2002年1月のお便り    戻る

1月31日 福井の冨田さんから「アドバイス、ありがとうございました」
赤木様
代かき水のアドバイス有り難うございました。
 
百姓1年生には百戦錬磨の皆様の貴重な経験と
たんぼを見つめる視点や考え方はとても勉強になります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
(それから、百戦錬磨の皆様の失敗談も大変聞きとうございます。
欲張りすぎと存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。)
 
 
今春は代かき時からの水の濁り具合を観察してみようと思います。
 
失礼いたしました。
福井県池田町 冨田善嗣
 
1月31日 大阪の小圷さんから「カラスの被害、お見舞い申し上げます」
悪戯カラスの被害大変でしたね。
食べるだけではなく、束になっての悪ふざけとは、何とも悔しい限りです。

にもかかわらず、

>昔の人は豆蒔くとき3粒蒔いたそうな。
>一粒は天の鳥の為、もう一粒は地の虫の為、終わりの一粒が人の為だった。 
>ここのところだな。

とするあたりが、酒を飲んでいても、さすがに赤木さんらしいとこですね。

>やや! 今NHKテレビで菜の花を映したぞ。・・・
>ただ、その後を無農薬稲作にするとか、環境保全型農業を訴えるなどは言わなかっ
たな。
>ぼやぼやしてはおれんぞ。菜の花稲作の更なるバージョンアップが必要だ。

こちらのほうは、カラスならぬ『人』が呼べるし、自然農法アッピールの絶好の機
会。
自慢のお米で作った『甘酒』や『野菜クッキー』でも準備した茶店でも開いてみるの

いいかも・・・

出来たら、私もその頃訪れてみたい。頑張ってください。
1月30日 岡山の赤木さんから「田植え前後の水管理」
夢前町の衣笠さんや、福井県の冨田さんの田植え前後の水の扱いについて関連意見。
私は代掻き水はヒタヒタ派です。中1日置いて泥を落ち着かせ、田植えはそのままの水で植えます。 晴天なら少し水が欲しい感じですが、支障はありません。大雨でも降らない限り田の水は落としません。 豊年エビやカブトエビの卵が流れ出るのがもったいないです。
田植え時の理想の水は、土の上に水はなくて雨がしとしと降っているのが1番やりやすい様に思います。 麦わらを全量鋤きこんでの田植え時に水が多いと最悪です。浮いた麦わらが植えた苗に被さり、苗はいないいないになる。
 田植えが終わると直ぐに入水し、7〜8cmまでもってゆきます。 中干しまで浅水にしません。
これはヒエ対策です。 そのためにも大きい苗が欲しいですね。これが私の水管理です。
 
 その頃に思いをめぐらしていて気が付いたのですが、代掻き後の水は翌日には澄んでいるような気がします。田植え後いつとはなしに水は濁り始め、3週間ぐらいは濁りっぱなしのように思うんだが、皆さんの田んぼではどうですか? 浮遊粘度コロイドと微生物の活性状況は、ひょっとしたらただならぬ関係かも知れんぞ。・・・・・・面白そうだから今年はよく観察してみよう。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通   h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
1月29日 お米の勉強会の村山さんから「WTO体制と地域通貨話し合いのご案内」
皆様     お米の勉強会の村山です
 皆様の「代かきサミット」の感想を載せた会報を、サミット参加の方々にお送りしました。後藤清人さんのお話、とても分かりやすいと思って聞いていたのですが、いざまとめようとして、全く分かっていないことに気づきました。どなたかに記録をお願いすべきだったと後悔しています。やっぱり自分で作っていないと何が要点なのかが分かりませんね。
 以前、井原さんが一番重要なのは均平に代掻きすること、そうでないと水や肥料の効き方などにむらができるとおっしゃり、奥村さんの田んぼを見学した時、なんだったかの理由で、真ん中一本分ほど、稲の色が濃く、そこが金平にできなかったから、とうかがい、井原さんのおっしゃったことを納得したことがありましたが、その均平がそんなに大変とは知りませんでした。
 
 さて、私どもの会では2月10日午後1時〜5時まで、次のように勉強会と話し合いをしますので、是非お越しください。今なら皆様のお時間があると思って企画しました。どちらも皆様に最も関係のある事と思います。
 
 

会 員 の 皆 様  
                          
                           局 村
                          663-8187西宮市花園町11-2
                            Fax 0798-48-0365

「WTO体制と地域通貨」勉強会ご案内

 今年は、ゆったりとやっていきたいと念じていますのに、気象も世間も波乱万丈ですね。寒かったり異様に暖かかったり、雪印食品の信じられないひどさに対し、狂牛病の牛がでた畜産農家は廃業、やりきれない思いがしますね。皆様お元気でいらっしゃいますか。

今年第1回目の「代かきサミットとそば打ち体験」は農家の方々の熱気に圧倒されながらの楽しい会となりました。

今月は、今年のテーマ「暮らしの基本は地域」を検証したくて、大変な方をお二人もお願いしました。WTO交渉のNPO側としてはこの人をおいてないという超有名な伊庭みか子さんに思い切ってお願いし、お越しいただけることとなりました。WTO交渉がどのように進んでいるのかを私たちは殆ど知りえません。強者の国際化の論理の中身をきちっと知り、何とかアジアの農家や消費者の方々と一緒になって、暮らしの基本である地域内循環を進めたいですね。

その地域内循環実現のために地域通貨=エコマネーは役立たないでしょうか。そこで、地域通貨についての御研究と実践へのアドバイスなどについては日本一の方である小西康生先生にも御無理をお願いしました。

私どものような弱小な会では実現不可能な企画が、お二人の破格な御協力で実現しました。どうぞ多くの方をお誘いくださり、御参加くださいますようお待ちしております。

日  時 2月10日(日)13:00〜17:00

 WTO体制と地域通貨の勉強会

     ― 強者の国際基準に対して地域通貨は地域の暮らしを救えるのか

講  師 WTOの進捗状況報告 

安全な食と健康を考えるネットワーク事務局長 伊庭みか子さん

地域通貨の歴史と今日的意義 

神戸大学経済経営研究所教授 小西康生先生

場  所 芦屋市民センター講義室(芦屋市業平町8-24TEL0797−31−4995)(阪急芦屋川駅、JR芦屋駅、阪神芦屋駅下車各6分、有料駐車場午後5時閉鎖)

 

1月29日 大阪の小圷さんから「改めて『代かきミット』の感想」

皆さん、今晩は!
赤木さんから「夜なべのすすめ」の投稿がありましたので、
深夜に拘わらず、改めて、先日の「代かきサミット」の感想を述べたいと思います。


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■■自然農法を目指す現実直視派の「ML・オフ会」■■

「代かきサミット」と題した『寄り合い(新年会)』は、「半不耕起と土着菌でトロ
トロ層による米つくり」を提唱する熊本県の後藤清人さんを招いて、「代かき」につ
いての勉強会と懇談会で、2日目は「蕎麦打ちと食事」の後、メンバーが経営する農
場の視察を踏まえて、「農業を語る会」、と手応えのある2日間でした。

■後藤清人さんは、42歳当時は農機具会社に勤めるかたわら給料を全部自然農業の
研究につぎ込み、農薬、化学肥料を一切つかわない農業を志した方で、72歳の今日
では、その道の第一人者とされる方です。

本人の農法を紹介する「農文協」のビデオを見たうえでの座談会では、除草剤を使わ
ない稲つくりは「代かき」と「水位管理」がその成否を決定付けると云われるだけ
に、参加者からの質問・自分の経験談・方法論とその原理についての意見のやり取り
と、とても盛り上がりました。

その後の、酒を酌み交わしながらの懇親会も、除草剤を使わない米つくりをするため
に夫々が工夫し発見した原理・手法等を披瀝しあい、日頃疑問に思っていること、悩
んでいる事の解明・解決を相互にしあいながら、熱い会話が深夜まで続きました。

■お聞きするに、多くの方が「脱サラ」等、人生の中途から農業を志している。そし
て、ご自分や身近なところで農薬使用等によるダメージを体験or実感している。それ
だけに、頭の先っぽの観念でとらえる問題意識などでなく、現実からスタートする課
題意識が強い。そして、それを共有している。

余程の大規模で経営していない限り自分が追求し、方針を決定し、実践していかない
ことには事が運ばない。それだけに研究熱心で、先人・仲間の声・自然の聲に真摯に
耳を傾け、最善を尽くしたら結果に対しては、あっけらかんとするほど潔い。

日頃、途方に暮れたり行き詰まったことに対してアドバイスを受けた人が目の前にい
る。しかも共通の課題を持っている人たち。通常の一般社会では無防備とさえ思える
ほどに自分を開きだし、応える関係が成立するのも、農業生産場面では、現実を直視
し理(ことわり)を踏まえた対応以外には成果を出し得ないからでしょう。

■農薬・化学肥料漬けの農業を叩き、その対極にあるものとしての『自然農法』とい
う形で展開する輩の運営するHPには何か「胡散臭さ」を感じていましたが、「除草剤
使わない稲つくり」に参集する人達は一味違う。

「代かき」の出来不出来が「除草剤を使わない稲つくり」実現の是非を決定付けるの
で、それにはトコトン拘る。農機器選びから、その運転・操作の微に入り細に入るま
で創意工夫をする。その内容たるや、農業門外漢の私が聞いていても、「成る程!」
と唸ってしまうほど、各人のノウハウは大した物である。それ程追求しているし、熟
練も要する。

「なんせ、雑草取りをやったものでないとわからんが、開放されて楽したいからね!
 それだけに、予想通りにうまくいったら、それまで苦労していた『あれ』は何だっ
たん? と思える。」と云って、高笑いする。ホンマもんだと思う。突破したい現実
の重さが違うのである。

■こんな基盤のある人たちにとっては、『オフ会』は単なる発散の場だけではなく、
追求・納得の場でもあるので、仲間としての繋がりを実感でき、相互に活力源たる存
在として認め合う事ができるということが実感できました。

**衣笠愛之さん、今晩は! 大阪の小圷です。

「代かきサミット」の折には、蕎麦打ちの指導を頂き有難うございました。蕎麦打ち
は、一度はしてみたい、と思いながら「なんか難しそう」という気もあり、経験する
機会がなかったのですが、やってみて、とてもおもしろかったです。水を加え、だん
だんとそれなりの硬さになっていく時の手の感覚が今だに残っております。

切り方は、ある程度の熟練がいるようで、初心者がやると太さがマチマチなため、食
する時の食感はいまいちでしたが、「自分で作って食べる事の良さ」は垣間見ること
ができたように思います。

そのあとの、農業生産現場の視察の折も、こと細かく説明いただき、農業のことはあ
まり知らない私でも理解が深まりました。有難うございました。

小圷敏文
moku_23(アットマ)hotmail.com

1月29日 岡山の赤木さんから「カラスにやられた」

そらまめ、あらすか(グリンピース)たまねぎ などなど植えてるあたりにカラスの群団が降りてることは知っていたんだが、4.5日何気なく見過ごしたのが大失敗。 奴らめおもしろ半分にたいそうひっこ抜いてくれた。 麦を抜かれてひどい目にあわされたことがあるので、そちらはテグスを張って対処していたら、野菜に来おった。麦の仇をそら豆で打たれた。 来年の良い勉強になったが、くやしい限りだ。 無念のひと太刀を浴びせてやりたいが、遊びに飽きたのか、ぜんぜん来なくなった。  カラスのバカヤロー ちきしょうぉー

 ま、百姓っていろんなリスクを背ってるんだな. 秋のスズメの学校もそうだし、しらさぎが田植え後の田んぼに来るのもそうだ。 でもそれが自然と共にある姿なんだろう。 
 昔の人は豆蒔くとき3粒蒔いたそうな。一粒は天の鳥の為、もう一粒は地の虫の為、終わりの一粒が人の為だった。 ここのところだな。
  やや! 今NHKテレビで菜の花を映したぞ。鹿児島県の開聞岳のふもと、日本で最初に菜の花の咲く所として観光目的らしい。最後は土地に混ぜて緑肥にするらしいぞ。こりゃー私と同じだ。 ただ、その後を無農薬稲作にするとか、環境保全型農業を訴えるなどは言わなかったな。
ぼやぼやしてはおれんぞ。菜の花稲作の更なるバージョンアップが必要だ。
 嗚呼いかん、今も酒が我が脳みそを破壊しておるわい
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
1月29日 福井の冨田さんから「ビデオ、代かき水ほか」
福井県の山奥に住む冨田です。
 
農文協のビデオですが、私のところでは、普及所に
置いてあります。貸し出しO.K.でした。
又、農文協の栂池センターには沢山のビデオが
置いてあります。秋には家族で出かけて、高原の散策
とビデオ学習、冬はスキーとビデオ学習、というのも良い
かもしれません。
 
*****
夢前町の衣笠様へ、
 
20日は、大変お忙しい中、色々と見学させて頂き有り難うございました。
農業や機械(購入)に対する謙虚かつ真摯な姿勢と耕作以外でも
様々な活動をされておられるのをお聞き致しまして、本当に勉強になりました。
有り難うございました。
 
また、「6町歩していた頃が一番楽しかったなぁ」とおっしゃっておられてのが、
非常に印象に残りました。「地域への貢献」と「経営」と「楽しみ」を満たせる
農業ということで、自分の経営展開も含めて重要な問題だなぁと思います。
 
先日、「田植え後、半日おいて少しずつ2日間で水位5pに持っていきます」
とありましたが、私の場合、田植え終了とともに水(目標8cm)を入れます。
土面の空気に触れている時間を少しでも短くさせた方が、ヒエの発芽を
防ぐような気がする為です。
半日おかれるのは、苗を安定させるためでしょうか?
 
皆様は田植え後直ぐの管理というのはどうされてますでしょうか?
 
それから、代かき時の水の深さですが、昨年は多めの水で代かきをしま
した。しかし、数日後には田植えで水を落とさねばならず、濁り水を流して
しまうのは凄くもったいないなぁと思いました。大事なエキスを流してしまう
ようで。今年は減水深を考えて、田植え頃にちょうど良い水深になるような
水位で代かきしてみたいと考えています。
(机上の空論で、上手く行くかどうか自信はありません。)
 
皆様のご意見を伺いたくお願い致します。
 
失礼いたします。
福井県今立郡池田町 冨田善嗣
 
1月29日 夢前町の衣笠さんから「僕も夜なべ仕事大好きです」
夢前町の衣笠です。
赤木さん、有り難うございます。
私も、夜なべ仕事だいすきです。
麦刈りの時期は、朝6時ぐらいから夜10時まで
刈ります。もちろんライトがんがんです。たまに、
ヒューズが飛んで真っ暗に!
でも、オーガ排出の時 暗くて周りが見えず
コンバインが少しずつ移動しているのに気づかず
コンバインに戻ってみると 道路に麦の山が!ひえー!!
百姓の”自分と機械を酷使する自慢でした”
農業は、労働基準法適用外で良かった。
田植えも暗くなってもやるときは、やります!
みなさん、朝星、夜星で頑張りましょう!
 
1月28日 京都のNさんから「はじめまして」
初めまして 
京都は丹後で農業をしているんですが
出来ましたら、色々と情報を送って欲しいのですが
宜しくお願いします。
 
*やまちゃんから
最近の、僕らのHPへの新しい仲間は、若い人が多い。
京都の方が、増えているのは、きっと口コミのようです。
うれしいことです。
この間、土佐さんに書いたことに補足。
農作業の、冬の間のイメージトレーニングに、ビデオも悪くない。
農文協から、トラクターやコンバインなどの機械シリーズなど、いろいろ出ていて、
もちろん、個人で買うほどのものでもないけれど、
農協や役場、普及所、農業高校など公的機関が買っていることが多いものです。
農文協の地方支部に問い合わせれば、どこで貸してもらえそうか、教えてもらえると思います。
 
1月28日 アメリカの阿部さんから「アメリカからです」
アメリカにいる阿部です。
お久しぶりです。
私は現在、カリフォルニア州にいます。
念願かなって、「アメリカのコメ」にかかわる研修を行っています。
私は、精米会社のほうに配属が決まり、先月から働いています。
アメリカで作られたコシヒカリ・あきたこまちを毎日見て、食べています。
 
私の住む近くにも、オーガニックで栽培している水田があるとのこと。
春から秋にかけてどのようになるのか今から楽しみなところです。
カリフォルニアのコメづくりを十分観察していきたいものです。
 
阿部金一郎
kinabe(アットマ)catnip.freemail.ne.jp
 
*やまちゃんから
気がついたこと、発見したこと、感心したこと、
何でもいいから、メモ風に送ってもらえると、嬉しいなあ。
阿部さんの楽しみ、僕らにも味わせてよ。
 
1月28日 岡山の赤木さんから「話の泉」
岡山の赤木です。今夜は昔話など1つ。題して夜なべのススメだ。
 20数年も前のこと、当時小生はれきっとした公務員であった。百姓との2足のわらじを履くには、どうしても夜の農作業が必要であった。 世に言う夜なべだ。トラクターもコンバインも機械整備もだ。 
 人からよく言われたもんだった。 「赤木さんは夜トラクターに乗るんだって?」
私にしてみればごくごく当たり前のこと。私「そうですよ。トラクターのライトは何のためにあると思う? 夜、仕事をするために付いているんじゃないの?」   相手「・・・・・・!」
 こんなやりとりはいつものことだった。コンバインも夜露が降りてないようなら夜なべに4反ぐらいなら刈ってしまう。
 1番の記憶は麦刈り後の田んぼを耕していたら、午前3時を過ぎていたことだ。 近所周り、みんなおおらかだったな。でも、田んぼの順番は気を使ったな。 深夜には民家の近くは遠慮した。
 今でも時々少しだけやってる。 確かに仕事はよくはかどる。半日分は前に進む。いざという時にはふんばらなくっちゃあ。
  
 そこで大型農機具の、夜なべ用ちょっと改造の引出しだ。
 トラクター・・・・・運転席より少し後ろから両サイドを照らして、前後タイヤの横がよく見えるように作業灯を取り付けます。当然、腕を取り付けて少し外に出します。また、耕運状態も良く確認できるようにサーチライトを取り付け、ロータリーを照らします。 これでトラクターの夜なべはルンルンになること請け合いだ。夜道に日は暮れんからいくらでもできる。遠くから見ると漁火ならぬイカ釣りトラクターみたいだ。 2台持ってるが、どちらも夜間作業可能です。 麦播きなんかもいいよ、本岡さん。
 
 コンバイン・・・・・後方の安全確保にもなるから、後方照射灯を取り付ける。 稲わらの落ちてるあたりが、はっきり見えるようにしてやる。カッターの上部にステーを付けて、真下を照らすようにする。これで夜もばりばりになる。昼間と違ってトラブルと厄介なので、ちょっぴり速度を落としてやるのがポイントだ。
 
 田植えは止めておいたほうがよい。人間は夜の直進はむつかしい。
 籾摺りなんか専ら夜だ。 
 溶接なんかも夜がいい。 明るいうちに切断しておいて。夜は専らくっつけていく。瞳孔が開いている分、アークを見るとダメージは激しいが。
 そしてパソコンだ。これは夜に限る。酒飲みながらやれるもんね。
今夜はばかなことばかり書いたが、誰かの役には立つだろうよ。もしかしたら兵庫県の山ん中で、そばなんか作ってる人に役立つかな?
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通   h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp

1月26日 京都の土佐さんから「本の紹介、ありがとうございました」
寒なってきました。今日はヒョウもご挨拶にきました。
早速のご紹介ありがとうございました。明日京都に行き本屋を漁ってみます(天気も
悪そうだし)
ところで今当地では、やっと平成14年度の転作面積も決まり(耕作面積の3分の
1)、借り入れた分の田んぼの手入れをしています。かっこええようですが簡単に言
えば周りの山の掃除です。当地では8月に一斉防除というのがあって今年からは何で
もラジコンのヘリが薬を撒き散らしながら飛ぶんだそうです。「こりゃたまらん、何
とかならんかいの〜」と思いましたが、そこは零歳の弱いところ。黙って聞いている
より仕方ありません。しかしよーく考えてみると当地は山の中、小さな谷だと電線も
あり飛べんじゃろということに気がつき、交渉の末(誰も作りたくない田んぼだから
交渉も何も即決でした)山田の1枚田を数枚借り受けました。これで今秋も藁灰の灰
汁で蒟蒻が作れるのだ。
ところが草は生え放題、川岸にはびっしり竹が・・・。ここ3日間チェンソーと山の
下刈り用のチップソーで完全武装をして片っ端からなぎ倒し、じじばば引き連れて田
んぼで豊作祈願(?)の火祭をやっていました。おかげで体中湿布だらけ。夢前町の
田んぼはすばらしいよ、おいらは今、田植えはどこからどの順序で植えるか、なんか
ひょっこりひょうたん島や上弦の月みたいなのばっかりでパズルをやってるみたいに
悩んでいます。
いまどきこんな田んぼあっていいものなのか?。しかし「まっ、これも先祖から大事
に受け継がれた宝物、ふるさとが荒れるのを俺が阻止する。ここに桃源郷を作るぞ!
昔から桃源郷は奥深い山の中と決まっているではないか」と何だか訳のわからない理
由を付け突進しています。「頭は弱いが身体は強い」これが取り柄の祐さんと自負し
ております。
これからは田植え準備と共に鹿や猪のテロリストたちとも戦うべく戦闘準備に入りま
す。
また色々素っ頓狂な質問をすると思いますがよろしくお願いします。
*******************************
土佐祐司(とさゆうじ)
y.tosa(アットマ)galaxy.ocn.ne.jp     Tel 0773−58−2265
京都府 天田(あまだ)郡 三和(みわ)町 岼(ゆり)595
*******************************
 
 
**神戸新聞で紹介されました(1月26日朝刊)
「トロトロ層」で楽々稲作
微生物生かす除草法注目(姫路で勉強会)
 
ヨシなどモ生える湿地の泥土に雑草が生えないのと同じ原理で、
微生物が活発な「トロトロ層」を作って水田雑草を絶つ画期的農法が開発され、
姫路市で勉強会が開れた。米ヌカで田の除草を行う「米ヌカ農法」が基本だが、
田植え前の代かき作業に秘密がある。
有機稲作の難問である雑草問題を克服した
「人と環境優しい」技術で今後の普及が注目される。
 
 
考案したのは熊本県の後藤清人さん。このほど、姫路で米ヌカ農法に取り組む山下正範さん
53)らに招かれ、県内の生産者ら約四十人を前に農法を説明した。
 後藤さんは1,7ヘクタールの稲作を経営。
トロトロ層を始めたのは七年前。
今の農業で実践されている深く土を耕す作業に疑問を感じたのがきっかけ。
「深い耕起は地表の徹生物の力をそぐ。全く耕さないのでは雑草問題は解決できない」。
そこで実施したのが土の表面だけを耕す「半耕起」だ。
 5月始めに.地表3センチを耕し、六月初めに米ヌカ
を微生物で発酵させたボカシ肥料を散布して3センチ代かき。
雑草が発芽した際、もう一回3センチの代かきを行い、雑草を除去する。
その後、微生物の働きで雑草の発芽をさまたげるトロトロ層が発生。
深水を保つとシーズン中は雑草が生えず、
翌年以降は雑草が減るという。
 後藤さんは「自然を観察してその力をいかに引き出すかに目を向けることで、
人も楽になる」と話している。
1月25日 お米の勉強会の村山さんから「代かきサミットの写真送ってください」
山下正範様
小圷敏文様
代かきサミット参加者の皆様       村山日南子より
 代かきサミットとそば打ち体験、楽しく参加させていただきました。有難うございました。
 27日にお米の勉強会の会報を発送したく、今まとめを作っています。この宅急便に寄せられた皆様の感想からピックアップして、載せられるだけ載せさせていただきたいと思っております。皆様の熱気が伝わると思いますので、お許し下さいませ。できましたらお送り致します。面白かったら私どもの会に是非入ってくださいますようお願いします。
 できましたら、写真を載せたいと思いますので、メールで送って下さいませんか、お願いします。
 
 
**やまちゃんから「土佐さんへ、農業辞書について」
零細(零歳?)農業の祐さんへ
インターネットで「農業 用語」で検索したら、いくつか出てきて、その中のひとつです。
http://www.skk.affrc.go.jp/slope/a.html
農業図書目録を見てみたら、けっこう高いですね。
 
それよか、あんがい掘り出し物が、高校の農業の教科書です。
農文協と実教出版から出ています。
僕は、「農業機械」を買いました。
「農業図書」の「図解・新農業機械」が一番実用的かな?
図書目録を請求されてみたらいかが。喜んで送ってくれますよ。
1月23日 夢前町の衣笠さんから「ありがとうございました」
皆様、有り難うございました。
夢前町の衣笠です。当日は、遅れてなかなか皆さんのお話を
お聞きするところまで行かなくて少しがっかりでした。
2日目のそば打ち、楽しませていただきました。きしめん風そば、
いかがでしたか?
今度は、皆さんのお話いっぱい聞かせてもらいます!
皆さんにお聞きしたいのですが、代掻き後の水位、また、何日目に田植えですか?
また、田植え時の水位と 田植え直後の水管理教えて下さい。
私の場合、代掻き後の水位は、約5p  中1日田植え(ひたひた水)
田植え後、半日おいて少しずつ2日間で水位5pに持っていきます。
 
1月23日 やまちゃんから「今どきの代かき事情(3)」
除草剤を使わない稲作りに取り組み初めて3年目くらいのこと。
・土の表層浅く3〜5センチくらいの代かき(半不耕起)が良さそうだ。
・田んぼの表面の泥がトロトロになると、雑草は消えるそうだぞ。
・それには2回代かきがいいそうだ。
そんなことが、僕の耳に入ってきました。
そこで、ドライブハローなるものを、過剰投資かなと思いつつ思い切って購入しました。(普通のロータリーでやれないことはないのですが、意気込みがそうさせたのでしょう)
その年、代かきを、ゆっくり、こってり2回続けてやりました。
ところが、泥は、トロトロになってくれず、ざくざくごろごろだったのです。
意気込んでやった僕は、あれー?と、キツネに包まれた感じでした。
その冬、全国集会があって、後藤さんの話を聞いていて、はたと気がつきました。
・荒代と、植代の間を10日ほどあけて、泥を水になじませ(ほとばかして=土の中までたっぷり水をしみこませて)、それから植代をかくようにしないと、泥はトロトロになってくれないんだなあってこと。
(少しばかり経験が出来た今では、代かきによる機械的なトロトロだけでは不十分で、やっぱり地力が大切と思い知らされていますが、、、)
・それと、もう一つ、荒代と植代を10日あけてやると、その間に雑草が芽を切るので、2回目の代かきで叩くのだと言うこと。
・なぜ半不耕起がいいかというと、表層3センチの雑草を、代かきで「芽むしり子うち」して、それより下の寝た子(雑草)を起こさないと言うこと。
ここまでは、前にも書いたことがあって、おさらいです。
代かきは、古くて新しい、日本の伝統技術です。
今まで書いたことは、いわば、その代かきして田植えするという日本の伝統技術のエッセンスを、現代に甦らせたものだと、僕は思っています。
 
 
後藤さんのやり方で、「へー、なるほど」と思わされたのは、
5センチくらい水をためた、がぶがぶの深水で代かきすると言うこと。
これまで教わってきた、ひたひた水で代かきの反対です。
実際やってみると、ロータリーでかき回して、泥水状態を作り出す感じです。
粒子が粗く、比重の重い土(砂)から沈んでいって、つぎに雑草の種が沈み、最後にとろとろのもとになるふわふわの微粒子が堆積していくのでしょう。
雑草の上に、トロトロ草が降り積もると、雑草は発芽しにくくなると言う仕組みです。
もひとつ「ふーん、そうか」と思ったのは、
トラクターの進行速度は、出来るだけ遅く、PTOの回転は出来るだけ早くと言うことでした。がーっと撹拌して、泥を砕いてやろうと言うことですね。
まあ、水利の条件とか、田植え時期によって、実際には、やりたくてもできないと言うことが、実際にはあるけどね。
 
それまで、代かきは、見よう見まねで、「こんなもんでええんかいな」と、半信半疑ながら、何となくやっていました。
おそらく、大半の人がそうじゃないかなあ。
なかなかマニュアル化しにくいのです。
そういうのって、農作業には多いのですが、、、、
 
井原豊さんが、大事なことを教えてくれていました。
「ここまで知らなきゃ損する・稲作り」(農文協)の本にたしか出ていましたが、
そのひとつに、代かきの安定走行のためには、
ロータリーの爪の深さと、尾輪の深さを「つらいち」に揃えるといいと言うこと。
新たに耕盤を掘り起こしてしまうことがないので、安定する。
このことは、大事なことだ。
やってみると、よく分かります。
 
さて、そこで、今年、代かきしながら発見した(思いついた)こと。
表層3〜4センチを、安定して(さほどの誤差なく)代かきすることが出来たら、雑草対策としては、すごい威力だ。
だけど、僕のトラクターは、深度調節のついていない、20年以上前のポンコツトラクター。そのつもりないのに、深くなったり、浅くなったり。(だけど、またまた、だけどだけど、悲観することなかれ、最新のトラクターの深度調節だって、センサーが反応してから、機械が動くから、けっこうギッコンバッタンするそうじゃないか)
そこで、僕は、思ったのだ。
トラクターのロータリーについている尾輪のようなものが、ドライブハローにもついていたら、それがいちばんの深度調節になるのではないかと。
メーカーに聞いてみると、「ないですねえ」と、
笑いながら「手動で、いかに均平にやるか、底が腕の見せ所、と言うようなことみたいですよ」と、のたまわった。
でも、「自分で付けるなら、付けられますよ」とのこと。
 
後藤さんからは、参考になること教えてもらった。
「土質によっては、耕盤が柔らかいと、尾輪が耕盤を掘ってしまうかもしれないけれど、耕盤がしっかりしていれば、尾輪が爪の深さを支えてくれるかもしれませんね。自分の所では、尾輪がもぐってしまいますが、、、」
「尾輪だけを頼りにするのではなく、手動の深度調節も併用すればいいのではないでしょうか」
「尾輪を固定してしまうのでなく、いくらか調節が調節が利くようにしておくといいでしょうな」
昨日、農機具屋にいた、さる信頼できる方に相談したところ、
「荒起しの時、耕盤を荒らさないようにやれば、大丈夫でしょう」
「その件、承りました。検討しましょう」と言ってくれたのだ。
だいぶ楽しみが出てきたのだ。
 
「今どきの代かき事情」ひとまず、おしまいです。
もしかしたら、「続き」となるかもしれないけれど。
1月22日 福岡の東端さんから「さっそくありがとうございます」
「HPの宅急便」早速メール頂きありがとうございます。私はオーガニックの業界に入りたてで門前の小僧並の知識しか有りませんが、今後は皆様のノウハウを学び頑張って行きたいと考えています。今後共ご指導の程よろしくお願い申しあげます。私の住所は福岡県筑紫野市です。当地は菅原道真・大友旅人や明治維新活躍した人達が湯治したところです。私もあやかりたくすんでいます。
  
1月22日 大阪の小圷さんから「新年会の感想」
1月19〜20日の『代かきサミット』進行役の皆さん、ご苦労様でした。
そして、有難うございました。

その前日まで、2日続きで泊り込みの仕事していましたのでバテバテでしたが、皆さ
んの熱い話に耳を傾けることで、エネルギーを注入できました。

当HPでの皆さんの話が十分に理解できないままにおりましたが、ビデオを見て後藤清
人さんのご説明と皆さんのやり取りをお聞きする事で少しづつ理解が深まりました。


試行錯誤しながらも、「何が問題なのか? どうすれば状況を打開できるか?」と問
い続け、解明して実践・改善していく突破力はすごい。経験を踏まえ、淡々と惜しげ
もなく農業実践する仲間に情報を開示する姿勢に感銘し、「本物だ」と頭が下がる思
いです。

土地柄によって、自然・経済・社会・文化環境もまちまちですが、普遍的なことは
夫々に通ずるものであり、ややもすると孤立し勝ちな個人経営的規模の農業従事者に
とっては、物理的な距離を超えたインターネット縁としての『寄り合い』がこのよう
な形で進められていることに大いなる可能性を実感できました。

農業雑誌等で記事を見るのと比べ、遭い見舞い、言葉を交わし、その人となりを実感
できる空間に同席できるインパクトは、やはり絶大です。その上でMLのお便りを拝見
するなら、『言外の言葉』さえも聴き取れるように思えます。そんな意味で、出席さ
せて頂いて、本当に有難うございました。

「日本における米作りは、(一般に)1年かかる。うだうだと3年も同じことで悩んで
いようものなら、あっという間に一生が終わってしまう。」だからこそ、皆で知恵を
出し合い、刺激しあっていくことに突破口が見出せるのですネ。こんな仲間の輪が2重
・3重にと拡がり、互いにリンクしていくことが期待されます。

>後藤清人さん
30年も前から自然環境問題の元凶は農薬にあり、という観点で自然農法に着目し、
営々とその実践に邁進され、機会あるごとにそれを広める事に尽力されている事に敬
服いたします。
北海道の北一自然農園の大森久幸さんが、メールのやり取りにおいて、
『私は九州環保農協(今年〔平成12年〕6月設立)代表で熊本の後藤清人さんが提唱す
る<土着微生物郡>に理想の自然農法への手がかりがあると思っています。』
とおっしゃっていました。これからも、ご自愛の上、実践されている自然農法の先導
者足らん事を期待しております。有難うございました。

>四方さんご夫妻
脱サラの農業新人とはいえ、持ち前のパーソナリティとエネルギッシュな行動力が後
に続く「農業転向組み」の皆さんをとてつもなく勇気付ける存在です。宴の後片付け
を、お二人で冗談を飛ばしながら和気藹々としているのを見て、いいコンビネーショ
ンだなぁ、と頼もしく思いました。『蛍の乱舞』を是非見てみたいので、情報を教え
てください。

>衣笠愛之さん
蕎麦打ちの手ほどきをいただき、楽しく・美味しい思いをしました。もっとも、「蕎
麦は、その細さも食感を構成する一大要素である」ということを学ぶはめになりまし
たが・・・^^;
貴兄の人となりとバイタリティが地域社会に根付いて今があることが実感できました
。更なる前進が、他の皆さんの励みになりますので、頑張ってください。

>「お米の勉強会」のお二方
「これまでの履歴書」を興味深く拝見しました。報告書のバックナンバーがおありで
したら、拝見させてください。できれば例会に一度参加させて頂きたいので、活動の
情報をお知らせください。

>やまちゃん、そして赤木さん
代かきサミットの準備から後片付けまで、何から何までお世話になり通しで、ご苦労
様でした。そいして、有難うございました。今後とも、よろしくお願い致します。
写真の編集が出来次第、CD-ROMにまとめて郵送します。

>「代かきサミット」に参加の皆さん
代かきサミットのスナップをデジカメで撮りましたが、ご希望の方には電子情報を
CD-ROMにて郵送しますので、下記宛メールしてください。(住所・氏名をお忘れなく
明記してください。)
*中にはピンぼけもありますが、「雰囲気は伝わる」と笑らって収めて下さい。

小圷(こあくつ) 敏文
moku_23(アットマ)hotmail.com 

1月22日 兵庫県加西市の中村さんから「皆さんのいい顔に出会えました」
1月19日
お世話になりました。
元気一杯のネット仲間に合えました。
皆さん良い顔していましたね。
こちらも相変わらずの下手弁でしたが、スマイルだけはと思い
お付き合いさせてもらいました。
あいにく予定が重なり夜に弱いのでこそこそと抜け殻で
何か忘れ物したようでした。

楽しい夜又翌日も過ごされた事と思います。
又の機会にも厄介者も仲間に入れて下さい。
さすが司会は上手ですね、語り合いの一つのパタンですよね。
一方通行のお決まり司会はもうこりこりですよね。

加西市..  中 村
1月22日 岡山の赤木さんから「おつかれさま、そして菜の花へ熱き思い」
代かきサミットに参加の皆さん、お疲れ様でした。
 後藤さんの話しは、これこそあぜ道発信だと思いました。データとか数字は抜きで、ひょうひょうと語られる口調・姿は、これぞ百姓・・・と思ったことです。見習いたいね。
何か1つつかめればいいと期待していた通り、土均しの方法確かにつかんで帰りました。
2次会も盛り上がって良かったな。いくつもの分散会に分かれてワイワイやってた中にも、結構いいものが出ていたようだったと感じています。
 ソバ打ちもグーでした。衣笠氏のおぞましいほどの作業内容も、彼の口からは淡々と聞こえてしまうから不思議だ。衣笠価格で買ってみたいもんだ。100万の機械が20万だの15万だの果てはただだのと、なんちゅうこっちゃ。人徳かいのう。
 さて、このHP上では、赤木といえば菜の花に朝日米・菜の花といえば岡山の赤木、というところまでなりたいなと願っています。 そこで菜の花へのわが熱き思いを少々。
 
 なぜ菜の花にこだわるかというと、
1. とにかく人が来る。・・・・・百姓とそれ以外の人との接点になる。町の人が田んぼに入って
             触れることができるし、子供も田んぼに親しめる。
2. 景観提供     ・・・・・原風景に近いものを地域に提供できる。
3. 地力増強     ・・・・・レンゲのように窒素の固定はないが、葉茎の量がすごいので、
             土作りにはもってこいだ。 
4. 抑草効果あり   ・・・・・これが1番。 4反になんにも生えなかった去年の実績に私自身      
             いまだに半信半疑だ。ひょっとしたら米糠散布が省けるんじゃな 
             いのかとも思っている。今年は水準を設けて実験だ。 ただ農学
             を修めた身ではないのでいささかラフだぞ。過程や効果のほど
             は、その都度あぜ道から発信する。米糠除草に大きな風穴があけ
             れればいいな。らくちんがしたいもんね。
5. 完全への字    ・・・・・葉より茎の方が圧倒的に多いので、腐熟が穏やか。つまり養分
             の放出が遅いので、への字育ちになり、当然虫が来ない。
             他の田が8.5俵に対し、ここは9.5俵だった。
6. 宣伝になる    ・・・・・きれい事だけでは食っていけん。願わくば米の売上を伸ばした
             い。環境保全型農業もPRできるし、マスコミが来てくれるよ
             うなら最高の宣伝になるぞ。
 
 私もやってみようと思う人あらば、直ぐにでも準備されるが良かろう。お聞きくだされば、小生の分かる範囲でいくらなりと伝授いたす。 この春の予定など話すと、鶏糞300kgなど土と混ぜ合わせ、雪印種苗のキカラシ、或いはカネコ種苗の地力とか菜の花(菜の花という商品名で油も取れるし、おひたしにもなる品種)などなど反当2kg蒔いてみるつもりでござる。JAに申せば、種は直ぐにでも手に入るぞ。
すでに種は我家に届いておる。んんん・・・・ん。血の騒ぐを覚えるでござる。 なんちゃって
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp 
 
(1月22日 やまちゃんから「今どき、代かき事情(2)」)
今日は、田んぼに水が入ってからの、高低なおし。
・冬の間に高低を直すときは、前年の状態を覚えておいて、記録を取っておいたり、地図を書いておいたりして、土を移動する。
・だけど、田んぼに水が入ったら、水が一番水平だ。
・土が半分、水が半分見えるくらいに水を入れて、高いところの泥をを低いところに移動する。
・さて、ここからだ大事だ。代かきして、どろどろにしてしまうと、引っ張ろうと思っても、培土板などから、泥が逃げてしまい、うまくいかない。
・代かきする前のあら土でやらんやならん。
・ドライブハローがあれば、均平板を立てて、それを培土板(土寄せ板)にして、づづづーっと引っ張ってやる。(これを、土寄せ機能という)。だけど、これが、案外難しい。つい均平板を深く入れてしまって、ごぼっとえぐり取ってしまうことがあるのだ。こうなると悲惨だ。
・もっとソフトにやる方法は、ロータリーをそっとおろして、爪を回転させないで、そのまま前に進むと、ロータリーのケースが、泥を抱え込むようにして、うまいぐあいに移動してくれるみたいだ。前に岐阜の山ちゃんが教えてくれたことだけど、京都の井上さんも、同じような感じで教えてくれた。
・井上さんは、ロータリの後ろに、アタッチメントで、グレーチング板?(鉄製の、高さ15センチ、幅はロータリの幅の土引き板)をつけて、引っ張っているようだ。これ見たことあるぞ、市販されているみたい。
・人力で梯子を引っ張っている人がいると、冨田さんがいっていた。世の中には、なんちゅうパワフルな人がいるものだ。
・こんな感じだったかな?もし抜けていたり、間違っていたら、教えてください。
・しかし、1ヘクタールもの田んぼになると、とてもとても平らにならないと、赤木さんがぶつぶつつぶやいていたよ、三田村さん。
・では、続きは、また今度。
(1月21日 新しい仲間のHさんから「HPの宅配便について」)
初めてメールを差し上げます。私はオーガニック関係の仕事をしています。「HPの宅急便」を読ませていただき勉強になりました。出来ればネットワーク拡大に、まだ知らない農家の代理人として協力させて頂ければと思っています。以上よろしくお願いします。
 
(1月21日 京都の四方さんから「大変ありがとうございました」)
「新年会・代かきサミット」、大変ありがとうございました!今年から米糠ペレットで除草する事を決めています私は、皆さんが実践されている、そのより具体的な方法について、後藤さんはじめ、参加の皆様から、色んな御意見を頂戴できました事、嬉しかったデス。
旨い酒・オニギリ・豆腐・穴子・人参・イカとサトイモ・牡蠣 ナドナド、あ〜っ、全部旨かった。楽しかった!勉強出来た!タマラン!
また、今回我が家のカミさんが自発的に”私も参加したい”と同席出来ました事が併せて大変な成果でした。
 
山下さん・赤木さんはじめ、お世話・手配頂きました方々に心よりお礼申し上げます。おおきに!取り急ぎ、メールさせていただきました。
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ヘルニアに負けず、マラソン・百姓街道を走り続ける新米のお百姓さん、四方 英喜(しかた ひでき)
0773−49−9026                                             
090−5661−7021                                            
京・綾部市 志賀郷町(しがさとちょう)野上(のうえ)1番地        
zizii(アットマ)wonder.ocn.ne,jp                           
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(1月21日 同じく京都の土佐さんから「お世話になりました」
山下さんをはじめ皆さんにたいへんお世話になり、ありがとうございました。
今まで漠然と考え、もやもやしていたものが少しだけですが形が見えるようになった
気がします。特に諸先輩の「俺はこうしている」という説得力のある話、またそれは
一つの選択肢であって絶対ではないということ。土と話をし、風と遊び、水と戯れる
ことでその地方特有の自然と仲良く付き合っていくことの大切さ。それと同時に思い
ついたことを怖がらずに勇気をもって断行すること。それのみが新しい結果という友
人を連れてきてくれると同時にまた次の問題も提起してくれる。きっとそれは延々と
続く繰り返しなのかも知れない。
またみなさんきっと色々壁に突き当たっているにもかかわらず、ジョークに変えて笑
い飛ばしてしまう図太さ(失礼)、その明るさに敬服してしまいました。
常にポジティブな姿勢を肝に銘じ、広大な耕地を羨まず零細は零細なりに自然とどの
ように友達になれるかということを考え、楽しみながら頑張っていこうと思います。
どうもありがとうございました。

  <祐さんのひとり言>
「ん?なんだ今の単語、わからん!もっと勉強しなくっっちゃ。誰か初心者用農業用
辞書をしょうかいしてくれ〜勉強するから〜」

*******************************
土佐祐司(とさゆうじ)
y.tosa(アットマ)galaxy.ocn.ne.jp     Tel 0773−58−2265
京都府 天田(あまだ)郡 三和(みわ)町 岼(ゆり)595
*******************************
 
(1月21日 やまちゃんから「今どきの代かき事情」)
「代かきはむずかしいよ」
これは、何人かの方の口から聞いた言葉です。
代かきがびしっと決まらなくては、除草剤(抑草剤)の効きも悪いし、
その後の稲の生長にも響いてきます。
たとえば、兵庫県夢前町の衣笠さんは、水稲15ヘクタール、そのほかにも委託があるのだけど、
「どんなに忙しくても、代かきは人任せにしないで、自分でやります」
「どこがむずかしいの?」
「なれない人がやると、高低が出来て、でこぼこが出来る。
そうなると、あとでよけい苦労するようになるから」
 
さて、そこでだ、代かきは、古くて新しい日本の伝統技術だ。
「代かきサミット」で出た来た声を拾いながら、「いまどき代かき事情」でも綴ってみることにしよう。
「進行役」がつたないものだから、いまいち掘り下げきれなかったけど、これからの「たたき台」にでもなりはしないかしらん。
 
・ドライブハロー(代かきハロー)。幅広タイプでは、4メートルてなばかでかいものものがあって、姫路近辺のちょっとした田んぼだったら、2〜3回往復すれば、代かきは一丁上がりになる。
・湿田用に開発された「かご車輪」を使っている人も多いようだ。トラクターの後輪の轍が出来ないし、半不耕起の代かきをするには、こいつは欠かせない。
・ぼくも、この2つは、なけなしの財布をはたいて、使っているが、具合がいい。
・まっすぐ進む分には、ロータリーやハローの高さ調節を間違えなければ、そんなにひどいことには成らない。
・四隅や、Uターン(旋回)するところで、差が出る。泥を寄せてしまう。
・後藤さんほか、まず外周をさっと代かきしてから、中を廻ることを勧める。
・ターンするときに、タイヤで泥を寄せてしまわないようにだ。
・それと、隣接耕でなく、一畦おきの代かきもおすすめだ。ゆっくり、大回りに廻って、泥を出来るだけ寄せないようにする。
・まっすぐ進む分には大きな間違いはないと書いたけど、がぶがぶの深水で代かきするとき、泥水の中をまっすぐ進むのは、これが難しい。風が吹いて、さざ波が立ったりすると、まっすぐ進んでいるつもりが、斜めへ、斜めへ進んでいるような錯覚が出てきてしまう。
・「田んぼを見ちゃだめだ。畦の草とか、山の立木とか、目印になるようなものを見つけて、それを目標に」とのたまう。
・言うはやすしで、結局、「経験」「勘」「センス」と言うことになるみたい。
・おまけに、後藤さんは、こんなことまで言ったぞ。
「同じ方向にばかり代かきすると、タイヤの轍で耕盤が掘れて、きれいな半不耕起にならないから、斜めに代かきすると、耕盤も安定するし、旋回の角度も鈍角にとれて、上手な代かきの仕上げになりますよ。」
・いやはや。
 
・田んぼは、長年作り続けると、どうしても高低が出来てしまう。
・高知の奥田さんが、「岡山の赤木さんの、冬の仕事に高低直し」というメールを見ると、「今年こそと思うのですが、また、百姓の来年になってしまうかも」
 
・田んぼに水がはいてからの高低なおしは、「続きのお楽しみ」と言うことで
では、また
(1月17日 栃木の上野さんから
 
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
新年の放談会が終わらないことには、ゆっくり正月気分にはなれないのではないでしょうか。
作物暦としましては、旧正月が1年のめぐりかと思いますから、旧正月もゆっくりやってくださることを望みます。ちなみに、旧正月元旦は、2月12日かと思います。
私は、どちらかというと、旧で暦を見るのが好きですし、作物の1年の計にあっているように思います。
実に24節気など、作物のめぐりそして季節のめぐりをよくとらえた節目であると思います。
今度の放談会、いろいろと大変でしょうが、それぞれの方々が何かをつかんで帰られること、何かの夢をつかんで帰られること、そして、それぞれがこれからの稲作りに何かを感じて帰られることを望んでいます。
どぶろくが、それぞれの方々の心を解放する働きとなればうれしいのですが、まずは、このどぶろくがまずいの、うまいの、上野の口ほどでもないと、話のタネになってくれれば幸いです。どぶろくも、仕込んで40−50日が過ぎれば、けっこうアルコール度は乗りますので、酔えると思いますので、何種類か送らせていただきます。けっこうクセががありますので、皆さんの口に合うか心配してます。また、桶よりペットボトルにくんでしまうと、味が変わるようです。今でもよく発酵してますので、毎日毎日の味が違うのが正直なところです。
 
さて、今年からの私の田んぼや稲に対して、どのように向き合うか。
(1)今までは、労力面、多収面のことばかり考えてましたが、もっとゆったりとした気持ちでいこうと思います。
今までは、労力面、多収面のことばかり考えてましたが、もっとゆったりとした気持ちでいこうと思います。
とりわけ、田んぽ、稲そして回りの草や木と遊ぼうと思います。もっともっと遊び心を入れて、田んぽなり稲に接したいと思います。どんな遊び心で接しようか思案中ですが、まずは、他品種、混播、混植です。現代農業でも取り上げられていますが、私もここ2年ほどやっており、面白そうなので、一歩進めまして10品種ほど種の時に混ぜ合わせようと思います。どのようにするかはこれからですが、黒米・赤米・もち米、うるち米などまぜあわせます。多分、生育初期は目立ちませんが、出穂、収穫時の時の稲の姿は見とれるほどと思います。実は今年も少し(約1アール)作り、皆さんに差し上げましたら、良い反応をえていまして、やれると思います。
(赤木さんや小長谷さんのような純な種子をつくる方には、何をやっているのかと言われそうですね)
 
(2)次は、自然農法の神髄であります耕さず、施さづ、持ち出さずの田んぼを作るつもりです。川口由一や福岡正信さんのような稲をを作りたいと、ここ15年ぐらい思い続けておりまして、何度かアタックしたものの最後までやれないでおりましたが、今年はぜひやろうと心に決めております。
これは1年で稲なり田んぽを見るものではないから、長い目でみたいです。
 
(3)次は、横田不二子さん、フーコの田んぽを今年私が稲をを植えることになりまして、いろいろ学びたいと思っています。フーコさんの田んぼは、私のところから車で1時間10分ぐらいのところなんですが、やれるところまでやろうと思います。これも念願でした。自分のところ以外で稲を作りたかったのですが実現しそうです。私1人でなく、いろいろなご縁の人とわいわいがやがや稲作りをします。
 
(4)そのほか、田んぼに酒粕を田植え後に散らす試みです。(どぶろくをまくとすごい「あおも」が全面に生えて、草の発生を押さえてしまいます。去年小さな面積で体験してまして今年はいけそう。
今年に引き続き、メダカの里親の手伝い、棚田との付き合いなど私のできることの田んぼとのかかわり合いを遊び心いっぱいでふれあえればよいかなと思っています。
また、草や木と遊ぶことも考えています。どこまでできるかはいろいろな条件も重なりわかりませんが、遊び心で田んぽ、稲、草や木と触れ合うことを心掛けて稲作りをします。
 
どぶろく、皆さんの口に合わなかったら、田植えまでとっておき田んぼにまいて下さい。稲に飲まして下さい。
 
(1月17日 和歌山の井口さんから)
米を扱う流通業者とし 産地で問題があれば無視できそうもありません。まして当店は 北海道産米を扱かわさせて頂いていますから なおさ
らです。そこで 米屋の独り言を・・・・。

さて、「HPの宅配便」を見させてもらって 感じるのは、「ギシッ、ギシッ」と音を立てて農業が確実に変わろうとしていることです。
後継者不足や耕作放置の増加、内外価格差の問題、農政の稚拙さ、地域の歪みなど 現実の目の前に出現する事柄は一見、深刻に映ってしまい
ますが 米つくり2000年の中では ただの季節の変わり目のような気がします。

産業としての農業も そして人間の基軸としての農業も おおらかな空間としての農業の世界も これからが本領発揮の時だと率直に感じます
。すべての人がとは言えないまでも 少なくとも私は 農業のもたらす素敵さを確実に自分達に姿にしたいと考えています。

農作物を育てることだけが「農」ではなく 人づくりも「農」、料理をする事も ウンコすることも「農」のほんの一部という認識で米を取扱
いさせてもらっています。 

  有限会社らいすぴあ・いぐち
      ricepia.iguchi(アットマ)nifty.com
  http://homepage2.nifty.com/ticepiaiguchi      合掌

(1月17日 やまちゃんから三田村さんへ「よけいなお世話ですが、、、」
よけいなお世話ですが、
もし「それも悪くないな」と思われるようでしたら聞いてください。
 
掲示板で、賛否両論、活発な意見交換が出来るといいですね。
推進派の意見は、なかなかでにくいだろうなと思うのですが、、、
 
「HPの宅配便」で、赤木さんや、加藤さんほかからいろんな声が出てきていますね。
僕は、それも掲示板にコピーして、掲載すれば、意見交換のきっかけにならないかと思っているのです。
三田村さんが送ってくれたメールもね。
 
前に、長野のてんけいさんと意見交換をやっていたとき、お互いに書いたメールを、それぞれ「掲示板」「HP」に掲載しようよと言うことになったのです。
天径さんは、自分のHPが充実するといいなと思っているし、
僕は、「除草剤を使わない稲作り」のHPの充実を願っている。
お互いに、書いたら、相手のHPにのるだけというのはつまらないから、お互いに活用しようよと言うことになったのです。
 
もしご参考になればと思い書いてみました。
 
(1月17日 三田村さんから「意見交換のページ、特設しました」)
 
ご提案を受けて、基盤整備に関する提案の独立したページを作りました。
「HPの宅配便」及び、私のHPの掲示板やメールに頂いたご意見を、
全て原則掲載しています。
公開拒否、匿名希望の方はご一報ください。
冷静に頭の中を整理したいのです。
ご意見をお待ちしています。

-------------------------------------
ふれあい体験農園みたむら
〒069−1211 北海道夕張郡由仁町岩内1614
三田村雅人
TEL/FAX 01238-7-3636
E-mail eco-farm(アットマ)topaz.ocn.ne.jp
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/
-------------------------------------

(1月17日 岐阜の山ちゃんから「残念です、、、」

昨年末からギックリ腰をやり未だ完治せず、新年会には
誠に残念ながら出席できなそうです。
本当に残念ですが次の機会には是非参加させて下さい。

さて、昨年クリスマスエレクトリカルトラクターパレー
ドをやりました。
うちの小さな村に京都綾部の中津隈さんから快くパレー
ドの暖簾分けをしていただき
始めは僕一人でパレードをするつもりでしたが、なんと
トラクターが14台軽トラ2台
参加サンタクロース38名の大所帯の大パレードとなり
ました。
農業であるなしに関わらず村中の老若男女が心から喜ん
でもらえるパレードが出来
この村で米作りをやっていて本当によかった〜死んでも
いい!
と思えるようなパレードになって本当によかったです。
これまで田圃での泥んこ遊び大会、仮装盆踊り、そして
今回のクリスマストラクターパレードと
よそ者の私の発案を現実のものとして下さった村の方々
に感謝感謝です。

さて、自分は農業8年目の駆け出しですがこの小さな村
で米作り一本で何とか
やってこれた一つの理由に基盤整備があります。
基盤整備しても一枚が平均8畝の小さな村ですが・・し
てなかったら今より終末期的な
村の現状があります。昨年農水省で中山間地の農業につ
いて話をしろとのことで
うちの村の現状スライドを撮って見せたら異口同音「こ
んな小さな田圃では採算が取れない。
何よりも先ずは基盤整備したほうがいい。」なんて言わ
れました。。。もう20年も前にしてるって!
実際効率も悪いし危険だったり、1町歩整備なんて聞く
と羨ましくて羨ましくて・・
しかも自己負担が7〜8%なんてなんといいお話なんで
しょう!!

お話の1町歩というのが余りにスケールのデカイ話なん
ですよね。うちでは絶対に出来ない!
ちなみにうちの村の結果論ですが、基盤整備しなかった
人の田は先を見越せなかった(短期的視野しかない)
人の田として(現状では中型機械すら入れられない田で
す)笑いモノになってますし
もっと悪いことに現状は完全に荒れ果てています。
勿論これはうちの村の場合ですが,もし200億が「動か
ざる決定事項」だとしたら、その土地その土地にあった
条件で物事を0か100(1町にするか断るか)という議論
ではなく条件闘争というのも僕らには必要だと思うので
す。
例えば例外的に効率のよいと思われる2反とか3反とか5
反で基盤整備してもらうわけにはいかないんでしょうか
ねぇ?
僕は事柄に対し常に例外的な措置はないかと先ず考え交
渉します。
この例外的な措置が意外とあるから面白いですし、どの
道ダメ元で交渉してみても損はない。。
業者との癒着?を糾弾しながらの条件交渉はより有利に
動くはずです。

それから無農薬は勿論僕らの目指すところですが、みん
ながみんな無農薬のできる条件に居るわけでもないし
目標として常に自分の中にあることが大事なのかと。
地域の実情はそれぞれだし単に「基盤整備反対がんばっ
てね!僕がついているから一人で反対してね!」
なんてあまりにも他人事過ぎるような・・北海道まで
行って応援できない僕には無責任すぎて言えません。
やっぱり百姓である以上、長期的な視野に立ってメリッ
ト,デメリットを自分と地域の中で照らし合わせて
どちらが自分や地域の将来に幸せなのかを各々判断する
しかないのかなと思うのです。
もし僕の地域だったらどうするかを今一度僕自身考えて
みたいです。



(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)
 山田正隆   農事組合法人福地ハイランズ 
 URL
http://homepage2.nifty.com/happy_rice/
  e-mail       highlands(アットマ)nifty.com
  i-mode      highlands09021388051(アットマ)docomo.ne.jp
  docomo     090-2138-8051
  tel&fax      0574-49-1761     
  505-0421  岐阜県加茂郡八百津町福地751-11 
(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)

(1月16日 夢前町の衣笠さんから
1/20,13時〜17時
夢前町構造改善センター1F 研修室
40名程度入れます。もちろん無料です。
この施設も農林省の補助金により建設されましたが
ほとんど農業に関する事業には使われづ ”宝の持ち腐れ”
20日は、思いっきり”農業”の話を施設の神様に聞かせてあげましょう!
(1月16日 静岡の加藤さんから
こんばんは。
三田村さんのメール、読ませていただきました。
う〜ん、基盤整備200億投入ですか、儲かるのは
地元業者?役人?北海道は、公共事業が前倒しで、カットで
失業率も内地に比べて高いですよね。
むりくり、仕事を作ろうとしてるのかな。
確かに地価は、安く買い手もあまりいない圃場多いと聞きます。
無駄というか、情けない状態ですね。
違うところにお金を投資すべきですよね。
すみません、正直に思いつくまま書いてみました。
 
(1月16日 「常陸の小天狗」から三田村さんへ)
 
14日のメールを読みながらゾッとしました。
私が日頃感じていることを書きます。
今の日本ではまともな農業は続けられません。
国が農業に対する姿勢を変えない限り、夢も希望もタンボもいりません。
今は(農業や食糧に対する、国民や政府の意識が変わるまで)ジッと我慢しているしか
無いと思います。そのためには、一銭もお金を使わない事、倹約第一だと考えます。
つまり、借金などとんでもない。基盤整備をやると言うことは、少なからず農家が借金を
抱えることになります。しかも、国民の血税を使った補助金の事業だろうと思います。
後継者が一人もいない田圃に何故、税金を積み込むのでしょうか?本当に喜ぶのは
土建業者だけではないでしょうか?踊らされて、その気になっている、バカな百姓共が
目に浮かびます。安いお米にコストをかけてどうすんの?私には自殺行為としか、思いようが
ありません。そのことに気がついているのは、どうやら三田村さんだけのようです。
たとえ一人でも頑張って下さい。私達がついています。  (後ろ、見ないでね・・)
 
今日はこれくらいにして・・・さあ、みんなで三田村さんを応援しましょう。
         
                三田村さんを応援する会会長
                               常陸の小天狗
                                   kimbei(アットマ)nifty.com 
   
(1月16日 京都の四方さんから「新年会、夫婦で参加します」)
まいど!京都・綾部、志賀郷のしかたです。
我が家の大蔵省・あんたの事をなんとか省の嫁が、”あんたの事が心配。それ以上に、人生の達人である皆さんの顔を拝見して、色々伺いたい”とぬかしまして、この際に、是非とも3人の子供達を放ったらかしてでも、代かきサミットと云う新年会に参加させて頂きたいと申し、う〜ん、参加したい!と相成りました。
お手数をお掛け致しますが、寝袋持参で参ります故、どうぞよろしゅうに、おたのみ申し上げます。
それから、20日は、早々?に大阪に向かって出発致しますので、その後の行事には、参加出来ない事も併せて、どうぞ宜しくお願い致します。
 
まだまだ、新米のお百姓さんの妻です。何卒、御手柔らかに!
 
 
しかたでした。おおきに!
 
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ヘルニアに負けず、マラソン・百姓街道を走り続ける新米のお百姓さん、四方 英喜(しかた ひでき)
0773−49−9026                                             
090−5661−7021                                            
京・綾部市 志賀郷町(しがさとちょう)野上(のうえ)1番地        
zizii(アットマ)wonder.ocn.ne,jp                           

(1月15日 岡山の赤木さんから「1区画1ヘクタールは大変」
岡山の赤木です。北海道の三田村さんの意見に関連して。
米あまりから来る減反強化だの、輸入自由化だの、グローバルだの、中国野菜だのと、百姓を安楽死させることばかり、このくらいやっておきながら、200億円もの基盤整備だと?
たしかにひょうたん型の田んぼが4角になればそりゃー仕事がやりやすくなる。北海道なら今でも小さくはないはず。
 2ヘクタールもの田んぼは、規模拡大だけを目指している人の願望ですよ。そんな人たちが行政に強力に働きかけて、みんなが踊っているわけだ。予算獲得の暁には、町、道などいろんな議員さん達がいい顔が打てるわけだな。1番ほくそえむのは請け負った土建屋だ。九州の諫早湾干拓にしても、今さらなんで田んぼが要るんだ?何か利権が絡んでんだろうな。島根県にも中止を食らった似たようなものがあったぞ。現代農業でも以前、基盤整備は百姓のためにならないという特集があったぞ確か。
 私の請け負ってる田んぼに、1.1ヘクタールが2枚あります。トラクターやコンバインの作業性は確かに良い。45年前によくぞこんな大きな田んぼにしたもんだと感心する。
ノンフィクションの笑い話なんだが、稲刈りのおやっちょ2人をこの田んぼに案内したところ、あまりの大きさにたまげて、なにやら相談した後に帰ったそうな。 
 問題点を書いてみる。 
1. 均平がままならぬ。・・・これが1番の問題
  いくら土を動かしても平らにならないから、除草剤すら効きにくい。ましてや米糠除草
  なんかもってのほか。溝切も高い部分が固くなっているので切れない。
  高いところは肥切れも早いし、株も張らない。
2. 田植え後の吹き寄せがモノすごい。
  この場合のモノは、単ではなくベリーの意味。大きいだけに1箇所に溜まる吹き寄せの 
  量は半端じゃあない。
3. 代かき水の調整がむつかしい。
  全体に水がなじむのに時間がかかる。 1たび過ぎると、もうどうにもならん。落水調整 
  しようにも1日がかりだ。大雨でも降った日にゃ完全お手上げ。
 
 とりあえず思いつくのはこんなところ。
規模拡大後にだめになったもの。酪農、みかん、まだあったはず。水稲でも、少し規模が大きくなると、全ての機械・設備を一回り大きくしなきゃあならん。常に借金に追われている。なのに規模拡大によるコスト低減などと、いまだに耳にする。私の住む岡山県でも指折りの大規模農家が、青息吐息なのはなんだろう。巨人化すると小回りが効かなくなってダメのようだ。500ヘクタールのアメリカや、20分の1の賃金の中国に量で勝てるわけはない。昔の昔、恐竜は絶滅したがねずみは生き残ったもんね。
つまり言いたいことは、基盤整備して規模拡大をもくろんでいる輩は、更なる借金を抱えてあえぐことになるだろう。そこそこに機械化も進んでいるのなら、巨よりも小の利を生かすことの方が、賢明と思う。あなたの米や野菜が食べれて幸せですと、お客さんが喜んでくれるような関係の構築こそが、ネズミに例えて悪いんだが、日本の小さい百姓の生き残る道だと思うんだがどうだろう。   三田村農園がんばってください。
 
 誤解を避けるため一言こと付け加えたい。 1へクが20枚もあるようなところは別だ。逆手にとって生きることもできんことはないだろうが、奇麗事だけでは食ってはいけん。次を引き継ぐ若い人がかわいそうだ。これこそ環境に配慮した整備が望まれよう。少しぐらい棚田が広くなってもいいじゃないか。そして工事後の手入れが大切だ。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通   h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
 
(1月15日 北海道の三田村さんから「ご意見ありがとうございます」)
 
ご意見ありがとうございます。
普段の話題と違う中で、HPの宅配便にも掲載いただきありがとうございます。
補足を当ホームページにも掲載しました。
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/last.html  園主のつぶやき
また、掲示板の方へも掲載しました。
掲示板では山下さんのご意見も載せさせて頂きました。
農業基盤整備に限らず、考える事が多すぎます。
賛成、反対双方の意見のやり取りが出来たら良いなと思います。

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ふれあい体験農園みたむら
〒069−1211 北海道夕張郡由仁町岩内1614
三田村雅人
TEL/FAX 01238-7-3636
E-mail eco-farm(アットマ)topaz.ocn.ne.jp
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/
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(1月14日 北海道の三田村さんから「わが町で、こんなことが、、、」
いつもHPの宅配便ありがとうございます。
地域の話で、こんな事があるので聞いてください。
当由仁町管内の水田で、基盤整備が始まります。
国営事業で進めるこの規模は、
面積およそ1000ヘクタール
受益農家個数:120戸
総事業費:200億円
誰にとってこの事業が本当に役立つのでしょうか?
北海道では米価が下がって、反当りお米代金が10万円そこそこ。
仮に大区画の水田(一枚1〜2ヘクタール)に仕上がったところで、
1000ヘクタールで、20億円。
そんな水揚しか上がらない所へ、200億円つぎ込んでどうするのでしょう。
もちろん現状は、区画面積が小さいだけで、ちゃんとお米は採れている。
町長先頭に、期成会を作って陳情陳情。
私はこのような農政に付いてゆけません。
唯一私は基盤整備をしないと宣言します。
物理的に冬の工事が出来ないので、一作休まなければ行けないのですよ。
私にとっては失業です。
環境重視の工事をやると、農政は張り切っていますが、
当の農家でそんな事を求めているのは、一割もいません。
ほとんどの農家にとって、自己負担率(今回は7〜8%)だけが問題で、
後継者がいないのだから、売りやすいように大規格の水田にする。
そんな事が本音です。
何か違う方向に走っているようで、たまりません。
どう思われますか?
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ふれあい体験農園みたむら
〒069−1211 北海道夕張郡由仁町岩内1614
三田村雅人
TEL/FAX 01238-7-3636
E-mail eco-farm(アットマ)topaz.ocn.ne.jp
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/
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*やまちゃんから
僕は、農業関係における基盤整備とか、機械化というのを、よかったと思っています。
たとえば、畦がしっかりして、深水が出来るようになり、そのおかげで、除草剤を使わない稲作りの前提が出来たとか。
また、トラクターやドライブハローがなかったら、きっと、僕は除草剤をやめると言うことに踏み切れなかったように思うのです。
小さい頃、親父の百姓を見て、「逃げ出した」僕は、正直言って、農業の近代化に、感謝しています。
だけど、三田村さんのメールを見て、電卓はじきながら、あんぐりしています。
1枚の面積が60アールを越えると、田植えしたとき、風が吹くと、大波が立って、植えたばかりの苗が抜けてしまうと言う話を聞いたことがあります。
1枚が1〜2ヘクタールになれば、今の機械では、まどろっこしくてやってられなくなるだろうな。もっと大きな機械がほしくなるのが、人情というものだろうな。
三田村さんは、トマトなど作っているけど、転作や輪作はどうなるのだろう。
「あんまりやで」
「そこまでやっちゃ、おしまいよ」
「唯一私は、、」ということは、今のところ、たった一人の反乱なのだろうな。
三田村さん、風穴が開きだしたら、あれあれと言うこともあるよ、きっと。
  中途半端なやまちゃんより
 
P.S 1枚1haクラスの基盤整備を経験した人がいれば、使いやすくなったかどうか、教えてほしいな。

 
(1月14日 姫路の笠原さんから「米作りのテレビ見ました」)
今日昼テレビでやってました。
新潟県の佐渡で網に掛かった海草と引っかかった小魚等をを肥料にして
田んぼにまくと甘い米ができるそうです。
マグネシウムは米によいようです。

実際に実践されていました。
スタジオで米を食べて甘いといってました。

以上 笠原

(1月14日 東京の片倉さんから「ユニクロのを読んだよ」)
ユニクロのを読んだよ。
 北君のペシャワールはパスワードで撃退されたけど、ちゃんと辿り着けた。みんな、イロイロ考えるんだね。まだ大丈夫、今は平気、(だろう)という日本語に接していると、三国同盟を結んでも○○だから「戦争にはなるまい」式の日本語を思い出す。
 ユニクロがやるのかどうか分からないけど、安くて上手いものが手に入り、売れれば、どこかがやるだろうね。僕の若い頃には、オーストラリアで肉牛を飼うとか、マグロの養殖なんて、考えても見なかったものね。
 日本の農家で、アメリカに輸出とかやっているところだってあるんじゃないの?
 それにつけても、藺草や椎茸、長ネギは、どうなったんだろう。

 素朴な質問なんだけど、昔銀シャリは夢で、粟や稗いりとか、麦飯とか、サツマイモ入り、なんぞで代用して腹の虫をなだめた、なんてしきりに書かれていたけど、今、そういうのより、安い米の方が安いって時代じゃないの?それとも、やっぱ銀シャリは相対的に高い?
 もし、米の方が安いとしたら、どういうことなんだろうかね。
(1月13日 高知の奥田さんから「堆肥作りのまねごと」
高知の奥田です今年もよろしくお願いします。いつも有意義な情報もらってばかりで
申し訳ないです。
豪華メンバーの新年会参加したいのですが、今回は無理なようで残念です!

今まで「ぼかし」と鶏の「醗酵飼料」は作っているけど、堆肥は満足に作ったことが
ありませんでした。田んぼには糠と、たまにぼかしを使う程度で十分だと思ってま
す。

今回実験的に作ろうと思ったのは、いい作物を作ろうとかいう目的のまえに、鶏の鶏
糞の処理が怪しくなってきたからです。鶏糞もさらさらして匂いもきつくないし羽数
も少ないので、たかをくくっていたら近年販売量が落ちてきたのです。
うちの鶏糞でなければだめだというファンもいるけど、扱い良いペレットがいいので
しょうか?それより農家に鶏糞の需要自体が少なくなってるようで、うちでは小口の
家庭菜園用のお客さんは増えています。

今の所、とりあえず堆肥にして野外にストック出来ないかな?という後ろ向きな考え
です。本格的に作るとなると場所の問題や原料、労力コストいろいろ問題ありです
が。

今日試しに仕込みしたのは、モミガラをコンパネ枠の軽ダンプ2台分、鶏糞ボブキャット
(写真の機械)バケット8杯分に水を加えながら混ぜ高く積み上げました。醗酵菌は
使ってません。

混合比など何かアドバイスありましたら、お願いしたいです。

****************

奥田誠志
ofoku(アットマ)sun.inforyoma.or.jp
ホームページアドレス
http://www4.inforyoma.or.jp/~ofoku
 
(1月13日 福井の冨田さんから「新年会」)
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
早速ですが、新年会の方に参加させて頂きたく
お願い申し上げます。
前日と当日に所用がございまして、参加時間が
もしかしますと夕方以降になるかもしれませんが、
自分で直接会場に行きます。
 
お米の件ですが、おにぎりは持参できませんので、
白米で少し持って行きたいと思うのですが、
よろしいでしょうか?
 
取り急ぎ、参加の旨お布団の方よろしくお願い申し上げます。
 
福井県今立郡池田町 冨田善嗣
 
(1月13日 岡山の赤木さんから「新年会」)
新年会兼代かきサミットの参加ですが、前の日だけといってたのが、20日もOKになりました。そば打って夢工房も見学させていただきます。申し訳ありませんが、そば打ちを1名追加して下さい。    
               岡山  赤木
(1月12日 新しい仲間のお便りから

埼玉で水稲100a、手抜きの慣行移植栽培を見ています。
現状は斑点米や粃の混入が多く炊飯しても味が落ちます。
斑点米は除けばいいという国や飯米に斑点米があっても
気にしない国もあります。アメリカと日本は気にしています。
カメムシの抜本的な制御法を編み出す必要があります。
畑は12a。これは栽培する作物が分からず、草抑制と手間抑制に
夏はタヌキマメを植えてロータリーをかけています。
「HPの宅配便」を拝見して時折意見交換させていただきたいと、
思います。生物研、平井
**ユニクロ情報
「ユニクロが野菜販売に進出」のニュースが、新聞、テレビに流れました。
トマト農家の加藤さんが、「みなさん、どう思われます」と、問いかけたところ、
いっぱい、いっぱい、情報や意見が寄せられました。
かくいうやまちゃんの声も「兵庫県のYさん」として出ています。
関心ある方、ご覧ください。
http://www.kato-farm.com/koredaktop.htm
(1月11日 京都・綾部の四方さんから)
(細字の文章は、やまちゃんから四方さんに宛てたメールです)
井上さんが来てくれて、うれしいです。
はい、あのрフ横に、井上さんちに皆勤賞のしかたひできクン、参加誘いのプリントアウトした用紙渡して、その横に居て電話聞いとりました。
当日、「除草剤を使わない稲作り(農文協)」のビデオと、綾部のビデオ(相変わらず借りっぱなしで、すんまへん)なんの、どっこい!を上映してから、後藤さんの話をじっくり聞きたいなと思っています。あ〜っ、恥ずかし。そこで、そやそやと思ったのが、あのビデオに出てくる次男坊、農業高校に行ってるんやったね。一緒に、きませんか?
先生にいうたら、出席扱いにしてくれへんやろか?
農業やるやらないはともかく、ええ勉強になりまっせ。
ほんまです。そない、思います。が、その日の事、次男坊の悠輔に聞いたら学校は休みだそうです。しかしながら、”俺は、進学目指して、その日も勉強する”(何処へや?)とか申しやがって、参加出来んと、先ほど確認とりました。
彼、私に似ず、嫁に似ず、・・・シャイなんです。
代わりに、我が家の大蔵省・あんたの事をなんとか省 が、パートでのハードスケジュールを変更して、参加出来るかも知れません。
そうなれば、ひとつ、顔見て、多いに笑ってやって下さい。
極道の妻ならず、新米お百姓の妻です。
 
みんな人生の達人ぞろいやから。
ほんじゃ、ということで、
しかたでした。おおこに!
 
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ヘルニアに負けず、マラソン・百姓街道を走り続ける新米のお百姓さん、四方 英喜(しかた ひでき)
0773−49−9026                                             
090−5661−7021                                            
京・綾部市 志賀郷町(しがさとちょう)野上(のうえ)1番地        
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(1月11日 大阪の小圷さんから「遅ればせながら」
皆さん、明けましておめでとうございます。
大阪の小圷です。

新年早々、岡山の赤木さんをはじめ、熊本の後藤清人さんらの
農業生産に向けての熱い思いが伝わるお便りを拝見し、
寒さに震えて縮こまっているわけにはいかないなぁ・・・
という思いにかられている、ひ弱な第3次産業従事者です。

赤木さんの
>分からん者は口出しすなと御用学者は必ず言う。
>残留農薬より危険な物質が、自然界にはわんさとあるのを知っているのか、
>などとものたまわく。すぐ専門用語や横文字を出して、
>これのわからん奴は論議する資格なしときやがった。
>煙に巻こうとしてるんだな。
>ざーけんじゃあねえよ。科学という土俵に上がらなくとも、
>ど素人でもモノを言う資格はあるんだ。

>農薬の是非を論じる場合、大抵が残留性と食った生き物への影響だ。
>百姓の健康のことは、これっぽっちも出てきやしねえ。

という発言に、『そうだ、そうだ!』と相槌を打って、頷いてしまう。
そして、なによりも、

>農作業初めの第1歩は、田畑の精霊にお祈りすることから始まるんだよ。
>これを忘れると農耕民族ではなくなってしまう。

という言葉に、「農業は、春先から着手するもの」と思い込んでいた自分の
余りの無知さに愕然としてしまいました。
また、『田畑の精霊にお祈りする』とは、よくぞ仰っていただいた。
そう、そう・・・今日の日本にも脈々と受け継がれている精神の
バックボーンとは、精霊信仰なのだと思います。

そして、その精霊の言葉に耳を傾けることが、科学することの原点で、
そうすることで、「農作こよみ」が出来てくるんでしょうね。
以前に、野菜農家の方が、
「毎日のように畑を見回ると、野菜が何を欲しがっているのか分かる。」
と言ったのを思い出しましたが、同じことを云わんとしているのでしょうね。

>やまちゃんへ
連絡が遅れてしまいましたが、まだ間に合えば、1/19〜20の新年会に出席
させてください。皆さんの米作に向けての熱い思いと苦労話をお聞きしたい。
可能なら、手製のドブロクはないので市販の一升瓶を抱えていきます。

小圷 敏文
moku_23(アットマ)hotmail.com 
 
**やまちゃんから
なんのかの言うてるうちに、だいぶにぎやかになってきそうやね。
今日、FAXで兵庫県市島町の澤田さんから3人申し込みがありました。
世話人は、場所の提供だけ。
おみやげは、みんな自分の手でつかんでかえってくださいという、
手抜きで行きますので、どうぞよろしく。
なお、当日の緊急連絡は、
090−8385−3154(高砂の前橋さんの携帯)
にお願いします。
(1月10日 茨城の小長谷さんから「赤木さんの採取法の記事について」
山ちゃんへ
いつも有益な情報を有難うございます。
現代農業に掲載されていた
 「自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp」 
さんの種子採りの方法、卓越していましたね。世の中にこれほど解り易く種採りについて説明されたものを目にするのは初めてです。自分も大いに参考にさせていただきたいと思います。

小長谷裕宝
 
*やまちゃんから
小長谷さんが言うんだから、いい線行ってるんだね。
僕は、エッチな物言いに、ただニタニタしてたんだけど。
ところで、赤木さん、この間、イグサに絡めて、
農薬の問題に「べらぼーめ、こんちくしょう」と言ってたでしょう。
「他流試合」やってくれるといいのにな、なんて密かに思ってるんですよ。
相手は、西田立樹さんという若き農薬研究者の主宰する「農薬ネット」
(正しい農薬の知識を身につけるためのメールマガジンを発行しています)
http://nouyaku.net
そこの掲示板が、なかなかおもしろい。
のぞいてみてください。
そして、興趣がわけば、やってみて、その中身を教えてもらえると、ありがたいな。
  
(1月10日 京都・綾部の井上さんから「代かきサミット、家族で行きます」)
井上さんから電話があって、「親子4人で行きます。」
それと、井上さん、五百万石という酒米を作ったそうだ。
「どぶろくを作りたい人があれば、酒米、いくらでも無料でプレゼントします」
「送料、そんなもん、いらん。お遊びでやっているんやから」
と言うことでしたが、送料くらい自己負担してあげてください。
綾部の井上組に、松尾博子さんというかたがいて、彼女が、麹を作っています。
こちらは、1Kg1000円です。ご希望の方、あわせてどうぞ。
井上さんの連絡先は、TEL0773−43−1356です。
(綾部市志賀郷町町の下6)
酒米は、今度の新年会に持ってきてくれるそうです。
 
どぶろくと言えば、栃木の上野長一さんが、新年会に合わせて、送ってくれることになりました。
「そのどぶろくをもと種にすれば、簡単にどぶろくが作れますよ」
(1月9日 岡山の赤木さんから)
岡山の赤木です。いつもお世話になります。
代かきサミットに殻付き牡蠣持参で参加しますが、1日目だけです。20日はのっぴきならぬ用事の為に昼前には帰っておかなければなりなせん。まっこと残念です。夢前町の夢工房を訪ねてみたかったな。
  
(1月9日 京都の土佐さんから「新年会、行くぞー。よろしく」)
新年会参加しまーす。綾部の四方さんと打ち合わせをして一緒に行くつもりです。
ただいま雪にも負けず椎茸の原木を切り出しています。農機具をチエンソーに持ち替
えて、しかし寒いのだ。
去年までの地下鉄とビルの中で過ごした冬場はなんだったのか。鼻水が垂れるという
現象を30年ぶりに体験した。
毎朝「おりゃ〜」の気合とともに家を飛び出し、後は振り返らない。悲壮な決意です
(オーバーかな)
差し入れは藁灰の灰汁で作った自家製蒟蒻。刺身で食べると絶品(?)ですぞ!
その節はよろしくお願いします。
*******************************
土佐祐司(とさゆうじ)
y.tosa(アットマ)galaxy.ocn.ne.jp     Tel 0773−58−2265
京都府 天田(あまだ)郡 三和(みわ)町 岼(ゆり)595
*******************************
**熊本の後藤清人さんの稲作り
   私の米つくり 「半不耕起と土着菌でトロトロ層」(資料室参照)

(1月8日 岡山の赤木さんから「強風だ」)
 
西高東低の冬型気圧配置になると、私んとこでは乾燥した北西の風がめちゃ吹きます。
正月以降この北風小僧の勘太郎にやられっぱなしで、金柑の葉が脱水症状で、巻いてしまいました。実もプリプリだったのがしなーっとなったようです。
 その風の中、小生は田んぼの高低ならしに毎日精出しています。
 タマネギの保温と草対策を兼ねてかけていた籾殻が、半分ストリップ情態・・・ん! 状態です。私の辞書機能は時々色いろ気を利かしてくれます。嫁さん広腔とか、以降が囲肛とか。なんで嫁はんの穴が大きくなったり、尻の穴の周りやんねん。私の心中を読んどるな。
 タマネギが出たついでにおもろいやり方を1つ。
収穫の後、涼しいところに吊り下げて保管するんですが、束ねるのは自重で首が絞まるようにくくります。その先、横にわたした竹ざおに吊るすときの裏技です。 多くの人が束ねた紐の余分を利用して竹にくくりつけていますが、手の力を抜くとタマネギが下にずり落ちてしまうので,結び終わるまで気が抜けません。
 そこでだ、本来竹に結ぶ紐を輪を作るように引き解きに結び、(私の場合は蝶ちょ結びよりもっと簡単なやつ)その輪の中に、前もって針金で作っておいたS字型の1方を引っ掛け、もう片方を竹ざおに引っ掛けておしまい。それは楽ちんな方法です。やまちゃんにぴったしだと思う。
 タマネギ側は小さく曲げて、竹側は当然大きく曲げます。太さは目方で曲がりがのらない程度にする。3mm径ぐらいだったら2重にしないと、しばらくしたら落ちてしまいます。
 今夜は別の事を書くつもりが、タマネギになってしまったわい。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp 
 
*やまちゃんから
太い針金で、変形S字のつり下げ部品を作ってみようという話だな。
この冬の間に作っておいてやったら、かみさんが喜びそう。
タマネギは、軽トラ(4駆)で乗り入れできる田んぼがいいね。

(1月6日 岡山の赤木さんから)

田んぼの高低を均すトラクターダンプです。
土をすくい取る刃が、バケットの前にあるタイプと後ろにあるタイプがあります。私のは後ろです。土を降ろすとき、バケットの高さによって1度に全部排出したり、半分だけ落として少し移動して残りを落としたりもします。
 すくい取るのは、ほんの数秒で1輪バケット車3倍分ほどで入ります。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
 



(1月6日 京都の奥村さんから「あけましておめでとう」
あけましておめでとうございます。
昨年は、貴重な情報の数々をいただき、有難うございます。去年は、体調を崩して、10日ほど入院して、気合がはいらずに、農作業は、もっぱら嫁さん主導のもとに推移しました。収穫は、5石4斗、前年より、1袋の増収でした。野菜も花もみごとな出来具合でした。
 今年は、55歳になり、営業から離れ(戦力外通告)工場で定時間の勤務になり、今までより時間が取れそうなので、気合を入れて、物作りをしようと思っています。今年も、数々の情報をよろしくおねがいいたします。
 今年の正月も例年のごとく、元日は、お雑煮を祝って、八大神社(氏神さん)での、「奉納謡」、新年の挨拶。2日は、嫁さんの実家、洛北静原(大原と鞍馬の中間)での新年会。3日は、当家の新年会。「あっ!」というまにすぎました。今ごろになって、やっと、気持ちに余裕が出てパソコンにムに向かっています。 
     今年もよろしくお願い致します。  奥村 陽

*北海道の三田村さんから
 
今年も「もりもり盛りだくさん」の情報ありがとうございます。
当園の「現代農業」誌デビューも、昨年の「全国お米交換会」からの流れでした。
2月号は赤木歳通さんも登場で、採取の意味を教えられました。

当園の混植栽培米は産直用です。
販売の時の名前がなかなか浮ばず、今回公募する事となりました。
ベストネーミング賞は、どーんとお米一俵差し上げます。
締め切りは1月31日。
詳細はホームページからどうぞ!

来年もよろしくお願い致します。

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ふれあい体験農園みたむら
〒069−1211 北海道夕張郡由仁町岩内1614
三田村雅人
TEL/FAX 01238-7-3636
E-mail eco-farm(アットマ)topaz.ocn.ne.jp
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/
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**岡山の赤木さんから「新年めでたし祝着至極」
全国の皆さーん 岡山の赤木です 謹賀新年。
 田んぼの神様にこの一年の豊作をお願いして、私もおかざりを苗代に立てましたよ。
農作業初めの第1歩は、田畑の精霊にお祈りすることから始まるんだよ。これを忘れると農耕民族ではなくなってしまう。
 さて、年の初めの情報発信は除草剤からだ。
今手元に、ある除草剤のパンフレットがあります。注意事項の1つに、い草作付け予定地には使用しない事と書いてある。 ちょっと待てよ、田植え後に散布してから、い草の植付けまでには6〜7ヶ月もあるぞ。それも種を蒔くんじゃなくて、大きな株を割ったやつを植えるはずだ。それでもい草に影響するっちゅうのかや。最近の除草剤は空気に触れたり、日光に当たると分解して効果がなくなると聞いているんだがな・・・・。農薬全体が易分解性になっているとも聞いてはいるが、ありゃあ百姓や国民を欺くための宣伝かや。分解するといっても、炭酸ガスと水になるようなもんじゃないだろう。鎖の1部がチョンと切れて、別のものになるだけじゃないのかな。ここから先は私にはわからん。 分からん者は口出しすなと御用学者は必ず言う。 残留農薬より危険な物質が、自然界にはわんさとあるのを知っているのか、などとものたまわく。すぐ専門用語や横文字を出して、これのわからん奴は論議する資格なしときやがった。煙に巻こうとしてるんだな。  
 ざーけんじゃあねえよ。科学という土俵に上がらなくとも、ど素人でもモノを言う資格はあるんだ。政治家でなくても政治に意見を言うことは許されてんだぞ。同じ事じゃあねえか、ばかにすんなよこんちきしょうめ。
 農薬の是非を論じる場合、大抵が残留性と食った生き物への影響だ。百姓の健康のことは、これっぽっちも出てきやしねえ。私の周囲にビニールハウスがいろいろあるんだが、おやじ・嫁はんの健康がどうもいけねえ。これはまぎれもない事実だ。あまり書きたかないんだが、天寿が全うしにくいようだ。共通してることは、発病部位は違うんだが○○という病名が最後につく。後は想像してくれ。因果関係が誰も証明できんから、責任の追及も出来ん。百姓が自分で背負って彼岸のかなたまで持って行ってる。同じ百姓として残念至極だ。
 変異原性認められずなんてのも大嘘だと私は思っている。足立(安達?)ケ原の鬼ババーも、最初から包丁は見せんもんね。かの毒入りジュースに使われたパラコート剤も、その筋の人に言わせれば、光合成をする植物と人間とは仕組みが違うから危険ではありませんと、ある講習会ではっきり断言しやがった。たらふく飲ませてやりたかったね。その後、農薬の安全性を声高にうたった印刷物を何回も送りつけてきたもんだった。
 
 正月早々かなり過激な発言になってしまい申し訳ない。自然を愛し環境を考える百姓を自負する小生の心意気をお汲みいただければ祝着至極。本年もよろしくお頼みもうす。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓 赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
***兵庫県稲美町の本岡さんから「ちょっとたいへん!!!」
   土がこんなんなっちゃってますけど・・・ (代かき途中)

 

 昨年6月の画です 麦刈りの後に水を入れて代かきをはじめたのですが たんぼの中心線に沿って
地面が高いのに気づきました。 

 

 H11年麦ーH12年緑肥ーH13年麦と減反していて代かきをしなかったので
忘れていたのですが たんぼの地面を凸の形にすれば周囲に排水溝を掘るだけで
排水もうまくいくんではないかといった思いつきで H10年にたんぼの中央に土を
寄せたのでした。でもこの程度では排水の効果なしです。

 コンバインで麦刈り作業をするのに 排水溝は非常にじゃまっけで作業性が悪くて
その上コンバインを溝に落としたときに(脱輪?) 大切な刈り刃が土に刺さって欠けるなど 
いいことなしです。

暗渠が排水にいいのはわかっていますが、井原さんの本に書いてあるように「安い麦を少しとるために
投資がすぎては台無し」 肝に銘じています。

 

 なんとか代かき終わりました。ちょっと気になるところもあるのですが元が元だけに
これでよしとしました。麦も刈らなきゃいけないことだし

で 私がどのようにして仕上げたか とか おいらだったらこうする こんなやり方もあるよ
と言うメールをいただければありがたいです。

 今年も皆さんとともに
            稲美町 本岡哲司


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