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11/29 神奈川の今井さんから「Re秋冬の苗作り」
 神奈川県の今井です。
 山下さんの言うとおりで太陽熱消毒を1週間というのは短かかったです。人参の種まき前に、1週間だけの太陽熱消毒ではまだ雑草が生えてきてしまいました。
 神奈川県では年内取りのキャベツやブロッコリーは7月30日くらいかその前の種まきです。それ以降の種まきは、1、2月の収穫になってしまいます。先輩農家が今、出荷しているキャベツやブロッコリーは7月30日播きです。サンサンネットの目合いは1ミリということでした。私も1ミリの目合いのサンサンネットしかありません。0.6ミリくらいですと真夏も無農薬で小松菜が作れるそうなので欲しいですが、ちょっと高いので手がでません。農協にスーパーソフネットというストッキングのような素材のネットがありましたが、耐久性が良くなく価格が高いです。でもこのネットは害虫よけにはすごい良いそうです。
 ずらしという作業はやっていないそうです。サンサンネットをかけてしまうとネットをはずしてかけ直すという手間がかかってしまうので出来なかったそうです。
 それと一つ訂正です。水遣りは「基本的に必要なし」という事でした。今年はこちらは梅雨明けから8月末まで記録的な旱魃でした。ほとんど雨が降らず降っても1時間に1ミリが1時間くらいでした。キュウリや早々にバテテしまいました。そのくらいの調子だったので苗に1度水遣りをしたそうです。
 
●やまちゃんから「今井さんへ」
早速ありがとう。
今頃出荷しているキャベツやブロッコリーは、本圃でも防虫ネットが欠かせないのでしょうね。
ぼくは贅沢を言わない主義でして(笑い)、キャベツは1月からのでもとれれば満足、
ブロッコリーも、タキイのエンデバーという品種で2〜3月の厳冬期に(青虫がいない)収穫できれば満足しています。
わが直売所では、キャベツは高くても200円、ブロッコリーは150円。
だから、防虫ネットなしでもできる時期しか作る気がしないというのが本音です。
 
昨日書くつもりで書き忘れたのですが、
実は今年キャベツとブロッコリーの苗作りに失敗しました。
追肥をするのに、希釈液肥にセルトレイごとどぼんと漬けたのですが、
そのあとお日さんがかんかん照って、床土が乾いてしまい、濃度障害で枯らしてしまいました。
初めての経験で悔やんでも後の祭りでした。
 
毎年キャベツやブロッコリーの育苗に頭を悩ましていたので、少し先が見えてきました。
これまでより少し早まきができそうです。
収穫の幅も広がってくれそうです。
ありがとう。

11/28 神奈川の今井さんから・秋冬の苗作り」
 神奈川県の今井です。
 少し前に秋、冬野菜苗作りの事が話題になってましたが、先日とても良い苗作りを先輩農家に教わりました。
 先輩農家は何年もセルトレイでキャベツやブロッコリー、白菜などの苗を作っていたそうですが、どうも納得する苗が出来なかったそうです。それで今年から透明マルチで太陽熱消毒した畑に種まきをするようにしたそうです。
 トラクターが20馬力から25馬力くらいだとロータリーの幅は150センチくらいです。ロータリーで耕して、車ビンで後が付いてところに幅180センチのマルチを張るとクワで透明マルチを楽に張ることができます。1、2週間して雑草の種を殺してからマルチを剥がして種を播きます。種を播いたらダンポールをしてサンサンネットで覆います。灌水は必要ないとのことです。路地栽培の小松菜やほうれん草のように水やりなしで自然に大きくなり良い苗が出来るそうです。苗が大きくなったら畑に定植するのですが、あまり苗を大きくしすぎるのも良くないそうです。大きすぎる苗は植え疲れするそうです。また、苗作りも混植すると良い苗ができると言っていました。1列目にキャベツを播いたら2列目はチンゲン菜、3列目はブロッコリー、4列目はチンゲン菜などとしてチンゲン菜を間に入れると苗同士の光の競合もなくて、良いとの事です。
 私も早くこのやり方を取り入れていれば良かったです。私は秋冬の苗を失敗して、収穫出来なそうなキャベツがたくさんあります。先輩農家は100パーセント収穫できそうです。

●やまちゃんから
今井さんのメール、なるほどねという思いで読みました。
太陽熱消毒の1,2週間というのは、ちょっと短かすぎるような気もしますが、
(真夏で2週間は欲しい)
雑草の種だけでなく、害虫の卵も死滅するのでしょうね。
水やりの手間もないというのは、いいですね。
苗作りで難しく思っているのは、暑い時に種まきするキャベツ、ブロッコリー、ハクサイです。
その3種類だけどやってみよう。
 
ところで2、3質問です。
今井さんの方では、キャベツやブロッコリーの種まきはいつ頃ですか?
セルトレイに播く時、ぼくの技術力では8月下旬以降でないと対応できないのです。
8月中旬くらいから種まきができるようだと、とてもうれしい。
 
サンサンネットの網目は、0,6ミリでしょうか?
(ぼくは1ミリしか持っていません)
 
それと、昔の篤農家の技術で路地育苗では、ずらし作業というのをやっているようです。
ぼくはやったことがなくて、耳で聞いただけですが、ずらすことによって、
あるいはスコップを根本に入れることによって、断根して、苗の素質を変えるようです。
その先輩農家は、ずらしをやっていないのでしょうね。
だから、苗をあまり大きくしすぎないようにという注意があるのかな。

11/28 那須さんから「Re野口さんの農家の営業」
 ありがとうございます。
注文が少なくがっかりしていましたが、もう少し気長にまって、飽きずに営業活動をしたいと思います。
 それでも、決して値段は下げないでいこうと言う思いです。
下げるくらいなら、鶏さんに食べてもらいたいものです。

 2008、11・28 s、なす

 11/28 塚本さんから「かなり注目されているみたいです。」
○ この「除草剤を使わない稲作り」なるHPは、農業行政の関係者(農政事務所など)が見ているみたいです。
 市町村役場の方も、見ていらっしゃるようです。このHPの内容なら仕事中に仕事として見ても
なんら問題はないでしょうね(世話人山下さんの代わりに自画自賛)。
 随分前に察知したのですが、何故か黙っていました。

 
○私も野菜がどうにもなりません。
 除草剤を使わない稲つくりに熱中した(過去形)のと同じくらい、あの手この手と対策の「数」を打って当てられるのだと思います。
いろいろ実行している人が強い。経験はありませんが、会社の営業は、日々そうやっているのだろうと想像します。

 私の野菜のお客様と話していて、
 @一番多いのが、「安くて美味しいのがいい」。こういう方は、農薬のことは殆ど気にしていません。
   使用した農薬が表示されていないから、一般の消費者は知ることができません。知ればパニックか?
 A買い物の便利さ。自宅から近いこと。行った先で何でも買える品揃え。
 B無農薬で美味しいのがいい。値段は安いにこしたことはないが、安すぎるのも変。

客層が分かれていると思います。Bのお客様は圧倒的に数が少ないので、
出会える確立は圧倒的に低くなります。

 ○稲の有機肥料の床土試験をしているのですが、なんと無肥料の覆土用の土に化学肥料が入っていました。
  今年の春、残った覆土に手回し良く、化学肥料を混ぜて保管したのでした。ラベルを付けなかった私の、
  初歩的な大ミスでした。結果は12月にはいったら、分ったことだけ発表します、トホホ。

                           おわり

11/27 千葉の野口さんから「農家の営業」
千葉の野口です。

> しかしながら、現状は昨年よりも注文が半減しています。(by那須さん)

 農業だけでなく、IT業界も引き合いが減っています。ということはあらゆる業種で物が
売れない時代になっているということです。

 農業の場合の強みは、全部ひとりでやっていることです。
産直農家は生産だけでなく販売もしています。ということは、じかに生産者の立場で営業が
できるということですが、この営業は意外と苦手な人が多いです。私もその口ですが、肩肘
張らなくても、米の場合、米を食べない人を除けばすべての人が潜在顧客です。だから、あ
りとあらゆるチャンスで自分の思いを伝えれば良いと思います。HPも1つの手ですしチラ
シを持ち歩くのも良いでしょう。ポスティングをして回るのも有効かもしれないし、あちこ
ちの実演販売で炊いた米を冷やして持って行き、どうだうまいだろ!っていうのが一番良い
営業かと思います。

これからは、苦手な営業を学ばないといけないのだと思っていますが、なかなかうまくでき
ていません。良いお客さんを掴まえれば大勢集客できます。そのためには「商い(=営業)」
です。飽きずに回数を続けて行くこと、それが「あきない」なのだとよく言われます。

私が週末に行く朝市は、20年も前から続いています。私は新参者ですが、ベテランの人いわ
く、「波もあるけど、飽きずに続けているからこそお客さんもついてきている」といいます。

「楠千年今年も変わらぬ若葉かな」古木であっても葉は毎年新しいものになっていく。人間
の場合には、常に新しい言葉を発して続けて行かないと花も咲かないで枯れてしまうことに
なりかねない。売れないから値段を下げる前に、もっともっと言葉という新しい葉を発して
行かないとダメなんだと自分にも言い聞かせています。

お互いに飽きずに続けて行きましょう。

11/27 「和歌山の田中と申します。」
遅くなりましたが、お米の価格は
周りでは、慣行栽培でのコシヒカリは、10キロ当たり、4000〜5000円
 
最近は、お米が余ったのか、となりの県の農家さんの新聞チラシに、正確な金額は覚えていないですが、3000円とちょっと高いぐらいだったと思います。
 
除草剤を使わない栽培をしたら、
自分のお米の出来具合は、考えず、10キロ当たり、6000円
5キロなら3500円と言う設定にしました。
 
来年の収穫までは足りなくなると思います。
 
今年は、湿り気の多い田んぼで、タツンボが増え、佃煮にして食べました。 
 

山下さんの言っていた価格は安い方だと思います。
 
美味しくないお米になってしまったときは、買ってもらうのが辛い位でしたが、
そのままの価格で通しています。
 
収量も少ないから売れなければ栽培枚数を減らせばと気楽にしています。
 
近くであるのならと、地元のお米で、顔(作り方)人、の分かるお米の方がもっと
食べてみたいようです。
 
野菜は、寒くなると傷むから、一斉に芋やしょうがなど、が出てきます。
和歌山県紀南も、あげるために、栽培している方が多い地域ですから、今は売れない時期ですね。
 
 山の散歩をしていたら、自然の恵みがありました。

キウイ コンコンナシ 名前は不明で、味は同じで小さい実


コンコンナシ のツル付き
 
3種類とも同じ山で収穫しました。

11/27 やまちゃんから・ピアノ線除草機(再)」
 昨日今井さんが紹介してくれた除草機について、再び。
チェーン除草に発想が似ていますと書きましたが、
ピアノ線を使っているところなど、北海道の畑作除草機に似ていますね。
たしかキューホー製作所がピアノ線を使った水田除草機を作っていたはずと調べてみました。
http://www11.plala.or.jp/qfo/index.html
(残念ながら見あたりません。記憶違いか?)
 
ぼくと同様、今井さんも畑で雑草に苦労されているので、よくわかると思いますが、
畑の雑草の場合、畑が乾燥していると中耕除草の効果が上がります。
中耕除草しても、土が湿っていたり、すぐ雨が降ると元の木阿弥になってしまいます。
 
水田雑草の場合を今年の二回代かきの例で考えてみます。
最初の代かきから約2週間おいて植代をかいているのですが、
その時にはホタルイが葉っぱ2〜3枚展開していました。
ちょっと雑草を大きくしすぎたかなあという不安を持ちました。
代かきで浮かせても、ひっつくと復活するのではと言う不安がありました。
(雑草がもっと小さい段階だと、浮かせてしまうと体力がないので枯れ死?してしまうはずですが、、、)
例年なら途中にもう一度代かきをやっていることが多いです。
 
畦際に吹き寄せられたのを、ガンジキで引き上げてから田植えをしました。
ところどころ、真ん中に残っている雑草を見てみると、刈れ死(衰弱死)したのがほとんどですが、
復活したのも少なからずありました。
チェーン除草で、4〜5日おいて2,3回繰り返している方が多いのは、
一度だけでは、衰弱死させてしまうのが難しいのでしょうね。
 
そのあたりの事情が、水田雑草の場合の難しさがあるように思われます。
今井さんが紹介してくれた除草機の場合にも、それが言えるのでしょうね。
ピアノ線を1番から4番まで用意して待ち受けているのは、
ひとつだけでは、根を裸にして浮かび上がらせるが難しいのでしょうね。
それでも、チェーン除草と同じように、田植え後3〜5日目くらいに入れないと、
また数日して投入すると言うことを繰り返さないと、効果が上がらないかも知れませんね。
 
そんなことを思いました。

11/26 岡山の林さんから「遂にサルまで・・・」
皆さん今晩は、
地域の神社総代の役が回ってきた。いつかはやらねばならない役だが、私のところに
回って来てしまった。お宮は、地域の人達の団結の証でもあるし、伝統でもあるの
で、私は否定はしないが、たった一人で農業をやっている身には時間が取られるので
ちと厳しい。
しかし、それ以上に困ったことが起きた。近くに小川が流れているが(旭川の支
流)、この小川にはいろんな魚だけでなく上海ガニ(これは実際同じらしい。)が時
期が来ると移動していて、よく地域の人達がこのカニを獲っているのを見かける。こ
の川水が私の朝日の田んぼの水だ。この小川をそういう目で見ていると、驚く事が
あった。何とサルが走って来るではないか!そして、こちら側に橋を渡り、道路を横
切り、近くの民家の辺りから見えなくなった。これは、イノシシの獣害に加えて、こ
れからはサルの獣害も増えるという前兆ではないだろうか。困ったものだ。サルと鹿
の前線がこちらに近づいているという話は聞いたことがあった。
サルは防御が大変難しい。イノシシのように電気柵で防ぐのはまず無理だろう。また
頭痛の種が増えてしまったようだ。

林 正弘
岡山市

11/26 神奈川の今井さんから「面白い除草機を見つけました。」
 神奈川県の今井です。
 知人から面白い除草機を教えていただきました。
http://www.uonuma-gohan.com/page_kenkyu/tokkyo-shutsugan.html
 映像を見る限り、すごい効果です。値段が気になります。
 
 今年は収穫量が多い田んぼと少ない田んぼがあって、結局反収は平年並みでした。でも、面積を5反増やしたのでその分はお米が取れました。お米が取れると今度は売るほうを頑張らねばなりません。値段は下げたくないので、もし売れ残ったら東京や横浜でホームレスをしている方にご飯を配給する団体に寄付しようと思っています。本当は、お金に換えて生活を楽にしたいですが、自分にも絶対に譲れないお米の値段があります。「値段を下げれば買う」というお客さんもたくさんいます。でも、そんな人に売るくらいならホームレスの方においしいご飯を食べてもらったほうが、気持ちいいという自己満足です。
 
●やまちゃんから
田植え後3日から入れて、雑草が芽吹く前に引っ掻いて生えないようにするとか、
ピアノ線を使っていますが、発想はチェーン除草に似ていますね。
リンクの津南新聞の記事を読んだら、普及するためにも30万円台にしたいと言ってるそうですね。
発売は再来年のようですが、
8条全面除草、すごく興味があります。

11/26 佐賀の那須さんから「京都の土佐さんへ米の付加価値について」
 11月15日に「米の値段」へのご意見いただきありがとうございました。
ご意見のなかで、コストの高くなった分を付加価値で補えるかまたそれを販売価格に転嫁できるかどうかが継続の岐路だといわれていました。
 そのことについて私の意見を言わせていただきます。
今年は天候にも恵まれ、米の収量は過去最高を超えました。
 はりきって、これまで買っていただいた方などに、新米の案内を送りました。
しかしながら、現状は昨年よりも注文が半減しています。
 やはり値段なのではないか、それと豊作であちこちから米をもらいうける人が多いせいでもあるようです。
 いくら、完全無農薬で安全安心だ、こだわりの米だといっても消費者は見向きもしません。
 それでも売れている米もあると聞きますが、これが付加価値の違いなのでしょうか。
私は、無農薬とか安全安心は付加価値でもなく生産者として当然のことであり、そのことにかかるコストは消費者に正当に要求すべきだと考えます。
 しかし、しれでは売れ残りがでます。昨年残した分は鶏さんに食べていただきました。それだけでなく赤字となる分が金銭的な負担となってきます。
 結局、他の労働でそれを補うようになってしまいます。
それでも補えないとしたら米作りの縮小・撤退の方向に向かわざるを得ない状況になるのかと思います。
 米は単なる商品ではありません。工場で効率的に大量生産してコストをさげて、安く売るということはできません。また、安く仕入れたものを右から左へ動かして利ざやを稼いで儲けをはかるものでもありません。
 8ヶ月余りのわが子を育てるような思いでつくり収穫した生産物であり、田園や里山への自然への思いを持つひと、自身や家族の健康を願うひとの思いに応えるべく、ままならぬ天候・気象に翻弄されながらも必死で生産した命の糧であります。
 そのためにかかった費用は正当に請求したい、そのうえで、上乗せできるものが付加価値になるのだと思います。それを消費者の側からいえばブランド代ということになるのだと、思います。
 自分のつくる米のブランドをどう磨くか、すでに確立されてそれなりの値段で販売されておられる方もおれれましょうが、私は自分の米作りの過程を伝えることでなんとか
前進したいと考えて試行錯誤している段階です。
 そして、安く流通する米の問題点も消費者に訴えていかねばならないと思っています。
 
 ながながと、まとまりのないことを書いてしまいました。
今後ともよろしくお願いします。
 
 2008、11・26  s、なす
 
11/25 やまちゃんから「消費者の気持ち(続)」
先日、直売所にお客さんの出足が遅い、こんなはずじゃないのに、、と愚痴を書きました。
考えてみれば、この時期自給農家や家庭菜園愛好家たちの野菜が出そろう時期です。
あまり野菜がいっぱい出るので、わざわざ買いにいかなくてももらい物がいっぱいあるのかも知れません。
「家庭菜園がとぎれてからがプロの腕の見せ所だ」などと書いたりしたのに、うかつなことでした。
わが畑も虫の攻勢が落ち着いて、品数も量も最盛期を迎えて、
収穫してきてお店に並べても売れ残りがたくさん出るので、つい焦りが出てしまったようです。
 
還暦を迎えて、これから体力が落ちることはあっても、盛り返すことはない。
これまで体力にまかせて、種類や量を増やすことによって直売所の活力を保ってきたけど、
これからは何らかの形で方針転換を考えていかねばならないと思っているのに、
やってることは相変わらずバタバタ、仕事に追われている、
そんなアンバランスが焦りを生んだのかも知れません。
 
もしかしてお米の方も、今年は豊作で、気前のいい人が縁故米をばらまいたりしているので、
この時期は消費者の目がお米に向かないのかも知れません。
新しく10軒か20軒継続的なお客さんがついてくれれば、という規模です。
まだまだ先は長い。
じたばたするまいぞ。

 
11/25 佐賀の那須さんから「野口さんへ米の原価計算について」
 11月14日に貴重なご意見御指導いただきありがとうございました。
「現代農業12月号」の「産直のお米の値段・私の決め方」を読ませていただきました。そのなかで、ステップ@については何をどこまで計上するかによって経費が異なると考えますが、私の場合は機械の原価償却分と機械作業の委託分が割高になっています。ステップAについては労賃を時給換算して慣行と有機の中間値として収量の相違による目減り分を割りがけして算出して基準価格を算出しています。昨年の収量からすると時給1185円となり1kg650円でなければコスト割れします。
 ステップBについて積み立て金充当の収益率は考慮していません。いないというより、書かれていますように世間並みの売価を考慮したときに収益がでないのです。
 ちなみに、今年の佐賀県の米の売価ですが、ある大学の先生の調査によると、慣行農法での銘柄米は247円/kgで減農薬米が370円から630円、有機米が500円から1000円、自然農法米が500円から700円です。
 わたしは、当初減農薬で400円からはじめたので完全無農薬の現在は500円の最低ラインの価格にしています。
 そうして原価計算価格とつきあわせたときに、収益率と労賃を0にしないと売価が成り立たないので、現在の経営スタンスとして自給+αで借入金のないようにだけしています。
 決してこれでいいとは思いません。
機械作業委託分を中古機械の購入・手作業への切り替えで減らすこと、さらには自分の米のステータスの向上をはかるなどして何とか700円で売れる米にしたいと考えています。
 今後とも御指導・助言をよろしくおねがいします。

11/22 やまちゃんから「読めない消費者の気持ち」
 わが個人経営の直売所でのこと。
お客の動向の、ぼくの読みがはずれっぱなしで、いささか頭を抱えています。
 
(その1)
今までお米は、予約の固定客の需要に対応するだけでいっぱいいっぱいで店売りはほとんどありません。
スランプに陥り、収量がさがるにつれ、固定客も減っていきました。
もしまぐれ当たりで豊作になったらどうしよう、
その時は直売所で売ればいいやと楽観していました。
ところが豊作の今年、お客さんが全くと言っていいほどお米に関心を示しません。
これはどういうこと?
 
5キロ2800円、高いのか?
闇米で有名になったかの川崎さんが、テレビで言うとったそうだ。
「10キロ4000円以下の米がスーパーで並んでいたら、いわく付きの米と思って間違いない」と。
流通経費、手間賃を考えたらそれ以下の米はあり得ないと言うことだろう。
 
(その2)
野菜の直売所のお客さんの出足が遅い。
朝9時半頃から12時半頃まで、お店の横で野菜を洗ったり束ねたりしていて、そのあとは無人になる。
今までは、午前中にお客さんがけっこうどどっとやってきて、一日の売り上げの5分の3くらいが売れていた。
ところがこの秋になって、その午前中にお客さんが少ない。
トータルの売り上げは1割減くらいだから、極端に減っているわけではないが、
店番をしている時に待っていたように来てくれるとはずみも出るけど、
いなくなってからポロポロ出るのは、景気が良くなく万引きの心配もあります。
これはどういうことだ???
 
きっとスーパーの野菜の値段が安いせいだ、台風も来ずにきっと豊作貧乏なんだろうと、
今晩回転寿司を食いに行った帰りにスーパーの野菜コーナーをじっくりのぞいていきました。
ところが、案に相違して高いのだなあ、全体に、、、
これはどういうこと?
 
不景気風が吹いて、消費者の財布の紐が固くなっているの?
 
 
11/21 岡山の赤木さんから「くず米のこと」
赤木@菜の花です。

 井原さんの旭風は1.8mmくず米は反当1.9袋。これは多過ぎ!
親米は8俵・480kgでした。これは少な過ぎ。

 朝日米は1.8mmが反当1.1袋。完熟まで待てないからこうなっちまいます。
親米は9.2俵・550kgでした。

加工米用に作った「アケボノ」という品種は1.8mmが反当0.5袋以下でした。
こちらは10俵・600kgもありました。


 1.8mmグレーダーの後、1.85mmと21.mmをそれぞれ通しています。
これらから落ちたのが合計25袋ほどあります。
 2.1の下は飯米として通用します。我が家のみならず、これをわざわざ求めるお客
さんもいます。等級で言えば3等ってところかな。
 施設に差し上げると「これで十分」と言って喜ばれます。
 1.85の下は、飯米にするとすこし違和感を感じますが、食べれないことはありませ
ん。
パン菓子の原料として使えば申し分なし。
グレーダーから落ちた米には違いないんですが、粉にするにはもったいない米です。

 お彼岸の頃まで暑かったから、腹白・乳白が目に付きますね。
この秋、初めて籾摺り機2台シリーズを使いました。
最初の籾摺り機からは、少々籾が出ていっても次があるから神経を使うこともありま
せん。
2台目を通るのは1台目の良い米の層(籾がない米)だけですから流量負荷は軽いも
んです。
ゴムロールも外し、唐箕ファンもプーリーを替えて回転速度を落としていますから、
電流は2〜2.5アンペアです。ここでアウトになった籾は機外へ排出するようにしてい
ますから、時折それを最初のホッパーに返すだけ。

 2台の籾摺り機に3台のグレーダー、間に石抜き機を一列に並べたシステムはルン
ルンで運転できました。それも籾ゼロの米に仕上がります。
 ただ、それらを連結してスムーズに米が流れるようにするのに手間がかかりまし
た。

自然を愛し環境を考える百姓    赤木歳通

11/19 やまちゃんから「小米の量」
 いきなりの寒波襲来で、寒い寒いと身を縮ぢこませてています。
 
さて皆さんにちょっと聞いてみたいことがあります。
この秋の収穫前に東国より友人が来て田んぼを見てくれたのですが、
「この稲姿(ヒノヒカリ)で8俵止まりとはとても信じられない。
穂も大きくて籾数はかなりついているように見えます。」と言われます。
 
「穂が大きいのは畦際だけ、真ん中に入ったら小さい。
例年より分けつがとれていて、草出来もいいからもしかしたら8俵いってくれるかなと言う期待は持っているけど、
どうかなあ??」
(いつも期待しすぎて、どんでん返しをくらうから、控えめにつぶやく・笑い)
 
結果、490キロ/反。
我ながらびっくりしています。雑草にめげて、アップアップ、
スランプとしか言いようのない状態が何年も続いていて、
たとえ1年だけでも、こんな夢を見させてくれる年が来てくれるとは、、、、
 
「西南暖地の稲は、陽気のいい時に身体作りをするから、ワラ作りの稲になりがちです。
でも僕の実感としては、ワラが良くできてないと収量が上がらない。
コンバインのお尻からワラがどっさりあふれ出ている時の方がとれているように思うのです」
 
「登熟歩合が悪いのかなあ?小米はどれくらい出ます?」
 
「反あたり、1,8の網(M)で30キロくらい。例年そんなものですね。
井原豊さんも、豪快な稲の育ちのかげで、登熟歩合の悪さをひそかに悩んでおられたようです。」
 
「1.80網で30kgの小米は僕の感覚では多いです。
草出来が良すぎて過繁茂、光合成能力が落ちて出穂後早い枝梗枯れが起きると
このくらいの小米が出ます。
今年のわが家の籾摺り歩合は1.80網で80%前後、小米は10kg程度です。
”屑米4倍量”といいますから、登熟歩合が上がるとあと80kgくらいの収量増になるという事ですね。」
 
「うーん、イネ作りはワラ作りじゃなくてお米作り、それは十分承知しているつもりで、
1ポットあたり2〜4粒蒔きで、坪45株(33センチ×22センチ)、それなりに疎植にして、
初期生育も周辺の田んぼに比べればゆっくり、出穂30日前にはスケスケの稲なんですよ。」
 
ここで皆さんにお聞きしたいのは、1,80の網で小米30キロは多いですか?
普通皆さんのところでは、どれくらい小米が出るものなんでしょうか?

11/15 京都の土佐さんから「Re米の値段」
大変ご無沙汰しています。
丹波のサファリパーク管理人土佐です。

現在、集落営農で国庫補助による有害鳥獣防止柵設置事業に取り組み、1000万円分の鹿柵約9kmの設置に追われています。
いよいよ柵の中に人間がいるサファリパークそのものになってきました。

ところで我々も今集落営農の法人化に取り組む中、コストの計算を真剣に考えなくてはならなくなりました。
我が地は中山間地域の極地にあり、反当たり3石がやっとという土地柄です(コシヒカリ)。
従って、地域唯一の農業機関やコメ商社に米出荷すると確実に赤字となります。
生産経費は約10万円(反当たり)、この金額は受託作業として計算したすべての金額(機械作業受託料、草刈代、苗代、肥料代、農薬代etc)が入っています。
もちろん20aの圃場(地域内最大の圃場です)も5aの圃場もすべて平均した数値です。
「10万円支払って450キロ弱の玄米を受け取る。」逆にいえば450キロの玄米が10万円以上で売れなければ農産物販売に関しては赤字ということになります。
受託作業ベースで計算しますから金額の中に機械の償却、人件費なども当然含んでいます。
もちろん細かな計算は必要ですが、ここに大雑把な損益分岐点が成立します。

今まで自分の農産物のコストをどのように計算してきたのか、計算する必要もないほど販売価格を押しとおせたのか、
ひょっとすると必要な金額から逆算するという、消極的な手法で計算していたのかもしれないと考えています。
そんなときすべて作業委託した場合、自分の行う農法にいくら経費がかかるのか、それが原価となり、思い入れ、ポリシーという付加価値を加え売価が設定されると考えるようになりました。
山ん中で米を作るとコストは平地に比べ確かに高くなります。
しかし、それを補うだけの付加価値を見いだせるか否か、またそれを販売価格に転嫁できるかどうかが、農業を継続できるかどうかの分かれ道になっているような気がします。

11/14 千葉の野口さんから「Re米の値段」
千葉の野口です。

>  わたしは、玄米で1kgあたり500円でそれに精米と袋の代金を上乗せして
> 販売しています。

 私が思うに無農薬だとしたら、もう少し高めに設定しても良いようにも思いますが、それ
ぞれの原価があってしかるべきですし、売り先も異なるでしょうから、まあ何ともいえませ
んね。
 県の農政担当の方の「凄い」って値段が高く売れていることがすごいという意味で言って
いるのでしょうかねぇ。なんか違う気がしますが。無農薬なのにそんなに安くてすごいとい
うならわかりますけど。


> 米作りを続けられるぎりぎりの線で原価計算して、労賃0でも赤字にならず
> 借金をつくらなくていい価格として500円/kgを価格設定しています。

 今月発売の現代農業12月号に原価計算について触れています。
ここを読まれている方は当然のように原価計算はしていることと思います。

>  もうすこし、コストダウンの努力をして単価をおとせればいいのですが、
> 現状ではこれが精一杯です。

 釈迦に説法かもしれませんが、この部分に反応して一言だけ。

私が書いた記事の意図としては、
@原価を知ること
A人件費を確保すること
B最低限の利益を確保して売値の最低ラインを知ること
までです。いくらで売るのかはBを超えない範囲で、可能な限り高く売る。場合によっては
トータルでBの数字を確保することだと思います。

@の原価ですが、直接かかる諸材料費をピックアップしましたが、間接的にかかるものとか、
余剰に生産した苗のコスト分も勘定に入れるのが本筋です。一方で実際には企業努力として
0円で済んでいるものについても抑えておかないといけないです。例えばただでもらった機
械などでも、それを買い換えるときはお金がかかるのが普通だから時価評価して上乗せしな
いといけないハズ。

Aの人件費は作業時間数を割り出していますが、一方で農業は1日8時間でなく、農繁期と
農閑期で原価計算上のコストは同じでも実作業時間は違います。
例えばうちの場合で1反あたり55時間、稲架掛けしたら80時間と算出できても、雨等で作業
できない時間は原価計算上は入っていませんし、稲作専業なら356日のうち半分は作業がな
いなら、時給1500円が3000円にならないといけない点には触れていません。稲作以外の他の
作物の作業時間でまかなうか、兼業の部分で補うなら良いかもしれませんね。

Bの売値の最低ラインは、積み立て部分であったり、資材変動に伴う原価割れ防止のポイン
トの1つです。20%が適当かどうかは良く考えないといけないですが、これ以下の値段には
決してならないようにする最低線です。

ここまで決めてからコスト削減するのは、
資材代+人件費+α=売値最低ライン
の式のαを増やすことを意味します。

コスト削減しても資材代とかはそのままで考えないとぐちゃぐちゃになります。ただで機械
をもらったらプラスαが増えただけ、つまり原価計算とは予算ベースの話であって、実績ベー
スの話ではない、このあたりが農家の場合適当というか、そういうところがありますね。

一方で生活できるお金は、売上−原価−積み立て分と考えたとき、売上を上げられないなら、
積み立てを削るか原価を減らすかですね。資材は減らせないと人件費の作業時間を減らすか
単価を下げるかですが、安直に単価をさげたら250円とかになるでしょう。でもこれは本則
ではない。これだけはかかるから、この売値にしかできない。それでもよければ買ってねと
いうスタンスを持たないと赤字に落ち込むケースが出てきます。

今の大規模化の政策の中で考えたとき、これができる農家ばかりではないように思います。

話が支離滅裂かもしれませんが、以下の2点だけが言いたかったことです。
・原価計算とは予算ベースの話であって、実績ベースの話ではない
・一方で、実績ベースからしか予算は立てられないが、予算を立てる場合、極端な例外(た
だでもらった等)は除く必要がある

11/14 和歌山の予果さんから「玄米からの発芽率とその後」
 ひょっとして玄米からの栽培は良いのかも。今年のモ
チ米は,引っ越しに伴い急遽思いつき,発芽させたので
したが,発芽率はわずか3割程度。育苗時も生育はあま
りかんばしくはなかったのでしたが…。

 それがうるちを超える堂々たる姿に変身。うるちと同
じく1本植えでしたが,1本あたりの収量も立派。

 種籾の温湯消毒もしなかった。そもそも玄米になって
いる状況は小米も混入していないし,病気やかびなども
心配ない。(目視できる範囲の話)。

 今年は玄米を10kgほど残しただけで, きのうで完
売してしまった。来年は玄米でやってみようと思ってい
ます。
−−−−−−−−−−
浜田 (和歌山)
http://www.zb.ztv.ne.jp/kamu/

11/13 岡山の林さんから「今年の稲作り結果」
皆さん今晩は、
今朝は初霜が降りました。田んぼも水路も辺り一面真っ白となった。軽四貨物の窓が
凍り付き、ドアも凍り付いて開き難かった。初霜は11月25日と考えていたので、
私の予想が12日も外れて残念。モズの初鳴きを聞き逃したのかも知れない。今朝3
時ごろ起き出して外に出てみると、外はまん丸い月がこうこうと周辺を照らし、まる
で真昼のような明るさだった。まだ冷え込みは弱く温かかった。5時から6時にかけ
て冷えこみが強まり、ニュースを聞こうと電源を入れておいたソニー製のラジオは、
韓国の電波と混信してもう何を伝えているのかさっぱり分からなくなっていた。朝は
大気が安定しているので外国の電波も良く入る。
今朝のような日は良い天気になるので、主夫業もやるにはもってこいなので、布団を
干した。昔、高校生の時ラグビーをやっていて怪我をして入院したが、病院の屋上に
上がった時、2人の看護師さん(当時は看護婦と言っていた)が洗った包帯を干して
いた。包帯でさえ使える物は洗ってまだ使っていた時代だった。2人の会話が耳に
入った。共通語に翻訳すると次のようだ。「やっぱり、太陽に干した包帯は傷が早く
治るわねぇ。」、「そうね、それどころか太陽でうまく干し上がった包帯は、新品よ
り良く治るくらいだわ。」という会話をしていた。太陽に干した包帯が傷を早く治す
とは、看護現場で知られていたとしても、学術的な裏づけはないだろう。
布団でさえ、太陽に干して乾かすと健康に良い。洗濯した衣類なら尚更だ。土に触れ
ず、人工の光で育てられた近代的な野菜工場の野菜より、太陽光を一杯浴びた野菜の
方が健康に良いと私は考えている。

今年の朝日の品質は良かった。おそらく全量1等になると思う。私の朝日は、等級が
悪いと出荷出来ない。1年間の苦労が水の泡になるので、品質に関わる栽培法はリス
クが取れない。稲の株間は、33cmになるように特製のギアを入れて、目一杯にあけ
ている。30株/坪の植え付け密度としているので風が入り病気にも害虫にも強い。
受光条件が良いので、分けつも60本/株くらいになるというのが私の計算だ。
しかし収量はやはり少ない。
今年のこの周辺の慣行農家の収量は10.5俵/反はあったが、私は6.5俵/反となった。
やはり農薬や化学肥料が使えると収量は増えるようだ。私は慣行農家と比べると33
%高い値段で販売出来るが、収量は38%低いので、結果として収入は低くなる。
有機農法で収量増を実現する方策はいくつかあるが、収量増を目指すと品質と味の低
下を引き起こすこともある。単に収量増を目指すなら私にもすぐ出来るが、味の低下
を引き起こさずに、収量増を達成する手段としては、コナギの抑制が現在のところ良
い結果を生むと考えている。私の課題だ。
来年度は、兼業農家の収入には及びもつかないが、せめて有機農法でも慣行農法並の
収入が達成出来る事を実証したいものだ。

林 正弘
岡山市
11/13 佐賀の那須さんから「米の値段」
 現在、今年の米の販売を、直注文であちこちに案内状をまわしています。
地元の市役所の農林課にも回しましたが、注文は0でした。
 県の農政担当の方から電話があり、「この価格で販売されているなんて、凄いですね!」と言われました。
 わたしは、玄米で1kgあたり500円でそれに精米と袋の代金を上乗せして販売しています。完全無農薬の栽培での価格として、決して高いとも凄いとも思いません。
むしろ、安いと思います。わたしは、無農薬だから高くて当然とは思いません。
米作りを続けられるぎりぎりの線で原価計算して、労賃0でも赤字にならず借金をつくらなくていい価格として500円/kgを価格設定しています。
 もうすこし、コストダウンの努力をして単価をおとせればいいのですが、現状ではこれが精一杯です。
 有機だとか特別栽培だとかエコファマーだと言って役所が認定をすすめますが、本当に安全安心な農産物をつくるのにはコストがかかるのだということを役所の方は認識されていないようにわたしには思えました。
 
   2008,11・12  s、なす
  
11/10 和歌山の予果さんから「ようやく農地本登記になりました。通販のこと。他。」
農業委員会にかかっていたり,途中で司法書士が亡く
なったりで,時間がかかりました。本登記になるまでは
微妙なので発言を控えていました。自前が5反。借農地
が1反半合計6反半の出発です。さらに増やすよ!「農
地取得」この問題にはもぐりアグリ研究会作ったり,実
際は色々と吼えたい,腹立つこともあるけど,押さえて
押さえてのブログです。

http://blog.fideli.com/kamumi/

お米は串本駅前のお米屋さんが健闘され売ってくださっ
ているのと,友人つながりの通販で完売になるかも。今
月で今のショップは契約解除予定。月4000円では
ね。

稲田さん通販の記事是非お願いします。通販はやはり面
白いし,どんな形であれ残したいです。干し柿を相方が
毎日作り続けています。これも販売したい。他にもネッ
ト販売のことを知りたい人がいるのでは。無料のFC2
ブログ申し込み,農作業体験者向け「その後の畑」でU
Pしました。私の場合貼り付けられる広告が苦手なので
少々お金払っても広告載せないところを探しています。

本岡さん。今回のコシヒカリの遅植えの話ありがとうご
ざいます。うなっています。確かにそうかも…。

11/10 山口の石田さんから「本岡さん、ありがとうございます」
本岡さん、ありがとうございます。
山口県の石田です。

実は、今月号の現代農業に、ポット田植え機を
譲ってくださる方がいらっしゃらないか、
『なんでも相談室』に掲載していただいた所、
大変ありがたいことに、新潟県の方と、兵庫県の
方から、お安く譲って戴ける旨のご連絡を戴け
ましたので、11日〜13日にかけて、
新潟県まで、行ってくる予定でございます。

兵庫県へは、又、後日、伺わせていただこうと
思っています。

やっと、有機農法へのスタート地点に立てそうです。

実は、来年から、引き受けることになった田の中に
3年間休耕されていた2畝の田んぼがあり、
持ち主の方から、『任せたんだから、自由に
していいよ』と、ご許可をいただきましたので、
実験で、先日、代かきを行い、現在冬季灌水中で
ございます。

その田で、小学3年生の娘の、夏休みの
自由研究を兼ねて、4月1日から8月まで
10日ごとに、手植えで10株×4品種を植え付け、
無肥料で生育具合を実験してみようと思っています。

品種は、出穂順に、ミルキープリンセス・こしひかり・
豊こしひかり・朝日の4品種を植えつける予定です。

カリ肥料の件、高温障害対策としては、とても
興味深いですね。
現代農業にも、出穂期の日中掛け流し等、色々と
載っていますので、色々と試してみたいですね。

ありがとうございました。

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_
〒747−0062
山口県防府市上右田1068−5
石田卓成(いしだたくなり)
TEL 090−4650−4324
ブログ http://plaza.rakuten.co.jp/taku5050/
/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

11/9 兵庫の本岡さんから「コシヒカリの遅植」
 山口県の石田さんへ
10月5、6日のお便り以降気になっておりました。

稲刈りもあと少しで終わります そんなわけで雨が続いてもちょっと余裕が出て
きました。
(作付け面積が多いのではなく、作付け品種が多いので いまだにちょこちょこ
鎌で刈る作業をしています)

コシヒカリの遅植えについて

 まず始めに農協・普及所は、高温障害を回避するためと称して遅く植えること
を指導していますが、
遅植えを奨励していません。(この微妙な違いを早とちりしちゃいけない)
あれは5月の連休に田植えをするところを せめて5月の中旬に植えましょうと
言っていました。

 くわえて マスコミは温暖化によって田植えはどんどん遅くなるといいました
7月になるとも言いました でもおどらされちゃあいけない 
基本に帰って稲は短日性植物ですから日照時間によって穂が出るようにできている。

 コシヒカリの6月植えは本当の意味で遅植えになります。
以下は私の栽培の結果ですので地域が異なれば気候も違ってきますから
ちょっとした参考程度にしてください。

 井原さんは、「出穂の75日前 田植えがよい。」と書いています。
雀の被害を避けるために井原さんは不利を承知で遅植えをしました。
(麦とか水利もあったようですが)

 コシヒカリを遅植えすると
壱 ↓収量が減る
弐 ↓食味が落ちる

さらに遅植えすると(六月下旬)
弐 ↓食味がもっと落ちる(直売するとお得意さんが減る)
参 ↓登熟がそろわない (刈り取り時期が微妙)
四 ↓6月の育苗は油断できない
+ ↑イネミズゾウムシがこない
+ ↑田植えから稲刈りまで3ヶ月と省力
+ ↑農繁期の分散ができる

おこめの食味で言うと 出穂の75日前田植えが(高温障害が出ても)一番良かった。

食味と収量を気にしなければ遅植えもそれなりに良い面もあります。

 稲の性質で耐冷性というのはありますが耐高温性という項目はまだないですね
それでも登熟期の高温障害についてコシヒカリは結構強い方です。


 余談 
 先日肥料屋さんから聞いた話
 「コシヒカリの出穂期に(7月下旬)カリ肥料を追肥するお客さんがいまして
その人のお米は毎年 乳白、腹白があきらかに少ないのです。
カリウムは炭水化物の蓄積量を高める働きがあるので果樹栽培ではよく使いますが
水稲の高温障害にも効果があると知っている人はあまりいませんね」

※食味は落ちるでしょう?

「食味計で見ると落ちてますが食べた分には差はわからなかったです」

※塩化カリですか?

「いえ その人の使っているのはxxxです)

という興味ある話を聞きました。
(xxxは宣伝になるので伏せました)

稲美町 本岡哲司

11/6 やまちゃんから「一件落着・お騒がせしました」
 インターネットエクスプローラの更新がそんなに昔のことではなかったと思い出し、
9月19日までさかのぼって、システムの復元をやってみました。
そしたら、なんとなんと昔のスタイルでWEBページが出てきました。(ブラウザというらしい)
このチャンスを逃してなるものかと、早速Google Chrome」というブラウザソフトをダウンロードしました。
ダウンロードもあっという間に終わりましたが、グーグルのブラウザソフトの動作の速いこと。
びっくり仰天です。瞬時に出てきます。
今までIEではあくびをしていたのがウソみたい。
 
以上、ご報告です。

11/6 やまちゃんから「再度のお願い」
相変わらずWEBページを見ることができない状態が続いています。
困ることと言ったら、毎日天気予報をチェックしているのですが、
それができないことくらいですが、、、、(笑い)
調べたいことがある時に、検索できないのも不便かな。
 
先日の土曜日に、朝日新聞の「BE」版の記事に、
IEが一般的だけど、グーグルのWEBページを見るソフトも良くできていますよと紹介されていました。
あわてて新聞を探したのですが、古紙回収に出たあとでした。
インターネットで検索できれば早いのですが、それもかないません。(笑い)
そこでお願いです。
グーグルのソフトか、ネットスケープ(?)を使っておられる方があったら、
CDに焼き付けて、郵便で送っていただけないでしょうか。
重なって送っていただいても申し訳ないので、
もし送っていただけるようでしたら、メール(私信)で御連絡いただけるとありがたいです。
 
********
山下農園(山下正範)
〒672−8002 兵庫県姫路市北原328−4
yamachan(アットマ)vanilla.ocn.ne.jp
http://www2.ocn.ne.jp/~josonet/
http://www.geocities.jp/yamasitanouen/
*********

11/5 大阪の嶋野さんから「本の紹介に対して」
山下正範 様
 
はじめまして
 
最近このHPを発見し、
今後の農的暮らしに向けての頼もしき先達となりそうな内容なので
隅々まで読破したいと思っております。
 
現在、家庭菜園を一年ちょっと前から始めたばかりの初心者です。
今から農家を目指そうと試行錯誤をする予定です。
従いまして、当面は見るだけの沈黙の来訪者になるかと思います。
(書いてある単語の意味も分からんもの多いし)
よろしくお願い致します。
 
さて先日紹介されていた
 
>京さんという兵庫県の普及員が、「農のある暮らし」という本を自費出版して送ってくれた。
>「農のある暮らし」は、「農のある暮らし」、「農の思想(思想編・技術編)」、「米作りのための稲作技術」の三部>構成になっています。
>235ページで定価1500円です。頼めば送料無料で送ってくれます。
>よく考え抜かれた本で、読み応えのある本でした。
>ご希望の方は山下まで御連絡下さい。
 
この本に興味を持ったのですが、
私のような初心者にも理解できる類のものでしょうか。
出来そうであれば、一冊お願いしたいと思います。
 
嶋野 堅一
 
●やまちゃんから「農のある暮らし」について
京さんの「農のある暮らし」の本、はしょって紹介してしまったのですが、
第一章の「農のある暮らし」は、土日の休日を利用しながらお米や野菜、果樹などをできるだけ多品目、
作って食べる日々を、農作業を軸に「歳時記風に」書いてあります。
いつ種を播いていつ収穫するのか、そのための農作業はいつどのように準備すればいいのか、
僕が百姓をはじめた時に、その感覚を身体が覚えるまで時間がかかりました。
この本を読んでも、身体が覚えるのとまた別なことになるので、すぐに身に付くわけではないので、
また兵庫県の北部と大阪では微妙に種まき時期、収穫時期が異なるので、
すぐに役に立つわけではありませんが、
雰囲気をつかむにはいい入門書になりそうだなと思いながら読みました。
 
ただお断りせねばならないのは、別な方も注文してくれて、京さんに連絡したところ、
この本は送料をいただいて売りたいと思っているのですと、言われてしまいました。
ですので、1500円プラス送料(340円)ということになります。
それでよろしければ、御連絡下さい。

11/5 やまちゃんから「教えてください」
一昨日から、WEBページを見ようとしたら、下記のようなメッセージが画面に出て、見ることができません。
接続の問題かと思い、OCNの故障担当にрしたら、
「接続に問題なく、ウィルス対策ソフトか何らかのソフトがブロックして、表示できない可能性があるので、
そちらにрして調べて貰ってください」といわれました。
突然表示できなくなったと言うことは、最近変更された何らかのソフトウェアがわるさをしているかも、
とすれば、それ以前に「システムの復元」をすれば、問題解消するのではと、数次にわたって復元をしたのですが、
相変わらずです。
どなたか、解決の手がかりになりそうなこと、あるいは問い合わせ先など教えていただけませんか。
インターネットのページが表示できないだけで、メールやHPの更新はできます。
  

Internet Explorer ではこのページは表示できません

11/4 岡山の赤木さんから「赤木さんから・コンバインの逆回り」
赤木@菜の花です。

 少し前に神奈川の今井さんから、コンバインの時計回りはうまくいかなかったと発
言されていました。
 逆に回れたらいいだろうな・・・とは以前から思っていましたが、本来コンバイン
は反時計回りをするようにできています。そんなところから試したことはなかったの
ですが、意を決してやってみました。
 コンバインの左側は、となりの稲をスムーズに後方へ送るように設計してありま
す。
右側はそんな目的のバーなどありません。

 案の定、刈った隣の稲はコンバインの諸々に引っかかって前方に引き倒されてしま
いました。その証拠が画像です。ただし、条に添って刈ったのではなく、条に直角に
枕地を刈りました。

 どうあってもしたいのなら、右側(運転席側)にも鉄パイプでバーを作って改造の
必要があります。格別難しい工作でもないから、将来に備えて作ってみる価値はあり
そうです。

 籾摺りをしながら刈り取りもして。
元え! 籾摺りをしないと刈り取りが出来ない。(乾燥機もホッパーも満杯状態)
あと5反の刈り取りを残すところとなりました。そのたった5反が終らない・・・・

 自然を愛し環境を考える百姓    赤木歳通

11/3 佐賀の那須さんから「無肥料」
 私の書いた「農業への道」では、赤木様はじめ数人の皆様から、ありがたい励ましの言葉をいただき、まことにありがとうございました。
 今年は台風にも会うこともなく、無事に収穫を終えました。
昨年と今年とほとんど草の姿を見ることもありませんでした。
「除草剤を使わない米作り」のひとつの課題は6年目で、何とかクリアできたようです。
次の課題が、「食味」です。
今年は、田植え前1ヶ月に鶏糞を300kg/反、撒布しました。
そのせいか、前年にくらべ味が落ちています。
 草だらけで、収量の少なかったころは、「あんたのこめはとてもうまい」とほめられました。しかし、ことし、これまでの、最大の収量は達成しましたが、味もうひとつで少々自信をなくしています。
 今後は、無肥料での味・量とも最高の成果を目指すのが目標になるのだと、自分に言い聞かせています。
 
 2008.11・3 s・なす

11/3 京都・綾部の四方さんから「綾部レポート」
>綾部の四方さんへ、
>井上さんが自分らの子どもには地元のお米を食わせるのじゃと熱く語っていたけど、
>その思いは実現していますか?
 
大変、誠に大変ご無沙汰でございます、綾部・志賀郷のしかたです。
私の収穫に関する農作業は、9月20日を最後に稲刈りを終了し、乾燥・調整・籾摺り・片付けの日々で、そして明後日の酒米を精米工場に配達する事で、一段落、そんな感です。
 
さて、井上さんが『自分らの子どもには地元のお米を食わせるのじゃ!』と熱く語られた事について、お米作りの我が師匠、井上吉夫氏に代わりまして、代弁レポートさせて頂きます。
 
確か、もう3年目からになりますが、地元の志賀小学校(今、生徒数58名と記憶しています)で、生徒が食べるお米の収量に似合う田んぼを提供され、田植え・稲刈りは全校生徒プラス父兄も参加して、作業も行われています。
(尤も、市からは、『その事業での、無洗米でないお米の納品である事や、寄付に近い納品金額、今後の継続性を考慮させて頂きますと・・・・・・・・・・・続くお役所の発想事項・・・・・・・・・・』と云う話もあると聞きましたが、『志賀郷は、そんな細かい事を云うてる時・地域とちがうがながな、ほんまに・・・・。』とも聞きました)
 
志賀小学校では、各学年毎に炊飯器があり、今まさに自分たちも収穫した新米を、みんなが食べています。
 
生活出来る小商い農業を行う9年目の百姓のわたしも、ちょっとでも同様に貢献出来ればと、今年からバケツ苗の田植え・収穫祭を、同じ綾部の中の小学校で、生活科の授業の一貫として行なって頂きました。
 
以下は、そのレポートです。
 
続く田植えも真っ最中の6月10日、京都府 綾部市立綾部小学校の1年生110余名と一緒に、バケツで田植えしました!
話の基は、食べ物を大切にして欲しい、その食べ物が育つ課程を子供達に身近に見て触って勉強して欲しい。その手段として、子供達に主食であるお米の田植え体験をさせたいと、1年生のPTAのお父さんから相談を受けた事が始まりでした。
でも、5月・6月に私は田んぼ仕事でバタバタの最中でもあり、授業中に20qも離れた田んぼまで 子供達が来て、泥んこになっての田植えは、現実的には出来ないなぁ。それでも何とか何か協力出来る事はないかと考えて、そうだバケツ苗だ!とひらめき、生活科の授業の一貫として行なって頂きました。
その日、まずは体育館でお米のお話(3粒の種籾が順調に育つと、おにぎり1つが出来る量まで育つ事や、糠・わら等も穫れ、色んな物に役立ってる等々)とバケツ田植えの方法を伝えてその後、外で実施しその時間はトータル約2時間。各バケツに入れて持ち込んだ土に、水を手で混ぜて、こねこねにして、それからそこに苗を植えました。男の子も、女の子も、子供達は泥んこ遊び状態で、きゃ〜きゃぁ、きゃ〜きゃぁなんとまぁ賑やかだった事か!
そして時も流れて秋を感じる9月も中旬、私は収穫の真っ最中で、これまたバタバタの日々。子供達の稲刈りをどうしょうかと思案し、収穫は先生方にお任せして、収穫祭として、子供達が育てたお米(結果、収穫は籾摺りした玄米で5合、900cほどありました。)に、私が育てたお米をプラスして学校でご飯を炊いてもらって、おにぎりを自分たちで握って食べて貰うことを提案。そして、10月10日に実施と相成りました。
写真は子供達に収穫した籾がお米になる過程を説明している所で、みんな一生懸命聞いてくれた様です。
その証拠は、ちょっと写真では見づらいかも知れませんが、子供達の口がぽか〜んと開いていることです。(見聞きに集中すると子供は見事に、口ぽか〜んと成ります。皆さんも経験あると思いますが、)
そしてその後、子供達みんなで『おにぎりの唄』を合唱してくれて、おまけに感想を書いた台紙ももらって、ほんとに嬉しかった。
もう卒業してから42年(ゲッ?!)も経つのですが、綾部小学校は実は私の母校でして、この地を離れて30年以上のブランクはありましたが、ちょっとはこれで故郷に恩返しが出来始めたかなぁ?と思った収穫の秋でした。
そして、難しく考えなくても、法律で決めなくても、食育は出来る!とこれまた確信した秋です。
 
私もしっかり勉強させて戴き、ありがとう!
 
長々と失礼致しました。

丹波の山奥から、安心・おいしいお米を育てる事を通じて、そこから学べる色んな事(地域・農業・田舎くらし・食育等)を50代男性の視点からブログにて発信しています。
里山じじぃの里山だより で検索頂き、どうぞご覧下さい。
里山だより(農家のお米屋さん)四方 英喜
京・綾部市 志賀郷町 町ノ下17番地

11/2 やまちゃんから「給食で子どもはお米がいちばん喜ぶ」
 わが奥方のお姉さんは、大阪で保育所の保母さんで今は所長をやっていますが、
最近の給食は、子どもがいろんなアレルギーを持っているから、その対応が大変だそうです。
乳製品、卵、、、、とかいろんなアレルギーがあって、別食になるらしい。
そんな彼女曰く。
「子どもはお米が大好き。
パンの給食で残すがあるが、お米は残ったことがない。
おにぎりにして、子どもが好きなように握らせてやったら、ぺろりとなくなる。
海苔や、梅、昆布、おかか、それにタクアンを付けてやればOKなのよ。
 
お米にはアレルギーがないから出す側も安心。
給食係の人は、前もってお米をとぐとか手間はかかるけどね」
 
綾部の四方さんへ、
井上さんが自分らの子どもには地元のお米を食わせるのじゃと熱く語っていたけど、
その思いは実現していますか?

11/2 兵庫の本岡さんから「これで無肥料!」
 先日加古川市の従兄から
「コンバインが壊れた!稲刈りタノム」 と突然SOS連絡を受けて
応援に行っていました。
コンバインの移動だけで一日かかってしもた。

 本日最後の田圃 無事稲刈り終えました。
聞けばこの田圃 何年も肥料を入れたことがないそうで
(一度 肥料を入れてえらい目に遭ってからは、入れてない と)
今年は久しぶりにこけたと苦笑い。
(このひとは、無肥料とか無農薬とか それがどうしたそんなの全く関係ねぇ といった人物です)

 品種はヒノヒカリ 水利は蛇口(バルブ) 元はため池
収量は10俵はあると思う(稲が立っているところでコンバインが走らなかったから)

 もとおかくんのヒノヒカリは肥料を入れても7俵だったのにこの差はなんなんだ!
こんど スコップ(関東ではシャベルという)を持って行って穴掘って調べてみようか
稲作はまだまだ知らないことがあって 奥が深いなぁ と今日の感想でした。

稲美町 本岡哲司

11/1 和歌山の予果さんから「Reミナミノカオリ」
塚本さん宅急便の皆さんありがとうございます。お蔭様で山崎さんから
安く手に入れることができることになりました。
ミナミノカオリの小麦の栽培が楽しみになりました。麦の
うねづくりに追われています。

11/1 茨城の小長谷さんから「僕も兼業です」
僕も兼業です。田んぼ6反にカモを入れて、あと趣味でミツバチと鶏とホロホロ鳥がいます。
息子が小学生のころは、よく手伝ってくれましたが、中学、高校と大きくなると、やれ部活だ、模試だとさっぱり手伝ってくれなくなりました。進学希望先を聞いたところ、農学部だと言っていましたので、親のことを少しは認めてくれていたのかなと嬉しく思いました。
今年は、消費者がネット張りや片付けに来てくれて大変助かりました。来年はもっとやって貰おうかなと思っています。
小長谷裕宝

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