの状態です。
交換分合でもしなければ、何とか地域の人と交渉しなければいけません。
しかし、外国のような厳しい条件を満たす日本の生産場所があるのでしょうか。
私は石川県の中でそれなりにその波に身をまかせる予定です。

私が混住地域で上手くやって行くには農協、生産組合、農業改良普及部、市町村
色々謙虚にやらなければ、検挙されちゃいそうです。

藤本さんのようにうまく作れたら隣の人にも教えてグループを作り、
集団にブロックを広げて行こうかな。なんて考えています。そのためには!!!
とにかく孤立したら私の場合はむずかしそうです。

そういえば、藤本さんと松任でお会いすることができました。
田圃も見ていただきました。
ありがたい。がんばらなくっちゃ。


(11月2日 返送は、着払いにしますので、返送料を入れる必要はありません BY世話人)

鯖江の藤本さんから、アドバイスの電話いただきました.
 
返送料を、箱の中に入れて置いてくださいと書きましたが、
着払いに変更します.
もし、いつも使っている宅配便がありましたら、その『送り状』に
住所、氏名を書いて、同封しておいてください.
 もし指定がなければ、クロネコヤマトで、着払いで送ります.

藤本さんいわく『そのほうが、山下さんもお金をいじらなくてすむし、
大口の利用者だったら、料金も安くて済みます』
なるほどなるほど
 
藤本さんは、全国一律、650円の契約(ペリカン便)だそうです.
10キロでも、20キロでも、30キロでも、1個なら650円
うらやましい話だなあ
 

 まず、井村さんのことですが、私よく知っております、特にお父さんとは20年以
上のおつきあいをさせていただいております。年に数回一緒になります

それと岩塩の件ですが、家畜用の物は亜鉛とセレンを混ぜた物が多いみたいです
岩塩では無いのですが、専売公社から元塩とゆう物が販売されてます、どうも岩塩を
砕いただけの物のようです
25kgで1330円だったと思います、専売公社さんの塩を扱っているところなら
注文すると手にはいると思います
(小袋詰めは少し高めかもしれません)

 宅配便の送り状の件ですが
普通、発店コードの所はその地区
の担当店の、コード番号で処理するようになっていると思います。
ですから、山下さんの地区担当の発店コード番号の印刷した物でないと
運送会社さんが混乱しますので、そちらの送り状でお願いします

  (やまちゃんから 
    たしかに、おっしゃるとおりですが、受付で訂正処理をしてもらえるので、
   そちらに用紙があれば、書いておいていただけませんか)

15人分のこだわりのお米が食べられるのを楽しみにしてます
ところで、4合は何キロですか?
 
--------------------------------
  東農場   東 浩一
    tonton(アットマ)land.hokuriku.ne.jp
--------------------------------

(11月1日 お米の交換会にふるってご参加ください By世話人)
外は嵐のような風と雨
今年の雨には、泣かされます.
麦作りの人は、ほとほと困っていることでしょうね。
冬野菜(菜っぱもの)の種播きができないし、ホウレンソウが湿害
でアウトになりそうだなあと、気が気じゃありません.

さて、お待たせしました.
『お米の交換会』の、具体的な実施要領を送ります.
締め切りは、11月15日です.
11月19日に、交換のお米を返送します.
どうぞ、ふるってご参加ください.
ホームページを見てない人で、関心がありそうな方も、誘ってみてください.
また、わかりにくいことがあれば、遠慮なく、お問い合わせください.


(具体的なやり方)
@白米4合(約620グラム)15袋をダンボール箱に入れて、
    兵庫県姫路市北原328−4 山下農園 
    TEL 0792−45−0576
あてに、送ってください.

A白米4合は、お手持ちの小袋に入れてください.
小袋の外に、マジックで生産者名と品種を書いてください.
また、袋の中に、『お米の自己紹介』を書いて、入れてください.

Bダンボール箱の中に入れていただきたいもの
 (1)返送料 北海道1790円、北東北1370円、南東北1270円、
         関東、信越、四国、九州1160円
         中部、北陸、関西1060円
 (2)特に交換を希望する方のお米がありましたら、リクエストしてください.
   できるだけ、ご希望に添えるようにします.
 (3)もし、クロネコヤマトの送り状が、手元にありましたら、
   あなたの住所、名前を書いて入れておいてもらえると、助かります.

以上です.
世話人は、送ってきたダンボール箱に、ポンポン詰め替えて、返送するだけ.
ですので、ダンボール箱は、ミカン箱クラスの、丈夫なのがいいですね
隙間が出れば、新聞紙でも丸めて、詰めて置いてください.

(補足的なお断り)
以前の案内には、白米3合と書いていたのに、なぜ、4合になったか?
きっと、ご家族の人数はいろいろで、1回に炊くお米の量もまちまちだろうと思われます.
大は、小を兼ねるで、4合のほうが、適応性があると思いました.
それと、石川の東さんが言われていましたが、お米の力は、冷ご飯になってからのほうがわかりやすい.
なら、少し多めでもいいかなと思いました.
あとひとつ、おせっかいな理由ですが、みんな、やっぱり自分のうちのお米が一番.
ほかの人のお米を、何日も食べつづけるのは、家族の協力も大変です.
そんなこんなで、少し多めの4合になりました.
どうぞよろしく。

10月30日 本岡さんとやまちゃんのメールの交換 食味計について他)
(やまちゃんから)
交換会に送られてきた米を、食味検査の機械にかけることは、
(ヤンマーでしたっけ、機械屋さんの機械で判定してもらう)
できるのでしょうか。
あつかましくて、無理かな
手間や時間がかかりすぎて大変かな

ランキングや、官能(舌)の点数をつけることは、しなくていいと
思っているのですが
機械の点数と舌のうまいまずいの相関関係(離反関係)はちょっ
と、参考のデータを取ってみるのは
面白いのじゃないかなと思い始めているのです

もっとも、これは本岡さんの全面的な援助が無いとできないことで
すが
ご検討ください

(本岡さんから) 
 ヤンマーの農機具を使ってないものですから 兵庫ヤンマー農機〔加西市)とは
おつきあいがありません。
以前 展示会に行ったとき受付の横に 食味計があったので(山本製)後日飛び入りの
持ち込みで計ってもらいました。

今年も ありました。
親切に応対してくださいます。 サンプルの数が多くなると思うので事前に趣旨を
説明して予約を入れた方がよいかもしれません。(土日は休みです)
平日のお手伝いはちょっとこらえてください。

 私の11月の予定ですが、雨が降ったら水抜き また降ったらさらに排水溝を深くして水抜き
たんぼが乾いたら麦蒔きです。 22〜24日各地区の農会長と農産部長の研修旅行で九州へ行きます。
タマネギエンドウいちごなどを ちょこちょこっと植ます。

明日から東京の三鷹市へ出張です。1日に帰ってきます。

18と19日は開けておきます。
適当な大きさの段ボール箱を いくつか用意していくつもりです。

 ちなみにお米の入れ物として 
冷凍保存用ジッパーつきポリ袋 200×170・が 丈夫でよいです。

再び、やまちゃんから)
さっそく、有難う
食味計(農機具や)、土日が休みとは、とんと思いつきませんでした.
残念ですが、今回は見送りましょう.

返送は、送ってきたダンボールをそのまま使って、ポンポン詰め替えてやるつもりです.
袋は、ホントは指定して、きちんとした袋に入れるといいのでしょうが、
なかなかそうもいかないので、各人ありあわせの袋に入れてもらって、名前を表に書いてもらい、袋の中に『自己紹介』を入れてもらうつもりです.
クロネコヤマトの送り状のある人は、返送用に自分の名前を書いて入れてもらうつもりですので、
そんなに、手間はかからないのじゃないかなと思っています.

(10月29日 小長谷さんから)
お世話になっています。
お米の交換会の提案者なのに全然お役に立ちませんで申し訳ありません。

ただいま11月5日の合鴨料理教室の準備のためにばたばた動き回っています。
人を集めるというのは思ったよりも大変で、周りの人が思うように動いてくれないの
が、非常につらいです。そういった意味で、今回のお米の交換会にほとんど協力でき
ていない自分が情けなくもあります。

ところで、食味の評価の方法ですが、食品総合研究所の官能テストの方式は専門的す
ぎるし、自分たちのは、それをもっと単純にしたものなのですが、考えてみると胸を
張っていい評価の方法だとはいえません。

それに、ランキングを付けることが必ずしも良いことのような気もしないではないの
で単純にいろいろな米を食べ比べて楽しむと言うことでよいのではないかなと思い直
しました。

鯖江の藤本さんの米を注文して、新米を今食べさせていただいているのですが、家族
の意見は、「なんだ家の米と味は変わらないじゃん。」でした。

だけど値段を比べてみるとずいぶんと差があるので、「やはり売り方だな」という結
論になりました。女房に言わせると、私は自分の米をおいしいと言わないからいけな
いのだそうです。でも自分の作ったものは、恥ずかしくてとてもじゃないが、うまい
とは言えません。恐らくその辺で差がついてくるのでしょう。

送る米は白米と玄米とどちらがよいのでしょうか。精米器やらカラーソーターやら使っ
ているところと、家のように私が生まれた頃の精米器を使っているのとでは、だいぶ
製品に差が出ると思いますが、それも商品としての品質管理の差だと思いますので、
白米の状態での発送でよいかなと思いますが。

ところで以前、カラーソーターを使って、斑点米・腹白米・青米・砕け米などを完全
にはじいて(はじかれた物のほとんどは青米でした)完全米だけのサンプルを作りま
して、選別前の米との比較をしたことがあります。すると、昔から言われているよう
に青米が混ざっている方がおいしいという結論になりました。

完全無欠では美味しくないと言うのも、なかなか妙味のある結果だなと思いました。

--
KONAGAYA Hirotaka (G4)
kona-ufo(アットマ)mwb.biglobe.ne.jp
Arigato-Bye be.

(10月27日)
はじめまして、児玉と申します。
福島県のいわきで、兼業農家をしています。
インタ−ネットで「除草剤を使わない稲つくり」のホ−ムペ−ジを知りました。
早速ですが、私も、「全国米交換会」参加させて下さい。
 いろんなお米を食べ比べてみたいです。
出品米は、ミルキ-です。
以上よろしくお願いいたします。


児玉 剛
noriaki(アットマ)sam.hi-ho.ne.jp

郵便番号979-0155
福島県いわき市三沢町仲畑34
電話番号(0246)65-0036

(MBSの木田さんから)
私は、関税の裏も結構知っているが、輸入は、コメの世界と比べれば
なかなか厳しいものです。
もちろん裏はありますが。
量の不一致は、まず、消費量の算定や、生産量の算出方法などに問題があると
思っています。
だいたい、本当に減反すれば、その面積の生産量が減ると考えるのはおかしい。
それに、食管制度の時代から、裏からいろんなコメ、農家直、加工米、米粉などが
入っている。
とくに、米粉は、10万トンあって
これを、使って加工用のコメの割り当てを受けている業者が
余ったコメを横流しにしているというのはよく聞くこと。
だいたい、今回放送につかった加工用のコメは、
本来破砕されていないと駄目なのに
その前に横流しにされている、それも、破砕工場には
食糧庁の職員が立ち会っているのにでです。
コメの世界の倫理観は、恐いです。

> だから,特別に,『試食会』を設けるのでなく,お米を交換して,
> それぞれの家で,わいわいがやがや言いながら食べてみようじゃな> いかと言うことです.
> ちょっと,番組の企画に乗りにくいかもしれませんね.

別にそんなことありません。
そのわいわいガヤガヤを取材すれば、
おもしろいと思います。
たとえば、山下さんの家でやっている様子と
いうので十分です。

(10月26日 MBSの木田さんとやまちゃんのメールのやり取り)
> この間、SBSの加工用オーストラリア米が
> 混ぜコメに使われているというニュースで
> 現物を使いました。(「今のコメ政策は専業農家を苦しめるだけ」というのと
> 「また偽ものが増えている、いっそブランド名やめて、メーカーと値段だけで
> 勝負したら」という2本の番組を放送しました。)
> 量が問題ですが、中国、オーストラリアなど
> 業者に声をかけるのは出来ます。
> 試食会の方法と日程のだいたいのイメージがあれば
> 番組として参加できる方法を考えます。
>
米の世界は,やっぱり奇奇怪怪ですね
特養の世界と同様,度し難い連中が群がっているのでしょう.
滋賀の中道さんが,業者の情報として,山下さんどう思うと,
この夏に話してくれたこと
『米の生産量と,消費量,そして輸入量を換算すると,どうしても
合わない数量が備蓄米として加算されていってます.船で輸入する
ときに,提出した書類の数量と,実際に船積みされた数量が違うの
ではないかと疑わざるをえない,それくらいの数量の誤差があるよ
うなのです』
さもありなんと,思ってしまいました.
石川県の若林さんが,情報公開とはすばらしいことです.それは,法律ではなくモラルの時代の夜明けです,と言われていますが,ぼちぼち,コツコツ王道を歩くほか無いですね.
 
さて,お米の交換会,僕らのイメージと,木田さんのイメージが少し違っていたのかもしれませんね.
百姓は自分のお米は飽きるくらい食べていますが,ほかの人のお米は,あまり食べたことがありません.
『敵を知り,己を知れば百戦危うからず』といわれますが,これだけお米が流通の嵐にさらされている今日,ほかの人のお米を食べて,自分のお米がどんなものか,知っておきたいな,今回の目的は,そこに尽きると思っています.
だから,特別に,『試食会』を設けるのでなく,お米を交換して,それぞれの家で,わいわいがやがや言いながら食べてみようじゃないかと言うことです.
ちょっと,番組の企画に乗りにくいかもしれませんね.
また,機会があればよろしくお願いします.

おはようございます。山梨の中野です。

京都の奥村 陽さんのメールアドレスを教えていただけませんか。
EM利用で作っているようなので聞いてみたいことがあります。
昔、なにかの本で、EMに発芽促進作用(休眠打破作用と言ったほうがいいのかな)
があるといったことを読んだ記憶があります。
最期のカタキになるかも知れないクログワイです。発芽がダラつくのを何とかならな
いかと思った訳です。
当地は寒冷地なので、これから発芽させるなんてのは無理かも知れないけど、秋耕し
して試して見るのもいいかなと思っています。

以前ちょっと話した根腐れ、今年はウソのように少なかった。田畑輪換田と昨秋サブ
ソイラーで耕盤破砕を試みた所に初、中期の致命的な根腐れは発生しなかったように
思います。でももっと注意すると、その中でも田んぼが低くて溜まり池になる所はや
はり寝腐れ気味。
水が停滞して酸素不足になるのがいけないんだという感想を持ちました。
今年減反で耕盤破砕のためにセスバニアを作った田んぼ、来年の米作りでどうなる
か、興味あります。

問題は水持ちが悪くなるので深水維持が難しいこと。浅水では前半稲が快調過ぎて”
への字”にならなくなる恐れも経験しました。肥料のやり方も再検討しないとと思っ
ています。

”米交換会”、ひだまり農場ブレンド米でもかまいませんか?
*********************************
Nakano Youichi & Nobuko
中野 陽一
e-mail: nakano.youichi(アットマ)nifty.com
山梨県北巨摩郡高根町五町田474-2
*********************************
       (やまちゃんから)ブレンド米,もちろんOKです.何をブレンドしたか,書いてもらえるといいな

(10月26日)

石井です。こんばんは。
こちら新庄は、日に日に寒くなってきます。

お米の交換会ですが、ぜひ参加させてください。
よろしくお願いします。

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
山形新庄発 イシイファーム だじゅ。
Eメール:ishii(アットマ)oregano.ocn.ne.jp
URL   :http://ishiifarm.com
石井昭一
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇


ご無沙汰しています。
 北海道もこの秋は雨が多くて困っています。もう最低気温がマイナスになる日もあ
り、初雪も降りました。
 そちらはまだまだ温かいのですね。天気も少しずつ交換しませんか?

 お米の交換会参加したいと思います。
 混植栽培のお米です。単品をブレンドするのではなく、種もみの段階で各品種を混
ぜて栽培します。熟期の多少の違いは無視をして、病害虫の予防を目的としていま
す。
 こんな事例ありませんか?

 ミネラルのお話が最近出てますね。我が方でも自然塩を溶かして、葉面散布に使っ
ています。微量要素入り葉面散布剤より効果がありそうです。

ふれあい体験農園みたむら
〒069−1211 北海道夕張郡由仁町岩内1614
三田村雅人
TEL/FAX 01238-7-3636
E-mail eco-farm(アットマ)topaz.ocn.ne.jp
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/
 
(やまちゃんから)
日本列島は北から南までなが−いのだなあと改めて感じたお便りでした.
混植,京都府亀岡市のみずほ会本部で,コシヒカリとキヌヒカリを混ぜて播種,
倒伏防止が目的の栽培を見たことがあります.


上の一文で気のついたことで
小松菜などの虫予防に椿油粕を10a当り,60~100kg 一作ごとに鋤きこんだら良いと聞き
椿油粕を仕入れました。
1袋20kg 2850円(税込み)です
よかったら使ってみてください
Aluce(みずと光の協会) 代表 植木房幸
〒670-0096 姫路市西新在家2-5-7
Tel 0792-97-8989 fax 0792-98-3231
E-mail:aluce(アットマ)memenet.or.jp
URL:http://www2.memenet.or.jp/~aluce/

(やまちゃんから)
ありがとうございます。
ジャンボタニシに,ツバキ油粕が有効と聞いたことがありますので,おそらく,土中の虫にパンチ食らわすのでしょうね.
僕の場合,家の隣の無人販売所で売っていて,ひどい虫食いは捨て,並べて,それなりに売れていますので,また,必要になったら,お願いします.
うちの場合,昨日は、虫の食害よりも,人間さまの被害のほうが大きかったのだ.
雨の日は,なぜか万引きが多いのですが,昨日は、あろうことか,お金入れを壊してしまった不届きものがいたのです.
やれやれ


(やまちゃんから,お米の交換会についてメール発信 10月25日)
ばらばらと,屋根をたたく雨の音がしています.
今年は,雨が多くて,田畑がじゅるく、秋野菜の種播きが遅れ遅れ
になって,困っています.
いつまでも暖かいので、畑の害虫,ことに,シンクイムシが多い.
9月播きのコマツナやシロナは,虫を飼っているみたいなものでし
た.今朝など,雨の中,シンクイガ(?)が,ぶんぶん,わんさと
飛び回っているのですよ.びっくりしました.。

さて,お米の交換会の件ですが,11月15日ころを締め切りにし
たいなと思っています.
本岡さんが手伝ってやると声をかけてくれましたので,11月19
日(日)か,11月23日に返送できるのではと思っています.
『我が家はみんな舌音痴だし名、でも思い切ってやってみるか』と
か『自分の米がどれくらいのものか知りたい』
などなど,お便りが寄せられています.

まだ,どうしようかなと迷っておられる方,ぜひ,参加しませんか
『大恥かこう,そのことは,きっと,来年の糧になってくれるはず
だ』と,言われる方もいました.

具体的な送り方は,11月始めに,またお便りします.
どうぞよろしく.

(10月25日 北陸の大豆王 By若林)

> > > 半年ほど前に,神戸新聞の農業担当の記者から「山下さん,これからは情報公開の世の中ですよ」
> > > と言いながら,そのことを教えてくれたのですが
> > > 北陸の,脱サラの青年が,大豆を数ha無農薬で作っている,と聞いてびくりしたことがあります。

   情報公開とはすばらしいことです。法律ではなくモラルの時代の夜明けです。
> >
> > どなたでしょう。私ももう少し粒の大きな大豆を作りたい。
> > どうすればいいのでしょう。面積も広げたいし。教えて下さい。
>
> この間の件,神戸新聞の辻本記者が,FAXで教えてくれました. <BR>
>なんと,石川県の方でした.<BR>

有り難うございます。
驚きです。
遠いところの人と思っていました。

>『たぶんこの方のことだと思うのですが,
石川県内の干拓地で40haの規模で,無農薬大豆を作られていると聞きました.』

この職場は河北潟のすぐとなりです。
灯台もと暗しですね。
そういえば河北潟で大豆が作付けされています。
りっぱなので感心していたところです。無農薬とは驚きました。

時代の方が私より早かった。笑。
一気に40haなんて。
脱サラには勝てません。根性がちがう。謙虚にならなくっちゃ。

> 井村辰二郎さん 
> 金沢市のかたです
> 住所やメールは,井村さんの
> 了解が得られたら,オープンにしたいと思います。

これだけの情報があれば、こちらでも分かりますが礼儀に従います。
案外みんな知っていて知らぬは己だけだったりして。笑。

しかし、藤本さんといい、井村さんといい、身近にたいへんな方がおいでるもので
すね。
これがこの世の楽しみなんですね。 今年一年で人生が大きく変わった。
神様に感謝。 ダイナミックな人生を有り難う。
北陸に生まれてよかった。
今の時代を生きていて良かった。

 h-waka(アットマ)pref.ishikawa.jp

若林 平慈
076−275−2408 家
076−283−0073 職場

(10月24日 若林さんへ Byやまちゃん)
この間の件,神戸新聞の辻本記者が,FAXで教えてくれました.
なんと,石川県の方でした.
『たぶんこの方のことだと思うのですが,石川県内の干拓地で40haの規模で,無農薬大豆を作られていると聞きました.』
    井村辰二郎さん
    金沢市のかたです
    住所やメールは,井村さんの了解が得られたら,オープンにしたいと思います。


 こんばんは、このあいだはありがとうございました。
お米の食べ比べのほうどうしたらいいですか?
おしえてください。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.

(やまちゃんから)
2〜3日お待ちください.
ぼちぼち,連絡させてもらおうと思っていたところです.

(岩塩について,検索,問い合わせのお返事です)
少しの単位でしたら
http://www2.memenet.or.jp/~horihori/hamham/kago/index.htm
のページで800g(1200円)1600g(2200円)と
送料実費でおわけしております。
^^^^^^^^^
  #ハムと一緒のご注文の場合は送料はかかりません。

業務用で20kg以上ご入り用の際は
よろしければ弊社の仕入先を
ご紹介させて頂くことも可能です。

岩塩と一口いっても汚れのあるものや
添加物を加えたものなど色々あるようですが
このドイツの古代岩塩は味、品質共素晴らしいと
私は思っています。
まずは取り急ぎお返事まで

"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
 姫路発!ハムのオンラインショールーム
 播州ハムほりほり支店 
 Webマスター:堀田 周郎
     E-mail: horita(アットマ)ham.co.jp
 
     有限会社 播州ハム工業所
     670-0916 兵庫県姫路市久保町127
     TEL(0792)89-2986  FAX(0792)81-0868     
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""


 稲の収穫終えて一休みです。
今年も100石取れました。後は酒米の等級です。
特級ほしいのですが、雨で明日に延期になりました。

高橋さんに聞きました


日本では自然塩は数ヶ所でしか、生産されていないので、高価ですね。
普通の塩は化学塩で、酪農で使用されている塩もほとんどが化学塩です。
でもなかには自然の物を使ったミネラル塩が有ると思います。20k3000円
ぐらいで。
やはり岩塩を探した方が良いと思いますよ。
知らないだけで,きっと身近のどこかに有ると思います。

酪農家のつかつているのはやはり20K3,000円位です。
検索で岩塩出るかな????

http://www1.ocn.ne.jp/~hironao/index.htm
      中村 弘直
(やまちゃんから)
なるほど,検索と言う手があったのかと、はたと気がつき,やってみました.
502件ヒットし,最初の10件で,東北の漬物やさんと,なんと姫路のハム会社が岩塩を使っていました.
早速,メールで問い合わせをしてみました.

(10月21日)
やつと稲刈り終わり、今日は籾摺りしました。
まだ明日掛かります。
お米の品質良いですね。収量は色々つて言うところですか。

お尋ねの岩塩余り知りません。
砿塩つて言って5kのミネラルの固まりが有りますが、
最近つかつて居ません。
23日に値段聞いて見ますね。

今年初めて作った””豊コシヒカリ””端量が出ましたので、
早速精白して食べました。
期待通りの食味です。皆さんに食べて貰いたく思っています。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
http://www1.ocn.ne.jp/~hironao/index.htm
     中村 弘直
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□     

(やまちゃんから)
「鉱塩」,鉱物(鉱石)として取れた塩、と言うことでしょうかね.
ミネラルとして,牛になめさせるため,わざわざ加工されたものなら高いかもしれませんね.
いずれにしても,よろしくお願いします.
それから,「豊コシヒカリ」,中村さんが出してくれるの,うれしいなあ.
一灯園の松下さんが,豊かコシヒカリについて,「梅雨明けくらいになってから,味がのってきて,おいしく感じました」と,言われていました.
中村さんが,豊コシヒカリを出してくれるなら,
僕は,来年からの,もう一つの主力品種にしたいヒノヒカリを出品します.


今年も食味試験をやりました。
初星を標準として、1,ひとめぼれ、2,キヌヒカリ、3,亀の尾、4,MH2003、5,タカナリ
を比較しました。
結論としては、新しい品種に人気が集まりました。
つまり、ひとめぼれ、キヌヒカリ、MH2003が初星とほぼ同等においしい。
ただし、外人には、亀の尾やタカナリにも人気が集まりました。

早々、食味試験の分析でしたよね。
食品総合研究所で実施している官能試験では、標準を福井県産の日本晴としています。
また、食味を5つの要素に分類し、最後に総合評価を与える方式になっており、一つ
の項目につき+7からー7までの14
--
KONAGAYA Hirotaka (G4)
kona-ufo(アットマ)mwb.biglobe.ne.jp
Arigato-Bye be.


(10月20日 やまちゃんから)
今年の稲のできは,まったくお話になりませんでした.
お話にならないので,お話するのは,よそうと思っていました.
だって,僕にもプライドと言うのがあります.
しかし,物言わぬは腹ふくるるわざなり,とか言われます.
朝から雨でしたので,こっそり別ページに書きました.
ひまな方は,ご覧ください.
別ページへ飛ぶ.

(10月19日 やまちゃんから中村弘直さんへのメール)
教えてください
最近,ミネラルのことを,耳にしたり読んだりすることが多いです.
熊本の後藤さんのところへ言ったときに,にがりを水口から流し込むことを勧められました.
野菜に葉面散布しても,野菜が活性化するとも,お話されていました.
また,「現代農業」しでも,天然塩を田んぼに入れている記事を見ました.
食味に大いにかかわっているのでしょうが,それだけではなく,微生物の活性化のかぎを握っているようです.
行き詰まったら微生物資材,壁にぶち当たったらミネラル資材と言う発想は,あまり好きではありません。
基本は,やっぱり土で,その土の中に潜在的にある「微生物」や「ミネラル」をどう活性化させるかということだろうと,思っています.
と言いつつ,田んぼに海砂を7センチ客土して、畑にしたことがある僕は,塩は面白そうだなと思っています.
ただ,「にがり」にしても,「天然塩」にしても,高いなあと二の足を踏んでいました.

ふと,思い出したのが,酪農家の使っている「岩塩」。
昔,農文協の雑誌のセールスで,広島の山の中の酪農家をたずねたときのお話.
鯉の養殖もやっていた人ですが,人工孵化した稚魚を,専売公社の塩を溶かした生理的食塩水に入れても,死んでしまうそうです.
岩塩を溶かした生理的食塩水に入れないと,だめなんだそうです.
微妙な微量要素が必要なんだろうなと言うお話でした.
今から20数年前の話なのに,とても印象に残っています.

もうひとつ,岩塩にまつわるお話.
僕の友人で,味にこだわっている男なんですが,能登の「汲み塩」を取り寄せています.
僕が「要するに,NaCl99パーセント食塩はミネラル分が無いから,辛いだけだと言う話だろうが」,
なめてみろと、岩塩を持っていったことがあります.
すると,「能登の汲み塩」が,まろやかな辛さなのに比べ,岩塩は,苦いのです.
「ミネラルが入っていればいいというものではなく,その組成が大事なんだ.岩塩は,とれる場所によって,ミネラルの組成がばらばらだから,そのまま使えないのだ」と,鼻高々に,説教されたことがありました.

さて,教えていただきたいのは,岩塩は,いくらくらいするものなんですか.
どうぞ、よろしく

(10月18日 若林さんとメールの交換。ヤフーのツリー形式のHPにたどりつくこと成功.)
> ヤフーのジオシティ、アドレス教えてください
> (入り方)
> どんなものか,見てみたいです


heiji君のお庭からツリー型掲示板へアクセス
  http://www.incl.ne.jp/~heiji/
若林平慈くんのジオボード 未だなんにも進展がない。 更新を怠っているせいな
んですが。

 http://tools.geocities.co.jp/NatureLand/5650/(アットマ)geoboard/

メインページここから色々な人が作ったページが見られる。
  http://www.geocities.co.jp/

作り方のボード  
ただしヤフーのジオシテイの中にホームページを作らなければいけない。
  http://www.geocities.co.jp/members/tools/geoboard.html
> > 申し込みも簡単メールアドレスだけです。


> 黒大豆のエダマメの無農薬は簡単だな,と思っていたのですが
> なにせ,さやごとゆでて,むしゃむしゃ食うから,
> 虫に食われていても分からない

同じタンパク質なんて 笑!

>
> そうか,大豆の無農薬も,簡単ですか
> 僕が稲作りをはじめたときに感じた安心感を
> 若林さんは,大豆に直感されたんだ
> こりゃ大きいなあ
>
下手の横好き。 まあなんとかなるさ。
全然とれなくってそれで生活が変わるわけないし。hi!
一か八かなるようになる ケセラセラの世界でした。
専業農家でしたら考えられません。この軽さ。

俺の前に道は無い。俺の後に道は出来る。
ブロックロテーションなんか怖くない。
大豆に変わっても3年間無農薬、無除草剤を貫くぞ。

そんなことでも考えなきゃこんな危ないこと、

県の仲間からは
やめなさい。
石川県では初めてです。農政局へ問い合わせてみます。
なんでも初めてやるときにゃ困難が付き物なんですよ。
集団化のなかでの高度栽培技術
(防除の部分に変わる技術を農政局に認めさせねば成らなかった。)
なんて言われた。

自信あるの。
家族の反対は。
本当に出来るならなぜ防除しているんだ ああああん?・・・・・。関係者の1人
沢山の人々から暖かい?お励まし?を頂いた。
今になればありがたい。
ひねくれたheiji君の本当のエネルギーは、実はこの暖かい?はげましでした


年輩の方からは、
草の小さいときから、一番始めからヒゲで刈れ。(除草機のナイロンロープが回る
もの。)

しかし、一番の秘訣だったのは、発芽しなかった所の失せ植えです。
これが見事に草さんを抑えてくださった。 大豆さんのおかげです。
チビだった大豆さん有り難う。よく頑張ってくだされた。

それからこの場をお借りして。
旱魃のお天気のお陰です。
水を無断で!あててくれた。とても親切な?親父さんのお陰です。
見ちゃいられないと勝手に(草取りに)入って下されたお袋さんのおかげです。
やっぱり私は極楽トンボと言われる所以です。ね!

しかし、もう一度生まれ変われるのならやはり極楽トンボに生まれ変わりたい。笑
。hi-hi↑↓。

> 半年ほど前に,神戸新聞の農業担当の記者から
> 北陸の,脱サラの青年が,大豆を数ha無農薬で作っている,と聞いて びくりし、
> その記者「山下さん,これからは情報公開の世の中ですよ」
> と言うことを言わんとして,そのことを教えてくれたのですが

どなたでしょう。私ももう少し粒の大きな大豆を作りたい。
どうすればいいのでしょう。面積も広げたいし。教えて下さい。

藤本さんがタイムスリップして出てきて下されたりして。まさか。
私の主将に成る方かもしれません。
もし、情報の公開に抵抗がなければぜひお願いいたします。
>

(10月17日 山梨の中野さんから)
おはようございます。山梨の中野です。

京都の奥村 陽さんのメールアドレスを教えていただけませんか。
EM利用で作っているようなので聞いてみたいことがあります。
昔、なにかの本で、EMに発芽促進作用(休眠打破作用と言ったほうがいいのかな)
があるといったことを読んだ記憶があります。
最期のカタキになるかも知れないクログワイです。発芽がダラつくのを何とかならな
いかと思った訳です。
当地は寒冷地なので、これから発芽させるなんてのは無理かも知れないけど、秋耕し
して試して見るのもいいかなと思っています。

以前ちょっと話した根腐れ、今年はウソのように少なかった。田畑輪換田と昨秋サブ
ソイラーで耕盤破砕を試みた所に初、中期の致命的な根腐れは発生しなかったように
思います。でももっと注意すると、その中でも田んぼが低くて溜まり池になる所はや
はり寝腐れ気味。
水が停滞して酸素不足になるのがいけないんだという感想を持ちました。
今年減反で耕盤破砕のためにセスバニアを作った田んぼ、来年の米作りでどうなる
か、興味あります。

問題は水持ちが悪くなるので深水維持が難しいこと。浅水では前半稲が快調過ぎて”
への字”にならなくなる恐れも経験しました。肥料のやり方も再検討しないとと思っ
ています。

”米交換会”、ひだまり農場ブレンド米でもかまいませんか?
*********************************
Nakano Youichi & Nobuko
中野 陽一
e-mail: nakano.youichi(アットマ)nifty.com
山梨県北巨摩郡高根町五町田474-2
*********************************

(10月16日 若林さんから >印はやまちゃんからのメールです)
> そう,大恥かきましょう
> 僕なんか,ヒノヒカリ,6俵ですよ
> 話にならないので,話しないことにしようと思っていたのですが,
> 物言わぬは腹ふくるるわざなりと言う言葉があるらしく,
> てんまつ気,HPにこっそりかくことにしました
> しかし,大豆が200キロ取れて,米が360キロなんて
> やっぱりいやになる
 
 収量のことですが、 
 本当は、まだ、乾燥と選別が出来ていないのではっきりとした計算が出来ないですが、
 生でクズも全部いれると重量では300キロはどあります。
 ただ、種用の大豆と比べるとまだ見劣りします。
 富山で作っているそうですが、どんな風に作るのか一度みてみたいです。

 無農薬で出来るか、除草剤無しで作れるかが今年のテーマでした。
 皆さん転作のブロックローテーション怖くありません。
 大豆も無農薬で出来ます。最初に大きな溝を掘って置くだけです。
 この溝が高度な技術だそうです。額縁排水と教えてくれました。
 これがコツかな。
 
 それから、30キロ7000円で売れるみたいですが、
 無農薬の大豆いくらくらいになるのかなあ。

> 名誉のため,書き添えますと
> もうひとつの晩生の「葵の風」は,8俵くらいみたいです.
>
> 若林さんのメール,HPに掲載させてもらってます.
> 今回から,試験場名も,省かずに入れてます
> もし「ノー」のときは,ご連絡ください
>

 どこかに書いてあってもいいです。試験場に勤めているのは事実です。
 毎回試験場の名が出るのはやはり困ります。
というのは、私は試験場では大豆のことはやっていませんし、米も専門外です。
私の専門は果樹です。ブドウです。ですから、ブドウや果樹のことで私の職場が利
用されるのは結構なことです。

 専門以外に職場が利用されるのは、その専門のセクションの人から見ると困ります。

> 米ぬかの件
> 「百姓の来年」までにはまだまだ先が長いので,
> また、こんど
> みんなのいろんな「ああじゃない,こうじゃない」が集まるように
> なると面白いです。

いいことを教えましょう。
ヤフーのやっているジオシティにホームページを作ると掲示板が無料で確保出来ます。
私も作りましたが、残念ながら、私のホームページには書き込みが無い。
これはツリー形なので利用価値は高いです。
申し込みも簡単メールアドレスだけです。
民間の放送局のようにヤフーから宣伝が1行強制的に入ります。
ただですからしかたありませんが、笑

h-waka(アットマ)pref.ishikawa.jp

若林 平慈

(10月13日 若林さんからやまちゃんのメールに答えて)
> 大豆の無農薬,すごいですね
> また,その一端,教えてください.
11日収穫しました。
晴天の影響か200kg/10a〜でしょうか。
選別してもう一回メールします。
>
> 僕は,米ぬかも組み合わせて,というふうに思っているのですが

米糠を半分しかやらなくも大丈夫でしょうか。
ここのところが知りたい。

>
> 宮仕えのしんどさ,ようく分かります

有り難うございます。
なかなかですね。
今の試験場もなかなか苦しい。予算も組めない。

それに、いづれ試験場でも独立採算性に移行します。
そうなったら無理に役人やっていても民間でもほとんど余り変わらない。
好きにやれた方が良いに決まっています。

藤本さんのようになったら技術だけでも確立出来れば独立したいですね。

> そうなったら,家族のかた戦線恐々ですね
>
家族は、一番下のちびが20になったら正式にと思っていますが、
私の考えでは、その前に世の中変わりますね。
きっと。

(このメールの後、20分ほどして,追伸がありました.)
メール有り難うございます。私も仲間に入れて頂いた。
有り難うございます。

私は初心者なので、どうしてよいか、
しばらくここにいて、無線用語ですがワッチさせて下さい。
ワッチというのは、一応聞いておく状態で、
パソコンの場合は送って下さるようにお願いしなくっちゃいけない。

 さて、我が家にもコシヒカリのお米とれました。
味のことになるとちょっと恥ずかしい。
しかし、最低でも改善点を見つけて改善していかなくっちゃいけない。

恥ですが少し出して、大恥をかこう。
そうすれば、次年度からは、少しはよくなる可能性がでてくる。

h-waka(アットマ)pref.ishikawa.jp
石川県農業総合研究センター
砂丘地農業試験場
砂丘果樹科
若林 平慈
076−283−0073

(10月12日 By世話人)
鯖江の藤本さんと,熊本の後藤さんに電話をして,お米の交換会に出品していただくことになりました.
お二人とも,快く了解してくれました.
「ご無理申し上げて,すみません」
義を見てせざるは勇なきなり,てとこかな.

後藤さん「お米はまだですかと言う電話がひんぱんにあります.20日までまってくださいと言っているのですが,
この時世にありがたいことです.これからは,やっぱり味で勝負になってくるでしょうなあ.
百姓は,中小企業の社長みたいなところがあって,自分のところの米が一番だと思っているようなところがありますが,これからは,それではすまないでしょうなあ.いいことです」
藤本さんからのメッセージ「有機認証制度の認証団体を選ぶ目が大事です.きちんとしていて,料金の安いところを選ぶ事が大事ですし,また,有機認証制度を,日本の農業の実情に合うように変えていく必要があります.皆さんで,大いに論議してください.ネットワークが必要です」

(10月11日
始めまして。
私は、福岡県で主に赤米を生産・販売しています、吉住公洋という百姓です。
「糸島赤米プロジェクト」という団体の代表をさせて頂いております。
顧問格として、減農薬稲作の指導者、宇根豊氏と一緒にいろいろと活動しています。
宇根氏が同じく顧問格で関係してある「環境稲作研究会」の事務局長もしています。
また氏が代表理事として今回立ち上げに至ったNPO法人「農と自然の研究所」の理事もさせて頂いております。まあ、宇根氏の後始末役を自認している者です。

環境稲作研究会では、除草剤を使わない稲作の技術的な研究と普及を切り口に、単なる農法にとどまらず、環境や社会の在り様との関係性の中で農業、百姓を位置付けなおしていこうとしているところです。
テーマは「21世紀は百姓の時代だ!!」…です。
毎年1、2回「環境フォーラム」などをやっております。
 
というような事で、リンクをお願いしたかったのですが、「農自研」のページがまだ出来あがっておりません。
出来ました暁には宜しくお願いします。
とりあえずご挨拶まで。
突然で失礼致しました。

 山下さん江
10月7日 コンバインをいれました。
私も驚く程の収穫がありました。我々、零細農業にとっては大変うれしいことです。
前にも話しましたが、1反4畝で5石2斗、反当たり3石7斗の実績がありました。
先日の企画を具体的に展開したいと、思います。
自分なりに、中に入れる、作品(自分の作ったヒノヒカリ)の自己紹介を考えています。
山下さん、私の育てた(べっぴんさん)を見て下さい。
                           京都   奥村  陽

 面白い企画ですね、私も是非参加させて下さい
私の所では、お客様への試食サンプルは3キロほど送っております
それは、ごはんを炊くときの水加減で味が大きく変わるからです
1回目は普通の水加減で、2回目は少な目で、3回目に大体自分の
家庭の柔らかさになるように3回分を試食してもらってます
その方がきちんとした評価がでるみたいです

もう一つは紙皿にもったサンプル四つから香り、光沢、粘り、なんてのは
あまり意味があるようには思いません(なにせ私は味音痴ですから)
炊き立てでは恥ずかしながら中国産(ミヤンシャン)と市販のこしひかり
と有機こしひかりとまるで区別がつかなかった
ミルキークイーンは流石にわかったのですが

おにぎりか冷やご飯がはっきりわかります
またジャーの中に二日ほど保管した物は歴然とします

また、おかずによっても違いますね、
カレールーをかけても自己主張のあるごはん何てのがあると面白いですね
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  東農場   東 浩一
    tonton(アットマ)land.hokuriku.ne.jp
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(東さんのお便り見て思いました   Byやまちゃん)
食べ比べって,ホント難しいですね.
おにぎりや冷ご飯で,ほんとのお米の実力が分かる,ホントそう思います.
ずっと昔,あきたこまちが出始めたころ,僕の友人が,「魚をおかずにして食べておいしい米だ.コシヒカリは,米を食べる米で,自己主張が強すぎてあまりすきくないなあ」と言ってたのが,印象に残っています.
熊本の後藤清人さんのお米,ジャーに1週間入れておいても味が変わらないと言うなあ.
食べてみたいものだ.資料送っておいたので,電話でお願いしてみよう.

山梨の中野さんがいってたけど,本当においしい米に出会ってみたいものですね.
僕は今まで,この米はうまい,我が家の米は負けたと思ったことが2回あります.
ひとつは,岡山のぜんぜん知らないおばちゃんが,わが農園の無人販売所をしげしげと眺めて,何を思ったか、ぽんと置いていってくれたヒノヒカリ.うまかったなあ.あとで聞いたら,米ぬか発酵エキスで作っているらしい.
もうひとつは,天祥米の西藤さんが,宣伝で(?)送ってくれたコシヒカリ.我が家の収穫前に送ってきたものだから,新米を食べる楽しみが半減してしまいました.

4年程前,お米の勉強会で,僕が提供した「豊コシヒカリ」と,カリフォルニア米と,10キロ1万円と言うべらぼうな値段の,某大手米穀業者の「スペシャルブレンド米」を食べ比べたことがあります.(MBSの木田さんに初めてであったときです)
最初の一口で,きっとこれが豊コシヒカリだろう,やっぱりこれが一番うまい,と思いました.
だけど,もう一度と,あれこれもぐもぐしているうち,何がなにやら,わけがわからなくなってしまいました.
参加者全体の評価は,1が豊コシヒカリ,2がカリフォルニア米,3が「スペシャルブレンド米」でした.
(スペシャルブレンド米は,僕の義姉が,くじ引きで当てたものです)
その時,豊コシヒカリは,一番火力の弱い炊飯器で炊いて,条件的に不利だったのに,一番うまかったので,カリフォルニア米,おそるるに足らずと思い込んでいます.
しかし,あの時,口直しに飲んだ水は,まずかったなあ,西宮の小さな市民センターで,屋上の貯水槽にためた水なんでしょうが,こんな水で炊いたら,ご飯もまずいわなと思ってしまいました.

(お米の交換会に賛同します By本岡)
 ここのところたんぼ以外で落ち着かない日々が続いています。
来週10月15日に 金南風 1反刈れば稲刈りは 終わりです。
11月末に麦を7反蒔きます。
 昨年 圃場整備の絡みで大麦を7反蒔きました。収穫できるかどうかもわからないやる気のない麦作りだったので 麦作の補助金を断ってはじめました。
それが天候の加減もあって 今年の春の刈り取りで結構収量があったものですから。ちょっとだけ やる気を出しています。
  ちなみに麦後7反に キヌヒカリを植えました。レンゲ後の稲作よりも麦後の稲作の方が難しいです。
ガスがわけば虫が来る。中干しすれば草が出る。どの時期に折り合いをつけるかですね。

    de 二足のわらじ 本岡哲司

(10月9日)
たいへん御無沙汰しました。山梨の中野です。

この半年、何度もメールをお送りいただきありがとうございました。
近況報告をと思いながら、夜中の2時から新聞配達のアルバイトが
ある身としては「世話人日記」覗くだけで精一杯の有様、申し訳なく
思いながら収穫の時期になってしまいました。

まずは「お米の交換会」の件から。大変興味があります。ぜひ仲間
にいれてください。我が家の収穫祭で毎年消費者と一緒に「お米の
食べ比べ」のイベントしています。指標に純正の魚沼産コシを加えて
みたりしていますが、この結果がなかなか面白い。
うまい、まずいって食べ慣れたかどうかの問題が大きいなぁと思って
きたけれど、これは文句なしにうまいと言うお米に出会えることを期
待しています。今年の収穫祭は11月11日だけど間に合うかしら。

収穫作業は晩生の農林48号を残すのみで大方終わりましたが、3年
ぶりの豊作年というのが信じられない結果。均しで9俵/反くらい。
収量はともかく刈場の稲姿がすごく汚い感じ。田畑輪換田の根腐れも
なく草にも負けず順調に行ったところが過繁茂で枝梗枯れがひどい。
今年は高冷地の当地でもお盆過ぎ半月は寝苦しいくらいの高温続き。
7月下旬出穂のはなの舞や晩生の48号に枝梗枯れが少ない事を考え
ると関係あるのか。緑肥鋤き込みで草も出なかったけれど稲にもしっ
かりガス害出て、1ケ月も動かなかったコシヒカリが茎数少なくてスケス
ケなのにやはり9俵/反。温暖化の影響で当地も暖地の仲間入りと言
う事かも?

「やまちゃん」サイト本来の草対策に関しては、我が家では今年もやは
り除草にのべ1ヶ月入った。機械除草2回とクログワイの手取り。我が
家はヒエは全く問題なし。田畑輪換田はコナギも含めて草対策は非常
に有効。ただ7月以降出てくるクログワイとヒメミソハギが多い。
今年手が回らなくてコナギに負けた田んぼは1枚だけ。期間を置いた
2度代掻き法で対処できるのではと思うけど、機械除草で潰すのだっ
たら田村技研の除草機が有効だった。土の反転性能が高い。
来年以降問題になりそうなのはクログワイ。発生期間がダラダラ長い
ので手取りしても追いつかない。
とまあ、今年もあまり進歩はなかったように思いますが、除草作業しな
がら思ったことは、1枚の田んぼの中でいろんな草が棲み分けする様
に生えるメカニズムがわかったらとか、あるいは稲の生育に最適の土
壌環境と草のそれとは微妙に違うのではないかといったことでした。

今後ともよろしくお願いいたします。


こんばんは、メールありがとうございます。
稲刈りが終わってから、問題がもちあがりまして今対応してます。
カメムシの食害が見られまして、クレームをもらってます。
悩んでます。
どなたか、カメムシに詳しい方やカメムシを撲滅した方いらしゃりませんか。

「お米の交流会」のことですが、どなたがどんなお米を出典するか
教えていただけるのですか。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.

(川上さんからメールをもらって Byやまちゃん)
誰がどんなお米をだすか,HPを見てもらっていたら,大体分かるのじゃないかなあ.
覆面希望の「東京の消費者」のかたにお願いして,学校給食のお米を出品してもらおうかな,とも思っています.
きっと,ひどいよ,旅館にとまって,ご飯食べたときに,いつも「何や,この米」「ここは,うまい米どころと違うんかいな」などと、思ってしまうのですが,似たようなものじゃないかな.
未来を担う子供たちにこそ,おいしい米を食べてもらって,お米好きになってもらわにゃいかんのに.
高校の同級生の北角さんに,今年からお米を買ってもらっているのですが,そこの男の子が,ダイエット中らしいのに,「おかずを食べたら,お米の味がわからなくなる」と,ご飯だけ,パクパク食べてくれたらしい.若い子に,そんなにおごそかに食べてもらうなんて,僕はジーンと来てしまいました.

さて,前置きが長くなりましたが,カメムシ.
近所の百姓のおっさんと,こんな話がありました.
「山下さん,この間米屋がきてな,しげしげと玄米を調べよるのや.
いったい何事や?と聞くと,カメムシが食った米はあかんのやという.
買い叩かれるらしいなあ」
いまどき,どこの米屋でも,色彩選別機があるから,何が困るのかなあ,単なる買い叩きの口実やないんやろか、
と,京都府綾部市の井上さんにTELして,聞いてみました.
以下は,電話での,「うだうだ話」です.

「カメムシ?色彩選別機できれいに取れますよ.
うちのは6年前に買ったやつで,カメラがひとつしかないけど,
クマさんのが今年入れたのは,カメラがたくさんある「複数チャンネル」というやつで,
シラタまではじき出してくれる.この世界,日進月歩だね.」
「カメムシの薬だけはふっとかなあかんなあと,近所のおっさんが,戦々恐々とし取るんやけど」
「カメムシの被害があまりにもひどかったら,歩留りが落ちるとか,能率が悪くなるとかで,
安くなると言うことは考えられるけどね.ひどいところは、ひどいらしいからね」

「ところで,山下さん,四方さんに聞いたけど,お米の交換会,やるらしいね.20個も集まったら,手間が大変でしょうが」
「うんにゃ,送ってきてくれたダンボールは子に,ポンポン入れ替えていくだけや.クロネコヤマトの送り状にできれば宛名を書いておいてと頼むつもりやから,それをぺたっと張ったらおしまいで,ちょろいものや」
「そうか,そんなら,一口入れてもらうわ.
自分ら,小売しとったら,自分の米がどの程度のものか,やっぱり一番気になるところやから
それから,希望としては,鯖江の藤本さんのお米と,熊本の後藤さんのお米が食べてみたいなあ」

「話し変わるけど,韓国に行ったら,日本の農機具が半値で買えるそうなんや.
近所に留学生がおるもんで,カタログ取り寄せてもらったら,ほとんどヤンマーそのもので,
値段は半額,関税もゼロ(港での検査料が3800円),運賃は,コンテナ(18フィート)一車で58000円くらいなものらしい。
積みあわせでも,1トン1万円くらいらしい.日本とかわらへんがなというたら,そうです,世の中国際社会ですといわれた.
韓国には,みのるも入っていて,苗箱も半額らしい.
毎年4〜5万追加で買っているから,考えてしまいます.
中国には,サタケが進出していて,クボタが入っているらしいなあ。
これだけ米価が安くなっては,そこまで考えんとやっていけないと,
綾部では,最近韓国ツワーの話で持ちきりです」
「Fさん(ここでは匿名にしときます)に前に聞いた話では,農機具は,3割引で買っているらしいね.
部品も,3割引.
何人か仲間を集めて,グループを組んで,代理店扱いにしてもらうのです,と言われていました.」
「そうか,うちらの町の農機具店は,その値段で仕入れていると言うことやな.」

「全国米交換会」参加させて下さい。
 
 こんにちわ。 しかたです。
 
結論からいいます。
是非、参加させて頂きたく思います。
 
返事が遅くなり、すみません。
悩んで、いました。
2つあります。
1つは、こんな新米百姓が作ったお米が(実質は井上さんの力が、大ですのでだいじょうぶかな?)、どう評価されるかの一抹の不安です。
2つ目は、私たち家族(かーちゃんはじめ、高校3年男、高校1年男、中学1年おなご、そして、私)5人にそんな繊細な味覚があるか?と云うことです。
 
今年、1fと30eの田んぼをお世話頂き、収量は反あたり、2石9斗でした。
これだけでは、家族5人が生活していけません。今の5倍は面積を耕作しないと、と考えてまい進中です。
勉強の一環として、是非、参加させて下さい。
取り急ぎですみません。御連絡させて頂きました。
 
 

(10月5日)
お電話有り難うございました。で、早速、やまちゃんのホ−ムページ見させて頂きま
した。「イセヒカリ」の米はなんとか11月中頃までには、用意できるのではと思っ
ております。  しばらくお待ちを。 松下 平蔵

石井です。レス、大幅に遅れました。すんません。
「お米の交換会」大賛成!!
ぜひエントリー?願います。

> 「全国米交換会」のことですが,出品するときに,だれだれのお米
> が食べてみたいと,指名(希望)できるようにしたらどうでしょ
全国マップを作って「ここが食べたい!」というのも面白いですね。
稲刈も終わり、一息と言いたいところですが、雑事に追われ気ぜわ
しくしています。
収量がかなり低く(6俵ぐらい)で、明日の生活を考えると・・・です。
いやあ、正念場です。

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
Eメール:ishii(アットマ)oregano.ocn.ne.jp
URL   :http://ishiifarm.com
石井昭一
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

(10月4日 石川県の若林さんから)
初めてお便りします。
 ことしはじめて民間稲作研究会に参加させて頂きました若林です。
 有り難うございました。
 本当の見新しい事ばかりです。
 さて、今年初めて無農薬で大豆をつくりました。
なんとかうまくゆきました。

その後に問題がのこりました。
転作の大豆の後には窒素成分は半分しかやれません。
そうすると米糠も半分しかやれません。このままじゃ草はえますよね
 草の生えない方法を教えて下さい。

 未だに脱サラ出来ない人より。
 うまくいったら脱サラ考えています?
 家族に言ったら大変今のところ無理ですが。
 h-waka(アットマ)pref.ishikawa.jp
 若林 平慈
 076−283−0073

(10月4日 やまちゃんからメール仲間へのグループ送信です)
毎度,お騒がせします.

「全国米交換会」のことですが,出品するときに,だれだれのお米が食べてみたいと,指名(希望)できるようにしたらどうでしょう.
たとえば,コスト的に北海道が一番ライバルになりそうだから,北海道の三田村さんのお米を入れてくださいとか,
ヒノヒカリをこれから作ろうと思っているので,京都の奥村さんのお米を希望とかね.
 
僕の個人的な希望(趣味)で,2箇所ほど声をかけてみました.
ひとつは,姫路で,田寺さんという農水省OBが、ハイブリッド稲を作っています.
この夏に,「田んぼのうだうだ話し会」を数人でやりました.
有機無農薬で,1トンどり.おばけみたいな稲でした.
田寺さんは「おいしいよ」と言ってました.
そのおばけ稲を食べてみたいと,声をかけてみました.
ところが,その話は残念,もみすりが,12月中旬ころだそうです.
あとひとつは,一灯園の水稲部長の松下さんに,「イセヒカリ」のお願い.
松下さん,コシヒカリ一辺倒の傾向に批判的で,「お米は,粉食文化じゃなく,粒食の分化ですよ.硬質米の独特の味わいが消えかけているのは残念.イセヒカリは,粒食のよさが味わえる」といわれていました.
入荷が11月中旬ころになりそうだが,間に合えばぜひ協力したいと言ってくれました.
 
あの人がお米を出品するのだったら,ぜひ食べさせてほしいなとか,
あの品種が出るのなら,それ希望とか,いろいろあると思うのです.
「交換会」の話し,一口乗ろうと言う気持ちがあれば,できるだけ,前もって,情報出しておいてもらったほうが面白いなあ.
 
それから,MBSテレビの木田さんが,「やりくり総合研究所」と言う番組として,参加したいと言われました.
なら,いっそのこと,にぎやかに,楽しくやるのもいいなと,やまちゃんは考え,
カリフォルニア米,や,競争力でアメリカを打ち破った中国産のお米も入れちまおうか.
よって,「全国米交換会」と言う名前は,地球規模になりましたので,今後「お米の交換会」に変わります.
 
木田さんへ,
澤田さんにTELしましたが,お留守でした.
外国のお米,MBSの方で手配していただくこと,できません?
 

(米交換会のお便りが届き始めました)

(10月2日 大阪のMBSテレビのディレクター,木田さんからのメール.)
非常に面白い企画です。
やりくり総合研究所という
我が社の経済番組も参加できないでしょうか。
検討してくださいお願いします。
       
     どんな形になるのか,また,実際にテレビの映像として使い物になるかどうかは別として
     「こちらこそ,どうぞよろしく」と返事しました.
     木田さん,三年前に,福井県鯖江市の藤本さんのところでやったシンポジウムを
     取材してくれた方です.
     たまたま,「お米の勉強会」で出会って、話したら,取材に来てくれました.
     「やりくり総合研究所」,前にもらったメールにその紹介がありますので,転載します.
                                            (By やまちゃん)

毎日放送の木田です。
御無沙汰していましたが、決してコメのことを忘れていた訳ではありません。
いろいろメンバー等に意見もおありでしょうが
インターネットでのコメ販売を我が社で去年12月に立ち上げました。
これは、我が社のメディア推進部が
インターネットでの物販とはどんなものか知るためでもあり、
たまたま私が協力していたのでコメになった訳です。
ネットビジネスについては非常に勉強になりました。
このことについては、この辺にして
実は相談があります。
我が経済部の番組に「やりくり総合研究所」と言う生活密着型の経済番組を
月〜金の11時15分〜30分で放送しています。
そこでは選挙結果と経済の影響という硬いものから
金融商品の選び方、リホームや内職など様々な情報を経済的な目線で取り上げています。
その番組で今回食べ物シリーズを取り上げたいと思っていて
有機、無農薬栽培の農家側の現状について
現場からの話も出来たらいいと思っています。
JAS法改正など表示の規制も変わりどうなっているのか。
消費者も、作る側の現状や思いも知りたいと思いますのですがどんなものでしょうか。
ご意見をお聞かせください。
勝手なときだけ連絡して申し訳ありません。
                           (2000年6月29日のメールより)
(10月1日)
こんばんは
当農園の稲刈りも一昨日終りました。9月は雨降りが多く難儀しました。
田んぼがぬかり、コンバインのわだちが残ってしまいました。雨のせいには出来な
い、失敗がありました。
よく乾く田んぼから、美味しいお米と思っています。来年が大変です。

 「全国米交換会」は、楽しそうな企画ですね。自分の家のお米以外、なかなか食べ
る機会は無いものです。
栽培方法は問わなくて良いのですか?その点についてお聞きします。

北海道は霜注意報が出る季節となりました。あっという間に、秋は過ぎていきます。

ふれあい体験農園みたむら
〒069−1211 北海道夕張郡由仁町岩内1614
三田村雅人
TEL/FAX 01238-7-3636
E-mail eco-farm(アットマ)topaz.ocn.ne.jp
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/

             (世話人から)
              栽培方法は,それぞれいろんなやり方があって,いいのじゃないかなあ.
               お米に添える「自己紹介」で,愛情たっぷりに書いてあげてください.

(私もとらぬ狸の皮算用です)
 面白い企画を有難うございます。
私のような零細農家のことも心掛けていただき有難うございます。
私どもの「ひのひかり」も順調に生育しています。
種を蒔いてからの予定どうり、10月7日にコンバインを入れることにしています。
約1反4畝で昨年は、22本(660kg)収穫できましたが、今年は、25本は欲しいとおもっています。
獲らぬ狸の皮算用です。
 私の作った無農薬(実は1回種子消毒にトリフミンを使いました。)、非科学肥料(レンゲと 米糠、油粕、魚粉、EM−1を使っています。)
米の評価を20人からして頂いたならば、来年への課題として真摯」に受け止めたいと思っています。
 それじゃ、収穫がすみ次第、マニュアルどうりに参加したいと思っています。
10月7日までの好天を期待します。

                                     奥 村  陽(おくむら あきら)

こんにちは、メールありがとうございます。
わたしも参加したいです。
自分のコメがどんなものか試したいです。

今年は天気に恵まれ、9月5日に刈り取りが終わりました。
今はいなわら堆肥をつくってます。
今年の収量は平均10俵くらいでした。
カメムシの被害が早生系の品種に多かったです。
今日いまから販売店に会いに行きます。
殺虫剤をつかわないで退治することが、来年の課題です。

くわしいことが、きまりましたら連絡いただけますか。
では
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.


なかなか良い提案ですね一口入りますよ。
方法に付いてはまあそんな所かな...
良い案浮かびましたらメールします。

余り新潟のコシヒカリつて言うから、知人に正真私用の
お米交換しました。
結果は動あれ実際に食べる事。参加する事に意義ありですよね。

早速のご案内嬉しく思います。
やまちゃんのホームベージリンクさせて下さい。
こちらは今から稲の収穫です。ボチボチですよ
みんな稲無くなります。
10月20日までしっかりとビワ色に熟れますよ。

草の残った田.スーパオルトラEで尻餅付いた田(山田錦)
又自分でもほれぼれと見とれる稔りの良い田。それぞれの秋です。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
http://www1.ocn.ne.jp/~hironao/index.htm
hnnahiro(アットマ)silver.ocn.ne.jp
(^o^)ライス&ミルクことひろ(中村弘直)です


「全国米交換会」は、私は出せないので、参加できないなあと指をくわえてHP
を見ておりました。
出さない人が割り込む方法があれば、混ぜて。覆面で。
おとといスーパーで新米あきたこまち買ったけど、それほど感動するほどうまく
もなかったなー。やはり米はうまいのが食べたいですね。

これは、盛り上がるんでないの?
頑張れ!やまちゃん!
                               (東京の消費者から)

9月30日  By世話人)
「全国米交換会」をやることになりました.面白そうでしょう.ぜひ,ご参加ください.
時期は,11月になってからです.こんな感じやってみたらどうだろうと言う「たたき台」を,
今までメールを下さった方々に送りました.
以下、それを転載します。

秋の収穫作業は,順調に進んでいますか?
我が家では,早生のコシヒカリは取り入れを終わり,晩生のヒノヒカリ,葵の風が残っています.コシヒカリは,目を覆いたくなるような収量でした.
え,うそ−,やっぱり分けつが取れてないのか,雑草にすわれた分だけ,肥切れだったのかと首をかしげています。晩生は豪快にできているので,よもやそんなことはあるまいと,相変わらず,とらぬ狸の皮算用です.

さて,小長谷さんから提案がありました「全国米交換会」,「世話人」は,このホームページのイベントとしてやまちゃんがやればいいとのことですので,お祭りずきの僕が,楽しませてもらうことにします.
そこで,その方法ですが,次のように考えてみました.
たたき案を出してみますので,ご意見,ご要望があれば,教えてください.

白米3合(約500グラム弱)を,小袋に入れて,20ヶ,世話人まで宅配便で送る.(その時,返送料も同封)

世話人は,それを,ダンボールに詰め替えて,各人に送り返します.

参加者が20人より少ないときは,同じ人の米が複数個はいります.
参加者が20人より多いときは,20種類までですので,人によって組み合わせが違います.

消費者の方で,食べ比べしてみたい方がありましたら,事前にお知らせください.何か方法を考えてみます.
以上です.

(以下,補足説明などです)

(1)なぜ3合か?もしかしたら,4合くらいのほうがいいかも.試食とはいえ,普段の食事と別に,わざわざ炊くのは面倒です.3合か,4合あれば,大体の家庭で間に合うのではないでしょうか.

(2)小袋の中に,お米の自己紹介を書いて入れるようにしませんか.

(3)相互評価をどうするか.食味評価(判定)表を使って,採点するという方法もあります.小長谷さんが,独自の評価法があるので探して送りましょうかと言ってくれています.皆さんも,そういうのをお持ちでしたら,お知らせください.

ただ,あまり点数にこだわらず,食べて,うちの人とわいわいがやがや,自分のうちのお米を見直すきっかけになればいいのじゃないかと,僕は,思うのですが.そして,そのわいわいがやがやを,ホームページに知らせてくだされば,楽しくなるなと思っているのですが.

(4)時期は,11月になってから,農作業も一段落し,お米の熟成も進んでから,というのでどうでしょう.

(5)ホームページを見てない人で,こういうことに興味がありそうな人がいましたら,宣伝してみてください.

(6)この「交換会」に参加するよと思われる方は,ちょっと,その旨メールでお知らせくださるとありがたいです.この種のイベントでは,そういう便りが寄せられると,雰囲気が盛り上がっていきますので.

以上ですが,ご検討ください.


(9月28日)
やつと見つけたよ、加西市の中村 です。

山下さんご無沙汰して居ました。
一度訪問したく思いつつまだ実現しませんでした。
これからH.Pの方に寄せて貰います。

井原先生との事が何時までも何時までも、
あり今も教えを実戦しています。
先生の実践を何時までも伝え広めようと
今の自分を表現してH.P作りました。

取り急ぎメールします。
これからも宜しくお付き合い下さい。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
hnnahiro(アットマ)silver.ocn.ne.jp
http://www1.ocn.ne.jp/~hironao/index.htm

    加西市 中村 弘直
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□    

(9月29日やまちゃんから中村さんへ)
いやいや,こちらこそ,ご無礼しています.
僕は,井原さんの不肖のデシで,ちっとも,への字を継承していま
せん.
今年,コシヒカリを収穫して,6俵きってしまいました.
われながらうんざりしています.
この3年,減収続きです.
まだ,晩生(ヒノヒカリ,葵の風)が残っています.
これは,われながら,惚れ惚れできる出来栄えで,取らぬ狸の皮算
用をはじいているところです.
ちかじか,全国米交換会をやる話が出ています.
また,HPを見てください.
近いうちにリンクします.

(9月30日中村さんからやまちゃんへ)
こちらは10月より稲刈りです。

#除草剤使わない稲つくり#良いですね。これから挑戦しますよ。
への字の稲作でほとんど無肥料になつた。
今から無農薬と思っていた矢先です。
仲間に入れて下さい。

稲作研修会にも参加します。よろしく御願いします。

此の”H.Pリンクさせて下さい。
農業に生きる関係リンクがあります。
紹介文適当に書き入れます宜しくね。

出来ればリンク先一覧表に付け加えて下さい。


(9月27日 広島県の南さんから)
現代農業10月号をを見てお便します。
私は43歳で,35アールほど米を作っています.
品種はコシヒカリとヒノヒカリで,今年両親を4月と6月に亡くし,去年から,自分で米つくりをしています.
(今までは,父の指示で動くだけでした)
そこで一番泣かされているのが除草です.
除草剤を使っても,水管理が悪かったりして,ヒエだらけです.
ぜひ,皆さんの知恵をお借りして,除草剤を使わなくてもいい米つくりに挑戦したいと思っています.
去年から「への字農法」,今年からMリン農法に挑戦しています.
我が家にはまだパソコン(古いのは有り)がありません.資料を送ってください.宜しくお願いします.
弟のところにインターネットがありますので,後日見てみたいと思っています.

(長野県の大塚さんから)
資料を送ってください.
現在は体調が不十分なためパソコンの画面が見れませんが,
私も水田をやっているので,いずれ参加させてもらいたいと思います.

(島根県の漆谷さんから)
私は,自家消費の野菜を作っている畑と,4反2畝の田んぼを,無農薬有機で作っております.
畑も田も,草の勢いが強く,みすぼらしい姿をしていますが,私たちの体にも,環境にも安全なものを,と言う思いで取り組んでいます.
田んぼの除草は,田車と,はいつくばっての草取りですが,とても間に合うものではありません.
ヒエいっぱいの田んぼ,収量の少ない田んぼですが,
これからも,薬を入れない田んぼを作っていくつもりです.
先輩方のお知恵を拝借致したいと思います.
宜しくお願い申し上げます.

(9月27日 こなさんからやまちゃんへ 全国米交換会について)

ごめんなさい。返事をするのを先延ばしにしていました。
山下さんのアイディアに大賛成です。
米の量はお試しなので、2〜3合あれば十分です。
生産者名と生産者の米作りに対する思いなどが一緒に付けられていれば最高です。
食べた後の感想でまたホームページがにぎやかになりそうですね。
ちなみに、私のところでは食味に対する独自の採点方法を採っています。
今、手元にないので見つけ次第お送りしましょうか。
--
H.Konagaya (PB1400)
kona-ufo(アットマ)mwb.biglobe.ne.jp
Bye-be. Domo Arigato
--

(9月26日 やまちゃんの東京の友人の片倉君より)

 江藤淳の「忘れたことと忘れさせられたこと」(文春文庫)を読んだら、ポツダム宣言は「条件降伏」だったと書いてあり、驚いた。
北方領土を主張できるのも、国際法上の論拠はポ宣言だというのね。アメリカが、軍事的だけでなく、非軍事的にも無条件降伏とし、日本民族の誇りをズタズタにしなければいけないと判断し、GHQに指令を出し、言論を封じ始めたのが、20年の9月中旬からだというのサ。
でね、その前後の朝日新聞の記事が引用されてるんだが、
言論統制前の日本語はよく分かるのに対し、
統制後の記事は訳がワカランのには恐ろしくなった。
この言論統制言語で、僕は育ったんだと言うことになる。
訳のワカラン日本語を使う人は、GHQの亡霊にマインドコントロールされてるンじゃないかと思う。

 GHQが農地解放したんだが、で、うまくいってると思うんだが、
大正時代ぐらいから農地解放の議論があって、GHQがやらなくても、
いずれ農地解放出来たろうという話があって、それなら分かるナなのだが、どう思う?
 よく覚えていないのだけど、明治維新の時、政府が税金を米でなく、現金で納めろ、とやったとき、
自作農は現金はないし、税金の手続きは分からないし、
大地主に名目上地主になってもらったという経緯があった、ということなのだが、
そんな歴史は現在忘れてるの?

 除草剤を使わない話で、草ってナンナノ?と素人は思う。
 公園の花壇や芝だとマズイが、米の敵の草と、そうじゃない共存できる草と、二種類あったりしないわけ?敵の草
ベストテンを各地方で出して、そのイッコイッコの対策ベストテンを出す。時々予想外の敵草が現れて、ギャフンといわされたりすると、よく分かる。
味方の草と共に!って題の写真が雑誌にでたりとか、
今年も味方の草が守ってくれた稲!なんてニュースがあったら格好いいと思うのだが、
これはTVの見過ぎというやつだろう。
あと、草に負けない品種作り!とかってのも、あるわけでしょう?
 情報交換で、行き詰まる場合、ストラテジーの立て方とか、情報一つ一つのコンステレイションをハッキリさせられないことが多いと思うのです。
両方とも心理学用語かな。前者は「戦略」とか訳されてるかな。
後者は、星座のような「布置」と訳されていると思う。
慣れない言葉を使うとダメだが、
組織的な思考って、僕らなかなか出来ないんだよね。
 

(9月22日 埼玉の佐野もりへいさんから)

現代農業を見てこのホームページにアクセスしてみました。
除草剤を使わない稲作りのネットワークが出来たことは大変ありがたいことです。
山下さんのご努力に頭の下がる思いです。
さて私は埼玉の山間部の水田25e畑20eほどのごく小規模の兼業農家です。
小規模であるが故にこだわりの米作りをめざしています(自分と家族で食べるのはおいし
くて安全なものを)。
かみさんの実家の近くの福島県伊達町の松浦善治さんの指導で米ぬかと光合成細菌
(PSB)で除草対策をはじめて2年になりますがなかなかうまくいかず苦労している現状です。
やはり,コナギがたくさんでてしまいました。
 米ぬか除草に少しめげていたところに、この山下さんのネットワークのホームページを見て、
また挑戦してみようとする気になってきました。

(9月16日 全国米交換会について やまちゃんからこなさんへ)

台風14号の余波で,不安定な雨が続いています.
そちらも難儀されているのではないでしょうか.
さて,このあいだ話があった「全国米交換会」のこと,
次のような方法でいかがでしょうか.
ご検討ください.
 
できれば,家族と一緒に,自分のところのお米に比べて、ああだこうだと,
「うだうだ」いいながら食べ比べられるといいですね.
たとえば,4合ずつ,小袋に入れて,合計10キロ(16袋?)「世話人」のところに送ります.
「世話人」は,それを,詰め替えて送り返す,という方法です.
16種類の,お米が食べ比べられることになります.
交換を希望する人が17人以上いれば,試食できない人のお米も出てきてしまいますが.
(希望者が16人以下の場合は,その数だけ)
 
「世話人」は,このHPの,農閑期のイベントとして,僕がさせてもらってもいいです.
こなさんでもいいし,誰かおれがやりたいという希望者が出ればやってもらいませんか.
新米は水っぽいし,少し熟成された11月ころが,作業もひまになってくるし,そのころどうでしょう.
小袋の中に,「自分のお米の紹介」を書いた紙を入れておいてもらうと面白いですね.
(皆さんも,ご意見ご希望があれば,教えてください) 

(9月15日 はじめまして。北海道の三田村です。)
当地方は稲刈りが始まったばかりです。しかしこの所の長雨で一向に作業は進まず、
困りました。
除草剤を使わないお米作り、早く完成させたいです。米ぬかなども撒いてみました
が、土作りの基礎がなってないのか、失敗しました。管理は後手後手に回り、手取り
できるほどの労働力も無く、息を止めながら除草剤を撒きました。
北海道での薬を使わない除草方法は、機械力+手取り、あいがも利用などが主です。
どちらも多大な人の労働力を必要とし、広まる気配は見えません。でも何とかしたい
です。多くの皆さんの実践例をこのHPで見れたことは、大変うれしいです。
北海道は規模が大きいからと言う訳では無いのですが、除草機が開発されないでしょ
うか。畑作では、精密な除草カルチが開発され、鍬をほとんど入れないで大規模な農
地の除草に貢献しています。しかし、稲作ではかかるコストの問題もあり、安易な除
草剤の使用の前には、開発しようとするメーカーも無いのが現実です。環境への影響
を考えると、薬を使うより石油を使う耕種的方法が良いとも思うのですが。
また作戦を練って、考えてみます。情報交換させてください。

ふれあい体験農園みたむら
〒069-1211 北海道夕張郡由仁町岩内1614
三田村雅人
TEL/FAX 01238-7-3636
E-mail eco-farm(アットマ)topaz.ocn.ne.jp
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/

(やまちゃんよりみたむらさんへ)
三田村さんのHP見せていただきました.
北海道は,春が遅く,冬が早いので,いろんな苦労があるのだなと思いました.
特に,地温を上げるために,透水性を良くするようにしたため,水持ちが悪くなって,
雑草が生えてしまった,というあたり,内地では,まったく,想像できないことでした.
寒いところでは特に,水をため,水温を上げて,地温を上げるものだと思っていましたので. 

北海道の精密な畑作カルチ,そして,それを使いこなす技,
前前から,聞いていました.
たしかに,水田用カルチ,これから,開発が期待されるところですね.
ただ,西南暖地の旺盛な草に比べれば,
東北や北海道の草は,やさしいものだよ,という声を聞いたことがあります.
北海道での「薬を使わない除草法」の有利なところは何か?
新しい作戦を期待しています.
 

(9月12日 千葉の川上さんより)

こんばんは、稲刈りは順調に5日までに終わりました。
今は田んぼのわらをとっていたのですが、ものすごい雨でわらがどこかに
いってしまいました。
この雨が収穫最中だったら、でもまだ途中の方もいらしゃるんですよね。
がんばってください。
今年の作柄は思ったほどではなかったです。
日照りとカメムシの被害がおおかったです。
でもとりあえず、秋は終わりました。
では。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.

(9月12日 茨城のこなさんより)

お元気そうでなによりです。
夏に鯖江に行って藤本さんの圃場を見せていただくことができました。
30町歩を米糠で除草することができるとは、山下さんも試みておられるようですが、
私にはまだ夢のようです。
田んぼの微生物活性をいかに高く保つかが鍵の一本目のように理解しました。

玉造の合鴨さんが作った米と藤本さんのところの微生物が作った米の食べ比べが楽し
みです。
全国米交換会という企画はいかがでしょうか。
--
H.Konagaya (PB1400)
kona-ufo(アットマ)mwb.biglobe.ne.jp
Bye-be. Domo Arigato
--

(やまちゃんからこなさんへ)
「全国米交換会」、おもしろそうですね
できるといいな
どんなやり方ができそうか,考えてみてもらえませんか
僕も考えてみます.
僕も前に同じようなことを考えたことがあってね,そのときは,12月(?)に,今度は民間稲作研究所の単独主催で,「環境保全型稲作」の全国集会があるのです.
そのときに,みんなそれぞれ自分のおコメをおにぎりにして持っていって,食べ比べ会なんてどうかな?と思ったことがありました.
忘れていたけど,思い出しました.

(9月12日 京都の奥村陽さんから)

 初めまして私は、54歳の会社員です。その傍ら、約3反の田畑を耕作しています。
その全てで無農薬、化学肥料を使わない農業を実施しています。
その基本と、なるものはEMです。
 3反のうち約1反半で米造りをしています。米作に例えますと秋田を刈ると、まず、
EM−11,000倍液を約2トンを動噴でやります。その後、EMボカシ(油粕5L、魚粉5L、
米糠20L、EM−130cc、糖蜜30cc 出来上がり約12KG)を240KGをやり、
トラックターで耕耘します。そして、レンゲの種を3KG蒔いて緑肥とします。
そうしますと、4月上旬には田んぼ一面レンゲ畑になり大変美しい花畑になります。しかし、この美しい花畑も満開になる前に1回目のロータリーにかけます。根を浮かすために極浅く、1週間後に、また
ロータリーをかけ、もう1週間後に深くすき込みます。前半の2回のロータリーはレンゲを枯らす為の作業です。代掻きの前にEMボカシを秋と同量やります。注水して、代掻きこれらはどこも同じ作業だと思います。育苗も自分でしています。1枚あたり100Gを蒔いて40枚造りほとんど全部使います。
 田植え後1週間以内に、EM−1原液2Lをやり、米糠20袋(300KG)を一面にやります。
除草剤のつもりで米糠をやっても草は生えてきます。近くの池から野生の鴨も多いときは10羽ほど
番い(つがい)で来てくれますが追いつきません。そこで私どもつがいも草取りをします。レンゲ、
EMを使い初めて5年、米糠を使って3年が経過して、土は確かに変わってきました。
私の水管理は、植えてから、刈り取る直前まで、満々と水を張っています。刈り取る20日位前に落水しますが代掻きした時の(ゆわゆる)とろとろの状態が持続され草取りもスムーズにできるようになりました。
 私は、京都では珍しい(ひのひかり)を植えています。
 5月のはじめに種を蒔き、5月の20日頃に植えて、10月のはじめ頃に刈り取るライフ・サイクル
で米造りをしています。
 今や、農業を夫婦で楽しんでいます。今の世の中、大変贅沢な生き方かわかりませんね?
  何か取り留めのない事で無駄な時間をかけました。こんなことをしている人間もいるってことも知ってください。    何かの、ご縁が有りましたらメールいただけたら大変うれしく思います。  奥村 陽(あきら)

(9月10日 山下農園さんへ)
 
 久しぶりのグループ通信有り難う。
 ホームページがあまり変化していなかったので、しばらくは開けませんでした。
肉体労働と夜なべのインターネットは大変でしょうね。私の感想を少し聞いてください。

 山下さんのネット情報は、農業技術者中心の全国版情報交換中心で規模が、大きい
と思いました。地方版に区切られた所は特に楽しみにして、どこの地方が情報満載に
なるかなと結構開いていました。
 
 米作りを中心にして、なるべく自然農法の安全で健康的な食糧を供給してくれる農
家のネットワークをつくろうとしているのかな?と、私流にその狙いを想像していま
した。流れとうねりを作り出すエネルギーを醸成してくれるものへ発展させることが
できる取り組みだと思います。

 只、天啓さんのところと違うのは、百姓として生産物をいかに売りさばくか
どのように消費者に渡していくか、消費者が農家としての自分の生活とどうか関わっ
て欲しいのかをアッピールするページが山下農園には無いのです。

 グループ通信を読んで、今後のインターネット交流の方向を探られている様子なの
で少しお便りしました。
                  三鷹 北角より

(9月10日 やまちゃんから北角さんへ)
外は雨です.
このあいだまでのからから天気がうそのように,この2〜3日よくしぐれます.
畑が水気をもらって生き返り,ほっとしていますが,
ただ,今日から稲刈り,気まぐれな雨に振り回されましたが,無事一枚終わりました.

さて,北角さんのお便り,核心に近いところをついているように思われますので,
返事のかたちで,僕の気持ちをお話したいと思います.
おっしゃるように,このホームページには,消費者を意識した「編集」がまったくありません.
百姓が,田んぼを取り巻く「環境」を大事に思い,「無農薬」の人や自然にやさしいおコメを作っても,
それに共感し,応援してくれる消費者がいなければ,「孤島の仙人の自己満足」に終わってしまうのじゃないですか?
北角さんのお便りの行間から,そんな声が聞こえてきそうです.

消費者を無視する気持ちはまったく無いのですが,
消費者のハートに届くアッピール(メッセージ)に欠けるとしたら,
半分は,編集子(世話人)の責任です.

僕が,このホームページをはじめようとするとき,
メインテーマを,「どうやったら田んぼの除草剤をなくすことができるか」
各地の実践を持ち寄り,すり合わせ,磨きをかけあおう,
そのことを通し,自分の田んぼにあった「抑草法」を模索しよう、
それにしぼりました.

農薬をこまめに散布するのめんどくさいからと言う,まったくのものぐさから野菜の無農薬有機栽培を始め
「成苗二本植え研究会」など,百姓仲間と話していると,
「なるほど,稲は丈夫なもので,殺虫剤,殺菌剤など使わなくても大丈夫そうだな」
そんなふうに、ぼくは、人の尻を見ながら,有機農法の技を磨いてきました.
「あんな広い田んぼ,除草剤を使わずにやるなんて,めっそうも無い.はいつばってでも無農薬でと言うのは,ごめんこうむりたいな」
それで「除草剤を1回だけ使うのはごめんしてチョウダイ」の「減農薬稲作」と言うことで,
消費者におコメを買ってもらっていたのです.
「山下さんちのおコメはおいしいし,それに無農薬だから安心だわ」
などと,口コミでお客さんが広がっていくのを,
尻こそばゆい思いで、やり(聞き)過ごしていました.

世の百姓の技術レベルが上がって,「減農薬稲作」なんてちっとも珍しいことじゃなくなってきました.
産直が盛んになってきて,自分のおコメを自分で売ろうと,百姓の意識が変わると,
そういう百姓にとって,「減農薬」なんて,あたりまえのことになってしまったのです.
その気になれば,殺虫剤,殺菌剤に頼らなくても稲つくりはできる,
そこまで日本の稲作の技術水準が上がってきていたのです.
1980年代の「減農薬稲作運動」の成果だと,僕は思っています.
時代の「うねり」と言っていいと思います.
その「時代のうねり」にとって,大きな壁が除草剤でした.
ダイオキシンなど,これはないがしろにはできないぞとは思いつつ,
目の上のたんこぶみたいなものでした.
信念のある,求道的な有機農業者が、はいつくばって,草と格闘していました.
こころある人だけが「何とかならんものか」と,苦心惨憺していた時代が長く続きました.
合鴨農法の古野さんもその一人です.

アイガモ農法が,風穴を開けました.
「人力に頼るばかりが脳(農)じゃないぞ」って.
そのあと登場したEM農法が火をつけました.
コイ,フナ,ドジョウ,カメ,土着菌,米ぬか,トロトロ土,半不耕起,緑肥などなど
「こんなのもあるぞ」「こんなのもあるぞ」と,百花繚乱の様相です.
でも,よくよく考えてみると,みんなある日突然ふって沸いたもんじゃなく,
温故知新と言うか,伝統的なものが現代的によみがえってきているのですねえ.
これは,百姓の技術の流れを見ていると,とても面白いとこだと思います.

さて,世話人であるやまちゃん,
独創性はないが,時代の雰囲気には,敏感なようです.
白米10キロ6000円を維持するには「減農薬」では無理だなあ,と欲半分,
やりようによっては,おらが田んぼでも,除草剤なしでやれるかもしれないなあと,
おそるおそる田んぼ一枚だけ,除草剤を振るのをやめたのです.
高校の同級生の北角さんならおわかりでしょう
例の「あかんでもともとや」精神です.
すると,びっくり,田んぼが変わってきたのです.
ウキクサが水面を覆いはじめるし,ある日突然サヤミドロが発生し始めたり
カブトエビ,豊年エビ,貝エビ,ミジンコ,やご,そして,それを求めて,シラサギ,カルガモなどの野鳥が
わが田んぼだけめがけて舞い下りてきます.
まだ一匹だけですが,ホタルを何年ぶりかに見ました.
田んぼの畦に腰掛けて,ボーっと,あきもせず,それらを眺めているのです.
無意識の部分で,田んぼを取り巻く環境に思いを致している自分を発見するのです.
環境問題を声だかに語るのをどこかで苦手としているやまちゃんは,
「あ,こういうのっていいな」って,思った次第です.

今,僕らが向かい合っているテーマ
「おらが田んぼでも,除草剤に頼らない稲つくりはできそうか」は、
「農業技術」の問題なのですが,いざその問題に取り組もうとすると,
「技術」の枠だけには収まらなくて,田んぼや百姓を取り巻くいろんな問題にまで広がっていきます.
殺虫剤,殺菌剤をテーマにした「減農薬運動」は,いかに健康な稲つくりをするかということで,
稲を取り巻く環境に,まなざしが向けられていました.
それに対し,「無除草剤」のほうは,田んぼ一枚一枚の癖を見ながら,田んぼを取り巻く環境にまなざしを向けざるをえません.
技術運動でありながら,その枠に収まりきらない.
そのことを,僕は,とても面白いなあと思っているのです.

ただ,あえてそのことを,世話人としては,前面に押し立てなくても,いいんじゃないのという感じでやっていました.
このHPに参加する人が,言いたくなれば言えばいいしという感じでした.
たとえば,熊本の後藤清人さんの田んぼ,ジャンボタニシが発生し始め,手を焼いています.
椿油の絞り粕が(魚毒性があるので)効果があるので,買い入れ,散布しようとしました.
ところが,カブトエビにもきいてしまうなと思うと,結局ふれなかったそうです.
また,福井の塚本さん,米ぬかを振った田んぼでドジョウやタニシが死にました.
「これなら,除草剤のほうがましじゃないか」と,頭を悩ましています.

以上,素朴な素朴な,百姓の,「技術」「農法」「情報交換」のホームページのスタイルでいいのじゃないかなと,世話人は思っていました.

ただ,そういう世話人の姿勢が,このホームページの広がりを妨げているのかもしれないなと,思うこともあります.
北角さんのような消費者が,どんどん声をあげ,注目してくれたら,百姓も,元気出るものね.


(9月8日 滋賀県立大学の泉さんから)
 お久しぶりです。とにかく滋賀県は雨が降りません。7〜8月の降水量が100ミリにも届かなかったのですが、これは観測史上初めてだそうです。毎朝、湖岸道路を通って長浜から彦根まで通うのですが、日に日に琵琶湖の景観が変わっていくのがわかります。干ばつと関係があるのかはわかりませんが、ヨコバイが大発生しています。(8月にはカメムシへの警戒を呼びかけていたけど、ヨコバイはノーマークだったような。)
 さて、大学の水田のその後の話。
 米ぬか反当200kg投入田は昨年以上にコナギが生育しました。ただし、イネ自体は米ぬかの肥効が最後まで持ったようで昨年のような登熟期の急激な色落ちは見られず、良好な登熟でした。収量調査が楽しみです。次に、今年から始めた油粕投入田。雑草発生は少なかったものの、入ってみたら結構コナギの種子が落ちています。来年が正念場。これらの水田では2回代かきを試してみようと思っています。
 同じく今年から始めた不耕起移植&ベッチ前作&米ぬか散布&アゾラ繁殖田。場所による違いがものすごく大きく、除草剤を使ったところ以上に草が生えなかったところ、目を覆いたくなるほど生えたところと様々でした。雑草はヒエが多く、他にチョウジタデとヤナギタデが目立ちました。今回使った不耕起移植機は大西農機の試作機で、植付直前に表層を少しだけ耕す半不耕起タイプなのですが、うまく耕せずに草がそのまま残ってしまった所ほど、イネよりも草丈が高くなる雑草が目立つという傾向がありました。こちらは植付方法を改良する以外はそのまま続けて様子を見ようと思っています。
 もう一つ、6年前の開学以来、化学肥料も農薬(種子消毒も含め)も一切使っていない水田というのがあります。当初はそれでも2俵/反穫れたのですが、年々収量が減少し、今年は1俵程度になる見通しです。稲わらは全量還元してきたのですが、やはりそれだけでは地力を失ってしまうようです。(だから岡田茂吉の自然農法は疑問だ。)そこで、来年は何かしらの有機質肥料を入れようと思っています。また、うちの水田土壌は保肥力のないカオリン中心の最低の土らしいので、バーベキューパーティで出た大量の消し炭(6年分ある)を砕いて入れようかとも考えています。
 それではひとまずこの辺で失礼いたします。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
泉 泰弘
〒522-8533 滋賀県彦根市八坂町2500 滋賀県立大学環境科学部
生物資源管理学科
Tel: 0749-28-8338 Fax: 0749-28-8579
----------------------------------------------------------
IZUMI Yasuhiro
School of Environmental Science, The University of Shiga
Prefecture, Hassaka 2500, Hikone, Shiga 522-8533, Japan
Tel: 0749-28-8338 Fax: 0749-28-8579
___________________________

(9月10日 やまちゃんから泉さんへ)
> いろんなテスト,時間がかかり,ビーカーでのテストのように,明
> 確なこたえがでにくいでしょうが,
> 少しずつ,像を結んでくれることを期待しています.
> 泉さんのお便りを見ながら,
> これは,大学のすごいPRになってるなと思いました.
> これからもよろしく

(9月11日 泉さんからやまちゃんへ)

早速のご返事ありがとうございます。
 明日は水田にパイプを打ち込んで根を採取する予定です。実は7月終わりに取ったサンプルの調査がまだ済んでいません。土塊からまず根だけを取り出すのが大変。それをイメージスキャナで取り込み、根長を測定するのですが、そこまでがまた一苦労です。それでいい結果が出てくれなかったらガッカリ。やりたいと思う人は、まあ物好きだけでしょうね。

 生産者の方々には見てもらってるだろうと想像します。しかし、大学関係者はどうでしょうか?今のところ、「読んだよ」という反応はありません。来月に宮崎の学会に行きますが、あまり期待していません。
 こちらこそ、今後もよろしくお願いします。

(9月7日 はじめてこのHPを尋ねてくださった方へ By世話人)
現代農業10月号の読者の部屋をご覧になって,このホームページを見てくださった方,こんにちは。
このホームページは,「除草剤を使わない稲つくり」は「おらが田んぼでもできそうか」と思う百姓たちの,
相互交流(情報交換)のためのページです.
成苗二本植え研究会(民間稲作研究所,稲葉光圀先生)を中心に,全国規模のシンポジウムが3年連続で行われましたが,その参加者に呼びかける形で2000年3月から始まりました.
世話人はやまちゃん(山下正範,兵庫県姫路市北原328−4 TEL&FAX 0792−45−0576)がやっています.
今年のメインテーマは,「来年につながる失敗ができると良いな」でした.
皆さんの体験談や,ご意見をいただけるとうれしいです.


 
(9月2日 やまちゃんよりとんちゃんへ)
ホクレンの中古農機具のホームページ,すごいですね.
圧倒されてしまいました.北海道にすんでいたら,トラック借りて駆けつけたくなりますね.

農機具についての情報交換は面白いですね.
除草機は,僕は大昭和農工機のエンジン付(2条)を使っていますが,あまり使いこなしているとはいえません.
ものぐさで,できれば押したくないなあというのがいちばん.
仕方なく押し始めたときは,東さんの言われるように,深水にして稲姿が開張型なので,稲をいためそうで,
今年などは,雑草の残渣が巻きついて,稲を押し倒してしまったりして,
途中で,ため息ついて止めてしまいました.
今までの最高記録は,一日に20アールです.エンジン付だと,一日に70アールは可能,などというのを聞くと,目を丸くしてしまいます.

8月29日
毎日暑いですね、ようやく石川でも稲刈りが始まりました
が、そちらはどうですか?
カメムシ、あの大騒ぎは何だったのでしょうね?
まだ1ヶ月もたっていないのに全く何も言わなくなった
カメムシどうしたんでしょうね

あの頃は、「おまえんとこ消毒しないから、他の田圃に迷惑になる」とかなんとか言
われて大変困ったのですが、3回の消毒で皆殺しにしたのでしょうか(まさか出来る
分けないですよね)
なにせ農薬の残効期間ぎりぎりですから大丈夫なんでしょうか
ちなみに私の所はもくさく等やりましたが、周りの人は安心したみたいです
話は変わりますが農業機械のことですが、最初は山下さんのホームページにちなん
で、除草機、草刈り機、はどうでしょうか、

ちなみに、私の所では除草機はワドーとゆうメーカーの歩行型の物を
持っておりますが全く使っておりません、あとオオタケ、スキガラ、共立
などのメーカが作っておりますが、すべて歩行型で、大面積では
厳しいと思います、ちなみにコナギの多い田圃やギャオス(オモダカ)、
クロクワイ、ガメラ(ヘラオモダカ)には殆ど効果が無いみたいです
特に深水管理をした田圃は初期しかつかえないみたいです、(株が広がりぶんげつを
痛めるから)
畔草は普通の刈り払い機、とクボタが販売していた製造メーカは判らないのですが、
楽刈りくん、
それにコバシのフレールモアーの3種類を使っていますが

7月にフレールモアを買いました、この機械は北海道から中古の
物を取り寄せました、ホクレンの中古情報からですが
www.aruda.hokuren.or.jp

運賃と機械の程度などがあり(保証期間なども)場合によっては新品
の方が得の場合もあります

又運賃はwww.nittsu.co.jp で大体の価格はわかります
小さい物で有れば(大人4人位でもてる物であれば)宅配便の方が安いです

山下さんの欲しがっていたブロードキャスタも色々有るようですが
運賃の方が高くなるかもしれません

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東農場   東 浩一
    tonton(アットマ)land.hokuriku.ne.jp
--------------------------------

(8月25日)
やまちゃんご無沙汰しております。
てんけいです。稲は今までのなかで
一番良い気がしますが、やまちゃんや
稲作研究所を取り巻く人達にはかないませんよ。
しかし、雨が欲しいですね。
2週間旱魃です。
てんけい農園 無農薬・有機栽培
ホームページ:http://homepage1.nifty.com/tenkeinouen
メール:tenkei.nouen(アットマ)nifty.com
小宮山 天経・奈穂

(8月24日 富山県高岡市の野口弘文さんからお便り)
拝啓,毎日暑い日が続いていますが,貴兄にはますますお元気で,ご活躍のことと推します.
過日,多くの資料をお送りくださり,有難う御座いました.
うれしく楽しく拝読させてもらっています.
人々は,みな一生懸命ひとつに向かってがんばっておられる様子,あらためて認識しています.
失敗にくじけず,挑戦しておられる様子など,感心感心.
ややもすると楽をして得をしようとの考えを持っている自分がちょっと恥ずかしい.
ここから抜け出さなければ皆様とお話できないと思い居ります.
今後ともよろしくお願いします.
                                草々

(8月25日 BYやまちゃん)
晩生のヒノヒカリ,葵の風が出穂(約50パーセント)
きっと例年より3〜4日早い.
初めて,分けつがとれすぎではないかと言う贅沢な悩みを味わった.
両方とも,茎が太くて大きな穂が出ている.
10俵(反あたり)超えてくれるのではないかと,ひそかに楽しみにしている.
今まで,コシヒカリで8俵半が最高だった.
一度で良いから,畝1俵とってみたかったのだ.

(中道さんより)
きのう 8/20
民間稲作研究所から(奥村さんご両人)の
現地審査を受けました
去年みんなに見てもらった アイガモの田んぼのできは
 少し良くなったとの事で喜んでいます。
それでもっと嬉しいのが 米ぬかを湿らせてていねいに
手で撒いた田んぼが「10俵あるだろう」との事で  正
直言って僕の田んぼじゃ無いみたいで 一部モンガレが
見られるだけで すごくきれいな稲なんです。!
この田んぼの最高収量になるかもしれません。
もう一枚のヌカ団子の田んぼも普通栽培並に 収穫出来
そうです !
アイガモ田は別として 米ぬか田は収量的に 安定して
いるのでしょうか?
とりあえず これでうちの奥さんと土井令子さんの苦労
のかいが あるみたいです。!?
ところで  ブタの糞と もみヌカで作った一年越しの
たい肥を休耕田に6トンぐらい撒きましたが その後 3
センチぐらい耕した方がいいのか 次の春まで草刈だけ
して耕さないほうがいいのか? 迷っています。
いかがなものでしょう? よき御指導を!!

滋賀の方でも そろそろ 稲刈りがはじまりそうですが
 
みなさんも コンバインの積み降ろしなど
安全に気を付けて ♪楽しい♪ 収穫作業を進めてくだ
さいますよう!!

 それでは 失礼しました。 
                           中道 唯幸

(福井の塚本道夫さんからのお便り 8月15日付)
残暑お見舞い申し上げます
長い日照りが終わり,ようやく川に水の流れが戻ってきました.
HPのコピーとビデオをありがとうございました.
写真を見て「2回代かき」がかなり効果を出していると感じました.
ほかの人の便りが少ないのに不安を感じます.
やはり,山下さんのおっしゃるとおり,成果らしきものが出ていないのでしょうか.
それとも,本気でない人が多いのでしょうか.
今日はお盆です.
「今のところ」好きなことをさせていただいているのも,ご先祖様のおかげと感謝しています.
                                                 8月15日
(やまちゃんより)
メールのお便りは,結構もらっているのです.
これは,僕への私信のニュアンスが強いかな,HPに軽鎖移動しようかなと迷って,載せないで済ませているのが結構あります.
たとえばと言うことではありませんが,「現代農業」編集部の後藤さんからお便り
「農機具の大特集を企画しています.作業機から農産加工の機械まで,あまりに多い農業機械の中から,いくつか紹介してもあまり意味が無いと思われます.山下さんの考えを聞かせてもらえませんか」
僕の返事は
「第一希望は,全ページ,農機具の大特集,カタログ誌的に保存しておきたいな言うような特集.
第2希望は,私のお気に入りのこの機械の小特集(あるいは,この機械を導入したことで経営がこう変わった
話し変わって,今汎用コンバインが注目を浴び始めているそうですね.ユンボのように本体だけがくるっと回転するので,小さな田んぼでも効率がいい.耐久性が抜群にいいとか.普通コンバインとの比較に興味があります.
また,畦塗り機,叩くタイプと塗りこめるタイプと2通りありますが,みんな,畦塗り機使いこなしているのだろうか,興味があります.
どちらも,僕のような小農,手が届きませんが」

皆さんも,農機具で,雑誌に取り上げてほしいようなテーマがあれば,提案してみませんか.

(8月3日の中道さんへ やまちゃんより
中道さんの抱えている問題(わきの問題),みんなの共通のテーマのような気がするなあ.
これから,ゆっくり一緒に考えていきましょう.
東海大学の片野学先生が,泥のにおいとおコメのおいしさはパラレルだと言われていたことがあります.
とても印象に残っています.
ただね,ただゆきさんの苗,一箱100グラムでしたっけ.
苗を見てなくて,あてずっぽうでえらそうなこと言うのだけど,苗が変われば,わきの問題もまた違って見えてくるということ,無いでしょうか.
HPひさしぶりに拝見しました.未編集の「米ぬかペレット」「米ぬか団子」「液体マルチ」のページ,
そのチャレンジ精神,中道家の伝統ですか?

(8月17日)
こんにちは,綾部の四方です
外では、待望の大粒の雨が、今まさに降っています。とても嬉しい事です。
先日の熊本の後藤さんの田んぼ見学会、おつかれさまでした。綾部の井上吉夫さんに
米作りのいろはを勉強させて頂いております四方英喜です。お百姓1年生が田んぼを
拝見し、自分の田んぼと比べての感想とそして今後の自分は? をお便り致します。
後藤さんの田んぼを見て、入って、触って感じた事は、まず雑草の生えていない、な
んときれいな田んぼの姿か!そして稲の葉っぱのなんと堅くシャンとしている事か!
そして土を触ってなんときめの細かい土で、稲の根もなんと細く、長く、力強いんだ
ろう。それを自分の作っている田んぼと比べると適当に堅い葉っぱと、根は太いのが
目立ち、栄養をガンガン吸ってやろうと感じさせる細い根が少ない私の田んぼの稲と
のあまりの違いに、この道33年の仕事を実感致しました。
田植え直後に除草剤を1回やって、深水管理し、それでも草の生えている私の田んぼ
は何なんだろう?
浅しろかきのトロトロ層作り・米糠散布・深水管理で草の生えない田んぼ作りが出来
ると聞いた。文章にすればなんと簡単に済んでしまう事か!が、私にとって現実は厳
しく、道のりは長い。
私は、今回の見学会で、後藤さん・作本さん・山下さんをはじめとして、たくさんの
熱血お百姓さんから、田んぼを無農薬で作る具体的方法はさることながら、お米作り
の基本は何か?を勉強させて頂きました。それは、自然的な天候・人為的な行政の方
向性に関係なく行う、たゆみなく研究する心・姿勢であると。
宿泊の夜のひとときに、熱く農業の事を語って頂いた皆様に改めて感謝致します。

こんな駆け出しの私ですが、今後ちょくちょく参加させて頂きます。どうぞ宜しくお
願いいたします。

(やまちゃんより)
こちらこそ,どうぞよろしく.
後藤さんの稲,下葉の枯れ上りが少なかったですね.さすがと思いました.
葉っぱがバリバリ,根がビッシリ,これには,僕も驚きました.
あのたくましさ,コシヒカリでは,絶対でないね,
などと言い切ってしまうと,藤本さんや,深水水中栽培の薄井さんなどから,
てめーのことを棚にあげてよく言うよと異論が出そうですが,
晩生のヒノヒカリや葵の風を作ってみると,コシヒカリのなよなよさや,根の弱さがいやになってしまっているところです.
コシヒカリ,多肥に過ぎると失敗してしまうと言うことで,コシヒカリの名声を保っているのかもしれないね.どこのコシヒカリもそこそこおいしいと言う.
バンバン追肥したキヌヒカリを食べたことがあるけど,食味以前のおコメでした.
今年,晩生のお米,ほとんどコシヒカリと同じ施肥です.
今から食べるの,とっても楽しみです.

(8月17日 Byやまちゃん)
「カメムシの防除を必ずすること」との,放送がありました.
ほとんど飯米農家の隣のおばちゃんが「息子が,薬ふらんでええと怒るんや」といいながら迷っていました.
今まで見つけたカメムシ,3匹.
まあ,僕は,いつものことながら,あまり丁寧に観察しないからではあります.

今年は,いろいろ異変があります.
異常な暑さは,毎年のことのようになってきていますが,
日本晴が早くも出穂し始めています.
例年より,3〜4日早い.
ヒノヒカリや葵の風の晩生も,おおはらみ,20日過ぎには走りぼがでるかも.
例年なら,8月下旬の出穂なのに,やっぱり早い.
それから,コシヒカリ,本岡さんが言ってたけど,
出穂期間が,だらだらと2週間近くにわたっています.
早いのは,8月3日ごろに穂が出たのに,いまだに,遅れ分けつから穂が出ようとしています.

(8月15日 Byやまちゃん)
暑いですねえ.雨がふってくれませんねえ.この異常気象は,毎年のことのようになってしまったみたいだなあとぼやきつつ,暑中お見舞い申し上げます.
「後藤さんの田んぼの見学会」記,「続く」のままです.
疲れが出たとき,ため息をつきたくなったときは,「無理しない,無理しない」と,ひたすら怠け心に身をゆだねているもので,ゴメンナサイ.
あっちっちのおひさんの下で開花しているコシヒカリと,まだまだこれからよと出穂の準備をしているヒノヒカリ.
やっぱり,中晩生のお米のほうが気持ち得えやろなと,理屈抜きで考えているところへ,
一灯園からイセヒカリの「種苗情報」
硬質米の味わいだそうです.コシヒカリに代表される軟質米とは違う.
「米は粒食文化です,粉食文化じゃないからね」とのたまわる,一灯園の水稲部長,松下さんの言葉が妙に頭のの片すみに残っています.
僕がいとこの田んぼを借りて作っているのが,「伊勢」地区,伊勢で作ったイセヒカリ,この乗りで,来年はひとまち作ってみよう.
おいしかったら,まわりの百姓に食べてもらおう.

ということで,「田んぼの見学会」あとしばらく,お待ちください.
ただ今,熟成中です.
デジカメもとってあります.

(8月8日 Byやまちゃん)
8月5,6日と,熊本の後藤さんの田んぼの見学会に行ってきた.
44度の焼酎と馬刺しと辛子レンコン,これぞ熊本流の歓迎と思われ,楽しい旅をさせてもらった.
特に焼酎は,後藤さんのお米と,抹茶を原料としたもので,ストレートであおったが,のどごしさわやかで,胃に焼きつかず,頭すっきりの,驚くべき焼酎だった.
さて,田んぼのお話.
後藤さんのたんぼには,草1本もないのです.生き物がいないのは,中干しのあとだから仕方がないにしても,あまりにもスカッとしすぎて,言葉を失ってしまう.
去年の7月末に,初めて見せてもらったときもそうだった.ただ,ジャンボタニシがだいぶ増えてきている.
そこで,ついいやな質問をぶつけてしまうことになる.
「普通,自然農法をはじめると,生き物の相が豊かになっていくのを感じるのですが,後藤さんの田んぼは,草1本無く,あまりにスカッとしすぎています.これはどうしたことでしょう?ジャンボタニシの影響が出てきているのでしょうか」
「カブトエビが大発生していました.ジャンボタニシには手を焼いていて,退治策に椿油の絞り粕を用意していたのですが,カブトエビに情が移ってよう振り切らんかったとです」
「ヒエもコナギも田んぼの中には種はいっぱいありますから,来年は,ジャンボタニシのえさに,草の生える代かきを一枚はしてみようと思っとります」と笑っておられました.

後藤さんは,当年とって72歳.
有機農業をはじめて33年.最初のころは,ただひたすら,田んぼの中を這いずり回って草を取って歩く「勇気」(蛮勇)農業をやっていたと笑います.
続いて合鴨を使ってなどの「有機農業」をやっていたが,ここ10年は,草の問題が解決できたので,「遊喜農業」ができだした,と言われます.
去年は170アール,今年は,持病の腰痛がひどくなったので90アール.
「私があと少し若ければ,4〜5haはらくらくできるのに」と少し悔しそうです.
後藤さんの方式は,稲刈り後は何もしないで,4月上旬にスズメノテッポウが実を結び始めたころ,ぼかし肥料を反当200キロ散布して,表層浅く耕起.(麦を作ったときは,麦収穫後)
目標は,表層3センチで,稲株がかろうじて起きる程度.
草を枯らすため,もう1回ロータリーをかけて,代かきを待ちます.
代かきは、5センチの深水にして荒代.
途中,軽く干して,雑草の発芽を促します。
10日後に,やはり5センチくらいの深水で,できるだけ表層浅く植代をかきます。
一般に,半不耕起と言われているやり方です.
後藤さんは,かご車輪をはかせて,ドライブハローで代かきですが,翌日見せてもらった作本さんは,かご車輪も無く,普通のロータリーでやっています.
お二人とも「目標3センチとは言うけど,どうしても深くなったり,浅くなったりします」とのこと.
作本さんは,後藤方式をはじめて4年目,畦ぎはにヒエが生えていたけど,それ以外は,見事に雑草がありません.
代かきにかける時間は,20アールで約3時間,やっぱり眠くなるくらい時間をかけています.
「水が濁って,どこを走っているのかわからなくなってきませんか?」
「勘を頼りにやってます」と,さほど苦労は無い様子です.
僕は車の運転がへたで,苦手.それに対して,後藤さんは,移動中,後ろの車がついていけないくらいびゅんびゅん飛ばす人.その差が出てくるのかなあ.

参加者一同の「どうしてこんなに雑草が無いのかなあ」の疑問に,
後藤さんは,逆に不思議そう,僕が念のために米ぬかをまいていることに対しても「そんなことしなくても大丈夫なのになあ」というふうでした.
後藤さんや仲間の方々の田んぼを見つめつづけている,自然農業協会の姫野さんが、6月になってからの田植えの人にうまくいっている例がある,との指摘.
それはあるかもしれないなあ,もっともっと実例(情報)が集まるといいのだけど.
(稲葉さんに,そのことを聞いてみると,その傾向は大いにありとのことです)

昨今、全国的に田植えが早くなり,5月中旬には終わっているところが多いようです.
そのことについても,後藤さんは持論があるようです.
作られているのは「もりのくまさん」,6月20日ころ田植えして,9月5日ころ出穂.
                                             (報告はまだ続きます)

(8月3日)
こんばんは ごぶさたしています。
みなさんは 真夏の農作業 元気にこなしておられます
か。
また山下さんをはじめみなさんに ささやまでの勉強会
 お世話になりました。
 その後のうちの田んぼは、西藤先生のペレットの田ん
ぼが、みごとに草だらけになりました。ガスわきのため
 中干しをしたせいです あれほどきれいだったのに?
 米ぬかの田んぼの草は稲の生育が順調なところは 草
に負けずうまくいってます。ところでヌカ除草の田んぼ
の稲はすごく元気です。葉の色はすんでるし 枯れ上が
りも少ないですよ 稲葉先生の言われていることが少し
わっかった気がします
 失敗の連続 連発でしたが とりあえず今年と同じ失
敗をしなければ 来年はまあまあいけるでしょう!? 
なんちゃって!
 僕の最大の課題は ガスわき対策だ!
 ガスがわかなければ 干す必要が無い さすれば ふ
か水管理ができる。 半不耕起 光合成細菌 ets
どうすれば良いのか 皆さん御指導をお願いします。
  
                          中道唯幸


(8月3日)
ついに文化人の仲間入りですね。
ちなみに私は、デジカメもビデオも持っていません。
ついでに言うとカラオケにも二度しか行ったことがありません。

是非、後藤さんの報告お待ちしています。
HPにアップして下さい。
--
KONAGAYA Hirotaka (G4)
kona-ufo(アットマ)mwb.biglobe.ne.jp
Arigato-Bye be.


(8月2日)
メールありがとうございます。
いい天気です。
早生系の種類はもう色づきはじめました。
早い人は10日には刈ると思います。
うちはお盆があけてからだとおもいます。

コンバインの準備や乾燥機をかたずけはじめなくては
でも暑いのでいやなんですよね。

またすこし忙しくなります。
では。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.


(8月2日 Byやまちゃん)
な,なんと,コシヒカリの走り穂,3センチほど頭のぞかせているのを発見.
去年より2日ほど早い.6月6日に田植えして56日,いやになっちゃうなあ

7月30日 ジャーン! やまちゃんの田んぼがデジカメで初登場です)

出穂12日前(?)の「豊コシヒカリ」。この田んぼは,今年初めて借りました.
この田んぼだけ,コナギが出ていますが,この程度でおさまっています.
除草機は,2反の半分だけ押しました.問題は,来年ですね.油断大敵.
去年は,除草剤を使っていましたが,ヒエの見本市のような田んぼでした.
今年は,2回代かきの効果でしょう,畦際に大きなヒエが並んでいますが,中には5〜6本くらい見えるだけです.
水持ちがよく,水管理を頼んでいるおじさんが「用事がない」とこぼしています.

これが「ギャオス」です.全国的にはオモダカと言います.
小さいときは,葉はコナギと区別がつきませんが,土中に芋があるのでわかります.
2回代かきによって,プカプカ浮き上がった芋や種が,風に吹き寄せられて,主に畦際,ほかに,田んぼの高いところにたくさん出ています.
水持ちが悪く,一度干すとあとはザル田のようになってしまう2枚の田んぼで,のさばり始めています.
除草機を押し始めたのですが,5月にロータリーをかけたときの雑草の残渣などが除草機に絡みつくなど,稲をいためるので,半分くらい押してやめました.
今年の秋は,稲の収穫後,できるだけ早くロータリーをかけてギャオス対策をしようと思っています.
うまくいってくれるといいんだけど。

コシヒカリですが,分けつが悪いのは,ギャオスに養分をすわれたせいではなく,初期の分けつを促す肥えけが足りないのだと思っています.
福井の塚本さんも言ってましたが,僕も骨の髄まで井原さんの影響を受けていますので,(への字農法なんていったことはありませんが)元肥ゼロの癖がついているのです.
コシヒカリだと,田植えして出穂まで60日あまりしかありません.
無肥料で(僕の田んぼの地力では)分けつのスタートダッシュをきかせるのは,やっぱり難しいようです.
冬のあいだに,米ぬかを120キロほど入れていますが,雑草に吸われてどこへいったやらです.

ヒノヒカリの出穂30日前です.
溝切以外,一度も田んぼへ入っていません.
畦際のハローが寄り切らなかったところにヒエやオモダカがちらほらするだけで,あとはきれいなものでした.
砂壌土の田んぼです.
代かきのときは水持ちが悪くて困りましたが、田植え後は、目詰まりしたのか、とても水持ちがよくなりました.

5月に米ぬか60キロを散布して耕起.
6月10日に田植え.
田植えの翌々日に米ぬかと油粕(4対1)を湿らせて,畦から120キロ.
7月15日に,骨粉30キロを畦から動散で散布.
今干しているところなので,2〜3日後に,水をいれて,油粕を30キロほど動散で散布の予定.(いずれも反当)
晩生系のヒノヒカリや,葵の風は,じっくりのんびり分けつが取れるのでいいなあ.
HPでわかるかしら,茎の太さがまるで違います.
コシヒカリの根の弱さに,僕は少々音を上げかかっています.


(7月27日)
デジカメを買ったぞ.
バンダイので,7800円.タカラのが7500円で売ってたけど,対象年齢8歳以上となっていたので,15歳以上のワンランク上の機種を買いました.
どうぞお楽しみに.
長野のてんちゃんの農園の見学会が,8月6日にあります.
ずっと前にメールが届いてました.掲示が遅くなってゴメンナサイ.

長野のてんちゃんです。
メールを拝見させていただき、
山ちゃんは本当に
稲作が大好きなんですね。
うちの近況報告はひえは完璧に抑えて
いるのですが、コナギが凄いです。
深水でも米ぬか除草でも除草機4回手取り1回
でも、出てきます。
山ちゃんはコナギはどういう対処方法
をとっていますか?
それから、8月6日(日)にうちで午後1時から
農場見学会を実施します。参加費500円で
野菜の収穫をしながら田畑を回ります。
もし、よろしければ山ちゃんのホームページで
ご紹介していただきたく思います。
それから、相互リンクの件ありがとうございました。
仲間にも山ちゃんのホームページを勧めて
いて、かなり反響があります
これからも、忙しく大変かと思いますが、
頑張って下さい。お体にはくれぐれも気を
つけて下さい。

小宮山 天経・奈穂
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やまちゃん、いや山下さん。やっぱりやまちゃん
地図をお送りしようとおもったのですが
うまく転送できなかったので、
参加する方へFAXでお送りしたと思います。
すみません。
それから、今まさにコナギの草取り地獄にはまっています。
とっても埋めても出てくるコナギには本当に
腹が立ちます。稲葉先生に電話したら、
草刈機のナイロンコードのやつでこなぎの
頭を切ればいいかもとのことで、
稲作研究所のコナギ田は近森さんが奮闘
しているそうです。
でも、やはり植付け前の下準備が大事なの
でしょうかね。
稲作無農薬は本当に奥が深すぎます。
また、近況報告します。
今後とも宜しくお願いいたします。

てんけい農園 無農薬・有機栽培
ホームページ:http://homepage1.nifty.com/tenkeinouen
メール:tenkei.nouen(アットマ)nifty.com
小宮山 天経・奈穂

(7月26日)
日韓自然農法交流協会主催の「後藤さんの田んぼの見学会」,
今年は長引く金欠病のため,緊縮財政でいこうと,欠席を決め込んでいたが,
後藤さんだけじゃなく,その仲間の人たちと,「うだうだ」交流ができれば,
来年に向けて,大きな手がかりがもらえるかもしれないと,思われ始め,急に参加しようと思った.
京都の井上さんのバスに10人ほど乗り合わせてなので,参加費8000円と、ガソリン代、高速代がわりかん.
プラス道中のビール代くらいの出費で,割と安くいけそうです.

せっかく行くのだから,後藤さんへの「質問状」を書いておこうと思い,パソコンに向かい始めてます.
「こんなことも聞いてみてよ」と言うことがありましたら,メールください.あわせて,聞いてきます.

「後藤さんと仲間の方々への質問状」

     (なんだかごちゃごちゃとゴーヤチャンプルーのような文章になってしまいました.
      でも,読むのにそんなに時間はかからないでしょうから,このままにしておきます.
      あしからず)

今年,「後藤方式」に取り組んで見ました.
作業の流れに添いながら,その時々の「?」をかきますので,ご検討いただけませんか.

田んぼは6枚,あわせて120アール.そのうち2枚(45アール)は,今年初めて借りた田んぼで,一枚は休耕田,あと一枚は,僕も目を丸くするほどヒエが生えていました.
5月27日から用水に水がとおり始め,その日から代かき。
去年,ドライブハローを購入して,表層浅く(5センチ)、こってり丁寧に代かきをしました.
トロトロ土を作り出したからです.
ところが,泥を触ってみると,まだまだ,ざくざくごろごろしています.
今年一月の東京での後藤さんの話を聞いていて,「あ,そうか」と思いました.
1回目の代をかいた後,7〜10日くらいおいて,泥が充分水を吸って、どべどべになるくらいにしてから,もう1回植代をかかないと,土は,トロトロになってくれないのですね
今年は,その教訓から,10日あけて,植代をかきました.
水は5センチくらいためて,だぶだぶの水で,代かきです.
PTOは2速(800〜1000回転),トラクタの速度は,きわめてのろのろ.20アールの田んぼを1回回るのに3時間かけました.(主変速がLMHのうちM,副変速が4段階の1)
あまりのろのろで,あくびはでるは,眠くなるはで退屈してしまって,途中で副変速を2〜3に変更した田んぼもあります.
(質問1)トラクタの速度は,どれくらいにしているのですか.

(質問2)2回目の代かきのとき,水の濁りがフワーッと広がってしまい,コース取りの目安がなくなってしまいました.仕方なく,前方の立ち木や建物を目印に,また,かご車輪の泥のかみぐわいを目安に運転しましたが,
風でさざなみがたちはじめると,わけがわからなくなってしまいます.また、変形した田んぼでは、目の錯覚がでてきます,皆さん,どうされていますか?


(質問3)後藤さんは,まず周回部分を代かきしてから、中を回るといわれていますね.
僕の今までと反対です.今年は,後藤方式でやってみました.この方がいいのかなとも思いましたが,いまいちはっきりしません.後藤方式の理由を教えてください.


田んぼまで,車で20分ほどかかりますので,水管理が大変です.
そこで,荒代の段階から,こってり丁寧に代をかいて,2〜3日は水が持ってくれるようにしました.
後藤さんは,途中でひっつかせて(田の表面を露出させて)できるだけ草をはやすようにいわれます.
そのとおりだと思いつつ,水持ちが悪くなるのを恐れて,植代まで,ずっと水を張りっぱなしにしておきました.
畦から見る限り,あまり草が生えていません.
「やっぱり,途中で干すのだった」と悔やみつつ,植代.
それでも,雑草の芽をきったばかりの白い根や葉がいっぱい浮かんで,流れていくのが見えました.
わらやスズメノテッポウなどの雑草の残渣は,水面に浮かび上がることなく,まあまあ沈んでいました.
後藤さんの「教え」によると,浮かび上がった雑草は,すくい取るか,水といっしょに流しだしてしまうこと,そうしないと、「もとの木阿弥」ですよということでした.
さて,そこで頭をかかえてしまいました.
と言いますのが,カブトエビがいっぱい孵化しているのです.カブトエビは,僕が田んぼを作り始めてから増え始めた,「お友達」です.それも一緒に流してしまうなんて,なんともったいない.
また,ウキクサが,例年より早く発生し始めています.田んぼによっては,5分の1くらい覆っています.
これももったいない.
そんなこんなで,「水は落とそう,しかし,カブトエビが逃げ出さない程度に」「水を切らさなければ,浮き上がった雑草が復活することは少ないのではないか?仮に復活しても,風下か水尻に集中しているだろうから,そこだけ手取りか除草機を押せばいいや」そう思いました.
さて,その判断は正しかったか?
「ノー」と言わざるをえません.
田植え後,落ち着いてみると,畦際や,風下,それから田んぼの高いところに,雑草の残渣と交じり合って,オモダカの芋がプカプカ浮いているのです.
ヒエの幼い芽は,そのうち腐ってくれたのですが,オモダカの芋はしぶとい.きっちり「元の木阿弥」になってしまいました.
ところによっては,オモダカのじゅうたんみたいになってしまった田んぼもあります.
去年,稲刈り後,オモダカの花盛りになっていたのを,田んぼがじゅるいこともあって,放置していたのが,付けになって回ってきたようです.

そこで(質問4)雑草は流し出してしまいたい,でも,カブトエビは逃げてほしくない,このハムレットの悩みはどうしたものだろう
こんなの,質問にならないか.
隣町の本岡さんがいうように,小魚すくいの網を釣具店で買ってきて,雑草の残渣ともどもすくい上げるしかないのだろうな.


後藤さんの田んぼでは,2回代かきのトロトロ層,あとは深水管理だけで,見事に雑草が消えています.
だけど,僕の田んぼでは,そうは問屋がおろしてくれそうには思えません.
やっぱり,念には念を入れないと安心できません.
田植え後すぐに,米ぬかや油粕の処理膜(強還元層)を作っておきたいと思いました.
去年の経験で,米ぬかペレットを反当150キロ散布して効果があったように思われたのです.

田植えの翌日,米ぬかと油粕(4対1)を湿らせたのを,花さかじいさんのように,畦からちぎっては投げ,ちぎっては投げしました.量は,反当120キロくらい.どうせ湿らせるなら,発酵させてやろうと、EM菌を混ぜて,1週間ほどおいて,熱くなったものでした.そのせいか,田んぼがくさいという苦情はありませんでした.
なぜ湿らせたのか?
乾いた米ぬかは水に溶けながら沈んでいく.
それに対し,湿った米ぬかは,すぐに沈み,田んぼの上に膜を張ってくれる.そのほうが抑草効果が大きいだろうと思ったからです.また,湿っていると,15メートルくらいは投げることができ,空中でばらばらと分解してくれます.お金がないと,人力作戦でいくしかありません.

米ぬかは油分があるので浮いて流れる,これはまったくの誤解でした.
米ぬか団子を投げ込むのに疲れ果て(何せ,水を加えた分だけ重たいのです),せめて畦際3〜4メートルくらいでも,米ぬかにしようと切り替えたのですが,米ぬかは,すぐに沈んで泥の表面にきれいな白い膜ができました.

さて,米ぬかと油粕の団子で作った処理膜は,効果があったか?
田植え後,5〜6日して田んぼの泥をすくってみると、トロトロになった泥の上に米ぬかの処理膜.
独特の乳酸発酵のにおい.
でも,泥の下2〜3センチのあたりから芽を伸ばし始めている草がある.根っこはまだ出ていない.
そのとき,ヒエかなと思ったけど,どうやらオモダカが種子から発芽したみたいだ.
結論からいうと,2回代かきが効いたのか,米ぬかが効いたのか,深水がよかったのか,おそらくそれぞれの相乗効果によるものだろうと思う.
去年,ヒエの見本市みたいな田んぼから,ヒエが見事に消えました.
6枚とも,よその除草剤を振った田んぼより,きれいです.
6枚の田んぼのうち,3枚は1回も田んぼに入らずにすみました.
2枚の田んぼ,みずもちのよくない,砂壌土の田んぼ,そこはオモダカがのさばり始めています.
一枚,コナギが株元にかなり生えている田んぼがあり,オモダカかと思い,除草機を半分押した田んぼがあります.

その田んぼは,ハローが代かきのときに,畦際までよりきらなかったところは,コナギの勢いが初めから旺盛です.なるほど,2回代かきは効果があるものだなあと,田植え後すぐに思った記憶があります.
(これは余談ですが,田植えのため水を落としてみると,植代のかき残しがやっぱりありました.そこには,結構雑草が生えていました.「うん,なるほど,2回代かきとは,やっぱり効果があるもんだ」と納得しました.)

畦から見てるだけで,「うん,きれいなものだ」と,何もせずにすんだ田んぼが,6枚中3枚.
(もっとも,深水とウキクサは七難隠すというか,水を落として中干しをはじめると,きっといろんな草が姿を見せ始めることでしょうが,今のところ,きれいなものです)
オモダカがのさばって,除草機を押し始めたが,雑草の残渣が除草機に絡んで稲をいためるので,半分でやめた(ああしんどと止めた側面も無きにしも非ず)田んぼが2枚.
来年のコナギが心配される田んぼが1枚.
以上のような結果でした.

(質問5)「ヒエについてはいろいろ打つ手があるから心配要らないよ」と前から聞かされていました.
そういう意味では,僕も,やっと諸先輩がたの仲間入りができたのかな,と思っています.
問題は,どうやらコナギのようです.
コナギは,ヒエと反対に酸素不足の状態で発芽が刺激されるようです.
幸い,うちでは,コナギの成長が遅く,地面に這いつくばっています.
これは,2回代かきが効いているのでしょうか?.
いや,同じ兵庫県の氷上町の宮垣さんの田んぼを見ていると,違うなあ.
でも,発芽を遅くする働きはあったのかな?
6月に田植え,地温がずいぶん上がってきてから田植えすると、コナギが出にくいと言うようなことはありませんか?
どんなふうに考えればいいのでしょうか.
皆さんの経験から,ご検討いただけませんか.
また,後藤さんの田んぼのコナギはどこへ行ったのですか?もともといなかったのだろうか?そんなことはないよなあ?
ももし,自分の田んぼにコナギがはびこり始めたら,どんな手をうちますか?
ちょっと,そこらも聞いてみたいなあ.

(質問6)僕の田んぼではオモダカがのさばり始めました.クログワイに手を焼いている人もいます.
除草剤をなくしていったときに,最後は塊茎(芋)を持った雑草が残っていくだろうなと言う人がいました.
この問題はどうでしょうか.

(質問7)後藤方式にとって,ドライブハローとかご車輪はなくてはならないものでしょうか?
と言いますのが,僕が今年から作り始めた2枚の田んぼは,半不耕起ではありません.
転作田(実際は,荒らしで草ボーボーの田んぼ)のほうは,耕盤が壊れてしまったのか,ずいぶん深い代かきになってしまいました.
トラクタも20年選手のポンコツで,深度調節も手動でいいかげんです.
それでも,抑草に効果があったように思いました.

(質問8)山形の置き玉産直センターの事務局長の渡沢さんが,「現代農業」で,半不耕起の田んぼの耕盤が新しく作りなおされるには,5〜6年かかるだろうと言われています.
その新しい耕盤は,コンバインのキャタピラを支えてくれるくらいの耕盤になってくれるものですか.
中干しをあまり強くしないようにしているのですが,秋の天気によっては、コンバインがずり込んだりして困ることがあります.

(質問9)わきの問題について,麦あとや緑肥すきこみをして田植えをすると,ところによっては,残渣の上に苗を置くというのに近い状態になったりすることがあります.
田植え後,深水管理を続けていますと,ブクブクわいてきます.
根がかなりこたえているだろうなと思いつつ,出穂30日前ころまでは,深水管理を続けています.
僕はあまり気にせずやっていたのですが,最近話題になることが多く,少し気になり始めています.

(質問10)後藤さんの稲が,半不耕起にもかかわらず,よくできているのは「土台になる地力があるからだよ.」
「昔は堆肥を投入してプラウで深耕していたそうです」と言うと,「そりゃそうだろう,そうでないと無理だよ」と言う人が多いです.
地力のない田んぼで半不耕起をするとどうでしょうか.

最後に,とりとめのない感想です.
今まで、コシヒカリなどの早生系の稲ばかり作っていました.
今年初めて(正確には10年ぶりに)葵の風やヒノヒカリなど、作付けしました.
のんびりできていいですね。
コシヒカリだと,5月1日に種播きして,6月7日に田植え,おそらく8月7日ころ穂が出ます.
田植えして出穂まで60日しかないのです.田植え後1月くらいのあいだに分けつを確保しなくてはなりません.
忙しいこと,きわまりません.今年も,1株当り15本の分けつが確保できているかどうか.
それが,葵の風やヒノヒカリのような晩生系だと,のんびり待っていられるのです.
子育てと同じだことだと思うけど,気持ちがゆったりしていました.
こうでなくっちゃあね。
食べてみて,おいしかったらいいんだけど.



(7月22日 福井の塚本さんからの実践報告.ワープロのフロッピーで送ってくれて,新制作社に頼んで変換してもらいました。たたき台になる貴重なデータです)

7月10日塚本道夫            
 平成12年の田圃の草対策まとめ
 今年の試みの中で気の付いたことを、他の人達も利用しやすいように、というつもりでまとめてみました。いずれの方法も、程度の差はあれ後で草は生えた。そして、結局は、ほとんどの田圃は動力除草機を使って減収を抑えた。

1、米ぬか除草について
   効果をあげるための条件
      (1)水がかけ流しでないこと
      (2)有機物に富んで土がとろとろ
      (3)土の表面を水面から出さない
   散布時期
      代かき当日〜3日後くらいまで(早いほど効果的)
   散布料
      60Kg/10a当たりでかなりの効果
   問題点
      効果があるほど、タニシ、ドジョウ、ミミズが死ぬ。ヤゴも死ぬらしい。
代かき後、ただちに米ぬかを散布できればよいが、なかなかそうは行かないことが多い。

2、米ぬか、菜種油かす、大豆ミール、発酵鶏糞、どれが効果的か?
最も効果的なのは、菜種油かすだった。散布後、油が水面に浮き、水が赤くなり、その後も水が濁る状態が続いた。濁り水が水面下の草を抑えたと考えられる。
土がとろとろだとより効果的と思われる。そんなに深水でなくても効果があったのが特徴。
米ぬかのように代かき後急いで散布しなくても効果が期待できる。
散布料は、40Kg./10a当たりだった。

3、代かき除草(深水で代かき後、浮き上がった草を掻き出したり、流し出す方法。)
   水のかけ流し状態の水田でも効果があり、草以外の生き物は死なないみたいなので、エレガント(上品、優雅)な方法である。
   (1)草はしっかり生やす。
   (2)浮いた草は、掻き出すか、水を入れながら流しだす。
   (3)代かき後は土を水面から絶対に出さないこと。
   (4)移植後は、浅水でも効果があるのが利点。
   試したのは3aほどの苗代あとなので、大面積で試す必要がある。
4、深水
   効果をあげるための条件
   (1)水もちがよい水田。
(2)必ず元肥を入れる。肥沃地でなければ、無肥料だと稲の生育が抑えられ、草の生育が稲に追いつく。稲が伸びないと水を深くできない。私は稲作りを始めて以来、元肥ゼロの癖がついていて、これで随分痛い目に遭った。
   深水の効果
      水面下のヒエを抑える。コナギの初期生育を遅らせる。
   課題
(1)とにかく代かき田植えに追われて、水平な田面を維持するのは言うほど簡単ではない。深いところは稲が消え、高い所はヒエが生えてしまう。
(2)深水状態では、コナギは初期生育は抑えられても最後は優占する。コナギは乾燥した方が、生育が抑えられる。
(3)田植え直後の深水は成苗を使っても現実には限度がある。他の方法で、草の初期の発芽、生育を抑える必要がある。
5、木酢、米酢
    6aに5リットルほど散布。カエルが一匹死んだだけだった。

6、緑肥鋤込み
(1)4月に大麦を鋤込んだ。6月末には、土がとろとろになった。砂地の水田、漏水田とも同じ効果があった。
(2)水を張った状態で大麦を鋤込んでおいたら(水鋤き)、クログワイの塊茎のかなりが腐敗した。しかし生き残りもかなりあったので除草剤を使用。除草剤(リボルバ−粒剤)は水面に葉を伸ばしたクログワイにもよく効いた。
(3)緑肥鋤込みの時間をできるだけ長くすれば、もっとクログワイの塊茎が死ぬかもしれない。
(4)『現代農業』の中で雪印種苗の方が、サクラワセを鋤込むとしだいにクログワイが減少する事を書いておられた。関係があるかも?
(5)オモダカ(ギャオス?)の塊茎も死ぬか確かめたい。
7、とろとろの土
先にも書いたように、米ぬか、なたね油粕がよく効く。残ったコナギも大きくなりにくいように思う。除草機も効果的に感じる。除草剤を使わない稲作りの土台かも。
8、除草剤とトンボと湛水状態
除草剤を使っても、湛水状態を維持していれば、アキアカネがわんさか羽化した。干したたんぼからは羽化していない。米ぬかをふるようになってからは、湛水しても羽化が激減。米ぬかをふるより、除草剤の方がましかもと思ってしまった。

うだうだのペ−ジ

(その1)技術開発と経営体力
 除草剤を使わない稲作りを始めてから、持ち出し状態。今年も大減収したらお終いだったので必死だった。それが幸いしていろいろとヒントがつかめたのかもしれない。
 これは読んだ話ですが、技術を売り物にする会社は、技術開発のための人件費で倒れることがよくあるそうです。
 経済力に合わせた技術開発をというのは簡単ですがやっぱり難しい。私は無理をしてしまいました。体もきつい。

(その2)これからの稲作
 自然を回復させるような稲作を、しかも低コストで。
 自分の利益はそのままで、コストはどんどんお客様に負担させるのは、今までの発想。
(その3)共生について
 京都大学出身で、ボルネオで生態学の研究をされていた、・・民夫さんの追悼の番組を見た。その中で、共生というのはお互いの凄まじい戦いの末に折り合って出てくる状態で、甘いものではない、と語っておられたのがとても印象的だった。
 数年前のテレビの内容を記憶を頼りに書いているので間違っているところがあるだろうけどごめんなさい。だけどあの言葉だけははっきり覚えている。神様というか何か大きな存在は、才能のある人を時々世に送り込むのですね。このことについてご存じの方は私に教えてください。

(その4)インタ−ネット上のHP
 広域のチラシといった程度かもしれない。
 だけど、講習会や各種集まりは、一方的に話を聞くのみ。意見交換するには時間が足りない。人の話を書き留めるのも大変。そもそも集まる人に限りがある。交通費、宿泊費と、お金と時間をかけて、それでどれ程使える情報が得られるだろう。おまけに私は酒が回ると耳が遠くなり、もっと回ると記憶が飛んでいる。飲んだ時に限って大事なことを話す人がいる。何にもならない。もちろん、講習会も皆で酒飲んでわいわいもあっていいと思います。
 ということで、みなさんどんどん山下さんのHPを利用しよう。早くて安くて効果的。そう言っている私はPCを持っていません。山下さんにおんぶに抱っこ。

(その5)終わりに
除草剤を使わない稲作りを、秋からまたやろう。そして、HPでまた会いましょう。



施肥と食味の関係             平成9年11月11日(塚本道夫)

前年秋 元肥 中期追肥 穂肥 │ 甘み  粘り
硫安20s 過石20s 少    少
骨粉、カニガラ
ナタネ油粕、米糠
有機100%
(1.6,0.2,1.2)
多    少
溶燐 100s ナタネ油粕40s 多    少
有機化成80s
NPK=4,3,3.5
多    多
有機100%80s
NPK=(4.8,5.3,3.0)
多    多
バ−ク堆肥300s
ボカシ(米糠、ナタネ油粕、
魚粉、くん炭)
木炭20s
少     多
ウイスキ−粕
元肥1号
多     少

(上記の表の分析  7月11日記)
 食味が良くなくて、いろいろ悩んだ時期が3年ほどありました。その時、いろんな人のいろんな施肥法のお米を交換して試食した結果です。

1、お米の甘みを出すには?
   何時でもいいから、菜種油粕など、有機質の窒素成分を施肥する。窒素肥料の全量が有機質である必要はなく、  化学肥料と有機質肥料、半々で大丈夫。 

2、お米の粘りを出すには?
リン酸肥料がポイント。施肥時期は出穂の55日前〜35日前なら確実。30日前を過ぎてからは効果無しだ  った。元肥ではどうかは不明。どなたか教えてください。
   化学肥料でOK.です。セラコ−トのように、長期間効果のある化学肥料で栽培したお米を試食しました。   粘りだけはありました。
不思議なことは、リン酸肥料を使ってないのに、元肥にバ−ク堆肥を使ったお米はよく粘りました。これは3  年ほど試食しましたが同じでした。
稲は生育中期にリン酸吸収が高まるという、教科書の内容は本当みたいです。そして、蓄えたリン酸を転流し  澱粉を作るみたいですと勝手に想像している。
ヒント
   ブドウ糖1リン酸 ーーー> アミロ−ス −−−> アミロペクチン(0、175%のリン酸を含む)
                 直鎖        アミロ−スどうしが繋がり枝分かれ


(7月22日 兵庫県有機農業研究会会員氏よりのお便り)

山下様へ
はじめまして。先日は篠山での研究会、御苦労さまでした。
私は兵庫県有機農業研究会の設立当初からの会員です。仕事は
百姓ではなく、県の農業試験場の研究員をしております。
立場上、裏方に徹してます。とはいっても最近は裏方も必要が
なくなりつつあり、何もしてませんが...。
仕事は野菜関係なのですが、以前稲をやってたもので久しぶ
りに研究会に1日だけ参加させて頂き、その熱気に圧倒されま
した。後日、お米の研究会の村山さんという方から会報を送っ
て頂き貴殿のホームページに辿り着いた次第です。
兵庫県でも各地で農薬を減らす様々な試みが行われておりま
すが、それぞれ思い入れや主義主張もあり、ネットワークがで
きてないようです。インターネットは有力な武器として活用で
きそうです。久しぶりに稲談議を聞き、田んぼの面白さを知り
ました。日常、毎日田んぼとは接しているのですが、コンクリ
ート畦畔に囲まれた試験圃で、なかなか稲の本質が見えないの
です。担当は施設園芸なので、施設資材のテストが多くて、植
物の観察がおろそかに成りがちです。仕事ですから仕方のない
のでしょうがストレスが溜まります。
畑の草に追いまくられて、やむなく除草剤を使ってしまいま
す。畑地雑草の生態的防除に何かヒントがないか模索中です。
以前仕事の関係で、太子町の東保という所に住んでいました
が、亡くなられた井原さんもこの辺りらしいですね。兵庫県に
もユニークな方が大勢おられるようですが、農業試験場からは
全く見えてこないのです。行政からは兵庫県の農業の衰退が著
しく展望もないので、予算も削減すると言ってきます。ほんと
うにやる気のある農家がいなくなっているのでしょうか。篠山
での熱気を見る限り、まだまだ日本の農業は捨てたものじゃな
いと思います。この会にも国の農業試験場の若手研究員が2名
潜り込んでいました。国でも、もはや自前の技術に展望が見え
ないのです。バイテクや養液栽培の研究が破綻し、新しい方向
性を模索しているのが現状です。
百姓のネットワーク構築に期待してます。
友人の有機農業のホームページを紹介させて頂きます。
http://village.infoweb.ne.jp/~fwgk8572/index.html
         

(7月21日 岡山の林さんからのお便り.水管理の苦労話は,西南暖地ならではの話?.)

抑草の基本は水管理だったのですね
7月8,9日のシンポジウムでは学ぶところが多かったと思います。
無農薬での抑草技術は、様々な技術の組み合わせで成り立っているため、複雑
だと感じている人もいたのではないでしょうか。
これらの抑草対策は、除草剤を使用し力ずくで雑草を(時には昆虫や甲殻類、
有用微生物群を道連れに)殺してしまう慣行農法に比べると、自然の正しい理
解が必要になるため圃場をよく観察することが大切なのではないでしょうか。
私は現在、ある農業生産法人で研修中ですが、今年は水管理を全面的に任され
てしまいました。
それで私は今年の抑草対策の目標を立てました。
それは、6月の田植後7月20日頃までは水を切らさないようにしようというただ
一点です。
水管理というと簡単なことのように思われるかもしれませんが、他の作業に追
われて例年出来なかったことなのです。水を切らして、田圃の土が数時間でも
見えると稗が生えてくるからです。田圃の雑草のうち稗とコナギが2大雑草と
言われます。
稗は、酸素不足にしてやると生えてきませんので深水管理さえ怠らなければ管
理できます。水温も高く溶存酸素濃度が低いようで、お昼はオタマジャクシが
アップアップしています。ある田圃は、池の水を入れると酸化第二鉄の真っ赤
な水が入ってきますが、翌日には赤い色が消えています。鉄酸化細菌が活発に
活動しているようで、酸化第二鉄から酸素を奪って可溶性の酸化第一鉄に変え
て呼吸しているのでしょうか。田圃が還元性を示しているようです。
逆にコナギは酸素不足でも旺盛に生えてきます。従って、深水管理だけでは制
御できません。しかし、この辺ではコナギは少ないのです。
水管理がとても難しく、朝早く人がまだ田圃に出ていないときを狙うか、夜、
人が寝静まった時を狙うのが一番手っ取り早いのです。また、田圃があちこち
飛び離れていて軽四輪で走り回っても時間がかかるのです。だから、最初の頃
は水管理を任されてから睡眠不足になっていました。
楽しいことや驚くこともあります。夜、ある田圃にいると蛍が飛んできます。
蛍を見たのは久しぶりでした。
また、引水のとき大きなフナを手づかみしました。ナマズも棲んでいるのです
ね。最近では見たことも無い大きなナマズを見ました。死んで内臓がなくなっ
ていましたが、烏が周りを飛び回るのでおかしいなぁと思っていたのです。ナ
マズを狙っていたのですね。すると、内臓を食べたのは彼らだったのかと合点
しました。田圃によって違いはありますが、カブトエビがとても多いように思
います。無農薬水田には様々な生物が棲んでいて楽しいですね。
ミミズもいてそれを狙ってモグラが棲み付き畦を穴だらけにしてしまい、そこ
から水が漏れるのですね。穴が数個もあると数時間で水が無くなります。そう
なると雑草が生えてくるのです。稗は数時間土が見えるともうだめだと言いま
す。モグラの穴ふさぎに労力と時間を取られます。モグラの穴は構造があって、
まず畦に沿って幹線を掘ります。次に幹線から支線を延ばし、ある一定間隔で
上部または側部に穴を開けます。幹線は長いものは10メートルも続いているこ
とがあります。ですから、水の漏れているところがなかなか発見できないので
す。モグラの幹線が発見できたらこれを崩しにかかります。まず、水の漏れて
いるところからスコップでトンネル伝いに掘っていき、反対側に出たらまた孔
を埋め戻しにかかります。
モグラを狙って蛇がやってきました。彼らはモグラの穴に入って地下で暗闘を
繰り広げています。ある日畦を歩いていると泥だらけになった青大将が日向ぼ
っこをしていました。近づくとモグラの穴に逃げ込みました。
蛇は赤外線を感知する器官を持っていますが、今までどうしてそのような進化
を遂げたのか分かりませんでしたが、地下では、光が届かないため恒温動物の
発する赤外線を探知する為に必要だったのですね。最近ようやく分かりました。
話がだんだんそれていくのですが・・・。
水管理終盤になってやっと今年は雑草の制御に成功したと言えます。研修先で
は成功に気を良くして来年は無農薬田を増やそうと言う話が持ち上がっていま
す。でも、私は来年独立するつもりです。
今年はどこでも稲の出来がよいようで、価格の暴落があるかもしれません。来
年米作りをやめる人が続出するのでしょうか。田圃にいると近くのお百姓さん
が「わしは、来年米作りをやめる。もう、あほらしなった。」と言っていまし
た。来年は、また水田の管理面積が増えそうです。

(7月18日 By世話人)
米の勉強会の会報が届くのと行き違いで,鯖江の藤本さんから電話がありました.
食糧庁の未検米は「産地,年度,品種」の表示まかりならぬという件です.
まず,訂正です.外国産のお米は,輸入されると,食糧庁の検査を受けるそうです.
さて,藤本さんは,7月17日農水省の本庁に電話をされました.その電話での交渉で,JAS法と有機認証制度は別物であり,生産者が直接消費者に販売するときは,「産地,年度,品種」を表示できると言うことの,確約をとることができました.
環境保全型農業推進の係りに交渉されたり,公正取引委員会に申し立ててもいいのか,など粘り強い交渉の賜物のように察せられました.
藤本さんは,ネットワーク(チームプレー,連携)を必要性をいわれます.とてもよく伝わってきました.
げすのかんぐりですが,どうも今度の動き,食糧庁やJAのせこいなわばり争い(利権意識)が,働いているなあ,と思わざるをえません.
米穀業者などが,農家から直接購入して消費者に販売(仲立ち)する場合は,表示まかりならぬと言う問題は残っているみたいです.業者の方の,意地の見せ所だなあ,などと野次馬気分です.ゴメンナサイ.

(7月11日)
私の職場でも田んぼを持っていまして、前任者がその田んぼで
”イネの移植密度がヒエの発生及び生育に及ぼす影響”という
試験をやらかしました。

ヒエが発生しても米の収穫期までほおって置いたので
ヒエの種が周りの田圃に飛散してしまい、本当に悲惨なことになりました。

おかげで、私は、その見返りとして5月の連休の休みを一日つぶして、
隣のおっちゃんの田圃の田植えをやらされる羽目になりました。

そのおっちゃん曰く、「俺は、除草剤は使いたくねえ。」
魂胆は見え見えです。今年ヒエを大発生させて、
来年も田植えを唯でやらせようと言うのです。

俺はおっちゃんに言いました。
「除草剤使わないんだったら、水を溜めさせてくれ。」
水漏れしそうなところに波板を入れて、トウトウと水のかけ流しをしてやりました


今の所、目立ったヒエの発生は見られません。
これは、除草剤を使わない米作りにも書いてありましたが、
私のところでも、8cm以上の水深で、
ヒエの防除は可能であるという結論が出ていました。
ですから、雨が降ろうが何が起ころうが水を溜め続けたのです。

最初こそは水口を開けておくと、おっちゃんが廻ってきて、
止めていましたが、元々他人に田植えをやらせようとするいい加減な奴ですから、
その内、廻ってくるのがめんどくさくなったのか、全く姿を現さなくなりました。
おかげで、田んぼの水は深水が保たれ、雑草の抑制が出来ました。
チャンチャン。

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小長谷裕宝 
Mr. KONAGAYA Hirotaka
kona-ufo(アットマ)mwb.biglobe.ne.jp
Salut, Hello, Benos dias, Chao, Namaste, Ni hao,
Annyong Haseyo, Kon'nichiwa, Ayubowan, and your language
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(世話人より こなさんへ なるほどなるほど,ヒエに関するデータはいっぱい持っていると言われただけのことありますね.ギャオスのほうもよろしく)


(7月8,9日 篠山市での田んぼの見学会の報告 By世話人)
<お米の勉強会の会報のために書いた原稿です>

たまには、生産者の方も書いてくださいとの、村山日南子母さんのお達し.つい、「はい」と答えてしまいました.
きちんとした、丁寧な報告ではありませんが、印象に残ったことなど書いてみます.
今回は、兵庫県有機農業研究会と成苗二本植え研究会との共催でした.
一泊二日で、初日は、バスなどに分乗し、まず丹南有機農業実践会の圃場の見学.
ここは、5条植えの田植機稲作ですが、田植えのときに、機械が再生紙マルチをしきながら田植えをしていきます.兵庫県有機農業研究会の理事長の小前さんが所属するグループで、約7ヘクタール、6年前から、紙マルチを使って、除草剤を使うのをやめています.
兵庫県有機農業研究会は、多紀郡、氷上郡の農家と神戸周辺の消費者と,産消提携で始まったとても伝統あるグループです.
小前さんは,「野菜はもちろん無農薬でした.ところが,稲作のほうは,ほかの農薬はなくすことができても,除草剤が難問だったのです.1回の使用という条件でやっていたのですが,除草剤のほうも何とかなくすことはできないだろうかということで,あれこれ工面して,紙マルチ田植機を共同購入して,はじめたのです」
土質が,水はけのよい砂質あるいはクロボク,野菜には向いていますが,除草剤を使っても雑草が生えやすい田んぼです.苦渋の選択だったことが伺われます.
粘土質の土だと紙マルチと泥の密着もいいのだけれど,砂質だと密着が悪く,あいだに水が入って地温があがりにくいそうです.分けつが取れにくいのでしょうか、密植(1株あたりの植え込み本数が多い)が、少し気になりました.
それと,田畑輪換方式で,経営の比重が野菜中心で,稲作への関心はどうしても弱くなってしまうのでしょう.
そのバランス,とても難しいんですよね.僕も,今年は,田んぼのほうに気がいってしまって,畑のほうは草まみれです.
さて,次は,氷上町の宮垣さんの田んぼ.大型稲作農家で,息子さん二人がいっしょにやってくれるようになって,野菜も経営の柱に入れつつあります.
宮垣さんは,やはり,6〜7年前から,取り組んでいます.今年は8センチの深水にしやすい田んぼ中心に4ヘクタール.やや砂質気味の田んぼで,苦労しながら,試行錯誤,やっと方向性が見えてきたかなと,その成果を見せてくれました.
5月上旬に1回目の代かき,そのあとできるだけ草をはやかして2回目の代かきで叩きます.もうひとつ念をいれて,田植えをしながら,田植機についたハローでもう1回代かきをしながら,田植えしていきます.また,田植機にセットしたペレット散布機で,半生ぼかしペレットを散布していきます.
2回代かきでヒエはほとんど対処できるようです.
ただ,無農薬稲作のベテランが突き当たる壁が,コナギのようです.宮垣さんも例外ではないようでした.
4年前に僕が見せてもらったときより,だいぶコナギは減っていましたが,それでも大変そうです.
宮垣さんは,「ペレットを均一に,反あたり60キロ散布できる器具の改良,それから,堆肥舎を作って土作りだね」その方向で,先が見えつつあるようです.
最後が,自然養鶏では第一人者の渡辺省吾さんの田んぼ.田植え後,米ぬかや酒米のとぎ汁の固形をたんぼに手で散布していくことによって、土の表面を強還元層にすることによって、草を抑えることができると、6年目.「合鴨もやリ、紙マルチもやってみました.宮垣さんとも長い付き合いがありますので,彼の努力はよく知っています.しかし、どの方法も資材メーカーや農機具メーカーに取り込まれる形の技術になっていってしまっている」「もっと,農民的な技術があっていい」
渡辺さんらしい「抵抗精神」が熱く感じられました.
小前サンら紙マルチのグループの田んぼと違い,土質が粘土質であることもあって,雑草はとてもよく抑えられていました.小前さんたちが「うちの田んぼではこの色(味噌汁のような田んぼ)がでないんだよ」といわれていたのが印象的でした.
そう,土質の問題は大きなあ,宮垣さんも,やや砂質気味の田んぼで苦労されているものなあ.
僕の場合でいえば,宮垣さんのように2回代かきをして,渡辺さんのように手作業で,田植え後,米ぬかや油粕を湿らせて団子にして畦から投げ込み.その後深水で,オモダカという多年生の雑草以外,ヒエなどほとんどの草が消えました.「二歩前進一歩後退」くらいの成果が出ています.
渡辺さんのおっしゃることはとても共感しましたが,おかげで,いまだに肘にサポーターをつけたままです.

夜は,国民宿舎「ささやま荘」に泊まって,懇親会.話がはずんで,最終組は明け方4時ころまで,うだうだやっていたそうです.僕は,次の日の司会が気になって,12時ころ早々と寝てしまって残念.
地元の方が,国民宿舎のことを「飯もまずいし,サービスも悪い.」と気にしてくださっていたが,我が家に帰り着いて,家内と話していてはたと気がついた.
篠山は,おいしいものがいっぱいのところなんです.お米も野菜も果物も.今なら,とれとれのトマトやナスやきうりをてんこもりにして出してくれていたら,それがいちばんご馳走なのになあ.腹が減った夜食にとうもろこしを出してくれていたら,言うことないなあ.
赤字で存続が危ぶまれているらしいけど,サービスが悪いのじゃなく,発想が時代遅れだと思うのですが,市会議員の渡辺さん,どう思われますか.

さて,翌日のシンポジウム,午前中は,抑草の技術的問題を討論,延長戦で,午後は,有機質肥料を使った育苗の失敗例を出し合いながら,意見交換や有機認証制度の問題について.
午後,人数が半分になったので,テーブルを円卓形式にすると,話がかみ合った宮垣さんたちも、パネラーのひな壇から開放されて,ほっとした様子.

兵有研、民間稲作研究所とも、有機認証制度の認証団体として申請を出しています.今まで,それぞれ26件,40件の農家が申し込みをしているそうです.
もともとまがい物の有機農産物,でたらめな表示がまかり通っていたことから始まった今回の制度.
その経費も馬鹿にならないし,まともな農家が迷惑をこうむっているともいえるのですが,両団体とも,後ろ向きに対応するのではなく,日本の有機農業を発展させる方向で取り組みたいと言います.
そのためにも,認証団体相互の情報交換,ネットワークが必要と,稲葉さんはいわれています.まったく同感です.
また,福井県の藤本肇さんからの報告にもびっくりした.
JAS法改正に絡んだ動きとして,最近,食糧庁が米穀業者を集めて,
未検査米については,「産地,年度,品種」を表示してはならないとの通達を出したとのこと.
一方,外国からの輸入米については,未検査米ではあるのだが,表示しなくてはならないと言う.
何を考えてんだかと思ってしまう.通達を遵守しない業者が出れば,摘発するつもりなんだろうか.また,裁判に訴えられれば,どうするつもりなのだろう.
もっとも,「何を考えているのだろうか?」の積み重ねが,食糧庁の歴史でもあるのだが.

司会進行のまずさ,難しさを棚に上げてのことになるが,「除草剤を使わない稲つくりは,おらが田んぼでもできそうか」のシンポジウム,福井県の鯖江市から数えて数回目.1回目は,いっぱい人が集まってエネルギーが集積されたということで,とてもよかったが,ぼちぼち,小さなグループに分かれて,車座でじっくりというスタイルのほうが,いいかもしれないなあと,思い始めています.
きっと,懇親会のあとのうだうだが,いちばん充実していたのじゃないかなあ.


こんな報告でいいのかしら.村山日南子さんの苦労をしのびながら,書いてみました.
さて,最後に余談になりますが,僕が世話人になって、インターネットのホームページで「除草剤を使わない稲つくり」のネットワークをやっています.農家同士の,農法,技術,情報の交流のページです.
ぜひ、ごらんください。
http;//www2.ocn.ne.jp/~josonet/

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