「コナギの発芽・生育について」戻る

−除草剤を使わない稲作における抑草のための基礎調査―                      

               平成19年度                 三田市 伊藤雅夫

 

1.調査・観察方法:実体顕微鏡下で選別、発芽率は室内トレイで試験、気温連続記録計

1.2 場所・期間

  三田市小柿、稲作期間 平成19年5月―11月

  実施抑草法: カラシナ緑肥すきこみ、菜種油カス散布、米ぬか散布、深水管理

2.結果




.2 発芽数の日変化と連続測定気温の変化







. 米ぬかのコナギ発芽、生育への影響



参考)地温が最も緩やかに変化し最も長く高温を保つ、水温が最も高温になり気温は最も低い。




 1.コナギの発芽は、(気温―20℃)×時間の合計と強い相関が認められた。(r=0.8622
 2.米糠は強い発芽促進効果を示した。
 3.米糠の醗酵は発芽種子の生育を阻害した。
 4.田表面の残留種子数は地中の1/2であった。
 5.コナギは一株に数十個の果実を形成し、1果実には100〜200個の種子を作っている。 
  一株で数千個の種子を残す。

2−4 残留種子


3.まとめ

この研究は兵庫県立「人と自然の博物館」植物リサーチクラブ・
専修科の調査研究として指導と機材の貸与を受けて実施されたものであることを付記しておきます。

追記)1.コナギの生態の写真のメチレンブルー染色の胚軸毛のイメージはインターネットより抜粋したものです。


参考)地温が最も緩やかに変化し最も長く高温を保つ、水温が最も高温になり気温は最も低い。