2005年3月のお便り  HOMEに戻る

3/31 福井のK氏から「米づくり3年生」

いつもたくさんの情報ありがとうございます。
今年は米づくり3年生になるので、少しは余裕で春を迎えられそうです。
昨年は、コナギの逆襲にあい大変でしたが、今年は八反どりで返り討ちたいと
もくろんでおります。
こんなに楽しく米作りができるのは、山ちゃんはじめ皆さんの創意工夫が
手に取るようにわかる、この宅急便のおかげだと思っています。
ありがとうございます。

3/31 信州の関谷さんから「Reついに メールアドレスを変えました。」
信州の関谷です。
ようやく種籾も準備できこれから塩水選と温湯消毒に入るところです。
今年から一部の田で合鴨、他の田では米糠ペレットを撒くつもりです。
米糠ペレットも15kgで1000円近くもするので結構な出費になります。
菜の花除草がこちら寒地でも可能なのかそろそろ確かめたいですね。

田んぼの除草同様に、パソコンでの駆除も大変ですね。
英文メールですがをはじめネット防御ですが、私は八年以上前のウィン98パソ
コンです。
最近の市販ウィルスソフトは重すぎてそれ自体が私のパソコンにはウィルスみた
いなものなので、
ファイアーウォールはフリーの単独機能で軽いOutpost Firewallで防いでいま
す。日本語版あります。
ブラウザはMozilla Firefox、メールソフトは Mozilla Thunderbirdを使ってい
ます。
いずれも少し重いですが、日本語版もあるフリーソフトです。Mozilla
Thunderbirdは
ジャンクメールをバンバンとゴミ箱に捨ててれるので快感です。

で、問題の英文メールですが、
http://www10.plala.or.jp/baja250r/
という日本の個人サイトで発表している「英文メール駆逐艦雪風」が気持ちいい
です。
サーバーに突入して行って鬼畜米英文メールを撃沈しまくってくれます。
以下は作者サイトより簡単な説明

「訳のわからない英文のメールが来ることはありませんか?私はよく来ます。
日本で生活しているのに英語のメールは「あり得ない!」 というわけで
日本語でないメールは強制的に削除する常駐監視型のツールを作ってみました。
※日本のユーザーが英語で送信したメールを受信しても削除されません。
特徴は「最低限の設定で最大限の効果」です。面倒な設定は苦手だけど
英文スパムは駆逐したい!という人に最適。」

以上の設定で今のところブロードバンド環境下でもウィルスにもかかってないし、
不特定のネット攻撃も防いでるようです。
もちろん、最近のパソコンでXPとか使ってるなら関係ないかもしれません。
私もそろそろ買い換えたい…

信州佐久穂町(←合併しました)
あさひや農場 関谷

有機野菜のあさひや農場 <http://www.d4.dion.ne.jp/%7Easahiya/>

3/31 埼玉の後藤さんから「長粒香り米の北限」
福島二本松の先輩有機農家から長粒香り米をちょっと試してみたい
から種籾を送れ、と頼まれました。
サリークイーンは関東のこの辺が北限かな、と思いもう少し時期の
早いプリンセスサリーをとりあえず送ってみました。

前に現代農業の品種特集で北陸あたりの試験場で育種した寒冷地用
の長粒香り米を見た記憶があります。もしつくってみた経験のある
方おられましたら情報を教えていただけると幸いです。
(そのとき私は問い合わせたのですが県外からの利用者には種はも
 ちろん種の情報も出してくれませんでした。)

ps.
香り米のHPでの情報訂正についてのお知らせ
 
 私のHP上のサリークイーンの紹介ページ
 http://www.cam.hi-ho.ne.jp/masa-goto/saryqeen.htm
 
 で下記の最後の一文を削除訂正させていただきます。
 種籾生産組合では
  サリークイーンは 10年4月13日
  プリンセスサリーは13年4月13日に契約した、とのこと。
 チェック、更新を怠っていました。お詫び申し上げます。
 *********************************************
 種籾として販売しているところもあるようです。私の知る範囲では
 
 彩の国チチブグンヨコゼマチ籾種生産組合
 浅見隆男組合長 tel/fax 0494-24-1683
 
 種の出所は農技研のようですが農技研では種子生産の許諾はしていない、
 ということのようです。(⇒削除の文)
 *********************************************


**********************************************
 羽生   雨読晴耕村舎       後藤雅浩
 メールアドレスmasa-goto(アットマ)cam.hi-ho.ne.jp
 ホームページhttp://www.cam.hi-ho.ne.jp/masa-goto
 応援サイトhttp://www.saikazokuteki.com/pages/goto.html
 生産物情報http://udokuseikoufan.seesaa.net/
 
 日々の覚書http://udokuseikousonnsya.seesaa.net/
 食糧工房づくりhttp://blog.drecom.jp/masa-goto/

 3坪ハウスに関するもの
 http://shop.ruralnet.or.jp/genre.php?mode=detail&id=0404&b_no=04_40S0012538
*********************************************
 
3/31 岡山の赤木さんから「恐れ入らなくてもいいですよ」
赤木@菜の花です。
 
 アブラナ科緑肥は畑状態だと病原菌を抑える効果があるとは驚き桃の木です。
市川さん、ツチカエルに続いてまたまたひとつ利口になりました。
私が田んぼに取り入れたのは、たまたまの偶然ですよ。そんな知識なんぞあるはずもない。
 田んぼで何かおもろいことやってみたいなぁ〜、そんなこと考えている時に家族の一人が「菜の花が咲いたら人が来るよ」 そりゃぁそ〜〜だ。
そんなやり取りがあって菜の花を播いてみようと相成ったわけです。
 1年目に草が生えないことに少しだけ気付き、2年目でこれはすごいぞと見直して、3年目の結果をまのあたりにして完全にはまってしまいました。
 
 偶然の女神が手招きしてくれただけのことですよ。
やまちゃんからは説明責任があると言われてその気になって、なして草が生えへんのかと思いを廻らし、目視による観察からいろいろ考えて原因と思われることを並べてみたり、実施した科学的手法と言えば、水中と泥の中の酸化還元電位を測定しただけ。
あとはお得意の大ホラね。そのホラもまんざら外れていなかったようで、あちこちで結構受けているようです。
 
 でも残念なことに、降雪地帯やじるじるしている田んぼではできません。菜の花は冬と春が乾燥する地域限定技術です。除草剤みたいに全国どこでも、というわけにはいきません。じるじる地域では、そこに合った技術をそこの人に考えて欲しいですね。きっと何かあるはずだから。
 
 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通
 
3/30 姫路の市川さんから「菜の花」
市川憲平@水族館です
本日、日本生態学会の会場で、アメリカで研究を続けている農業生態学の研究者
の話を聞いてきました。アメリカでは90年代末から、小さい農業や有機農業を
見直す動きがでてきていて、最近では2%の農家で、有機農業が行われているそ
うです。その話の中で、イチゴを無農薬でつくっている農家が、植え付け前にブ
ロッコリーのカスを畑にすき込んでいるということを聞きました。ただの緑肥で
はなく、アブラナ科の植物からでる有機酸(?)が、土壌内の病原菌密度を大き
く下げる効果があるからだそうです。ブロッコリーだけではなく、マスタードで
も同様の効果があるそうです。
 この話を聞いていて、赤木さんはここまで知っていて菜の花を始めたんだと、
 恐れ入りました。上の話の続きですが、緑肥を入れた分だけ元肥を減らさない
 と窒素過剰になり、再び虫や病気がつきやすくなるそうです。

3/28 福岡の平井さんから「近況報告」
福岡の元氣村の平井です。
今日、念願の「溝切り機」が来ました。
除草剤無し、無農薬、無化学肥料、の稲作を初めて十数年、
欲しくてたまらなかったけど、10万もするので我慢してましたが、
昨年の倒れた稲から、芽が出るのを見ているしかできなかった
悔しさから、ついに決心しました。

これで少々代かきが下手でも、ジャンボタニシさんは溝の中で
暮らしていただき、草が生えてきたところで出勤してもらおうとの
魂胆です。
今年の稲作は、とても楽しみです。

話は変わりますが、娘が、私の産んだ(?)有精卵を使って
ケーキを作っています。

店名は“パティスリーうふ”といいます。
今回、ブログを立ち上げました。

よろしかったら、是非お立ち寄り下さい。

http://blog.goo.ne.jp/yukaoeuf

3/28 千葉の野口さんから「Reついに メールアドレスを変えました。」
千葉の野口です。

メールアドレスは、公開してしまうと必ずと言っていいほどspamやらウィルスやら迷
惑メールやらがやってきます。

非公開では商売にならないし、困ったものです。

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

  mailto:turbo(アットマ)kaimu.jp  野口 忠司(た〜ぼ)
  http://www.kaimu.jp/   花囲夢@我孫子/千葉

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_
 
3/28 富山の予果さんから「ついに メールアドレスを変えました。」
 あちこちのネットに顔を出している限り,アドレスを変えても同じと思いながらも
あまりのゴミの多さについに変えてしまいました。身に覚えのない,「あなたの請求
書について」なんていう英文での返事がきたりしても〜う嫌,限界と。
 
ここ10日程,メールなし生活を味わっていました。山ちゃんすみませんがこちらに
HPを送ってください。

 My HPアドレスも変更しないといけないなあ。

 お米は種籾を水につけて早2週間たちました。まだ田畑の雪が消えません。

 今年のお米は直播を少しやってみようと思っています。新しく借りた田が粘土田
で,うね間にはいつも水,うねはこちんこちんなのです。ここに,すじをきちんとつ
けて2,3粒づつ籾を撒き,そのまま大きく育てようともくろんでいます。
 
 直播は籾をきちんと撒かないと除草が難しそうですね。また皆様のお知恵を貸して
ください。
 田畑が少しずつ増えて3反ほどになっています。相方と一緒にできるのでやりたい
ことがどんどんひろがり嬉しいです。あは。

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆
田舎家の菜食喫茶 神実(カムミ)
                  M田 予果
〒939-2333 富山県八尾町桐谷1673
T&F 076−454−5536
(完全予約制になりました。冬は四駆で。)

http://Www.cty8.com/yoka/index.htm
(↑最初のWを小文字半角にして飛んで
  ください)

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆

3/28 信州のまんまるファーム・村井さんから「HPのアドレス変更お願い致します」
山下さん、こんばんは!
お世話になっております、信州のまんまるファーム・村井です。

(最初に・・・当方まんまるファームのHPを「除草剤に頼らない稲作りの百姓マップ」にリンクしていただいているのですがHPアドレス変更しましたので修正をお願い致します。お忙しいところすいませんがよろしくお願い致します。
新アドレスは
http://www15.ocn.ne.jp/~manmaruf/
です。)

お世話様です。いつも宅配便、楽しみに拝見しております。今年の稲作りもいよいよスタートですね。うちの無農薬・無化学肥料の稲作りも今年で11年目(ほんとにあっという間です!)を迎えました。ここ信州は涼しい冷涼な気候なので害虫の心配は非常に少ないのですがやはり毎年のように雑草(特にコナギ)に悩まされています。這いつくばって数週間もかけてコナギを手取りした年もありましたが結局取り終えた時には最初にとった部分から再びコナギが芽吹いてきて全く意味なし、で全身の力が抜け切った・・・そんな経験もしました。そこで2年前から全面積の7割強(7反5畝)に合鴨を入れるようになって、収量も数段アップするようになりました。今まで田植え直後の米ヌカや大豆散布、手押しの除草機、期間をあけての2度代かき・・・等など色々と試してきましたがほとんどうまくいきませんでした。どこかポイントを抑えきれていなかったのだと思います。ただ合鴨もネットや電柵設置や日々のカモ管理など大面積でやるには課題も多く、私のケースでも畑&田んぼで今の規模で結構労力的にギリギリの線かな、と感じています。レンゲや緑肥を検討した時期もありましたが、強湿田ばかりでちょっと無理だと実行はしていません。これからも除草剤を使わない稲作り、全力でそして淡々と続けて行きたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。(ちなみに私も元関西人です!)

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まんまるファーム〜無農薬・無化学肥料の野菜とお米
村井健二
http://www15.ocn.ne.jp/~manmaruf/
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3/27 佐賀の太田さんから「配合機」
 こんばんは ただいまお茶の火入れ中です。ドラムの中に荒茶を投入してただ見て
いるだけですのでメールです。昨日のレンゲの件ですが、私が無農薬を初めた頃は冬
場から春先の雑草はもの凄い栄え方でしたが、ここにさんねんはなぜか毎年小さくな
りました、なぜざろうといつも考えていましたが、林さんのご指摘道理にその草にあっ
たミネラル不足かもしれません。お米は米糠300?位でそこそこに取れるようになり
ました。稲がそこそこに雑草にあったミネラルを吸い上げるじゃないかな〜〜と思い
始めました。これはわからん世界  佐賀の地球市民の会ではミャンマで活動を遣っ
ていますが、あちらの稲は人間の高差ぐらい水をためる所もあるようです。しかしヒ
エはしっかり稲と競争してるとのこと、我々の深水でヒエ対策はいずれヒエさん達も
進化して効果なしか?また次の世代でそれ以上のことを考えるか、まあどちらでもい
い私はいないから〜〜下の写真は25年前位に廃業した養鶏場から10年以上使った配合
機を分けもらいました。休みなしの15年養豚業に動きその後は、農業用に動いていま
す。

農業用は米糠主体ですので15センチ嵩上げです。米糠300?に新鮮なオカラ80キロ位
にスーパーのヨーグルト(なぜかブルガリや)ほんの少し入れて15分位良くかき混ぜ
て、一日一回かき混ぜると何日かしたら、香り良い乳酸菌が出来ます、その後納豆菌
ができます。温度によつて色んな菌が出来るみたい、これをベースに鶏の餌とか茶園
のぼかしをつくています。水田のぼかしも除草対策に色んなものをためしています。
今のところ赤木さんの菜の花がベストみたい。皆さんもどうかに転がっている配合機
を利用されたら便利ですよ。
佐賀 太田


3/28 岐阜の大坪さんから・たくさんの質問に答えていただき有難うございます
赤木様
 下呂市の大坪です
たくさんの質問に答えていただき有難うございます。
レンゲは8月下旬頃に蒔かないと冬の凍み上がりで浮き上がり枯れてしまうようです。でも我が家は大きなコンバインでもないので、来年の米つくりに向けて、とにかく稲刈りの前にレンゲを蒔くつもりです。自分で体験して見ようと思います「レンゲを作り続けるとミネラルが溶脱する・・・・・」に関して、林さんからもご返事有難うございます。分子レベルの話・・・という事。私にはむつかしすぎていずれ、レンゲを続けることになった時に又考える事とします。

1月号や3月号の赤木さんの本や井原さんの本などを広げ、いままでの田んぼの記録なんかを引っ張り出して腕組している最中です。
そこで恐縮ですが、またまた質問です。
赤木さんがおっしゃるように追肥の量が少ないと化成肥料のほうが振りやすいと思いますが、追肥の量で硫安か化成肥料かどちらか振りやすい方にしたいと思います。やまがたのリン酸の多いほうがよいのでしょうか?
55日〜50日前の追肥としての菜種粕の場合は鶏糞の半分くらいの量でいいですか?オガコ堆肥も2t程入れて様子を見ます。今年の稲作は3通りのやり方でいきます。
今更こんなことを聞くのも変ですが、目標茎数というのは農協のひょろひょろ苗の3本植えですとどのくらいですか?(自分で考えろって、何月号かに書いてあったような・・・)

米ぬか除草もポット苗や畑苗ならすぐに米ぬかを散布するのですが、農協の苗ですから田植え後と言う事よりも出来るだけ代かきと田植えの期間をを短くするようにつとめました。何年もボカシや米ぬかを入れ続けると、田の水は醤油の色のようになり、糸ミミズがゆらゆらとしていました。化学肥料や硫安だけの時とは様子が違うと思いました。
どこも初期は深水に心がけています。ヒエが無くなったと思ったら同じ田んぼで今度はマツバイの大発生でした。収量にはあまり影響がないといってもすごい繁殖力です。運が悪い事に
マツバイが非常に苦になり、除草機を押したのが7月に入ってから。案の定大切な根が切れてしまい分けつがストップしてしまいました。近所のじいちゃんのことばに乗ってしまった私がいけなかったのです。よく考えれば私はへの字で近所の人は皆なV字。当然分けつの認識が違っています。悔やんでも後の祭りです。ということでマツバイがどの程度の影響があるのかは判らないままです。
秋口に起して冬の寒さにさらしたり、かなり深水に徹しましたが変化はありませんでした。結局翌年除草剤の御世話になりました。ヒエだけならば、おっしゃるようにわざわざ米ぬかを振らなくても深水で充分対応できると思います。水もちの悪い田んぼは何をしても効果ないようです。

コナギについては、菜の花が除草が出来ないとなれば、不耕起でコナギが目覚めないようにするのがいいのでしょうが、水もちが悪い事もありそれもダメで、もし生えてしまったら昨年教えていただいたように、深水にしてかき混ぜて浮かすようにしたほうが気が楽です。(収量に影響が無い程度なら)今年まく予定のレンゲがどの程度地力と除草の力になるのか楽しみです。
大きくなるような春の草はいまの所思い当たりません。今年はある程度の除草剤は使用するつもりです。

アッと 今ふと思いましたが、菜の花の一種でおり菜(芯きり菜)があります。9月中旬頃に蒔き4月〜5月にかけて食べるのですが、田植えの頃はせいぜい40〜50cm位です。田んぼにまくには種が大変高いです。種をとって・・・なんてことをしていると私、おばあさんになってしまいます。

     大坪でした。
3/25 岡山の林さんから「大坪さんのレンゲ」
皆さんこんばんは、
赤木さんから呼ばれましたので・・・。
大坪さんの、レンゲを連作すると微量ミネラルが不足するかどうかについて、私は知
りません。レンゲを連作するとレンゲが生えなくなってくるというのは聞いたり読ん
だりしたことはありますが。これは分子レベルの化学の世界の話ではなく、連作に
よって一定の元素が不足してくるかどうかだと思いますが、この話のもととなった原
文にあたるのが最善だと思います。必要なら土壌分析すれば良いと思います。
昨日の強風で今まで頑張ってきたトンネル群も殆ど飛ばされてしまった。またもや動
物がマイカ線を噛み切っていたからだ。マイカ線を何度修理してもきりがない。彼ら
はゲリラ的に攻撃を仕掛けてくるのでこちらも参ってしまう。もう、どうとでもなれ
だ!後、数日で温かくなってくれ!潰瘍に悪いので気にしないことにした。放ってお
くことにしよう。

林 正弘
岡山市

3/25 岡山の赤木さんから「大坪さんへ」
赤木@菜の花です。
 24日に兵庫県福崎から10名、菜の花の話題で盛り上がりに我が家にやって来られました。つい先日3町5反ほどに播いてきたと言うではないか。私が話すことなんかもう無しです。立派立派。仲間が増えてくれれば祝着至極です。
さてとだ、たくさんの質問が出てたようだぞ。考えられる範囲で書いてみます。ちょっくら長いぞ。大坪さんの質問はちょっと色っぽくしておきました。
 
 色々教えていただき有難うございました。地力をつけたいと思っても、やはり菜の花は無理なようです。1月号の赤木さんの記事や井原さんの本などを見ながら、色々と考えてみました。飛騨地方ではレンゲは昔からまいていたようです。イネのあるうちに種をまく方法。(いまはほとんど見かけません)しかし昔と違って機械が入ったりすることで、かなりムラになるようです。レンゲはムラにならないようにすることがコツだと井原さんの本に書いてありましたので。
 
 レンゲはコンバインが苦手です。刈り取った後、ワラの上に種子を振りまいてやればいいですよ。飛騨だと刈り取りも早いだろうから、その後の雨で十分発芽します。
 春の草で困るようでしたら、刈り取り後一度耕してから播いてもかまいません。
私はもたもたして、播種が12月2日になってしまいました。どこまで成長するか見極め中です。いくら暖地とは言え、せめてもう1ヶ月早いほうが良かったと反省しています。
 
私にも可能な方法は鶏糞150kを田植えの1週間ほど前にいれて、45日前に葉色が薄ければ硫安で追肥をという事になりそうです。
地力が無いという他に追肥しても早くに色ざめしてしまう理由を私なりに考えてみました。農協の苗で並木植えですので45日前に追肥をすると7〜6本でも40本近く分けつしてしまいます。 地力のない所で一気にブワーッと分けつしてしまい肥効が落ちてしまうのかもしれないと思ったりしました。  中途半端な並木植えだったので、今年は思い切って50cmにするつもりです。 それとペレットの鶏糞は乾燥鶏糞と同じ使用量でいいのでしょうか?
 
 基肥に鶏糞150kgと、45日前に硫安で酔拳肥振りの術。
鶏糞150kgだけでは、よほど地力があるか水が富栄養化してない限り、いくらコシヒカリでも栄養失調でしょう。 
 どんなに疎植にしても硫安10kgでは怖いように思います。もし振る前に目標茎数の8割あったら穂肥まで待ちましょう。7割だと5kgが限度です。8割近くあるのに5kgの硫安入れたらぶっこけたことがあります。こうなると化成肥料のほうが窒素濃度が低くて振りやすいですよ。
 ペレット鶏糞は値段が高いです。私も扱い易いから50日前頃に使っていますが、わずかなムラ直し程度だから使うんです。通常の鶏糞の2.5〜3倍もします。窒素成分は乾燥物と変らないと思います
 
べつの田んぼですが45日前の一発追肥を2回に分けてはダメでしょうか?小さな田んぼばかりですので色々と試そうと思っています。
 
 
 生育中期の施肥を2回に分けてもかまいません。慣れないうちは1回目を50日前にやり、10日後に分けつ状況を確かめた上で、つまり40日前に2回目を振ればいいです。肥桶担ぐのが2回になりますけどね。これは不慣れな時のやり方です。
 地力や色ざめ対策の2回振りなら、硫安2回よりも持続性のある有機物を利用する方がいいでしょう。前述の鶏糞150kgと硫安の組み合わせとか、菜種粕と硫安の組み合わせとかね。
 基本的には何でもいいから有機物を入れて地力を付けることでしょう。籾殻は最高資材ですが、撒くのが大変です。できれば田んぼで、裏作として出来るものが楽して地力になってくれます。厳しい冬に耐えれるものを見つけてください。堆肥なら窒素の少ないのを大量に入れるとか。 キーワードは窒素ではなく有機物です。
 
余談ですが、長期にレンゲを作り続けると収量が少なくなってくるという事を、主人が高校生の時に先生が教えてくれたそうです。昔の事で記憶が定かではありませんが、当時富山の農業試験所で実験した結果、(マグネシウムやマンガン)?等が土壌から溶脱している事がわかり、微量要素を追肥する必要があるという事です。
 レンゲの連作でミネラルが溶脱?これはわかんないね。根や根粒菌が強烈な酸でも出すのか。あるいは腐熟が一気に来るからその有機酸が影響するのか。いずれにせよこれは分子レベルの化学の世界だから林さんの出番だよ。  お〜〜い! 
 
何年も米ぬか除草の為米ぬかを入れ続けていても耕土が浅いと地力はつかないのでしょうかね。うちでは色のさめた所からイモチが出ます。以前に色が冷めたところに硫安を振ってみたら本当のイモチになってしまって(多く振りすぎたのだと思うけど・・)量の加減が難しいです。
 
  米糠での地力増強は、う、、、、ん。土の物理的改善は無理でしょうね。消えて無くなるから。有益微生物を元気にする力は強いけど。。。肥料分をつかまえて根が欲しがる時に与えたり、微生物の死骸がぐっと増えるような働きは期待薄かな。どうしても大量の有機物が欲しいです。
 色がさめた所に出るエセいもち、穂枯れ病はものの本によると、秋落ち田や低湿地田で根腐れを起こすような田んぼに多いそうな。薬以外では土作りが防ぐ手段だそうです。
 
又主人が耕地整理した田んぼですが、まだ耗土を広げていませんが、牛糞堆肥(オガコが多い熟成堆肥)を入れるとしたらどのくらい入れればよいでしょうか?3〜4t位?・・。この牛糞については主人が広げてくれるそうでヤレヤレです。 
 オガコ入りの熟成堆肥なら期待できそうですが、混合率によって窒素量が大きく違う。肥料便覧では0.4%となっている。オガコが多いと窒素の供給どころか、炭素率が高くて窒素飢餓になってしまうらしい。植えて10日もすると苗はまっ黄色になるということです。
こうしてみると散布量はさっぱりわかりません。
 私だったら、1年目は2トンほど入れ様子を見ます。この程度なら窒素が過ぎることはないし、足りないようだったら45日前に何かで調整できます。もし窒素飢餓を起こすようなら尿素ででも対応できます。ま、すべては手探りになるでしょう。
 
それから米ぬか除草で気になったことがあります。
田植えをして4日後くらいに米ぬかを振っていましたが、 ヒエには大変効果がありました。でも、かなりトロトロニなってもコナギやホタルイは効果が薄かったようで非常に苦労しました。 その田んぼによって使い分けが必要だと思いました。また米ぬか除草を続けていたら、マツバイが急に増えてきてしまいました。田植え前に浮かせて流したり、深水にしたりと色々やってみましたがついに断念しました。
 
 田植え後4日も経ってはコナギへの効果はむつかしい。こやつは代掻きした夕方には芽が動き始めるほど、応答が速いらしいです。肉眼にはまだまだ見えませんけどね。田植え後に振るのだったら田植え当日か翌日ね。
 ヒエに効果があったのは、もしかしてその田んぼは深水をしてたんとちゃうやろか。もしそうやったら、米糠ではの〜て空気との遮断効果とみるべきなんやけどなぁ。。。
 以下はものの本から。
マツバイは少々寒くても芽が出るし、早生だと刈り取りした後で光を受けて、来年へ生き残る芽を生産する。種でも増えるし茎が地中に残っても翌年増える。とまぁすごいやつだが、大して悪さをするような草でもないらしい。芽は低温には強く乾燥には弱い。
 ヒエの生えなかった田んぼとマツバイの増えた田んぼは別なんだろうか。深水にはヒエ同様弱いらしい。酸素がたくさん欲しい部類なんだね。
 以上を総合してコナギとマツバイ対策考えてみてください。
 
 飛騨地方は菜の花は無理としても、秋に肥料を振っておけば田植えまでには大きくのさばるような春の雑草はないでしょうか。そんなものがあれば、これを緑肥として利用すればいいです。
 私も今年は雑草神社を建てたいほど。もとから雑草だけを頼りにしている田、レンゲがあてになりそうにないからここも雑草が頼み。小麦は全部カラスと鳩に食われたから、ここも雑草が頼み。合計8反3畝は春草が頼りの今年のイナ作。菜の花緑肥もここまで進化した。あはは。。。
 
 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通
 

3/24 岐阜の大坪さんから「教えてください」
赤木様
 下呂市の大坪です
パソコンの具合が悪くてインターネットがしばらくできませんでした。機械オンチですから・・・・。
 色々教えていただき有難うございました。地力をつけたいと思っても、やはり菜の花は無理なようです。1月号の赤木さんの記事や井原さんの本などを見ながら、色々と考えてみました。飛騨地方ではレンゲは昔からまいていたようです。イネのあるうちに種をまく方法。(いまはほとんど見かけません)しかし昔と違って機械が入ったりすることで、かなりムラになるようです。レンゲはムラにならないようにすることがコツだと井原さんの本に書いてありましたので。
 
私にも可能な方法は鶏糞150kを田植えの1週間ほど前にいれて、45日前に葉色が薄ければ硫安で追肥をという事になりそうです。
地力が無いという他に追肥しても早くに色ざめしてしまう理由を私なりに考えてみました。農協の苗で並木植えですので45日前に追肥をすると7〜6本でも40本近く分けつしてしまいます。 地力のない所で一気にブワーッと分けつしてしまい肥効が落ちてしまうのかもしれないと思ったりしました。  中途半端な並木植えだったので、今年は思い切って50cmにするつもりです。 それとペレットの鶏糞は乾燥鶏糞と同じ使用量でいいのでしょうか?
 
べつの田んぼですが45日前の一発

追肥を2回に分けてはダメでしょうか?小さな田んぼばかりですので色々と試そうと思っています。

 
 余談ですが、長期にレンゲを作り続けると収量が少なくなってくるという事を、主人が高校生の時に先生が教えてくれたそうです。昔の事で記憶が定かではありませんが、当時富山の農業試験所で実験した結果、(マグネシウムやマンガン)?等が土壌から溶脱している事がわかり、微量要素を追肥する必要があるという事です。
 
何年も米ぬか除草の為米ぬかを入れ続けていても耕土が浅いと地力はつかないのでしょうかね。うちでは色のさめた所からイモチが出ます。以前に色が冷めたところに硫安を振ってみたら本当のイモチになってしまって(多く振りすぎたのだと思うけど・・)量の加減が難しいです。
 又主人が耕地整理した田んぼですが、まだ耗土を広げていませんが、牛糞堆肥(オガコが多い熟成堆肥)を入れるとしたらどのくらい入れればよいでしょうか?3〜4t位?・・。この牛糞については主人が広げてくれるそうでヤレヤレです。
 
それから米ぬか除草で気になったことがあります。
田植えをして4日後くらいに米ぬかを振っていましたが、 ヒエには大変効果がありました。でも、かなりトロトロニなってもコナギやホタルイは効果が薄かったようで非常に苦労しました。 その田んぼによって使い分けが必要だと思いました。また米ぬか除草を続けていたら、マツバイが急に増えてきてしまいました。田植え前に浮かせて流したり、深水にしたりと色々やってみましたがついに断念しました。
何だかまとまりのない質問ばかりですみません。
   
3/23 京都の土佐さんから「Re「教えて、生芋コンニャク」
こんばんは、ご無沙汰しています。
春本番が間近だというのに相変わらず台風災害の復旧に追われ、天気の良い日にはユ
ンボに乗っています。
農地が山間部にあり、その上高齢化が進む当地では、個人で復旧工事をしようという
人が少なく、放っておくと農地をあきらめてしまう農家が多数あります。
そこで先日より話題に上っている営農組織の出番になっているわけです。
小災害の農地を、自治体に一括して補助金を助成してもらい、営農組織の作業部会で
片っ端から復旧して回っています。
もちろん大規模災害は国の河川激甚災害や農業災害の指定を受けていますので自動的
(?)に現状復帰がなされます。
しかし田んぼに土砂が10立方メートル入ったくらいでは大規模災害とは認められま
せん。
オペレーターや耕作者総出で1枚また1枚と片付けています。
我が家の田んぼにロータリーをかけられるのはいつになることやら・・・

それはさておき、我が家もコンニャク芋を栽培しています。
山の中なのか1kgの芋になるまで4〜5年かかります。
春に植付け、秋に堀上げ土蔵の中で冬を越させる。これを繰り返すわけです。
日焼けをすると植付けより小さな芋になってしまう年もあります。困ったものです。
我が家でのコンニャクの作り方は添付ファイルにあります。(注・末尾に掲載)

しかし西村さんのおっしゃるように、同じ作り方をしても柔らかくなったり硬めに
なったりしてしまいます。
この原因は、芋の状態(水分が多いと柔らかく出来ます。早く大きくなった芋はだい
たい水分が多いと思います。)また、芋を灰汁と合わせるときのすばやさと混ざり具
合(手が腱鞘炎になるくらい徹底的に混ぜ合わせないとむらになってしまいます。)
また塩分厳禁です。汗一滴でも全く固まりません。
硬い時はどうしようもありませんが、柔らかい時は湯煮(お湯で煮込む)をします。
少しは硬くなります。
当地では灰汁に草木灰や稲藁灰(私はこれを使います)また胡麻ガラを使う人もいま
す。それぞれ灰汁の強さが違うようです。私の場合この冬は新羽二重糯の稲藁を使っ
たためか例年のコシヒカリより少し弱い灰汁になったようでした。何故なのかわかり
ません。

そろそろ霜が降りなくなったら植付です。もう何十年と連作している畑を今年も使い
ます。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
     丹波の恵み「長宮農園」 
京都府天田郡三和町岼595   土佐祐司
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

●我が家のこんにゃくの作り方(by 土佐)
[灰汁を作る]

@藁20束をトタンの上で燃やす。(完全に灰になるよう注意)

A灰をバケツにいれ、熱湯5.5〜6リットル注ぎよく混ぜる。

B容器の上にざると目の細かい綿布をおきバケツの溶液を移す。

C自然に水を切った後よく絞り容器に灰汁を移す。

D容器の中の灰汁は黒い部分が沈殿し、白い上澄みのみを取り出す。

 

[コンニャク]

@    コンニャクイモ1kgを用意

A    薄めに切り蒸し器で蒸す。(約30分)(芽の部分は大きい目に切り取る)

B    ぬるめの湯3リットルと灰汁1リットル、カップ1杯の灰汁を用意。

C    蒸しあがったいもの皮を剥きミキサーにイモ2〜3個とカップ1杯の湯をいれよくすりつぶす。

D    ミキシングしたコンニャクを鍋に移す。

E    2個の鍋で湯を沸かし片方に1カップの灰汁を入れておく。

F    鍋に移したコンニャクに3リットルの灰汁を加え手早く手触りがなくなるまでかき混ぜる。

G    手に水をつけ表面を滑らかにする。

H    それを150g掬い取り手のひらでまとめ、灰汁を入れたほうの鍋に入れ湯がく。

I    固まったらもう片方の鍋に移し、更に湯がく。

  
 
3/23 匿名氏から「塚本さんから・集落営農について」 の追加
>  農協の職員に玄米60キロあたりの価格について質問しました。お米の入札価格から2,500円の流通費用を引いたのが農家の手取りになるそうです(この質問をしたら、ある農協職員はすごく嫌そうな顔をしていました)。入札価格には関係なく農協に2,500円の流通費用が入るということでしょうか?

それ以外にも政府から税金の投入が有るようです

まだまだ農家は経費がかかります、(生産経費では有りません)
10アール当たり1500円の集荷円滑化対策費+過剰時の過剰分拠出
稲作所得基盤確保対策費、認定農業者なら価格補填上乗せ分の費用

あと集荷調整金?
庭先から農協検査場までの運搬費120円
米品位検査料60円
等、20項目以上で経費が要るようですが定かでは有りません

農協出荷のお米は政府から流通経費を税金から出していて、日本全国何処へ運んでも一俵100円らしい(離島のをのぞいて)?
農家が農協に販売するときの、価格は内税、入札価格は外税?
等々農協が米を1俵動かすとグループ全体で3500円から4000円の間の金額が入るらしい?

>  日本の行政は供給者(生産者)保護が役割と思っているので、お米の消費者より生産者の農家を、農薬を買う農家より農薬メーカーを護ると堺屋太一さんの本で読んだことがあります。
>  農政も、政策の供給者である行政や農協を護るためにあると考えれば理解しやすいと思っています。

コスト削減に農業者の人件費削減ばかりで流動費、固定費、をどのように削減すれば利益率が向上するのか考えないで規模拡大や協同ばかり
で騒いでいる所は相手に出来ません
他産業の経営でいえば、経費削減、経営効率の改善をとことんやって、どうにもならないとき、社員のリストラが普通です(有る意味最後の手段です)
なにせ最初からリストラですからとんでもない話です

http://www.nouson-houchi.com/column/ore/ore19.html

この話はどうでしょうか?

匿名希望で良いですか?(匿名希望)

3/22 広島の西村さんから「教えて、生芋コンニャク」
 作った作物は売るねばならない、売る努力をしなければならない。
母が植え付けた里芋は小粒な小芋が多かったけれども500g/100円の価格設定

売り切ってしまいました。2月から販売。
でもって、私が育てていたコンニャクイモにもそれなりに稼いでもらわねばと
3月にはいってから毎週末にコンニャクを作っているのですが回を重ねるたびに凝固
が悪くなって
1回目 刺身コンニャクで販売  − 売れ行き良好
2回目 短冊では内部が固まらず、ちぎって再加熱して凝固させて『ちぎりコンニャ
ク』として販売  − 少し売れた
3回目 生イモをすりおろして吸水させた段階で固まりそうにない危ない雰囲気で、
火を通して冷ました状態でも固まる雰囲気がなくこの段階で生イモを3割方追加して
水分比率を下げて凝固を試みるが、追加の芋を少な目の水で吸水させることなく直接
すり落としたために
混ざり合わず2回目の出来を下回る『ちぎりコンニャク』となりました。
ここ2週は『ちぎりコンニャク』加工品として味付けして惣菜として並べています。

惣菜では並べても2日が限度で1週間は並べられるコンニャクにしたいのですが
春先にはコンニャクは作れなくなる、芋の比率を上げる必要があるとかするのでしょ
うか?

○春先にはコンニャクは作れなくなる
私が参考にしているHPでは下記の記載があります。
『春になり成長の準備が始まるとコンニャクイモの成分が変化してしまい、コンニャ
クをつくるのに適さなくなってしまいます。』
http://www.max.hi-ho.ne.jp/konjackey/taberu/nama/tukurikata.htm

○芋の比率を上げる
上記HPを参考に 芋:水の比率は1:3 凝固剤は炭酸ソーダ 20g/芋1Kg
炭酸ソーダ=炭酸ナトリウム

で刺身コンニャクのはずなのですが暖かくなると芋:水の比率は1:2とかにしない
と無理なのでしょうか。

3/22 岡山の林さんから「引越し」
皆さんこんばんは、
今日やっと引越しを済ませた。50m程の距離だけ移動したが、引越し先の家は便所、
風呂、キッチンがなかった。座もなかったので寒さ対策として自分で作った。クロー
ゼットを作りこみ、風呂は大工さんから貰っていたシステムバスを運び込んだ。キッ
チンの流し台はあるところから使われなくなった新品を貰った。排水設備、水道パイ
プを自分で工作し、井戸ポンプは中古で見つけたものを取り付けた。便所だけは作っ
ている時間がなかったので1万円で買った中古の簡易便所を置いた。しかし、この工
事は順調に行った訳ではなく途中で中断してしまった。十二指腸潰瘍で入院しなけれ
ばならなくなったからだ。十二指腸に幾つか穿孔が開きそこから内容物が漏れ出し腹
膜炎を併発してしまった。これはかなり痛い病気だ。お医者さんに「ニンジンが心配
なんです。お客さんに供給する責任がありますから・・・。」などと言って早めに退
院させてもらった。戻ってきてトンネルを見ると幾つかのトンネルが風で飛んでい
た。よく見るとマイカ線がいたるところ動物に噛み切られていた。ニンジンの世話と
大工仕事を継続しやっと入居可能な状態までこぎ着けた。
ピロリ菌を除菌してもらうことになった。胃カメラで十二指腸を検査したとき患部を
少し切り取り培養してピロリ菌の除菌に効果的な薬品の組み合わせを見つけてもらっ
た。ピロリ菌を持っている人が全て潰瘍になる訳ではないが、潰瘍になった人はピロ
リ菌を持っており、除菌しておくと再発しないと言うことらしい。今回はかなり大変
な状態を切り抜けた。体がストレスを感じていたようだ。

林 正弘
岡山県御津町(もうすぐ岡山市になります)

3/21 福井の塚本さんから「集落営農について」
 地元の営農座談会で農業改良普及員の先生に、集落営農をしてください、そのお手伝いをするのが私たちの仕事ですと宣言されました。後日、農政連の集まりで、わりと大規模に農業や農業資材屋をやっている方が、売り上げや費用、一千万円売り上げたときの消費税の支払いのことなど具体的なものが何もなく、作文だけを見せられてそんなもんできるか!と的を得た発言をしました。どこの営農座談会もそうだったようで、一同大いに賛同しました。私は声を上げて笑ってしまいましたが、これはよくない態度だったと反省しています。

 農協の職員に玄米60キロあたりの価格について質問しました。お米の入札価格から2,500円の流通費用を引いたのが農家の手取りになるそうです(この質問をしたら、ある農協職員はすごく嫌そうな顔をしていました)。入札価格には関係なく農協に2,500円の流通費用が入るということでしょうか?お米の輸入価格については今問い合わせ中です。

 日本の行政は供給者(生産者)保護が役割と思っているので、お米の消費者より生産者の農家を、農薬を買う農家より農薬メーカーを護ると堺屋太一さんの本で読んだことがあります。
 農政も、政策の供給者である行政や農協を護るためにあると考えれば理解しやすいと思っています。

     塚本でした。

3/19 福井の塚本さんから「カメムシ対策のお礼です。」
 カメムシのこと、その対策も教えていただいてありがとうございます。このメール仲間は反応が早くとてもありがたいです。私の問いかけの文章は分かりにくかったです。除草、乳白米、斑点米対策も含め、稲が喜んでくれるように6月に田植えをしてみようということでした。逆にカメムシとスズメに集中攻撃されるか???

 今夜、地元の農政連の集まりがありました。その資料の中に、米の検査の格落ち理由の割合があって、コシヒカリでは斑点米が10パーセントを占めていました。未熟粒、充実が悪い、心白、形質が悪いで85パーセント以上を占めていたので、斑点米は意外に少ないんだと一安心しました。まあ、慣行栽培(殺虫剤を数回使用)であることと年柄を考慮する必要がありますが。

 私は、秋にお米の注文をいただくとき、斑点米や色彩米は取り除いていません(取り除けません)と白状して、買っていただいています。しかし、斑点米が多い年は身の縮む思いです。

 ビニールハウスの中に、はじめて見るカメムシがぞろぞろいて、交尾もしていました。春になったら産卵して、そのあと親の虫は死ぬのかな???などと、今年はカメムシに注意していこうかなと思っています。本を探してもカメムシの天敵のことは書いてないんですよね。
 斑点米を作るカメムシは65種が確認されているそうです。私は田んぼの中では数種類しか見たことありませんが。

     塚本でした。

3/18 愛媛の大西さんから「Re:カメムシ対策」
大西@愛媛です。
 
3年前に、畦草をぼうぼうに生やしたとき、斑点米になりました。
翌年から畦草刈りを徹底し、回避できています。
 
畦草刈りの要点は、
  @出穂3週間前から毎週草刈し、出穂前にカメムシを追い出すこと
  Aカメムシ生息場所のイネ科雑草を、特に重点的に刈ること
 
その他、ネット検索によれば、カメムシは移動距離が数m程度なので、
  @畦にミントを植えれば、イネ科雑草を駆逐できる
      (カメムシが生きられなくなる)
  A額縁部分と中央部分に分けて、稲刈りをする
      (中央部分は、被害を受けていない)

3/18 千葉の川上さんから「カメムシ!」
こんにちは、カメムシの話がでていたので書き込みます。
私の産地のほうでは超早場米でもう代かきをしている方がいるくらいで、私はゴール
デンウィーク明けの田植えで皆さんと時期がはずれてしまうため、やはりカメムシの
被害は多いです。
何年か前やはり私もいろいろな方にカメムシについて聞いていたのですが、いい答え
はでませんでした。

今わたしがやっていることは、冬周りの草を焼却して越冬しているものは退治しま
す。
栽培中周りの草はできるだけ刈り取ります。
あとは神様に頼みます。

どなたかがハーブの臭いが嫌らしいので風上に植えるといいらしいと聞いたのです
が、私はやったことはありません。

結局どうにもしょうがなく、3年前に色選いれたのですが。
ほんとカメムシには困ります。
KAWAKAMI
satyan(アットマ)jasmine.ocn.ne.jp.

3/18 石川の東さんから「どなたかカメムシのことを教えてください。」
石川の東です
> Aカメムシ対策で有効な方法がありましたら何でも教えてください。なぜ増えてきたのかということでもかまいません。

 一番良いのは、お客様の理解です、 
農薬散布がどれだけ人間やその他の生き物に影響を与えているのか理解して頂く他有りません
多少のカメムシの被害は先にカメムシが毒味したくらいのことを説明しましょう

 今大きな問題になっているカメムシのほとんどは海外から侵入した者で
古来より日本にいたカメムシの害はほとんど無いそうです、

 増えてきた最大の理由は山に植林された杉や檜、等の針葉樹ばかりになり、
その上、山の手入れがされなくなり、山の下草が極端に少なくなり
それにつれて、すみか、餌場が少なくなり、否応無しで里に下りて来なければ行けない状態を人間が作り出しているのが最大の理由だそうです、彼らもやはり人間にひどい目に遭わされているのですね。

 それよりなにより、山林は危機的な状態に陥っています、
間伐されずに、もやしのように伸びた杉や檜は根の発達が悪いため崖崩れの危険度が非常に高くなっているし
雪の降るところでは、雪折れの多発など、日本の山林は壊滅寸前の状態のようです

   経済優先のつけを払わされるのは今からでしょう

3/18 佐賀の太田さんから「トラクター」
 こんばわ 私の今年の機械の工夫を一つ
私たち山に住んでる者は、機械の上げ下ろしが大変ですので、スライド式の重りを考
えました。写真んでもわかるような所ですので、危険度に合わせて調製します。ピン
の差し込み式ですの安心です。赤木さんから教えてもらった、菜の花を倒すパイプも、
取り付けられようになっています。ちなみにこのトラックターの後ろには300s近い
畦塗り機を取り付けています。これが動き始めるとあちらこちらから、老人達が畦塗
りを頼まれます。私も断りきれずに、毎年神経を使いながら作業を行います。
今後アイデア商品が出てきますよ、ごきたいを?

佐賀太田

3/17 やまちゃんから・私の小道具(4)
ぼくの手持ちの一輪管理機は、赤木さんが使っている物よりワンパターン前の管理機で、
5馬力?で、正転逆転がそれぞれひとつずつです。
7〜8年前に購入して、あまり使いこなせていませんでした。
もっぱら正転だけで使っていて、培土器で無理矢理土寄せしていました。
赤木さんの説明でわかったことのひとつに、排土板があります。
どういう使い方をするのかわからないまま、ほっぽりなげていました。
爪の残耕部分を、これで削って、それを逆転爪が左右に跳ね上げるんですね。
今年から、ネギや黒大豆の土寄せは、逆転でやります。
 
何事も百聞は一見にしかずと言うことで、
書くのをやめようと思っていたのですが、「私の小道具・その4(最終回)」を書くことにします。
去年は、台風の長雨で、ゴボウやら長ネギが根腐れをおこし泣かされました。
林さんのすすめのように、排水溝をきっちり作ろうと思っていたら、
知り合いの納屋の片隅に、土引き板がほこりをかぶっているのを見つけました。

それを借りてきて、枕地を約3メートル、トラクターの旋回部分を排水溝にしました。

(写真2)は、今年から新しく借りた田んぼで、排水溝を作ったところです。
ぐいぐいと土を引っ張ってくれるので、
調子に乗って、水の落とし口より深く削ってしまい、水がたまっています。
黒マルチは、ジャガイモを定植しているところです。(写真は2月27日に撮っています)
 
後日談ですが、この均平板、気に入ったもので、近所の百姓の岡田さんに、
「こんなんがあるんや、よかったら借りてやろか」といったところ、
「ぼくも持ってる」
「なんや、それ早よ言わんかい、人が苦労しとったのに」
「聞かれていたら、教えてあげてたのに」
「、、、、、、、、」

 
3/17 神奈川の千田さんから「逆転管理機 よくわかりました」
神奈川の千田です。
いつもいつも やまちゃん宅配便を心待ちにして読ませていただいています。

赤木さん、ありがとうございます。
百聞は一見にしかず…ですね。画像でよ〜くわかりました。
排土板もついているのですね。

手持ちのポンコツ管理機にパーツを着けられるかどうか、
やってみようと思います。

(中途参入の百姓ですが、これで一つ覚えました。)

3/17 福井の塚本さんから「どなたかカメムシのことを教えてください。」
 私の地域は5月15日以降の田植えが呼びかけられていますが、そんなの関係なしに5月3日には稚苗の田植えがほとんど終了して出穂は7月末の地域です。

 私は、6月5日から10日にかけて成苗の田植えをして8月10日くらいの出穂にしたいと考えております。そのことで、15年ほど前は探すのに苦労するほどだったのに、最近は中生のコシヒカリにまで増えてきた斑点米が減らないかと考えています。
 
 そこで皆様に質問です。
 @田んぼにいるカメムシの幼虫や成虫を捕食するのは何かご存知の方は教えてください。
  かえる?くものなかま?鳥?

 Aカメムシ対策で有効な方法がありましたら何でも教えてください。なぜ増えてきたのかということでもかまいません。

 (色彩選別機は買いたくないというのがあります。)

     今年はどうしようか思案中の福井県の若狭地方の塚本でした。

3/17 福岡の吉住さんから「毎度言葉足らずですみません」
追加説明です。
国の農政ならぬ、国土保全政策は、「誰でもいいから管理保全させよう」だと思われます。
個人の担い手であれ、地域の弱小百姓の集団「集落営農」であれ、もう少し元気のある農業法人であれ、はたまた資本の理論の法人であれ、誰でもいいと思っているようです。
今のところはその中で、おりこうさん個人の「認定農業者」と「集落営農からの発展形である農業法人」に特化しているようです。
基本的には、「あんたしかおらんよと言われる頼もしい百姓」を見ている訳でなく、行政的におりこうさんな個人や集団を見ているように思えます。
その方向に政策が強まった場合、行政が認定していないタダの個人に利用権を集積(作業委託も含めて)すると他の様々な支援策が全く受けられない、という事が(これまでのやり方をみると)十分に考えられます。しかも自治体単位での連帯責任を被せて‥。
本当は地元の信頼できる若手にお願いしたいけど、役場や地域の役員さんから言われると隣り部落の団体にお願いせざるを得ないか、という状況になるのでは、という見方です。
少々考えすぎかもしれませんが、‥。
私も実は同じような環境でして、田植え面積3畝、草切り面積も3畝、などという田んぼを数多く任されている身です。
平野部の百姓に面積では完全に負けてますが、田んぼの枚数と草切り面積ではほぼ勝ってます。
自慢にもなりませんが。
町内では既に、バリバリ担い手の個人と隣接する営農組合との間で、優良農地の取り合いと不良農地の押し付け合いが始まっています。
説明になったかどうか怪しいところですが、そんなこんなです。
 
祭りなどでの餅つき、即売は許可不要です。
但しあんこ餅はバツです。
担当の保健所によって違いがあるかもしれませんが。
 
 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
二丈赤米産直センター・吉住公洋
TEL:092-326-5075 FAX:326-5437
HP:www.d1.dion.ne.jp/~akamai/
Mail:akamai(アットマ)d1.dion.ne.jp
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

3/16 広島の清水さんから「ありがとうございます」
広島の清水です
吉村さん、吉住さんありがとうございます。
何件かよく解らないところがあるのですが、
国の方針が変わった場合には、地元で干される可能性はありますが‥。
これは、どうしてですか?
この辺の集落は、山間地で、法面も高く高い所では、5メートル位の所があります。田んぼの面積も、基盤整備をしても、1反〜4反です4反町は、1枚しかないのです、こんな集落でも稲刈をしてあげれば喜んでもらえます。認定農業者の基準から言えば無理がありそうなのですが、(平成21年には、年収800万円を目標に書類を書け見たいな感じです)若いもんが農業をするものがいないので、あんたしか居らんなどと言われるけど、今まであまり良い事が無かったような気がする、、
餅なんですが、祭りなどで、屋外で餅をついて、即売しているのも、許可や、免許などいるのですか?知り合いの人が、今度施設の前を使って、餅のつきたてを即売したら直ぐ売り切れるで、と言われたのですが、
まあ今度保健所へ行ってきます。

3/16 富山の小原営農センタの三浦さんから「清水さんへ」
富山 小原営農センター の三浦です。
 うちは冬場、餅を作るために菓子製造の営業許可を持っています。(9坪のプレハブ
でサッシの戸、換気扇とコンクリ床程度です。)
あんこ餅を販売はしていませんが、以前と法律の変更が無ければ次のようになりま
す。

・あんを製造するには菓子製造と別の許可が要る(あん製造業)
・出来上がったあんを仕入れ、餅に入れて販売するときは菓子製造の許可だけでよい。

地域により違いがあるようなので詳しくは保健所にお聞きください。

三浦
********************************
小原営農センター BCH10768(アットマ)nifty.com
http://homepage3.nifty.com/ohara/index.html

3/16 福岡の吉住さんから「元農業委員の責任を少し感じて」
申し上げます。(「元」ですので至って無責任です)
前段はおそらく「農業経営基盤強化促進法」に基づく「認定農業者」制度の「経営改善計画書」の事だとお察しします。
確かに国の農政の方向は「担い手」集中に向いており、税金を有効に取り入れて活用したいと思われるなら申請した方が良いと思います。
税金なんか将来もあてにしない、という事であれば無視も良いかと思います。
しかし自治体の職員さんは、なるべく「認定農家」にしておきたいと思っています。補助金に影響します。
で、面倒な場合は「てきとーに書いとってくれ!」と言って、職員さんにゲタをあずけるという方法があります。
「ボクはどーでもいいんだけど、キミがやりたいのならヨ・ロ・シ・ク・!」です。
国の方針が変わった場合には、地元で干される可能性はありますが‥。
ただ、百姓を「業」としてやろうと思われるのであれば、この程度の書類は書けないとマズイかな、とも思います。
結構勉強になります。
 
後段: 「あんこ」は難しいのです。
菌の繁殖が盛んなため、「あんこ」は保健所のチェックリストの上位にあります。
漬物は「塩」が基本ですから(菌の繁殖が少ない)、正式な許可をとらないでも可能な場合が多いですが、「あんこ」は難しいです。餅だけならほぼフリーパスですが、あんこ餅だと正式な許可を持った加工施設が必要になります。
惣菜(ご飯関係も含む)等の施設よりも基準は厳しいです。おそらく7桁は必要でしょう。
 
いづれにしても、消費者の方からお金を貰うのであれば、それなりの設備と勉強が必要かと思います。
 
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
二丈赤米産直センター・吉住公洋
TEL:092-326-5075 FAX:326-5437
HP:www.d1.dion.ne.jp/~akamai/
Mail:akamai(アットマ)d1.dion.ne.jp
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

3/15 福井の吉村さんから「清水さんへ」
清水さんへ
難しいのは保健所で食品の加工についての営業許可証を取ることが問題なのです。
漬物ですと漬物製造業の設備完備して食品衛生責任者が居れば許可が取れます。

漬物の場合福井県ですと塩蔵製品ですので比較的許可を取るのに容易です。
しかし加工場には手洗い所、トイレ、換気扇、排水、壁の材質、証明、水道水質
その他色々な設備上の制約があります。(保健所で尋ねてください。)

モチですが混ぜ物をしないモチは許可が必要ないようです。しかし豆を入れたり
きな粉などの添付する場合は菓子製造業の許可が必要になります。これも保健所
に尋ねたほうが良いようです。

なぜなら検査に来るのは保健所の担当者ですので、その担当者の言うようにしな
いと許可が取れない。そんな理由です。もし許可が取れない場合は知り合いの加
工場で名前を借りる場合の方法もあります。製造者の表示のほかに販売者として
材料の提供と販売を担当する形での方法ですが、完結型での体制を望む時は、あ
まり好ましくないかもしれませんね。

担い手として活躍されることは大変いいことです。けれども担い手として何か条
件をつけられたらきっぱり断る勇気もってほしいですね。 
猫の目農政の被害者になりたくなかったら、、、?

商品の付加価値をつけて販売していく大変いいことなので大いに賛成です。
がんばってくださいね。
私は漬物製造業の許可を取りました。結構役立ってます。これからもやるつもり
です。漬物はどれだけ研究しても奥が深いのでたどり着けません。「材料は一杯
あるんだけどなー。そんな独り言です。」(^。^)
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
よしむら農園
吉村 義彦
URL:http://www1.kl.mmnet-ai.ne.jp/~yokun/
E-mail:yokun(アットマ)kl.mmnet-ai.ne.jp
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

3/15 広島の清水さんから「近況など」
広島の清水です
今地元の農業委員さんから担い手として、申請した方がいいと言われたのでしているのですが、めんどくさい、、、
でも合同庁舎の方に出したら、市役所の方から来てください、、、
で、行ったらこれを書いてきてください、
言われたのが、経営計画書、内容が作付面積、販売高、資金計画、経営収支計画、資金運用計画、など
16年〜21年まで書いて出して欲しいと、今日言われました。   
どう書けば良いのかよくわかりません はあ〜〜〜〜
話が変わりまして、今年から漬物と餅を作って販売したいのですが、
あんこ餅だと難しい、と言われました、
何が難しいのかよく解らないのですが、 誰か教えてもらえれば嬉しいのですが、(加工販売に付いて)
よろしくお願いします。

3/14 岡山の赤木さんから「逆転管理機」
赤木@菜の花です。
 
 千田さんからずっと前に要望のあった逆転管理機です。やまちゃんも見たいと言っていたようだった。すっかり遅くなりました。
 爪の向きが通常の反対の向きに付いています。片側4枚づつの計8枚です。これで幅20cmほどの溝があきます。チェンケースのある中心は残りますが、後ろの排土板が削り取るとそれを爪が両サイドに飛ばします。
 爪と排土板の高さがうまく合っていないと、真ん中にレールを敷いたような溝ができます。前進4段、後進2段。爪は正転逆転にそれぞれ高速と低速回転があります。
 畑の畝つくり、待ち肥の溝あけ、苗代の棚つくり、菜の花の溝あけ、麦の培土(土入れ)と、よく使っています。
 
 確定申告が明日いっぱいだ、大変だ〜〜っ!

3/14 佐賀の太田さんから「すずめさん」
 おわりましたよ?今年は例年より1日早く終えました。毎年最終日の午後に?に入
れるのが恒例でしたが、本年は?の方もビックリするような早さでした。
しかし中間産地の山の中で、畦だけで何キロ言うところで、家族7人で働き手は嫁さ
んと私の二人で、頑張っても所得税納めるまでは後何年先かな?所得税を納められな
い者は止めろと言う声も有りますが、ま〜そいわんでちょと申したい?
視察に見えられ団体さんの中で、後ろの方で目の前に見える棚田を見て、早く止めれ
ばいいのうに?と言う声が聞こえますが、人それぞれの考えが有るんですよ〜〜
 ところでいよいよ、全国の市町村合併が終わり、地方交付税が無くなると、農林水
産業にばらまいた、補助金の回収に入りますよ? 地方には固定資産と言う税があり
ます。農機具や倉庫利用組合の施設など、見渡したらどこの農家でもたくさん有りま
す。収得価格に1マイナスの耐用年数率を掛けそれに市町村の決まった税額をかける
固定資産である。コンバイン600万耐用年数5年で480万に対し約1.5%約6万、それぐ
らいと、考えたら大変で周りを見渡したら一杯あり、チリも積もれば山になる。取得
している間毎年払わなければ行けないのですよ。補助事業は定価販売の新品ではいけ
ないのは、後々税収を見込んでいたのである。やっぱり頭がいいね、農家に補助金を
配り後で回収、それに数年後にはどんなに売り上げが少なくても、売り上げに対して
6割位の消費税を掛けて徴収するしくみ、公平になる仕組み
 さ〜農家も考えよう ハイレベルの所得率を上げるか、それ以上の知恵をだすか??
本年度からの菜の花は失敗みたい? 12月に張り切ってカラシナを蒔く準備をやって
いたら、野菜作りの名人の友人がやってきて、葉っぱが双葉の時に寒に合わせると、
ちんちくりんにしか育たないよ、そしてタニシなど冬眠するものが例年より、深く入っ
てるから、1月後半からは寒くなるよと指摘をうけ、今月に入り蒔く、種があまりに
も小さいので、これなら鳩も無理だろうと考え、覆土無し、それ以後いそがしさに、
蒔いた事さえ忘れ、最近は餌が無いからすずめが多いなと位しか思っていなかったら
本日思い出し、芽は、まだかな〜のぞき込んだら、何も無し虫眼鏡で見ても無し、こ
こで赤木さんの教えを守れば、よかったと反省する
 やっぱり失敗しないと次の大成功は来ないみたいたいですね??
さ〜いよいよ春ですね頑張りましょう
佐賀太田

3/13 福井の吉村さんから・寒試し
塚本さんへ
税金の申告ご苦労様でした。風邪で大変だったそうですね。
はやく春になってほしいノン。今日の雪は何じゃ。紫蘇を播いちゃったぞー。

今年の春は少し遅れるようです。
京都大学教授で西村和雄先生の”ぐうたら農法”のはじめていられる方の話によ
ると。
”寒試し”というのがあり寒中の2時間おきの統計が1年間の気象を占うのに良い
そうです。
その話によると
5月10日に大雨
5月29日集中豪雨
5月中旬寒くなる
6月は普通の梅雨
7月は平成5年並みの冷夏
8月一杯つづき
9月は比較的穏やか
10月は変化が大きいということでした。
11月寒波襲来
12月10日過ぎに大雪
年明け暖冬
平成17年は台風が少ない
寒試しという占いだそうですがなんかしら占いにでも頼りたいくらい気象状況に
敏感になっている福井県三方上中郡(合併します)よしむら農園の吉村です。
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よしむら農園
吉村 義彦
URL:http://www1.kl.mmnet-ai.ne.jp/~yokun/
E-mail:yokun(アットマ)kl.mmnet-ai.ne.jp
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

3/12 岡山の赤木さんから「かる〜っく考えて」
赤木@菜の花です。
 
 福井の中出さんへ。
この呼びかけはかる〜っく考えて。大根の股ぐらと同じぐらいのレベルです。
メスカエルが泣いているとしたら、オスのテクニックやいかに。そんなたわいもないことの連想です。万が一そうだとしたら、私の技術よりはるか上級クラスにカエルはいることになってしまう。。。泣くは泣くでも、実はオスが鳴いていた。これで一件落着です。
そう、そんなに真面目な話とちゃいます。
 税金なんかなんにも関係無しです。ま、私はまだまだ最中ですけどね。締め切り当日に受付の箱にほらよっと入れるのが毎年です。
誰かのマガモと一緒で「あ〜〜、済んだ、済んだ」
 転作小麦は草にやられて減収。稲も重なる台風で散々だったから、例年より税金は減りそうです。

3/12 福井の中出さんから・ 赤木さんへ
福井の中出です。
赤木さんのメールで気になる点がありましたので発信します。

>なぁ、吉住さんに中出さん。人間って万物の頂点にいるようなこと言ってる
が、生物の中ではまだまだ駆け出しだということがわかったよ。

ですが、最初何を意味されているのか分かりませんでした。
それが、税金に関してのことだとすれば一切弁明しません。
私の文書能力が無かっただけです。

3/12 福井の塚本さんから「 福井の吉村さんと中出さんへ私も・・・でした。」
 3月9日に税金の還付の申告が終わりました。
 特に申告の用もないのですが、自分で書けるようになるために、税務署の職員に尋ねながら毎年出しています。
 複式簿記のわからないところも教えてもらえるので助かります(意地悪されるときもありますが・・・キニシナイ、キニシナイ)。
 2月終わりに2ヶ月ぶりに体調が回復したのでお便りしました。

    福井の塚本でした。
 
3/11 岡山の赤木さんから「賢くなったぞ」
赤木@菜の花です。
 
 そっかぁ〜、泣くのは元え、鳴くのはオスだったのか。てっきりメスの方が泣いていたのだと思っていた。そりゃぁそうだ。自然界では鳴くのは主にオスだもんね。メスは黙っている。コオロギもキリギリスもセミもそうだ。
 人間を基準に考え過ぎたか。あはは、、、 ひとつ利口になったぞ。
強姦されてメスが悲鳴をあげているのかとも思ったよ。
 西村さんのマガモの話。
♀の「やれやれ済んだ、済んだ」と言う表現、いやぁ〜〜、まいった。
 
 田んぼが乾いてきたので、ジャガイモを植えました。畝をかまぼこみたいに大山盛りにして、中心に1列だけ40cm間隔で。その真ん中に堆肥をどさっと埋めました。黒マルチで覆ったら終わり。収穫後はイネを植えますが肥料は要らない。葉茎で稲は育つし米糠でも振っておけば草も生えない。
 
 菜の花も双葉が見えてきました。
動物愛護おばさんがいて、鳩にえさやりをするものだから、おばさんちの屋根には鳩がいっぱい集まってくる。その隣が私の4反5畝の菜の花畑だ。カラシナを播いた後の鎮圧が天候の事情で出来なかった。種を振りまいただけだからいくらか拾われたようだ。
 菜の花が少なかったら雑草がその分茂るだろうから、何も心配はいらない。
 去年肥料もやっていない田んぼに生えた春の草で、十分夏草を抑えてくれた。なにごとも経験しておくということは心強い。この経験がなかったら胃が痛むほど心配なことだろう。今年は鶏糞堆肥がたっぷり入れてあるから、草が茂ってまず大丈夫。
 
 カエルに話が戻るんだが、ツチカエルのことを当地ではクソガエルと呼びます。ツチカエルと言っても誰もわからないだろう。色が似ているからかなぁ。
 川にいる石亀のこともクソガメと言いますねん。石亀ではみんなわからん。
 ついでに裏庭の土に生える苔(ぺちゃっと地面に這いつくばったようなやつ)を、やはりクソゴケと呼びます。
 あっ、畑のふとみみずのこともクソミミズです。
「あのバカタレが」 と言うのを、「あのクソッタレが」 とも言いますねん。
ボロンチョにけなすことを、ボロクソに言う、と表現します。 以上クソの話でした。
 
 
  自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通

3/10 広島の土肥さんから「大浦ゴボウ」
毎日、勉強になるメール有難う御座います。 メールを開くのを楽しみにしています
山下流大浦ゴボウの栽培法で今回 温湯で芽を出して種を播きました
今日見ると2葉になっています
透明マルチをかけていますがはがす時期は何時でしょうか
同時期にキャベツ、レタス、ほうれん草、にんじんも播きました
キヤベツ、レタスも2葉になって来ました 透明マルチは何時剥がせばよいか・・・   現在ベタにかけていますがトンネルにする方が良いのでしょうか
近所の人がしないことをするもので聞くことが出来ません
アドバイスよろしくお願いします
広島県深安郡神辺町
土肥

qqaf5vc9(アットマ)leaf.ocn.ne.jp
 
●やまちゃんから
ぼくのところでは、1月下旬まきした大浦ゴボウが、本葉2枚くらいになっていて、
昨日、陽気がいいので、マルチを剥がして三角鍬で中耕除草し、不織布のベタがけにきり替えました。
ゴボウは、若葉の頃は暑さ寒さにタフなようで、これくらいの時期にマルチを剥がすのが、
雑草も出揃って、首も長くなっていて削りやすいなと思いつつ、作業を進めました。
マルチの下に湿りがあれば、芽焼けしないもんだと水口文夫さんが書いていましたが、
ほんとそうだと思います。
葉っぱが茶色くなっているのは、きっと霜の寒さのためだろうと思っています。
 
キャベツ、レタス、ニンジンなどはこの方式でやったことがないのでわかりませんが、
ホウレンソウ、ダイコン、コマツナなどは、本葉い〜2枚くらいくらいまではだいじょうだと思います。
きっと(できれば)、マルチを剥がすタイミングが大事じゃないかと思っています。
風がびゅーびゅー吹いたり、寒さでちぢみあがるような日にマルチをめくると、
風邪をひいて萎縮するんじゃないでしょうか。
きっと一番いいのは、暖かい雨が降るような日にマルチを取ってやるのがいいのでしょうね、、、
 
溝底ミニトンネルの播種の方式で、溝を深く切ってマルチをするのは、もしかして考え物かも、
などと思い始めています。
5〜6年も使って、穴が開いたりしているマルチを使っているせいでもあるのでしょうが、
(穴から雨水が入り込んで、播種床が加湿状態になって)
2月7日まきの菜っ葉類は、発芽が悪くて話にならないくらいです。
溝底にしなくても、いいんじゃないかと思い始めています。
 
話がまとまりませんが、新品のポリでマルチしたトウモロコシ(2月27日播き)は、
寒さで発芽が遅れていましたが、おとといあたりからのぽかぽか陽気で、
一気に芽が吹き出始めました。そろいも大丈夫なようです。
同じ頃に播いた菜っ葉類も、こちらは、発芽が出揃っています。
やっぱり、陽気も関係しているのかなあ。
2月7日に播種した田んぼの菜の花、目をこらすとちらほら双葉が見える程度、
こりゃ発芽不良で失敗じゃと思っています。
 

3/10 広島の西村さんから「自然観察 2」 カモ編
 主力のいちじく園4aを囲ってマガモを飼っている西村@広島です。
赤木@菜の花さんからカエルの報告があったのでカモの場合を報告します。

♀ 1羽を、♂ 2〜3羽が追いまわしてメスを押しつぶして上に乗っかったオスが交
尾します。
  逃げ切って終わる場合もあります。

♀ グワーグワー鳴きながら逃げる
♂ 追いかけ、背中に乗ってメスを押しつぶす
♂ メスにのっかっり続けるのに安定した場所に足を踏みかえる
♂ メスの後頭部の羽をくわえてメスの頭を地面に押し付ける
♀ 頭を地面に押し付けられると尻尾を上方にそり上げます
♂ 下半身をねじって斜め後方より○○。
   早いんだ。これがぴゅぴゅっと1秒ばかしの時間。
♂ すたこらメスから離れる。
  時には♂2がつづいて○○。
♀ オスが離れてから数秒して立ち上がり数歩あるき、背伸びをして2〜3回羽ばた

 『あー、済んだ、済んだ』とでも言っているように思えてしまいます。

合意の○○。
餌探しの時間とかは大体集団で移動しますが休息タイムでは割と広がって座り込みます。
そんな自由行動の時間に2羽のつがいが首を延ばしたり縮めたりする首振りダンスを
行っているのを見かけることがあります。
前儀の首振りダンスが長過ぎて最後まで見届けたことがありません。

産卵を再開していてたまには卵を産むのですが上空の防鳥ネットは積雪対策ではずし
たままなので
テグスの隙間をかいくぐって侵入するカラスに卵を取られっぱなしですが今朝は盗ら
れる前にカラスを脅して青卵を手にしました。

3/10 姫路の市川さんから「ギューギューカエル」
市川@水族館です
赤木さんがびっくりしたカエルは、ツチガエルです。地方によっては、イボガエ
ルと呼んでいます。梅雨が明けてからが繁殖期で、7月ころ、オスはギューギュ
ーと何かが踏みつぶされたような声でメスを呼びます。
カエルには『へそ』だけでなく『ちんちん』もありませんので、交尾ではなく抱
接と呼びます。メスが産んだ卵に精子をぶっかけるだけです。モリアオガエルの
場合、1匹のメスに数匹のオスが乗って、産卵が行われます。ツチガエルの写真
を添付します。


3/9 福井の富田さんから「藤本農園見聞録」
 福井県池田町の冨田でございます。

3月8日(2005年)に福井県鯖江市の藤本農園に行って参りました。
既に種籾の温湯処理は済まされ、浸種されており3月20日頃から
始まる播種を待っていました。

今の作業は、たんぼへの米ぬか等のペレットの散布です。
写真1(撒かれたペレットが溶けている状態です。)


そして、今日はハウス内の雑草を鎌で刈る作業をされてました。
例年ですと、既にビニールが張られている状態なのだそうですが、
今年は雨が続いた為遅れているとの事でした。
写真2
 

午後、筑波の独立行政法人 農業工学研究所 農村環境部
及び農村計画部の方4名がヒアリングに来られました。
写真3
 
冬期湛水水田の事例調査でした。全国何カ所か回られておられるとのこと。
(2004年11月 農村計画論文集 第6集に「水田冬期湛水における営農効果と
多面的機能 管理主体へのアンケート及び聞き取り調査による実態解析から」
農業工学研究所 が発表されています。)

 冬期湛水の定義(どの時期、期間にどのくらいの水深で水を張るか)は何か
という問題がありますが、通常は冬期間に鳥が泳げる程度の水深を保つ状態を
いうのだと思います。
 宮城県の田尻町等で実施されているのが、このたっぷりと水深のある状態です。

藤本さんのところでは、秋の稲刈り後直ちに水尻、暗渠排水を閉じて自然雨水任せの
冬期湛水です。冬期湛水と呼べるかどうかはわかりませんが、天候と土質によって
水がたまったり乾いたりという湿田状態を維持します。
写真4


冬期湛水については、以下の点が論点となると思いました。
・何を目的として冬期湛水をするのか?
・その目的に応じた冬期湛水のあり方(湛水量、管理形態)があるのではないか?(一律ではなく。)
・冬期湛水をすることにより、乾田や湿田を沼地や池の状態にするわけですが、それは
 そこの生物相を選択的に変化させる事であり、その影響を考慮して実施する必要があるのでは?
・地域や圃場の条件に応じた冬期湛水のあり方があるのではないか?
 それによっては湛水状態や湿田状態など多様な形態があるはずのではないか?
・過度のコストやエネルギーを投入してする場合は、どのような意味を見出すのか?
・いろいろな形態の冬期湛水があると思いますが、各々について水田の環境、地域環境、
 地域社会、営農上のメリット、デメリットを整理する必要があるのでは?

以上でございます。

3/9 岡山の赤木さんから「自然観察」
赤木@菜の花です。
去年のことだけど思い出したので、ご報告しておきます。
これはフィクションではありません。ホントの話です。
 
去年の夏の昼下がりのことでした。
 田んぼの水口脇に、重しに使うために瓦を1枚置いていた。その下にはわずかな隙間が出来ていた。
 水の管理に行ったときのこと。「ギュェ〜、ギュェ〜」と瓦の下から土カエルの死ぬような悲鳴が聞こえるではないか。これは一大事、蛇のやつに半分飲み込まれているに違いない。蛇も生きるためだから、これに人間が手を下すことはまかりならん。そんなこと考えながらも怖いもの見たさに、こわごわと瓦をよけてみた。 「ん!」
 
 蛇などいないではないか。その代わりカエルが2匹。♂と♀が何かの真っ最中だ。
薄暗くて誰も見ていないし、いい場所めっけた。 それが突然に白日にさらされて、迷惑この上なし。動きをピタッと止めて上を見たから、小生と視線が合ってしまった。
 
 後ろ側にいた♂はさっと離れて、ドボンとかわず飛び込む水の音。
片や♀の方は、すぐには腰に力が入らないと見えて、一呼吸置いてからポチャンと逃げた。
 むこうも驚いたけど、小生も驚いた。カエルってあんな声を出すんだぁ〜〜〜〜
いや、反省を込めて、カエルだってあれほどの声を出させるテクニックを持ってるんだぁ〜〜。それに引きかえ、小生なんざぁ、、、、、。
 なぁ、吉住さんに中出さん。人間って万物の頂点にいるようなこと言ってるが、生物の中ではまだまだ駆け出しだということがわかったよ。
 
 
 画像が撮れていたら菜の花日記に載せるんだがなぁ。
      以上、反省を込めた自然観察報告でした。 おしまい ちゃんちゃん

3/8 富山の予果さんから「今年もよろしくお願いします。農閑期の元仕事で稼いできたよ!」
元々建築屋で,頼まれると血が騒いでしまう。店舗工事大〜好き人間です。ラーメン
屋,スナック,ブテック何でもやります。ただしお近くの方。そして農閑期のみの工
事屋に変身です。

直売所で床コンクリートの小屋のあなた如何ですか。
久しぶりで楽しかったし喜ばれたしで興奮さめやらずです。
 ずっと空いてた,普通の店舗をお題「蔵」のブテッィクにしてきました。写真アッ
プ付。
(写真1 完成後のmoni)

(写真2 moni改装前外部)

(写真3 moni完成室内)

(写真4 moni蔵の竹外部より)
 
☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆
田舎家の菜食喫茶 神実(カムミ)
                  M田 予果
〒939-2333 富山県八尾町桐谷1673
T&F 076−454−5536
(完全予約制になりました。冬は四駆で。)

http://Www.cty8.com/yoka/index.htm
(↑最初のWを小文字半角にして飛んで
  ください)

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆
3/7 岡山の赤木さんから「いろいろだよ」
 赤木@菜の花です。
乾きかけたと思ったらまた雨で、本岡式のカラカラ状態でのジャガイモ植えが、なかなかできません。やっと乾いてきた感じです。
掘った芋に土が付いているのを、軍手できれいに落とすのは大変です。
力を入れると薄皮がすぐ剥けてしまう。その瞬間にお芋ちゃんがピクンと感じているように思える。。。。あはは、品位が、品位が、、、、、、
 
 籾種の脱芒、脱毛もとっくに終って、塩水選を待つだけです。斜めドラムのグレーダーで選別したいけど捨ててしまった。麦の選別用に大きな網目を何種類か持っていたのに残念。
 
 苗代用に米糠も用意したけど、じるくて撒けません。
この反動はいずれ来るのだろうね。
 
 タマネギに掛けた籾殻の飛散防止用に、米糠を振って固めていると、ひよ鳥がつついて食べてくれます。風で飛ばないうちに何度でもぱらっと撒いてやったから、今でも籾殻が分厚く積もっています。
 
 商社系の肥料屋がハイブリッドライスのチラシを置いて帰っていた。
去年香西さんが作ったのと同じ品種。「有効茎歩合が低いから、早期に茎数を確保せよ」と書いてある。への字農法が通用するものかどうか、食指を伸ばしたい心境。
丈が長いから、中干しをして下位節間の伸長をおさえよ、とのこと。中干しで防げるかなぁ?ホントかな?
 晩生で、それ以外はいいことばかり書いてある。
パンフってこんなもんだろう。でも作ってみたいね。
 
 自然を愛し環境を考える百姓           赤木 歳通

3/4 やまちゃんから「続わたしの小物(3)」
今日は、タクアンの脱気じゃなくて、お米の脱酸素貯蔵に使う容器のお話です。
前にも紹介しましたが、エージレスじゃなく携帯用カイロを使って脱酸素貯蔵をしています。
梅雨明けでも新米の香りがして、絶対にこれはおすすめだと思いこんでいるのですが、
問題は、貯蔵タンクの調達でした。

いちばん最初は、ネルパックを購入しました。
具合がよかったので、翌年コダマ樹脂の「コクモツバンク」を購入しました。
60リットル製で約1万5千円。なんでこんなに高いんやと、それからあれこれ思案。
皮のなめし剤を入れたポリタンクをみつけ、ポリ袋を間に入れて貯蔵。
そのあと見つけたのが、濃縮ジュースの輸入用に使っているドラム缶。
産廃業者がドラム缶におからを詰めて運んでいるのを見て、一缶200円で譲ってもらいました。
これはもっぱらEMボカシの貯蔵用に使いました。
パッキンが痛んでいて、密封性に不安がありました。
その次は、家内のお父さんが山仕事をしていて、航空防除の薬剤を入れているドラム缶。
(薬剤は、厚手のポリの袋に入っていて、ドラム缶に薬剤は触れていません)
これは完璧に密封できました。開封した時に携帯用カイロがまだ柔らかいのです。
だけど、これらのドラム缶は、みんな200リットル。
ぼくのお米の精米(販売)ペースからは、もう少し小型のドラム缶が欲しいところです。
それで、たまたま見つけたのが化粧品の材料を輸送する小型ドラム缶。
25リットルでいいなと思ったのですが、一個しか手に入りませんでした。
で、今の100リトルのオープンドラムにたどり着きました。
入手経路は、内緒です。
200リットル2本、100リットル10本、60リットル5本に脱酸素貯蔵して、
5月頃から開封して、精米しています。
お米の風味が損なわれないのと、虫が死滅するのがありがたい。
 
小型タイプの容器が欲しかったのと、
もっと一般に入手しやすい容器はないものかと、気に掛かっていました。
そこで、ホームセンターで売っている「穀物缶」を使って、写真のようなテストをやってみました。
ブリキの折り曲げ加工で作っているので、接続部の密封性が不安でした。
青く見えるのは、エポキシ樹脂の接着剤(水中ボンド)です。
今思うと、シリコン樹脂のコーキング剤の方がよかったかな?
いやもっと別な接着剤にふさわしいのがあるかもしれないな、などと思っています。
蓋の部分は、幅広の電気絶縁テープで止めました。
ガムテープに比べ、延び縮みするのでぴたっと密着しています。
 
薄手のポリの容器や金属では空気を通すらしいですが、
脱酸素剤の場合は、少しくらいなら侵入してきた空気に次々反応して酸素を二酸化炭素に変え、
そのうち外部との気圧差がなくなって、安定してくれるんじゃないか、そんな気がしています。
(「藤本農園の経営史」に名前が出ていた萬田久満先生によると、
二酸化炭素でお米を充填すると、お米が二酸化炭素を吸収するので、中は真空状態になるそうです。
たしかに、脱酸素貯蔵をしたラミネート袋は、真空パックしたように、がちがちに固まります。
余談ですが、消費者に届ける脱酸素パックの袋は、ラミネート袋じゃなくても、
厚手のポリ袋で大丈夫じゃないかと思い、今度袋やさんに見本を持ってきてもらいます。
値段が倍半分くらいなのです。ラミネート袋は、5キロで60円です)
 
と、ここまで書いてきて、「オイオイ、ちょっと待てよ」と言うことに気が付きました。
30キロなら、ネルパックの袋を買っておけば、再利用できるので、
それに携帯用カイロを入れて翌年から使うようにすれば、穀物缶よりやすいし、手間いらずじゃないか!
やれやれです。
 
もう一つ、ドラム缶を探しまくっていた頃は、パソコンを持っていなくて、
職業別電話帳を頼りに探していました。
今ならインターネットで出てくるかもしれないと、検索してみると、
出てきました、出てきました、、、、、
http://store.yahoo.co.jp/youkiya/b9ddc0bda51.html
http://www.canhouse.co.jp/minidrum60.html
 
なんか、お粗末の一席でした、てなことになってしまいました。

3/3 千葉の杉野さんから「 最近の除草機事情、情報提供ありがとうございます」
千葉のすぎのです。

最近の除草機事情について情報提供をお願いしてありましたところ、
福井の冨田さんから「あめんぼ号」について
詳しく報告していただきありがとうございました。
また、山下さんからは乗用除草機の報告も予定されているということで
楽しみにしております。

実はこちらでも農機具屋さんにプッシュして
「あめんぼ号」とティラガモの2台のデモを仕掛けています。

5月下旬から6月上旬頃に千葉県沼南町周辺で行う予定です。
(そのころはもう市町村合併で柏市になっていますが)
見学人数が多い方がメーカーも喜ぶでしょうから、
興味をお持ちの方、ぜひお出で下さい。

日程が決まりましたなら再度、ご案内します。


デモを予定しているティラガモは「みのる」でなく、
同じものを売っているということで共立が提供してくれる予定です。
「Uターンするところの苗がつぶされるが、それでもよいか」という
おことわりつきでした。
でも、山下さんのメール添付の写真をみると
まああの程度かという印象ですが、
補植したらどうだったかと思いました。

コメショップはなふさのHPで紹介されていた機械は
みのるのHPで紹介していた3輪除草機とは違いますね。
まだ機械としては開発途中段階のもので
毎年、バージョンアップされていくのでしょうねえ。

山下さんの購入したというモニター価格のティラガモは
メーカーのHPで紹介されていましたので、
ちょっと気持ちが動いたのですが、
来年はもっとよいのが出るのではという気持ちも少しあって
後込みしてしまいました。

今後ともよろしくお願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^
         すぎのみつあき
      千葉 沼南 すぎのファーム
 http://www.geocities.jp/suginofarm/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^
 
●やまちゃんから
各社共同のデモの企画はおもしろいですね。
近くなら見物に行きたいところです。
 
氷上市の宮垣富男さんが乗っているのは、
昔のヤンマーの田植機(製造中止)に、ティラガモの除草機部分をセットしたものです。
4輪ですが、本岡さんの印象では、そんなに気にするほどのものでもないと言うことでした。
中古のみのるの田植機にティラガモをセットして使っている、岡山の香西さんに聞いてみたところ、
セッティングは、ウェイト調節やらけっこうたいへんで、みのるのメーカーの応援を得てやったそうです。
枕地の苗を踏む件については、
「気にする人は気になるし、気にしない人は気になりません
わたしは気にならない方で、収量的にもそんなに影響はないように思います」
とのことでした。
ティラガモの北山さんの話では、
「すぐ隣の条にUターンするのではなく、ひとつ飛ばし(4条飢えなら4条開けて)ターンするといい」
とのことでした。
 
イセキの管理機(4輪)にあめんぼ号をセットして使っている藤本さんは、
「ターンする時に、踏むのではなく、苗を横へずらすような感じでターンすれば、
苗の痛みは少ないです」と言われていました。
 
3/3 福井の冨田さんから「Re除草機についてうだうだと」
山下さんのメールの中に以下の内容がありました。
> 以前に、冨田さんから「藤本さんは、除草機による除草にシフトを移しているようです」と聞いたことがあり、
              (途中省略)
> 今回の冨田さんのお便りと、「藤本農園の経営史」を読んで、少しわかりました。
> 先手必勝の戦略なんですね。
> 「上農は草を見ずして草を取り、、、」というけど、その手ですね。

この事について補足でございます。先手必勝に違いないのですが、
藤本さんが常々おっしゃっておられる事を書きます。

・全てのいのちある生命体と共存共栄する農業を目指す。
・よって、除草ではなく抑草へと意識を変化させた。
 (稲葉先生もおっしゃっておられる、「最初だけちょっと雑草に遠慮していただく。」)
・目標とする収量を設定し、その目標を達成するだけの抑草をし、草と共存する。

・米ぬか除草を止めた理由は、環境への悪影響を懸念したから。
・除草機を押すけれども、それは除草効果よりも土壌に酸素を供給し、
 稲の生育を活性化させる事が目的。
・稲を活性化させると、アレロパシーが出て自然と草に負けない姿になるし、抑草にもなる。

・一つの抑草法だけでなく、様々な方法を組み合わせて、気候や風土、作業形態、経営面積
 土質、雑草種等に合わせた抑草を試みる。
・例えば、宿根性の抑草にはプラウ耕。また、雑草に負けない頑強な成苗つくり、
 根腐れをおこさせない浅耕 など。

山下さんのおっしゃっておられるのも同じ事と思います。
適期に適度の抑草作業をすれば、あとは設定した目標収量に達成できる、ということですね。
>「今中耕除草をしておけば、いずれ作物が大きくなって、、、、」

それでは、失礼致します。
福井県池田町 冨田善嗣

3/2 やまちゃんから「除草機についてうだうだと」
冨田さんからのレポートが届いたら、除草機について考えていたことなど書いてみようと思っていました。
あまりたいしたことしか書けそうにありませんが、書いてみます。
以前に、冨田さんから「藤本さんは、除草機による除草にシフトを移しているようです」と聞いたことがあり、
「そんなしんどいことを、よくやる気がするなあ」と思ったことでした。
今回の冨田さんのお便りと、「藤本農園の経営史」を読んで、少しわかりました。
先手必勝の戦略なんですね。
「上農は草を見ずして草を取り、、、」というけど、その手ですね。
 
ぼくは、ものぐさな性分で、こつこつとやっていくのが好きじゃない。
思い返しても、小学校の夏休みに校庭の草むしりの行事がありましたが、
苦手中の苦手で、ふざけてやり過ごしていて、先生に怒られた記憶しかありません。
田んぼの除草機も、田植え後30日以上たって、このままではどうもやばそうだと思ってから、
除草機を押しています。
泥縄というか、尻ぬぐいの仕事になってしまいます。
だから、いつもため息をつきながらの除草作業になっています。
 
畑の除草作業も、かけ出しの百姓の頃は、似たような事情でした。
ところが、近年畑の除草作業が、それほど苦痛な仕事でなくなってきました。
年を取ってきたせいか?それもあるかもしれません。
が、たぶん、「今中耕除草をしておけば、いずれ作物が大きくなって、、、、」
という流れが読めるようになってきたことが、大きいように思います。
ここでちょっと手を入れてやることで、あとあと楽が出来る、そんなコツみたいな事がわかり始めてきました。
(このあたりのことは、「現代農業」5月号に書いていますので、またご覧下さい)
 
実はということで言いますと、
歩行型の除草機を押すことに体力的に自信が無くなってきていたところに、
ティラガモの社長の北山さんから、みのるの田植機の中古にセットした「ティラガモ」を、
モニター価格で提供するから、使ってみませんかと声をかけられました。
「役得とはこういう事を言うのか」と、ありがたくその話をお受けすることにしました。
だから、今年のぼくの「除草機の体験報告」は、ティラガモの話になります。
どうぞ、ご了解下さい。
 
しかし、冨田さんの報告やティラガモのでもビデオを見ても、
雑草の生えにくい田んぼの環境を作ってやること、
それがスタートラインのようですね。
やっぱり今年も、出来れば除草のために田んぼに入りたくないのだ。
出来れば除草機を押さずにすむようにしたいものだ。
 
そんな話を本岡さんにしていたら、同じ兵庫県氷上市の宮垣さんの除草機の写真を送ってくれました。
宮垣さんは、大型稲作農家ですが、除草機がけの鬼みたいな人です。
 
最後に、本岡さんの紹介文とそれに関連して加古川のお米やさんのHPを紹介します。
本岡さんと花房さんは、一緒に宮垣さんを訪ねたようです。
 
(本岡さんのメールより)
↑ 2005年6月13日 氷上の宮垣さん(写真1)

↓ ティラガモUターンの跡 (写真2)

 参考として同じ日の画像
http://www.comeshop-hanafusa.com/tera-kamo.htm

1ケ月後
http://www.comeshop-hanafusa.com/tera-kamo2.htm
(コメショップはなふさのHPhttp://www.comeshop-hanafusa.com/より)

3/2 福井の富田さんから「あめんぼ号」
 福井県池田町の冨田です。
 
以前、千葉県の杉野様からもありましたが、水田除草機に
関してです。
 
2月末に鯖江市の藤本さんが山形県で講演されましたので、ご一緒させて
頂きました。
 その際に山形のメーカー、美善さんを訪れましたのでご報告致します。
 
 思いますに、水田除草機は大きく分けて、
・雑草生育の初期にのみ使えるもの。
・ある程度の雑草が大きくなってからも使えるもの。
に分けられると思います。
 
 
美善さんのあめんぼ号は雑草生育の早い段階で使うタイプです。
溝切り機のように前輪が駆動することで走行して、その速度を利用して
羽根車や「たわら」を回転させ、草を埋め込む方式です。
 
特徴をあげてみますと、
・車輪が前に付いているので、旋回時機体を持ち上げなくても良い。
・羽根車(写真で見える白い羽根)の間隔を調整できるので、稲の株間まで除草できる。
・走行スピードが早いのでかなり効率的。
・8条とか10条でも除草できるので、効率的。
・前後のバランスが比較的良い。
・大きくなってしまった雑草には効果を発揮しない。
・トロトロ層が出来たたんぼや柔らかい土質では効果を発揮しますが、
 除草部が強制的に回転(駆動)しないので、固い土質の圃場では柔らかい圃場
 ほどには効果を発揮しにくい
等です。
 
昨年までのモデルからの改良点は、
・車輪の径を大きくした。
・ハンドル部を伸ばし、また角度も簡単に変えられるようになり、
 運転者に使いやすいものにした。
・「たわら」(羽根車の後ろに付いているかご状の回転車)を付けられるように
 なり、より効果的な除草効果を期待できる
などです。
 
 なお、この機械は藤本さんのところにも試作機が届けられて、私も2年前に
使ってみました。走行速度、旋回時等はとても良かったのですが、除草時期
が遅れてしまうとほとんど効果がなく、使用時期を適期に設定する必要が
あると感じました。また、ハンドル部の角度や長さはかなり不満がありました。
 今回の改良点は使いやすさやたわらの装着等において期待できるのでは、
と思いました。
 
 藤本さんは、「たわら」ではなく円盤状のディスクを装着して欲しいと要望されて
おられました。
 私の希望としては、エンジン音の大人しい4サイクルエンジンを使用して欲しい
と思いました。排気ガスのクリーンさもありますし。
 
除草機は今のところ歩行でも20〜40万円する機械ですので、出来るだけ自分の
圃場(面積や深さ、雑草の種類、土質)に合った完成度の高い機械を見つけたいものです。
皆様からの情報をお願い致します。
 
メーカーの方や皆様からの反論を期待しつつ書きますが、あめんぼ号は
以下の方におすすめではないでしょうか。
・砂状土以外の比較的柔らかい土質の方、もしくは、トロトロ層がある方
・田植え後10日とか2週間といった早い段階からマメに除草機を押せる方
 (遅れてしまう場合は強制駆動タイプがお勧め)
・作業幅が広いので、田植え時の条間合わせが上手い方
 (条間がバラバラだと苗を埋め込んでしまう。3連とかの除草機の方が無難)
・条間だけでなく株間の雑草も取りたい方
・作業速度は溝切機並なので、面積の大きな方もしくは何回も押したい方
・たんぼで除草機をUターンさせる時に持ち上げたくない方
 
写真は美善さんの工場内で撮影したものです。
 

3/2 藤本 肇さんの経営(福井県鯖江市北野町1-10-23)(04.12.11有機農業学会にて発表)

慣行栽培を超えた有機稲作農家一現場からの報告

(1)藤本農場のスタートと有機稲作

 平成元年に水稲2ha、麦、大豆、野菜、作業請負など転作水田を借り受け60ha規模で農業を開始した。慣行栽培で3年間実施。水稲の耕作依頼が多くなり有機資材を購入して特別栽培米制度を活用して販売するなかで、商社から社内販売の依頼があり、水稲の作付け規模を増やして有機稲作に取り組むようになった。

 現在の逢営規模は30ha 常勤5名(本人・妻・次男夫婦・長男) 臨時雇用2〜3名(育苗時期のみ) 一人あたり5−6ha

(2)有機稲作の技術発展

1期 骨粉・ミール(羊の毛・皮由来)・グアノ・乾燥人糞・大豆等の有機資材を使用して有機栽培を行なってきたが、米に旨みはあるが、コクがないことに疑問を持ち、京都大学の満田久輝博士(食品工学)に食品に関する知識を学んだ。またイネの根がクラゲ状になり、水田に入るとガスが湧き、草取り作業をしていると胸が悪くなり目まいがするという状態になった。

2期 このことから、微生物に関する勉強を始め、京都大学の小林達治先生に教えを受けた。根圏の微生物を良くして障害のない土壌を作るには光合成細菌を使用または利用して、薗体に含まれる核酸・アミノ酸を吸収させ、お米の旨みや日持ちを良くすること。有害物質の硫化水素や酪酸・蟻酸等を分解させ、生育障害を防ぐことが大切であることを知った。

 除草問題は深水管理と米ぬか表面施肥による有機酸、大豆サポニンによる抑草とドライブハローを使ったトロトロ層の形成などを組み合わせて実施してきた。

3期 大量の有機資材の投入が環境にやさしい方法なのか、生態系に悪影響が出るのではないかという疑問をもち、田んぽで収穫したお米の副産物を戻す範囲に投入量を減らし、魚汁と自然塩で微量要素を補給する方式に改めてきた。不耕起栽培も試みたが、必要な時期に水が確保できないなど冬期湛水との組み合わせが上手くいかず断念した。現在は水田の納豆薗・麹薗の活性化を促すために、スガノ農機にプラウを改良して頂き、5cmのプラウ耕起を行って微生物に酸素を送り薗の活性化を促して養分を供給する方法を採っている。 2回代かきで田植前にトロトロ層をつくること。深水管理を行うことで抑草効果を高めている。1回除草機を入れる田んぽが約8割、全く除草作業に入らない田んぼが約2割でそれぞれの平均収量は6俵と7〜8俵で総平均収量は7.5俵である。

 全面積コシヒカリで種子は自家採取。脱芒後2.2mmのライスグレーダーで選別。温湯消毒。低温浸漬20日以上.播種量50グラムのプール育苗で成苗2本植えを実施。

(3)有機米の販路と経営展望

 当初は東京・大阪の大手商社の社内販売、全国支店への販売であったが、ロコミとインターネット販売などでの直接販売、自然食品店、デパート、消費者団体の宅配流通で全量販売している。 販売は送料税込みで玄米650円/kg、白米700円/kgで販売。クロクワイの球根、ヒエは食品として販売し、モミガラはりんごの包装資材に販売している。

 肥料代はグアノ40`2600円、漁汁40`3600円、自然塩10`320円 計7820円で、所得率は約50%となっている。粗収益8000万円 年間所得4000万円である。長男・次男が共同経営者であり後継者問題はない。

3/2 小原営農センターの三浦さんから・ 緑米、赤米の籾」

富山 小原営農センターの三浦です。
ぼちぼち育苗の準備と田の準備にかかろうとする時期になりました。
いつも読ませてもらっているばかりで申し訳ありません。
小圷さんの藤本農園見聞録たいへん参考になりました。ありがとうございます。
早速、米選機で種籾の選別を始めています。

一昨年前に加工屋さんからの注文で緑米と赤米を60a栽培しました。
次年度の種用として、残しておいた籾が若干残っています。(昨年は注文がなく栽培
しませんでした)
1年間冷蔵庫(13℃以下)で保管していたもので希望される生産者にお送りします。
特徴は下記のとうりです。

みどり糯は食べるとまずいですが、稲穂が紫色がかって田んぼが鮮やかな色になります。
赤米は玄米がうっすらと鳶色になる程度です。
もと種は15年の春に兵庫県の、にしら米穀店より“籾つき玄米”として購入したもの
です。
有機認証を受けた圃場(富山県大沢野町)でH15年に栽培しました。
コンバインで収穫したままの籾ですので比重選をして下さい。
播種量は発芽率が気になりますので1割ほど増量してください。

3kg(約10a分)袋単位でお送りします。
¥2,000(送料込み、郵振)でどうでしょう。
3月10日ごろまでに 直接メールでお知らせください。

小原営農センター BCH10768(アットマ)nifty.com

それぞれ12袋づつです。
連絡があり次第お送りします。

●緑米 : みどり糯
みどり糯
特徴:みどりの糯米ですこし早刈りするとみどりの米となる。
特性:稈長93cm、穂長23.3cm。穂重はやや重く、穂数はやや少ない。
脱穀性は難。籾色は黒褐。玄米色は緑白。
出穂期(月日)9/2、成熟期(月日)10/16
(5月10日田植 滋賀県 の値)

●赤米 : 国 司(うるち)
国司
特徴:晩生で玄米は大粒、発色ややうすいが均一で光沢がある。
特性:稈長106cm 穂長23.0cm 籾色白 玄米色紅
草型穂重は、重い 脱粒性は、難
出穂期月日8/30
成熟期月日10/8
5月10日田植え(滋賀県)

********************************
小原営農センター BCH10768(アットマ)nifty.com
http://homepage3.nifty.com/ohara/index.html

3/1 やまちゃんから・続・わたしの小物(2)」
タクアンを毎日のように掃除機で脱気袋詰めしていたせいでしょうか、
収穫を終えた不織布を片づけていて、布団をぺったんこにして収納する袋を思い出しました。
とくにベルツーキという、タフベルやワリフの厚手タイプのやつが始末に負えません。
ごわごわと、やたらとふくれあがって場所を取ります。ひとつの長さは15メートルくらいなのに、
こんなにふくれあがっています。
しめしめと、掃除機を持ち出して、ほれこのとおり、ぺったんこ。
畑にまだ2枚残っているので、そいつも、この袋に追加して圧縮してやろうと思っています。

3/1 長野の大井さんから「種まきはまだ」
長野の大井です。
菜の花蒔こうと元肥を2月始めに散布しました。
砕土しようと思ったが、土が凍っていてなかなかとけない。
表面がふかふかになってきたのでソレッとばかりトラクターで
かき回そうとしたら、ゴンゴンとロータリーの跳ね返される音。
2〜3日前もくわがらを突き立ててはため息をついておりました。
最低気温は−6〜8度くらい。
昨年11月半ば近くで、ためしに蒔いたエン麦の芽が伸びて
4〜5cmぐらいになっていました。あのタイミングでも良かったのかなぁ。
次期は秋まきにしよう。
ともかく3月中旬までに暖かくなってくれることを祈っているところです。

長野県佐久市
大井英典

3/1 福井の吉村さんから「Reやられた〜〜」
 赤木先生へ
ダイコンを股座とはおそれいりましたー。

当地方では梅の開花が始まったというのに雪ですよ。大変です。もっと大変なの
は梅の花で、梅にも雄花め雌花というもがあります。めしべのある成り花に受粉
できるかどうかの時に寒い寒いでは、”なかなかいいのが出来ん”。ミツバチさ
んも寒くて巣箱に籠もり早くあったかくなって欲しいというてます。

もっと大変なのは開花した雌しべやおしべ寒くて凍てると感じることなくいえる
ことなくなえてしまうことになる。この方がもっと心配だ。
せっかく咲いたのにええことしてやー。そんで ええ実付けてーや

話は変わりますがゆりの花をみるとすごくえげつなく感じるのですよねー・
ビローンと広げたところがなんかと似ていて、、、?
それに誘い込まれるような誘惑を綺麗な花ほど魅力的な薄笑いさえ出してさー。
それになんともいえない香り(いやにおいというてんか。)

只今映倫の抜き打ち検査が入りりましたので===>中断

今日種籾の整理しました。あまりそうな種がありますがご入用な方はお知らせく
ださい。
ベニロマン(うるち赤米)中生種 収量はかなりある7俵半
ミルキークイーン(低アミロース米)コシヒカリと同じくらい収量8俵
神丹穂(うるち赤米)中生種 背が高くてこけます。
その3種類です。

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よしむら農園
吉村 義彦
URL:http://www1.kl.mmnet-ai.ne.jp/~yokun/
E-mail:yokun(アットマ)kl.mmnet-ai.ne.jp
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