2004年6月の便り                  HOMEに戻る

6/29 千葉の杉野さんから・水草はどうする?
皆様 お世話になります。

(写真1)

田植えから5週間、ようやく稲に勢いが出てきたようです。
代かき2回、田植え直後のぬか・クズ大豆散布、深水管理で
どうにかここまできました。

(写真2)

一面に水草が生い茂り、雑草に被いかぶっていますが、
中には頭を出しているコナギやホタルイも、もちろんオモダカもあるものですから、
手作業で除去することにしました。

そこで、はたと困りました。
雑草を取ろうとすると必然的に水草も指にかかります。
抜いた水草はどうする?
昔の人は抜いた雑草は土の中に埋めていったようですが、
大量の水草を土中に入れたら分解する際にまたガスが発生しないか。
せっかく表面を被って雑草の発育を押さえていたのに抜いてしまっていいのか。

結局、抜いた雑草と水草をそのまま表面に置いておいてきたのですが、
実際はどうしたらよかったのでしょうか?水草の下にある雑草は動かさないという判断もあったのではと思います。

雑草や害虫はすべて防除するという考えでは
化学農薬に頼らざるを得ないでしょう。
雑草があっても被害を最小限に抑えられるだろうと
妥協する「雑草の程度」というものがあるのではないでしょうか
(個人個人の価値観によって評価は異なるとは思いますが)。

この程度なら収量が1割程度の減で済むというような
経験則はないでしょうか。
やっぱり自分で経験しないと判らないものですかね。


写真が多くて、重たくなって恐縮ですが、
もう一つ、教えて下さい。

(写真3)

これは初期除草剤を使った田んぼです。
コナギもヒエもオモダカもほとんどないのですが、
ハコベのような丸い葉の雑草が一面に生えています。(写真4、5)
 
これはなんという雑草で、悪さの程度はどのくらいでしょうか。
以前でしたら少し前に中期除草剤を播いていたのですが、
今年はちょっと我慢しています。

無除草剤2年生 杉野光明

6/29 岡山の赤木さんから「菜の花日記(西洋カラシナ種子)」
6/27 お米の勉強会の村山さんから「有機畜産のお話」
皆様、ご無沙汰しています。村山 日南子です。
 早速ですが、齋藤さんの有機畜産のお話是非お聞きしたいです。
 余談ですが、22日から25日まで大潟村と山形県最上郡舟形町の大場さんの所に行っ
てきました。大潟村はさすが社長さんばかり、皆さん隣がどうされようと信念を持っ
て自分流のお米作りに邁進されている感がしました。
 帰り、舟形町から仙台への道で一迫町の看板が出ていまして、齋藤さんのところへ
もそう遠くないことが分かりました。田尻町、一迫町、岩泉村などなど行きたいとこ
ろが多いです。
 そこで、山下さんにお願いです。齋藤さんのメールアドレスを教えてくださいませ
んか。何故か出てこないのです。お願いします。
6/27 熊本の岡さんから「一石何鳥?の菜の花」
こんばんは、おかです。
ご無沙汰です。
菜の花後の田植えもすんで1週間になりました。
今年は、雨天つづきで、菜種は、来年用の種を何とか確保しました。
30kくらいです。
親戚は、天候の合間を見て、見事2反分の菜の花(菜種)を手狩りで3日間
その後天候の合間を見て脱穀(手でたたいたり、足で踏んづけたり)これも3日間
かかりました。収穫としては400kありました。(収穫の苦労が解ります。
近所の人たちも感心していました)
菜の花の栽培で、「一石何鳥?」もある菜種に関してます。
菜の花効果
1栽培楽である
2景観で人が呼べる
3油が取れる
4耕起が楽(除草効果も有る)
5堆肥(緑肥にもなる)
6有機肥料が取れる(収穫の45%が油かす)
7養蜂もできる
8菜種油(廃油)回収して燃料に出来る
 
菜の花を植えて世界を変えようなんてね・・・・
 
菜の花後水深5cmから7cmでやってます。今のところ水は、濁ってます。
今年も除草剤なしでいいければいいなと思ってます。
 
来週からイグサの収穫に入ります。
イグサの収穫が、TVで全国放送があるかも・・・企画中です。
 
添付
菜種 収穫前(4月29日)
鋤き込み(5月25日)

ロータリー(6月6日)


6/27 やまちゃんから・ドンガメ試運転
一輪除草機(ドンガメ太郎)を試運転してきました。
ついでに、全部の田んぼの雑草の具合を見てきました。
 
一枚目の出屋敷の田んぼ、この田んぼは4日ほど前からウキクサが全面に張りめぐされています。上から見る限りでは、まったく雑草は見えません。(そりゃそうだ)。毎年この田んぼは雑草には困らないので、きっと大丈夫だろうと中に入ってみる事はしませんでした。(添付写真参照)
 
二枚目の「稲葉田んぼ」、この田んぼにオモダカがはびこり始めています。ドンガメを押そうと入ってみると、案の定ヒエもかなりはえています。水もちが悪く(きっと代かきが悪いか、畦から漏っている?)その付けが来ています。(添付写真参照、一番よく生えているところを撮りました)
ドンガメは、押すにはのんびりしていていいです。泥もよく反転します。社長が言っているように、ひたひた水で使うのがやっぱりいいようです。ひたひた水で押すときっとうまく泥の中に埋め込んでくれるような気がします。今回の僕のように深水で押すと、ドンガメの周辺のヒエは、泥とともに押されてそのまま残ってしまいそうです。
この田んぼにヒエがぱらぱらと生えている場合は、密集している部分だけエンジン付き除草機を押して、残りは「穴あきホー」でひょいひょいと引っかけて浮かせていくのが早いかな?などと思いながらやりました。状況に応じて使い分けようと思っています。
(ヒノヒカリ)
3枚目(大戸井上)は、去年までけっこうヒエも生やしていたのですが、今年は深水が保てたせいか、ときおり夭折しかけたヒエが見える程度でした。葉っぱ一枚の状態でひょろひょろ徒長していて、根っこも一本だけ、今にもとろけて消えそうです。コナギも小さなのが泥の中で葉っぱ三枚くらいでいましたが、楽観屋のぼくは、稲が順調に生育し一株10本くらいになっている(田植え後16日、出穂40日くらい前)ので、きっと稲が負ける事はあるまいと様子を見る事にしています。
(写真を撮っておこうと思ったのですが、バッテリー切れになってしまいました)
 
4枚目(花畑田んぼ)は、今年から借りた田んぼで、去年まで除草剤を使っていたせいか、泥をすくってもまったく雑草の気配がありません。
 
5枚目(大戸井中)、6枚目(大戸井下)は、また今度にします。

6/27 京都の土佐さんから「稗とコナギ」
梅雨真っ最中、うっとうしい天気は大歓迎!
 
こんな気持ちの中、手取り除草に毎日励んでおります。
 
対応する雑草はほとんどがコナギです。
私の田んぼにはほとんど稗が生えません。
借り受ける前は「稗で稗で往生しまっせ」と言われた田んぼもなぜか稗は見当たりません。
 
しかし20枚近く田んぼがあると、中にはどうしようもない田があるものです。
その理由を推察してみると、
1) 部分的に生えている田んぼは基本的に均平作業がうまく出来ていない。
   つまり土面が高いところに生えてくる。
   稗は少しでも水面に顔を出せば最後、強靭な生命力でグングン成長するような気がします。
   今年は150kgの米糠ペレットを田植直後にぶち込みましたが、何かの理由で地表面が
   一夜でも出てしまった田はその部分に生えてしまいました。やはり田植直後一番高い所で
   5cmの水深は必要だと感じています。それが保てれば稗は抑えられるようです。
 
2) 全体に生えた田もあります。
   この田は減水深が大きく、深水を保つために掛け流しになっています。
   その為一定の水深が保たれていたとしても、次々と流れ込む新鮮な水に含まれる酸素を
   吸収しているのではないかと思っています。
 
以上から見ると、稗の生える条件は、空気、新鮮な水の2点かなと思われます。
均平作業がうまく出来、しっかり水を溜めれば、稗は何とかなると確信しています。
 
しかし私の場合問題はコナギです。
米糠150sぶち込んで、1週間後には糠床の臭いがしていた田でも、しっかり生えてきます。
田植後イネミズゾウムシ御一行様の来訪により、苗がダメージを受けます。その上米糠により根元に衝撃を受け、即効肥料も入れていないため初期成育がかなり遅れます。
うすい緑の苗の頭が水面にわずかに顔を出し、波に任せてゆらゆら揺れている。
そんな時水底で不気味な双葉が、米糠が黒く変色した上に現れます。
そうなればもうどんなに深水にしようが、長く茎を伸ばし水面を覆い尽くしてしまいます。
来年は米糠を200sに増やしてみようかと思っています。
 
コナギの生えにくい場所は取水口近辺、逆に生えやすい場所は排水口近辺という事はガブガブ水で代掻きして種をしっかり取り去ることが一番なのかな・・・
 
ただ救いは、深水か、堆積した米糠層の為なのか、コナギは土中深くに根を下ろさず手取り除草は楽です。(強がりかも・・・)
来年は2条の動力除草機を入れようかな。確かどこかで見たことあったような・・・
田打ち車を二つくっ付けてその上にエンジンが乗っていた様な代物だったなあ
  
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
     丹波の恵み「長宮農園」 
京都府天田郡三和町岼595   土佐祐司
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<    

6/27 福井の塚本さんから「菜の花について」
 今年初めてしょぼしょぼの菜の花をすきこみました、
と報告しました。

 大麦やイタリアンライグラスのすきこみでは、後ほど
イネの葉色が濃くなるようなことはなかったのですが、
菜の花のすきこみだと、田植え後40日ぐらいしたら葉
色がぐっと濃くなりました。これはありがたいし、イネ
科の緑肥と明らかに違う点でした。

 もうひとつの違いは、菜の花のすきこみでは大量のあ
くが浮遊したことです。これが草抑えに効果的ではと期
待しています。イネ科の緑肥ではこれは無しでした。


 赤木さんと塚本の緑肥の量は桁違いで比較しようがあ
りません。緑肥栽培もコツがいると実感しています。私
は、キャベツも麦も収穫用には作ったことがないので
す。(^_^)
 私の場合は、先に書いたどの緑肥でもコナギもヒエも
普段と変わらず生えてきました。地域差や田んぼの条件
の差があっても当然と思います。

 除草剤を使わない稲つくりのおかげでいろんなことが
分かってくるし、今まで作ったことのない麦やアブラナ
科の作物を作る体験までします。菜の花すきこみ法の波
及効果は大きいですね。特に花の少ない早春の景色はな
んともいえません。散歩している人たちからは、朝日を
反射して金色に
光っていると感動の言葉が出ております。
 私はいま菜の花すきこみの田んぼの中で、久しぶりに
大きなコナギを引き抜いていま
す。昔の草との格闘が思い起こさ
れます。

   塚本でした。

6/27 岡山の林さんから「アマガエルは世界をカラーで見ている」
皆さんこんばんは、
5日前に田植が済んだ後、雨が連続して降るので田圃の水は満タンの状態だ。この状
態が暫く続けばヒエはおそらく生えてこないだろう。赤木さんが指摘された通り、ヒ
エは水管理さえうまくゆけば抑制出来る事は私も経験的に知っている。ヒエで代表さ
れる多くの雑草は、このように水だけで抑制できる。コナギはそうは行かない事は、
赤木さんの言われる通りだ。
ところで、私のところに住みついたアマガエルは、と言うと幾らか私の存在にも慣れ
てきて私が色々動き回っても平気になってきた。よくシンク内の水で濡れた所に居
る。アマガエルは水を飲むような所を見かけたことは無いが、多分水に皮膚を接触さ
せて吸収するのだろう。
アマガエルは世界をどのように見ているのか気になってきた。カラーだろうか、白黒
だろうか?ヒトは、青、緑、赤の3種類の波長の光を見分けているが、モンシロチョ
ウだと紫外、紫、青、緑の4波長の色を見分け、更に複眼にある色素をフィルターと
して使って赤と暗赤の2波長の光を見ることが出来るそうだ。モンシロチョウがこの
ように6波長を見ることが出来るなら、ヒトからは想像できないくらい色彩豊かな世
界に住んでいることになる。キアゲハもそのような仕組みを持っているなら多くの植
物の中でニンジンだけを見分ける能力があるかもしれない。ヒトからは同じような緑
にしか見えない植物も全く違った見え方をするのかもしれない。ニンジンはセリ科だ
がキアゲハは同じセリ科のセリの葉も食べる。セリ科の特徴を抽出する能力に優れて
いるのだろう。全ての動物たちが同じような豊かな色彩の世界に住んでいるかという
とそうではないらしい。スペインの闘牛たちは赤い布に向かって突進するが、どうや
ら色盲だと聞いたことがある。アマガエルはどうだろうか?アマガエルは体の色を変
えるのが得意だ。基本的な色は緑色だが、家の中にいるとその背景の色に近づける。
その上、皮膚に模様を出してくるからその変化は多様だ。殆ど「白」といって良いよ
うな色になったり、まるでツチガエルのような色になったりする。この(色の)変化
を達成するために外界の色の情報を取り込まなければならないだろう。私は、アマガ
エルは世界をカラーで見ていると思っている。そうしなければうまい説明が無い。ア
マガエルの目は飛び出しているから、自分の体の一部も見ているだろう。そうすると
目からの情報をフィードバックさせて自分の体の色を修正することも出来るに違いな
い。
(私は、百姓だからカエルに関する一冊の本も持っていない。私は、観察だけからこ
のような事を言っているので間違いがあるかもしれない。そのような間違いに気づか
れた方は是非指摘して下さい。)

林 正弘
岡山県御津町

6/27 宮城の齋藤さんから
こんにちは 宮城県一迫町の齋藤です。

配信の継続 ありがとうございます。
> だいぶ長い事配信不能が続くので、
> ぼちぼち名簿から削除しようかと思っていたところでした。
> 1ヶ月とは、、、!?

配信不能というよりは 受信不能ということでありました。

有機畜産や除草の話題が出ているようで
たいへん気になっている内容でありました。

今年はティラガモで除草しています。
8haの1回目の除草は終わり 2回目や横の除草を
始めるところです。

1回目の除草のタイミングがよかったせいか
除草効果は細かいところまでみなければ 
充分納得しています。

齋藤 政憲
 
6/27 奄美大島の畑さんから
それぞれの人が自分が好きなように鳥を飼えばいいと思いますよ。
ぼくは、虫を追いかけては食べ、(ときには取り逃がし(笑))、うまそうな草をみ
つけては食べ、嫁さんの奪い合いでしょっちゅうケンカをする(雄鶏たち)などなど
の風景を見るのがが好きなんですよ。
畑 琢三

6/26 高知の奥田さんから「ジャンボタニシの習性?Re: 「 ひつこいやまちゃんへ」
ジャンボタニシがいるといないとではやはり大違いのようです。私のところでは5枚
全ての田んぼに、多い少ないはありますが発生します。
去年発生が少ない一枚は深水と米糠でもホタルイとアゼナに泣かされました。(ヒエ
は元々少ない田んぼで僅かの発生)
今年この田んぼ、しょぼ出来のカラシナ鋤込みました。対策はカラシナ+深水+米糠
で現在出穂期ですが、雑草は初めから見あたらない状態です。この田んぼジャンボタ
ニシは田植え後初期は少なかったけど、今は春孵化したやつが成長しています。
逆に去年までジャンボタニシに稲まで食われてた別の一枚、今年は何故かジャンボタ
ニシがほとんどいない。深水+米糠でもダメでした。初期はいいかと思っていました
が、連休あたりの気温が上がってきたあたりからホタルイとヒエが(この田は以前は
ヒエが多かった)。ヒエは深水で初期ひょろひょろでしたが、やはり出てきてその後
アゼナも増えました。この田んぼアゼナは諦めて、ホタルイとヒエを2回手取りしま
したが、現在残ったヒエの穂が目立ってきてます。

今後はカラシナ+深水+米糠で草対策の予定。それでも得にヒエはジャンボタニシ頼
りじゃないかとな思っています。ジャンボタニシの越冬には、稲の後作の状態や水
分、冬の寒さなど影響されるみたいです。

私のところではジャンボタニシいるけど深水のまんまです。田んぼの均しがうまく出
来ないので、浅水では土が出るのが心配。それとジャンボタニシ田植え直後から多け
れば深水のまんまでも、雑草の発芽も見る間もなく防いでくれます。確かに稲やホタ
ルイに登り水際で食べてるの見たことありますが、発芽が見えないから水中でも食べ
てると思っていましたが?水中に餌なくなれば水際に登るかと?

奥田@高知

6/26 やまちゃんから
ジャンボタニシが仮に手助けをしていたとしても、赤木さんの菜の花抑草の発見の功
績は名誉がそがれるモノではないと思っています。その上で、菜の花抑草の注意点や
ら、失敗しやすい点について情報交換が出来るといいなと思っています。
それを断った上で、奥田さんの観察は、なるほどなるほどと思いました。
僕の、大雑把な観察(印象)では、頑張ってめいっぱい深水にしてもヒエが生えてき
てしまう田んぼがあります。頑張っても8センチに届かず、浅いところでは2〜3セ
ンチになってしまうのだけれど。一方、同じような条件でも、まったくと言っていい
ほど、ヒエもその他の雑草も生えない田んぼが半分くらいあります。
いまだに、さてこれはどうした事だと首をかしげています。
前に中野さんが教えてくれた「一輪の除草機(どんがめ)」、昨日注文したらさっそ
く届きました。
オモダカが増え始めている気配の田んぼがあり、そこはヒエが毎年生える田んぼです
が、
オモダカは、浮かしても腐らず復活してしまうので、ドンガメを押してドロの中に埋
め込んでしまおうと思い立ち、急遽注文しました。おしゃべり好きの社長で、伝票に
は「兵庫第1号、宣伝割引15%」と書いてありました。
雨がやんだようなので、これからその試運転に行ってきます。

6/26 岡山の香西さんから「笹村さんへ」
神奈川の笹村さんへ
「なーにも知らない、のーてんきもの」が、思いつき的発言でご迷惑をかけているよ
うです
なにぶん「馬の餌」しか生産していないので、申し訳ありませんでした
私の友人にも、何人か「自然養鶏」で生計をたてている者がいますが、「有機畜産基
準」のお話を聞いたことがないもので、「有機畜産基準」については、全く無知が私
の現状です。
改めて「自然養鶏」で生計をたてている友人たちに聞いてみても、イマイチよく解り
ません
こんなことは言いたくないですが「自己作出鶏」って何ですか
私どもは、先人の(5000年か、十万年か知りませんが)礎のあとに、ささやかな
微歩(ほとんどが汚点ですが)を目指して試行しているだけです
私が自己反省しているのは、「自然はすべて善である」説を安易に受け入れてきたこ
とだと思っていることです
「ヒト」という種は、ある意味で自然を克服することによって進化という名の自然破
壊をやってきたのだと思います
私は、自然破壊なしに「ヒト」という種の存在は不可能と思っています

にんじん全滅で夜逃げもできず、次期にかけざるを得ない
ホームページも見てやってください

吉備路オーガニックワーク
香西達夫
090-8249-0938
kouzai(アットマ)ruby.ocn.ne.jp
http://www7.ocn.ne.jp/~kibijiow/

6/26 神奈川の笹村さんから「有機畜産基準について」
吉備路オーガニックワーク
> 香西達夫さんへ、
あしがら農の会の笹村です。
香西さんは今審議されている有機畜産基準の内容をご存知なのでしょうか。その上で
の発言なのでしょうか。
畜産基準の矛盾は大変なもので、
今までの農産物の有機基準とは、全く異なる趣旨のものと私は理解しております。
鶏を極限まで改良したままで居ていいのでしょうか。私は笹鶏という自己作出鶏で養
鶏をやってきています。
鳥インフルエンザや、BSEのような家畜由来の感染症の出現をよしとすると言うの
でしょうか。
安全と言うことを、国の法に基づいているからそれ以上考える必要はないというので
しょうか。

今の畜産の方向は、明らかにおかしいです。しかも、それを後押しするような有機畜
産基準を作ってしまうというこは大変なことです。そして、それを有機農業研究会が
後押ししている現状をどう考えたらいいのでしょう。

一言で言えば、今のままで、畜産基準が出来たら、有機農業研究会では一人の認証者
も出ないからです。自分の都合で、基準をゆるく歪めようという意見を、見過ごした
らいけません。ヨーロッパでは有機畜産をやるものは、まず自分で飼料を作ります。
養鶏では私の知る所では3人だけです。
香西さんには、まず今審議中の有機畜産基準で自分が養鶏業をやるとどうなるかを考
えてもらいたい所です。

6/25 岡山の香西さんから「またまた、おせっかいの「こうざい」 ですが」
またまた、おせっかいの「こうざい」 ですが

(●奄美大島の畑さんから「養鶏」
> 私も、鶏は、自然の状態に近い飼いかたをするべきだと思っています。)

畑さんのご意見、ごもっともですが、ならば「養鶏」ではなくて「養野鳥」と言うべ
きではないでしょうか
極限まで品種改良された「にわとり」に対して、いきなり自然に近い状態にもどせば
かえって、ストレスを感じるのではないでしょうか? 私どもは自然回帰等のこと
は、全く考えていません。食料の安定した確保(現実的な安全性をもって)だけを考
えているつもりです。今とりあえず一般的に「安全の保障」と言われている「JAS
有機認証」の範疇で農産物を生産しています。私どもは「安全に対して責任をとる」
ことを生産のモットーにしています。付加価値、とか差別化と、顔の見える関係と
か、は「糞くらえだ」とおもっています。

ホームページも見てやってください

吉備路オーガニックワーク
香西達夫
090-8249-0938
kouzai(アットマ)ruby.ocn.ne.jp
http://www7.ocn.ne.jp/~kibijiow/

6/25 奄美大島の畑さんから「養鶏」
私も、鶏は、自然の状態に近い飼いかたをするべきだと思っています。

畑 琢三

6/25 岡山の赤木さんから「抑草効果・ほか雑談」
赤木@菜の花です。
田植えも終ってただいま補植中です。よくこけていること。エンバク跡なんかは4割
はこけている。数日前に菜の花日記で見てもらったあのワラが、田んぼ全体だよ。土
の上なら立つんだろうけど、100%ワラのフワフワベッドだから気持がいいのか、な
かなか立ちそうにない。
 気持がよければ立ちそうなもんだが。。。。。。浮力でふわふわ浮いている。
あのなぁ、水の中で浮いて立てっているように見えるのはインチキやで。水から上
がったらだら〜んじゃぁだめだろうが。自分の力でぐっと立たしてみろってんだ。ま
だ若いんだろうが。。。。。60近くなるとダメだけどね…ぼそっ!
 おかげで抑草効果はばっちしだよ。それこそ何も生えていない。春の襟裳岬みたい
だ。♪襟〜〜裳の春は〜なにも無い春です〜〜〜♪
今後の課題はたくさん残してくれたエンバクだが、菜の花同様にコナギを抑える力は
申し分ない。後日このあたりはゆっくりと総括したい。
 ポット田植え機メーカーの話では、3・4日もすれば起き上がってくるらしいが、ど
うやら土の上でのことらしい。ワラの上では1週間経ってもぜんぜん起き上がってこ
ない。葉色も淡いまんま。干してやればいいのはわかっているが、そんなことしたら
ヒエが一気に生えるだろう。ま、への字はゆっくりが極意だから、気長に待つとしよ
う。

 コムギ緑肥の田んぼはまだ見ていないが、菜の花の田んぼは今年も成功したよう
だ。
反当60kgの米糠を振ったレンゲ失敗田。いっぱいいたカブトエビが酸欠のためにみ
んなお陀仏してしまった。かわいそうなことをしてしまった。
「米糠振ってわしらは死んで、どこが環境保全型農業じゃ。どこが自然に優しいん
じゃ」
彼らにこう問い詰められたら、返す言葉が無い、、、、今後の大きな課題となりそう
だ。

 菜の花もエンバクも、いかにして土とよく混ぜて泥の中に埋め込むか。そして倒れ
ないように植えるか。炎天下に草取りをすることを思えば、これらをクリアーする努
力はたやすいことではないだろうかね。メーカーにも投げかけてみたい。

 今年は殊のほか丈夫な苗が出来た。おかげで苗搬送部が処理し切れなかった。結果
的に植付けの無い場所があるかと思えば、たくさんの苗がかたまって落ちていたりす
る。
 農機具屋と一緒にメーカーの技術者がやって来て話した。
「もともとポット田植え機は北海道仕様になっている。向こうではポットの中にやっ
と根が回って根鉢ができる。暖地では十分に根が回って硬くて丈夫な根鉢になる。根
鉢をつかまえるくぼみにいっぱいに入ってしまうものだから、こんどは外れなくなっ
てしまう。」
 理由はどうであれ、田んぼで手直しするのは私だ。そんなことわかっているのな
ら、暖地仕様をなぜ作らないんだよ〜〜。その部分を分解して改良してくれた。

 それにしても菜の花緑肥稲作はなんにも考えなくていい。いつ肥料を振ろうか、何
をどのくらい振ろうか。そんなこと知ったこっちゃない。打ち込んでおけば草は生え
ないし、肥料分はゆっくり効いてへの字になるし、おかげで夏は毎日ビールを頂いて
昼寝はできるし。
まっ、ポイントはいくつか押さえておかないと泣くことになるけど、いいものめっけ
た。

 自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通 

6/25 やまちゃんから「赤木さんの田んぼのジャンボタニシ」
赤木さんの田んぼにはジャンボタニシがおる、
きっとこやつも従業員になって働いているのではなかろうかと、
いちゃもんをつけた事があります。
赤木さんの反論がお見事だったので、覚えておられる方も多い事でしょう。

ひつこいやまちゃんです。でも今日はいちゃもんじゃありません。
コナギ撲滅に、ジャンボタニシがどれくらい貢献しているかという件ですが、
赤木さんは、さし苗をしながら、泥をすくって雑草の生え具合を点検しています。
その泥にコナギの発芽のきざしが、きっとないのでしょう。
6月15日くらいの田植えだから、もうコナギはきっちり芽をきっているはずです。

それと、赤木さんは、深水状態を保っていますので、
ジャンボタニシは、深水をすいすい泳ぎながら移動していきます。
もしジャンボタニシの活動が旺盛なら、イネがかなり食害を受けているはずです。
大食漢のジャンボタニシは、爪の先のような、泥に埋まっているコナギやヒエの幼苗
より、
もちっと食べがいのある草を食べるように思いッます。

だけど赤木さん、赤木さんは緑肥の有機酸はコナギには効くけど、
ヒエには効かん、ヒエ対策は深水以外にはないと断定されるけど、
その根拠はどこから来ますか?
ヒエ対策に米ぬかを振っている方も多いように思うのですが、、

6/24 福岡の平井さんから「今年の田植えが終わりました。」
元氣村の平井です。

今年も、100M×30Mの田んぼに、35p角に(坪27株)45日成苗を
56才の私と51才の妻と二人で手植えをしました。

今年も二日で植えることが出来ました。が、そのダメージからの復活に
時間が掛かるようになってきました。いつまでこのやり方が続けられるか?、、、

今年は苗代がとてもうまくいったので、立派な苗を植えることが出来ました。
手植えも今までになく楽に出来ました。

すぐに15センチ以上の深水にして、田んぼの中の作業は稲刈りまで
何にもなしです。畦の草刈りを10〜14日おきにするだけです。

ジャンボタニシがすでに植えたばかりの苗に卵を産み付けています。
彼には草取りをお任せしています。11年以上になりますが、ほんとうに
草は殆ど生えません。草の種がなくなっているのかな?
と思うくらいです。  信じられない方は見に来られませんか、

後の作業は、毎日畦を回りながら、「がんばれよ」等と声を掛けることです。

明日は雛が仲間入りします。忙しいけど楽しいです。
人も、稲も、鶏も、野菜も、みーんな一緒だと思うこの頃です。

6/24 岡山の赤木さんから「菜の花日記(隣との差)」
6/24 神奈川の笹村さんから・Re有機畜産への提案について
あしがら農の会の笹村です。
有機畜産基準が現在進められ、有機農業研究会からも委員が出ているのは聞いており
ました。

この久保田さんの、鶏を外へ出すことを必要としないという考えは、とんでもない考
えです。

鶏は外へ出すことと出さないことでは全く違ってきます。
また、ただ出すだけでなく、外の状態が良くどれだけ餌を外で拾い食いするかが重要
です。
海外の基準では、確か餌の20%は外で食べること。
こうした条項があったはずです。

しかし、輸入飼料しか使えなくなるような基準を作らされていることを、それに荷担
していることを、始めから気づかなければ成らない。私は基準など出来た所で始めか
ら加わる気はないです。

6/23 長野の関谷さんから「有機畜産への提案について」
御無沙汰しています。こちらでもちらほら田んぼの水面から矢印草(おもだか)がで
出始めました。
稲作とは違うけど、鶏かけもちしてる人もいると思うので。
日本有機農業研究会及び有機農業推進協会からのメール転送します。


有機畜産JASについて広く意見を求めています。
久保田さんのほうにご意見宜しくお願いします。

----- Original Message -----
送信者 : "H.Kubota" <hhkubota(アットマ)nifty.com>

> こんにちわ。お元気ですか?           久保田裕子より。     
  
>                   hhkubota(アットマ)nifty.com
>
>
>  3月に有機畜産JAS規格案の大略がJAS専門委員会でまとまり、JAS調査会総会での採
> 択を待っています。
>
>  JAS規格案の資料そのものを入用の方は、折り返しお知らせください。20枚くら
> い。 有機飼料は別途あり。計40枚くらいになるので、郵送します。送付先住所
をお 知らせください。
> あるいは、ファクスでよければ、その旨。
>
>  先日6月11日、農林水産省に対し、別添の意見と提案を提出しました。
>  畜産JAS規格案は、問題だらけです。
>  とくに、飼養規模の制限がないこと、飼養密度、輸入えさの許容など。
>
>  とりいそぎ、養鶏を行っている会員の方に次の点で、ご意見をいただきたいと考
えて
> いますが、その前に、みなさまのご意見をいただきたいと思います。
> どのようにお考えになりますか?
> きたんのないご意見を返信してくださいますよう。
>  次の点
>
>  ・有機畜産JAS規格案では、家畜・家禽の飼養について、野外の飼育場へのアク
セス
> を大原則としている。
>  一般管理の要件としては、「野外の飼育場に自由に出入りが可能であること」と

> り、「ただし、週2回以上家畜又は家禽を野外の飼育場に放牧する場合にあってはその
> 限りでない」 としている。
>
>  これについて、家禽のうち、鶏にあっては、かならずしも野外の放牧は不可欠ではな
> い、というただし条項を入れる必要があるのではないか。
>
>  理由は;
>
>  伝統的な日本における有機農業では、家禽の飼育は、有機農場の有畜複合経営の
一環
> としてあり、かつ、鶏糞を敷料と混ぜて、さらにそれらを堆肥原料として、堆肥を
つく
> り、それを田畑に還元するという循環的な農業の中に位置づけている。鶏糞の管
理、鶏
> の健康管理の点からも、日照があり、風通しのよい家禽舎で、適切な飼養密度を
保った
> 飼い方が推奨されてきた。
>  日本は、雨が多く、鶏糞の管理には、雨があたらないほうがよい。野外運動場におけ
> る鶏糞を衛生的に(というのは、舎内のように、敷料をまぜ、発酵させることで、

> い、ハエなど)管理することは、むしろむずかしい。しかも、今度のJAS規格案の
よう
> な飼養密度では、鶏糞がかたまりになり、不衛生になりかねない。鶏舎の飼養密度
を適
> 切に確保したうえで、野外飼養場なしでもよいとしたほうが有機農業にそぐうものにな
> る。
>
>
>  野外飼育場を否定するものではないが、なくてもよい、とただし条項を付け加えると
> いう申し入れ案です。
>
>  以上、とりいそぎ、要件のみにて失礼します。 
>  

6/24 千葉の杉野さんから「はじめまして」
今回、お仲間に入れていただいた千葉の杉野です。
千葉県北西部、手賀沼の周りで梨と米をつくっています。
よろしくお願いします。

わが家でも昨年から消費者の方々といっしょに
除草剤を使わない稲作に取り組んでいまして、
ああだこうだと試行錯誤しています。
技術的な基盤は民間稲作研究所の稲葉さんによるものです。

米づくりの様子はHP上で公開しています。
内容は一般向けですので、
農家の方に見ていただくと底の浅いことがわかってしまって
恥ずかしいのですが、…。

(今年の様子)
http://www.geocities.jp/suginofarm/farmFiles/ko04.html

(昨年の様子)
http://www.geocities.jp/suginofarm/farmFiles/kome.html


今年は1回、除草作業に入ればなんとかなあるかなという感じですが、
今、追肥をどのようにやるか悩んでいます。

有機肥料、有機質による追肥について
何をいつ、どのくらいやるのか、
除草効果との関係はどうなるのか、など
(もちろん田んぼによって条件は異なるのですが)、
皆さんの実践の様子を教えていただければ幸いです。


杉野光明

-----------------------------------
    すぎのファーム・すぎの梨園
           千葉 沼南
http://www.geocities.jp/suginofarm/
-----------------------------------

6/23 岡山の赤木さんから「菜の花日記(米糠振り)」

6/23 兵庫の本岡さんから「ミズガヤツリ」
 7月8月になるとミズガヤツリの増え方はすごいです
西瓜かサツマイモのツルが伸びるみたいに 地下茎が伸びてそこかしこに芽を出してきます。
抜いても抜いてもいくらか地下茎が残るのでそこから何度でも再生してきます。

 秋冬から春にかけて数回の耕耘と田植え後の手取で勝運ありです。(ただし少ない場合)

ミズガヤツリが畦に生えるとやっかいです 何年たっても絶やすことが出来ません
(除草剤では 芋まで枯れない)
ちょっと気を抜くと田んぼの中へ広がってきます。

週に一回は見回ってそのたびに手で取るか それとも 畦シートを引いて進入をくい止めるか
対策はこの2つしか思いつきません
 
 

画像は6月22日 畦にはびこるミズガヤツリ 

(今年引き受けた田んぼです。クログワイもいっぱいあります。  (^_^)゛ 

  草に負けるな 夏ばて農家!

6/21 岡山の香西さんから「他田の雑草、明日は我が田」
昨日おじゃました岡山県北(標高500m)圃場で「水田」を見せていただきました
「ミズガヤツリ」らしい雑草です
2、3年前から出始め、どんどん広がっています
発生の密度が半端じゃあありません
コナギ並みの密度で発生しています
芋が出来て、種が出来て、ランナーで増える、とのことです
「ランナー」の恐怖は「アゼガヤ」で骨身にしみていますので、他人事とは思えませ

この「ミズガヤツリ」らしき雑草の情報をお知らせください

あいかわらず更新できない
ホームページも見てやってください

吉備路オーガニックワーク
香西達夫
090-8249-0938
kouzai(アットマ)ruby.ocn.ne.jp
http://www7.ocn.ne.jp/~kibijiow/
6/21 広島の西村さんから「赤木さんの田植えと私の水田」
 赤木さんの田植えの見に行ってきました。
ひたひた水での代掻き2日後で表面には水はほとんど残っていませんがきれいに
植わっています。
少し雨が降るくらいがベストだそうですが旋回時の軸輪まわりがほじくれだけで
した。

レーザーレベラーの話がありましたが代をかいていないという例で私の田んぼ。
耕運機で丁寧に荒起こしをして入水し土が隠れる程度の水で乗用田植え機にて植
付てあります。水が無いとフローとが土を押して動けなくなるし春草があっても
同じく土を押す。水加減が良いと何とか植わりました。
育苗不良で苗が無く右の半分くらいしか植えてなくて半分は代掻き代わりに田植
え機を走らせています。
歩行田植え機では重量不足でまったく土を押しません。土はボコボコのまんまで
苗はころびました。

6/21 広島の西村さんから
(その1)Re: ジャガイモの実
じゃがいも品種詳説によるとキタアカリは「花粉量は多く、自然結果も少程度みられます。」だそうです。

「とうや」の結実率はすごいよ。
http://www.jrt.gr.jp/var/var.html
 
(その2)カモの抱卵 その後
 3つの巣に大体15個づつの卵を抱いていましたが生まれたのを確認したのは2
羽で親鳥に踏んづけられたりして生き残ったのは1羽でした。
人工孵化初回ロットは補助熱源の切り忘れで45度に達した回数が4回もあり全
て廃棄して第2段20個を暖めています。4週目の検卵で4個を破棄し本日6羽
生存していて2卵が殻に穴をあけている最中です。

6/21 千葉の野口さんから「すごい緑肥やなぁ&除草剤事件」

千葉の野口です。

うちの方では中干しは6/24〜30になっています。同じ改良区内でも水利系統によって
日にちが違います。ちなみに5/26〜7/14まで費用&資源節減のため毎週水曜日が用水の
供給停止なので実質は8日間の供給停止です。

それにしてもすごいなぁ、赤木さんとこは。
今年1枚新しく休耕田を急に復活することになり、いわゆる「うない代かき」をした田
んぼですが、2回目の荒代のときが赤木さんの写真のような状態でした。中5日ほどお
いて植え代をかいたら、だいぶ見えなくなったけどね。中にはだいぶありましたよ。
今現在は表面はつるつるですがガスは結構わいています。

非常に細い田(100mで7畝)の上に畦がボロボロなので用水がかけ流しに近くなっていま
す(隣も耕作中でどんどん落ちてるのが判る)。やっかいなのは水利の関係で水が深く
できないので夜には一部地面が露出してしまい、少し草が目立っています。昼はちゃ
んと埋まるんですがねぇ。うなってやらないといかんかなぁ。中干しが痛いよなぁ。

話は変わって

たまたま別の1枚の田んぼに隣の田から畦の除草剤が流れたらしくいじけています。
まあひどいもんですわぁ。ザル田で水温が低いので分けつ開始がただですら遅い田な
のに分けつが止まるし、先端は枯れるし株元から赤黒くなるし、間からようやく伸び
たと思えば葉をかじられるし…。
とりあえずのビール1ケースでは許せんぞな!ドンペリ持ってこい
ってそういうもんじゃあないわな。
その家の人も実は薬はキライだということなんですが、たまたま家の人が入院したり
で仕方なく使ったらしい...ま失敗はなれないことをするとなるんだよなぁ。

私ゃ除草剤は本当は使いたくない派ですが、体が保たないので田の中には使っていま
すがせめて畦には使わんようにしているのになんというこっちゃい。畦に除草剤を使っ
てトラクタで寄せつけもどきをしても歩くのに崩れて困るんだよねぇ。適当に草が生
えていた方がシマっていいんだけどなぁ。

とまあ愚痴でした。
--

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

   mailto:turbo(アットマ)kaimu.jp    ¶  野口 忠司(た〜ぼ)
   mailto:JBC00215(アットマ)nifty.ne.jp
   Tadashi Noguchi
     826 FUSA  ABIKO-SHI  , JAPAN  270-1101
     TEL: 04-7189-2825      FAX: 04-7189-2832    MOBILE: 090-1815-2825
     http://www.kaimu.jp/

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

6/20 岡山の赤木さんから「菜の花日記(泥か緑肥か)」
http://white.sakura.ne.jp/~genki/nanohana-nikki.htm」参照

6/20 岡山の林さんから「中古市」
皆さんこんばんは、
台風がやってきそうですね。準備はおこたりないでしょうか?

8月7日(土)、8日(日)の両日、岡山県の最上稲荷の大駐車場で中古農機具展示
会があります。去年はポット苗田植機も数台見かけました。整備された機械です。
7日の8:00〜9:00 は自由投票があります。人気農機具の抽選があるからで
す。
抽選は9時から始まります。
会場へのアクセスは、国道180号線、高松の大鳥居から入ります。高松は秀吉が水
攻めを行った後、中国大返しという歴史的な戦術を行った城跡があります。

私は今年は中古市には行けません。中国に旅行する予定だからです。韓国の農機具展
も見てみたいのですが、中国の発展の様子も見たいと思います。中国はこのペースで
発展すると15年後には日本を追い越し、アメリカに次ぐ世界第2の経済大国になり
ます。中国の高額所得者に私の有機ニンジンを食べてもらえないかな? ・・・など
と考えています。中国は数年前から食料の純輸入国になりました。

林 正弘
岡山県御津町
 
6/20 奄美大島の畑さんから「台風がただいま通過中」
山下さんのパソコンが直ってよかったです。またにぎやかなメールを読むことができ
ます。
大西さんへ、ぼ先日収穫したぼくのじゃがいも にも実がつきました。種ジャがは、
店で購入した食用なので品種はわかりません。
台風6号が、ちょうど今奄美大島の横を通り過ぎているところです。約100キロ東
側を通っています。こちらは、南に面した町なので、東側を通るときには、吹き返し
が来るまでは、ほとんど風は吹きません。知らない人は、もう過ぎ去ったものと勘違
いして、雨戸を開けたりしてしまいますが、通り過ぎる頃から吹き返しの強風が吹き
荒れます。
ちょうど今、吹き荒れています。2日かけてバナナの倒壊防止をしたり、野菜苗を倉
庫に搬入したりとものすごく忙しかったので きょうは、朝からぐったりと寝転んで
います。正月以来はじめての休日です。

畑 琢三
 
6/20 山形の阿部さんから「除草作業」
山形の阿部です。
除草作業も苦労の連続です。
非常に勉強になりますし、経験値もアップしてます。
いかに除草機を有効に使える状況にもっていくか
まずそこから考えなければなりませんでした。

米ぬか+鶏糞堆肥で抑草効果かなりありましたが、
除草機を有効に使えておりません。

中道さんのメールにありましたがまさにその通りでした。
アオミドロと藻ですごい状況になってます。

でも、こういう稲作いいですね。悩みながら苦労しながら
あーでもないこーでもないと考えながら作業するのは
非常にやりがいがありますし、楽しいです。

阿部金一郎
kinabe(アットマ)catnip.freemail.ne.jp

6/20 千葉の川上さんから「中干し!」
お世話になります。
今日で用水の中干しが終わって明日から水がきます。
10日は長かったです。
ちょうどすごくいい天気になってしまい、田んぼは地下足袋で歩けます。
こんな産地に中干しはいらないと思うのですが、口の悪い人は用水の職員のボーナス
のために止めるらしいぞなんてことも。
うちは周りの人より作付けがおそいのでまだ分けつとれていない時期に干してしまう
ので変な育ち方になってしまいます。
とりあえず夕方バルプを開けてきました。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.
 
6/20 愛媛の大西さんから「ジャガイモからトマト?」
6月20日の愛媛新聞記事です。
 「ジャガイモの茎にミニトマトがなった?」。上浮穴郡久万町西明神の森川秀男さ
ん(67)が自宅庭で栽培しているジャガイモの茎に、トマトのような緑色の実がなり、
近所の話題になっている。
 森川さんは二年前から、ジャガイモを栽培。直径2cmほどの緑色の実が十個ほど
なっているのを見つけ、「ジャガイモを植えたはずなのに」とびっくり。
 県松山中央地域農業改良普及センター九万普及室によると、これもジャガイモの
実。トマトと同じナス科のジャガイモは、花が咲き終わった後、品種や環境によっ
て、トマトそっくりの実をつけることがある。赤く熟することはなく、種子をつける
という。
                    大西@愛媛
6/19 神奈川の千田さんから「清水さんの除草機/八反どり」
神奈川の千田です。さっそくですが…

★清水さんの除草機
 希望している青年に、直接清水さんに打診するように連絡をとりました。
よろしくお願いします。
いろいろとありがとうございます。

★★八反どり(水田株間除草具)
 ようやく手にはいりました。
・(自然農法国際研究開発センター)京都農場に 伺ったところ
 鳥取県の太昭農工機鰍ナ作っていました。

・使ってみた感想ですが、
 柄が長い(1.6m)ので、一度に6条をこすれました。
 先端が鉄製なので、浮力がつかづ余計な力がいりません。

 こういう道具をみると、百姓の文化みたいなものを感じます。
ただ、除草剤の普及とともに一般的に使われなくなっていったのでしょうね。
作っている会社の末永い健闘を祈る気持ちです。

・本来はこういう道具を使わなくても言いように、抑草できればいいのですが
…。
 機会をみて、草対策の総括をするつもりです。

今回のことで、皆さんにお世話になりました。心底からありがとうございます。
それにしても、やまちゃん宅配便って〜〜イイですね。

6/19 富山の田村さんから「田植え後1週目,麦刈りは今日の画像です。」
1本植えの田の苗がようやくひっそりと立ち上がり,ホッとする
間もなく,畑の草と野菜のすさまじい戦いに割って入り,今日は今
日で待望の麦刈りです。農繁期真っ只中。画像見て。
 
 関係者の皆さんm(__)m。

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆

月に2日  山の家の「菜食喫茶」
月に2日 「ニコニコヨーガ」の会
http://www.cty8.com/yoka/index.htm


 神実(カムミ)    田村 予果
〒939-2333 富山県八尾町桐谷1673
T&F 076−454−5536

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆
6/19 滋賀の中道さんから「レーザーレベラーで田植え」
大変ご無沙汰してます
 毎日のお便り お世話さまです。 さらに過去のお便りを 整理整頓いただいて
たいへん参考になります。 きょう 「除草具キュウホー」を注文しました。
 使うのが楽しみです!

 ところで 
レザーレベラーの後 田植えができるか?との質問に関して でしゃばります。
もう6年ぐらい前になりますが レベラーのあと 普通の田植機で植えたことがあり
ます。
特別困った記憶はありません 水の持ちも まあまあでした。 均平にする間にかな
り表面を踏み固めるからだと思います。いねの生育もすごく良かったと思います。

ぼくの レベラーの使い方は まず無農薬田の候補の田んぼを均平にして 深水かん
りに耐えられるようにしています。ところが レベラーの前に プラウで土を天地返
しする際
出来るだけ浅くしておかないと トロトロ層を 作るのに不利とおもわれます。
その後は 秋に 堆肥類など微生物の喜びそうなものを 一年目は非常識なぐらい投
入しましたが 特に鶏糞堆肥の多投入の場合はアオミドロなど藻類がたくさん増え除
草機がつかいずらくなるので注意! (抑草には良いが)
 そのほか使えそうなものなら何でも撒きます 米ぬかは当然 おから 麦 大豆 
もみがら 塩 かにがら 魚粉 牛糞 くず米などなど....
 とにかく プラウあとのトロトロ層作りは すこし苦労しました。
その後の 毎年の均平作業は 荒代掻きを二回行っていますがその時に丁寧に行って
います。
ところで 荒代掻きして本代掻きの際にどのぐらい雑草の芽が出たか見ると その後
の抑草の出来の 予測がつきますね!(あんまりひどいところはその場で断念しま
す)
 これからも 皆さんのお便りを参考にさせて頂きますので よろしくおねがいしま
す。
                          滋賀の 中道唯幸
              
6/19 京都の土佐さんから「なんじゃこりゃ!」
やっと田植も終わりましたが、草刈りや庭の植木の剪定(昨年サボったためえらい事になっていました)またジャガイモ、伏見トウガラシ、山蕗の収穫と畑はこれからです。
 
そこで見つけた変なもの?
写真はジャガイモの「キタアカリ」です・・・が、茎に実っているのはミニトマト?
「なんじゃこりゃ!」
となりの赤ジャガ「レッドムーン」には全くありませんが、キタアカリには7〜8本トマトがなりました。
ソーッと堀ってみると下にはしっかり大粒のキタアカリ。
「今まで数回見たことある」は78歳の父。
 
2本ほどこの後どうなるのか支柱を立てて見守る事にしました。
大神様の祟りじゃなきゃいいけど・・・
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
     丹波の恵み「長宮農園」 
京都府天田郡三和町岼595   土佐祐司
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
  
6/18 ご無沙汰しています。佐賀の石田です。
 
山下さんのPC復活して何よりです。
やはり宅配便がないと、寂しいものです。
普段は何気なく受け取っていましたが、
失くして解る”有り難さ”ですね!。
 
ところで、西村さんから分けていただいたカラシナ咲きました。
(西村さんその節は有り難うございました。相応の野菜ということでしたが
 人様にお分けできるような野菜はほとんど創っておりません。、
 家内の実家が梨栽培していますので、お盆過ぎにお送りします。)
 
やはり、赤木御大の瀬戸内気候と、九州とはいえ玄界灘に
面してる伊万里では気温が違って、ちょぼ出来でした。
 
来年は秋に播種しようと思います。
 
コシヒカリとユメシズクの田植えは終わり、
今日ヒノヒカリを植えてる途中で
田植え機の右車軸ベアリングがイカレ使用不能になりました。
幸い機械屋やってる友人の同型機を借りて作業を続けることが出来ました。
明日残りの1枚(2反)で田植え終了です。
 
修理には部品代だけでも6万するそうで、
この際乗用田植え機に来年は変えようかな?と思いますが
ポット田植え機に変えるか、それとも今までの
種蒔き機や苗箱が使える、普通の田植え機にするか?・・
50も過ぎると歩行田植え機は、身体にこたえます。
 
まあ使うのは来年ですので、これからゆっくり考えます!。
手ごろなポット田植え機の中古でもあればいいのですが・・
いい情報でも有りましたらお知らせ頂ければ幸いです。
 
佐賀県伊万里市木須町3277
石田伊佐男
HP  http://www.ryu-hou.com
E-mail  isaoishida@msn.com
TEL  0955-23-6170
携帯 090-3192-0469
6/17 岡山の赤木さんから「菜の花日記(エンバク跡転び苗)」
6/17 広島の清水さんから「除草機」
広島の清水です
この除草機は、前に押して、押しただけ後ろに戻す(引っ張る?)すると効率がいいのですが自分は、押すばかりでした、これでもヨカッツタら送りますよ。
糠播きした田んぼでやはり酷い所とソウでないところがありました、かなり多いのは、水深が取れなかったところ、田植え機での旋回でそこの土が持ち上がったところなどひどい状態です。まあ除草剤を撒いても水が無ければ効きませんから,、、今年から請けている田んぼで水をと止めると次の日には、水が無い状態で除草剤を撒いても草だらけです。そのたんぼは、牧草を植えてあったのかアゼに田植え前には、生えていました、田んぼの表面から水が無くなると牧草なのか解りませんが生えるのかなと疑問でした。除草剤を使っても、機械除草と手取り除草です。やはり水は大切です。
田植えが終わったので草刈 草取り  秋の準備(製作中の物作り)
です。と子供を遊びに連れて行くこれが1番難しいのです。それでは、皆さん頑張りましょう

6/16 岡山の赤木さんから「おかめだよ」
赤木@菜の花です。
 
 田植えやら代掻きやらが忙しくて、おかめの画像が遅くなりました。
やまちゃんが写していたのと同じようです。
中野さんの紹介のHPにも同じようなものが載っていましたが、歯の数が少ないようでした。
 
 私のは、2条用と1条用です。手前の1条用は戦後のもので、歯の形状の違いで、泥の表面を激しくかなぐります。(かなぐる・・・・・意味がわかったかな?)
 ひっかく度合いが激しく、みごとに草を浮かせます。これに限ります。
 
 菜の花緑肥を導入した田んぼでは、ありがたいことに一度も使ったことがありません。

 
6/16 岡山の赤木さんから「菜の花日記(代掻き後)」
6/16 岐阜の大坪さんから「コナギ」
大坪です。
アルミの軽い除草機で押してから手で株間をかき混ぜるとおもしろいようにコナギガ浮いてきました。やっぱり10cm以上の深水にしたほうが
いいようでした。コナギは水の無い時に取ろうとすると、根がプッツリと切れてしまうようですが、深水にしてかきまぜたら、根っこの先の大きな実も(種)もしっかりついたままで浮いてきました。草をとる事ばかり考えていて水に浮かすということは思ってもいませんでした。たもですくいとろうなどと思いながら8畝ほどの田んぼの中1人でぼちぼちとやっています。苗も白い根が出始めていますが、引っ張るとカンタンに苗が抜けてきますがいいのでしょうか?昨年は45日前の追肥をして勢いが出初めた頃、マツバイがはびこり我慢できずに除草機を押したら、大事な根を切ってしまって分けつが終わってしまったので今年は気をつけなければと思っています。ところで水管理ですが、今のままの深水のままで追肥をして、コナギがとろけるようになってから徐々に浅水にしていくつもりですが・・・・。コシヒカリですし、どの時期まで深水にしていてもいいのか思いあぐねています。いつまでもどろどろの状態でもいいのでしょうか?
 
6/16 神奈川の千田さんから「株間の除草具/清水さんの手押し除草機」
 神奈川の千田です。

 皆さんからありがたい情報をよせていただき、うれしい限りです。
お礼を申し上げます。

★除草具を紹介いただいた何箇所かに、今打診中です。

 手作りで急場をしのいでいます。
デッキブラシの柄の先に、舟型の厚木を付けて、底面に木ネジを角度を変えて1
0数本ねじ込んだものです。

 使ってみた結果は、ヤワな作りなのでいつ壊れるか、耐久性に問題アリです。
それと、ベースが木製なため浮力がついて、水中に押し込むのにやや力がいりま
す。
やまちゃんの「ごぶり」のように、水を逃がすハシゴ構造になっていればいいかも
しれません。

★★清水さんの手押し除草機ですが、
条間の除草機は同じようなものを使っていました。

実は、今年から専業農をめざして、水田耕作を始めた青年が、手押し除草機を欲
しがっています。
(ちなみに、「あしがら農の会」の仲介で、農地を借りました。)
本人が直接、広島の清水さんに打診したほうがいいかなと思っていますが、
どのようにしたらいいでしょうか。


皆さん、お忙しい時期にお世話になります。
よろしくお願いします。

6/16 埼玉の小柳さんから「突然ですが、質問しても良いですか?」
突然割り込みすみません!

スガノのレーザーレベラーをお持ちの方はいらっしゃいますか??
スガノの担当者が言うにはレベラーで均平にした後、代掻きなしで田植えが出きると
言っていましたが、皆さんはどう思いますか??
今回実演機で私の田圃を水平にしたのですが、その翌日雨が降り、そこには水が溜
まっていました。水持ちは良いようです。
工程としては、麦後で藁があります。プラソイラで起こし、逆転ロータリーで耕運、
トラクターのタイヤで鎮圧、レーザーレベラーで仕上げ。水を入れ田植え。

これで大丈夫でしょうか??
レーザーレベラーで仕上げた後に水を入れ長靴で普通に歩けます。これで代掻きなし
で田植えが出きれば省力化になり大変助かります。

しかし、通常の田植機が機能するか?が問題です。
せめて浅く丘ガキ耕運しといたほうが良いのかなとも思いますが、そうすると水持ち
が心配です。
皆さんのお考えを教えてください。

埼玉の小柳より

●静岡の藤田さんから・2通
(その1・6/13)
赤木さんありがとうございます。朝食のとき早速姑に昔の防除を尋ねたら、
意外な返事が返ってきました。
これまでイネミズゾウムシの被害にあったことはないと言うのです。姑の話
を総合すると、どうも苗代で育苗していた頃はがっちりした苗なので、あま
り目立つ被害が出なかったのでは。田植え機の導入と同時に箱苗になり、そ
のときから苗に農薬を使ったと言ってました。石油を使って退治したという
話も出ましたが、どうもこれはウンカみたいです。
「畦の草をまめに刈らんもんで虫がつくだよ」と指摘され、むむむ・・・ご
もっとも。
「はあ忘れたねえ」を連発するので、さてはボケが始まったかとビビりまし
た。余談ですが、私が嫁に来た11年前、元気だった舅が「俺の年金で軽自動
車買ってやろうか」と言うのを遠慮して断ったら、その後舅は訪問販売に
引っかかり、床下換気扇やら羽毛布団やらはんこやらで、百数十万円が消え
ました。舅は苗代の育苗が上手だったそうです。年寄りが達者なうちに、金
と技術はもらっとくものだと痛感しました。
 
(その2・6/16)
先日不耕起栽培に文句たらたら書きましたが、若干修正します。今日草取り
に行ってみたら、驚くほど草がありません。去年とは雲泥の差です。
よく見ると、藻がいっぱい広がっています。ところどころ油が浮いたように
もなっています。コナギはいくらかありますがあまり勢いがなく、手に取っ
てじっくり見ると表面が黒っぽい感じがします。この田んぼの状態は、去年
田植えから1ヶ月半ほど過ぎて草の勢いが弱まった頃に似ています。
刈った草(スズメノテッポウやこぼれ種で増えたレンゲ)が水の中で腐っ
て、アクが草を抑えたのでしょうか。これですっかり安心しました・・・と
言いたいところですが、一難去ってまた一難、この田んぼにもイネミズゾウ
ムシがいる!稲の生育にかなり差が出ています。あー、今年はコイツの当た
り年かな。
ところで、赤木さんの言われたように姑に昔の防除を聞いて、おとといメー
ルしたんだけど山下さん届いてませんか?
 
●やまちゃんから
先日のパソコンの入院以来うっかりが多くてすみません。
送りモレがありましたら、どうぞイエローカードを出して下さい。
ところで、最近不思議に思っている事ですが、
ぼくの田んぼのまわりでは、除草剤を使っている慣行栽培の田んぼはとても水が濁っています。
ところが、ぼくの田んぼは田植え後すぐに水が澄んで濁りがありません。
そのことは、3〜4年前に気が付いたのですが、これはどうした事なんでしょうかね。
今年から新しく借りた田んぼはよく濁っています。
無農薬を続けると、田植え後水が澄んでくるようなのです。
除草剤をやめるきっかけになったのが、これだけの濁りがあれば
かなり草を抑えてくれるのではと思ったのですが、、、
6/15 岡山の林さんから「アマガエルがまたやって来た」

皆さんこんばんは、
手押し除草機も色々あるんですね。知らなかったなぁ。私にも勉強になります。

近頃アマガエルが家の中に入ってきて台所に住みついてしまったようです。以前もそ
の観察を発信したことがあります。まだ新入りで慣れていないせいか近づくと三角
コーナーに逃げ込みますが、そのうちに慣れてきて(アマガエルから見て)私は背景
の中に溶け込むことでしょう。(これはアマガエルが学習すると言い換えてもよいと
思います)
これから来年の春まで長い付き合いになるかもしれません。今は、時々物陰から私を
見ています。目を合わせると何時の間にか頭を引っ込めます。アマガエルは決して受
動的に行動している生き物ではないから、虫たちを捕食するときは能動的に動きま
す。しかし、動画と静止画を処理する脳内の神経細胞は異なっているようだから、網
膜に映った物体のうちでも動くものに特別に反応するようですね。これが百姓が観察
した今までのアマガエルの記録です。
アマガエルは物体と生き物であるヒトを区別しています。これは脊髄が膨らんだ脳を
持つ他の生物と同じ情報処理をしているからだと思います。
身近な例が犬や猫です。皆さんが車を運転している時、犬に出会ったらゆっくりと徐
行しながら犬を見てください。すると彼らも車ではなく、車の中の運転手を見ること
が分かります。彼らは機械である車と人を瞬時に見分け、判別するからです。
アマガエルを観察した百姓の記録など面白くないかもしれない。また、事故(つい
うっかり踏み潰すかもしれない)が起きれば観察も中断となります。

林 正弘
岡山県御津町

6/15 福井の塚本さんから「8反ずり入手先」
私は山科の一燈園農事研究所で購入しました。
電話075―594−0888です。
ここから頼まれて紹介したのではありませんので念のた
め!
確かに草は良く取れ、優れものです。
私の場合は草を大きくしてから使ったのと、面積がたく
さんだったので、これで草がとりきれたという記憶はな
く残念です。やはり広い面積をこなすのは無理でした。
しかし、なるほど使い方でも効率がかなり変わるの
かと、このメールを見ていて感心してしまった私でし
た。

   塚本
6/15 やまちゃんから
うちの「ごぶり」と赤木さんの言う「おかめ」と、「8反ずり」が同じモノなのかどうか?
不安になってきましたので、写真にとって送ります。
鈎のような曲がった金具が打ち付けてあって、田んぼをこすると、
雑草がそれにひっかかって、抜けて水面に浮きます。


 
6/15 広島の清水さんから「除草機」
(その1)
手押し除草機ですが、前にみのる田植え機に付けていた除草機なら手直しをしたら使えます、去年の5月ぐらいにHPに出した画像があると思います、柄も在りますから、2条の3セット分在りますが、ネジや溶接したところがありますので、多少曲がっているかも?要るようならさしあげますが?
 
(その2)
今日最後の田植えをしました品種は、黒米ですが名前が良くわかりません5月28日に植えたコシヒカリの除草剤なしの田んぼは、コナギとヒエだらけ。糠を担当150キロぐらいまいて、ナンラAGを撒いたところもありましたが、だめでした どろは、とろとろなんですがまた来年研究です。
それと昨日の手押し除草機ですが、1台は、まともですが、残り2台分は船が曲がっていたりひびが入っていましたので、まともなのはこの1つでした。


6/15 岡山の香西さんから・「ドライブハロー」発想の逆転 じゃなくて逆転の発想
「ティラガモ」の北山さんから教えていただいた 「ドライブハロー」の逆転を試してみました
行きは「正転」帰りは「逆転」でやってみたところ、「逆転」の方が草の埋め込みが良好なような気がしました
もちろん爪は「正転」のままですから、本来の「逆転」の効果は出ていないと思います
これから代掻きをされるかたは、赤木御大以外ほとんどいないと思いますが
試していただければ幸いです
当方、田植えの進捗率は現在(6/12) 60% 代掻きの進捗率は現在(6/12) 90% です
昨年の田植えの終了は6/22でしたから、今年は「異常気象」ならぬ「異常田植え」です
ニンジンのすきまに、稲を植えている「いやいや米作り百姓」です
今年から稲の作付けが半減し、委託を含めても、25%減 気楽な(気の抜けた)田植えを、ぽつぽつとやっています
 
何ヶ月も更新できない、「哀れなホームページ」も見てやってください
 
吉備路オーガニックワーク
香西達夫
090-8249-0938
kouzai(アットマ)ruby.ocn.ne.jp
http://www7.ocn.ne.jp/~kibijiow/

6/14 山梨の中野さんから「株間除草機について」
山梨の中野です。
おせっかいとも思いましたが株間除草機について…

「おかめ・8反ずり」を僕は使っていませんが、
京都の一燈園農事研究所で扱っていたように記憶しています。
もしも手作りだったらこんなページも…
http://www.tcp-ip.or.jp/~h-log/2001record/jyosouki/jyosouki02.html

僕の株間除草機はこんなものです。

初めは古い手押し除草機を爪一輪だけにして使っていましたが(右側)
専用爪が発売されてからは左側のものを使用中です。
爪がアルミ製で軽いこと、
2メートル以上の長い一本柄にするのがポイントです。

ウチの田植え機は4条植えですが、
12条分の真ん中を歩きます。
まず右から左へ6条分を身体の前まで引いて攪拌、
続けて左側6条分を押して1列分が終わりです。
次の株間12条分は除草機を反転させて(爪の回転方向を変える)
まず引っ張りながら、身体の前を過ぎたら押しながら攪拌除草します。
爪の反転性能が良いので
大きな草は浮かずに土中に埋め込まれます。

行動的なツレアイはカッタルイ操作はゴメン!
ただ押しまくっています。(農がつくる景色35 7月3日参照)

いずれにせよ
10アールあたり小半日くらいかかりますが、
一枚の田んぼでも全面にコナギが生えるわけでなし、
ヤバソウなところだけ攪拌すれば用は足ります。
腰が痛くなるようなことがないので生き物や稲の様子を観察しながらの
楽しい?作業です。(強がりかぁ)

メーカーは鳥取の村田技研製作所。
TEL 0859-66-3928

--
中野陽一 <nakano.youichi(アットマ)nifty.com>

6/14 岡山の赤木さんから「菜の花日記(代掻き水)」

6/14 岡山の赤木さんから「困ったな・おかめ」
赤木@菜の花です。

やまちゃん、困ったぞ。神奈川の千田さんがおかめこと8反ずりが買いたいときたも
んだ。
岡山では売っているところはないようだしぃ。姫路のあたりでもむつかしいだろう
な。
押してゆく除草機は今でも売っているけどねぇ。
コナギの小さい時に浮かせるのだったら、除草機でもいいけどね。
 画像でも送ろうか。手作りの参考になれば祝着至極だ。

6/14 大西しげるさんから「手押除草機の入手」
手押除草機の入手方法について調べてみました。、

インターネットなら、
「ファーマーズポータル農」を利用できます。
http://www.nou.co.jp/
農機項目の、中耕除草機を確認してください。


その他では、農業共済新聞の広告欄で見つけました。
笹川農機株式会社 
   新潟県燕市杉名75番地 
   TEL(0256)63−4611
   FAX(0256)66−2346
手押型水田除草機(超軽量アルミ製)
   1丁押 7寸 ¥16,380
        7寸5分 ¥16,800
        8寸 ¥17,325
   2丁押 5寸5分 ¥23,415
        6寸5分 ¥24,780
        7寸 ¥25,095
        7寸5分 ¥25,515
        8寸 ¥25,725

●やまちゃんから
赤木さんへ、おかめの写真とって送って下さい。
このタイプは、売ってなくて自作するしかしようがないかもね。
EMの京都農場で「はったんずり」と言って使っているのを見ましたので、
そちらで聞いてみるといいかも。

財団法人 自然農法国際研究開発センター 京都農場
〒629-0134
京都府船井郡八木町西田河原條3-1
TEL:0771-42-5772 FAX:0771-42-4864
http://www.infrc.or.jp/infrc2003/research/accesskyotof.htm

6/13 神奈川の千田さんから「おかめ・8反ずりの入手先 教えて下さい」
神奈川の千田です。いつもありがとうございます。

さっそくですが、田んぼにコナギが出始めて、除草をはじめました。
条間は除草機をかけていますが、株間が残ってしまいます。
手取りをしていますが、からだがきつくてしかたありません。

当地では、おかめ・8反ずりを見かけたことがなく、入手できません。
仕事のあいまに、見よう見真似で木製で作り始めましたが、
柄の取付け部分とか、歯をどうしたらいいのかと思いあぐねていました。

あまりにもタイムリーな赤木さんの宅急便に飛びつきました。
1日でも早く、おかめ・8反ずりを入手したいので、
購入先などどうすればよいか教えてください。
よろしくお願いします。

6/13 岐阜の大坪さんから「コナギについて」
早速、教えていただきありがとうございます。例の水の減らない田んぼですので、深
水は充分に出来ますので、やってみます。
主人は水を抜いてから手で取るといっていましたので全く反対の事をするとこでし
た。やっぱり、相談ができるという事は本当に有難い事だと思います。また結果は報
告いたします。
                   チョッと気が楽になった大坪でした。

6/13 福井の中出さんから「少しづつ見えるようになりました」
私は仕事柄福井県内外を動き回ることが多いのですが、稲作に関して今まで見えてい
なかったものが最近見えるようになってきました。
他人の田んぼを見ているわけですが、居るんですいろいろな試みをしている人
が、、、。
尺角植え。並木植え。
多分、成苗を疎植で植えているのでしょうが見たことも無い苗の姿の田んぼ。
大丈夫なのかと思うほど雑草の生えている田んぼ。
、、、勉強させてもらいます。

見えるようになったと言えば、害虫や雑草もそうです。
主な雑草は2葉くらいから区別が出来るようになりましたが、
田んぼの一面に出た時、雑草に対する免疫の無かった私はあたふたとしてしまいまし
た。
結局その田んぼには除草機を押してから除草剤を撒きました。
今は、雑草の多い田んぼには早朝の涼しい時に除草機を押しています。
おかげで健康な体が作られているように感じます。
でも、精神的にはこれ以上はゴメンというのが本音です。

サラダ油番外編です。
サラダ油で苗が枯れたことは前に言いました。
よく見るとコナギの成長もストップしているのです。
田んぼの水を落とした時にコナギにサラダ油を塗っておきました。
でも、翌日から雨が続いてそのコナギが水に浸かってしまいました。
サラダ油を塗って一週間たった今、葉っぱは枯れはしませんが杉葉のように縮まった
ままです。
中干しが始まったらもう少し成長しているコナギで試したいと思っています。
どなたか先に試してみませんか。

6/12 静岡の藤田さんから「もう一通」
友人と作っている田んぼは、今年もやむを得ず(性懲りもなく)、不耕起で
再挑戦しました。
4月頃、このHPで不耕起稲作について、愛媛の大西さんが「春草を刈って
すぐに水を張り、田植えまでそのままにしておく」という徳島の沖津さんの
やり方を紹介されていましたが、実は私も去年の経験を踏まえて、今年はこ
れでいこうと思っていました。
しかしそうは問屋がおろさない。明日かあさってに用水が来る、と聞き、急
いで7畝(苗が植わる正味の面積)の田の草をモアーと草刈機で刈ったのが
5月8日。しかし水路に水が来ても、よそ者の私たちが水を使えるのはいち
ばんあと。結局また草が伸びて、水が入った後に草刈機でえらい苦労をして
刈る羽目になりました。
それでも田植えまでの間に所々伸びて、草を手取りしながら田植えをしまし
た。最初からトータルすれば、植えるまでの草取りに延べ20時間くらい費
やしていると思います。
この田はイグサが多く、春草が枯れると入れ替わりにどんどん増えます。こ
の草は刈って水没させるだけでは無理なような気がします。かと言って、7
畝全部を手で根こそぎ抜いたらいったい何時間かかるのか。
また田植えが終わるや否や、コナギがどっと姿を現します。友人は去年(そ
れまで代かきして作っていたときそうしていたので同じように)田植え後4
日して米ぬかをまきましたが、これでよけい草が増えたようで、今年はまく
のをやめました。米ぬか除草は代かきした田でないと効果がないと思いまし
た。
隣の田んぼでは男性が自然農で作っており、こちらは草をただ刈って植える
だけです。どれがイネかわからないくらい草が伸びてきており、特にキシュ
ウスズメノヒエがびっちりはびこっているのには驚きました(手で引っ張っ
ても抜けませんでした)。私たちの田にもこの草はありますが、本岡さんの
書いていたようにローラー作戦で田植え前に取りまくりました。
機械の使えない素人には、不耕起は確かに魅力的なんですが、よほど時間に
余裕のある人でないときついような気がします。岩澤信夫さんの不耕起栽培
の本は、基本的に冬期湛水を前提にして書かれており、それができない田は
かなり難しい。あまりにも手間ひまがかかるのは現実的とは思えません。


6/12 岡山の赤木さんから「イネミズゾウムシほか」
 赤木@菜の花です。
 
台風の雨で田んぼに水がだいぶん溜まりました。
早く植えようとすでに代掻きしてある人の田んぼは、池になっています。田植えどころではないので、水を落としています。粘土コロイドやカブトエビの幼虫や卵を含んだせっかくの水が垂れ流しです。
 私んちはこれからだから、いい雨でした。日曜日から代掻きが始まります。
今年は買っちゃったよ。。。。念願のハローを。折畳式の打ち幅2.6mです。人参の香西さんから「赤木さんほどの規模でハローを持ってないの?」欲しいという気持を封印していたのですが、このひと言で封印が解けてしまいました。
 
 藤田さんからイネミズゾウムシが・・・・・ということでした。姑さんが薬振らねば、、、とおっしゃるとの話ですが、答えはその姑さんこそご存知と思いました。この虫に薬で対処する前の時代をご存知のはずです。近代農法に毒されて昔のことを忘れているのでしょう。薬のなかった昔の技術こそ、いま求められているのです。お聞きすれば、そういえばこんなことやっていたっけ、と話が出てくると思いますよ。ホリドールやパラチオンの無かった頃のことをね。
イネがひ弱でさえなければ大丈夫だとは思いますけどね。
 
 大坪さんのコナギには参りますね。私の経験では、コナギは小さいうちに浮かすのがいいように思います。水を深めにしておいて除草機を押したり、当地ではおかめ、やまちゃんちでは8反ずりなどと呼んでいますが、楕円形の枠の下側に金属の歯がついていて、土の表面をがりがり削って草を浮かせるものです。土から離れて流浪の身になるともうしめたものです。深水を保つとやがて腐ります。干すと根付きますよ。わたしはこうやって対処していました。。。。。過去形ね。浮かなかったやつは、後日手取りね。
 
 岡山の金田さん。宅配便の世界へようこそ。私も岡山市南部在住です。旭町と言えばラベンダーの咲く牧場の館でしたね。
 近所同士で仲良くやってゆきましょう。よろしく。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通

6/11 福井の塚本さんから「今年のイネミズゾウムシ」

 今年は珍しくイネミズゾウムシに食いつかれました。
徒長した黒米の苗にたくさんたかっていました。家の敷
地内の田んぼなので家庭ごみ(残飯野菜くず等)がたく
さん入っていたのが原因でしょう。そのまま2〜3週間
ほど放置したらイネが元気になって収まりました。苗は
4葉ぐらいだったかな。例によってばあ様は薬振れと連
日やかましく言っておりました。
 コナギが大きくなってさっさと除草剤振っておきなが
ら言いにくいのですが、私の場合はイネミズゾウムシが
たまにいるくらいならそのままにしておいて大丈夫でし
た。稲の新葉が常に緑だったので安心でした。大丈夫で
ないのは年寄りの嫌味を連日聞かされる私のこころのほ
うですね。
     塚本でした。

6/11 静岡の藤田さんから「イネミズゾウムシ」

先月末、育苗中の苗を試しに家の小さな田に植えたらイネミズゾウムシがい
るのがわかり、どうしたらいいのか何度もこのHPの過去のログを調べまし
た。先日の中出さんの報告には喜んだり、がっかりしたり。友人との共同田
んぼで忙しかったこともあり、まだ今日の時点で田植えをしていません。
(多分月曜になるでしょう)
健苗なら心配ないのですが、今年は苗つくりがうまくいかず、どうも徒長気
味(赤木さんの指導を守って黄色にはなりましたが)。逆に友人からもらっ
た苗は短くて真っ青です。
田んぼは家の敷地内にあり、まわりを建物や土手、茶畑に囲まれて風通しも
悪く、いかにもイネミズゾウムシが好みそうなところです。姑には、育苗の
段階で薬をふらないとこんな谷津田じゃ無理だと言われました。
また、ここは水持ちの悪い田んぼで、姑が作っているときはよく井戸水をか
け流しにしていました。
何も知らなかった去年はどうも本で読んだことが先行しましたが、1年この
HPで勉強したおかげで、自分の田んぼの特性にあった技術を見つけること
が大事だと痛感しました。
夫は田んぼを泳ぎ回るおたまじゃくしを見て、「ここにこんなたくさん生き
物がいるのは子供の時以来だなー。イネにムシがつくなら米作るのはあきら
めて、蛍でも育てりゃいいじゃん。」とノーテンキなことを言うけれど、私
はやっぱり口に入るものの方がいいよ〜。


6/11 岡山の赤木さんから「菜の花日記(すき込み後その2)」

6/11 岐阜の大坪さんから「コナギについて」
大坪です。
一枚の田んぼでコナギがびっしり生えてしまいました。
除草剤は主人に任せていましたが、振る時期が遅かった為、みごとにコナギだらけとなりました。以前米ぬか除草で失敗した時(違う田んぼ)手で掻き取り一部泥の中に埋め込んでいったら、白足袋で歩けると近所の人にいわれしまうほどその部分がびっしりと生えてしまいました。コナギに養分を吸い取られてしまったかの様に淋しいイネつくりと相成りました。同じ一年草でもコナギはヒエなどと違い、いったん土の中からでてしまうと、嫌気状態でよけいに優先化していくというようなことを書いてあったような覚えがあります。ということは一旦顔を現したコナギは手で取るしかないということでしょうか。米ぬか除草はコナギがある田んぼではよほどタイミングが良くなければ難しいという思いを強く感じました。という事で、主人と二人でもう少し大きくしてから(手で取りやすい大きさになったころ)とる事に決めました。しかし追肥の時期が迫ってきています。コナギの成長を待つというのも何だか複雑な気持ちがしますが。特にオモダカなどと違ってコナギの繁殖力はすざましいものでした。
6/11 岡山の金田さんから「はじめまして」

はじめまして。岡山の金田です。
「除草剤を使わない稲作り」のHPを発見して、お気に入りに追加し
沢山の欲しかった情報をもらいました。
(米の保管については、グッドタイミングでした。
こんな情報が欲しかった。)

昨年、長年のサラリーマンに終止符を打ち、
田舎(岡山県のヘソに近い旭町)で少しの米と野菜作りに挑戦しています。
平日は、単身赴任?で田舎に。
週末は、岡山の自宅で。
何しろ,米つくり1年生ですので、分からないことばかりです。
現代農業を毎月楽しみにしながら手探りです。

「あなたの失敗はぼくの肥やし」そのものを期待してます。
また、近くの方とも交流も出来たら嬉しいです。
よろしくお願いしま〜す。

 岡山市 金田

6/10 やまちゃんから・(続)コナギの生えた田んぼの代かき
昨日言っていたコナギの写真を忘れずにとって来ました。
(この田んぼの名前は、「大戸井中」と言います)
 
1枚目は、代かき前に手でドロをすくい上げた写真です。
5月29日に田んぼが水が入ったので、さっと一回ドライブハローで走りました。
(時速約2キロで、PTOの回転は1です)
それだけでは水もちが悪いので、31日にもう一回同じ条件でドライブハローをかけました。
2枚目の写真は、時速2キロ、PTOの回転は2で植代をかけ、
2時間後に畦端に風で吹き寄せられたコナギの写真です。
真ん中に少し大きめの雑草(芋をもっている)は、オモダカです。
東南の方角からの風がけっこうあって、ほとんど吹き寄せられていたので、
ガンジキで引き上げてみたら、おもしろいように集まったので、
結局、半分くらい引き上げてしまいました。
オモダカは、一昨年の引き上げ作戦がまだきいているのか、数は少ないようです。
 
昨日書いた事を、もう少しわかりやすく言い換えると、
テーマは、姫路のような西南暖地での、6月始め頃の田植えのコナギ対策といえるでしょうか。
あるいは、2回代かきで、荒代のあとに芽を切ったコナギを、
仕上げ代かきの時に、がぶがぶ水で浮かせて叩くか、
それとも、ひたひた水でドロの中に練り込んで叩くか、
いったいどっちがよかんべ、とも言えるでしょうか?
 
今年は、仕上げ代かきは、だいたいひたひた水でやるようにしていたのですが、
「大戸井中」はたまたま、たっぷり水が入っていたのでがぶがぶ水でやりました。
このあと「稲葉田んぼ」の代かきをやったのですが、
「しまった、デジカメを持ってきておくんだった」と思いました。
5月29日に1回目の代かき、31日に2回目、
それでも水もちが悪いので6月5日に3回目の代かきをやった田んぼです。
(いずれも、時速2キロ、PTOは1)
もともとヒエに悩まされる田んぼなんですが、5日の代かきの時はまったく見えず、
今年はどうも様子が違うと思っていました。
ところが、今日植代かきに田んぼに行ってみると、けっこう生えているのです。
1葉か1,5葉くらいなので、5日以降に生えたものと思われます。
ひたひた水とも言えないくらい水がない状態で代かきをして、
ヒエをドロの中に練り込んでしまいました。
「こいつは、デジカメをもってきて写真を撮っておくんだったな、
大戸井中といい比較になったのに」
と、思った事でした。
 
この二枚の田んぼの今後は、折に触れて経過報告をしてみたいと思っています。


6/10 福井の塚本さんから「菜の花すきこみの田んぼ」
菜の花をすきこんだ田んぼにコナギがたくさん生えまし
た。今まで見たことがないくらいに大きく太くなってき
たので除草剤を散布しました。田植え後25日のことでし
た。
1.しょぼしょぼの菜の花だった。
2.水漏れのする田んぼで常時水を入れている。
3.代掻きはいいかげんで、今でも土の塊がたくさんあ
ります。

 かなり悪条件での試みでした。これで菜の花が草抑え
に無効というつもりはありません。むしろ除草剤のよう
に劇的に効かないことにほっとしました。水の上にあく
が常時浮遊している場所は、草が少しもありません。こ
れはやってみてわかることでした。菜の花のすきこみで
地力がつけばやった甲斐があったということになりま
す。種代がかかりますが、今度は条件のいいところでも
う一度試みたいと思います。

 田んぼによっては、最初コナギがあったのに稲の生長
に負けて消えてしまうことがあるのですよね。何度か経
験しています。
 一度やってみて3年ぶりにすっとした塚本でした。

6/9 やまちゃんから「コナギの生えた田んぼの代かきについて、ああでもないこうでもない」
神戸の西田さんの茶髪じゃなかった、白髪の白い苗、
うちでも時々あったなあと思って、見てみると今年はありません。
なんだろう?
たまにはこんなのもあるわと思って、今までは気にせずやっていました。
苗代全体に広がらず、ちらほらでしたら、生理障害か何かじゃないでしょうか。 

さて、田植えが半分(田んぼ3枚、コシヒカリ)終わったところです。
残りは、明日植代をかいて、あさって6月12日にヒノヒカリの田植えです。
前半の代かきと田植えをしながら、今年は雑草が少ないなと思っていました。
植代をかいた時に浮かび上がって、漂っている雑草がほとんど見えないのです。
泥をすくってみても、いつもヒエが多い田んぼでもほとんどヒエの新芽が見えません。
これはどうした事か、冬場に投入した米ぬかがなんかの効果を出しているのか?
それとも、雨が多くて雑草の残渣が多い状態で代かきせざるを得なかったのですが、
そういう天候状態が何らかの影響をしたのだろうかと思ったり、首をかしげていました。
 
ところが、今日明日代かき予定の田んぼの泥をすくってみて、
おっとどっこいと思ってしまいました。
片手で泥をすくうと、5〜6本くらいは2葉展開くらいのコナギがあるのです。
出来れば、明日代かき前にデジカメで写真を撮りたいと思っています。
この田んぼ、無農薬にして8年ほどになります。
オモダカを大発生させてしまって、一昨年は荒代をかいてから2週間ほどおいて、
もう一度代かき、葉っぱが出て浮力付いて浮かび上がったオモダカを網ですくい取るという作戦をやった田んぼです。
去年は、田植えして数日にうちに台風が来て、ウキクサが稲の上に覆い被さってしまった田んぼです。
去年も、コナギ、オモダカ、ホタルイなどが出ていました。
植代前の今現在の状態は水深4センチくらい、満々と水が張られています。
その中でカブトエビやホウネンエビが気持ちよさそうに泳いでいます。
そこで悩んでしまったのが、この水を落としてひたひた水の状態で代かきをして、
このコナギやオモダカをドロの中に練り込んでしまおうか?
はたしてうまく練り込んでしまう事が出来るだろうか?
それとも、このがぶがぶ水状態で代かきをすれば、
コナギやオモダカは水の上に浮かび上がって漂うことになるだろう。
田植えの時に水を落として田植えすれば、オモダカやコナギは復活してしまうだろう。
後藤さんの言うように雑草と水と一緒に流して落としてしまうか?
田んぼには、ウキクサが繁茂していて、田面の半分以上を覆っています。
水と一緒にうまく流れ落ちてしまうかなあ?どうもそうは問屋が卸してくれないような気がします。
オモダカやコナギをすくい取るという方法も、ウキクサの量を考えたりすると、
とてもとてもと思ってしまいます。
 
そこで最終的に選択した方法は、このがぶがぶ水状態でドロをかき回すように代かきをする。
そして田植えも、水を落とさず水中田植えをしよう。
田植機が波を立てながらの田植えになるので、少し速度落としながらしないと、
苗の植え付け姿勢が悪くなってしまうので、ゆっくり田植えするようにしよう。
そして田植え後、そのまま5センチくらいの深水に入るようにしよう。
オモダカやコナギはぷかぷか水に浮いたままになるだろう。
コナギの方は、ウキクサに包まれた状態で浮かび続け、かなりダメージを受けるのではなかろうか?
オモダカは、今までの例からいくと、鎌首をもたげるように復活してしまうかもしれない。
風に吹き寄せられて、風下に集まるのが多いので、
様子を見ながら拾い集めるという手だても必要になるかもしれません。
 
以上、ああでもないこうでもないと代かきしながらいろいろ考えながらやっているんですと書いてみました。
下手な考え休むに似たりか、その結果はいずれまた書くようにしましょう。
明日忘れなければ、デジカメで写真を撮ってきます。
 
6/6 福井の塚本さんから「平成16年の草抑え」

1.カルガモの除草に期待する田んぼ4反

 今のところ草は少ないです。カルガモの数は少ないで
すが頻繁に泳いでいます。餌のつもりで反当り15キロ
のくず米を散布しました。まあこの方法は偶然そうなっ
たということですね。

2.なたね菜のすきこみの田んぼ 1反半

  しょぼしょぼのなたね菜をすき込みました。あくが
たくさん浮いてきます。脱脂大豆を散布したときもこの
ような感じでした。脱脂大豆のような異臭はしません
が。5月15日に田植えをして今約20日過ぎたところ
です。こなぎは生えてきて大きくなってきました。今の
段階ではなんともいえません。

    塚本でした。

6/4 福井の中出さんから「イネミズゾウムシとサラダ油 その後」
結果 : 苗が枯れました。
結論 : 通常の食害なら放っておけばいい。

>サラダ油は反当どれくらい撒かれましたか?
●試しに枕地にだけ撒いたのです。たんぼ全体ではありません。

>イネがまっきっきの天ぷらを揚げたようになって枯れてしまいました。
●私の場合、真っ青になってから枯れました。

多分、立ったまま油を風に任せて撒いたので葉っぱに直接油が付いたのが良くなかっ
たのでしょう。
でも、そうでない水面に広がった部分でも成長に影響が出ていると思われましたの
で、問題があるのではないかと思います。
あれから約2週間、再生の葉が出てきています。
強いですね稲は。
 
●やまちゃんから
2003年6月11日の上野さんの記述を読み返してみました。
一反につきサラダ油(1300グラム)を2〜3本と書いていましたね。
風のある日にやると、風下に吹き寄せられてしまうので、
雨の日にやるといいでしょうとも。
http://josonet.ojiji.net/2003nen/2003-6.htm

HOMEに戻る