2003年4月のお便り  HOMEに戻る

4/30 高知の奥田さんから「生育の様子」
二回目の糠振り昨日終えました、最後の2反と油断してたらこの田は予定より一週間
も遅れてしまい、ホタルイがぽつぽつ出ていました。雑草が出てからでは遅い気がし
ます、こちらの早期栽培では田植え後2週間までに2回、先制攻撃すれば雑草が遅れ
て稲の生育との時間差が出来るように思います。

いつもの年は鶏糞又は糠を代掻き直前に入れてたのを、今年は鶏糞を冬場に入れたせ
いでしょうか、初期成育が良すぎて葉がヨロヨロ水に浮きました、今後の生育が
ちょっと心配。またジャンボタニシの多い田は格好の餌食です、水に浮いたので葉が
バサバサ刈り取られて吹き寄せられています。多い田では手取りや除草機よりもジャ
ンボがあてになります、水温上がればろくに休まずに働いてくれます。冬場埃がたつ
ぐらい耕運し乾燥させるとずいぶん減らせるそうですが、毎年収穫終わると忘れてし
まいます、これも困ってからでは遅いです。菜の花を育てることもそうだと思います
が、何事も毎年安定させる事が出来ればプロですね。

画像はジャンボに切られて吹き寄せられた葉、この田はもう雑草の心配はないでしょ
う。
 
 
4/30 広島の西村さんから「山間部は田植えが始まりました。」
こんにちは  広島・西村です

昼間から宅配便が届くと思ったら深夜のうちに広島を通過した雨が兵庫に移っていま
したか。
4月の中旬から起耕された田が増えてきて入水・代掻きと吉和に向かう道すがらGW田
植えの時期が近づいてきたなあと思っていたら吉和よりも標高の下がるが湯来町の中
では標高の高いところでは田植えがかなり済んでいるじゃありませんか。27日は水の
競合を避けて同じ水路系の中では真っ先に代掻きを済ませるのに作業を強行し、夜道
に車を走らせたので気付かなかったがシラタ対策に遅植えと言われつつもやっぱり田
植えはGWになるようですね。(吉和は標高が高くて寒いぶんGW以降から)

干上がりかけては湛水を続ける2枚の田は3/21代掻きのままでは草が芽切り出すし土
も固くしまってきているので植え代を掻かんと移植に・草にと泣かされるかも。気持
ち的にはこの状態で2週間後に田植えをするなんですがついつい更に手を掛けたく
なってしまいます。
                              
GWはキャンプにつき休農で第2週目当たりに苗の状態を見てという事になりましょ
うか。ヒョロヒョロの苗は多量に発生したイセヒカリ以外は土曜に引き抜きましたが
再びちらほらしています。発芽不良にしてヒョロヒョロの玄米播種のミルキークイー
ンは控えの玄米による蒔き直しを考えて浸種し鳩胸状態に進めています。最悪では余
り苗を貰うにしよう。
二期作試験をする気でいたが苗の成長が止まったがごとくで吉和向けの1ヵ月遅れの
苗に追いぬかれそうです。
変なポット箱に蒔いたのがまずかったかな。根量が取れなくていじけちゃったのだと
思う。

4/30 神奈川の笹村さんから「カラシナ」
飼料用からし菜というのを鶏の餌に
毎年2反播きます。
今年も良く育っています。
傾斜地の水はけの良い所です。
今年は田んぼにも2反、試しに播いて見ました。
残念ながら、今年の天候では小田原は全くだめでした。
あしがら農の会 笹村出
 
4/30 福井の塚本さんから「河原のカラシナ追記」
 どうして堤防の下のところに帯状にカラシナが群生するのだろうか考察してみまし
た。おそらく、国土交通省発注の草刈作業で、刈り倒した草を堤防の下に下ろしてか
ら火をつけて燃やしているからなのでしょう。初夏と秋の二度の火付けをしのいで咲
き誇るカラシナはあっぱれ。
 この種を集めてみようかと考えた事はありますが、そのころは、ときどき過労で高
熱を出すくらい働きづめの時期なのですっかり忘れています。だけど湿気に強いと聞
くと少しでもいいから試したいと思ってしまいます。(だめでも発言者の責任を追求
するつもりはまったくありません。ご安心ください。)
  最初のカラシナの写真は、山ちゃんへの写真の送信テストだったのに思わぬ展開
になってしまいました。
 若狭の塚本でした。


4/29 姫路市水族館の市川さんから「セイヨウカラシナ」

市川 憲平@姫路市立水族館です

河原のカラシナの話題が出たので、思いつきました。
全国の河原で春に咲き乱れている黄色い花は、ほとんどセイヨウカラシナだと思います。
たしか、ナタネなどより湿気に強いはずです。除草が目的で、油をとるつもりが無いのな
ら、田んぼにこの種を蒔いたら良いのではないですか?種は河原に行けばイクラでも取れ
ると思いますが。
素人の考えで、これが正しいかどうか分かりません。茨城の伊藤さんか、嶺田さんかどな
たか、植物に詳しい方教えてください。

4/29 やまちゃんから・苗代のつくりかた
昨日、苗代の田んぼの代かきをしました。6月3日にコシヒカリ、10日にヒノヒカリの苗箱を並べる予定です。
6アールの田んぼに中畦を作って、5メートル×40メートルの部分を苗代専用にしています。
みのるのマニュアルのように水を入れてからぺたぺた叩いて苗床を作ったり、乾田状態で細かく砕土して苗床を置くとか、いろいろ試行錯誤をしましたが、代かきすることに落ち着きました。
利点は、体が楽なことと、お天気に左右されずに作業できることです。
難点は、通路がぐっちゃんぐっちゃん、苗箱を運ぶときに足を取られ、疲れます。
 
中野さんが「写真館」で書いていたように、苗箱を据え付けたときに、下からの湿りで床土が湿ってくる、それくらいがちょうどいいのですが、通路もほどよく乾いていてほしい。あまり早く代かきしすぎると、苗床部分が乾いてひびが入ってしまう。代かきから据え付けまで間がないと、ぐちょぐちょで作業がしづらい。どのタイミングで代かきをすればいいのか?少し頭が悩ましいことでした。(ささいなことだけど、けっこう悩んでいたのです。これも中野さんが書いていたことだけど、浸種で鳩胸状態になったときの見極めも、みんながぴちっと揃ってくれるわけでないので、ささいなことだけど悩みますね)。去年今年のように、早稲と晩稲の苗箱の並べる日が違うときに、代かきをどうするかも、悩みの種でした。
 
去年の経験から、もしかしたら、これでうまくいくかもしれないなという感じがつかめたので、書いてみます。果たしてうまくいくかどうか、それは今年の結果を見ないとだめですが、、、
(1)代かきは、少し早めにやってもいい。
(2)乾くとひびが入るので、その時は、水を入れて、土を柔らかくして、60×90センチのコンパネで体重をかけて、鎮圧して、ひび割れを潰していく。
(3)コンパネで鎮圧しておくと、苗箱を並べて鎮圧したときに、沈みが平均になって、蛇がのたうったような感じにならなくてすむ。
(4)前日にこの作業をしておくと、苗床の表面も柔らかく水分を持った状態になるので、苗箱との密着度がいい。
(5)苗箱を並べ終わったら、処分間際の古い不織布をかけ、シルバーポリで被覆して、全体に水が行き渡るくらいに水を入れて、すぐ落水します。
(6)これで、発芽まで5〜6日、「まだかいな」と、たまに見に行く程度です。
(7)発芽が揃ったら、シルバーのおおいをとり、防虫ネットをかけようか、どうしようか、また悩みます。ヒメトビウンカの飛び込み予防の防虫ネットじゃなく、苗が未だ小さいうちに、土砂降りの雷雨があったりすると、たこ焼き機のようなみのるの苗箱の穴から、種籾や床土が雨ではじき出されしまうのが、心配で心配で、夜もおちおち寝ていられないのです。だけど、無精だから、できればよけいなことはしたくないのです。だから、悩みます。
 
さて、どうなりますことやら、うまくいったらおなぐさみです。
昨日代かきした苗床の手直しをしながら、思ったこと。
ぺたぺたやっていると、泥の表面に復活再生しそうな雑草の白い根がいっぱい見えました。
もう一回代かきをすれば、それらは叩けるのだろうけど、、、、
代かきというのは、むずかしいものだなあ。
というのも、去年ヒエまみれにして、家族総出で何日も汗かいていた隣の田んぼのおばちゃん
「もう稲作りが嫌いになりそう」と言うから
「大丈夫、代かきをちゃんとやって、除草剤も一発剤でだめだったら、中期除草剤があるから」
と、答えたんだけど、
「代かきはどういう風にやればいいんですか」と聞かれて、答えに詰まってしまったことがあるのです。
勤めを持っている息子に、2回代かきをやりなさいと言うこともできなくてね。

4/29 福井の塚本さんから
Sent: Tuesday, April 29, 2003 12:42 PM
Subject: 中野さんへお返事です。

 げげげげげっ!僕って目立つことなくこっそりと生きていたかったのに、いつの間
にか山ちゃんにうまい事引きずり出されてしまったな。そんなことで中野さんにお返
事です。
 写真は、川の堤防に咲く野生のからし菜です。土手で水はけがいいのは確実です。
種は初夏に落ちているはずです。この川の堤防沿いに十数キロにわたって咲いていま
す。その中でマラソン大会もあります。初冬には少しだけ葉っぱが出ているかもしれ
ませんが、春になってから急に大きくなるようです。
 私も田んぼで菜の花を育てられるか今年の秋は挑戦したいです。菜の花を栽培した
ことはないのですが、稲の立毛中の播種は聞いたことがありません。このあたりでは
その昔、菜種を秋に移植して栽培していたそうです。
 私の住むのは福井県でも西の端、若狭地方です。山陰と北陸のちょうど接点にいる
ので、降雪積雪はたっぷりありますが、寒さは北陸に比べゆるいでしょう。だけど冬
はやっぱりつらいです。
 かわって山ちゃんへ、
写真を縮小するソフトを教えていただいてありがとうございました。このソフトのあ
りがたみは強烈です。このソフトを作っていただいた方にも大感謝です。早速半日も
たっていないのに使わせていただいて以下のように写真を送ります。福井の塚本でし
た。
 

4/29 山梨の中野さんから
Sent: Tuesday, April 29, 2003 12:03 AM
Subject: Re: HPの宅配便「塚本さんから・電子メールで送信: 画像 030 (2)」

山梨の中野です。

塚本さんの写真を見ての、いくつかお尋ねです。
このからし菜は昨年いつ頃蒔かれたものなのでしょうか?
よもや、春蒔きではないですよね。
福井といえば多積雪地帯というイメージがあるのですが、斜面ゆえに湿害を免れて冬
越しできたのでしょうか?
ずっと雪の下にあったものなのか、あるいは南向き斜面でここだけ雪解けが早かった
のか、
お教え下さい。

僕のところでは、冬越しナタネは雪解けの早い北土手下の部分を除き全滅でした。
(花の咲いていない部分の緑色は、春播きなら開花まで2ヶ月というカタログデータ
―に期待して3月24日に追い播きしたしたキカラシです)
もっとも9月末蒔きの食用カラシナは未収穫の株が今花盛りなので、
播種時期を早めれば、今冬のような気象条件でもいけるのかなとも感じています。
レンゲのように稲の立毛中の播種はナタネでも可能なのでしょうか?

2,3枚目の写真は別の田んぼで3月30日に播種した、キカラシとアンジェリアの
混植の様子です。

出芽まで10日、3週たってようやく本葉というスローペースで、ホンマに50〜6
0日で花が咲くのかいな?
と感じていますが、これは生育適温でなかったのか、皆さんの報告にあるように湿害
なのでしょうか?

生き物環境の確保という意味でも、緑肥を裏作に取り入れての稲作に魅力を感じてい
ます。
冬眠中のカエルをロータリーに巻き込むことをしなくてすむような…。
今年のような気象条件を克服できるような方法を見つけたいと思っています。


4/28 福井の塚本さんから
Sent: Monday, April 28, 2003 8:56 PM
Subject: 電子メールで送信: 画像 030 (2)

初めて写真を送ります。これでも一番小さくしたのですが、もっと小さいサイズにし
たいので、どなたか方法を教えて
ください。このからし菜を刈って、田んぼの狭いところに入れます。ささやか過ぎま
すが、菜の花農法の応援のつもりです。
福井の塚本でした。


*やまちゃんから
デジカメを買ったとのこと、期待しています。
画像の縮小法は、ぼくはフリーソフトの「縮専(縮小専用)」を使っています。
http://www.a-groove.com/software/shukusen/index.html
使ってみて、とても便利です。評判もいいようです
http://bird.zero.ad.jp/~zas55369/free/syukusen.htm

4/28 京都の土佐さんから
Sent: Monday, April 28, 2003 10:12 PM
Subject: Re: HPの宅配便「西村さんから・ Re・転作カウント」
西村さんごめんなさい。
そういう意味ではなかったんです。
転作カウントをする場合、京都府に基準がないということなのです。いや無いと
いうよりも「京都府は府として持ちませんよ、各市町村で持ってください。」と
いうことなのです。
それを府として追認するということなのです。
そこで市町村としてはいろんなモデルケースが必要となってくるのです。
化学合成資材を一切使用しないという条件のもとに、どのような方法で作ると、
どれだけ慣行農法より減収するかということの実験を個人がしなければいけない
のです。そうしないと減収率がはじき出せないということだそうです。そのため
には1〜2年の期間が必要だということなのです。
私の場合は新しく借り入れた圃場が多いので前作の収量がわからない。または永
年転作になりかけていた為に、収量の算定が出来ない。ということがありまし
た。
そんなときは便利なもので、各圃場に等級がつけてあり、それを基準に使うのだ
そうです。
しかし5年も6年も管理転作されていた圃場は「ビックリ田」といわれるよう
に、何もしなくても恐ろしいくらい収量が上る場合があります。昨年私も等級以
上の収穫を経験しました。
しかし今年もそうなるかといわれれば、いくら元肥を入れても恐らく収量は減る
と思います。
ですから2年くらい経過を見なければ減収率がはじき出せないと思い、1〜2年
と書いた次第です。

またその結果はあくまで京都府のモデルではなく三和町のモデルなのです。隣の
町の方が「同じ方法でやりますからすぐに認可を・・・」といってもその町にモ
デルがなければ、たとえ隣の圃場であっても認められません。他の町のサンプル
があった為、私もだいぶねじ込みましたがダメでした。ガードは固かったです

岡山県や兵庫県には県としてのモデルケースがきっとあるのでしょう。
申請した方法が何%の減収率に値するかということが決められているのでしょ
う。
だからどこの市でも村でも遡って6ヶ月以内に化学合成資材が使われていなけれ
ば、
生産方法と生産記録の提出という前提のもとにすぐに認可が下りるのだと思いま
す。
*******************************
土佐祐司(とさゆうじ)
y.tosa(アットマ)galaxy.ocn.ne.jp     Tel 0773−58−2265
京都府 天田(あまだ)郡 三和(みわ)町 岼(ゆり)595
*******************************
 
 
*やまちゃんから
ぼくが伝え聞いているところでは、この転作カウントの方式は、農水省の「通達」で出されたそうです。
たぶん、直播を推進するのに、直播をしたら5〜20パーセントくらい収量が減収するおそれがある。だから、その分減反したと見なします。その時に、何らかの事情で(働きかけがあって)、有機栽培の場合も、5〜20パーセント減反したものとして見なす、ということになったのだと思います。
減収率(減反率)をいくらにするかというのは、各県の裁量に任せると言うことのように思います。
滋賀県では、当初、県は認めなかったけれど、奥村さんたちのねばり強い交渉の結果、認められるようになった、確かそうでしたね、奥村さん。
そうか、土佐さんのあの大きな体と、あの迫力でねじ込んでも、ガードは固かったのか。
きっと、京都の他の町の転作カウント率は、データをとって決めたのと違う、「まあ、国がこういってるのやから、20パーセントにしとこか」程度で決められたに違いないと、ぼくは思うけどなあ。
ガードじゃなく、頭が固いのやな、きっと。

4/28 広島の西村さんから
Sent: Monday, April 28, 2003 8:36 PM
Subject: Re・転作カウント

広島の西村です

京都の土佐さんから「Re・転作カウント」を読むと三和町の農林課or産業課が京都府
におうかがいをたてるのに1〜2年待てと言われたんですかね。
少なくとも岡山市ではフツーに認められているのにおかしいじゃんとブイブイごねて
みれば良かったのになんて思いました。

 私は農業生産区長になっている手前このたび申請したが米を作る作らないは農家の
自由と思っている。米が売れない・価格が安すぎるを農家が判断して作るものと思っ
ているのです。

4/26 京都の土佐さんから「Re・転作カウント」
こんばんは、京都の土佐です。
岡さんにせっかく手配していただいた菜の花ですが、みなさんと同じく20cmで花が咲いています。道端のナタネは大きくなっているのに田んぼの中は・・・ やっぱり田んぼは水を貯める所、こう雨が多くては湿害もやむおえないかもしれません。
 
ところでの特別調整水稲の転作カウントの件ですが、方式は2通りあります。いずれも圃場1枚を単位として水稲が栽培される必要があります。
 
T型は田植を行わず直接圃場に播種を行う場合。この場合の減収率は5%〜15%の範囲です。
 
U型は化学合成資材を使用しない栽培法の場合で一般に環境保全型農業といわれるものです。この場合の減収率は5%〜20%の範囲です。
 
以上町の役場の資料から抜粋しました。
 
私の場合申請しようとしましたが、他府県と違い京都府は府としてのモデルケースが無いため、各市町村に丸投げされており役場の担当者も最初は知らなかったのが現実です。結局私がモデルケースになり、T〜2年実施し、それを町が府に持っていき認可を受けることになりました。
 
一時は環境にやさしい農業に無頓着な府の農業行政に腹が立ちましたが、最近では農薬改正法やトレーサビリティのことが問題になり、町の方から色々応援してくれるようになりました。ありがたいことには違いありませんが、もう少し迅速に対応して欲しかったというのが本音です。恥をさらすようですが、京都府ではU型の認可圃場は3箇所くらいだそうです。有機JASの認定機関もありません。寂しいことです。
 
*******************************
土佐祐司(とさゆうじ)
y.tosa(アットマ)galaxy.ocn.ne.jp     Tel 0773−58−2265
京都府 天田(あまだ)郡 三和(みわ)町 岼(ゆり)595
*******************************
 
4/26 岡山の赤木さんから「Re・転作カウント」
 赤木@菜の花です。
熊本の岡さんからのお尋ねに関して。
 
 この制度の中では環境保全型農業とは言わずに、特別水稲T型・U型と呼んでいます。
ただこの制度がなんの法令で決まっているのかは、行政に聞かなくては分かりません。
私の住んでいる岡山市では、水田農業経営確立対策実施計画書(どこどこを転作しますと報告する用紙です)に小さい字ながら該当する場合は記入するようにと印刷してあります。この計画書にその旨記載しておいて、後日農政係から市町村長宛の申請書をもらってきて記入し提出すれば終りです。
 月曜日に農政に訊いてみます。またご返事します。
 
 耐湿害性に関して、カラシナとナタネの違いがはっきりと出ています。同じ事を去年も感じていました。確かこのメールでも報告したと思います。
同じような条件でも、カラシナはダメージが大きいのに、ナタネのほうはゆっくりですが確実に成長しています。同じ2kgを蒔きなおしたのですが、発芽率も断然ナタネに軍配があがります。もっとも種が小さい分、粒数も多いのでしょうけど。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通

4/26 熊本の岡さんから
Sent: Friday, April 25, 2003 11:51 PM
Subject: 熊本おかです。

こんばんは、おかです。
久しぶりです。
毎日楽しく拝見してます。
 
い草の管理が忙しくなります。周りは、50cm伸びたい草のジュータンです。
 
菜の花も、今年の雨続きで、草に負けてしまい、収穫も断念です。
今、台風から変わった低気圧のため大荒れの天気です。
 
質問
岡山の赤木さんから「開花間近し」のメールより
以前に環境保全型農業をすると、20%を転作としてカウントしてくれるという話をしたことがあります。
土佐さんや西村さんからも話題が出ていました。
 
今日、転作の事で役場に行き、「環境保全型農業をすると、20%を転作としてカウントしてくれる」
と役場職員に言ったら、熊本は無いといわれました。
あれば詳しい事を聞いてくれといわれました。
詳しい事が分かれば教えてください。
 
 
ファミリーファームOKA  岡
http://www2.ocn.ne.jp/~farm-oka/
 
 
4/26 広島の西村さんから
Sent: Saturday, April 26, 2003 1:58 AM
Subject: イセヒカリについて

こんにちは   広島・西村です
 
ひだまり農場 中野陽一・伸子様へ その節は御教授ありがとうございました。後半で現状報告します。
 
イセヒカリについての質問です。こんなに苗長がばらつくものなのでしょうか?
無消毒なるゆえに余りの高温催芽による馬鹿苗と言うやつでしょうか?そうなのなら設定温度を確認せずに30度にも加温してしまった私は大バカ物と言うわけです。
 
玄米播種でもそこそこ育つんじゃあないかと思ったんですがこんなことに。ヒョロヒョーロ。
 
2003.3.7
こんにちは  中野様   山ちゃんml参加者の広島・西村といいます。
 
ワシも花を咲かせたいので咲かせ方を教えてください。
Q1.米の精白度 上白以上  上白  標準  7分
Q2.ウルチ  モチ
Q3.種麹の何倍の米を用意するのか
 
蒸した米が40度くらいに冷めたら種麹を混ぜたとしてこの後、布切れを掛けてコタツで保温ですかね。種麹100gに600gの米を混ぜて真空調理器に入れたのは失敗に終わりました。
 
やれるかどうか分らんですが60kgくらい動散でブァーか、エキスを取り出した後で投げ込むかしたいなあと思っています。
-----------------------
あんまり高倍率にすると雑菌が怖いので準備の都合から下記の様に培養しました。
乾燥麹100g+ウルチ5カップ -> +ウルチ10kg-> +ウルチ20kg
30kgの段階で漬物桶1.5個に入れていましたが品温は上がらないし密封に近いので米粒がだんだん湿った感じになるのでもろぶたに移し替えて乾燥を計った所、品温37度米粒は乾燥してきてパラパラして良い感じです。白くハゼてはおらんのんですが後数日で白くなるのではと毎日手揉みしています。
 母屋のドアを開けるとプワーンと香ります。
 
岡山の赤木様へ 小豆島でのキャンプは3-4でした。早起きができたら3日の午前中に御邪魔するかもしれないと言うことにさせてください。

4/25 岡山の赤木さんから
Sent: Friday, April 25, 2003 9:13 PM
Subject: 代掻き可能

 赤木@菜の花です。
苗代が代掻きが出来そうです。
こう降られてはどうにもなりません。昔からナタネ梅雨と言う言葉があるぐらいだから、この時期雨は多いんだろうけど、どこかおかしい。温暖化の影響かも知れん。
 
去年幼稚園児たちからたくさんのお礼状をもらいました。まっことたどたどしい字で「はなのなかであそばしてくれてありがとう。たのしかったよ。らいねんもあそばしてください」 うれしかったねぇ、菜の花男冥利につくとはこのことだ。
 
 「今年も早くいらっしゃいよ」と言いたいのだが、こりゃだめだ。
皆さんのメールにあったように、5cmぐらいで成長あきらめてる株が多くて、伸びているほうが珍しいぐらいです。天候が早く回復して伸長してくれるのを祈るだけです。
雨乞いならぬ晴れ乞いでもやっちゃうかな。
 
 話し変わって、転作対策として小麦を2ヘク程蒔いてんだが、JAが「赤かび病」に異常なほど神経質になっています。被害粒を食べると人間も家畜も腹下げを起こすらしくて、一番怖い病気には違いありません。今年みたいに雨が多いと発病しやすいし、被害粒が1000粒に1粒あってもだめらしい。出穂後、きちんと殺菌剤を撒いてくれと言うことには私も反対はしない。出荷停止では生活できなくなるから。
 問題はここからだ。薬剤を購入した時の伝票を、あらかじめJA窓口に提示することとなった。きちんと購入して散布したか確認したいらしい。趣旨は理解できるんだが、JA以外で購入した人は提示しにくいだろうと思う。つまりみんな良い子になってJAで買わねばなるまいに。これはもう全体主義とは言えないだろうか。
 商品名も指定されているからその製薬会社は儲かるだろうな。
 
 お米もJAに出荷するならJAの紙袋を使わにゃならんのだから、当たり前と言えばそれまでなんだが、反抗期真っ盛りの私にゃ何か納得しがたいもんがある。どうもお騒がせしてスイマセン。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓     赤木歳通
 

4/25 神奈川の笹村さんから
Sent: Friday, April 25, 2003 8:07 AM
Subject: 菜の花は雨に


小田原方面でも、今年は菜の花を播いた田んぼは、どこも、なんとも、哀れで、草量
に寂しいものがあります。
レンゲも水浸しでやられましたが。ここに来て満開です。
これから予想される、不順な天候を考えると、対応性の広い農法が必要に思われま
す。 あしがら農の会笹村出

4/25 京都の那波さんから
Sent: Friday, April 25, 2003 6:24 AM
Subject: 本の件

木津高の那波です。
今年は、赤木様の菜の花米に刺激を受け、現代農業の記事を読み学校水田で実行しま
したが、本当によく降る雨で、さんざんな結果です。5センチほどで発芽もまばらで
すが、おおきくなるのでしょうか?
校内はじめ、周辺の方の冷ややかな目を感じております。農業は、教科書通り行かな
いのがおもしろいのですが困ったことも多いのも確かです。

硝酸態窒素の本「野菜が糖尿病をひきおこす」は「宝島親書」でこの会社のHPより
入手可能です。もちろん、農文協でもOKです。関連記事では、農耕と園芸の確か1
2月号か1月号あたりに同様の内容でかかれていた記憶があります。

硝酸汚染は、各地の農業現場で、かなり深刻のようです。(日本全土でといってもい
いかも)。
本校近くの河川も、お茶の追肥時期になると硝酸濃度が上昇し、冬には減少すると言
った動きがあるようです。継続して調べてみようと思っているところです。

4/25 兵庫の衣笠さんから
Sent: Thursday, April 24, 2003 10:48 PM
Subject: よく降る雨!

ご無沙汰です。夢前町の衣笠です。
今年は、順調に仕事が進みそうにないです。
多雨用の作業工程に変更です。手を抜くところが
多くなりそうです。
前回のメールでご相談しました”ビオトープ”も
お陰様で、商工会(昨年より加入)を中心に姫路市水族館の
市川先生はじめ、役場、教育委員会、小学校、土地改良事務所、
地元の自治会や自然保護団体も巻き込んで「み〜んなでやりま
しょう!」と根回しもほぼ整いました。5/12に1回目の会合をします。
長い目で見守ってください。また、ご報告いたします。
で、赤木大明神さま!菜の花の難しさをひしひし感じる今日この頃です。
悪いところは、黄色くなって5pぐらいでいじけてしまっています。
播種を土が乾くまで待ち続け、明渠をきっちり掘り、発芽は良かったのですが
ここまで降り続くと”菜の花の田植え”状態です。いや〜参った!来年は、
創意工夫が必要なようです。
村山のお母様、硝酸塩窒素のお話、早速検索させていただきました。25日は
行けそうにないので、本を購入して勉強させていただきます。有り難うございます。

4/24 お米の勉強会の村山さんから
皆様、赤木様     村山 日南子です。
「野菜が糖尿病をひきおこす?!」の出版社は宝島社です。宝島新書です。
 
今年は雨、また雨で大変ですね。今も、家が流れてしまうのではないかと思うほど降っています。
 
 
4/24 岡山の香西さんから「自給率低下の主犯」
 

お久しぶりにお騒がせします(かげのこえだれも騒ぐあんぞ、おまえ一人の偏見じゃ)

 

稲作(水田)が、日本の食糧自給率低下の「主犯」だと思います。

日本の農地のうち優良不良を含めて、大半が水田です(特に私どもの地方では)。米が余るようになって30年以上経ちますが、いまだに水田の基盤整備は次々と行われていますが、畑地の基盤整備は限定された所でしか行われていません。まして水田の畑地化は、おそらく皆無と思われます(一部果樹園がありますが将来、宅地化されそうな場所に集中しています)。このような農地の現状の中で、「米は唯一の自給可能な農産物である」だから「米を食べろ」とか「米を輸入させるな」なんて馬鹿げたことを、進歩的文化人とか革新的市民とか自然志向農民が、言いまわっていることが私にはどうしても理解できません。基幹穀物の麦類、豆類のような湿気をきらう作物を水田に植えて、まともに生育するとは思えません。転作奨励金の類のお金は数十兆の額と思います。その十分の一のお金があれば(まともな政策が実行されていれば)、麦豆の自給率は2030%は十分上昇していると思います。農業政策の最大の問題点は、稲作を特別扱いしてきたことだと思います。日本の農業は常に「米」と「その他」という形で考えられて来たようです。圃場の整備にしろ、品種改良にしろ、圧倒的に「米」中心に行われています(米が余って困るようになって30年以上も経過しているにもかかわらず)。こんな変則的な(狂気としか思えない)農業政策のなかで「食料自給率」云々とは、喜劇を越えてHIGEKIの世界です。

吉備路オーガニックワーク
香西達夫
090-8249-0938
kouzai(アットマ)ruby.ocn.ne.jp
http://www7.ocn.ne.jp/~kibijiow/


4/24 岡山の香西さんから
 
(その1)「Re・塚本さんのメッセージ」
私の水田除草のささやかな経験です。
未熟な経験ですが、私もそう思います(何とか菌とか、米ぬかとか、何とかという鳥
とか、何とかという貝とか、その他幾つかは、あまりにも不確かだと思います)。私
は「手」と「除草機」しかやったことがありません。あえて言えば、あとは「念力」
です。私は「水」が最大最高の「除草剤」だと信じています。

(その2)「Re・村山さんのメッセージ」
野菜を食べて糖尿病になるのなら、なっても仕方がないと思いますし、野菜を食べる
ことをやめようとも思いません。(私は「万病の元の3種の神器」すなわちタバコ、
アルコール、コーヒーで命をつないでいますので) 私は只、職業としての「農業」
をやってみたいだけです。生活できない農業は農業(職業)ではないと思います新し
い出来事は日々あります。私どもは最低でも100年、1000年(ちょとオーバー
かな)単位で考えています。今日は「アトピー」明日は「糖尿」といわれても対応の
しようが見つかりません。
ささやかなくせになまいきな趣味的野菜作りの、おっさんです

4/23 岡山の赤木さんから
Sent: Wednesday, April 23, 2003 11:42 PM
Subject: おそまつ菜の花
 赤木@菜の花です。
今年の菜の花は散々です。播種後に代掻きが出来るほどの大雨で発芽不良。1ヘクタールを蒔きなおしたら、今度は雷雨に叩かれて表面が板みたいになってまたまた生育不良。
5cmほどから伸びてきません。まだ時間があるというものの心配です。たまたまいい具合に成長したところだけが間もなく開花です。
 来年は天気予報に注意して、雨が降るようだと鎮圧無しで、乾燥が続くようだと鎮圧するようにします。
 
 こりゃぁ米糠を大量に準備して田植えを迎えんといかんようです。
泥の中を米糠抱きかかえて歩くのはたいそうしんどいから、衣装缶に足とソリをくっ付けたのを作るとするか。夜なべで。
 止まると沈むが、動かすとスキーみたいにスゥーと滑るそうな。うまくいったら報告します。(現代農業に載っていた情報です)
 
 村山母さんの硝酸性窒素の件で、早速河野武平先生のHP覗いて見ました。怖いんですね。「野菜が糖尿病をひきおこす」という本の出版社を教えてください。
 
 広島の西村さんへ。
5月3日は誠に申し訳ないのですが、すでに午後5時ごろからの予定が入っています。
それまででしたらおいで下さってもかまいませんが、菜の花は前述の如しです。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通 

4/24 福井の塚本さんから
Sent: Thursday, April 24, 2003 8:37 AM
Subject: 塚本農園日誌(4と5番の田んぼ)脱脂大豆と除草機


トラクターに乗っていた私のぼんやりした空想。
 
除草剤の威力は抜群です。不思議と昆虫やかえるは死なないのですから、優れもの
です。
 除草剤を使わないという事なら、私の地域では、除草機が確実性が高いと思いま
す。動力になっても、つめの構造は手押しのころのままです。最初につめの構造を考
えた人は偉い。
 わたしは、化学的な発想では(有機酸だ、酸素だ・・・)除草剤に勝つのは困難と
思っています。化学的でなくて、伝統のある除草機が有望ではと思っています。動力
がついてテラガモみたいに自分の脚だけでも乗せられたら楽です。とろとろの土に除
草機を早めに入れると条間にも草はほとんど生えてきませんでした。そのときは、歩
行用の除草機が前へ進まないほど土がとろとろでした。とろとろの土でも前へ進む除
草機がありがたいです。
 アオミドロが草を抑えてくれた事が三度あったので、これも狙っています。これは
光をさえぎったからでしょう。これだと除草機も必要なしです。
 除草機もアオミドロもものともしないのはクログワイでしょう。
 私の空想はここまでです。

塚本農園日誌(4と5番の田んぼ 面積10アール 除草剤を使いません)
         
###脱脂大豆と除草機の効果は?###

平成15年4月23日

  脱脂大豆120キロ反当り散布
  ロータリーで耕す。

4/22 岡山の林さんから
Sent: Monday, April 21, 2003 10:26 PM
Subject: ドイツの新エネルギー
今日届いたドイツの雑誌に新エネルギーの現状が載っていた。それによると風力発電は遂
に水力発電量を超えたそうだ。今やドイツの全電力エネルギーの5%をまかなうまでになっ
ている。「本格的な風力発電の普及はこれからだ。」とのことだ。「風力など当てに出来な
いエネルギーに金は出せない。」などと言っていたどこかの国のお役人に聞かせたい話だ。
ビオマス(バイオマスの事)が注目されている。菜種油とメタノールを反応させ(エステル反
応)ビオ・ディーセルを駆動させている。値段は税金がかからないのでリッターあたり75セント
(0.75ユーロ=約95円)だそうだ。これはドイツでの軽油よりかなり安い。ディーゼル燃料の
5%を既にまかなっているそうだ。
京都議定書の事も載っているが長くなるので止める。
温暖化ガスの削減に次々と手を打っている国もあれば、未だに方向性すら見出せずに
まよっているどこかの国もある。
 
林 正弘
岡山県御津町

4/22 お米の勉強会の村山さんから
Sent: Monday, April 21, 2003 10:36 PM
Subject: Re: HPの宅配便「やまちゃんから・休み休みのお話」

皆様、香西様、山ちゃん   村山 日南子です。
 あんまり稲作りと関係がないときだけお目覚めの「母さん」です。
 
 農業法人についての香西さんのご意見賛成です。
 富永商事(株)って、なんだか聞いたことのあるような名前ですね。
 そこがなぜのうぎょうほうじんなのでしょう?
 香西さんがおっしゃるように、好むと好まざるとにかかわらず、これからは組合じゃない方が担っていかれることになるでしょうね。そのほうが、責任がはっきりしていていいです。行政がかかわったのは、どんな名前でもだめですね。
 
山ちゃんの、百姓は切りなく仕事ができてくる、というのは主婦と全く同じです。
赤木さんと同じように、私だって専業主婦に戻ったのですから、時間はたっぷりあるはずですのに、今日だって、結局、予定は何もこなせなく、あちこち対応しているうちに終わってしまいました。
 また、先を越しているうちは楽、というのも全くそうですね。
 私も今年は今のところ、ハーブやスギナを早め早めに摘んで、乾かしてお茶にしています。
 もう今をちょっとサボると、草の成長に追いつけず、従って虫に負けて、虫のお余りをいただく羽目になるばかりか、一気には軒につっても乾かず、そのうち梅雨になって、かびてしまい、結局全部捨てる羽目になります。
 今なら、緑の美しいお茶ができます。
 
衣笠さんのビオトープうまくいったのでしょうか。
菜の花オイルなども、お話したいことはいっぱいです。

4/22 広島の西村さんから
Sent: Tuesday, April 22, 2003 5:48 AM
Subject: Fw: 西村さんから・播種量60gとは? その後

 
福井の塚本様、播種量の件では書き込みありがとうございます。
その後背表紙が破れるまでは読み込んでいない井原さんの写真集を読みなおしていたら出ています。
 
ポット苗
1穴3〜4粒で40gの浸しモミ (コシヒカリの晩生植えで茎数不足になる場合)
ばら撒き (このml参加者では少数派かもしれませんね。)
1箱浸しモミ100g以下。できれば40〜80gのすじまき
 
この本では塩水選をすると書いてあるんですが別の本では必要無いとも書いてあります。井原さんは刈取り2週間前の若イネ手刈取り採取・人力脱穀機でゆるくこぐ。により水選で十分と書いてある。(『農家は損する』より)
 
苗の生育は不調です。雀害です。ネットは中空張りから低く落として内部を飛行しにくくしたのにネットをくぐり抜けて飛び去るときに静止せんのです。まったく45mmの防鳥網を無いがごとくに飛び去る雀にはまいりました。
1x羽の群れですがネットを落としてからは2羽かな。それで周りに米を蒔きました。
そしたら雀は来なくなってカラスが1羽居座りました。山鳩は1度ネットに絡まってからは近づかなくなっています。
ps:苗が大きくなたか、ネットが怖いかで侵入しなくなりました。
出芽2cmにはなっていますが苗ふみはまだしていません。露払いは2回しています。なでなでして小さく育つんだったっけ。
ps:露払いは2日、雨2日、4/21日に3〜4cmになった苗にローラーをかけました
 
大根の種は実験中です。『蕾受粉』でサーチして
http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/13/1338.htm
を読み、再び人工受粉をしています。子房が膨らんでいるのが多数現れ雑種の可能性の種ですがまずは安心していられます。花の末期が近いのですが後20個くらいはできるかな。
ps:雨で2日飛んで2度目の蕾受粉作業。ピン先の細いピンセットによるの二刀流です。
 
ビニールトンネルで保温して大きく育てて田んぼに移植するつもりだった菜の花は添付画像の通り散々なことに。田んぼの直播はもう少し大きいがやはり開花しています。品種特性だね。サカタのF1菜の花「早陽」は恐るべし。
蒔く時期が違えばこんな結果にというところでしょうか。種を増やして来年使おうと思ったがこりゃ失敗。河原に自生している場所をチェックしておいたのであれを当てにしよう。
 カボチャと菜の花
 
岡山の赤木さんへ
GWの5/3 夕方に小豆島からの帰りに立ち寄ろうかと思っていますがおひま?

4/21 やまちゃんから「休み休みのお話」
赤木さんが、めちゃ忙しくてやっとれませんとのこと。
おやまあ、と思ってしまいました。
菜の花はまきおわったし、あとは麦刈や菜の花の鋤き込みまで、左うちわかと思っていました。
会社つとめをしていたときに比べれば、時間は有り余るほどあるでしょうに。
それにしても、百姓仕事というのは、次から次へと、仕事の種が尽きないものですね。
去年は、この時期、スキーに二泊三日で行ったりしました。今年は、どこへも遊びに行かないのに、それでも毎日毎日、朝から晩まで、(せいぜい夕方6時くらいまでですが)なんやかやと仕事があります。余裕があったらあったで、畦の肩の草削りをしたりして、仕事の種が出てくる、去年のように、時間がなければないで、またそれなりに、何とかなる。それが百姓仕事と言うものかもしれませんね。
今のところ、先手先手でいけています。先手でいけているうちは、楽ですね。百姓10年あまりの経験は伊達じゃない!?
 
今日のお話は、あまり脈絡がありません。タイガースの試合がなく、したがってテレビの放送もありませんので、晩が暇です。
 
姫路に「辺竹林」という和風料理のお店があります。そこのマスターは山形県出身の方。
姫路は豊かだと言います。
「海のもの、山のもの、何でもある。」
「いや、それ以上に、山形では、冬の間雪に閉ざされるでしょう。一気に春がやってくるので、春になったら、休む暇もなく、今までの遅れを取り戻すように、朝から晩まで仕事をしなくてはなりません。余裕が違います」
 
ある農事法人のお話。
仕事の時間は、朝8時から夕方5時まで。真夏の暑い盛りに、草刈りです。
「君らのところの仕事時間、せめて夏の間くらい、なんとかしたら」(隣の農場の人の助言)
「ええ、まあ、そう思ったりもするのですがね」(従業員)
かなりの大面積、無農薬有機栽培で稲作り。
ところが、雑草が我が物顔で困った。そこで社長曰く
「今年の給料は歩合制する」(お米の収量で算定する)
どうやら去年は、かなりうまくいったようだ。
 
知的障害者に関わる仕事している横浜の友人からの便り。
題して「暑さ対策」
 「僕の小さな頃の話なんだけど、農業や林業やっていると、夏の朝は早いけど、暑い日中は案外日向では働かなかった記憶がある。うまくできとるな、と思っていた。沖縄や八重山に夏行くと、昼間はあまり外に出とらんもんね。
 ところが、われわれの業界、特に通所の施設では、作業時間帯が9時過ぎから、遅くても3時までとなっている。時間が少ないから昼寝するわけにもイカンし、夏場の職員はクタクタで思考力が減退する。帰ったら、ビール飲んで(旨いんだろうナ)寝るだけ。こういうのって、ヤッパ、仕方がないことなんだろうね。」
 
生活習慣というのは、おそろしいものです。
昼飯を食うと、目がトローンとしてきて、昼寝せずにはおれません。
今頃なら20〜30分、夏場なら1時間あまりしたら、自然と目が覚めます。
忙しいからと、昼寝せずにトラクターに乗ると、船をこぎ始めて、結局トラクターを止めて畦で昼寝、
これが気持ちいいんだけど。
 
以上、とりとめないお話でした。

4/21 岡山の香西さんから
Sent: Monday, April 21, 2003 7:51 PM
Subject: 農業生産法人設立について
私が理解している範囲では、農業生産法人は2種類だけと聞いています。組合と有限会社です(今日、「特区」では株式会社も認められたようですが)、組合と有限会社の違いを、私は「責任者のいる組織」と「いない組織」の違いだと思っております。近年設立されている農業生産法人は特別の事情がない限り(行政がらみ)ほとんどが有限会社だと聞いています。あえて「組合」を考えておられる「事情」をぜひともお聞きしたいと思います。これからの農産物の生産は、良くも悪くも「組合」でない農業生産法人が担って行かざるをえなにのは明白だと思っていますが、いかがでしょうか?
吉備路オーガニックワーク
香西達夫
090-8249-0938
kouzai(アットマ)ruby.ocn.ne.jp
http://www7.ocn.ne.jp/~kibijiow/

 4/21 大阪の小圷@GENKI です。
「元気が出る農業の道しるべ」来訪者の方から、下記のようなメールを頂きました。
インターネット検索して、分かる範囲で回答したのですが、追加してコメントいただ
ける方が
おりましたら、よろしくお願いします。

――――――――――――問い合わせ――――――――――――

はじめまして 2003.04.20 東京富永商事鰍ウん

これから農業をやりたいと思っております。
農事法人組合を立ち上げるにはどうしたらいいですか?規則とか詳しくしりたいので
すが、
なかなか調べる事が出来ず・・・調べるのに良い方法がありましたらそれも教えてい
ただきたいのですが。
宜しくお願い致します。
     東京富永商事 [onionland(アットマ)joy.ocn.ne.jp]

――――――――――――回    答――――――――――――

RE:はじめまして 2003.04.20 bin

はじめまして、「元気が出る農業の道しるべ」管理人の小圷です。
私は、農業関係に従事しておりませんので、いわば素人です。
「農業法人の設立」ということで、インターネット検索をすれば、いくつかヒットし
て、
設立フローや注意事項が分かりますが、それ以外のことをお聞きになりたいのでしょ
うか?
先ずは、添付した資料から、関連するHPを検索してみて下さい。
それ以外にお聞きになりたいことがありましたら、内容が具体的に分かるように、
再度メールしてください。

(*添付した参考サイトの情報は、「元気HP」に掲載しています)
http://www91.sakura.ne.jp/~yama-bin/otayori-syoukai.html#◆参考サイト情報◆

4/20 岡山の赤木さんから「開花間近し」
Sent: Sunday, April 20, 2003 8:21 PM
 赤木@菜の花です。私にしてはご無沙汰です。
メチャ忙しくてやっとれません。菜の花も40cmほどの大きなのは先端に蕾が付いています。1週間以内には開花ですが、ちっこいのは葉色が黄色で草丈3cmってところかな。
 デジカメで画像をと思ったのですが、パソコンに取りこんだ時点で、変なフィルター掛けたような色合いでさっぱり話になりません。やっとその気になったというのに、なんやカメラの奴、わてに逆らう気らしい。
 ということで、開花も近いというお話しでした。
 
 以前に環境保全型農業をすると、20%を転作としてカウントしてくれるという話をしたことがあります。土佐さんや西村さんからも話題が出ていました。
 私は今年はおよそ3ヘク申請しました。よって60aに稲が余計に作れます。ありがたや、ありがたや。草生えたらえらいこっちゃです。
行政に提出した作業内容を添付します。。私の稲作暦のおよそがわかります。この制度が来年も継続するようだと何かの参考にして下さい。(資料13)岡山の赤木さんのU型栽培法・申請書類
 林さんも朝日、私も朝日。1日は夕日ではなく朝日で始まる。朝日米を食って今日も頑張ろう。
 
 米政策改革大綱が策定された。平成22年度までに米つくりを本来の姿に持ってゆくというものです。
 私が気に入ったのは大綱ではなく、それに消費者代表として参加された和田正江さん(主婦連合会会長)のお話しです。
 
 錦の御旗みたいに言われるトレビだが、これは生産工程を追いかけれるだけのことで、生産方法をきちんとしなければ安全を保証するトレビにはなり得ない。
 なのにトレビがないと安全が保証できないみたいなおかしな風潮がある。
米つくりに関しても、トレビは出てくるが環境保全型農業は出てこない。一番もとの生産方法をきちんとせずに、いくらトレースしても意味がない。 とまぁこんな話だ。
 どぎつい薬を7回かけた事がきちんとわかるよりも、3回に減らしたり限りなくゼロに近づける努力の方が大切だってことだな。
 なのによー、くだんの大綱には「環境保全型農業」という言葉は出てこねぇんだ。
このおばさん嘆いていた。
 
 話変わるんだが、最近2分搗きのごはん食べてます。白米と同じように炊飯できます。3日目当たりからとても具合がいい。宮本武蔵の恋人がいい。お通がいいってことだ。腹持ちが良すぎて困っている人、持たなくていいから出しっちまえよ。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通   

4/20 福井の塚本さんから
Sent: Sunday, April 20, 2003 7:14 AM
Subject: 今年の田んぼの目標。


セッセセッセと元肥散布しておりますが、その魂胆は、
@深水でも稲が伸びるように。
A追肥の作業の軽減。
B稲が傷まないように早めに施肥。
C茎数がいつも少ないので早めに施肥。
Dアオミドロが早めに増えてくれないかな〜。
E土がとろとろになって、除草機の効果が高ればいいのにな。
F散布後の悪臭防止。
Gなんとなくうまく行きそうな気がしたから。
福井の塚本でした。

4/20 やまちゃんから「本岡さんや、塚本さんへ」
ほんま天に水瓶が置いてあるんかいな、またまたどっさり降ってくれています。
前にも本岡さんに「なんや不健康な田んぼやねえ」といったことがありますが、
僕の田んぼにも、1枚そんなのがありました。
4年前から借りて作っているのですが、水持ちがよくて、いつ行っても水があるので
安心して深水栽培ができていましたが、出来はさっぱり。稲の草丈も、その田んぼだ
けはちんちくりんでした。
隣の百姓のおっさんに「この田んぼは地力がないから、あかんぞ」「化成肥料しか
入ってないからな」と言われ続けていて、僕も地力のせいだけと思っていたのです
が、最近はたと「そうや、本岡さんの例の田んぼと一緒や、水の縦浸透があらへんの
や」と気がつきました。うかつなことでした。
鹿も出るし、難儀な田んぼです。
隣のおっさんは「さっさと返してしまえ。別な田んぼを紹介してやるから」といいま
すが、
「そんなわけにいかへんわ」と、この冬には米ぬかが余っていたので、反当200キ
ロも放り込みましたが、雑草もいまだちんちくりんです。おとといも、その田んぼ1
枚だけまだじゅるそうなので、鋤くの見送りました。
今年は、このまま行くしかないね。

ところで、塚本さん、6番、7番の田んぼの報告で、
「クログワイが出るから(広いから)最後は除草剤を使います」と書いていますが、
その「最後」とは、いよいよ駄目だったら、その時は除草剤を使いますという意味?
僕にはそのように読めて、一度聞こうと思っていたのですが、今日のお便りで「やっ
ぱり?」と思ったのですが、、
「農園日誌」、このまま続けていただければ、そのうちHP上でまとめましょう。
現在進行形「実践記録」になってくれるでしょう。
写真もほしいね。
おっと、人のことは言えない。僕も、毎回田んぼへ行く車の中で「あ、デジカメ持っ
てくるの忘れた」と思うのです。
「春草が見事に生い茂った田んぼを、ロータリーかける前にとっておくのやったな
と」

4/20 福井の塚本さんから
Sent: Sunday, April 20, 2003 1:16 PM
Subject: じゅるい田んぼについておせっかい。

山ちゃんへ、
 例のじゅるい田んぼですが、私は、そんな田んぼはいきなり水を入れてしまって、
荒代掻きをしてしまいます。そのほうが、トラクターが田んぼを深く掘っていかない
ので楽です。私のところの水のたて浸透の悪いところは、底に厚い粘土層がありま
す。
 私のお米のお客様は、農薬を少しぐらい使っても安いほうがいいという方が多いの
で、いろいろ試してみてから、草が勢いづくようならその時点で除草剤を使うという
事です。クログワイに関しては、秋起こしをまったくしなかったので、今の時点で勝
ち目がないのはわかっています。
  ところで、お米の生産量より注文のほうが多くて、我が家は近所から農薬をたく
さん散布したお米を借りて食べつないでいます。
 
 塚本でした。

4/20 やまちゃんから
こちらでは、田んぼに水が入るのが、今年は5月31日です。(毎年、5月の最終土曜日)
そのころは、雑草が生い茂り、雨の多い年に水鋤きをやったことがありますが、かなり悲惨です。
塚本さんの、あれやこれや手だてで、草が勢いつかないことを願っています。

4/20 岡山の林さんから
Sent: Sunday, April 20, 2003 9:53 PM
Subject: 蛍の幼虫が上がってきました
村山さんにコメントを頂いて、なんだか気恥ずかしくなってしまった。
「大地に根を下ろして」って、私なんかまだ根が降りてない気がするけど・・・。
 
今日、黄昏を過ぎた頃畦を歩いていたらなんだか青白い光の点滅があることに気づいた。
近づいて見るとほのかに香る特有の匂い。やはりそうだ。蛍の幼虫が水路から上がってきた
ところだ。羽化するための準備だろう。子供の頃蛍と遊んだことのある人は知っていることだ
が、蛍は蛍光を点滅させるだけでなく、ほのかに匂うのですよね。取分けていい匂いでもな
いし、悪いにおいでもない。点滅周期は非常に長い。これから蛹になるのだろう。畦草を刈
り取る時は少し高めに刈り取ってやろう。蛍は神秘的な昆虫だ。
蛍光を発する生物は、他に発光バクテリアがある。ニンジンを抜く時、その抜けた穴が光る
のだ。昼に抜いたのでは分らないが、夜ニンジンを抜いてみると気が付く。光の波長は蛍と
ど同じようだ。多分同じ化学物質の分解で光るのだろう。発光の原理は蛍と同じだろう
が、このバクテリアがニンジンの根圏でどういう役割を演じているのか分らない。
 
林 正弘
岡山県御津町

4/19 お米の勉強会の村山さんから
Sent: Saturday, April 19, 2003 10:51 PM
Subject: Re: HPの宅配便「林さんから・温暖化はどうなる?」
皆様、林様     村山 日南子です。
 ご無沙汰しています。
林さんのお話、特に最後の朝日にこだわっていこう、という決意、胸にジンときました。
嬉しいです。そうして腰をすえて、この地域で生きていこう、林さんの姿勢に共感し、とても教えられました。ありがとうございます。
 きっと長い地球の、いえ人の歴史にもいろんなことがあったでしょう。でもどの時代も、林さんのような思いで乗り越えられてきたのでしょう。
 
 せつな的に考えないで、大地に根を下ろして、というお百姓の言葉を聴いた思いがしました

4/19 岡山の林さんから
Sent: Saturday, April 19, 2003 9:32 PM
Subject: 温暖化はどうなる?
戦いが終わったイラクでは、略奪が横行しているらしい。なかでも、博物館が襲われたのは
とても残念だ。金品ならまだしも、世界的な遺産が失われると取り返しがつかない。メソポ
タミア文明の物的証拠が失われたら、もうどうしようもないからだ。発掘品を博物館などに
集めることは世界中で行われているが、これは非常に危険なことだ。
人々は、これから先いつの世でも文明の遺産に興味を持つとは限らない。歴史的遺産に
価値を見出さない時代が100年間続けば、もうそれでその博物館にある発掘品はなくな
ってしまう、ということだ。博物館そのものの意義さえ理解されない時代が来るかもしれない。
現在のイラク人は、多くはアラブ人であってメソポタミア文明を築いた人々の子孫ではない
が、世界の人々に代わって文明の遺産を守る義務があるはずだ。現在のエジプト人もエジ
プト文明を築いた人々の子孫ではないが、エジプト文明の遺産を守らなければならない。
古代エジプト人の子孫は、現在では少数民族となってひっそりと暮らしているらしい。彼等
にはピラミッドを築いた技術などは伝わっていない。だから、どのような文明の証でも現在そ
の地域に住む人々と行政体が守らなければならない。
 
私の住むところから1km程歩くと縄文期の遺跡があるが、そこからは6,000年前の縄文土器
が発掘されている。トラクターで田圃を耕していると陶器の破片などが出てくることがある
が、このことは現在は田圃や畑になっているところでも以前は建物が建っていたり、道であっ
たりと変遷を繰り返してきたことの証拠だ。縄文海進の時は、御津町のようなところでも海
がすぐ近くに来ていたのだろうか?このあたりは海抜60mくらいだ。そのようなことと比較すれ
、地球温暖化で海水面が80cm上昇するといっても大したことはないと思われるがそう
ではない。それは、現在の文明は脆弱性を内包しているかもしれないからだ。
 
地球温暖化がもう少し進むと、冬には日本海側で雪が降らなくなる恐れがある。雪が雨
になってしまうからだ。現在でも雪か雨かのぎりぎりのところで雪が降っている。新潟の平野
部でも米の品種はコシヒカリは適さなくなるだろうといわれている。
こちらではどうなるだろう。私はどうするだろう。夏の高温期を避けるために田植を早くするこ
とだろうか?そうではない。遅く植えることだ。今年は、6月20日頃田植をする予定だ。そ
して、遅く植えても良い本格的在来種「朝日」にこだわっていこう。
 
林 正弘
岡山県御津町

4/19 福井の塚本さんから報告*****
 塚本農園日誌(7番の田んぼ 面積65アール 広いので最後は除草剤
を使います)

###テーマは、菜種油粕の元肥施用の効果は?###

  菜種油粕を反当り130キロ手で散布。
  軽トラを田んぼの中で走らせる。
  一人は、荷台から油粕を落とす。
  約2時間で終了。今のところ散布機を購入する気はまったくなっしー。
  散布間隔は、1m50cmごとにひとすじ。ちょっと粗いかもと心配。

4/17 福井の塚本さんから
Sent: Wednesday, April 16, 2003 9:18 PM
Subject: 塚本農園日誌(6番の田んぼ)

 山ちゃんへ
 今、下のように日誌風に私の実行を下書きフォルダーに記録しています。これを田
植え後50日くらいまで続けて、抑草状態を報告しようかなと考えています。田んぼ
ごとに記録する予定です。いつも計画倒ればかりなのでここまでです。このメールの
掲載についてはどっちでもかまいません。From Tsukamoto

塚本農園日誌(6番の田んぼ 面積40アール クログワイがいるので最後は除草剤
を使います)この田んぼのテーマは、脱脂大豆の元肥施用の効果は?

平成15年4月15日

  脱脂大豆(昭和産業)を反当り100キロ手で散布。20キロ入りの紙袋の口を
開けて、肩または首の後ろに担ぐ。肥料を落としながら歩く。田んぼは耕起していな
いので歩きやすい。手で持ったら重くてたまりません。田植え後に散布する代わ
りに、作業が楽になることと元肥のつもりでやってみました。結果が楽しみです。

平成15年4月16日

 ロータリーで耕起。ロータリー1速、車速1.0キロ。湛水をはじめる。

4/17 高知の奥田さんから

Sent: Wednesday, April 16, 2003 7:25 PM
Subject: 今シーズンの糠撒き


4月6日にコシヒカリの田植え終えました、田植え後一週間内に反当60キロ、また田植
え後2週間内にもう一度60キロ米ぬか撒くのが例年僕のやり方で、抑草と肥としてい
いと思っています。

これまで肥撒き器具のサンパーを改造したものを使っていましたが、うつす手間や出
が悪くまどろこしいので久々に袋かかえて撒きました、やはり早い早い!でも翌朝抱
えた左腕がだるくて。


そこで米袋の重みを受けるタスキを作りました。材料は作業用のベルト二本、これで
長さの調整も完璧です。使い方は糠を袋ごと地面にたたき圧縮そしてこのタスキを掛
け余分な袋の口を切り取り肩にかけます。
ずいぶん楽ですがやはり手作業、頑張らないのがコツです、一日4反程まで足腰を鍛
えるつもりで撒きます、60キロで反30分以上は必要でした。

米ぬかと深水で今年も田んぼに草取りに入らないのが目標です、最近こちら天気良い
ので水管理に神経使います。

奥田 誠志

ホームページアドレス
 http://www4.inforyoma.or.jp/~ofoku

4/16 やまちゃんから「今年の田んぼ」
(ほんとは塚本さんのメールの後ろに、書いたものです。エラーが出て、消えてしまいました。仕方がないので書き直しです)
4日ほど好天が続いたので、やっと田んぼも乾いてくれたみたい。いよいよ明日から田んぼの耕起をしたいと持っています。例年は、4月下旬ですが、今年は少し早めです。秋にも耕起しています。わらの腐熟をできるだけすすめたいなと思ってです。
僕の場合は、油かすのペレットが肥料+抑草資材です。去年は、1回目の代かきの後(湛水状態)畦から動散で散布しました。2回目の代かきから田植え後にかけてぶくぶく発酵(腐敗?)していましたので、効果はあったように思っています。ただ、においにひやひやさせられました。においだけじゃなく、腐った汁のような田んぼは、いかにも不健康そうで、気に入りませんでした。
だから、今年は、最後のロータリーの時か、1回目の代かき前に約60〜80キロ散布するつもりです。
新たなテスト(チャレンジ)です。うまくいってくれるといいんだけど。
もう一つ新たな試みは、2回目の代かきをひたひた水でしようと思っています。去年までは、芽生えた雑草を浮かせて叩こうと、2回目もがぶがぶの深水でやっていました。代かき水を捨ててから田植えするというもったいないことを、やったり(やらなかったり)していました。
 
ぼくも、デジカメ付きで、田んぼの観察と記録をつけてみようかな。
全部の田んぼというのは、ちと荷が重いので、どれか1〜2枚田んぼを決めて、「定点観測」をやってみようかなと、思い始めたところです。


4/16 岡山ならぬ栃木のよっさんから
Sent: Tuesday, April 15, 2003 9:31 PM
Subject: Re: HPの宅配便「大豆脱皮機」

(第一報)
やまちゃんへ

お久しぶりでした。
大豆の薄皮剥きの機械は専用のものがありま(した?)すよ。
精米機のメーカーだったかな?
忘れましたが、もう、十年くらい前ですか、農機新聞、農経しんぽうで、読ん
だことがあります。

栃木のよっさんより。

(第二報)
大豆脱皮機、インターネットで検索してみました。
こんなものがありました。
http://www.fukushima-iri.go.jp/equipment/aizu/ST-5.html
見てみてください。
でもね、私の見た新聞記事とは、別のメーカーのようです。

--------------------------------------------------------
 FROM  「ハッピーファーム」   代表  吉田 周二
 自宅
 〒700-0033         岡山市島田本町1丁目8番3−302号
                                                  TEL.FAX.  086-254-5622
  単身赴任先
〒323-1104    栃木県下都賀郡藤岡町大字藤岡字仲町1482
                   シティハイムフジ 106号
                                    TEL.FAX  0282-61-2122
     E-MAIL           info(アットマ)happy-farm.gr.jp
     携帯転送専用メール  docomo(アットマ)happy-farm.gr.jp

               「ハッピーファーム」
                     URL.   http://www.happy-farm.gr.jp/
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4/15 タカノフーズの吉葉さんから
Sent: Tuesday, April 15, 2003 8:39 AM
Subject: 籾摺り機の件

お世話になっております。
籾摺り機の件ですが、大豆の薄皮を剥がすことです。
コーヒー豆の皮を剥がす装置があるのならば、良いアドバイス
ありがとうございました。
早速調査させて頂きます。

皮を剥がす目的は、ひきわり納豆があると思います。
その豆を割るときに豆の皮を剥ぎます。

お忙しいなかありがとうございました。。
----------------------------------------------------
吉葉 正志 yosiba1586(アットマ)takanofoods.co.jp
タカノフーズ株式会社・研究所
〒311-3411 茨城県東茨城郡小川町野田字大沼頭1542
TEL 0299-58-3805   FAX 0299-58-3847
----------------------------------------------------

4/14 栃木の塩山さんから「転任しました」
 山下 様
 ご無沙汰致しておりました。栃木県の塩山です。4月の定期異動で、農業環境指導センター(旧病害虫防除所)から、今度は南那須農業振興事務所、経営普及部(旧普及所)の農畜産課長として仕事を開始致しました。年度当初のため、あいさつ回りやら、総会の時期で各種部会の総会出席等で忙しい毎日を送っています。
 久しぶりに、元気のいい農家と話をする事が出来るようになり、やりがいのある仕事についたのですが、農業を取り巻く環境は厳しい状況で、あいさつなど大変苦労しています。
 あと、4月4日には、千葉大学で開催された作物学会で「北関東内陸部における水稲収量向上と品質の安定化」というテーマで作物学会技術賞の授賞式に(宇根さんと一緒だったのですが)本県農試山口室長と一緒に行ってまいりました。
 さて、水稲のは種作業真っ盛りの時期になり、今年も色々と育苗の失敗で当普及部にも持ち込みが見られます。例年多いのが、消毒済みと書かれた培土だということで、床土消毒しないで出芽に温度をかけすぎると、リゾープスやフザリウムが多発するといったトラブルが多いようです。稚苗育苗は基本に忠実に実施しないと、失敗することが目に見えています。
 今後とも、時間がありましたら、メール致したいと思います。  早々 塩山

4/14 やまちゃんから「お米の粘り」
娘がこの春から中学生になって、弁当を持って行くようになりました。
それまで、朝食はパンのことが多かったのに、朝ご飯を炊いて、毎日米飯です。

我が家は、厚手のアルミの鍋(はがまのような形)でガスで炊いて、おひつに移して食べています。
お米のお客さんが、これで炊くとひと味違うとプレゼントしてくれました。
ならいっそのことと、おひつを購入しました。
5年ほど前からこの方式ですが、確かにおいしいです。
朝ご飯を炊くのに、前の晩にお米を洗って仕掛けています。
すると、お米の粘りがすごいのです。
イセヒカリや朝日のような硬質米は、6時間以上水につけておくと粘りが増すと聞いていたのですが、ヒノヒカリでもそうなんですね。
びっくりしています。
 
さて、話変わって、昨日の吉葉 正志 yosiba1586(アットマ)takanofoods.co.jp(タカノフーズ株式会社・研究所)の
>籾すり機を使用し、大豆の皮を剥くことは可能でしょうか。
>また、もし、使用可能と仮定して約1kgの大豆の皮を剥ぐ
>ことは可能でしょうか。
の、質問の件ですが、
大豆の皮をむくというのは、脱穀ではなく、大豆の表面の薄皮を向くことなんでしょうか?
昨日のテレビで、コーヒーの皮を剥いている場面がありましたが、大豆の薄皮を剥くのは、どういう目的でされるのでしょうかね。薄皮を剥くというのは、よくすることなんでしょうか?とすれば、ふつうは、どういう風にしてるんでしょうね。
4/13 やまちゃんから
広島の西村さんが、「除草剤を使わない稲作りの百姓マップ」をていねいに改訂してくれました。
主にHPを持っている方を中心に、その特徴を表すコメントを入れてくれました。
うむ、これがリンク集というものだなというかんじになりました。
一度ごらんになってみてください。
http://www2.ocn.ne.jp/~josonet/map.htm
修正したほうがいいとことがありましたら、ご連絡ください。
 
メールアドレスは、お便りの中でオープンにされているものについて(原則として、のみ)リンクしています。
メールアドレスを公開してもいいと思われる方は、ご連絡ください。
また、HPのURLについては、HPが公開されているものついては、リンクしています。
皆さんの知り合いの方で、「除草剤を使わない稲作り」を実践しておられる方がありましたら、教えていただけるとありがたいです。
少しずつ充実できていければと思っています。


4/13 福井の塚本さんから
Sent: Sunday, April 13, 2003 4:05 PM
Subject: Re: HPの宅配便「西村さんから・播種量60gとは?」

福井の塚本です。
播種量の60グラムは乾燥したモミでの重量だと思います。私は種モミの換算が理解
できないので、旧成苗2本機械植え研究会の40グラム手動播種機が、ひと箱に1,
640粒の種籾を落とすのを基準にしています。今年の私のは種量は、ひと箱に1,
537粒だったので約37グラムまきだったと思っています。種籾の容積や重さを基
準にしても、塩水選の比重が大きいと種籾軽量器のメモリと実際が合いませんでし
た。本当は55グラムは種したつもりだったのですが・・・。最後は粒数であわせた
ほうが正確かなと思っています。文房具屋さんで計数器を買いました。これはモミ数
を数えるのにトテモ便利です。1,000個位すぐに数えられます。終わり。

4/12 広島の西村さんから『播種量60gとは?』
 
 最近の書き込みからすると種籾は十分吸水した状態で60gなのかなと感じています。
育苗器(通電しない)に入れて芽が出たのを露地に出しは生育を揃えようとしています。
雀・山鳩・カラスよけに防鳥網を張りました。夜間はタイベックシートをかけて保温しています。
あ、ネットを張ったのは日中太陽光に当てる為です。
左の大根が問題のからみ大根でよーく調べたら種が1個、膨らみそうなのが数個ありました。
人工受粉を続けようかと思いましたがミツバチ君が飛び回っていたのでまかせた方が楽チンなのでした。
4/11 兵庫の衣笠さんから「ビオトープのお願い」
山下様、夢前町の衣笠です。
忙しくなってきましたね。やるべき事が頭の中で渦を巻いています。
今年から、野菜部門が本格始動しましたので今、大騒ぎです。
農作物のすべてを”ひょうご安心ブランド”で無農薬認証を受けます。
日誌が品種ごとに必要なので約50品種は、活字恐怖症の私にはつらい!
研修生に任せっきりも忍びないので”ばたばた”でこなしています。
ところで、姫路市水族館の市川さんに連絡をとって頂きたいのです。
夢前町の商工会が”ビオトープ”を夢前町に作りたいと動き始めました。
場所は、農業公園”ゆめさき夢の里”、管理は夢前町役場産業課が行っています。
土地所有者は、地元の個人所有です。まだ、所有者に話はしていません。
どのように進めていけば良いかを最初から相談していきたいのですが、
宜しくお願い致します。
主催団体  夢前町商工会まちづくり委員会 担当 田端
ちなみに私も所属しておりますが、農繁期は出来る限りで勘弁して貰っています。

4/11 岡山の柴田さんから
Sent: Friday, April 11, 2003 9:20 AM
Subject: RE:西村さん冬物片付け

しばた@おかやま、です。
 
> 赤木さんは片付けてるんですか。種を採るに分散して移植しています。
> 親田からみ大根は花は咲けども実は実らずでかなり待ちくたびれてい
> ます。何で自家受粉せんのじゃ。まだ1個しか種を手にしていないのだ。

ダイコンなどアブラナ科植物は「自家不和合性」といって、自家花粉では
受粉できないタイプの植物です。サツマイモもそうです(←ワタシの卒論)。
調べたらコスモス、マツヨイグサや、ナシ、モモの一部など広くあります。

対策はどうする?タキイなどF1品種の親系統の純系維持は?という問いに
(問われてないか)理屈とばして結論いうと、未熟な雌しべに花粉をかける
「蕾受粉」や「高濃度炭酸ガス処理」などの方法が採られている、らしい。

採れている種1ヶは、まぁヨソのお父さんの花粉、でしょうね。

********************************************
   岡山農業改良普及センター  柴田雅人
 〒700-8604 岡山市弓之町6-1 (086)233-9850
    masato_shibata(アットマ)pref.okayama.jp
********************************************

4/10 広島の西村さんからre:「冬物片付け」

えー、赤木さんは片付けてるんですか。種を採るに分散して移植しています。
去年手に入れた親田からみ大根は花は咲けども実は実らずでかなり待ちくたびれてい
ます。何で自家受粉せんのじゃ。まだ1個しか種を手にしていないのだ。

鈴木さんちの菜の花迷路の発想に感心したのでレスしておこうと思いました。発想が
いいですね。

*やまちゃんから
コンドーさんへ
女の子は姪っこさんやったね
菜の花、日本刀、いや刈払い機を振り回すのはちと早いのでは
まだまだもっと大きくなるのではないかなあ

4/9 兵庫の近藤さんから「菜の花便り」
 
(その1)
ただいま10時30分またしても、ザバザバと降ってきておりますし、さっきは夕方くらいの暗さになったりしてふんとにもうじゅるくて、請け負っている田がちいと間は鋤けそうにありません。昨日はなんとか菜の花を草刈機でなぎ倒して、試験田はすけたのですが、ちんちくりんの茎でしたので、ほんやのおいさんに日本刀も借りずに済ませました。本当は死ぬまでに1回居合い刀を振り回したいところなのですが。一応子供も遊びに入ったりしていたのでまあよしとするか。
それにしてももう百姓3年目になるのに、イセヒカリのノゲを発芽とかんちがいして5日目で気付いてよかった。また新たにこんどは、キッチリと60g撒きで30枚手撒きしました。芽が出てきたのをかじられた南極1号も添付しておこう。
 ドロドロになってもぐわんばるぞい
 
(その2)
2月の末くらいから、近付くとブーンと蜜蜂の羽音が聞こえていた菜の花田んぼは、4月7日にどうにか鋤き込みました。60〜70cmの背丈でしたので、ほんやのおいさんの居合い刀を借りて・・・・・、とか考えていたのですが、草刈機で3〜4回にチョンチョンスパスパにしました。ほんでも死ぬまでに1回は夜中でもいいから振り回したいところです。蜜蜂と姪のお客さんがあっただけでも満足です。
 それにしても今年の雨雲は貯水タンクがデカすぎやしませんか、1回降ったら3〜4日は田んぼはいれんがな。そのかわりにハウス内コソコソ作業が出来ているので,ご覧ください。定植済みのキャベツ、レタス、コーン,ふとどき者にかじられた南極1号、千両2号、甘とう美人、栗味カボ、うこっけ用落花生、どうにか芽のそろいかけた60gてまきイセヒカリなど賢明な諸兄方々には、一目瞭然でしょう。
突然ですが土佐さん烏骨鶏は永い間抱卵しておりますが、まだ孵化しそうにありません、ちょっと無理かもです。
 ところで山下さんの例のウイルス撒き散らしメールというのは、件名が「井原基金」というものだったのでしょうか?なんかやばそうな送信者名になっていたのでポイしてしまいましたが・・
ああやっと雨があがりそうだ。天気予報用のニャンニャン3匹も洗顔しとらんぞい。
 
 
(その3)
ごめんなさい、写真(添付ファイル)が抜けてました
 
*やまちゃんから
ウィルスというのは、ファイルのあちこちをつまみ食いして、送信するらしいね。
エロい画像が送られなくてよかったねと、ある方からなぐさめられました。
送っていただいた8枚の写真、許容限度の150KB(これは僕なりの設定ですが)を超してしまうので、小圷さんに写真館に登録してもらいましょう。
近藤さんからは、このあとも楽しみな写真を送ってもらえそうですので。
1〜2枚だけ、次便のHPの宅配便で送ります。
ところで、グラマーな女の子は、娘さん?
 
(菜の花のお客さん)                         (60グラムイセヒカリ)

4/8 茨城のすずき産地から
Sent: Tuesday, April 08, 2003 8:17 AM
Subject: 苗床にクン炭を散布した理由


数年前から成苗ポット田植機に切り替えました。
いまだ試行錯誤が続いていますが、
たとえば今年は、こんな工夫…
http://www.suzuki31.com/nocus/2003/04/06.html
上記ページに、
うちの育苗に関するページもまとめてみました。

すずき産地 http://www.suzuki31.com/

4/8 お米の勉強会の村山さんから
 Sent: Tuesday, April 08, 2003 10:51 PM
Subject: Re: HPの宅配便「赤木さんから・冬物片付け」
赤木様 皆様    村山 日南子です。
 面白いですね。確か井原さんも種屋で期限切れのをもらって?ばら撒いておられたように思います。また、卵の青位さんもいろんな野菜の種をごちゃ混ぜにしてばら撒いて、春のお花見を楽しんでいました。

4/8 やまちゃんから
菜の花の写真を撮って、送ろうと思っていたのに、春の嵐に気をとられ、どこかへ行ってしまった。
明日は、春爛漫の菜の花を送ろう、たぶん。
赤木さん、案ずることはないかも。
有機酸がどうなるかはわからんが、田んぼの土はとろとろになりそう。
去年、塚本さんが春菊の残滓をすき込んだ田んぼは、とろとろになってコナギが消えたとか、
福岡の藤瀬新策さんのキャベツあとの田んぼ、「うちの田んぼのカブトエビは元気がいい」というが、僕はあれだけとろとろになれば、草も生えないだろうと、思ったものです。
 
誰だっけ、ホームセンターの安種をあれこれ何種類も田んぼにばらまいたのは。
そうだ、同じ兵庫県の春日町の近藤さんだった。
春日町はだいぶ北になるから、花盛りはまだかな?
近藤さん、久しぶりに田んぼの菜の花の写真を送っていただけませんか?

4/8 岡山の赤木さんから「冬物片付け」
Sent: Monday, April 07, 2003 11:03 PM
Subject: 冬物片付け
 赤木@菜の花です。
これぞほんとの菜の花だ。白菜、キャベツ、蕪、大根、何もかにもが花盛りです。
片付けながら思いました。
 
 これだけあれば田んぼの草をかなり押さえてくれるんだがな、もったいない。
こいつらは葉っぱばかりで固い茎は少ないぞ。鋤き込むのはからまなくていいだろう。
 てぇーことは腐熟が一気に来て臭うだろうし、扱いを間違うと稲もとろけるだろう。レンゲやスズメノテッポウ並みだな。
 いやいや待てよ、窒素と水分の含有は多いが、多糖類は少ないと見た。つまり乾物量の比率が小さいということだ。とすると、除草に役立つ有機酸が足りんかも知れんぞ。私の脳みその足りんのは人畜に被害は無いが、有機酸の足りんのは後でえらい目に会うことになるぞ。量でカバーすればいけるかもしれん。
 秋播き野菜を早めに蒔いて翌春種取りをし、その年の秋に田んぼに蒔いておけば、田んぼは大根や水菜や白菜のお祭りになる。食い頃には適当に間引きをして食ったり売ったりして、頃を見計らって鋤き込めば緑肥だ。除草も出来るかも知れん。
 これはなかなかにおもろい発想だぞ。稲のとろけるのは技術で回避できる。カラシナやナタネとはひと味違ったおもしろさがありそうだ。うんうん。種も自分で調達できる。
 そう言えば、今年やまちゃんは野菜の種を蒔いたとか言ってたな。奥方の顔を公開していない写真をみたぞ。結果はゆっくりと発信してもらおう。
 みんなどーやこんな発想。おもろいと思わんか。菜の花緑肥稲作のもう1つの道になるかも知れんぞ。こんな事思いつくのは年に1回あるかないかです。今夜の酒はいい。
 
 今夜の便りこそ冷酒片手の思いつくまま、感じるままの無責任情報でした。ちゃんちゃん。
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通

4/7 広島の西村さんから
Sent: Monday, April 07, 2003 4:42 PM
Subject: 種蒔きを終えました
5月上旬田植えを目指して種蒔きを終えました。苗の出来が収穫の3分だ、
7分作だと言われていますがしくじりました。催芽し過ぎ。
 
 画像は翌日の土曜日に撮影した緑米です
 
浸水8日の後に育苗器で催芽の加温をするのに昨年は3日目に蒔いていたからと
種子の観察を行なわなかったら44時間後には根が出ていました。
1.風呂の湯で種子を暖めてから育苗器に入れたので立ち上がりが早かった。
2.去年の催芽の後でサーモの設定温度をかなり上げていた。
 
有芒種の籾袋をたくさん入れていたので「こんなに脱芒不足で芒が
残っていたっけ。」と発根に気付くのに数秒を要しました。
「天の助けがあればこそ」、木曜の夜は時折小雨のぱらつく多湿の夜だったので
未発根のヒノヒカリと朝紫は育苗器に戻し育苗箱に80g手蒔きしました。
乾籾で60gなら思いっきり吸水したら70gくらいにはなって発根済みの為の
損傷にと10g足して80gとしてみたわけですが乾籾で60g/箱換算で
良かったのかな?
根が絡まって塊になるので余り均一には蒔けません。横伸びした根が
絡まるだろうから田植えの時に根がちぎれる率が多くなるでしょうね。
 
超大事に育てにゃならない茶漉し袋に入れた上野さんのコレクションは
セル・トレイに芽を上にしてのピンセット植えで手蒔きどころではない
大変さでして1品種1穂ながら日曜の午後までかかりました。
発芽籾が1/4残ってしまい
予備の苗にとビニール水田にバラ蒔きしたがプール育苗の場所は
どうするねんとの問題に破棄しときゃ良かった。なのでした。
去年プール育苗に使ったブルー・シートを全開に広げて作った
ビニール水田なのでもう少しプールを作れば育苗箱が収まるはずなのです。
イチジクの株間にとも思っていたが補植の手植え苗を大量に(過剰に)
用意しておくよりは1条飛ばしの2条並木植えで苗箱の限り植え付けるで
okですがな。おそらく補植作業の余裕は無いでしょうから。
去年は20枚/反で用意して大量に余り15枚/反で十分かと思ったから
1条飛び今年はこの計算で5反分に75枚用意してあればいいのかな。
つい規模拡大して5反百姓になってしまったが収穫はこなせれるんかいね?
 
通常の催芽を通り越す発根のショックに徹夜の播種作業を決意してから
『ねえねえ、聞いて!』と山下さんに電話を入れたら遅田植え地帯なので
「???」、まあそうだよね、1ケ月は先の作業予定だろうから
直ぐには理解できなかったみたい。
芽が被覆土を出てくるのを待っているところです。
4/7 ラオスの近森さんから
Sent: Monday, April 07, 2003 12:13 AM
Subject: 塚本さんへ

福井の塚本さんへ

ラオスの近森です。
ごぶさたしてましたね。私は元気にやってます。

塚本さんもあいかわらず研究熱心ですね。
ラオスの農民たちに塚本さんを始めとする日本の百姓を紹介したいですね。

現在のラオスの稲作の様子は・・・・・・
乾季作の稲の花が咲き始めたところです。
今、この穂にカメムシ(タイワンクモヘリカメムシ)が集まってきて大変なことに
なってます。
農民や農林局の職員が言うには、カメムシが稲に被害を与える方法は2通りあって、
一つはモミの中のデンプン質を吸う食害。
で、もう一つがカメムシの「尿」。カメムシのまき散らす尿がデンプンの蓄積を阻害
するそうです。
それで、ひどいところでは収量が1/3まで落ち込んでしまうそうです。
ラオスでは雑草の被害よりも、害虫やネズミ、カニによる被害の方が深刻です。

農薬がないわけではありませんが、あまり勧めたくはありません。
ラオスではほとんどの農民がお金がないために無農薬の米作りをしています。
農薬を使っている農家もいますが、毒性の強い農薬をマスクや手袋もせずに散布して
います。
現に農薬を散布している農民に話を聞くと、農薬を使用した日は頭も痛くなるし、体
もだるいと言っています。

日本の農家のみなさん。
カメムシ防除で何かよい方法はありませんか?

最近、山下さんのメールへの投稿をしていませんでしたが
知人のホームページに週1回ほど投稿させてもらってます。

http://www.bi.wakwak.com/~akworld/ehonbosyuu.htm

農家の方を対象にしているわけではないのでどうかとは思いますが。
私の近況やラオスの様子等を書いていますので、
時間があったら除いてみてください。
4/7 岡山の赤木さんから
Sent: Sunday, April 06, 2003 8:45 PM
Subject: 困ったもんだ
 赤木@菜の花です。 
 今日の話はいささか特定の団体や個人を総括するようなことになるんだが、性格上看過できないのでしゃべってしまう。
 
 私の地元のJASが、ある品種の米を県の上部団体や全国組織の上部団体とは関係なしに、独自に販売することを計画しています。プロに依頼して結構なネーミングを付け、包装のデザインも仕上がっていた。計画自体私は結構なことだと考える。
 この品種を地元で初めて作付けしたのが私を含む数名いた。現在私はその品種は作っていないんだがその百姓たちが呼ばれてそのプロ達に当時の話をしました。
 
 そこまではいいんだが、出なきゃぁいい話が出ちまった。
販売推進用パンフには真面目に作っていますとうたってある。これはどういう意味ですかと、ある人が聞いたところ、JASの中堅指導員さんが言うことにゃぁ、
「稲作暦のとおりにきちっと管理すると言うことです。」さらに「農業といえども経営です。効率は求めねばなりません。」
小生が訳してやるわい。指導したとおりにきちんと薬を撒いて、金肥入れて、トレビ(トレーサビリティー)用にちゃんと記録を残すべし。ま、こんなところだ。
 
 この御仁がおいでになる前に、小生は言いたいことは既に喋っていた。
この米は何を持って特色となすのか。全国的にたくさん生産されている品種だけに、単にうちのJASで生産しましたと言うだけではなんのインパクトも無い。どんなポリシーで取り組んでいるか、あるいはどんな作り方をしているか、更には食べて幸せになってもらえる。これが無ければだめですよと申し上げておいた。
 そのプロさん達4名、JASのその御仁より、よほど私の菜の花の話しの方が気に入ったらしい。
別れ間際にチーフがそっと言った。いつの日かゆっくりとお宅の話が聞きたいと。私の自慢話がしたいのではないぞ。プロ達は時代の流れがわかっている。
 
 ていねいに薬撒くのを良しとする時代は終わったとは気付かんのかのう。救いようの無いため息が出た。無力感が私を襲った。
 で、JASってなんだ? Sはスタンダード・標準ってことだな。どこの標準だ?
 
  自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通
 
*徳島の高松さんから「RE・赤木さんから・ 直播」
Sent: Saturday, April 05, 2003 7:43 AM
Subject: Re: HPの宅配便「赤木さんから・ 直播」
徳島の高松です。いつもこういって挨拶します。というのも赤木さんのおっしゃるとおりややこしいからです。
さっそくのご意見ありがとうございます。直播を10数年もやられたんですねえ。小生は稲を作り始めてやっと10数年です。
じつは昨年試験的にちょっと不耕起乾田直まきをやってみました。
結果は土が十分かぶさっていなかったためか雀に拾われてしまい、補植で手植えした方が多かったみたいでした。
れんげの花咲く中へ蒔いていったので十分な覆土ができなかったようです。
ミツバチのたわむれる花園を踏みにじるのは心痛むけれど、こんどはちょっと耕してからにしてみようと思いました。
 
問題を2点挙げていただきました。
ひえはいつも十数株/反くらいは残っていて収穫前に手で堀り取っています。
それも前年はえた付近にしかはえません。そこで実を落とさないように注意して根こそぎ掘り取っております。これが最善の方法だと思っていますがよく注意して作業しても翌年も同じところにおなじくらい生えます。不思議なことによその場所にははえません。
 
漏水についてはもぐらの穴がいたるところにあるので念入りに周辺部をつぶしてまわっておりますが田の中央部では縦浸透はあまりないように思います。これはうちの田が湿田であるので特異なのかも知れません。
その他に覆土が十分でなかったためか倒伏するのが多かったようです。これは倒伏しやすい品種だったためかも知れません。
昨年の品種はゆめつくしとあわみのりでした。ゆめつくしに倒伏が多かったようです。
 
ともあれご意見をいただきありがとうございます。
あいがもを利用するようになってもう7年過ぎましたがこれを教えてくれた人はもうあいがも農法をやめました。
その人はさんざん利用して最期は殺して食べてしまうか野犬に食われてしまうのがかわいそうだといいました。
理由を聞いて他山の石とできそうです。直播もよく似たところがありそうですねえ。
 
4/4 富山の田村さんから「突然家をもらえることになった」
過疎地ではたまにある話が自分の身の上に起きようとはびっくりで
す。

10キロほど離れた家をもらえるのです。来週引っ越しします。今
の家は長年の放置家屋で雨漏りがはげしく,日当たりの悪い家で,
2年間暮らしてきたのですが,人づてに聞いて心配してくれていた
のです。

お年寄り夫婦が町の息子の家に住むことになったのです。建物が8
0坪ほどある築50年の家です。homepage書き直さないと。

おじいさんとおばあさんが時々畑の仕事の帰りに使いますが,あと
は死ぬまで好きに使っていいのです。広い畳の間でヨーガの会もで
きます。宿泊にも応えられる。

でもこの村の人たちには突然で本当にごめんなさいです。仲良しの
おばあさん達とも泣き別れです。年を取ると別れが身に染みるよう
になってきた。

田んぼや畑のシーズンがはじまるので,とりあえず,ベッド手荷物
だけで引っ越して,生活を優先させます。

はじめての種籾がぷっくりふくれはじめています。

希望をともに旅立ちです。

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆

月に2日  山の家の「菜食喫茶」
(単なる 遊び場)
↓ 元気の交流会!
http://www.cty8.com/yoka/index.htm
(うまい! 自家焙煎コーヒー)

 神実(カムミ)    田村 予果
〒939-2416 富山県八尾町布谷3158
T&F 076−454−5536

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆

4/4 お米の勉強会の村山さんから「RE・タンポポと浜大根」
畑様、皆様  今晩は。村山 日南子です。ご無沙汰しています。
 いろいろお話したいことがありますが、今日は、タンポポのことを。
 この畑さんのタンポポと家のタンポポはまるで違うようです。家のは葉の切れが深く、のこぎりのようで、花はもっとまっ黄色です。皆さんのところはいかがですか。
 どれが在来種で、どれが帰化種か私には分かりません。
 
4/4 奄美大島の畑さんから「タンポポと浜大根」
奄美では田植えが始まりました。詳しいことは聞いてきてからにします。
 
港へ苗物の出荷(沖永良部行き)に行った帰りに、たんぽぽと浜大根らしき花が咲いているのを見つけて撮りました。
 
ハウスの中では、テントウムシの幼虫が増えて、アブラムシ退治をしてくれていますが、アブラムシの発生初期にたくさんのテントウムシを放す必要があるようです。
 
テントウムシを繁殖させることを考えなきゃ。うーーん。
畑 琢三。

4/4 茨城の小長谷さんから「キューバ農業報告」
Sent: Friday, April 04, 2003 10:59 AM
Subject: キューバ農業報告

御無沙汰しています。
以前、キューバの有機農業についての放送の情報をいただき有り難うございました。
職場の関係者全員で見て、放送の次の日はその話題で持ち切りでした。

ところで、私の職場には稲作研修のためにキューバから7名の研修員が来日していま
す。彼等によるキューバ農業の報告会が4月18日に開催されます。興味のある方が
いらっしゃいましたら、連絡をください。

--
国際協力事業団 筑波国際センター 稲作セクション
キューバ国別特設「小規模稲作技術」コース
担当:小長谷裕宝
Tel: 029-838-1715
Fax: 029-838-1776
E-mail: konagaya(アットマ)jice.org
 
 
4/1 広島の西村さんから「清水さんへ・種籾」
Sent: Tuesday, April 01, 2003 12:59 PM
Subject: Re: 広島の清水さんへ「種籾」

ミルキー、豊コシ 共に一燈園は売り切れになってますね、豊コシヒカリは売り切れ
になるのが早いので年末までに注文しないと手に入らんですよ。よって栽培している
農家への呼びかけとなったんでしょうが。

2kg手配したものの塩水選は面倒でpassするし『死ぬ気で薄まき1箱60gか』と
浸水したのは2/3量なので清水さんの必要量にはたりんが少しは豊コシの種籾あり
ます。
ミルキークイーンは吉和の石田さんが作っていて緑米・カンニホetcとの交換で貰
うことにしてはいたが飯米がやおくて好かんかったので玄米播種からの苗でよかべえ
と受け取りに行かんかったんですが必要なら確保します。
(石田さんは専業農家でコシ・ミルキーを作っている。吉和近辺の農家に水稲苗を販
売しています。)

西村経由の場合調達できるのは4/5(土曜日)になりますよ。

今日で浸水から1週間経ったので催芽のために育苗機を組み建てんといかんね。5月
初旬〜中旬での田植えを目標にしています。
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一燈園URL http://www.nouken.jp/rice/index.html

豊コシヒカリについて
井原さんの追悼集を読んだことあるかねえ、品種登録に向けての下書きから分ったの
は井原さんは暖地では出穂が早すぎて収量の上がらないコシヒカリの晩生化を主眼に
選別を行ったように読み取れます。私は登熟期がコシよりずれる(注1)のとイモチの
耐性が少しはあるのではと導入したのですがどうもイモチ耐性は勘違いだったようで
記されていません。ちゃんとした『への字稲作』ではほとんど病害虫の被害を受けな
いので不明というのが実態のようです。

(注1) バインダー・ハゼ干しで25アールを一気に収穫するのは無謀というもので
週末稲作としては複数品種で収穫時期をずらしたかった。

4/1 広島の清水さんから「種籾の件・追伸」
Sent: Tuesday, April 01, 2003 11:11 PM
Subject: 「種籾の件・追伸」
 
今日は少し気分が良いです、というのも子供の言語リハビリの検査で前よりは良くなったかなと思うのと、思いきって植えつけ面積の約1町を へ の字で作ると親に言ったら(内容の部分的に)そう言えば死んだ叔父さんが稲は窒素をやるな貧相に植えろと言っていたそうです、その叔父さんの行った事を思い出してまあやってみんさいととりあえずの許しも出たし去年は、ぶつぶつと文句を言われましたからねえ、のこりの約2反をほかの品種で作りたいのですで、病院に行く前に急きょメールしました。もし少しでもあればお願いします 
ML kazu6(アットマ)crux.ocn.ne.jp  まで

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