2004年8月のお便り   HOMEに戻る

8/31 やまちゃんから

台風一過。
台風中に読んだ一句。

ごうごうと おれが台風だと うなりよる

久しぶりに、そうなんだ、これが台風なんだと、ぎしぎしうなる家の中で、通り過ぎるのを待ち続けていました。
毎年、毎年いくつもこういう台風を迎えている沖縄や九州の百姓はたいしたものだ、
でも、こんなほめられ方をしても、ちっとも嬉しくはないだろうと思っていました。

コシヒカリは、見事に倒れていました。
でも、さすがコシヒカリ、挫折倒伏ではありません。
これならコンバインにかかってくれるそうというなびき倒伏でした。
台風18号が、あっちゃむいてほいを願うばかりです。

8/31 愛媛の大西さんから「ヒエ放置3年目」
ヒエ豊作の話が多いようですね。
私の田では、ヒエを放置して3年目になります。
ヒエはどこまで増えるのかを、テスト中です。

ヒエ対策としては、7月中に週1回間隔で、長靴で踏みつけているだけです。
ヒエの出穂が、稲の出穂の後になります。

問題点は、ハーベスターが詰まることがあるので、脱穀に時間がかかることくらいです。
   
                             大西@愛媛

8/31 福井の吉村さんから「カヤねずみの巣」
カヤねずみの巣
稗が生えているので台風前にヒエヌキに入りカヤねずみの巣を何個か発見1個だけ中身が気になり分解すると6匹の赤
ちゃんねずみがいました。
収穫直前にこんなすがコンバインにかかると厳しいことになりますが。自然の定めでしょうか。
カヤねずみの巣には、今穂が混ざっており大きくなるとこの籾を食べるのかなー。
有機無農薬で栽培していると、色々な事に出会います。色々な発見があり楽しいですよー。

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よしむら農園
吉村 義彦
URL:http://www1.kl.mmnet-ai.ne.jp/~yokun/

8/29 佐賀の那須さんから「私もひえたんぼに落ち込んでおります」

佐賀県鳥栖市の那須です.
私もひえたんぼに落ち込んでおります。
深水と除草機でひえ退治はできるという気持に
油断があって作業時期のタイミングずれからか、
すべてがごてごてになり、田植えからずーっと
ひえとりに明け暮れる日々です。6.5反の田んぼは
ひえの葉に「コブノメイガ」がついて真っ白な葉波になって台風16号を待っています。
 ひとから「稲もひえとりしているあなたも報われずに哀れに見える」といわれ返す
言葉もなく、それでもひえ田にはいればひえとりにはまつてしまいます。
 自分の体力に合う部分だけ無農薬で残りは1度だけ除草剤使ったらと哀れむように
もいわれて「いいや」と言えなくなるほど弱気になってしまっている自分が情けな
く、「なんのために無除草剤の稲作り」
にしたのかと自問自答しています。今年みたいに
失敗すると「それでも無除草剤でなければいけないのだ」という確固たる論拠で自分
を奮い立たせ
、失敗の要因を分析して来年の対策を起てざるを
得ないほどに打ちひしがれさせられます。米作り自体を続けられなくなりそうなダメー
ジではありますが、
なぜか私と同じ思いをしているかたがおられると思うと救われる気がします。ひえを
見るのもいやですが気持をとりなおして田にむかうことにします。
ありがとうございました。

 2004,8/29  s,nasu

8/29 岡山の林さんから「カブラヤガ」

皆さんこんばんは、
台風16号がいよいよ近づいてきましたね。皆さんに被害がなければよいのですが・・
・。
この台風は上陸すれば急速に東向きに向きを変えるような気がする。雲の動きを見ている
と、日本の上空に強い東向きの偏西風があるようだ。台風はあれだけの強風を吹かせる
が、実は自分では動けない。台風自身は風に吹かれてあっちこっちと動く。
北京では交通信号は発光ダイオードが採用され始めているようだ。真昼で信号が見えにく
い時間帯でもはっきりと見分けられた。発光ダイオードは視認性がとても良い。青色発光
ダイオードが交通信号への採用を可能にした。窒化ガリウムの半導体はバンド幅が広いか
ら青色どころか紫外線も発光できる。
発光ダイオード(黄色)を使えば夜蛾対策の決め手にならないかな?私も最近になって8
8%の発芽率のニンジン種子を使って90%以上の発芽が達成できるようになってきた。
そこに障害となってきたのがカブラヤガだ。ニンジンがやっと発芽してもカブラヤガの食
害で思い通り均一の生育が出来ない。夜蛾の嫌う黄色の光がよいかもしれない。発光ダイ
オードの利点はなんと言っても省エネルギー性にある。蓄電池だけで十分な発光が可能と
なる筈だ。それにしてもこの夜蛾は暗闇の中でどのようにして餌場を探し当てて卵を産み
付けるのだろう?ニンジンの発芽から間を置かずに卵から孵ったばかりの小さな幼虫が活
動を始める。不思議だ。この幼虫は大きくなれば土の中から見つけ出すのは簡単だが、小
さいときは見つけるのも大変だ。

林 正弘
岡山県御津町

8/28 兵庫の衣笠さんから「お願いと意見!」

ご無沙汰しています。もうすぐ合併で姫路市になりそうな夢前町の衣笠です。
今年は、見事な”ひえ田”を沢山作ってしまいました。
少しの気のゆるみと、見当違いが大きく作用する無農薬の難しさを
つくづく感じております。
しかし、近所からの苦情にも負けずにひたすら謝りと言い訳とで
意地で無農薬を貫いています。
確固たる無農薬農法を次の世代へ残すため、今の失敗が有るのだと
言い聞かせながら、来年の作業内容と手順を頭の中で巡らしています。
”来年こそは、ヒエの生えない無農薬田をずらりと並ばせて見せる!!”
天候、土壌、土質、水便、時間などの言い訳は、もうしたくありません。

無農薬を始めて、言い訳が妙に多くなった自分を少し反省しています、、、。

農薬や化学肥料の使用は、理想的には反対です。私も危険性を身近で
見たり体験したりしていますから。しかし、専業農家で家族、従業員を
養って行くには、まだまだ安定していない無農薬農法にすべてを賭けるのは
危険性が高すぎます。理想と現実の狭間で格闘せざるを得ないのです。

今年は、無農薬9ha、農薬使用16haです。
無農薬の米は、自信を持って売ることが出来ます。
しかし、農薬使用の米を”危険ですが買って下さい!”とお客さんに勧める
ことは有りません。でも、安心ですと言って売るほどの度胸も有りません。
せめて、栽培履歴を明確にし、一斉防除でなく虫や病気にあった農薬を選ぶ事
をして、「その点は、安心です」と言ってお客さんを安心させるべきなのでしょう
か。
難しい問題です。
 お願い!
ところで、無農薬、無化学肥料栽培のお米の”ぬか”を探しています。
出来れば、認証が有れば理想です。重金属も低レベルが理想です。
個人メールでご返事を頂ければ、価格や詳細をお知らせします。
yumekoubou(アットマ)pop21.odn.ne.jpまでお願い致します。
特定農業生産法人 (有)夢前夢工房
兵庫県飾磨郡夢前町宮置918   衣笠 愛之(よしゆき)

8/28 岡山の江口さんから「Reひえの豊作」

 清音村の江口です。車で1時間ほど走れば、大先生の赤木さんがいるのですが・・・。
 福井の斎藤さんの「ひえの豊作」をみて、ついつい書いてしまいました。
我が家の1反の田んぼ、まさに斎藤さんと同じ状況です。昨年もひどかったが今年は
特にひどいです。カラシナをすき込むまでは,良かったのですが・・・。
 来年は、休耕田にします。

8/27 福井の齋藤さんから「ひえの豊作」

お久し振りです。福井の齋藤です。除草剤なし、で、はじめた稲作も、浅水管理に失
敗し一面ひえの大豊作・・。周りの田んぼは黄金色。除草剤の怖さを
自分の家族で身を持って知ったのですが。。。。
周りで見ている人人の、嫌悪感に満ちた目。除草剤の怖さよりもっと落ち込みます。
 草をはやすのは、
そんなに悪いのか?茂った草で、次の年の肥やしにするつもりです。   今日ハナ
エチゼンの、刈り取りをしました。コンバインの後ろと前に、しらさぎが
2羽付いて、刈り取る時、飛び立つたくさんの昆虫
や、ミミズなどをうまそうにツツイテいました。
まだまだがんばります。

8/27 東京の小澤さんから・Re鈴木さんのこんなの役に立ちますか?

本当にお久しぶりの投稿です。東京府中の小澤です。

>久し振りです静岡は小山町の鈴木です。
>名前は「米の精」と言います。

BG無洗米のヌカですね。
出来れば、現場で利用していただきたくない代物です。
詳しくは、弊HP「無洗米考」ご参照ください。

鈴木さんに他意があるわけではありませんので、
ご理解ください。

最近、道路の作り変えについて、市に陳情出したりして、
一杯一杯でした。

店の前の一粒、一株植えのプランター田んぼも
出穂しました。イネツトムシもご来場。
弊HPに貼ってあります。
今年は、一粒が、50以上に分けつしました。

有限会社てんち(天地米店)
小澤 量
東京都府中市宮町1-34-14-101
TEL 042-361-2511
FAX 042-365-7050
E-Mail rio-ozawa(アットマ)mub.biglobe.ne.jp
http://www.107heaven-earth.com/

8/27 姫路市水族館の市川さんから「いなご」

市川@水族館です。
盛り上がっていますね。
国立大学が独立行政法人になって、どこの大学も大変です。
『産』からお金を取ってこれない研究室や、学生の集まらない人気のない研究室
はどんどん閉鎖されていくと予想されています。大学の教官も、おちおちしてい
られない時代になりました。『産学協同粉砕』などという立て看板が大学内に立
てられていた時代があったことが夢のようです。
明治の昔と異なり、大学の先生というのは、『専門の方面についてとても詳しい』
というだけの存在でしかないはずですが、『自分は何でもよくわかっている』と、
思い違いをしている先生が時々いらっしゃいます。『専門馬鹿』が『馬鹿専門』
に堕ちていくための時空間はそれほど広くありません。
 さて、話は変わりますが、吉村さんのイナゴいいですねエ〜。
私も田んぼの学校で2年続けて子供たちに食べさせました。はじめは、おぞまし
いものを見たような目をして、手を出さなかった子供たちが、やがておいしいと
言って争って食べてくれました。
 人間を含めて動物は、他のいのち(植物を含めて)を食べることによってしか
 生きていくことができない存在です。加工食品ばかり食べていると、そのこと
 がわからなくなります。食べ物が工業製品のように見えてくるのです。規格化
 された画一的な食品が良いという発想は、まさに工業製品の発想です。
 こういう勘違いをしている人たちには、イナゴを食べさせてやりたいと思いま
 す。イワシやサンマでは、慣れすぎてしまっていて、それが少し前まで生きて
 いたことに想いが至りませんが、吉村さんの足のついたイナゴ(私たちは足と
 羽をとってから料理しました)は、それが『いのちそのもの』であることを強
 く主張していて、食べる瞬間に頭の奥にガーンときそうです。農薬礼賛の『先
 生』にも食べさせてやりたいですね。 

8/27 岡山の赤木さんから「匿名さんです」
赤木@菜の花です。
 
そして、もう一つお願い、匿名さんのお名前を明らかにして
、ご発言をお願いしたいです。これほど信念を持って断定的に
おっしゃるのですから、ご自分のお名前を明らかにして、先ず
書かれた中身に責任をもたれるのが本当と思います。
 
 名前を白日の下に、、ということで出てまいりました。逃げも隠れもしません。
匿名にして責任のがれをしようというような魂胆はありません。
 このような考え方をしている研究者がいるということを、知っていただくためにあえて匿名にしてみました。匿名にした方が自由に発言できる場合もある、ということも事実です。
その前の農薬一斉散布の記事なんかは、良い例です。
匿名に深い意味はありません。どうも。。。。
 必要なら発言した教授の名前も、ご希望なら公表いたします。
ま、分別ある人が新聞のインタビューに答えているぐらいですから、尻拭いはご自身でされるでしょう。
 
じ・つ・は
 去年の秋に岡大で「食の安全」と言うテーマでシンポジュームがありました。この先生、農薬は安全ですよと余りにも声高に発言されるので、私の堪忍袋の緒が切れました。
 「あなたの発言には環境という考えがどこにも無いです。残留農薬がどうのこうのなんてことは、てめーら人間の勝手であって、散布した生産現場はどうなるんですか。何もかにも皆殺しですよ。それを効果があったと言って喜んでいる。環境中には蓄積されている」 とまあこんな具合でした。
 この会の運営責任者の岸田助教授は、真反対の研究をされている合鴨先生です。きっと日常がやりにくいだろうね。
 
 波紋の大きいことに驚き、その内容にフムフムと感心・勉強させていただいています。
必要悪として最低限の使い方なら私も許します。現実には不要防除が溢れています。
みんないっせいにそ〜〜っれなんてのは最たる例です。
 
  自然を愛し環境を考える岡山の百姓      赤木歳通

8/26 おけいさんから「久しぶりの投稿です。」

ご無沙汰しております。ただの消費者 おけいです。
やまちゃん、いつもHPへのUP、ありがとうございます。
(HPで参加させていただいてますよ〜)

岡山の匿名さま、
ん? 腹が立つかどうかって? んなもん通り越して、悲しみが押し寄せてますわ。

この世の中
安全は自分で確保しないといけない時代です。
どんなに権威のある人がものを言おうと、そこに
無償の愛がなければ、信じてはいけない。
「黒」を「白や」と大勢の人が言い続ければ、それは白になるねん。
言葉なんてそんな程度のものやねん。
規則規則で固めていくのは、お互いを信じられないからやん。
そんなことしても、無駄でしょうに。
フフン、、、鳥インフルエンザしかり、野菜の産地しかり、
自動車も信じられへんで〜。
ああやって露見されると、目が点、口があんぐり、やね。
企業、学校、政治家、官僚、警察、、、、
がんじがらめの規則・法律の中で生きてても、ちゃぁんと抜け穴が
あるようやし、

規則守ったら守られる? だめだめ、
人の道をはずれて、我欲だけで生きているヒトは
たとえエライさんで、実力があっても、
絶対守ってくれへんよ〜。

どこで、手ぇ打つ?
営業できないと死活問題になるお百姓さんは、いややなと思っても
規則を守って薬まいて、合格印押してもらって納品するんでしょ?
そのうち、「いややな」なんてことは無意識の底へ封じ込めて
いくんでしょう。

匿名さんでさえ、何かに脅威を感じて口をつぐんでしまわれるのに、
生活かかってるお百姓さんに、何ができる?
せめて、自分ちで消費するものには薬かけない、、、っていう
ことぐらいじゃないん?
ヒトの命が犠牲になっても、大きな流れは変わらない。
いかに、急流に巻き込まれないように生きていくか。。。


中道さん、お父様のことは気の毒やったけど、
違いがわかる身体と、身体の声を聞く感性を親御さんから
受け継がれたようで 考えようによってはラッキーやったと思います。
たいていのひとは、お安いランチを「安くて美味しい〜!」と
誘い合ったりして行ってるよ。
何で安く仕上がるかなんて、考えもしないで。

あ、こんな私でも、車に乗って排気ガスまき散らかしてますし
外食もするし、工場大量生産のお菓子やパンやラーメン、
息子に食べさせてますわ。
しかし、バカ食いするほどバカじゃない。
変な味を感じたり、食べたくないと感じたり、、、
ま、私なりに、息子なりに。。。

地球規模での、汚染と温暖化は免れないみたいやし。
自給自足なんて無理やし

ねぇ、「愛は勝つ」って歌があったけど
「無償の愛」は「勝つ」ん?
身をすり減らして雑草と戦い、夏バテをおして秋野菜の準備をしてくれる
お百姓さんの無償の愛は!

はぁ〜〜、物悲しいのは、夏が終わるからかしらん。。。

たまに書いたら、可愛げのないことで、すみません。
小さな畑でほぼ毎日、いろんな虫と食うか食われるかのバトルをやっているおけい
ちゃんでした。

8/26 福井の塚本さんから「化学物質過敏症」
中道さんの症状、それは典型的な化学物質過敏症ではありませんか?
 日常生活が送れるのは不幸中の幸いで、仕事にもいけない例を読んだことがあります。

  福井の塚本でした。
8/26 滋賀に泉さんから「Re・みんなどう思う」
皆様ご無沙汰しております。久々に投稿させていただきます。
立て続けにメールが飛び込んできて驚いています。凄い盛り上がりようですね。だいぶ前に読んだので細かいことは憶えていないのですが、ある大学の先生(土木が専門)がこんなことを書いていました。

文部省(現文部科学省)の科学研究費補助金(いわゆる「科研費」)を申請する際に、「ダムがいかに環境を破壊するか」というテーマだと絶対に通らない。「ダムを造っても環境への影響は小さい」だと申請は通る。科研費のような外部資金が獲得できないと「ダメ教官」の烙印を押され、昇進もままならない。それより問題なのは公務員志望の学生・院生に与えるテーマだ。お上の意に添わない研究をしていたら、いくら筆記試験の出来が良くても面接で落とされてしまう。研究費や昇進は自分が我慢すれば済むけれども、他人の将来がかかっていると考えたら、その学生・院生自身がやりたいと思っているテーマでも恐くて任せられない。

こんな内容でした。上の「ダム」は「農薬」でも「放射線」でもたぶん同じです。この先生はかなり過激な書き方をしていましたが、嘘は書いていないと思います。情けないけれども、これが現実です。

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泉  泰弘
〒522-8533  滋賀県彦根市八坂町2500
 滋賀県立大学環境科学部 生物資源管理学科
  Tel: 0749-28-8338      Fax: 0749-28-8579
----------------------------------------------------------
IZUMI Yasuhiro
School of Environmental Science, The University of Shiga
Prefecture, Hassaka 2500, Hikone, Shiga 522-8533, Japan
  Tel: 0749-28-8338      Fax: 0749-28-8579
___________________________
 
8/26 神奈川の笹村さんから「農薬問題」
あしがら農の会の笹村です。やっと涼風が立ち、稲も極めて順調な成育で、ホッとし
ています。ぬか抑草の成功例の報告、および失敗例はもう少し時間の余裕が出来たら
ばさせていただきたいと考えております。

その前に急に熱くなってきた農薬問題、食べものにかかわる全ての人、つまり人間な
ら誰もがかかわらざる得ない問題です。
現在の日本の農民の置かれた社会状況からすると、農薬の問題で、農民内部に対立構
造を作ることは大変マイナスです。と言うことはわざとこうしたことを荒立てて、力
をそぐ力学があることも考慮しておく必要があると思います。その前提で発言させて
もらえば、農薬の有害性など議論のない所で、その害の大小つまり、必要悪的意味で
存在しているものでしょう。いまさらその辺を安全だ等発言するのは何か背景がある
のでしょう。

例えば、食べる人があまりに甘さとか、軟らかさにこだわるあまり、それ以外は売れ
なくなり、強健な在来種を作りたくても作れない。その為に甘くて柔らかな虫も、病
原菌も大好きな作物を作らざるえないで、農薬を使わされるように成る。お米でも作
りずらい品種で美味しいと言うのは有りますよね。
あるいは競争の原理で、狭い所で生産性を上げろと言うわけで、密植、連作。薬を撒
かざるえなくなる。安いほど良いという経済理論です。こうした日本の消費動向が日
本の薬多様の農業を作り出してきたのは明かです。

もう一つ、考えなければならないのは農薬の害以上に問題と思われる、化学肥料の害
です。その使用量の農薬とは比較にならない大きさから、食べ物を悪くしているのは
むしろ、化学肥料の方だろうと、わたしは想像しています。
畜産の世界は、農業よりいち早く工業化されました。その中で、訳のわからない感染
症が次々に出現してきました。今世界中のいわゆる学者の先生方がその原因を、調査
して、実験して、分からない分からないを、連呼しております。確かに工業的畜産を
温存しようと言う発想の中で、ウイルスの変異の原因をいくら調査したって、みつか
るわけがありません。10万羽の鶏を一つの巨大な密閉空間に日も当てないで飼育して
いて、何が起きてくるか。素人の私ならばこれが怪しいと想像力を働かせます。昆虫
などはある数の枠を越えると変異が起きる。ウイルスにとっても、感染しやすい対象
が、無限に存在した時今までにない何かが起こり、強毒化してくる。限度を越えれば
畑にも訳のわからない病気が出現してくると思われます。

話がそれましたが、農薬の害を問題にする時に、その被害者でもある。すべての農民
を対立構造の中に巻き込まない議論にして欲しいです。消費者の動向と、それを作り
出した食品産業の誘導が悪いのです。

等と発言しながら何時も思うことは、私達あしがら農の会が、何とか宅配でやって来
れたのは、皮肉にも従来型農業への食べる人の不信のお陰です。使わないために高く
売れ、美味しくなくても買ってくれます。また赤木さんを中心に割に合うから薬を使
わない。と言う感性で発言されているのを、常常すばらしいと思っています。
 
8/26 神戸の西田さんから「わたしは思うに」
最近、ひょんなところから知りました松田喜一翁の言葉に考え
させられました。この人の本はまだ読んだことがないのですが
、有機稲の本の巻末に参考書籍としてこの人の本を見出してか
ら興味を覚えていました。
一八八七年に熊本県の豊川村に生まれた人で、純粋な農夫であ
り、たくさんの農夫を育てた教育者とも記されていました。こ
の人が『百姓の五段階』と題する短い言葉を遺されていました

「一段…金もうけ、生活高めるを目標の百姓
二段…百姓の芸術は相手が生き物であり、限りなく深遠である

三段…山は聳え、水は清く、葉澄める農村には、月を仰いで生
活するだけで、心も溶けるほど幸福を感じる。
四段…大地の声なき声を聴ける百姓になれ。農作物の心が判る
者は、大地の御心が判る者。
五段…相手が天と地のお力で営む職業である農業こそ、神仏に
近づく途である。農村こそ信仰を得る場所である。
この五根を併せ得た者が真の百姓である。生活だけなら二十姓
、四十姓に進め、六十姓に届け、八十姓に昇れ、そして百姓に
座せ。」
「産」にも「学」にもそして作り手にも、こんな精神性や感性
が備わったならば、危ない物に手は出さないでしょう。それに
しても、それぞれに罪深いと思います。
この十年余り完全無農薬無除草剤無肥料で取り組んできました
が、私自身もまだまだ道遠しの感ですが、一歩ずつ行くしかな
いと思っています。

ところで無除草剤の時代に米を作っていた先人の知恵を学びた
いと思い、黒澤浄翁の「改良稲作法」(昭和23年発行)の抜粋
コピーを手に入れて読みました。苗作りなどに大いに参考にな
るところがあるようなので実験しようと考えています。
あと黒澤式農法の「六石取米作法」や先の松田氏の「農魂と農
法 農魂の巻」などを勉強したいと思っていますが、かなり探
しましたが、東京の農文協図書館に行かないと読めないみたい
です。ちょっと遠いなぁ、です。
どなたかお持ちの方はいませんか?どんなことでも情報などあ
りましたら教えてください。

神戸市東灘区在の奈良農民
西田幸彦

8/26 福井の吉村さんから「黒米とイナゴ」
今日黒米(朝紫)の刈り取りをしました。コンバインの前に飛び交うイナゴを見て有機の田んぼでイナゴもよく成長し
たもんだ
少し捕まえようとしたがすばしこいやつに困ったが20匹くらい捕獲した。イナゴの佃煮が食べたいと思いどうしたら
良いもんか
悩む昔のお婆さんのどじょうを料理したことを思い出した。命あるものを料理するには、瞬間的にうまみを閉じ込める
工夫が
必要だ、南無阿弥陀仏と3度唱えて醤油や砂糖のぐらぐらした湯の中にさっといれ飛び跳ねるどじょうの音を聞きなが
ら南無阿弥陀仏
を繰り返しているとどじょうの跳ねる音がやみどじょう料理が出来上がるというわけです。
イナゴも生命力があり1晩糞を出させておきどじょうと同じようにグラグラ沸騰した煮汁のなかに入れると飛び跳ねる
イナゴも観念してうまみを
封じ込められたイナゴの佃煮が出来上がりました。今夜は昔の珍味でビールを頂きました。懐かしいおばあちゃんの思
い出とともに気分のいい
三方のよっちゃゃんです。  
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よしむら農園
吉村 義彦
URL:http://www1.kl.mmnet-ai.ne.jp/~yokun/
E-mail:yokun(アットマ)kl.mmnet-ai.ne.jp
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8/25 滋賀の中道さんから「みんなどう思う?その答え「 ぼくlの体が証拠だ!父は早死にした!」
 ぼくは 科学者を 一部信じて一部信じない!
なぜって 所属している機関や 資金提供がらみで 不利とおもわれるデーターは出さないし 又改ざんされている。
 
一年余り前の 農薬取締り法改正もいい例だ 「専門家たちが知恵をしぼって作った法律?」 僕から見ると 笑わせるんやんか
 農民立場から離れ (これはよいとしても) 消費者の立場からも離れ  唯 製薬メーカーにとって都合よくなっただけやないか!
 なぜこんな法律ができてしまったのか ちょっと考えた。
 ここでよぶ専門家とは 大学 何々研究所 いずれにせよ 農薬が消費されることにより利益を得る所との 関係が深いひとたちだからだ。 
 ある とく農家にこのことをボヤイタラ 「この法律でメーカー企業は今はしめしめと喜んでいるでしょう だが 本人たちは 墓穴を掘りはじめたことをまだ分かっていないだけだ!」といわれたのが 印象的でした。 
 
 農薬が安全かどうか 答えはすでにでている。
ぼくのおやじ 農薬中毒で早死にした。
そして 僕自身の体も 限界まできている。 
ぼくが 就農して一年目までは おやじが中心となって農薬散布をしていたが 毎年 盆前後なると 高熱を出して寝込んでいた
 このままでは おやじは死んでしまうと危機を感じた僕は 次の年から ぼくが中心に農薬散布を始めたのだが 一年二年はそれほどの疲れは感じなっかったが 年を増すたびに 頭が重くなり 後頭部が痛む からだが異常に重くなる。
 今では農薬をさわる または無人ヘリでの散布場所の近所を通っただけで  頭痛と 体の重みを感じてしまう。
 たぶんぼくの体の 農薬対応能力が限界まで来ているんだと 思う。
 
 ところで 皆さんは外食して しんどくなった事はありませんか? 僕は 七割ぐらいの確立で体にきます。
 日本の外食産業の安全性は かなり危ないと ぼくの体がこたえます。 最初は ただの食べすぎかなと思っていましたが  毎年お正月には 上さんが作ったごちそう 食べ切れそうにない 貧乏しょうのぼくは もったいないとばかしに 食べて食べて超お腹いっぱい だけど 夜中にしんどくならないし のども乾かない しかし外食をしたら だいたいのところで しんどくなる。
なんか分からないけど とんでもない消毒をしているらしい。
(有機リン系の殺虫剤のくんじょうとか)
 
 余談ですが フランスに 農機具の展示会につれてってもらったとき あまりにも安い旅費だったので(10万円代) 食事だけでも 贅沢しようと フルコースだ 追加注文だ で お腹いっぱい食べ食べ歩きました だけど 意外なことに 夜全然しんどくなりません どうもフランスは ファッションと農業の国とおもっていましたが 農業国と言うより 食事食料を大切にする国と考えたほうがよいのかなと思いました。 
 
 我々農民の体も自然の一部  びわっこの 中道 唯幸
 

8/25 福井の中出さんから 

 「放射線を照射して殺菌したジャガイモ。食べたら危ないと思いますか?」 早口の関西弁でいきなりの質問。口ごもっていると「危ないと思ってるやろ。それが『バカの壁』。農薬や食品添加物も一緒で、正しく使えば何も問題ない」と明快に言い切る。
 
 放射線を照射されたジャガイモは、発芽のための植物ホルモンが生成されず、芽が出なくなる。
中略
 「放射線は『怖い』というイメージばかりが先行している。これは、研究者やマスコミの責任も大きい」と自戒を込めて語る。
 
 
「研究に基づいた正しい知識を一般の人に広げることが化学者、あるいは研究者としての責務やないかな」

よく「産官学一体」という言葉を耳にしますが、企業としての「産」の論理からこの「学」の意見が出ていると感じます。
ここにおける企業の論理とは効率化と生産性にあり、それを一次産業にも当てはめようとしていることからくる無理に気付いていないことが(気付いていても表に出さない)悲劇の始まりではないでしょうか。
私たちのような者は少数であり、現実は多数のほうに流れています。
健康のために良くて、本当においしい米や野菜は「お天道さま」が作ることに気付いてほしいものです。

福井県の一百姓 中出義信

8/25 福井の冨田さんから

岡山の匿名氏様
 
福井県池田町の冨田でございます。
ご無沙汰いたしております。
 
早速ですが、
「(自然界の不可知に比べてあまりにも無知な知識による)研究に
基づいた知識を一般の(無知な)人に広げることが化学者、
あるいは研究者としての責務や」と思っておられる大学関係者の
お名前や御所属、記事(新聞名や発行日)等についてお教え
頂けませんでしょうか?
 
ご本人は新聞記者におしゃべりになられたのだから、責任ある
発言と思われます。何事も正確に知る必要があると考えます
ので是非お願い致します。(個人宛でも結構でございますが・・・。
tomita-y(アットマ)f8.dion.ne.jpによろしくお願い致します。)
 
 
それでは失礼致します。
(福井の平野部ではハナエチゼンの刈り取りがピークのようです。
池田町では稲刈りはまだまだです。)

8/24 岡山の林さんから「遺伝子組替え大豆はやっぱり危なかったのですね」

皆さん今晩は、
台風16号が不審な動きをしていますね。これは猛烈な台風ですね。地球温暖化が進
むと台風も超巨大となるでしょう。
今日届いたドイツの雑誌に、イタリアのUrbino大学の研究者の研究成果が紹介されて
いた。遺伝子組換え大豆をねずみに食べさせたところ、肝臓の細胞に変化が現れた、
というものだ。肝臓は多くの物質代謝が行われている臓器だ。組替え大豆を食べさた
ものは、非組替え大豆を食べさせたものに比較すると肝臓の細胞核の形が不揃いとな
り、また細胞内のタンパク質繊維が多くなったというものだ。
多くの人が警告を発していたが、やはり注意しなければいけなかったのだ。人でも起
こる可能性があるから、私もこれまで以上に注意することにしよう。

林 正弘
岡山県御津町

8/24 岡山の匿名氏から「みんなどう思う?」
今夜も匿名でいこう。
 少し前の新聞記事が、ちょいと気になったので切抜きしました。
今日はその内容のお話です。ある大学の教授との対談話です。
記事の出だし部分と、途中の言葉をコピーします。
 
 「放射線を照射して殺菌したジャガイモ。食べたら危ないと思いますか?」 早口の関西弁でいきなりの質問。口ごもっていると「危ないと思ってるやろ。それが『バカの壁』。農薬や食品添加物も一緒で、正しく使えば何も問題ない」と明快に言い切る。
 
 放射線を照射されたジャガイモは、発芽のための植物ホルモンが生成されず、芽が出なくなる。
中略
 「放射線は『怖い』というイメージばかりが先行している。これは、研究者やマスコミの責任も大きい」と自戒を込めて語る。
 
 
「研究に基づいた正しい知識を一般の人に広げることが化学者、あるいは研究者としての責務やないかな」
 
 さぁみんな、どう反応する?村山の母さんはどうかな?
 たかが除草剤を使ったって、なんてことはないんだよ、みんな。
全ての農薬も食品添加物も、長い研究の末に開発されて安全テストを繰り返し、人間に影響の出始める最低の摂取量(閾値)の1%を上限として、使用基準が定められている。ちゃんと正しく使えば、こんなこと気にするほうがおかしい、バカや。
 
 そんなことが言いたいんだろうね。
宅配仲間でこれ読んで腹立たなかったらすごい。人間できてる。
人それぞれに考えは違って当然と、達観できている人だ。
 私は人間できてないから、めっちゃ腹立つ。なに考えても自由だが、その考えがやがて自然を破壊し、散布する人を蝕み、人体や環境中に蓄積するようなことを容認したり、推進するようなことでは、ちょっと待ってくれと言いたくもなる。
 放射線を浴びたジャガイモは、その個体の中での生命の流れがねじ曲げられている。
取れた野菜の残留農薬は大丈夫でも、撒いた現場の汚染を、そこにあった生態系の破壊を、どう説明するつもりだ。虫が死んだからかわいそうだ、、、、なんて感情論を言っているのではないぞ。
 去年の秋に、あるシンポジュームの席で、「あなたの考えには環境というものがないですね」と進言しておいたのに、なんにも分かってないようだ。
 
 キャベツにかけた薬は飛散もするが、多くはやがて土に吸着される。土の中や表面では紫外線や微生物、酵素などでやがて分解される。冷酒みたいに炭酸ガスと水になるのなら私も何も言わない。大きな分子が切れて、別々のものになる。
 この状態で、土壌の残留農薬を測定しても、最初の原体としての農薬は検出されにくい。その成分の位置で反応がないのだ。
 鎖を切られた農薬が、環境中でどんな動きをするのかは、ほとんど知られていない。
ただ声高に「残留農薬なし。安全です」ばかりが聞こえてくる。
 販売の現場でよく聞く言葉に「土に吸われると毒性は無くなるから安心です」というのがある。悪名高き除草剤パラコートなんか最たるものだ。葉っぱに付着してこそ効果がある。土に吸われたものが根っこから吸収されて草が枯れることはない。すぐ次の種を播いても安心なわけだ。播いた後これを散布しても心配ない。安全な除草剤だよ。
 
 いやぁ〜、今夜は血圧が上がってしまった。
こんな話は誰もしないから、私ももうするの止めよう。
そのうち関係者達から袋叩きにあいそう。。。。口は災いの元。
見ざる、言わざる、聞かざるだ。

8/23 兵庫の夏ばて農家から「岡山の匿名さんへ」
「決められた期間に必ず一斉防除してください」JA

JAS法だかトレーサビリティーだか知らないけれど マニュアル(栽培暦)通りに
肥料まいて 農薬ふって出来た米でないとだめなんだって
 

「マニュアル通りに栽培して出来たお米だから安全です」 といって販売している農協にとっては
無農薬のお米が混じると困るんだって

「マニュアル通りに栽培して出来たお米ですが じつは無農薬のお米も混じっています。」では
JAS法だかトレーサビリティーだかに 通らないそうで

「マニュアル通りに栽培して出来たお米ですが じつは無登録農薬のお米も混じっています。」
と書類上同じ扱いになるらしい
農薬を振るまねごとでいいからしてくださいと 某JAでは言ってました。

大量集荷 大口販売になると品質の均一性が問題になってくるので
この傾向はとまらんでしょうね お米もますます工業製品並になってきたわ
(しかし農薬だけにこだわるというのも頭悪いね)

あぜ道で聞いた話なので事実の確認はしていません。

兵庫県 夏ばて農家(匿名)

8/22 匿名さんから「うっとおしい季節」
 梅雨でもないけどうっとおしい気分になる季節がやってきた。
出穂前後の一斉防除なるものが近々始まります。
川の水が海に出る直前の地域だから、決められた期間に防除して、毒性をなくすのに数日間は川の水を海に出しません。数日で毒性がどうなるものか私は知らないが、お達しのチラシに書いてあるのが、私にはひっかかる。
 
 決められた期間に必ず一斉防除してください
これを読んだ百姓はなんと思うだろう。防除することは義務みたいに思うだろうな。
しないよりはしておいた方が、先々で被害が出なくていいだろうし、何かあったときにも周囲からも何も言われなくて済む。
 バッキャロー、ざーけんじゃぁねえ。稲作暦どおりに素直に薬撒いて取れた米がきちんと管理された米だと?トレーサビリティーが間違いなくできる良いお米だと?
おうおう、黙って聞いてりゃぁ好きなことばっかり言いやがって。ふざけんじゃね〜ぞ。
百姓にも意地ってもんがあるんでぃ。なんでてめ〜らの売上促進のためによ〜、わしらの田んぼに毒撒かにゃならんのだ。トレビより毒撒くことを減らすことの方がでぇ〜じじゃね〜のか。てめ〜らのしていることはファッショの域にまもなく入っちまうのか?みんなを同じ色に染めてしまうやつだよ。
 今年は虫の発生は少ない傾向ですと、データもちゃんと出てるじゃねぇか。チラシの裏にそう書いてあるのはウソか?あれはあれで、薬撒きは別のことか、あん?
書くんだったらこう表現しろってんだ。
 
防除される方は決められた期間にして下さい、、、、とね。
 
 どやっ!わかったか。バカヤロ〜
 この発言、きっと何か圧力がかかってきそうだ。
 


8/23 村山さんから・Reタイマグラばあちゃん」
皆様、静岡の藤田様、村山 日南子です。
 タイマグラの詳しいことを教えてくださり、有難うございま
した。そうなんですか、NHKを私は見ていなかったので、やっ
と話がつながり、とっても嬉しいです。
 そうなんですか、今6軒だったかの若い人たちがすんでいる
というのは、番組のおかげだったんですか。おっしゃるとおり
、現代も悪くありませんね。
 私もいつか行きたいと思っています。もし、行かれる時は誘
ってくださいませんか、藤田さんにもお会いできれば嬉しいで
すし、私たちの仲間も行くというかもしれません。
 楽しみが一つ増えました。

8/22 静岡の藤田さんから「タイマグラばあちゃん」
村山さん、「タイマグラばあちゃん」の映画をご覧になったんですね。
数ヶ月前、NHKアーカイブスでこのおばあさんの暮らしを追ったドキュメン
トを見ました。1991年に製作されたものの再放送です。おばあさんのひ
ざが悪くなり、この冬を一人で暮らせるか、ふもとで暮らす子供たちが呼ん
でも、おじいさんと一緒に開墾しておじいさんも眠るこのタイマグラで死に
たい、とおばあさんがつぶやくところで番組は終わりましたが、そのあとの
アナウンサーの話に驚きました。この番組が放送された後、全国から1万人
もの人がこの山奥を訪れ、おばあさんはその後もそこに住んで2000年に
亡くなったとのこと。そう、おばあさんひとりだったその土地に、隣人がで
きたんですね。
日本で一番最後に電気が来た過疎地で家電製品とは無縁に生きてきたおばあ
さんが、テレビという文明の利器のおかげで最期までそこで暮らすことがで
き、タイマグラ自体もよみがえったことに、何となく「古いものと新しいも
の」の幸せな出会いと可能性を感じました。今タイマグラには民宿もあるそ
うで、いつか行ってみたいと思っています。
 

8/20 村山さんから「Re中野さんの写真館」

中野様    村山 日南子です。
 先日はわざわざメールを有難うございました。 
 今日もやはりすぐに覗きました。
 そうなんですね。昔はあちこちにその人の働いていた場所に
、生きていた場所に眠ることができたんですね。そして、生き
ている子孫も一緒に同じ土地で暮らしていたんですね。
 今では、共同墓地のこともありますが、一生の間にあちこち
移り住み、子供たちもまた、あちこち移り住み、一体どこへお
墓を作ったらいいのか、先祖のお墓をどうしていったらいいの
か、という時代です。いいことなのか、この頃考えてしまって
います。
 今日、「タイマグラばあちゃん」という岩手の山奥の開拓地
での暮らしの映画を見て、幸せって何だろう、豊かさって何だ
ろう、と、お婆ちゃんが厳しい仕事をしながら、「極楽だー」
と言っているのを見て、改めて考えたりしましたので、余計中
野さんの写真と分が身にしみて美しく感じたのかな?

8/20 岡山の林さんから「 過去メールの移動方法」

皆さんこんばんは、
今年の稲はいつまでも青い。昼の日光は十分当るし夜は晴れていることが多いので放
射冷却で意外に冷える。よい米が出来るかもしれない。今年も穂肥はやらない。稲と
相談して決めたことだ。
パソコンは百姓には農具として必須であるとは私の考えだが、パソコンは機械だから
必ず壊れると考えておいたほうがよいと思います。百姓は自分の農機具が壊れるとそ
の日から困ってしまう。以前私はパソコンの復旧法について私の方法を紹介したこと
があります(4月14日)。その方法はハードディスクをもう1台用意する方法でし
た。その頃だと思うのですが、赤木さんのパソコンが不調になったときに受け取った
メールや送信済みのメールがなくなってしまったと書かれてあったので気になってい
ました。送受信済みのメールを失わずに済む方法を紹介しておきたいと思います。
デュプリケートのハードディスクを持っているとパソコンはすぐ復旧できます。デー
タを古いハードディスク(物理的に壊れていなければの話ですが)から新しいハード
ディスクに取り込むのはドラッグアンドドロップで簡単に出来るのですが、Outlook
Express のデータを取り込む方法は次のようにします。(ハードディスクはNTFSでは
なくFAT32でフォーマットしているという前提の話です。NTFSの場合は他のOSで操作
できません。)
1.新しいハードディスクをFDISKでアクティブに設定し、新しいハードディスクを
プライマリーのマスタードライブ、古いハードディスクをセカンダリーのマスターと
して立ち上げ、Outlook Express を起動します。
2.受信トレイをマウスでクリックし、「ファイル」の「プロパティ」で受信トレイ
内のメールがどのフォルダに収められているか確認します。
3.「ファイル」、「インポート」、「メッセージ(E)」、「Outlook Express ・
・」と進み、「Outlook Express ・・」の「・・ストアディレクトリからメールをイ
ンポートする」にチェックを入れ、古いハードディスク(通常、Dドライブとなって
いる。)のなかの2.で確認したところを指定してインポートします。送信済みアイ
テムも同じ方法でインポートします。
メールは日付順に並べ替えることも出来れば、送信者ごとにまとめて表示することも
出来るのはご存知のことと思います。このようにするとハードディスクを交換しても
今まで受け取ったメールや送信したメールの記録が失われずに済みます。アドレス帳
も新しいハードディスクに移動します。Internet Explorer のお気に入りのサイトの
アドレスはどのフォルダに収められているか確認した後、ドラッグアンドドロップで
取り込めますのでやってみて下さい。
古いハードディスクは、フォーマットして直ぐにデュプリケートを作っておきます。

林 正弘
岡山県御津町

8/18 岐阜の大坪さんから・今度はいのしし」
畑さん 野口さん 有難うございました
 
私も時々赤米や黒米を混ぜて食べておりますが、聞くところによると米粒が小さいのと他と混ざらないようにする為選別が難しいと言う事でした。ので自分で作っても後が面倒かな?とも思います。
田植え後しばらくしてコシヒカリとはチョッと違うぞと気づきましたが、思い込みと言うのはすごい事を考えるものです。(私だけかも)。
(切っていなかったら、即、農協に「コシヒカリと違うよー。」と言って駆け込んでいたとおもうのですが)
上をバッサリと切ったのが全部黒米だったので、「切るとこういう風に生育がおくれるのかー。」「エッ、茎も黒くなってきて、こんなこと聞いた事も無い―。」途中からコシヒカリを追い越して、葉色も依然としてさめる様子も無く・・・・。不思議だなーとばかり思っていました
メールで皆さんにお尋ねしようかと思っていました。
品種は黒米のもちでした。農協の職員が田んぼを見て「黒米なのに穂も長いし結構良く出来とるなー」と慰めの言葉をかけてくれましたが・・・。
ところが今日、黒米の田んぼの予想外の所からイノシシが入ってきて、踏み込んでしまいました。不足していたイノシシよけのシートと支柱で2万円程で痛い出費となりました。
 またまた落ち込む大坪でした。

8/17 岡山の赤木さんから「疎植と密植の肥やりと赤米」
 赤木@菜の花です。
やまちゃんから、
>半年ほど前に、赤木さんが、どこかで
>「密植栽培より、疎植栽培の方が少し余分に肥料がいる」
>というようなことを、書かれたことがあるでしょう。
>そのとき、「あれっ?ぼくが思いこんでいたのと反対だ」と思って、電話のついでに聞いてみたら、
>「間違いありません。」という明快な返事で、
>ぼくが思いちがいをしていたんだと、その時は納得しました。
>(これは、もしかしたら、正反対のことを書かれていたのかもしれません。
>どっちだったっけ?と、今となっては、おぼろげになってしまいました。
現代農業4月号からへの字の話はしてきましたが、その中にはこんな記憶がないし、電話でのやりとりか、直接話したのか、これもどうも記憶に、、、、春におじゃました時にでも言ったっけ?
脳みそがアルコール破壊されてきているから私の忘れかも知れない、、
でもなんとなくこの話、その通りだと思っています。
 
同じように施肥したのに、植えるのが重なって密植になった部分は色落ちが早く、荒く植えて疎植になったところは色落ちが遅い。
 例えば、1升の酒を2人で飲めば一人5合。飲み干すのに時間がかかる。片や4人で飲めば一人当たり2.5合。ビンが空になるのも早い。 色落ちの早い遅いは簡単に理解願えると思います。
 重なったところが色落ちを始めたら、全体もそろそろ色が落ちてくる前兆として捉えることができるとは、井原さんの言葉。
 全員が酒に同じ強さなら、2つのグループは酔いの程度が違う。稲の場合なら分けつの本数、茎の太さという形で現われるだろうな。
 
 問題は疎植と密植の肥の量の違いのほうだ。
坪1000本を目標とした時、私みたいに2本で33株植えだと1株を30本にしなければならない。1本は15本に増えてもらいたい。
 同様に4本で50株植え(これよりもっと多いのが普通)だと一株が20本になれば十分。1本は5本に増えれば坪1000本になる。
 疎植に対して適量の肥料を、2つの田んぼに同じように振ったとする。
前者は1本が仮に理想の15本に増えたとすると、後者は1本が5本では収まらない。細いのがわんさと増えて、やがて空間に許されたものだけが生き延びる。細いから倒れ易い。
消えたムダな茎を最初から無くすには肥料を減らすしかない。実際の現場では、倒れるから肥を減らしたという処置になるだろうね。
 疎植のほうが茎が断然太い。消えてゆくムダな茎が少ない。(ゼロではない)穂が大きい。倒れにくい。
 
 私の周囲では耕起直播が盛んだ。多い田んぼの茎は坪当たり2000本立っている。反当20俵取るつもりか。んなバカな。ムダばっかりだよ。夏の茎と秋の穂の数は違うんだ。
余談だが、この農法は1反に籾6kgを播くのは普通。坪にして20g、粒数で800はあるだろ
う。全部発芽しないとしても、どないなってんやろね。
 
 ということで疎植のほうが肥料は少なくて済むと思いますね。
 
 兵庫県豊岡市の角谷さんへ。
赤米のもち品種で岡山の者、、、、やっぱし私のことだろうかね。
真っ赤な燃えるような穂が見たくて遊び心で作っているだけですから、1坪ほどに植えているだけです。籾種を3kgも5kgもゆずって、と言われても無理ムリ。
 一穂あれば来年の秋には5〜6kgにもなる。再来年には私だったら4反に植えてもまだ余る。 ということで、kgでなく穂数単位でしたら差し上げます。1粒播き1本植えの1穂選抜純系保持のやり方で増やしてください。
この品種が寒いところで育つかどうか。なにぶん熊本の方からいただきましたから。
長稈ですぐ倒れるから作りにくいですよ。芒は長い。
玄米は赤みがかっているが、精米するとわずかにピンクが残る程度。
うるち米と同じ機械で籾摺りするのは後々のトラブルの元。
遊びの範囲で作ってみるのならいいですが、それでもそれなりの機械は必要です。
穂を手ですごくわけにもいかないしね。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通
 
8/17 長野の大井さんから「助言・体験談ありがとうございました」

 中出様、赤木様、迫害について助言、体験談等ありがとうございました。
私の場合はまだまだ幸せな環境だなと思いました。
家族は気をもみながらも何とか我慢してくれましたし、JAには応援してくれる人も
現れました。

皆様の投稿に刺激されて「除草剤を使わないイネつくり」という本を読み始めまし
た。
除草剤がそんなに害のあるものだとは恥ずかしながら知りませんでした。
よく勉強して来期から挑戦してみようかと思い始めています。
初歩的な質問をするかもしれませんがよろしくお願いいたします。

 長野県佐久市  大井 h-oi(アットマ)nifty.com

8/16 奄美大島の畑さんから「大坪さんへ」
岐阜の大坪さんへ
相当ショックを受けておられるようですが、鹿児島の方でも黒米を作っていますよ。
我が家でも、高価な黒米を少量買い置きしておいて、白米にスプーン1杯を混ぜて炊いています。
 
その香りと味は、抜群ですよ。ものすごく、おいしいですよ。ほんの少し混ぜただけなのに、全体が濃い小豆色になります。
どうぞ、がっくりしないで、いい、黒米を作ってくださいね。これは、良いチャンスではないでしょうか。
 
奄美大島畑 琢三
 
8/16 千葉の野口さんから「大坪さんへ」
千葉の野口です。

>コシヒカリだとばかり思っていたのが古代米の黒米だったとは・・・・。
>農協から購入した苗でしたが、23箱の内20箱が黒米でした。
そんなことってあるんですか?信じがたい気がする。

うちも今年一畝だけ黒米を植えました。もともと手植えの密度は1尺2寸でしたので生
育は順調というか晩稲として育っています。この黒米、品種等は不明なんですが、茎
が苗の時点から黒みが入り、葉もコシヒカリの倍以上に広いです。しかも丈まで高い。
大坪さんのところの黒米の品種がうちとは違うかも知れないけど、普通は気づくよう
な気がします。それともコシヒカリに良く似た品種なんでしょうか。

>農協で黒米の育苗は今年初めてのことだったとの事。先日、支店長が誤りにきて、
>「大坪さんの反収でコシヒカリと変えますから・・・云々。」てなことになりました。
>コシヒカリが混じっていますので、稲刈りは想像しただけでも恐ろしい!!。
>農協では手伝ってくれるらしいのですが・・・。
>それでも毎日田んぼで葉色と茎数を記録していた今までの私の思いはどうなるの!
農協としてみれば、おおっぴらにされたくないんでしょうけど、明らかなミスですな。
賠償は反あたり10俵+来年の籾をタダでよこせ、とか叩いてみては如何でしょうか。
(今年は安いだろうし)

うちもよくモチとウルチが分からなくなることがあります。ハウス内ではいいんです
が、余った苗を引き上げたときに、一畝の田んぼに植えるものを間違えるケースが何
度かありました。それからの教訓でモチは田んぼに行ったら引き上げなくなりました。
(一応苗箱に印は入れているのに間違えるんだから、人のことは言えない)


千葉の北西部、我孫子は昨年より10日ぐらい生育が早いです。早い家では今月中に稲
刈りになりそうです。黒米は9月中に刈れるの?というぐらい遅いです。
今年も一町歩の田んぼをバインダーでやっつけます。天日干しにはこだわりたいので。
今は始まるのに備えて、充電中です。母親が膝を痛めて戦力にならないから、今年も
忙しくなりそうだなぁ。
--

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

  mailto:turbo(アットマ)kaimu.jp  野口 忠司(た〜ぼ)
  http://www.kaimu.jp/   花囲夢@我孫子/千葉

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

8/15 岐阜の大坪さんから「 がっくりしています」

下呂の大坪です

腰が抜けるとはこういうことでしょうか。

コシヒカリだとばかり思っていたのが古代米の黒米だったとは・・・・。

農協から購入した苗でしたが、23箱の内20箱が黒米でした。生育は明らかな違いがあり、茎も真っ黒でした。硫安で追肥しました。今までのコシヒカリと違い開帳もあまりしなくても、肥効は理想的なへの字となっていました。早い段階からその違いに気がついていましたが、私のコシヒカリだという思い込みの原因は他にありました。

苗の引取りの時、職員から「このコシは、だいぶん伸びすぎているから少し切った方がいい」といわれて主人はバッサリかなり短く刈ってしまいました。「何でそんな苗をうけてきたのよー。」と文句をいった私でしたが、仕方なく田植えをしました。日増しに黒く変化するイネを見ても「これは切った為に何らかのショックでこんなことになったんかいな?」なんて。同じ田んぼで植えたコシを途中で追い越し,はっきりすじのように色も違ってくる縦じま模様のような田んぼを観察していました。今思っても能天気なことを考えていた自分にあきれています。本当にそんな事があったら、えらい事、(あるはずも無い)

農協で黒米の育苗は今年初めてのことだったとの事。先日、支店長が謝りにきて、「大坪さんの反収でコシヒカリと変えますから・・・云々。」てなことになりました。コシヒカリが混じっていますので、稲刈りは想像しただけでも恐ろしい!!。農協では手伝ってくれるらしいのですが・・・。

それでも毎日田んぼで葉色と茎数を記録していた今までの私の思いはどうなるの!

でも、そのおかげで今までのコシヒカリの追肥について色々と考える事も出来ました。

基本的には45日前の追肥だけですと、耕土の超浅い又地力の無い田んぼは少しだぶつくようで、シャキッとしないうちに色さめしてしまいます。葉イモチがでるのは、決まって色さめしたところからです。

ラグ期の急激な色ざめが無いような施肥が、理想なのでしょうか。黒米の成長を見ながら感じました。来年は2回に分けて追肥して今より並木植えの間隔を広げてみようかと思っています。まー、そう思ってみれば良い経験をさせていただいたと感謝するべきなのでしょうか?こうしてパソコンに向かっていたら少し気が楽になったようです。

 家の前に置いてあるバケツ稲の黒米がやたらと元気に風にゆれています。


8/15 福岡の平井さんから「Reやまちゃんから・疎植と密植」
元氣村の平井です。

私も先輩から、「疎植の方が沢山肥料を入れても良い」と聞いていましたが、

今年のコシヒカリは様子が変です。いつまでも黒々しています。

近所の農家の人達から、会う人ごとに「よう、肥やしが効いてるのう」、
「お前とこはまっ黒やなー」、「一対どうしたとかい」と言われています。

昨年の10月5日に稲刈りした後、何もしないで、草を生やし放題にすると、
種もまかないのに、レンゲが70〜80%田んぼを覆います。

レンゲが枯れ他の草が茂ってるのを5月15日トラクターですきこみ、
5月27日に2回目の耕運、6月16日に代かき、6月18,19日に
45日成苗を35p角に手植え(坪27株)しただけで、
後は稲刈りまで、田んぼには一歩も入りません。草取りもしません。

元肥も、追肥も、穂肥も、一切何もしていません。
なのに黒々としています。今一斉に穂が出ています。例年より1週間は早いようです。

ここ3年はイセヒカリをつくっていて、種籾の手配ミスでやむなく、コシヒカリとし
ました。

これから、どのようになるか、とても楽しみです。

8/14 岡山の林さんから「トンボも学習するのかな?」

皆さんこんばんは、
久しぶりにメールボックスを開けたら50通のメールが入っていた。多くはジャンク
メールであったり、ビールス添付のメールだった。その中に、「貴方の送られたメー
ルからビールスが検出されました」という返信メールがあった。そのようなメールを
私は出さなかったのは確かだ。何故なら昨日まで日本に居なかったからだ。
中国のDalian(大連)の有機農家の圃場を見せてもらった。土は目の細かい砂壌土
だった。畦は立てるものとばかり思っていたが、掘り下げる事もあるのが分かった。
アフリカでも掘り下げるところがあるとは聞いていたが、水の少ない所は掘り下げる
ようだ。農薬や化学肥料を使わずに作った野菜でも、価格は慣行栽培の野菜と同じ。
一般的な消費者は日本の消費者と同じで、見栄えが良く虫が食った穴が一つもないき
れいなほうを選ぶようだ。どの国でも消費者は同じ行動をするのだろう。

盆休みなのにニンジンの播種をする羽目になった。旅行ボケで播種機のギア比の計算
を間違えて、株間が5ミリ短くなり種子が足りなくなってしまった。
僅か一週間で雑草が芽を出していた。雑草の生命力はすごい。まだ大きくない雑草だ
が昆虫が居るのだろう、畝成形機と播種機を取り付けて作業を始めると飛び出す虫た
ちを狙ってトンボ(ウスバキトンボ)が集まってきた。トラクターの動きに合わせて
トンボの大群が移動していく。まるでハローを従えた銀河が宇宙空間を移動している
ような気分だ。
トンボはトラクターの形を認識しているようだ。トラクターを止めて私だけ歩くとト
ンボは決して私には付いて来ない。雑草が生えていないところでロータリーを止めた
ままトラクターを動かすと餌となる虫は飛び出さない筈だが、トンボは付いて来るこ
とからトンボは餌とトラクターを関連付けているようだ。私から見るとトンボは学習
したように見える。Dalianでも同じウスバキトンボを見かけた。

林 正弘
岡山県御津町

8/13 やまちゃんから「疎植と密植」
どうも今晩は、いつまでも寝苦しい。
もう一缶飲めば、眠れるかもと缶ビールをプシュプシュやっても、いっこうに寝られず、便所にも行かない。
全部汗になって、抜けてしまっているようです。
どうせ、明日は家内の実家に行ってごろごろしているだけだという気持ちがあるので、まあいいやと深夜にパソコンに向かっています。
 
前から、一度赤木さんに聞いてみようと思っていることがありました。
「これは、電話で一人だけ聞くのはもったいないかもと」、酔っぱらった頭が思いついたので、パソコンに向かいました。
半年ほど前に、赤木さんが、どこかで
「密植栽培より、疎植栽培の方が少し余分に肥料がいる」
というようなことを、書かれたことがあるでしょう。
そのとき、「あれっ?ぼくが思いこんでいたのと反対だ」と思って、電話のついでに聞いてみたら、
「間違いありません。」という明快な返事で、ぼくが思いちがいをしていたんだと、その時は納得しました。
(これは、もしかしたら、正反対のことを書かれていたのかもしれません。
どっちだったっけ?と、今となっては、おぼろげになってしまいました。
「疎植の方が余分に肥料がいる」と言うことを前提に書くことにします。)
 
その時は、「そうなんだ」と、納得していたのですが、
今年の稲を見ているうちに、ふつふつとまた疑問が復活してきたのです。
 
最初は、元肥として、冬の間に米ぬかを360キロ(反当)ほど入れたヒノヒカリの田んぼ。
そこそこの葉色が出ていたので、この田んぼはこのまま行きそうだなとほっておいたところ、
出穂の30日くらい前になって、葉色が淡くなって来はじめて、
それも、田植機が交差して、重ねて植えたあたり(つまり密植になっている部分)から、
急激に色が落ちてきて、「やばい、油かすのペレットを注文しなくては」と、思った時でした。
そして、やっぱりもう一度赤木さんに聞いてみようと思ったのが、
最近になって、別な田んぼで、田植えの時に苗が足りなくなって、枕地の部分を50センチ間隔くらいに疎植にしたのですが、その部分の稲がいつまでも黒々しているのです。
 
最近、本岡さんに、別な電話のついでに
「疎植と密植とどちらの方が肥料分がいりますか」
と、聞いてみたところ、
いつもは、即座に明快な答えが返ってくる(明快すぎて、ぼくには物足りない時がある)本岡さんが、
ややあって、
「うーん、疎植でも密植でも、最終的な収量は変わりません」
「それって、どちらとも言えないと言うことですか?」
「そういうことになるかもしれません」
 
てなことで、最近そのことが、頭の片隅にこびりついているのです。
赤木さん、よろしくね。
 
ついでに、蛇足的に付け加えれば、
台風10号で渦を巻いたようになびきかけたわがコシヒカリ、
まわりのキヌヒカリと比べると、大人と子供くらいの背丈の差があります。
出穂30日前頃に「この稲なら倒れへん」とのたまわった近所のじいさん、
「あの台風で倒れかかったのが、よう立ち直ったなあ。
しかし、色が濃いなあ。次の台風が来たら、覚悟せなあかんな」
「、、、、、、(言われんでも、わかっとるわい)。」
今年のコシヒカリ、冬から春にかけて米ぬかを360キロほど入れただけなのに、
(冬場に入れた米ぬかの肥料分はどこかにとんで行ってしまうと思っていたのに)
葉色がへの字にならず、色が濃いまま水平飛行(肥効)を続けています。
田植えのあと、ずっといいお天気が続いて、どっと地力窒素が吹き出しているのかしらん。
こんなの初めてです。
ともかく、まわりの稲に比べ、ひときわ豪快に、今のところ立っています。
件の近所のじいさん「畝一俵はいきそうやな」
ぼく「アホなこと言うな」

8/12 山梨の中野さんから「村山さん、ご感想 ありがとうございました」
村山 様
お褒め?の言葉をいただき恐れ入ります。

>空気がとても澄んでいるのでしょうね。ただただ美し
>いです。

あたりまえ過ぎて考えもしないのですが
晴れた冬の夜には満天の星空が手に取れる程近い…
環境に住んでいるありがたさを自覚しないといけないのですね。
空気もですが、”日本100名山”のうちの8つまでを一望できる
山好きにとってはタマラナク魅力的な景色に恵まれています。

それはともかく
農の周辺で美しいあるいは楽しいと感じさせるものを
あえて僕自身が探している結果かもしれません。

稲を初めとして、野菜やいろんな作物が見せてくれる
様々な表情は百姓にとっては元気の源でもあり、
またその姿を見たいがために仕事に励みます。
加えて、カエルもトンボも畦の草花も百姓仕事のありようで変わってくる…
となれば、新たなやりがいも生れるというものです。

今日の”田んぼ見学会”で
冬季あるいは早期湛水がトロトロ層作りに促進効果があるらしい…
という話がありましたが
「ヤマアカガエルの産卵を助けるために早期湛水は不可欠だ」
という内容の方が、夢もあり深く広い中身を持つと思いました。
抑草のためだけだったら百姓以外の人に話すことでもないですしね。

ただ福井の中出さんがおっしゃるように意欲のある人が少なくなったり
生産性をひたすら求める(求めざるを得ない?)農業の周辺で
農村風景も荒れていると感じさせるものが少なからずあるのも現実です。
ホントはそのあたりもお送りするべきなのでしょうが、
写真技術が未熟なので上手く表現できません。

つまるところ今は
楽しいと感じられるものを集めていくことで
農(業)が食生産以外に持つ価値を少しでも知ってもらえれば…というところです。

今後とも、
忌憚のないご意見ご感想をお寄せください。
--
中野陽一 <nakano.youichi(アットマ)nifty.com>

PS
雨の被害はありませんでした。
高冷地ですが、地形的に土砂災害が起こり難いところなのです。
このことも本当にありがたいことです。

8/12 福井の塚本さんから「読後感想」
 稲の日本史(佐藤洋一郎著)(角川選書)を読みました。
 稲の草型(くさがた)には、穂重型と穂数型があり、穂重型は粗放栽培向きとありまし
た。肥料農薬が使われて穂数型が生きてきますが、それらを使えない時代や地域では穂重
型がいいのだと初めて合点がいきました。除草剤を使わない稲つくりで、低収量の原因は
茎数不足でした。穂数型の品種では穂が小さくもろに減収してしまいましたが、茎数は少
ないが草丈も長く一本の茎に大きな穂をつける穂重型品種なら大減収は免れるのでしょ
う。
 あたり一面水稲が広がるというのは150年前ぐらいからだそうです。それまでは、あ
ちこち休耕しながら作りまわしていたそうです。原因は地力の低下と増えてくる雑草で
す。そして、田んぼを耕すなんてことは鉄の道具がないとできないのです。鉄器が普及す
るまでは焼畑で稲を作るか種籾をばら撒きしていたんかな???

 休耕もしながら、品種もあれこれ、一枚の田んぼに数品種混ぜて稲の栽培をする。何千
年もの間、多様性のある日本の稲作だったのですね。除草剤を使わない稲つくりを幾度も
こけながら続けている皆さんは、知らずに多様性を作り出しはじめたのだと静かな感動を
覚えました。

   塚本道夫

 追伸
  私は福井県の南の端に住んでいます。したがって水害は全くありませんでした。しか
し、原発銀座の真ん中に位置し、美浜原子力発電所の事故で、この町、近隣の町でも死傷
者が出てしまいました。お子が生まれたばかりの重傷者の若い奥様はすぐ近所の人でもあ
り、村中がしめやかになっています。残念ながらまだ死者が増えそうな様子です。
 私のトラクターにも工事の焼き番線が絡みつくなど、関西電力は事故とはいえないよう
な些細なミスをするので気になっていました。ほかでもやっていたようです。下請け会社
は責任を感じそれを引き受けようという誠意を感じたのですが、親の関西電力は下請けの
せいにしたり責任を回避する発言が多く、官僚か警察の答弁を思わせました。関西電力に
してはおかしいなと思っていたのですが案の定でした。

 関電の始末は専門家にまかせるとして、わが身を振り返り事故になる前に当然やるべき
ことを怠っていないかと反省してみる私でした。おっ、お盆前の掃除をしなくっちゃ!

8/11 岡山の赤木さんから「ついに岡さん登場
赤木@菜の花です。
厳しい残暑にバテバテです。
 
熊本の岡さん、ついに現代農業デビュー。
イグサと菜種油と菜の花除草。今後に期待してます。
 
実が熟して茎が枯れてからのすき込みらしい。たしかにこれなら茎ももろくなっているから、モアーなしでもわけなくすき込めるわけか。
ひとつ教えて下さい。
 この場合は後の稲には何か肥料を入れるのでしょうか。茎が枯れると窒素分が逃げているように思えるんですが。
 
 ナタネ用コンバインが700万円。共同の力なら何とかなりそうですね。うらやましい。。。
私なんかいまだに菜の花を煙たがられて、いやみのひと言を聞かされることもある。
 
 広島県との県境いの町が、今年から菜の花米に取り組んでいるらしい。行政が動いているぐらいだから当然JAもこの話には乗って入るだろう。なんとうらやましいことか。
そのうち我が家にやってくるらしい。大話を聞かせてやるわい。
 
 さて、私もこの歳になって綿の花なるものを初めて見た。
知り合いから来年へ命をつないで欲しいと、綿の実を託されたので、あぜ道の脇に播いてみました。土は肥えていないほうがいいとのことでしたが、ちっとも大きくならないので遅ればせながら施肥しました。オクラにそっくりな花です。朝咲いたら夕方までの命。
秋にはぷりぷりの綿が見えるだろう。
 かってのアメリカ南部で奴隷達によって栽培されたことに想いを寄せてみました。

 
真っ黒でゴリラのガッツポーズになっていた稲が、次第に色がさめてきました。井原さん育成の旭風ももうすぐ走り穂が見えそうなくらい茎が膨らんでいます。例年より早いみたいです。アサムラサキは3割出穂といったところ。もち赤米もまもなくです。もち黒米はずっと先。
その他には鹿児島産の芯まで真っ黒なほんとの黒米、イセヒカリ、旭晴、などの1本植えが小さな休耕田で育っています。
 芯まで黒い黒米はびっくりするほど太い茎です。おもろいことに開帳しない。品種特性というやつだろう。同じように植えて他のは手を広げたようになっているのに、これだけはぞくっと立っている。なんでかなぁ〜〜ってのぞいて見ますが、答えてくれん。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通

8/9 お米の勉強会の村山さんから
中野様、小圷様、村山 日南子です。
 本当に美しい写真をいつも有難うございます。今回も、すぐに拝見しまして、しば
し楽しませていただきました。空気がとても澄んでいるのでしょうね。ただただ美し
いです。雨の被害はありませんでしたでしょうか。
 
8/9 山梨の中野さんから「今年の草 雑感」
ご無沙汰しています。
山梨の中野です。

明後日、民間稲作研究所の稲葉さんをお招きして
田んぼの現地見学会と”うだうだ話”の会を予定しています。
面白い話が出たらまたご報告しますが、
会に向けての僕の提供話題(草問題に限ってですが)はこんな所です。


稲葉さんの提唱されている抑草法は
深水管理+二度代掻きによるトロトロ層形成+米ぬか撒布(あるいは緑肥鋤き込み)による有機酸作用
で主としてヒエとコナギに対処しようとするものです。
イゴやオモダカ等の宿根性雑草に対しては決定打を見出せていない?と理解しています。
 今年、米ぬか抑草法に成功された方はいらっしゃいますか?
成功させるためのポイントは何でしょうか?

わが家の成功例はクローバー鋤き込みの田んぼのみです(これとて前年は畑だった)
今年は”良いガス湧き”期間が短かった、湧きが収まると同時に発芽したコナギの生育スピードが例年になく速かった。
イネの生育スピードとの兼ね合いもありますが、有機酸が発生し続ける時間がひとつのポイントになると思いました。
湧いている田んぼへ田植えする時、苗の活着が上手くいくかどうかの分かれ目は…
合わせて植え代掻き後3日目で上手く田植えする方法も知りたいですね。

 宿根性雑草の生育量が半端ではない。
コレも高温多照という今年の気象条件によるのでしょうか?
抑草の決定打はあるでしょうか?

 畑からの転換田んぼは何故草が少なく、稲の生育が良いのでしょうか?
未熟有機物の少なさ、土壌の団粒性の違い、地力チッソ濃度、土壌の酸化度…
見えそうで見えないところですが、
米収穫後の秋冬作業のやり方で”転換田んぼ”のような状態を作れないものか?
ということが頭を離れません。

8/9 やまちゃんから「中出さんからのメールに関連して」
JAご推奨の農薬を使ってない、中出さんの無農薬有機栽培の籾が、
「安全」と「安心」が「保証されない」(?)という理由で、
カントリーエレベーターへの搬入が拒否されるという時代錯誤。
どのレベルでの決定か知らんけど、
かりに民事訴訟で訴えられれば、敗訴する可能性大なことを、
(訴訟になれば、大喜びでマスコミが取り上げ、JAが大恥かくようなことを)
平気でやっているなんて、農協も相変わらずですねえ。
ぼくも中出さんも、きっとその趣味はなさそうですが、、、
 
中出さんのお便りを見ながら思い出したのが、
現代農業9月号の「リレーエッセイ・時代を読む」の、
城所隆さんの「トレーサビリティーが『ただの虫』を減らす?」。
簡単に要約すると、「農協の広域合併化で、地域で採用される農薬が一元化され、
使用される農薬の広域単純化が、薬剤抵抗性害虫や薬剤耐性菌の発達を容易にしてしまうのではないか」と言うものです。また、そのことによって、虫の生態相が単純化してしまうことによる危険性が指摘されています。
「農家が、様々な農薬を選択してしまったら、カントリーエレベーターに次々貯蔵されていく米のトレーサビリティーなど、とても管理できないからだ。かくして、トレーサビリティーは同一農薬成分の広域的な使用に拍車をかけることになってしまった」とも書かれています。
詳しくは、原文をお読み下さい。

8/8 福井の中出さんから「ソルゴーを鋤きこみました」
、、、と言うより、押し倒しましたという表現の方が合っています。
赤木さんのようなきちんとしたツールが無いので、トラクターの前にはスチールパイプを付けて押しています。
その時の気持ちは正に「カ・イ・カ・ン・・・」。

迫害にもう一言。
多収と米価の安定していた時代は、稲作に意欲を持っていた農家はたくさん居たでしょう。
そんな時代にへの字のような革新的なやり方を行うと、もの申す人が居たことは想像できます。
米価が下がり後継者もままならないこの時代、若者はもちろん年配の人すら稲作への意欲が無くなっています。
このような時にへの字の稲作をしても、圧力をかけるようにもの申す気骨のある人は私の周りには居ません。

ところが、無農薬となるとそうはいきません。
その一例が、私は組合員だけどJAのカントリーエレベータを利用する事が出来ません。
JAの決めた防除を行っていない米はその搬入を拒否されます。
これはどこのJAも一緒かも知れません。

私は自分の信じる道を行くだけです。
8/8 岡山の赤木さんから「もち赤米」
赤木@菜の花です。
 
 豊岡の角谷さんからのお便りで、もち赤米で岡山の人。2つの条件を満たすのはもしかしたら私のことかいな。
 ほかに覚えのある人がいたら手を挙げて。。。。
手が挙がるのを待っています。
 
 
 菜の花男はこの春浮気をしてレンゲやエンバクやコムギ緑肥に挑戦しました。
播き直しまでしたのにみごと雑草にやられてさんざんだったレンゲ。このあたりは菜の花日記に書いています。
 抑草手段として雑草を緑肥に見立てたのと、代掻き前の屑大豆40kg。そして田植え8日後の米糠60kg。立派に草を押さえてくれました、つまり雑草緑肥も効いたってわけだな。
最後の米糠は効果あったとも思えない。こんなに遅く振ったのでは抑草には関係ないと思う。コナギは肉眼ではっきり見えるようになったら手遅れで、100kg振ってもカエルにしょんべんだ。
 以上の話を更に展開してゆくと、とんでもない技術が生まれてくる。どんな地方でも誰でも簡単にできてしまう。緑肥稲作もここまで進化したかときっと思うだろう。
 実証は来年以降だが、菜の花緑肥稲作もヴァージョンアップしてきたぞ。
 
 聞きたい?  詳しくはまたね〜〜。  でわっ、バ〜〜イ♪
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通
 

8/7 やまちゃんから「イネが、起立し直していました」
台風一過、渦を巻くようになびいてしまったと書きましたが、
今日行ってみると、ほとんどみんな「起立、気をつけ」をしていました。
石原東京都知事や教育委員会のお役人がたの目から見れば、
「まだまだ、なっとらん」と言われるかもしれませんが、
オリンピックの時の選手たちの入場式よりはるかにきれいに整列していました。
たいしたもんです。やれやれ、、、、です。(お騒がせしました)

中干しをまったくしていないので、こんなひやひやした目にあったと思っています。
現代農業9月号で、赤木さんが書いていたように、
軽くヒビが入る程度にほして、泥(土)を固めてやれば、
イネの根っこを支える「地耐力」ができて、少々の風でもぐらぐらしないのでしょうが、
わかっちゃいるけど、、、てやつで、なかなか習い性がなおりません。
減反で、休耕田が多く、水不足の心配はないのだから、
ここらで、方針変換をする必要があるかもと、思わされた出来事でした。

(補足)
秋野菜の準備で、鶏糞をふろうとして、袋を見てみたら、
「窒素分2,1〜3.2%」と、アバウトなことが書いてありました。

8/7 兵庫の角谷さんから「赤米のもち米について」
はじめまして、兵庫県豊岡市在住の”かくたに”と申します。
HPを拝見させて頂きました。
いきなりではありますが、もち赤米についてお尋ね致します。
嫁の実家であります福島県の父と先日話しており、
東北の寒い地方でももち赤米が作れるのか、また苗をわけていただく所を探しております。
作付け面積の関係も有り、田んぼが遊んでいるようで・・・
HP中に岡山の方の投稿を見つけました、
今秋別けていただくことは出来ないものでしょうか。
何処にメールしてよいのか解らなかった為、急なメールでご無礼お許しください。
 
   角谷 隆政(かくたに たかまさ)
    
8/6 岡山の赤木さんから「迫害ほか」
赤木@菜の花です。
 
福井の中出さん、迫害が無かったとは幸せです。
近所の人は少しは心配しても、あのアホが・・・・ぐらいの目で見ています。
本当に心配するのは家族です。それも今まで長年やってきた年寄り(失礼!)が元気だと、それは激しい迫害があります。
「なんで肥をやらんのか」
「そんな作り方を誰がやっとる?」
「今年は米を取らんつもりか」
「早期茎数確保こそ多収の技術で、試験場でも確認できている」
「周囲の稲はもうあんなに分けつしている。うちのは間に合わないわい」
 
 とまぁ、こんなあんばいに毎日攻め立てられる。血が濃い実父となると激しい口調になります。
私なんかは、「家を出てゆくから東京の兄貴に跡を継いでもらってくれ。わしゃ、百姓辞める。米が取れなくてもあんたに食わしてくれとは言わんから、黙っていてくれ」
本気で大きな声で数年はやりました。身内の迫害はそれはもうすごいんですよ。
赤の他人はなんにも言いません。遠巻きにみているだけですよ。
田植えが終って10日もすると始まりました。ドカン肥えが終るまでね。うっとおしい季節でしたよ。
 なんでそこまでへの字にこだわったかと言うと、農薬とおさらばできるからなんです。環境保全型稲作ができるからなんですよ。私のキャッチフレーズがそうさせます。
早期茎数確保のコースは、農薬なしでは済みません。近代農業技術は、農薬に裏打ちされた技術なんです。それに真っ向から立ち向かっているのですから、迫害はJAなどからもありました。いまだから言いますが、陰では相当言われたようです。正面切っては誰も言いませんけどね。窓口でやりあったこともありました。
 いくらへの字で無農薬で収穫できても、ある程度の理論武装はしていないと話が出来ません。特に体制側の人や、周囲で快く思っていない百姓達と話すときにはね。そのためにも本を読んで勉強をさせてもらいました。
 
 喧嘩相手の実父も昨年他界して、今ではいい想い出になっています。
 そんなこんなでたどり着いたのが、菜の花緑肥稲作です。この先どのようにヴァージョンアップさせてゆくか、そして菜の花の不適地はどうすればいいのか・・・・大きな課題です。
 そんなことより菜の花米の販売拡大を考えた方が得なんやけどね。。。。ブツブツ
 
静岡の藤田さん、への字とメイチュウは関係なしです。ウンカはたしかに定住しませんが、への字だと太茎になるので、かえってメイチュウには狙われ易いのです。
卵を見つけたら潰す。被害株が1、2株でしたら株ごと泥の中に埋め込む。稲には可愛そうですが、周囲に広がってやがて蛾になって卵を産むことを思えばやむを得ません。被害の茎だけを抜いて埋め込むのもいいですね。私にとっては一番の害敵です。
 
 自然を愛し環境を考える百姓    赤木歳通
8/6 静岡の藤田さんから

林さんありがとうございます。私の田にいる虫は体に線がなく糞が茎の外へ
出ているので、イネヨトウの可能性が強いですね。去年市川さんがヨトウか
何か他の虫では?と指摘されたのはさすがです。
それにしても教えていただいたHPの写真ド迫力ですねー。ここまで拡大され
ると気持ちわる〜。

そっかー、台風は姫路にも及んでいたんですね。7月以来の各地の豪雨に、
静岡県は今のところまったく無縁できました。虫ぐらいでおたおたして恥ず
かしい!

8/5 岡山の林さんから「ニカメイチュウ/イネヨトウ・糞がポイントのようですね」

藤田さん、皆さんこんばんは、
ニカメイチュウとイネヨトウの特徴的な違いは、幼虫が食害する時の糞が被害茎の外
に出ているかどうかだそうです。大きな写真のあるホームページは

http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/boujyo/futuu/1233.htm と
http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/boujyo/futuu/1230.htm

にありました。また、幼虫の体に5本の線(背線、亜背線、気門上線)があるのがニ
カメイチュウのようです。
やはり最後は専門家に聞かないと分かりませんよね。

林 正弘
岡山県御津町

●7/31 千葉の高柳さんから「はじめまして」
初めてメールします。
私もへの字稲作を実践しています。少し変形ですが。
ホームページで拝見しましたが、「井原死すともへの字は死せず」
残っていましたらお譲りください。

当方は、287−0204 千葉県香取郡大栄町伊能2306
               高柳 功
               Tel.0478-73-2065

*今年は、3.6ヘクタールの水田一気に無農薬でやりましたら
コナギに大繁殖され、手除草では間に合わず収量半減の見通しです。
そんな中久しぶりに井原さんのへの字にたどり着き、メールした次第です。
よろしくお願い致します。
 
●8/3 やまちゃんから「拝復」
早植の田んぼでは、コナギが大変のようですね。
何とか、みんなの知恵を出し合って、コナギ対策の手だてが考えられればとねがっています。
もしよろしければ、「HPの宅配便」の会員になって、情報交換していただければありがたいです。
HPの更新内容がいち早くメールで届くと言うだけで、HPを見ていただければ同じ事なんですが、、、
僕は、ところどころルーズなところがある(家内にいわせると、ほとんどルーズで、たまにびっくりするくらい几帳
面になる)人間でして、
土曜日の夕方から、どこかポストがあればと、軽トラの助手席に本を載せたまま、今日の夕方になってやっと投函し
ました。遅くなりましたが、よろしく。

ところで、高柳さんからのメール(メッセージ)を、HPの宅配便にのせたいのだけど、住所付きのままのせた方がい
いのか、それとものせると失礼になるか、どうしたものか迷っています。
ご連絡いただければ幸いです。
●8/5 高柳さんから
久しぶりにメールをみましたら20通ほどメールがたまっていました。
その中に、山下さんからのメールが2通ありご返事?を、 です。
 HPの宅配便に乗せるのはどちらでもそちらのご都合でかまいません。
ここ千葉ではコシヒカリもワセ品種もほとんどが7月中に出穂してしまい、お盆前には
稲刈りが始まるような様相です。
 私の稲は、コナギで、ひどいところは1俵獲れるかどううかという悲惨な感じです。
近所では話題の種となり、仲間からはやるならば半分くらいにすれば良かったのに!
と言われたり、これも散々です。

 今日5日、本届きました。ありがとうございました。近日中に送金致します。
では。
8/5 静岡の藤田さんから「
「病害虫百科」なんぞ見てえらいとほめられましたが、図書館に返して書架
に戻るが早いがまた借り出し、結局ほとんど私物化してヒンシュクものです。
去年はニカメイチュウだと思ったのですが、この宅配便で時期的におかしい
と指摘されました。「病害虫百科」のイネヨトウの写真の解説には「老熟幼
虫、淡紅色で体長20〜25ミリ」とあります。私のイネの茎の中にいるの
は、15〜20ミリくらいが多く、やや赤みをおびたクリーム色で頭がえん
じ(みたいな色)。時々脱皮した殻もありました。
畑と混在する田やチッソのよく効いたイネに発生が多い、と書いてあって、
田んぼの環境はまったくその通り。チッソについては、追肥が多かったのか
も。赤木さんが、もう肥料ふったかな、と聞かれた2日あとに追肥したので
すが、その後芯枯れ茎が目立ち始めたので。
への字について書かれたものをもう一度読み返して、どうも私のイネは初期
生育が早すぎてへの字になっていないのではないかと気づきました。家庭排
水や茶畑の肥料がしみた水が流れ込むので、元肥代わりになっているのでは
ないかと思われます。ふーん、やっぱり自分の田んぼをよく知るべしですね。
 
●やまちゃんから
藤田さんからのムシをめぐっての記事は、2003年8月3〜5日頃ですね。
http://www2.ocn.ne.jp/~josonet/2003nen/2003-8.htm
なんじゃろう?
 
いやいや、僕は人の頭の上のハエを追っている場合ではないのだ。
昨日夜半、ショートアッパーのような台風11号が、姫路の西40キロを猛スピードで駆け抜け、
ほんの一時ですが、猛烈な風雨がありました。
コシヒカリが出穂の盛りでしたので、朝イチで見に行ったら、
見事に風にもまれ、渦を巻いたようになびいているではないか!
 
つい半月ほど前、近所のじいさんが
「ええイネやなあ、茎も太いし、これやったら倒れへん」
などと、お世辞を言うから
「このイネは間違いなく倒れるというのはわかるけど、
倒れんへんというイネは、ぼくにはわからんわ」
と、言ったのがまに当たってしまったではないか!
やれやれ、収穫まであと35日ほどもあるというのに、、、、、

8/4 福井の中出さんから「大井さん ようこそ」
福井県の中出と申します。

私の場合は義父ですが、義父を亡くして真の意味で自分ひとりの米つくりを始め
たのは今年からです。
それまでは野口さんと同じ春秋の手伝いぐらいしかしていませんでした。
への字も今年からです。
私は貴方の言われる迫害というものは受けませんでした。
への字の特徴とも言える初期成育のみすぼらしさに、皆唖然としていたのでしょ
うか。
でも、稲の生育と共に「だんだん良くなるのが分かる」とか「うまく育ったね」
とか言ってくれるようになりました。
皆、それなりに心配してくれていたのだと思っています。
迫害と受け取るのはあなた自身の気持ちではないでしょうか。

またまた、おせっかいでした。
 
8/4 佐賀の那須さんから「赤木さんへ」
ありがとうございました。
田植え直後の水深が不足したのかもしれません。
わずかの遅れがいのちとりになってしまったのかもしれません。
来年の参考に肝に命じます。
 
 佐賀県鳥栖市 那須修一

8/4 佐賀の石田さんから「ヒノヒカリの今の稲姿」
ヒノヒカリの今の稲姿の写真お送りします。
赤木御大のとは比べ物にはなりませんが
堆肥反当5トン入れた田んぼです。
この田んぼはジャンタニ君の働きのおかげで
雑草は一本も見当たりません。
 
田植え後45日です。
 
8/4 奄美大島の畑さんから「シロノセンダングサの効用」
北の方や、四国では、雨が降りすぎて大きなj被害を出していますが、こちらは、干ばつです。山が低い与論島や、沖永良部島では、大変らしいです。
ところで、シロノセンダングサといって、タネが細長く(1センチくらい)洋服にささるようにひっついてくる草がありますが、
皆さんのところにも生えているでしょうか。白い花を咲かせる草です。
蚊にさされたり、傷ができたときに この葉をもんでその汁をつけると、数分でかゆみや、痛みが消えることを発見しました。
傷の治りもはやいですよ。よく、蚊にさされたりする人は、活用してみてくださいね。
 
畑 琢三
8/4 岡山の林さんから「藤田さんの「イネヨトウ」

こんばんは皆さん、藤田さん、
藤田さんのヒノヒカリはかなり茎が太いのでしょうね。
藤田さんはえらい、普通の百姓は「病害虫百科」などで調べませんもの。ニカメイ
チュウではないのですか?成虫にならないと見分けにくい場合もあるようですね。私
もニンジンの害虫であるヤサイゾウムシの成虫を始めて見るまで3年かかりました。
私はまだイネヨトウを現場で見たことがありません。
被害があるとはいっても、今年も去年のようにそれなりに獲れるのではないでしょう
か?
林 正弘
岡山県御津町

8/3 静岡の藤田さんから「今年もまた虫がいる!」
このHPに初めてメールしたのが1年前の今頃。黒米に虫がいる〜と騒いで、
茎の中のは結局何の虫かはっきりわからなかったけれど、まあそれなりに収
穫できました。
それが、今年もまた虫がいる!(今回はヒノヒカリですが)ここまで順調に
きたのに、ああ何で・・・。
図書館で借りた「病害虫百科」(農文協刊)と何度も見比べると、どうも
「イネヨトウ」のような感じがしました。去年林さんに「冷静に観察してく
ださい」と言われたのを思い出し、ここまで我慢してきましたが、留守にし
たこの4日間に芯枯れ茎が急に増えてあせっています。
これ以上広がらないためには被害のひどい株を抜いたほうがいいのか、そん
なことしてもあまり意味がないのか・・・林さんのように冷静になれない私
は、「ちょっと!私のイネ勝手に食べんといて!」と虫にマジで怒って、変
色した茎を抜いては虫をつぶしています。結局この1年進歩してないという
ことですね。
 
●やまちゃんから
黒米や赤米は茎が太く、タバコのフィルターくらいあるのでムシも居心地がいいのでしょうかね。
うちから嫁入りした種籾で、市川さんがタガメビオトープに黒米を作っているのですが、
http://www.geocities.jp/tagameha/komezukuri.htm
それに、ニカメイチュウが大発生したというので、見に行ってびっくり。
ニカメイチュウに本気にとりつかれると、こんなになるのかと、身の毛のよだつ思いでした。
まるで、枯れススキなんです。(3年ほど前のこと)

8/2 千葉の野口さんから「明日から長野です」

千葉の野口です。
佐久の大井さん、はじめまして。

> 父が昨年他界し、稲作を自分だけでやるのは2年目、への字稲作は
> 今年初挑戦です。赤木御大の言われる迫害も体験しました。
への字こそしていませんが、完全に全部面倒を見るのが2年目なのは私も一緒です。
30年近く春と秋は手伝いましたけど、毎日見ているとつくづく田んぼは不思議な世界
です。

実は明日8/3から農文協の栂池センターで行われる加工のお勉強会に夫婦で出かけます。
私自身の加工はジャムがメイン、母は味噌がメインなんですが、ちょうど米粉の話題
も出るので、お菓子担当の奥さんにも参加してもらう予定です。

米余りの中で、おいしい米をどう売るかと考えたとき、ひと味違うアプローチもある
のかなぁと思っています。
--


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

   mailto:turbo(アットマ)kaimu.jp    ¶  野口 忠司(た〜ぼ)
   Tadashi Noguchi
     826 FUSA  ABIKO-SHI  , JAPAN  270-1101
     TEL: 04-7189-2825      FAX: 04-7189-2832    MOBILE: 090-1815-2825
     http://www.kaimu.jp/

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

8/2 岡山の赤木さんから「ヒエ対策」
佐賀の那須さんへ
毎度毎度しゃしゃり出る菜の花男こと赤木です。
気まぐれ台風10号の被害が無かったことを祈ります。
 
 6反5畝のヒエはえらいこっちゃ。正面から一人で勝負したら身体が燃え尽きてしまいそう。深水管理ができなかったみたいですね。穂だけ枯らす薬剤は私はわかりませんが、無農薬を貫き通すのでしたら、来年の参考にして下さい。
 
 ずっと以前に福井県鯖江市の藤本さんの言葉を、やまちゃんから聞いた記憶がある。
ヒエの種子は怖くないと。来年きちんと管理すれば今年いくら落ちても大丈夫だそうです。
そのときには信じられなかったです。
本によると、ヒエの種子は冬の乾燥で半分は死滅し、再来年に生き延びるのはほとんど無いそうです。
 
 今年の収穫に支障ない程度取っておき、収穫後は耕して田んぼを乾かすことに努める。来年の代掻きの時に大きなのが生えていないように春先には耕しておく。これが結構大変で、5月の下旬にもなると2週間もするとヒエはすぐ伸びてくるから、観察しながら対処する。
 田植え後はどんなことがあっても最低7cmの水深を保つ。一枚の田んぼを植え終わったらすぐ水を入れる。次の田植えを中止してでも、夜になろうとも水だけは入れる。
明日でいいや、、、、これは後で必ず泣く事になる。
田んぼは毎日見回って、最低20日、できれば1ヶ月間は浅水にならないように気を配る。
土の表面が水から出るようなことが一日でもあったら負けですよ。
 たとえば、夜の10時になってもポンプを移動さして次の田んぼに水を入れてやる。こんなことは珍しくありません。タンクの燃料の量で自動停止しています。
あっ、秋に田んぼの高低だけは直しておくことね。高低があったらヒエは生えますね。
明日は大雨、とわかっていても今浅水になっていたらすぐ入れます。明日の夕方の雨では間に合いませんから。
 
 こんなところが私のヒエ対策です。福井の藤本さんの言葉は、今ではその通りだと思うようになりました。生えたらたしかに怖いですが、ポイントさえ押さえればヒエは怖くないですね。
 中干しも終ったので、一度鎌持って一通り歩いてみようと思っています。怖くはないというものの、ヒエを生やしておくことが心のどこかに引っかかります。これが百姓の性(さが)というやつでしょう。死ななきゃ直らねぇ損な性分です。ひょっとしたら那須さんもいっしょかな。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通
 
8/2 長野の大井さんから「 はじめまして」

長野県佐久市の大井英典と申します。
いつもHPの宅急便拝見させていただいてます。
父が昨年他界し、稲作を自分だけでやるのは2年目、への字稲作は
今年初挑戦です。赤木御大の言われる迫害も体験しました。
家族を説得して田植え1週間もした頃、となりの田んぼの篤農家が、
「おい!こんなんじゃダメだぞ。硫安をくれろ。苗も坪当たり50株しかうえてねえ
じゃねえか。」
「いえ、45株です。(本当はもっと疎植にしたかったのに)父の残した本の通り
やってみたくて。」
「ふうん。まあやってみればわかる。」
とまあこんな調子でした。
まわりにへの字稲作してる人なんてだれもいない。
ああ仲間が欲しいと思っているときこのホームページを見つけました。
山下様、皆様どうぞよろしくお願いします。

長野県佐久市鳴瀬1122 大井英典 45歳
Eメール:h-oi(アットマ)nifty.com
tel:0267−67−3906

8/1 佐賀の那須さんから「ひえの穂を枯らす方法をおしえてください。」
佐賀県鳥栖市の那須です。
深水と米糠と除草機で無除草剤ではじめましたが、
除草機が1回目で故障して修理している間にひえがはびこつてしまいました。しかたなく手取りしていますが、6.5反もあるのでひとりではとても間に合いそうもありません。
やむなく、いつ昨年教えて頂いた「ひえの穂」だけ枯らす薬剤をふらざるをえないのかと悩んでいます。もういちど薬剤の名称や使用法など教えて頂ければたすかります。また、他にいい方法があれば併せてお願いします。なお手植えして大きな苗をうえた0.8反の分にはほとんど草はありません。水深の加減でこんなにちがうものかと思っています。
 よろしくお願いします。
 
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