2006年9月のお便り   HOMEに戻る

9/30 佐賀の太田さんから「ご心配おかけしました」
 今晩はいよいよ明日からは月が変わりますが、台風のお見舞のことば有り難うござ
いました。月が変われば忘れますが、今日は久留米の方に、昨年から預かっていたお
米を民間のお米倉庫に配達しましたが、ここは低温倉庫の有料倉庫です。ビックリす
るぐらいのお米の量です、昨年のお米です。
配達の途中の水田の稲の姿の風景は写真のように、ヘリコプターで延々と除草剤をま
き散らかしたように塩害で稲は枯れています。

塩害の影響を受けなかった地域は、昨年までの高温の影響が害したため佐賀県の指導
で田植えを遅らせた結果、7月の低温の影響で分茎が少なくかなり収量減です。
多分作柄数は県の発表は70ちょいですが、最終的は半分切るかも知れません。
昔ならば米所がこの結果であれば、お米の高値が始まりますが、今日の民間の低温倉
庫の量を見れば、何にも問題ありません。これが現実です。
これからやはり無農薬の極上の旨い米でないとなりたたないと感じました。
反と1俵でも構わない極上であれば??
そして学校の完全お米給食の運動をしないとだめになる??
共済事業の中の無農薬関しては三分の一の掛け金で災害の時の支払い???
などなどいろんなことを学ばされました。今回の台風で・・
佐賀・太田

9/30 岡山の林さんから「三方分岐の製作」
皆さん今晩は、
私のポンプは1分間に600リットルの送水能力しかありません。これだと幾ら頑
張っても12本のスプリンクラーを駆動する能力しかないでしょう。12本のスプリ
ンクラーがカバーできる圃場の面積は15アール程度でしょう。この能力のポンプを
私は3台しか持っていません。そこで圃場を分割して散水出来るように、三方分岐を
作りました。Φ50mmのホースで送水し、支線で25mmに落としながら終点まで送水
します。PVA管で作るのは、何といっても軽いからです。三方分岐では50mmのボー
ルバルブで切り替えます。

林 正弘
岡山市

9/29 岡山の林さんから「私のパソコン構成」
皆さん今晩は、
パソコンが壊れた時一番困るのは、大切なデータが飛んでしまうことです。ソフトウ
エアならばCDをなくしてもお金を出せば買えます。私は、コンピューターに3台の
ハードディスクを取りつけています。正確には、コンピューター内蔵のハードディス
クとそれと全く同じハードディスク1台、インターネットには繋がらない設定のハー
ドディスク1台です。3台のハードディスクにはそれぞれOSも入れています。写真の
ように5インチベイに後者の2台のハードディスクを入れ、通常は引き出してありま
す。物理的に分離されていますので雷が落ちても大丈夫でしょう。上段のディスクは
IDEケーブルの接続とBIOSでブート順位を第一位に設定してあります。その下が第2
位です。内蔵のハードディスクが第3位です。通常のブートは第1位、第2位のHDを
引き出してあるので、第3位の内蔵HDで行われます。これらのHDを押し込むとブート
デバイスとなります。時々これらのハードディスクを(電源を切って!、)押し込
み、ブートさせてデータだけを更新させます。
次に、内蔵ハードディスクと全く同じハードディスクの作り方を紹介します。私は、
まだWindows 98SE を使っていますのでそのやり方で説明します。
1.買ってきたハードディスクをフォーマットして、内蔵ハードディスクでブートしま
す。
2.マイコンピュータをダブルクリックして、パソコンが新しいハードディスク(ここ
ではD:とします。)を認識しているか確かめます。次にC:をダブルクリックします。
(C:が内蔵ハードディスクであることを確かめてください。)
3.マイコンピュータをもう一度ダブルクリックします。
4.CにあるWindowsのフォルダーを選択して’編集(E)’の’選択の切り替え(I)’を
選ぶとWindowsのフォルダー以外のフォルダーやC:のルートにあるファイル類が指定
されますので、これらをD:にドラッグアンドドロップするとWindowsのフォルダー以
外の全てがD:にコピーされます。
5.D:にWindowsのフォルダーを作ります。
6.C:にあるWindowsをダブルクリックしますと’警告’が出ますので、’ファイルの
表示’をクリックします。
7.表示されたファイルの中で、Win386.swpというファイルがありますのでこれを指定
して’編集(E)’の’選択の切り替え(I)’を選択すると全てが反転し、このファイ
ル以外の全てが指定されますので、これらをD:に作ったWindowsのフォルダーにド
ラッグアンドドロップします。当然の事ながら、プロテクトされたデータファイルな
どはプロテクトを外さないとコピーできません。

これでD:にWin386.swp 以外の全てのファイルがコピーされC:と同じ物が出来あがり
ました。このような複雑なことをするのは、Windows では使っているファイルはコ
ピーできないという原則があるからです。ちなみに、Win386.swp というスワップ
ファイルは、D:でブートすると自動的に作られます。最近はますますハードディスク
が安くなりました。ディスクの中では大容量で動作が一番早い。この長所を使わない
手はないでしょう。このようにすると、内蔵ハードディスクが故障しても第1位の
ハードディスクを押し込み、内蔵ハードディスクが何とか動けばデータを救えます
し、動かなくても被害は少ないと思います。2台のハードディスクが同時に故障する
確率はとても小さい。また、マザーボードが故障した時も新たにマザーボードを買っ
てきて組み立て、一台のハードディスクを新たなマザーボード用に設定しなおして2
台目のハードディスクからデータをコピーできます。パソコンは農具の一つです。
なお、私のパソコンは自作したものでメーカー品ではありません。メーカー品でもこ
れらのことは可能でしょう。

林 正弘
岡山市

9/28 福井の中出さんから「収穫を終えて」
メインのパソコンが壊れてしまった。直接の原因はたぶん雷だろうと思う。
電源ユニット、マザーボード、HDDが取り替えになり、当然リカバリーを余儀なくされた。大事なデータが飛んでしまった後遺症を引きずっている。
農業記録もそうだが、これは手帳が残っているからデータの修復は時間がかかるが可能だ、、、。反面、データを作りながら過去を見直す、いい機会かもしれない。
改めてアナログの必要性を感じた次第と、バックアップの重要性を認識させられた。
 
今年の稲作はへの字としては失敗した。
特に緑肥をすきこんだ田んぼのコシヒカリはつぶれた。
今年のコシヒカリは延び過ぎた。そして、土佐さんが言われたように粒が小さい。
なぜなのか、私の頭はまとまっていない。
 
刈り取り時期の雨には参った。それまでは日照りと言えるくらいの晴れ続きだったし、台風は避けて通ってくれた。
晴れ間を狙いながら会社を休んで刈り取ったけれど、潰れた稲とぬかるむ田んぼはコンバインと私に相当の負担を与えた。
刈り取り部に異音が出ているコンバインを時間をかけて自分で点検整備しようと思っている。
 
来年、、、。コシヒカリ一辺倒(売れる米)を止めます。
 
akao1888

9/27 岡山の林さんから「播種機用ハンドルの製作」
皆さん今晩は、
私は今回初めて太陽熱処理を試してみました。畝を太陽熱処理して透明シートを剥が
した後は、土を掘り返すわけにはいきません。今まで使っていたトラクターなどに付
ける播種機が使えません。機械屋さんに現在の物に付けられる手押しハンドルがない
かどうか聞いたところ、無いとの事。新たに一台手押し式播種機を買って下さい、と
言われました。私は将来は機械化したいので手押し式播種機を買う訳にはいきませ
ん。そこで現在持っている播種機の一台を手押し式に改造することにしました。これ
はΦ19mmの鉄パイプを使って、簡単に出来ました。ハンドルはアールを付けて加工
したかったのですが、そこまでの工具は持っていません。しかし、これで十分です。
ハンドルを取り外せば元に戻せます。今回、播種にはこの改造型播種機が活躍してく
れました。太陽熱処理は成功と言えます。来年から草取りマラソンは走らなくて済め
ばあり難い。スポーツのマラソンは、5-15℃で走ると脱落者が少ないものです。
真夏の炎天下で走ると体をこわしてしまいかねません。この太陽熱処理の経験はいつ
か将来この宅配便で報告できたら・・・、と思います。その為には地表面、及び地中
数点(2、3、5cmぐらい)の温度をそれぞれ5分間隔程度で計測したいと考えてい
ます。パソコンに地中温度データを取り込めるよう、データロガーを作りたいと思い
ます。

林 正弘
岡山市

9/26 茨城の小長谷さんから「赤木さんへ」
途上国の稲作についていろいろ勉強してきたのですが、種子の品質が非常に悪く、田んぼの稲の生育がばらついています。種子生産体制のある国、ない国、あっても種子法がない国、種子検査機関のない国、検査機関があっても検査する能力のない国、高品質種子は外国に依存している国、いろいろあるのですが、農家レベルできちんとした種子の保全ができないものかと長い間考え続けてきました。日本の品種は、外国稲と違って交配親が既に十分選抜されているので、わりかし登熟が揃っており、草丈も一様な傾向がありますが、外国稲は親の代でも揃いが悪く、それを交配して作った子供も当然揃いの悪さは日本稲のそれとは全く違ったものがあります。そうした種を使わざるを得ない途上国の農民にとっての大きな問題は、種の更新率が低いこともさることながら、元ダネの段階でばらついていることです。
日本の種子生産技術と種子生産体制は、世界でもトップレベルを保っているのですが、これは、育種・原々種・原種・採種の各段階でそれぞれの専門家が最善の努力をしているからです。ところが、一般農家レベルでの種取についての指導を全くせず、むしろ種取を放棄させる方向で農業指導がなされているのが現状です。
日本でも、それぞれ種取をされている農家があろうかと思いますが、個体で残していく方法と集団で残していく方法が一般的で、それぞれにメリット・デメリットがありますが、個体で残していく方法についての第一人者が赤木さんだと私は理解しています。
つきましては、赤木さんの都合が良いときに見学に行きたいのですが、見学希望の意思を赤木さんに伝えていただけませんか。できれば、稲が圃場にあるうちに行きたいです。
小長谷裕宝

9/26 岡山の林さんから「ポンプ付ジョウロの製作」
皆さん今晩は、
畑の面積が少し増えると水やりは大変になります。ジョーロでやるのは重労働になり
ます。それで小面積の畑に水をやる、ポンプ付のジョウロを作りました。エンジンポ
ンプは小型ですが1分間に100リットルの送水能力があります。畝間の通路を通っ
て通路の両サイドの畝に散水できます。片道で2畝散水が可能です。畝の終点に着い
たら、ホースを2畝先の通路に移動しておいて、戻ってきます。1往復で4畝の散水
が可能です。私も今は圃場の面積が増えましたので、これはもう今では使っていませ
ん。右のジョウロは初代の物です。久し振りに倉庫から取り出してみると、感慨深い
です。最近はこのポンプは、ボールバルブの先に付けるパイプをΦ13mmに径を絞っ
て現場での田植え機などの泥落とし・洗浄に使っています。Φ25mmからΦ13mmま
で絞るとかなりの高水圧となるので洗浄には適しています。

林 正弘
岡山市

10/26 お米の勉強会の村山さんから「10月1日狂牛病の勉強会」
皆様      お米の勉強会をの村山日南子です

 消費者は買うことによって田畑維持を応援し、有機農家を応援することになる、全くその通りですね。
 私共も細々ながらもう30年近くそのような暮らしを提案、実践してきたつもりです。

 そして、有機JASの精神もそうですね。

 さて、下記のように10月1日に狂牛病の勉強会を致しますので、お忙しい最中とは存じますが、よろしかったら是非お越しくださいませ。

狂牛病の原因はキレルのと同じという不思議な勉強会のご案内
 今回は狂牛病の勉強です。日本に狂牛病が発生して5年、タイムリーな会です。
 もう1年近く前お聞きした西田先生のお話は衝撃的でした。狂牛病の根本原因は肉骨粉ではなく水、急激に広がったのはキレル原因と同じ酸性雨だと言われたのです。そして、酸性雨を克服できるのは有機農業だと、対策まで示されました。先生のご都合がやっとつきお越し下さることになりました。お帰りの時間が早いですので1時には始めます。
 狂牛病、切れる若者たちは私たちへの警告です!どうぞお誘いあわせてお越し下さい。

9/25 福井の河崎宏(マルカワみそ)さんから「Re齋藤さんから・有機味噌」
斉藤様、ご返信ありがとうございます。

1) 有機JAS法ですが、この法律は「表示法」らしく日本に有機農法を
広める目的で制定されたものではないようです。
生産者と消費者の距離が短い場合、つまり直売のような販売形態では
JASマークなどはいりません。こだわりが特定の少数の方にすぐに伝わるからです。

流通に乗せたばあい、生産と消費の距離が離れ、不特定の多数に販売することになるので
有機JASの認証が必要になるとおもってます。
有機JASがすばらしく、認証のないものがだめとはおもっておりません。
認証とってなくてもすばらしい大豆や米はありますし、弊社も使用いたしております

2) 海外に輸出する場合には、インターナショナルな認定期間の認証が必要なようです。
日本の基準は米国や欧州から見ると規準が低いそうで、有機とは認められないようです。

輸出の場合には海外で認証をとった原料を使用しております。国産の原料ではありません。
米国産、中国産がほとんどです。多分コストの面からだと思います。

3) 日本全体から見れば、農産物の有機の割合は銀行の金利なみの低い%となっております。
しかしこのごろスーパーなどでもJASマークの商品が増えてきたことは、喜ぶべきことかと
思っております。
日本の自給率が40%ぐらい。もしお金がなくて輸入が出来なくなれば60%の方は飢えで死ぬことになる、
食べることが保障されていない国家です。そういう構造の上で消費されているので、ヒステリックに農政を
批判してもなかなか現実はよくならないようです。
それよりも、有機の畑に大根を一本栽培していくほうがよっぽど価値があるように思います。
農薬化学肥料をやめればそのときから土は年毎によくなると思いますし、出来る農産物もいいものが
出来ると思います。誰かがいってました。百回農政の批判をするよりも、一本の有機大根を作るほうが
はるかに価値のあることだと、、、。

有機JASはゴールでなくて、通過点だと思ってます。
では〜、、、。

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一年寝かした有機のみそしか作らない,全国でも珍しい「味噌屋」です。
   越前有機蔵
マルカワみそ株式会社
〒915-0006
福井県越前市杉崎町11-44
担当者:河崎宏
IP電話 050-3620-7782 fax 0778-27-2877
いつでもどうぞ 090-3767-2234
http://www.marukawamiso.com

9/24 富山の予果さんから「県の環境保全課にメールしました ゴミの野焼きの横行が腹に据えかねて」
 苦情をメールにて受け付けるということで出したものですが,3週間後の現在返事
がありません。ゴミ問題皆さんのところではいかがですか?

 以下メールの全文です。
−−−−−−−−−−− 
子育て終了後に都会からやってきて,農的生活をはじめ(3反ほど借りてやっている
だけ)6年目を迎えたものです。村の行事にもすべて参加し,村人とも仲良くやって
きたつもりですが,ゴミ処理の件で何とか行政のお力をお願いしたいと思っていま
す。住民同士で争うことも避けたいのです。

 村のほとんどの家でゴミを盛大に燃やしています。老人所帯が多く学習の機会がな
かったことはあると思います。が,村の長ともいえる人々も燃やしまくっています。
塩ビ製品や粗大ゴミおかまいなしに燃やしています。都会ではすでに共通認識として
備わってきていることがまったくこちらでは通用しません。

 ゴミステーションの設置もあり,収集があるにもかかわらず,田畑で燃やします。そ
の灰は田畑にばら撒きます。山から下の町へ降りて行った元住民が下のゴミをわざわ
ざ村に持ってきて燃やします。大工や建築会社関連会社に勤めている村の関係者が請
け負い主から背負わされてか,ゴミを持って帰り燃やします。

 今春,私が借りている麦畑で,その畑の貸主が今年の冬の間に自分の家のゴミをもっ
てきて燃やしたとのことで(後から聞いた)雪が解けて現れた燃えカスが麦の上に山
になっているのを発見した時,私の衝撃は大きいものでした。

 富山はカドミウム汚染で全国的に有名になったところで,土壌汚染やその後の処理,
人々への健康管理に大きな犠牲を払ってきたところなのではありませんか?

山は清らかに,ふもとの人々よりもさらに環境に注意を払う必要があるのに現実は逆
です。年をとって免許更新をしなくなり,車検をとらなくなった車を動くまで村で乗
りまわし,最後は敷地や田畑に捨て置きます。山の最終ゴミ処分場案は無知な住民に
つけこんだ政策なのでしょうか?

行政は住民がどの程度理解して実践しているかを調べ,処罰でおどすのではなく,適切
な助言や手助けを具体的にする義務があると思います。この5年間,注意の文書が回
覧されてきたのを見たこともなかったし,無策でした。過疎地に住む住人の数は大し
たものではないのです。適切な指導をと心から願うものです。

富山市役所の八尾支所のゴミ処理担当窓口にはすでに9月5日(火)に相談に行って
きました。たまたま村の住民の一人が窓口担当でした。適正に処理されるとは思いま
すが…県の方でも十分に適切な指導をお願いしたいと思います。尻尾をまいて都会に
戻る日がこないようにと私は祈っています。

−−−−−
いい案どこかにありますか?
HP更新,ブログはじめました。↓今後ともよろしくお願いします。

収穫の秋が終わるとまた盛大なゴミ燃やしがはじまるでしょう。

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆
自家焙煎珈琲  神実(カムミ)
           浜田 重人,予果
HPアドレス
http://www.cty8.com/kamu/
ブログアドレス    
http://kamumi.dreamblog.jp/
〒939-2333 富山県八尾町桐谷1673
T&F  076-454-5536
☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆

9/24 岡山の林さんから「アシナガバチの交尾」
皆さん今晩は、
アオムシを退治してくれるアシナガバチが、私の家の軒下に巣を作って数ヶ月たちま
した。9/15にアシナガバチの交尾を見かけました。写真の左端に写っているのがペア
です。オスがどこからやってきたのか分りません。私はアシナガバチに関する知識は
何もありませんが、これが新女王バチであれば、越冬後たった一匹で新しい一家をも
うけるのでしょう。(どなたか分かる人があれば教えて下さい。)この巣の集団には
いくつかの危機がありました。その最大の危機はスズメバチに襲われたことです。私
が知っている限りこの集団は2度スズメバチに襲われました。最初は成虫と幼虫の沢
山の死骸が巣の下に落ちていました。2回目は私もこの襲撃を目撃しました。2回目
はアシナガバチも抵抗しませんでした。ですから成虫の被害は少なかったのです。新
しい女王バチはどこに行って巣を作るのでしょう。樹木のセルロースと唾液で作られ
たアシナガバチの巣は、やがて崩れていきます。ハチの巣の個室は最初はそもそも円
筒形につくるのですが、最密充填によって自然に6角形になっていくようです。

林 正弘
岡山市

9/23 岡山の赤木さんから「水引き終了」
赤木@菜の花です。

 佐賀の太田さんの台風被害は、このときこそ共済で補償してもらってください。
一年間仕事してきて給料がなくなるなんて、あってはならないこと。公務員にはとて
もじゃないが理解できないことです。1時間でも余分にしたらきっちりと超過勤務手
当てになります。1時間とちゃう、30分でもだ。このあたりのことは、もと公務員と
してよくわかっています。

 農家は台風のひと吹きで100万円がパーになることなんか朝飯前のこと。だから
霞ヶ関の人たちが日本農業の将来像をいくら描いてみても、ちっとも実態に即してい
ない。給料の中であれこれやっているだけのこと。これがだめなら次の一手を出すこ
との繰り返しを、私の知っている限りでも30年やってきている。
 いま出ているのは集団化だ。小泉改革らしく弱者切り捨てそのものだ。そのうち行
き詰まるだろう。担い手育成とか言って流行みたいに騒いでいるが、霞ヶ関からのゼ
ニが落ちてくるからだけのこと。担い手は農業に限らずどんな企業でも大切なことだ
けど、そこにゼニが落ちてくるような仕組みがあるかぎり、本物ではない。ゼニが落
ちてこなくなったらあっという間に解散だ。そんなゼニで元気の出てくる農業が生ま
れるわけないだろうが。。。。
 と私は思っている。今夜の焼酎は悪い効きかたをしたようだ。

 田植え前から始まった水引き(田んぼに水を入れるために用水に水を流すこと)が
終りました。水だ水だと言って走り回ることはなくなりましたが、稲に水が欲しいの
はこれからも続きます。デンプンはお日様の光と炭酸ガスと水が原料になっているか
ら、デンプン生成は水がなくては始まらないし、籾の中に蓄えるには夜温が高くない
こと。
 朝日の刈り取りまではまだ25日〜30日もあります。天気次第では今後もポンプで水
を入れるつもりです。 
 刈り取りの終った所やもうすぐ刈る人には関係のない話でした。

 んで、周囲のヒノヒカリは20日ぐらいしたら刈るだろうけど、この場に及んでまだ
薬撒きやっているやつがいる。それをうらやましそうに見ている薬好きのオヤジもい
る。
 漁法の一つに底引き網というのがある。エビ、シャコ、ゲタ(したびらめ)なんか
がごっそり獲れる。網の目がちいさいほどしっかり獲れる。戦車漕ぎというのがあっ
て、鬼の金棒みたいなものを海底を引きずってゆくと、魚は全部出てくる。これぞ究
極の一網打尽。破壊された海底が残るだけなんだぞ。
 100年先の資源のことなんか知るかいな。いま獲らんでいつ獲る。獲れない分を誰
がゼニくれるんだ。 と言うわけで遠慮なくやるのと、豊作のためにどさっと薬撒く
のは同じこと。
 よほどの強権発動でもない限り、地球は終わりだね。温暖化もオゾンも酸性雨も、
根は同じところにある。
 あかん、やっぱし今夜は悪酔いしてる。
今夜の失言は酒の上でのこと。お許しあれ。。。。。
日本の社会は酒の席での失礼はなんでも許してもらえるはず。。。という公務員が最
近多いらしいね。

 ではまたね!

9/23 岡山の林さんから「散水チューブ押え金具の製作」
皆さん今晩は、
散水チューブは設置が比較的簡単なのですが、風が吹くと畝から飛んでしまうという
問題点があります。これを一定間隔で止め、風が吹いても畝から落ちないようにする
金具を作りました。Φ4.0mm、L60cmの被覆線をΦ40mmの塩ビパイプに1.5回転巻き
付けて作ります。Φ40mm(1.5inch)の塩ビパイプという場合、この写真のパイプの
外径は48mmありますのでループの内径は50mm以上になります。写真の右から被覆
線、塩ビパイプ、左側に金具を設置の状況が分るようにおいてあります。圃場に引い
た散水チューブに押え金具を写真のように入れ、金具の左下を右手に持って前を通し
て反時計回りに1/2回転させるとチューブが入ります。押え金具を畝に突き立てて止
めます。

林 正弘
岡山市

9/23 宮城の齋藤さんから「有機味噌」
河崎 さん

こんにちは 宮城県栗原市一迫の齋藤です。

> みそ一キロ作るのに約3uの大豆と米を作る農地が必要です。
> 通常そこには192gの農薬や化学肥料が使用されております。(自社調べ)
> 有機のみそにはこれらのものは使いません。

有機味噌には有機大豆や有機米が原料となるのですよね。
私は有機米栽培を10haしておりますが 2/3は国内しか通用しない有機米です。


有機米は3月1日から有機JAS法が改正され かなり少なくなっているようです。
とくに旧法のままの認定事業者(生産者)で継続認定を受けた方の有機米・有機大豆の
取扱いには充分注意が必要のようです。18年度産有機米・有機大豆の評価が確定するのは 
来年度の年次調査が終了してからのこととなります。

有機米・有機大豆やそれを原料とする有機加工食品の輸出が始まっていますが 国外で通用する
有機米・有機大豆は国内生産量の数割といわれています。もしかすると1割にも達しないのではと
危惧されている方もいます。海外でも通用する有機米・有機大豆の争奪戦が始まっております。

国内で流通している有機米・有機大豆の表示にはその区別がありません。改正有機JAS法の
移行措置としてあと4年間はこれまでの生産方法(遺伝子操作された資材の使用:遺伝子
操作された飼料利用の畜産堆肥など・紙マルチ使用)で流通が可能となっているからです。

それでは5年後からそれを使用しなければ有機米・有機大豆の生産ができるかというと

そう簡単には行きません。有機米・有機大豆は過去3年間使用禁止資材(遺伝子操作資材も含む)が
使用されていないことが条件となりますので 来年度からその準備を始めておかないと

5年後から有機米・有機大豆の生産流通は困難になってきます。・・・・・私的な判断です。

私たちの主食につきもののお味噌は 大切な発酵食品です。米国的な食生活からくる
さまざまな生活習慣病が欧州とともに少ないのは 味噌・ワインの発酵食品の
おかげといわれていますね。

我が家の味噌は自家産味噌ですが なかなか「有機味噌」とまではいっていません。
百姓としては自分の口に入るのは自家産が基本とは考えていますが
我が家の食料自給率は50%越えているだろうか?  (笑) 

齋藤 政憲 psy-farm(アットマ)ae.wakwak.com

9/22 岡山の林さんから「スプリンクラー用ターミネーターの製作」
皆さん今晩は、
土佐さんのところは遂に、人間が檻に入ることになったのですね。金網で50kmを囲
い込むという遠大な計画は凄いです。しかし、高さが少し足りない気がします。私の
住む地方のある集落では、高さ3mのH型鋼で囲い込んでいるところがあります。H
型鋼ですから基礎もセメントでしっかり打っておかなければなりません。こちらのイ
ノシシは道路側に長く垂らした網も効果ありません。奴らはこの網の張り方に対する
傾向と対策を十分に研究して突破してくるのです。イノブタに対する対向策は常に進
化させなければなりません。

スプリンクラーを頻繁に使う季節は過ぎつつありますが、私が製作したスプリンク
ラー列の最後に使うターミネーターを紹介します。鉄製のものは市販されているので
すが、私は塩ビ管で作りました。利点は錆びない事。また1インチ管で長さも適当な
ので、手にぴったりフィットしてウォータープライヤーを使わなくても締められま
す。取り外す時も素手で出来ます。これが便利なのは全てのスプリンクラーを同一に
扱って良いことにあります。最後のスプリンクラーに取り付ければ良いのです。これ
はメス管ですが、オス管も作っておけば状況によっては便利で、すぐ対応出来ます。
ニンジン栽培を始めた時は、ニンジン堀り機を持っていなかったので、スプリンク
ラーで土壌を緩めて収穫していました。冬近くに、スプリンクラーが凍り付き内圧が
かかった時、このターミネーターが破裂して飛び跳ねスプリンクラー本体は無事でし
た。

林 正弘
岡山市
9/22 福井の河崎宏(マルカワみそ)さんから「冨田さんへ」
富田様 
福井のマルカワみその河崎です。
先日お忙しい中お伺いいたしまして、短い時間でしたが
貴重なお話ありがとうございました。

「援農などに行かなくても、消費行動によって日本の農業と環境を守ることは可能」
のご意見に同感です。

私はみそを作っております。
みそ一キロ作るのに約3uの大豆と米を作る農地が必要です。
通常そこには192gの農薬や化学肥料が使用されております。(自社調べ)
有機のみそにはこれらのものは使いません。

日本で約3300トンの有機みそが生産されております。単純計算で
東京ドーム200個分の面積に600トン弱の汚染物質が使用されなくなったことになります。

たった一杯の味噌汁を有機みそに代えることにより、日本の未来が変わると思っております。

有機のみそ造り、有機の米造りには、大きな意味があり、価値があり、やりがいが
あると思います。

では〜、、、

マルカワみそ/河崎宏
9/21 会津の一石さんから「玄米播きした黒米のその後」
会津の一石です。
種が足りなくて玄米を蒔いた黒米ですが収穫は種まきと変わらなそうです。
玄米の状態にもよるのでしょうが、私の場合、発芽率が悪かったので蒔く前に
発芽率を調べてもみ蒔きと同じく成るよう加減して蒔いてください。



会津でもこがねもち、ササニシキ、ひとめぼれを刈り始めた人が出てきました。
私のところも明日あたりから稲刈りの予定です。
稲刈り前に黒米の種用に穂積みしました。この後、自然乾燥させ、ノゲを取ります。

9/21 岡山の林さんから「エンジンポンプ小屋の製作」
 皆さん今晩は、
エンジンポンプは水を送り出す物ではありながら、エンジン本体は水に濡らさない方
が良いでしょう。圃場に置くと、雨が降ったり夜露に濡れることになります。そこで
エンジンポンプ用の小屋を作りました。構造を簡単にすると早く作れますので、片流
れの屋根にしました。パネルは接着剤が雨に濡れても剥れないJASコンパネを使いま
した。燃焼ガスは開放側に排気されますので熱はこもらないと思いますが、エンジン
を使うときはカタンと向う側に倒しておきます。使い終わればまたエンジンに小屋を
被せておきます。このようなものでも長年使えばエンジンポンプの寿命が延びると
思っています。

林 正弘
岡山市

9/21 京都の土佐さんから「サファリパークの稲刈り模様」
こんばんは、ご無沙汰しております。
毎日集落営農の受託刈り取りで走り回っております。
受託面積は我が家分をあわせても16haほどなのですが、枚数は約200枚ほどあ
ります。
2aから20aまでの変形圃場が多く、どうやって田んぼに入ったのか首をかしげた
くなるようなところも多々あります。

刈取面積も年々着実に2haづつ増えており、地区の面積53haの完全制覇も夢で
はないような気がします(?)。
4条刈2台と2条刈1台、もうすぐ糯専用の3条刈が加わり計4台があちこち名誉の
負傷をしながら走り回っています。

今年気がついたことといえば、米粒が少々小さいこと、恐ろしいほど倒れまくってい
る事、おまけに田んぼがぬかるんでいる事です。
しかし我が家の稲は一本も倒れてはいません(イノシシに蹴倒されたのを除いて)喜
ぶべきか情けなく思うべきか複雑です。

倒れた稲は大部分挫折型倒伏で、こしひかりの通常の湾曲型の倒伏ではありません。
コンバインの刃先が入らず、上を走るか刈るのを止めるかしかありません。
穂発芽が始まっているものもあります。

「おっちゃん、明日代掻きしよか」などという戯言も飛び出します。
またあちこちからSOSが飛び込んできます。「コンバイン沈んでしもた。引っ張り
上げてくれんか」
ワイヤーロープとコンバインをトレーラーに積み込みJAFの出動となります。
田んぼから引きずり出すと「悪いけど刈って」となり泥を跳ね上げながら刈り取って
いく事と成ります。
今年ほどコンバインのいろいろな機能を駆使した事はありません。
車高の上げ下げ、左右の傾斜、倒伏稲用モード。やっぱりゴルフと農業は道具かな
(?)

振り返ってみると今年の春に春の花が咲かなかったこと(こぶし)が今を暗示してい
たのかなとも思います。

イノシシの被害も強烈です。2mくらいの垂直な石垣を駆け上ってきます。去年まで
は来なかったんだけれど・・・
一番効果があるのは電気柵ですが、子連れイノシシには関係ないようです。子供が入
ると親は電柵を押し倒してでも入ってきます。しかし今度は出られなくなり、中で大
暴れしてしまいます。
子イノシシが学習するまで待つしかありません。
近所のおやじの話では、最近のイノシシは電気柵を尻から入るらしい。尻は感覚が鈍
いのでショックが小さいようだ。本当なのだろうか、そこまで学習しているのだろう
か。ほんとうなら末恐ろしい気がします。

また網をするなら草刈の邪魔にはなりますが、長く垂らすと効果があるようです。
足に絡み付いて嫌がるようです。しかし奴らがこれに対する傾向と対策を勉強してい
なければの話ですが

わが地区の集落営農では、村中を金網柵(鹿柵)で囲んでしまおうというプロジェク
トを今年から始めました。
5年計画、総事業費5000万円、自治体よりの75%補助と中山間地域特別支払制
度の金を投入し約50kmを張り巡らす予定です。
最近鹿の被害も多くなり、コシヒカリがお気に召したと見えて、穂をしごいていきま
す。彼らは正面跳びで2m近くをクリアします。1.8mの金網柵ハードルはクリア
されてしまうのか・・・

いずれにせよいよいよサファリパークが完成(?)に近づきます。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
     丹波の恵み 「長宮農園」 
京都府福知山市三和町岼595 土佐祐司
  Tel  Fax                  0773-58-2265
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<    

9/21 福井の富田さんから「Reイノシシ被害が出始めました」
福井の冨田でございます。

林さんの「援農などに行かなくても、消費行動によって日本の
農業と環境を守る事は可能なのです。」
に同じ思いです。

私も無農薬栽培をして私自身の消費行動も変わりました。
完全ではありませんが、真面目に作っているもの、環境を考えて
いるもの、志のあるもの、これらを選ぶようにしています。

外食産業の食材もほとんど輸入品ですよね。外食を減らす事も
消費行動の一つだと思います。もちろん、国産農産物を使った
お店もあると思いますし、そういうお店を選べる地域は良いですね。
でも、基本はお弁当だと思います。
 
商社にお勤めの方も、なりふり構わぬ利益ばかり考えず、将来の
日本を考えた良心的な利益を追求するようお願いしたいです。

福井県池田町 冨田善嗣

9/21 広島の清水さんから「近況など」
広島の清水です。
赤木さん心づかい有難うございます。
三次は、被害は、ありませんでした。
我が家では、7月18日の水害のあとかたずけが、まだ残っているのですが、稲刈りシーズンなのでかたずけは、ストップしています。水害で水没した田んぼは、9反5畝で我が家の作っている田んぼの半分少しでした。台風前に刈り終えたのですが、ごみや木の根ナイロン袋色んな物が中に入っていてコンバインもかなりゴミもすくい上げかなり負担をかけました
女房もかなり見てくれてゴミを出してくれたのですが、、、   収量ですが川沿いは、コシヒカリが殆どだったので穂が出ていましたので1反あたり3〜4表しか有りませんでした。水害後から田んぼの中にものすごい草の林になり、見たことのない草なども出てきました。
水害の被害ですが、行政というのは、何なのでしょうか、水害のとき、17日約23時〜18日12時まで道路が流れ、方やゴミの山で通行できず隔離状態でした昭和40年、47年共に床上浸水でした、しかも運悪く祖父がこのとき倒れ病院にも行けず数年後亡くなりました。今回も親父が倒れないように祈りました。今回かなり行政に言いましたが、道路は、泥を入れただけで、とりあえず普通車が何とか通れるぐらいです。
普通車より重たい農機具を運搬するから、何とかしてくれと言っていたのですが、未だにしてもらえません、まあ被害が広い範囲で有ったのでしょうがないのですかね。
被害にあった方々だめもとでも、行政に言いましょう。私は、少し鬱憤晴らしが出来ました。言わないとしてくれないし教えてくれませんから。
つまらないことをすいませんでした。

9/21 佐賀の那須さんから「13号台風の跡」
 9.17夜に台風が当地を通過しました。
翌日の通過後に跡が残りました。
もう少しで実るはずの稲が田1枚全部倒れました。
風のあとが、稲田に残りました。
 備えが足りなかったのか、運がなかったのか・・・・・・・・・。
倒れた稲を起こしながら、「いろいろあるもんだな」と思いました。
 
2006、9・20  佐賀県鳥栖市 那須 修一

9/20 広島の清水さんから「近況など」
広島の清水です。
赤木さん心づかい有難うございます。
三次は、被害は、ありませんでした。
我が家では、7月18日の水害のあとかたずけが、まだ残っているのですが、稲刈りシーズンなのでかたずけは、ストップしています。水害で水没した田んぼは、9反5畝で我が家の作っている田んぼの半分少しでした。台風前に刈り終えたのですが、ごみや木の根ナイロン袋色んな物が中に入っていてコンバインもかなりゴミもすくい上げかなり負担をかけました
女房もかなり見てくれてゴミを出してくれたのですが、、、   収量ですが川沿いは、コシヒカリが殆どだったので穂が出ていましたので1反あたり3〜4表しか有りませんでした。水害後から田んぼの中にものすごい草の林になり、見たことのない草なども出てきました。
水害の被害ですが、行政というのは、何なのでしょうか、水害のとき、17日約23時〜18日12時まで道路が流れ、方やゴミの山で通行できず隔離状態でした昭和40年、47年共に床上浸水でした、しかも運悪く祖父がこのとき倒れ病院にも行けず数年後亡くなりました。今回も親父が倒れないように祈りました。今回かなり行政に言いましたが、道路は、泥を入れただけで、とりあえず普通車が何とか通れるぐらいです。
普通車より重たい農機具を運搬するから、何とかしてくれと言っていたのですが、未だにしてもらえません、まあ被害が広い範囲で有ったのでしょうがないのですかね。
被害にあった方々だめもとでも、行政に言いましょう。私は、少し鬱憤晴らしが出来ました。言わないとしてくれないし教えてくれませんから。
つまらないことをすいませんでした。

9/20 岡山の林さんから「イノシシ被害が出始めました」
皆さん今晩は、
九州には台風被害がかなり出たようです。お見舞申し上げます。
私はテレビがなく新聞も定期購読していないので良く分らないのです。インド洋の津
波の映像もまだ私は見たことがありません。ニューヨークのワールドトレードセン
ターの崩壊映像も偶然一度だけ見たことがあります。ただニューヨークのこの建物
は、仕事でアメリカに行った時屋上に登ったことがありますので、見当は付きます。
映像と言うのはかなり迫力があるもののようですね。
私の田圃のすぐ近くでイノシシ被害が出始めました。

網を張っているのですが、鼻で網を持ち上げてイノシシが入ったようです。
被害は5割を超えているでしょうか(この写真は9/15に写しました。今では8割ぐらいやられています。)。
田圃の中で稲を
押し倒しながらイノシシが嬉々として転げまわった跡がうかがえます。周辺を残して
中央部を押し倒しています。イノシシにとってはとても楽しいひとときだったようで
す。イノシシは田圃の至る所に糞と尿をするので、臭いです。刈り取っても米に臭い
が移って食べられたものではありません。通常山際の田圃から順次イノシシに荒らさ
れると考えられがちですが、イノシシは橋を渡り農道を通ってやって来て中ほどの田
圃に入ったようです。ですから、山際の田圃にイノシシの食べ難い稲の品種を栽培し
たところで効果はないことが分ると思います。この写真には写っていませんが雄町と
いって私の隣の田圃で作られている酒米は、江戸時代から殆ど改良されていないので
とても芒が長く、特異な外観をしています。雄町をイノシシは好まないようで、あま
り食べません。しかし踏み荒らしの被害があります。今回は私の田圃(朝日)には入
らず、隣の雄町米の田圃を踏み荒らしました。このように品種を変えたところで意味
が有りそうには思えません。イノシシの好きな稲は何といっても餅米ですね。人家に
近いから入らないとも言えません。イノシシが庭先を通るので、夜は危なくて外に出
られない家もあります。イノシシの攻撃は突進して衝突するように思われますが、ど
うやらすれ違いざま牙で腹を裂くというのが本当のようです。繋いでいた番犬がイノ
シシに殺されたところを見ると、大抵は腹を切られているそうです。イノシシは臆病
ではなく、用心深いと言う方が正確のようです。
網ではイノシシ害を防げないことを実証したようです。光の点滅、におい、ラジカセ
の音、近づくと点灯するライト、これらは全てイノシシに対して効果はありません。
なんとか効果のあるのは現在のところ電気柵です。電気柵も状況によっては破られる
ところが出てきました。悩ましいことですね。
では何故この田圃の耕作者はほぼ確実にイノシシを防ぐことが出来る電気柵を張らな
いかと言うと、それは年々低下する米価にあります。1万円/俵を切ろうとする米の
値段の中で、10万円ものお金を電気柵一式だけの為には支出できないからです。こ
こに出没するイノシシは、これからも、また来年も荒らしに来るでしょう。そうする
とこの耕作者はやる気を失っていきます。これは将来、歯が抜けていくように地域の
衰退、環境崩壊を招きますね。獣害が過疎を加速する図式です。百姓は環境保全、町
の人達が使用する水の涵養も担っているのだから、消費者は米を買って食料を得るだ
けでなく、消費する事によって環境も保全している事になります。少しぐらい安く輸
入食品を買っても、自国の環境保全には繋がりません。国産の農産物が国際水準より
価格が高いとは言っても、日本の平均収入の30分の1の国で、食料だけが日本と同
じ値段の筈がありません。食料自給率を上げるというのは国の責任だけでなく、消費
者自身の問題でもあると思います。援農などに行かなくても、消費行動によって日本
の農業と環境を守る事は可能なのです。

林 正弘
岡山市

9/19 岡山の赤木さんから「台風お見舞い」
赤木@菜の花です。

台風見舞い申上げます。
佐賀県嬉野で頑張っておられる太田さん、那須さん他九州の皆さん、広島の西村さん
や清水さん、被害は無かったでしょうか。農作物の被害・田畑の被害、家屋の被害、
果ては人命被害まで、最近の台風の爪跡はあまりにもむごい。ひたすら日本に来ない
ことを願うだけです。

 刈り取りまでに1ヶ月以上ある私の稲が、だいぶん傾いてしまいました。穂が大き
すぎるわけでもなし、茎が柔かいわけでもありません。土がぶよぶよになっている田
んぼが多いのです。ひどいのはトロトロ層より気持堅い程度で、指がわけなく
す〜〜っと突き刺さります。台風で斜めになったから、次にどしゃ降りがきたらペッ
タンコです。
4日のうち2日は川がいっぱいで、落水しても乾く前に次の水が入って来ます。入れた
くなくても隣から容赦なく溢れこんでくる始末です。
 昔からのしきたりで、取水権にこだわりすぎるあまり、自分の川に水を取り込むこ
とに一生懸命で、川に水を引かないことは考えてもないらしい。おかげで田んぼはず
ぼずぼです。水を仕切っている方たちには、こんな意見を聞く耳は無い。。。。困っ
たことです。

 周囲のヒノヒカリよりまだ早い品種に来るスズメ対策に、朝・昼・夕暮れ前・夜
と、日に4回も子米を撒いて来ました。2袋目もとっくに無くなりました。田んぼの
あちこちが白く見えるので、メイチュウの被害かと思いきや、分け入ってよくよく見
ると、チュン公に食い荒らされているではないか。撒く時間が遅れたら稲にとまって
いた。手を叩くと飛び立つ瞬間の羽音が「ドォ〜〜〜〜」と不気味に低く聞こえてい
た。数が寄ればすごい音が響くものだと感心していたが、そんなばやいではなかった
わけだ。毎日毎日せっせとクズ米を運んでやったのに。恩知らずめ、バカヤロ〜〜
!っとよく叫んでやった。結構慣れてきて、すぐ近くで飛び立つのを見れば、なんと
ブリブリに太っているではないか。毎日米をたらふく食ったのだろう。

 畑の白菜やチンゲンサイが台風に吹かれひどい目に遭った経験をもつので、今回は
大根もじゃが芋も、蒔いてまだ芽が出ていない野菜も、全てを寒冷紗もしくは苗代で
使う根切りネットで覆ってやりました。ベタガケにして飛ばないようにたくさんの石
や杭、板などで重しをしました。風が収まってから撤収した跡は、何事も無かったか
のようです。遅蒔きのキュウリはかなりひどいことになっていました。秋は地這い
キュウリに限ります。
 オクラはまだまだ頑張ってもらわないといけないので、葉を摘みこんで風の抵抗を
少なくし、葉からの水分蒸発も少なくできるので、支柱はありませんが40本の被害は
なしです。
 去年のピーマンから落ちた種が実生となって、7月の終わり頃からたくさん生えて
きました。すごい元気で当分いけそうです。棒を立てて補強したおかげでこれも大丈
夫でした。
 そんなこんなの話でした。

 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通

9/19 佐賀の太田さんから「凄い台風でした」
昨日の台風は久々の恐怖をあじいわいました。3時位から風が
起き始め.6時頃からは恐怖を感じ始め電気は着かないから早く
飯を食って寝ることに、そしたら家になにかゴンーと突き当た
る音、家がぐらりと動いたような感じ、そのあとにがらがらと
なにか音がする。外を眺めると我が屋の瓦が散乱その後は雨漏
り開始でしたが、雨が止んだから良かったけど今朝ながめると
、悲惨な結果でしばらく呆然といたしましたが気を取り直し後
そこそこに後かたづけして、農協の建物共済に加入しているこ
と思いだし、農協に駆け込む、そしたら今日中に見に来ますの
ことだったので、瓦屋さんに何とかしてくれと頼んだら、夕方
なんとか仮に処置してくれたが、農協は忙しいせいか来なかっ
たけど先にに処置したから、どうなるかと思う、完璧に屋根を
作り直さねばなりません。年8万近く30年近く共済を掛けてい
るから、降りてもらえねば困ると思いながら、夜なってやっと
田圃に気が移る、田んぼもがくぜんの状態である、今年から無
農薬のお米作りは稲作共済は掛け金なしに決定していたので、
天災の一律配布は該当しないようになるから、共済金なしにな
ります。私はいいが周りの仲間に申し訳なく思います。今から
は食するがわにたち無農薬でないと残れないと説得したこの結
果であります。
自然災害に左右される農に少しばかり不安を感じています。

9/19 岡山の林さんから「プラグ検査器の製作」
皆さん今晩は、
9月14日に報告したイグナイターを使った電気柵器はイノシシ用としてはひ弱なの
で、これを改造してプラグ検査器を作りました。改造と言っても電気柵器用に使って
いたΦ50mmの塩ビ製パイプを切り詰めて使うだけです。電気柵器用の塩ビパイプは
圃場に杭を打ちそれに挿入して立てていただけのもので、このままでは安定が悪いの
で切り詰め、Φ50-100mmの異径継手を取りつけました。また、アースとして
使っていたトラクターの爪を取り外し、そこにワニグチクリップを取り付けました。
スイッチを入れるとプラグに電気火花が飛び始めるので、この様子をみて検査出来ま
す。

林 正弘
岡山市

9/17 埼玉の後藤さんから「レンゲ全書;品種」
埼玉の羽生の後藤@雨読晴耕村舎です。
>  私のところでは、レンゲ、菜の花の種は、できたら9月中に撒かないと草の量がめっきり少ないような気がします。
>  この点について、私の近くの皆様はどうですか?

ここらあたりも刈取りがはじまりました。
毎年、部落ではうちが一番最後になります。
サリークイーンは今年は特に遅れています。

遅ればせながらレンゲの種を岐阜の養本社に発注しました。
今、作業の合間をみて「レンゲ全書」を見直しています。

●レンゲの品種のこと、種の入手ルート
 レンゲ全書のp117からずらっと中国のレンゲ品種の特性が載っていました。
 養本社のような日本の種苗会社では品種までは選べないような感じですが・・・
 皆様はどうされているでしょう? 

●稲の立毛中のレンゲ蒔きについて
 昨年、稲の立毛中(9月下旬)にレンゲを蒔くことを試してみたのですが
 ・秋雨に浸かってしまう(田んぼの水は抜きにかかっているのですが・・)
 ・収穫の際、バインダーで苗を丁寧に踏んでしまう。
 の2つの原因からかなかなかうまくいかず稲刈り後また蒔き直しました。
 なにか工夫があればご教示いただけると幸いです。

9/16 福井の塚本さんから「レンゲ、ヘアリーベッチその後」
 機械音痴のわたしには、電気柵の話題は、こんなことが出来るのかととてもおもしろかったです。

 さて、春にれんげとヘアリーベッチを鋤きこんだ田んぼの稲刈りをしました。
 畦周りの田面は、こなぎがいっぱいで、草丈も高かったです。 
 調子悪いなと思ったのですが、田んぼの真ん中は驚くほどこなぎが少なく小さかったです。
 収量は、除草剤を使ったときより少し少ないくらい。

 この田んぼは水が抜けるので、水を入れっぱなしでした。
 除草機を通せば効果があるのは分かっていたが、緑肥の効果を確かめるため、
あえて使いませんでした。

 私のところでは、この方法は使えると感じました。特にヒエが一本だけだったので驚きでした。
 漏水田なのに、生草でu辺り1.4キロで、かなり危険な量でした。
 生草の量で、u辺り1キロくらいが安全かな?
 
 今度は、いよいよ菜の花の緑肥に挑戦で、どれくらい効果があるか、ドッキ、ドッキ、です。
 前回は、菜の花の量が少なかったのか、?でした。
 私のところでは、レンゲ、菜の花の種は、できたら9月中に撒かないと草の量がめっきり少ないような気がします。
 この点について、私の近くの皆様はどうですか?
 大麦だった10月5日ぐらいまでなら大丈夫なのでしょうか?
 
9/15 岡山の林さんから「電気柵器:イグナイターを使ってやってみました」
皆さん今晩は、
前回作った電気柵用高圧発生器は、単3乾電池駆動だったので電池が長持ちしませ
ん。ほぼ数時間で消耗してしまいます。毎日夕方交換する必要があります。雑草に触
れればもっと短時間で消耗してしまうでしょう。単3乾電池は100円ショップで10個
105円で売っているようです。工事現場によく使われている点滅器の道路標識灯用乾
電池(3V)を使うようにするとよいでしょう。前回使ったものは、常時電圧をかけ
て使用するものではありません。長期使用には耐えないと思います。また短い距離の
使用に限定されます。それでもイノシシは学習効果が高いので、一度ショックを受け
ればもう電気柵に触れることはありませんので、ある程度の効果は期待できると思い
ます。
今回はガス器具のイグナイター(3V駆動)で作ってみました。最初の写真は部品で
す。右端がイグナイターです。前回製作した物はイグナイターの左に置いてありま
す。次の写真は、圃場に設置したものを細部がよく分るように大きく写してありま
す。電池から電気を取り出しているだけで、暗くなったから作動を始めると言うよう
な物ではありません。50メートル位電気柵を張ってみて裸足になって線に触れてみ
ると手首まではショックが来ました。このイグナイターは1秒に数発のパルスを出す
ので、間隔が必要以上に短すぎます。もう少し強い電気ショックが欲しいところです
が、そのためにはもっと大きいコイルが必要になるでしょう。
今回は4,000円必要でした。これ以上かかるようだと市販品を買う方が利口ですね。
安く作るという命題があるので難しいです。



以上2つの物を試してみましたが、この程度が限度かもしれません。という訳で、
「あなたの失敗は、私の肥やし」というこのメールの主題に沿った結果になりまし
た。
私の田圃の稲は今が乳熟期です。イノシシが最も喜ぶ食べごろです。イノシシは牙で
籾を削ぎ落とし口で受けます。そして、ガムのようにクチャクチャと噛んで汁を飲み
込み、籾殻をペッと吐き出します。被害のあった田圃を観察すると所々に籾殻の塊が
あります。籾がもっと充実するとあまり食べようとはしません。ところが籾がこのよ
うな後期に被害はないかと言うとそうではなく、イノシシは堂々と入りこんできて田
圃の中を転げまわります。これをやられると田圃は一晩で見るも無残な姿に変わり果
てます。長期間の努力が水の泡になってしまいます。獣害には頭を悩ませられるとこ
ろです。

●かかった費用
イグナイター                     :  2,730 円
道路標識灯用3V乾電池               :     330  円
点滅器                        :     550 円
スイッチ                        :      200  円
その他、Φ50mm塩ビパイプ、Φ40-50mm継手 :約   200 円
計                           :約 4,000 円

林 正弘
岡山市
9/13 千葉の野口さんから「Re草を刈る」
那須さんへ

除草剤を使う人、仮払機で毎週のようにこまめに刈る人、うちのあたりの田んぼもい
ろいろです。毎週のように刈るとまるで芝生のようで寝ころびたくなりますね。

除草剤を使う人の中にも、限りなくサラッとかけて抑草をして枯れかかるままで伸ば
さない人もいます。そうかと思えば完全に枯らして、その上に畦が崩れている人もい
ます。最悪は隣から風に乗って稲の生育が抑制された事件かな。あれにはまいりまし
た。

今年は田んぼの枚数が増えたので、畦草刈りも大変でした。
私の場合、田んぼは生育期で3回ほど刈っています。夏場はかなりしんどいですが、種
ができる前には何とか刈れます。

刈り払い機は、草丈をあまり大きくしてもあまり短くてもガソリンが食いますね。
--

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

   野口 忠司(た〜ぼ)
  http://www.kaimu.jp/   花囲夢@我孫子/千葉

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

9/12 岡山の林さんから「Re:電気柵用高圧発生装置の製作」
皆さん今晩は、
すずき産地でも色々試行錯誤されたのですね。何事もやってみることが大事です。ス
トロボ用の高圧ではちょっと無理な点があるかもしれませんね。私が改造した物も長
い距離は無理です。長い距離は本格的な物に譲るとして、短距離では効果があること
は私の実験で実証済みです。使い分けましょう。もう少し強力な物を作りたい時は、
ガスレンジの点火コイル(3ボルト駆動、3,000円程度 )が数千ボルト出ます。
イノシシの出没現場には必ず決まり事があって、蹄の跡や草の倒れ方、移動方向、出
没時刻、天候(特に雨の後)を観察して最適な設置に心がける必要があります。

林 正弘
岡山市

9/12 茨城のすずき産地から「Re電気柵用高圧発生装置の製作」
むかし、
使い捨てカメラ(レンズつきフィルム)についているストロボを利用して、電柵装置を作ってみましたが、
何百メートルにもなるアイガモ田には高圧が届かず使えませんでした。
自動車のイグニッションコイルと電磁リレーを組み合わせた装置も作ったことがありますが、これまた遠くまでは高圧が届きませんでした。
と、2回の失敗自慢。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
すずき産地
http://www.suzuki31.com/
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

9/11 岡山の林さんから「電気柵用高圧発生装置の製作」
皆さん今晩は、
最近皆さんのメールがアップされないので、この機会に私が製作したイノシシ電気柵
用高圧発生器を紹介します。田圃が一箇所に集中している場合は、電気柵装置一式は
一台で良いのですが私の場合は何箇所にも分散しています。私は電柵の装置は2台し
か持っていません。それで高圧発生装置だけでも安く製作できないかと考えました。
この場合、電気柵は長い距離を張り巡らす必要はありません。部品をそれぞれ買って
作っても良いのですが、何かこの用途に適した物がないかと探しました。すると金網
に高圧をかけたラケットを蚊に当てて焼き殺す3ボルト駆動の製品がありました。
1300ボルトしか出ませんが役に立つでしょう。最初の写真は、それを買ってきて
金網のラケットを半田ごてで基盤から外しているところです。

外したところにリード線とアースを半田付けします。リード線の先端にミノムシク
リップを付けます。アースの地中打ち込み部には消耗したロータリーの爪を再利用し
ます。押しボタンは内部で短絡させ、電池を入れると高圧が発生するようにします。
製作した高圧発生器を、底部を切り取ったペットボトル内に収めキャップに穴を開け
被覆針金を通して吊り下げます。
2枚目の写真は、現場に設置した様子です。人体実験をしたところ、ショックがかな
り来ました。長靴を履いていてもこれぐらい電気ショックがあれば裸足のイノシシに
はかなり来るはずです。

この装置は電気パルスを発生する物ではなく、常に高圧がかかった状態になっていま
す。一度電気ショックを送るとコンデンサーに電気を溜めるまで少し時間がかかりま
す。ですから漏電させないよう下草刈りはこまめにすることが大事です。

●かかった費用
3ボルト駆動のラケット:525円
リード線         : 31円
ミノムシクリップ     : 84円

計              640円

林 正弘
岡山市

9/11 佐賀の那須さんから「草を刈る」
 「夏草やつわものどもが夢のあと」
私の日々の活動でもっとも時間を費やすのが「草刈」です。
勤めをやめて過ごす日々のほとんどが草取りと草刈でありました。
草は刈っても取ってもまたはえてきます。
夏草は刈れば刈るほどたくましく伸びてきます。
すこしでも。刈り取りがおくれたら容赦なく繁茂します。
 勤めているときは「公園緑地」の管理の仕事をしていたので、机上で手取りがいくら草刈がいくら、予算がないのでここは何m2でいくらとPCのキーを叩いて、少ない予算で多くの草を刈らせるというような仕事をしていました。
 しかし、自分が体を使って草を刈る立場になってみて「草を刈る」ことの意味とその労苦がわかりました。
 少しでも、手をぬくと草は稲や野菜に覆いかぶさりその命を絶ち自分の生命力を誇示しようとします。それは人の社会でもそうです。障害や高齢や貧困のハンディを負ったひとびとは強者の歩く道に踏み潰されてしまいます。
「弱きものへのまなざし」こそ人の生きる道ではないかと私は思いますが、現実は違います。悲しいことです。
 「なんで薬使わん」、草枯らしの薬を使えば草刈せずに楽に草と縁を切れます。
薬つかえば草は枯れます。しかし、緑を失い黄色から赤黒く萎れていく強い草たちの無残な姿を目にすると薬を使うのを拒みます。薬を使えば使うほど弱い草は淘汰され強い草が生き残ります。その繰り返しが日常となり、より強い薬が求められて、遺伝子の組み換えまで行われているのが現実です。
 草刈で肩・腰が痛く飛ぶ花粉で鼻炎が長くつづいています。
それでも、草を刈り取らねばならない日々がつづきます。
「あんた草、いいかげんにしときんしゃい」といいたくなります。
 私はつわものではありませんが、ささやかな夢が途絶えたとき田畑は夏草におおわれてしまうのです。
草が刈られた公園や田畑には、日ごろの絶え間ない人々の労働のあることを身をもって体験させられています。少しはやすみなさいといわれます。
 それでも、やはり草を刈らねばならないのが今日このごろです。
 
 2006、9.10  s、なす
 

9/3 福井の塚本さんから「農業共済その他」
「農業共済」
農業共済の掛け金を払わなかったら、延滞利息をかけると通知が来ました。
私は電話で農業共済事務組合に、有機栽培の田んぼは農薬の散布をしないから、共済金支払いの対象にはならない。全国的にどのような扱いにしているのか文章で回答してくれ、忙しいので家には来なくてもいいと伝えました。一週間過ぎても回答はありません。もしきたらこのメールで公表します。ちなみに私は特別栽培ですけど・・・ (^^♪。

「除草剤を使わなかった田んぼその後」
除草機を通さなかった田んぼは、コナギが元気です。それでも、元肥入れて6月田植えにしたら、以前のようにコナギの草原?に稲がしょぼしょぼ立っているということはなくなりました。このメール仲間のおかげです。そして、除草機の効果は大きい、いや絶大と感じました。
私は今年皆さんのメールを読んで、除草剤を使わない稲つくりはこの方法が絶対ということは無く、人により地域により田んぼにより違うことを本当に実感しました。

「育苗の肥料」
 私はマット苗の40日育苗で肥料は化学肥料です。床土はイセキのラブリー床土で、自分で肥料を加えました。4月初めの種まきなら、一箱に3グラムの窒素でした。今年5月初めに種まきしたら、窒素3グラムでは危険なほど多かったです。来年は、2グラムでやってみようと思います。私は、購入した床土に、自家製くん炭か目の細かいピートモスを半分混ぜて使っています。軽いし、田植え機につまりにくい感じがします。クン炭がいいかピートモスがいいか、今も迷っています。ピートモスは確実にいいけど、お金がかかり砕くのが手間です。有機質肥料の床土を作りましたが、育苗は失敗でした。

「倒れなかった稲」
 @なたね油粕80キロ/反    後で追肥するつもりがいつまでも真っ黒。倒伏は覚悟したがしていない。
 A発酵鶏糞360キロ/反    この数字を見て入れすぎと分かる。ずっと真っ黒で過繁茂。鳶色ウンカが一株4匹。倒れ      るのは確実だったので出穂30〜20日前に草刈機で葉の先端30センチを刈って回った。切ったところは効果があった。しかし、6反のうち3反ほどでつらくて挫折。あきらめていたけど倒れませんでした。 
                    
 倒れなかった原因は、台風、大きな夕立がゼロだった。そして、田植えのとき坪50株植えではあるが、一本植えが多くなるように薄く植えたことだと思う。苗が飛んでもそのまんまでした。

       つかもとでした。

9/3 富山の予果さんから「今年のおばか 」
 大変御無沙汰しております。
,大御所の皆様方へ 日中人並み以上のお仕事をされながら,PC生活もこなされ,
折々に有用な情報を提供くださり大変感謝しております。 零細趣味農業の私のほう
が毎日手一杯で,PC生活もままならず本日まできました。畑の草取り1ヶ月以上1
日4時間以上やってきてようやく一息ついたら冬野菜の準備の日々。

さて今年の私のおばかですが,

@はじめてのプール育苗の失敗(これまでは畑苗代)
1度育苗に失敗し,芽だしからやり直しましたが2度目も失敗。6月27日になって
(いつもは6月6日の田植え)ようやく何とか田植えを済ませたころ農文協から出た
プール育苗の本を,読みましたら,明白な失敗の数々で布団をかぶりたくなりました。
今年は長梅雨で,山は特に寒く7月末まで田んぼの苗が全く育たず,生きた心地がしま
せんでした。
今はようやく持ち直して今は8割がた生き返り立派なゴリラになってきました。コシ
ヒカリ,羽二重モチのほうはいいものの,古代米はほぼアウトです。

1回目のおばかは
 籾をまだ根張りが十分でない頃に,水を張ったプールに浮かべ育苗を開始したおば
か。しかも現代農業に出ていた籾がら薫炭を半分くらい上に乗せると苗箱が軽いとい
うのも実行しており,成長に従って根張りの不十分な籾が少しづつ泳いで行きまし
た。早く決断してやり直せば良かったのですが,根は張らず,私が粘ったのです。

2回目のおばかは
 1度目の籾があまりにも薄播きだったので厚播きにし,(これもあとから読んだ本
によると1箱90gの籾がいいとか)日にあてる時期をあやまり徒長苗を多くつく
り,厚播きのため土を持ち上げながら苗はどんどん混みあい,生き残ったのも細長く弱
弱しく,それでも田植えを敢行したのでした。

長い1ヶ月半でした。への字をやって,家族が村の中をうつむいて歩く話を,私も身を
もって体験しました。

デジカメがついに壊れ,最近の写真がないので田植え1ヶ月後の写真です。三角定規
でつくったカーポートですが,前に書いたことがあったのでこれもアップ。今度は乾
燥小屋づくりをもくろんでいます。農業と小屋づくりは切っても切れない関係です
ね。
  

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆
自家焙煎珈琲  神実(カムミ)
           浜田 重人,予果
(黒の看板犬三匹が目印
      マック♂,クロロ♀,ゴー♂)
※農繁期,工事日はお休み 予約telを

〒939-2333 富山県八尾町桐谷1673
T&F  076-454-5536
Email  Kamu(アットマ)cty8.com
最初のKを小文字にして貼り付けて下さい

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆
9/3 岡山の赤木さんから「田んぼが畑に」
赤木@菜の花です。

 中干しでせっかく堅くなった土が、その後の水で軟らかくなってくるのを防ぐ為
に、水管理を今までと変えました。
 4日に一度半日だけ水を入れます。奥まで水が届いたらすぐ落水しています。それ
でも低い部分はかなり戻っています。(すこしぬかりながらもなんとか歩ける)
 高い部分は軟らかくないぐらいで、根には十分な湿りがあります。
 ところが一部の草には都合が良かったらしく、アゼナ、タマガヤツリ、ヒメミソハ
ギが生えたことは前に話しました。 今度は春に白い花を咲かすタネツケバナが稲の
下に生えている。畑状態になったと感じたわけだな。 あまり干しても困ったもの
だ、というお話でした。

 朝日でも短いです。
あぜ道を隔てて、私の朝日とヒノヒカリが並んでいます。ほとんどの田んぼがそんな
景色です。周囲はV字型に対し、私のは緑肥を使った完全への字。本来は朝日の方が
草丈は高いのですが、逆転しています。長いはずの朝日が短いんです。
出穂も始まったからもうこれ以上伸びることはないと思います。菜種跡で85cmです。

 葉色もへの字カーブで下がっています。
田植え後1ヶ月の7月20日頃がピークで、化学肥料が切れて一気に落ちるのと違い、落
ちそうで落ちない、一週間でわずかに下がってくるといったあんばいです。グライ
ダーがゆっくり降下するように、稲の葉色もゆっくりと下がっています。
遠くから見て惚れ惚れするような色です。

日本の南の東の方から、ゆっくりと日本をうかがっている舶来台風が気になる。
去年は出穂・開花をまともにやられた。来週中頃が開花真っ最中なんだけど。

 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通

9/2 茨城のすずき産地から「エルシン酸を含まないナタネ」
 
>>1.なたね油は何だったか忘れましたが、体に余りよくない成分があるそうで、今 
>> では違った種のなたねがいいということになっているとか。(記憶が不確かです)
> これは、エルシン酸のことでしょう。

数年前から、
エルシン酸を含まないとされる「キザキノナタネ」という品種を播種しています。
ただし、油を搾るところまで到達できないでいます(^^;

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
すずき産地
http://www.suzuki31.com/
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

9/2 岡山の林さんから「朝日の出穂が始まりました」
皆さん今晩は、
村山さんへ、
>1.なたね油は何だったか忘れましたが、体に余りよくない成分があるそうで、今
では違った種のなたねがいいということになっているとか。(記憶が不確かです)

これは、エルシン酸のことでしょう。私は、2004年7月10日にナタネ油に含ま
れるエルシン酸についてメールで書いたことがあります。(HPの検索機能が随分と便
利になりましたね。HPでエルシン酸で検索すると出てきました。
http://josonet.ojiji.net/2004nen/2004-7.htm

前置きが長くなりましたが、
6月の田植え時期に9月3日頃と予想していた朝日の出穂が始まりました。朝日は草
丈が高く台風被害を受けやすいので、背丈を幾分小さくするために今年は肥料を少な
めにしました。肥料の少ない田圃が予想より3日早く出穂したようです。去年より少
ない収量となる田圃が出るでしょうが、台風で倒してしまうよりはましでしょう。

林 正弘
岡山市

9/1 京都の平賀さんから「Re菜の花と バイオ燃料 」
 中道さま

京丹波町の平賀緑です。「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」という企画で手
づくりバイオディーゼルを紹介しているので、その辺ちょっと関わってます。

ヨーロッパで農業政策やWTO対策の一環でエネルギー作物としての菜種の栽培
と、併せて環境対策として軽油代替燃料となるバイオディーゼルの利用が進め
られています。日本では滋賀県環境生協さんが母体となって「菜の花プロジェ
クト」http://www.nanohana.gr.jp/が進められてきました。ただ、バイオディ
ーゼルそのものは、菜種でなくても、大豆油でもパーム油でも、牛の脂やラー
ドでも、食べられるほとんどの油から作ることができます。廃油でもOKなの
で、うちでは今は捨てられることが多い使用済みの天ぷら油からバイオディー
ゼルを作っています。

滋賀県環境生協の出資会社が作っている燃料製造機が村山さんのおっしゃって
いる900万円くらいの機械ですね。http://www.biwacity.com/elf/
このところ原油高や商社が動き出したため日本でもバイオディーゼルが騒がれ
ており、燃料を作る機械もあちこちから販売されるようになっています。

ただ・・・
私たちは「機械より作り方がポイント」としつこく言ってますが、バイオディ
ーゼルは原料となる油がピンからキリまで違うので、機械に入れてポン!では
良い物はできません。逆に、丁寧に作れば機械がなくても素人でも、高品質の
自家製バイオ燃料を作ることができます。

実際、私たちは民家の片隅で手づくりしたバイオディーゼルでトヨタのワゴン
車を3年以上走らせてきました。今も京丹波町の民家の台所に原価2万円かかっ
たかな?という手づくりの燃料製造器を設置し、町内のレストランから廃てん
ぷら油をもらってきてバイオディーゼルを作っています。

自分が食べる物を自分で育てる、自分が使うエネルギーを自分で作る、そのた
めの適正技術を紹介しているプロジェクトなので私たちはバイオディーゼルを
手づくりすることをお勧めしています。でも高い機械を買った人たちもバイオ
ディーゼルの作り方を勉強するために、うちのセミナーに参加してくれたりし
てます。

滋賀県では菜の花プロジェクトの力が強いのでそちらを勧められると思います
が、どのような形であれ、中道さんが取り組まれるところではきちんとした品
質のバイオディーゼルを作れる仕組みを作りあげられることを願っています。

バイオディーゼルについては、ウェッブサイト
<http://journeytoforever.org/jp/biodiesel.html>に作り方を含めてかなり
の情報を紹介しています。また、バイオ燃料
ML<http://groups.yahoo.co.jp/group/biofueljp/>というメーリングリストも
開いてますのでよかったらご相談ください。

平賀緑
手づくり企画「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」
〜地域の自立を促す適正技術を幅広く紹介しています〜
http://journeytoforever.org/jp/
京都府・京丹波町

9/1 京都の平賀さんから「Re古い合鴨アミがあればの件について」
徳島の高松さま、土佐さま (あと愛媛があれば四国完成ですね!)

京都府・京丹波町の平賀緑です。
お返事が遅くなってしまいましたが、高松さま、レスをありがとうございました。

漁に使うアミは頑丈そうですね! 私も「のりあみ」と呼ばれるマス目が
20cmくらいのアミを古い物をいただいて重宝しています。これは切らなくても
そのまま鹿やいのししよけの柵に使えたので助かりました。

丹波には漁業組合がないので今は難しいですが、そのうち機会があったら覚え
ておきます。
ありがとうございました。

今回は隣町の土佐さんが声をかけてくださって、昨日お訪ねしてアミをいただ
いてきました。
(土佐さん、ありがとうございました!)
お言葉に甘えて畑を見せていただいたり、いろんなことを教えていただきました。

自分が書いたお願いメールを読み直して気がついたのですが、最後の一文、
「逆にガチョウやフランス鴨を飼ってみたい方には来年春にはお譲りできると思
うのでメールください。」
たぶん伝わっていたかと思いますが、これは来年春には「ガチョウやフランス
鴨の雛を」お譲りできると思う、、、ということです。

ガチョウの方が草刈り動物としては知られてますが、私が見るにはフランス鴨
の方が好き嫌いなくバリバリ草も虫も食べておとなしく、扱いやすいように思
います。

遅くなりましたが、お礼まで。ありがとうございました!

平賀緑

9/1 滋賀の中道さんから「菜の花と バイオ燃料」
土佐さん  村山さん 情報 ありがとうございます。
                               滋賀の中道 唯幸です。

  土佐さん

> > 滋賀県の新旭町だったと思いますが、菜の花で幼稚園バスを走らせているというような事を聞きまし
> た。なるほど付近には菜の花転作の田んぼが広がっていたように記憶しています。
> 恐らく琵琶湖の向こう岸のようなので書き込みました。

ありがとうございます。 早速 役所に連絡を とって 詳しく情報収集してみます 

        幼稚園のバスから てんぷら油のにおいがするのでようかね。 ちょっと楽しそう!


  村山さん

> 菜の花は志賀の愛東町が先進地ですね。環境生協の藤井順子さんの提案で、菜の花を栽培して、油を絞って、地域の人が使って、廃油を回収して、バイオジーゼルにして、町のバスも走っていますね。

      ぼくも 見学する必要がありそうですね

> そうそう琵琶湖の遊覧船か観測船だったかも菜の花油を使っていますし、県庁でも使っていませんでしたかしら。

> 感じました問題は、
>
> 1.なたね油は何だったか忘れましたが、体に余りよくない成分があるそうで、今では違った種のなたねがいいということになっているとか。(記憶が不確かです) 

   全く知りませんでした。

      
> 2.私の思いでは、家庭では廃油を出す必要がありません。特に菜種のように腰の強い油でしたら、差し油して揚げ物ができますし、揚げ物に使った油は炒め物に最適ですので、廃油はでません。差し油でいいといったのはあの油メーカーの味の素ですよ。若い人がしている油吸い取り用の紙に含ませてポイ捨てなんて必要ないです。
> そして、わざわざお金を使って廃油を回収する必要もありません。

  さし油でよいとは知りませんでした。 早速家内に報告します。
  余談ですが  お米の粉でてんぷらを揚げたら 油が汚れにくいですね。(家内が言ってました。)
   
> 3.愛東町の廃油から油を作る機械は2〜3年前にもまだ最初と同じで、週1回しか動いていませんでした。確か900万円ほどかかった機械です。ただ、廃油と同じ量の油が取れるのはいいですね。

  ランニングコストが どうなるのか 不安です。

> もし菜の花の主眼がエネルギーでしたら、山の整備によるバイオ燃料の方が早急に必要なことですし、生産的と思います。もしかして、国かの補助があるかもしれません。
> 山の整備や燃料については大阪の高槻森林組合が熱心です。ストーブ用のペレットも作っています。

 自然部会の中に山林担当の方がおられます。 山林の自然とのかかわりで重要なこと思いますので 現在の進行状況を詳しく聞いてみます。

> 無農薬米普及、菜の花からエネルギー、つまり一昔前の農山村はまちに食料と燃料を売って現金収入を得ていく、ということですね。
> つまり、地域の自立ですね。経済的に継続的に成り立つということは、地域が自立して生きていこうというのが目的ですね。いいですね。それには先ず地域で作ったものを地域の人が食べること、そして余ったものを町に売っていくこと。山の整備によるエネルギーも先ずは地域で使うこと、そしてあまりをまちに売ること。これを徹底すれば自立は続きます。
> 今は、売るための食べ物を作っておられ、お百姓ではありませんね。非農家の方々もご自分たちが食べているものがご自分の地域の農家が作られたかは無関心ですね。それでは自立は成り立たないように思います。
>
> 中道さんたち農家の方々と流通の方々(スーパー、生協、小売店等)と消費者グループの方々が一緒に地産地消実行委員会でも作られるといいですね。

  野洲市内で 生産 流通 消費 それぞれの立場の人々があつまって まず 意見や 現状など 各分野のニーズを 理解できる場を 設けるつもりです。 これが重要うポイント、 スタートになるのでしょう。

  役所嫌いの僕ですが 今回の 環境条例の策定には かなり期待してます。

  正直言って 自分の経営内容を観ると  人のことをかまっている場合ではないのですが、
 たくさんの 先輩先生方、仲間に 恵まれ、 一早く有機農業を教えていただき なんとか軌道に乗ってきた今、
 この恩を ほんの一部でも 地元に還元できればと 思っています。 

  日ごろ とても 生意気なことを言っている 中道 ですが 
            皆様、 これからもどうぞ よろしくおねがいします。

9/1 岡山の赤木さんから「菜の花プロゼクト・他」
赤木@菜の花です。
 
中道さんへ 
緑肥としての菜の花は作ってきましたが、BDFに到るまでの事業は私にはわ
かりかねます。BDFとしてはかなりの補助金が下りないと採算は無理でしょうね。
 ただ、田んぼでのイベント、集客力、環境保全型農業の宣伝、おのずと可能になる

コスト稲作、米の有利販売による所得増大、農家の意識改革、なども価値として受け
入れるのなら、全体としてはきっと採算ベースになると思います。こんな時こそJAの
出番なんですがね。BDFだけをとらえると困難でしょう。

 高柳さんへ
 石井さんへお話した1箱あたり4.5gは、苗代に振って混ぜ込む肥料のことです。
例えば私ですと、1000枚の箱を並べる苗代に窒素4.5g×1000枚=4.5kgは、硫安に
して20kg少々。多いようですが、このくらいどんと入れておかないと途中で追肥が
何度も必要
になります。
1箱の床土に1gは少なすぎるように思います。
私は掘る土がないので市販の培土を購入しています。

 今年の私の苗はというと、
5月7日に苗代に並べて、3日後ぐらいで揃って出芽。
6月21日の田植え時点で平均葉齢5.7、草丈25cmだったそうです。。。
(調査は岡大農学部実施。最初に出るしょう葉は入れずに、不完全葉から1枚と数え
るそうなんです。不完全葉を入れないなら4.7葉となる)

 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通

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